JPH01244777A - パチンコ機の表示装置 - Google Patents

パチンコ機の表示装置

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JPH01244777A
JPH01244777A JP63071757A JP7175788A JPH01244777A JP H01244777 A JPH01244777 A JP H01244777A JP 63071757 A JP63071757 A JP 63071757A JP 7175788 A JP7175788 A JP 7175788A JP H01244777 A JPH01244777 A JP H01244777A
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Kenkichi Nakajima
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Heiwa Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、個々に識別情報を有する複数の表示媒体をケ
ース部内に封入し、上記表示媒体から1の表示媒体を選
択して該表示媒体を遊技者に可視表示するようにしたパ
チンコ機の表示装置に関する。
〈従来の技術〉 周知のように、従来のパチンコ機における表示装置とし
て、電気的に識別情報の表示状態を可変可能な電気的可
変表示装置がある。この可変表示装置は7セグメント表
示器やランプ、あるいは複数の図柄を描いた回転ドラム
等からなる。そして、従来のパチンコ機は、上記可変表
示装置の各表示状態が有する識別情報、例えば数字や図
柄に基づいて、遊技盤に設けた変動入賞装置を打球が入
賞し難い第1状態と、打球が極めて入賞し易い第2状態
とに変換可能に構成しである。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来のパチンコ機における可変表示装置
は、表示窓に1つの数字や図柄しか見ることができず、
または上記数字や図柄は平面的に表示されているので立
体感がない。
また、遊技者は遊技中に変動入賞装置を遊技者にとって
極めて有利な第2状態に変換させるべく、変動する数字
や図柄等の識別情報を選択することができるが、選択す
るというよりもむしろ単に変換を停止させるという行為
であって、多くの識別情報の中から当りを選択するとい
う技術的介入や期待感がほとんどない。
また、従来の電気可変表示装置においては、特定の識別
情報が出現する確率を変更するには、制御装置のプログ
ラムを変更したり、回転ドラム等との構造を変えなけれ
ばならず、極めて面倒である。
く課題を解決するための手段〉 本発明は、上記に鑑み提案されたもので、個々に識別情
報を有する表示媒体をケース部内に複数封入し、該ケー
ス部には特定の識別情報を検出可能な検出手段を設ける
と共に、複数の表示媒体から1の表示媒体を選択する選
択手段を設け、該選択手段で選択した表示媒体を遊技者
に可視表示すると共番乙該表示媒体が特定の識別情報を
有している場合には上記検出手段が検出信号を送出する
ようにしたものである。
〈作用) 複数の表示媒体を封入した閉鎖系において、選択手段に
より選択した表示媒体を可視表示すると共に、特定の識
別情報に感応する検出手段により特定の識別情報を有す
る表示媒体を選別することができる。
〈実施例〉 以下、本発明を図面の実施例について説明する。
パチンコ機lの前面枠2には、第1図で示すように、遊
技盤3と、発射杆(図示せず)を回転駆動して球を遊技
盤3の表面の遊技部3′内へ打ち込むためのハンドル4
と、前記発射杆により発射する球を入れておく上皿5を
有する前面パネル6と、上記上皿5に賞球排出装置(図
示せず)から流下した賞球を排出する賞球排出ロアと、
上皿5から溢れた余剰法を貯留する下皿8等が配設され
、上記前面パネル6には後述する電気的可変表示装器の
表示態様を停止させるための変動時間短縮スイッチ9が
