JPH01244164A - 遠心式進角装置 - Google Patents

遠心式進角装置

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Publication number
JPH01244164A
JPH01244164A JP6824388A JP6824388A JPH01244164A JP H01244164 A JPH01244164 A JP H01244164A JP 6824388 A JP6824388 A JP 6824388A JP 6824388 A JP6824388 A JP 6824388A JP H01244164 A JPH01244164 A JP H01244164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
shaft
axial center
center
inertial force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6824388A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Hiraoka
直樹 平岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP6824388A priority Critical patent/JPH01244164A/ja
Publication of JPH01244164A publication Critical patent/JPH01244164A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は内燃機関の点火時期制御装置として用いられ
る遠心式進角装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図及び第3図は例えば実開昭59−160859号
公報に示された従来周知の遠心式進角装置の要部を示す
図である0機関(図示せず)により駆動されるシャフト
(1)にはウェイト台(2)が固定されている。このウ
ェイト台(2)にはウェイト(3)の−端部を回動自在
に支承するための支軸(4)が立設されている。上記ウ
ェイト台(2)にはばね掛け(5)が、ウェイト(2)
の他端部にはばね掛はビン(31)がそれぞれ設けられ
ており、これらばね掛け(5)とばね掛はビン(31)
との間に、ばね(6)が張架されている。上記シャフト
(1)の先端部には、点火時期を決定する手段としての
カム(7)がシャフト(1)に対して回動自在に支承さ
れ、更にこのカム(7)に対し、長穴(81)を有する
案内プレート(8)が一体的に固着されている。そして
この案内プレート(8)は上記ウェイト(3)の中央部
に植立された進角ビン(32)と上記長穴(81)を介
して常時係合している。
上記のように構成された遠心式進角装置において、機関
の回転に応じてシャフト(1)が回転すると、上記ウェ
イト(3)が遠心力によってばね(6)の張力に抗して
外方に引かれ、支軸(4)を中心として回動する。この
ときカム(7)に固定された案内プレート(8)がウェ
イト(3)の進角ビン(32)によって駆動され、シャ
フト(1)に対するカム(7)の角度を゛変えることに
よって進角が与えられるようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように構成された従来の遠心式進角装置において
、機関の回転変動等による急激な角速度減速状態には第
4図に示すように、ウェイト(3)の慣性により、ウェ
イト(3)の重心Wより、回転方向Bに向いた慣性力A
が働く、この慣性力Aは言うまでもなくシャフト(1)
の軸心(1八)と上記重心Wとを結ぶ直線に対して、重
心Wを通って直交する方向に働くが、従来装置において
は支軸(4)の軸心(4^)の外側を通るように構成さ
れており、慣性力はウェイト(3)を飛開させて点火時
期を進角させるように作用する。また、このときにカム
(7)及び案内プレート(8)に生じる慣性力もウェイ
ト(3)を飛開させる方向に作用する。このため、特に
機関の角速度変動が激しい低速回転時には過進角を生じ
ることになり、例えば第5図の破線によって示すような
いわゆる「跳ね上がり現象」と呼ばれる好ましくない進
角特性を示すという問題点があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、機関の回転変動に拘わらず正しい進角を与える
進角精度に優れた遠心式進角装置を得ることを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る遠心式進角装置は、ウェイトの重心とシ
ャフトの軸心とを結ぶ直線に対し、上記重心より回転方
向に直角に延ばした線が上記シャフトの軸心に対し上記
支軸の内側を通るように構成してなるものである。
〔作用〕
本発明におけるウェイトは、機関の減速時に、ウェイト
の慣性力によって支軸のまわりに働くモーメントの方向
を遅角の方向としたことにより、ウェイトに働く慣性力
と点火時期決定手段に働く慣性力とを相殺し、過進角と
なるのを防ぐ。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図について説明する。
第1図において、矢印Bは図示しないシャフトの回転方
向を示す、ウェイト(30)の重心は、点Wとして示さ
れている。なお、この重心Wは、ウェイト(30)に一
体的に設けられた進角ビン(32)などを含んだものに
よって定まることは勿論である0機関の角速度減速状態
でウェイト(30)に働く慣性力は、シャフトの軸心(
1^)と上記重心Wとを結ぶ直線に対し、重心Wを通っ
て直交する方向に働き、図中の矢印Aによって仮想的に
示される。この発明においては上記慣性力Aはシャフト
の軸心(1^)に対し、ウェイト(30)を支承する支
軸(4)の軸心(4^)よりも内側を通るように構成さ
れている。なお、進角ビン(32)とばね掛はビン(3
1)とは同一の軸によって構成されている。
上記のように構成されたこの発明の実施例においては、
ウェイト(30)には、支軸(4)の軸心(4^)に対
し、矢印Cで示す方向のモーメントが働く。
即ち、ウェイト(30)を遅角方向に回動させるように
作用する。このため、機関の回転変動等による急激な角
速度減速状態では、ウェイト(30)に作用する慣性力
はカム及び案内プレートに働く慣性力を相殺するように
働らくので、従来装置のような過進角を与えることはな
い。
なお、上記実施例はこの発明の理解を容易にするために
示した一例に過ぎず、種々の変形や変更が可能であるこ
とは勿論である0例えば案内プレート(8)は進角ビン
(32)によって駆動されるものについて説明したが、
これに限定されるものではない、また、点火時期を決定
する手段としてカムを用いたが、他の手段であっても差
し支えない。
さらに進角ビン(3z)とばね掛はビン(31)とは同
一の軸でなくてもよい。
また、ウェイトの慣性力とカム及び案内プレート等の点
火時期決定手段の慣性力とを完全に相殺させることが望
ましいが、双方の慣性力を相殺させる方向に作用させる
ことが本発明の主旨であり。
完全に相殺させるものでなくても良い。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、機関の減速時に、ウェイ
トがその慣性力によって、支軸の回りに回転しようとす
るモーメントを、上記ウェイトが遅角側に回動する方向
に選ぶように構成したことにより、機関低速回転時等の
角速度変動の激しい渇きにおいても過進角となることが
なく、進角精度に優れた遠心式進角装置が得られるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による遠心式進角装置の動作
を説明する要部平面図、第2図は従来装置の要部を示す
平面図、第3図は第2図の■−■線における側面断面図
、第4図は従来装置の動作を説明する要部平面図、第5
図は従来装置の機関回転数に対する進角度を示す特性図
である。 図において、(1八)はシャフトの軸心、(30)はウ
ェイト、Wはウェイトの重心、(4)は支軸、(4^)
は支軸の軸心である。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. シャフトと共に回転するウェイト台に立設された支軸、
    この支軸に回動自在に支承されたウェイト、このウェイ
    トに働く遠心力によって点火時期を変え得る点火時期決
    定手段を備えた遠心式進角装置において、上記ウェイト
    の重心と上記シャフトの軸心とを結ぶ直線に対し、上記
    重心より回転方向に直角に延ばした線が、上記シャフト
    の軸心に対し上記支軸の内側を通るように構成してなる
    