配設されている。
遊技盤3の遊技部3′内には複数の始動口10と、肩上
−フロllaと、所謂チューリップなどの役物セーフ口
llbと、中央役物ユニット12と。
変動入賞装置13と、アウト口14とが配設されており
、球がセーフ口lla、llbや変動入賞装置13など
に入賞したときに賞球排出装置によって賞球が排出され
、いずれにも入賞しなかった球はアウト口14に回収さ
れるように構成されている。
そして、本発明に係る表示装置は上記中央役物二二ッ[
2に組み込んであり、上記表示装置の概略は、閉塞する
一つの系を構成するケース部15と、該ケース部15に
封入した個々に識別情報を有する複数の表示媒体16と
、上記複数の表示媒体16から1の表示媒体16を選択
する選択手段17と。
この選択した表示媒体16が有する識別情報を検出する
検出手段18とを有し、選択手段17で選択した表示媒
体16を遊技者に可視表示すると共に、該表示媒体16
が有する識別情報が所定の識別情報であった場合に、上
記検出手段18の検出信号に基づいて遊技者に有利な特
別遊技に移行することができるようにしたものである。
中央役物ユニット12は遊技盤3に取り付ける取付基板
19を有し、該取付基板19には前方に突出すると共に
上方に向いて開口する天入賞口20を設ける。この天入
賞口20の下方には内部を透視可能なケース部15を設
け、該ケース部15の下方には中央表示枠21を設ける
と共に、該中央表示枠21の左右に左表示枠22及び右
表示枠23を設けてなり、各表示枠21.22,23が
表示する識別情報が所定の組合せ態様を構成した場合に
特別遊技に移行可能にしである。尚、第2図に示す中央
役物ユニッ)12は前面に添設する内部を透視可能な前
飾り板24を省略している。
上記ケース部15は、後述する打ち上げ樋等と共に閉塞
する一つの循環系を構成し、透明なカバー部材25を支
持基板26の上面に止着してなる。このケース部15内
には支持基板26に設けた第1モータ27を駆動源とし
て回転する回転盤28を収設する。
また、ケース部15内には表示媒体16としての球体2
9を複数個封入する。そして、上記回転盤28には上記
球体29が嵌入可能な上下方向に貫通する嵌入孔30を
球体29の個数分を設けると共に、回転盤28の上面に
は周縁方向の緩い傾斜を設ける。従って、回転盤28に
乗った球体29は上面を転動していずれかの嵌入孔30
に嵌入し、回転盤28と共にケース部15内で回転する
。そして、遊技者はこの回転状態をカバ一部材25を通
して視認できる。
上記回転盤28は支持基板26に軸着しであるが、図示
の実施例によれば、カバ一部材25の内面に設けた軸受
部31に挿着した回転軸32を回転盤28の軸孔33に
回転自在に挿通し、また上記回転軸32を更に支持基板
26の下方に延出させている0回転盤28の周囲には歯
車部34を設け、該歯車部34と第1モータ27の駆動
軸35に嵌着したギヤ36とを噛合させて第1モータ2
7の回転力を回転盤28に伝達する。上記第1モータ2
7は支持基板26の下面側に設けてあり、駆動軸35を
支持基板26に開設した遊合口37を通して支持基板2
6の上面に延出させている。
支持基板26には球体29が通過可能な球体落下口38
を開設する。この球体落下口3日は回転盤28に設けた
嵌入孔30と同一円周上に位置し、嵌入孔3oと球体落
下口38が連通ずると、嵌入孔30の球体29が球体落
下口38から落下する。そこで、球体落下口38の下面
には、該球体落下口38を閉止可能なシャッタ一部材3
9を臨ませる。該シャッタ一部材39は上記回転盤28
の回転軸32と共通な軸32′ を支点に揺動可能であ
る。具体的には第3図に示すように、シャッタ一部材3
9の下面に植設したビン39′ を落下用レバー40の
一端に設けた連絡孔40′ に遊嵌し、該落下用レバー
40を落下用クランク41を介して選択ソレノイド42
に連絡してなる。
従って、選択ンレノイド42が消磁した状態(第5図中
破線の位置)では1選択ソレノイド42のプランジャ4
2′ に設けたスプリングにより、シャッタ一部材39
の扇形の閉止部43が落下口38に臨んで落下口3日を
閉止し、回転盤28の嵌入孔3oに嵌入した球体29を
下側から支えているので球体29が支持基板26の下方
へ落下しない。一方、選択ソレノイド42を励磁すると
、選択ンレノイド42のプランジャ42′が摺動して落
下用クランク41がビン41′ を支点に揺動し、落下
用レバー4oがスライドしてシャッタ一部材39が軸3
2′ を支点に揺動し、支持基板26の球体落下口38
とシャッタ一部材39に設けた取込口44とが連通して
球体29が支持基板26の下方へ落下する。この選択さ
れた球体29は取込口44から中間基板45上に載る。
そして選択ソレノイド42が消磁するとシャッタ一部材
39が戻り、取込口44の球体29を球体落下口47ま
で運んで落下させる。従って上記シャッタ一部材39と
選択ソレノイド42等により1の表示媒体1G(球体2
9)を選択する選択手段I7を構成することができる。
球体落下口38の下方には特定の識別情報を有する球体
29にのみ感応する第1検出手段18aを設ける。この
実施例では識別情報として金属体、非金属体のもつ磁性
の違いを利用しているので、金属体を検出可能な、例え
ば検出部を金属体が通過する際にコイルのインダクタン
スが変化することを利用した近接スイッチを用いる。尚
、本実施例では上記第1検出手段18aを中間基板45
に設けた棚部46に収設し、中間基板45には球体落下
口47を開設し、また棚部46にも通孔を開設しである
上記第1検出手段18aの下方には、球体排出装置48
を設ける。この球体排出装置48は、図示の実施例によ
れば、中央表示#21の見込み方向に摺動可使な摺動枠
49を有し、該摺動枠49には上下方向に連通する球受
開口部50を設けである。この球受開口部50には全て
の球体29に感応する第2検出手段+8bを臨ませる。
この第2検出手段18bは金属球でも非金属球でも検出
可能なように接触スイッチや光スィッチからなる。
上記摺動枠49はジヨイントレバー51及びカム板52
を介して第2モータ53と連絡してあり、第2モータ5
3が回転すると、摺動枠49は中央表示枠21の見込み
方向に後退する。このために、第2モータ53の出力軸
54にカム板52を止着し、該カム板52に設けた連絡
ピン55をジヨイントレバー51の一端に設けた連絡孔
56に遊嵌し、上記ジョイントレ/< −51の他端に
設けた遊合孔57にW着ビン58を通し、該止着ピン5
8を摺動枠49の後方に止着しである。尚1図示の実施
例ではカム板52に切欠59を設け、該切欠59に位置
検出用マイクロスイッチロ0を臨ませて所定の位置で摺
動枠49が停止するようになっている。
上記のようが球体排出装置48において。
第2モータ53を回転させるとカム板52が回転し、該
カム板52に設けた連絡ビン55によりジヨイントレバ
ー51が引かれて摺動枠49が後方に摺動する。
このとき、摺動枠49に設けた球受開口部50が中央表
示枠21の底板61に開設した球体排出口62に連通し
、上記球受開口部50に嵌入している球体29を球体排
出口62から下方に排出する。そして、上記第2モータ
53が更に回転すると、カム板52が更に回転して摺動
枠49を前方に押して元の位置に復帰する。
L記摺動枠49は前面部も開放しており、この前面部に
透明な表カバー63を添着し、中央表示枠21に設けた
窓部64を通して球受開口部50の入った球体29を遊
技g13の前面から目視可能にしである。また、窓部6
4の左右には内部にランプを収納した表示灯65を設け
である。
球体排出口62の下方には球体29が、転勤可能な傾斜
を有する排出樋66を設け、該排出樋66の下端を前記
ケース部15に連通ずる打ち上げ樋67に連絡する。ま
た、上記排出樋66の傾斜下端には球体29を打ち上げ
る打ち上げ機構68を設けである。この打ち上げ機構6
8は励磁した時に上方に突出するプランジャ69を有し
た打ち上げソレノイド70かもなり、排出樋66の傾斜
下端に形成した打ち上げ位置68′に上記プランジャ6
9が臨む、また、上記打ち上げ位置68′ には打ち上
げ確認スイッチ71を設ける。この打ち上げ確認スイッ
チ7!は全ての球体29に対して感応する。
打ち上げ樋67の先端部67′は逆U字状に曲折しおり
、該先端部67′ を前記したカバ一部材25の上方に
開口させた球体取入ロア2に連通させる。従って、打ち
上げソレノイド70を励磁すれば、打ち上げ位置68′
 にある球体29を上方へ打ち上げて球体29をケース
部15内に戻すことができ、ケース部15と球排出樋6
6と打ち上げ樋67は閉鎖するーっの系を構成するもの
となる。
上記のような構成の表示装置において本実施例ではケー
ス部15内に夫々異なる色彩に着色した10個の球体2
9を封入しているが、球体29のうち1つを金属球とし
て例えば金色に着色し、他の9個の球体29を非金属体
である例えば合成樹脂球として夫々白、赤、青、緑・・
・など異なる9色に着色しである。従って、各球体29
は色彩による識別情報のほかに磁力に感応するかしない
かという目に見えない識別情報を有することになる。そ
こで、本実施例は球体29が個別に有する色彩による識
別情報を遊技者に可視表示すると共に、視覚で確認でき
ない識別情報を遊技に関係する識別情報として利用しよ
うとするものである。
上記のように構成した表示装置において、遊技者は、ケ
ース部15に封入した異なる色に着色した各球体29(
以後、図柄法という、)をカバ一部材25を通して目視
できる。また、各図柄法は回転盤28に設けた嵌入孔3
0に嵌入して回転盤28と共に回転しているが、特定の
条件が成立したのち、所定の時間が経過するかあるいは
パチンコ4!11の前面枠パネル6に設けた変動時間短
縮スイッチ9を遊技者が操作して選択ソレノイド42を
励磁した場合に、シャッタ一部材39が軸32′ を支
点に揺動し。
支持基板26の球体落下口38とシャッタ一部材39の
取込口44とが連通して、嵌入孔30に嵌入している図
柄法は取込口44に落下する6次に、選択ソレノイド4
2が消磁することにより、取込口44の図柄法は球体落
下口47の位置まで運ばれ、中間基板45の球体落下口
47及び第1検出手段18aの検出口、更に棚部46の
通孔を通って摺動枠49の球受開口部50に落下する。
このとき遊技者は窓部64を通して球受開口部50に落
下した図柄法を目視でき、何色の図柄法が落下したか確
認できる0選択ソレノイド42は消磁しているのでシャ
ッタ一部材39が戻り回動して球体落下口38を塞ぎ、
他の図柄法が落下するのを防止している。
上記のようにして球受開口部50に落下した図柄法が金
属体からなる金色の図柄法の場合には、取込口47に臨
ませた第1検出手段18aである近接スイッチが感応し
、検出信号を電気的制御装置(図示せず)に向けて送出
する。一方、赤、白・・・の他の色彩の図柄法の場合に
は非金属体であるために上記第1検出手段18aは検出
信号を送出しない。
そして1球受開口部50に落下した図柄法は該球受開口
部50に臨ませた全ての図柄法に対して感応する第2検
出手段18bにより入球が確認され、入球から所定時間
の例えば0.5秒後に第2モータ53を回転させて摺動
枠49を後方へ摺動させる。中央表示枠21の底板61
には球体排出口62を設けであるので、該球体排出口6
2と球受開口部50が連通して図柄法を排出樋66へ排
出する。尚、遊技者はカバ一部材25及び窓部64を通
して図柄法の落下を目視することができ、自分が何色の
図柄法を選択したかを確認できる。
排出樋66に排出した図柄法は該排出樋66を転勤して
打ち上げ位置68′ で停止する0図柄球が打ち上げ位
置68′ に転入したことを打ち上げ確認スイッチ71
が検出すると、打ち上げソレノイド70を所定時間励磁
して図柄法を打ち上げる。尚、本実施例では球体29が
打ち上げ位置68′ に安定してから球体29を打ち上
げるように打ち上げ確認スイッチ71がオンしてから0
.2秒経過後に打ち上げソレノイド70を30m秒励磁
し、また、打ち上げた図柄法がケース部15内に確実に
還流し、打ち上げ樋67を逆戻りしてこないことを確認
するために、上記ソレノイド70が消磁してから1秒間
制御装着にチエツクフラグを立て打ち上げ確認スイッチ
71の検出信号を待つ。即ち、1秒以内に打ち上げ確認
スイッチ71が再びオンしない場合には打ち上げた球体
29が確実にケース部15内に戻ったと見なすのである
。尚、ケース部15の球体取入ロア2ないし打ち上げ樋
67の途中に別途検出器を臨ませて図柄法がケース部1
5に戻ったことを確認するようにしてもよい。
上記のようにして、ケース部15内に封入した図柄法を
循環させ、循環する図柄法を遊技者に目視させれば、図
柄法を一種の表示手段とする従来に例を見ない表示装置
を構成することができる。そして、このような表示装置
によれば、回転、落下、後方への摺動なと、立体的な動
きのある表示が5丁能になる。また、従来の表示装置の
ように変動する表示を単に停止させるというよりも、異
なる色彩の図柄法から1つの色彩の図柄法を選択すると
いう行為によって、遊技者の意思をより明確に遊技に反
映させることができ、興趣に富むパチンコ遊技が可能に
なる。
尚、上記した説明では識別情報として表示媒体16が磁
力線に対して感応する金属製であるか感応しない非金属
製であるかで識別しているが、表示媒体16の形状や大
きさ、材質や重量の違い、あるいは透明、不透明に係る
光の透過率や反射率の差異等による識別も、光スィッチ
や感圧スイッチ等を利用して、あるいは紫外線や赤外線
等の適用により可能である。
また、ケース部15内に封入する表示媒体16の数を変
更したり、特定の識別情報を有する表示媒体16の割合
を変更することにより、特定の識別情報が出現する率を
容易に変更することができる。
次に、上記のような構成の表示装置を設けた中央役物ユ
ニット12を有するパチンコ機工を遊技に沿って説明す
る。
中央役物ユニット12は、上記のような構成の表示装置
を有する中央表示枠21と、該中央表示枠21の左右に
更に従来の電気的可変表示器を有した左表示枠22及び
右表示枠23とからなる。
また、パチンコ機1の遊技盤3に設けた変動入賞装置1
3は、球が大入賞ロア3へ入り難く遊技者にとって不利
益となる第1の状態と、球が入賞し易くして遊技者にと
って利益となる第2の状態とに変換可能であって、基板
74に形成された大入賞ロア3と、該大入賞ロア3を覆
う球受部材75と、該球受部材75を開閉する開閉機構
(図示せず)等から構成されている。
開閉機構は例えば駆動ソレノイド5OLI (図示せず
)を駆動源として球受部材75を開閉するものであって
、駆動ソレノイドSQL 1が消磁しているとき球受部
材75が大入賞ロア3を閉止して上記した第1の状態と
なり、駆動ソレノイドSOL 1を励磁したとき大入賞
ロア3を開放して第2の状態になる。
尚、図示の実施例では球受部材75を基板74の前面で
横方向に開閉するχ片状のものを示しているが、球受部
材75は基板?4に対して前方に開閉するゲート状のも
のでもよい。
大入賞ロア3には継続入賞ロアロを設け、該継続入賞ロ
アロには!!続スイッチ77を臨ませる。
一方、左右の表示枠22.23に臨ませる電気的可変表
示器78は、電気的表示態様によって複数種類の識別情
報を表わし、その電気的表示態様を可変とすることによ
って所定種類の識別情報を夫々順次的、かつ周期的に表
示可能なものであって、図面に示す電気的可変表示器7
8は、明暗の度合を切り換えると共に表示する色彩を赤
と緑に変換するようしたものである。この電気的可変表
示器78は、取付基板19に形成された窓枠79と、こ
の窓枠79にその背面側から装着される表示部材80と
から構成されている。表示部材80は7セグメントLE
Dからなる所謂デジタル表示器であって、その7つセグ
メントの表示態様をもってO〜9までの数字とアルファ
ベットのH(以後、このO〜9及びHを図柄と略称する
。)を表示できるようになっており、その図柄が識別情
報とされるものである。また、本実施例では、各セグメ
ントが赤及び緑の2色のLEDを有し、赤色及び緑色の
表示が可能になっている。
次に第7図において、81はタイマ、データの演算等に
使用されるRAM等からなる中央演算処理装設(以下C
PUという)、82はCPU81に所定のパルスを供給
するクロック回路、83はCPU81をリセットするリ
セット回路、84は電源投入時にCPU81等を初期状
態とする電源リセット回路、85は上記リセット回路8
3に所望のパルスを供給するための分周回路、86は上
記CPU81を作動させるためのプログラム及びデータ
が格納されているメモリー(以下FROMという)、8
7は入出力制御装置、88はLEDデコーダ回路、89
はLEDドライブ回路、90はLED接続回路、91は
LED表示デユーティ−切換回路、92はLED表示明
暗切換回路、93はLED表示桁選択回路、94はLE
D色選択回路、95は赤色LEDドライブ回路、96は
緑色LEDドライブ回路、97は始動入賞スイッチ回路
、98はタッチ回路、99はソレノイド駆動回路、77
は継続スイッチ、10−0はI11続入賞スイッチ回路
、101は10カウントスイツチ。
102は10カウントスイッチ回路である。
始動球検出スイッチ103と始動入賞スイッチ回路97
は、本実施例における表示様式切換信号発生手段として
の明暗度合切換手段を構成するもので、始動口10に球
が入賞して始動球検出スイッチ103が閉成されると、
始動入賞スイッチ回路97から明暗度合切換信号が発生
されるようになっている。
変動時間jfi縮スイッチ9とタッチ回路9日は停止指
令信号発生手段を構成するもので、遊技者が変動時間短
縮スイッチ9に触れると、タッチ回路98により検知さ
れると共に、電気的可変表示器78の可変表示を停止さ
せるための停止指令信号が発生されるようになっている
。尚、遊技者が変動時間短縮スイッチ9に触れなかった
場合には、所定時間経過後にCPU81が自動的に停止
指令信号を生成する。
CPU81とPROM86と入出力制御装置87とLE
Dデコーダ回路88とLEDドライブ回路89とLED
表示桁選択回路93とLED接続回路90は表示可変・
停止制御手段を構成するものである。また、LED色選
択回路94と赤色LEDドライブ回路95と緑色LED
ドライブ回路96は発光色制御手段を構成する。
即ち、LEDデコーダ回路8BはCPU81から単時間
毎に出される4ビツトの表示信号(何れの図柄を表示す
るかを指示した信号)を受けて、この表示信号を各セグ
メントに対応するデコーダ信号(各セグメントに対して
点灯の有無を表わす信号)に変換し、これをLEDドラ
イブ回路89に出力するものである。LEDドライブ回
路89は、このデコーダ信号を受けて各セグメントが点
灯するに充分なだけ電流増幅等を行ってLED接続回路
90に供給するものである。また、発光色制御手段はC
PU81から一定周期で出される発光色指定信号を受け
、赤色LEI)と緑色LEDを交互に発光させる。LE
D表示桁選択回路93は、CPU81から一定周期で出
される表示桁選択信号を受け、これにちとついてLED
ドライブ回路89からデコータ信号の供給を受けさせる
べきものを表示部材80の中から所定単時間ずつ選択指
令する信号を出力する。LED表示デユーティ−切換回
路91は、LED表示明暗切換回路92からの出力を受
けて各桁に対して選択出力の出力時間の割合(デユーテ
ィ−)の切換によりセグメントの明暗度合を切り換える
ものである0表示信号及び表示桁選択信号はCPU81
から常時出力されているものである。即ち、パチンコ機
作動中の後述の停止時を除いて常時、所定の明るさ(低
輝度モード)で、0〜9の数字及び文字Hが、赤色、緑
色交互に順次的に可変表示されるようになっている。従
って、始動球検出スイッチ103が閉成ぎれるまでは各
表示部材80に残像効果がある程度の暗い明暗度合にて
可変表示が行われる0例えば、赤色の0、緑色のO1赤
色の1.緑色の1、赤色の2、・・・・・・と25m秒
で変換する。そして、始動口10に打球が入球し、始動
球検出スイッチ103が閉成されると、表示部材80に
おける可変表示の明暗度合が明る〈(高8度モード)切
り換えられるものとされている。
CPU81は、停止指令信号を受けるか、または明暗度
合切換後にタイマに予め設定した所定時間が経過すると
、表示信号及び表示桁選択信号を、その時あるいは所定
時間経過時の状態に一定時間だけ保持する機能を有して
おり、これにより表示部材80の可変表示が一定時間停
止される。そして一定時間が経過すると、CPU81は
選択ンレノイト42の駆動信号を出力し1選択ソレノイ
ド42を励磁してシャッタ一部材39を揺動させて図柄
法を球受開口部50に落下させる。そして、第2モータ
53を回転させて摺動枠49を後方に摺動させるように
構成されている。
具体的には、始動口10に打球が入球すると、始動球検
出スイッチ+03がオンすると共に、左右の各表示部材
80が明るく変動を開始し、始動球検出スイッチ103
がオンしてから5秒以上5.5秒未満のランダム時間経
過後、まず左図柄が明るく停止し、この左図柄の停止後
、0.5秒以上1秒未満のランダム時間経過後、右図柄
が停止し、該右図柄の停止後、2秒未満のランダム時間
経過後、選択ソレノイド42を0.5秒励磁して図柄法
を回転盤28から球受開口部50に落下させる。尚、上
記ランダム時間はCPU81が乱数を発生させて決定す
る。従って、各表示枠21.22.23には図柄法を含
めて各図柄、即ち赤色及び緑色でO〜9とHと各色に着
色した球体が均等に出現する。
CPU81とFROM8Gとは判定手段としても機能す
るものであって、表示部材80の可変表示の停止時に表
示されている識別情報及び球受開口部50に落下した図
柄法即ち窓部64から臨く図柄法が特定の識別情報を有
するか否かを判定し、特定の識別情報であると判定した
ときにソレノイド駆動回路99に駆動信号を出力するも
ので、つまり判定結果をソレノイド駆動回路99に対し
て駆動信号の有無により表示するものとなっている。例
えば、CPU81は図柄法落下後0.5秒後に役の判定
を行ない、左右の表示枠22.23が同色で同一の図柄
を表示し、かつ第1検出手段18aが検出信号を送出す
るを特定の識別状態(所謂大当り)として設定した場合
において、各表示部材80の可変表示の停止時に、左側
の表示枠22に赤色の「3」を表示すると共に、右側の
表示枠23に赤色の「3」を表示し、かつ中央の表示枠
20の窓部64に金色の図柄床が臨めば、判定手段が「
大当り」と判定し、ソレノイド駆動回路99に駆動信号
を出力する。そして、CPU81はまた電子音回路10
4を作動させて大当りの効果音を発生させると共に、ラ
ンプ駆動回路105を作動させてランプ群106からな
る表示灯65等を点灯ないし点滅させて、大当りの達成
を視覚的に表示すると共に、聴覚的にも表示する。
一方、左右の図柄が異なり、また窓部64に金色以外の
色彩の図柄法が臨む場合は、判定手段が所謂「外れ」と
判定し、駆動信号は送出しない、尚、本実施例では、左
右の図柄が同色で同一となり、図柄法が金色以外の色彩
の場合を中当りとし、また図柄法が金色で左右の図柄が
前記大当り以外の組合せの場合を小当りとしており、大
当りとは異なる効果音を発生させると共に、ンレノイド
駆動回路99に所定時間駆動信号を出力する。
ソレノイド駆動回路99はCPU81から駆動信号を受
けると駆動ソレノイドSOL 1を励磁するもので、こ
れによって球受部材75が回動して変動入賞装置13は
大入賞ロア3を開放した第2の状態に変換される。当該
駆動信号は大当り、中当り、不当りに応じて所定時間継
続出力されるもので、変動入賞装置13の第2の状態は
その所定時間だけ継続される。
尚、10カウントスイツチ101は、変動入賞装置13
に入賞した球の個数をカウントし、そのカウント値が「
10」になると、10カウントスイッチ回路102から
駆動停止信号が出力され、第2の状態が継続されるべき
時間の経過前であってもCPU81は駆動信号の出力を
停止し1球受部材75を閉じる。
また、大入賞ロア3に設けた継続入賞ロアロに球が入賞
すると、継続スイッチ77が閉成され、継続入賞スイッ
チ回路100から継続信号がCPU81に向けて出力さ
れるようになっていて、この場合、第2の状態は、10
カウント後に一旦停止した後に改めて再開される。
更に、始動口10に複数の球が入球した場合にCPU8
1は入球を最高4個まで記憶し、記憶個数を中央役物ユ
ニット12に設けた始動記憶個数表示灯107により可
視表示し、役の判定を行なったあと、判定結果に基づい
て所定時間経過後に上記表示灯107を1個消灯して引
き続き図柄が明るく変動表示を開始する。
尚、第7図において、10Bは選択ソレノイド42に駆
動信号を出力する選択ソレノイド駆動回路、109は回
転盤28を回転駆動する第1モータ27の駆動制御を行
なう回転盤用モータ駆動回路、+10は摺動枠49を移
動させる第2モータ53の駆動制御を行なう排出装置用
モータ駆動回路、111は第1検出手段18aを構成す
るを識別スイッチ回路、112は摺動枠49が所定の位
置で停止するようにする排出装置位置検出スイッチ回路
、113は第2検出手段18bを構成する球体落下確認
スイッチ回路、114は打ち上げ位置68′の球体29
を確認する打ち上げ確認スイッチ回路、115は打ち上
げソレノイド70に駆動信号を出力する打ち上げソレノ
イド駆動回路で、上記各回路はCPU81の制御下に機
能する。また、球体落下確認スイッチ回路113及び球
体落下確認スイッチ18bは球体を検出すると音を出し
て球体が落下したことを知らせている。
上記のような構成の中央役物ユニッ)12によれば、異
なる色彩に着色した球体29を一種の図柄として可視表
示することができ、従来の電気的可変表示装置と組合せ
て、従来に例を見ない新規な表示装置を提供することが
できる。尚、本発明に係る表示装置を単独であるいは組
合せることも勿論可能である。
以上、本発明を図面に実施例について説明したが本発明
は上記した実施例に限定されるものではなく、特許請求
の範囲に記載の構成を変更しない限り適宜に実施できる
〈発明の効果〉 本発明は、個々に識別情報を有する表示媒体をケース部
内に複数封入し、該ケース部には特定の識別情報を検出
可能な検出手段を設けると共に、複数の表示媒体から1
の表示媒体を選択する選択手段を設け、該選択手段で選
択した表示媒体を遊技者に可視表示するようにしたので
、立体的な動きのある表示装置を提供することができる
また、ケース部内に封入する表示媒体のうち特定の識別
情報を有する表示媒体の数を変更することにより、特定
の識別情報が出現する割合を変えることができ、従来の
電気的可変表示装置のようにプログラムや回転ドラムの
構造を変更する必要がなく極めて容易に当りの調整が可
能になる
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はパチンコ機の正
面図、第2図は中央役物ユニットの正面図、第3図は表
示装置の分解斜視図、第4図は中央役物ユニットの一部
背面を示す縦断面図、第5図は球体排出装置の駆動機構
の説明図、第6図は遊技盤の背面図、第7図はパチンコ
機のブロンク回路図である。 1・・・パチンコ機、15・・・ケース部、16・・・
表示媒体、17・・・選択手段、18・・・検出手段。 特許出願人  平和工業株式会社 5第1図 第2図 第5図 第6図      73 ノ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 個々に識別情報を有する表示媒体をケース部内に複数封
    入し、該ケース部には特定の識別情報を検出可能な検出
    手段を設けると共に、複数の表示媒体から1の表示媒体
    を選択する選択手段を設け、該選択手段で選択した表示
    媒体を遊技者に可視表示すると共に、該表示媒体が特定
    の識別情報を有している場合には上記検出手段が検出信
    号を送出するようにしたことを特徴とするパチンコ機の
    表示装置。
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JPS62200377U (ja) * 1986-06-12 1987-12-21

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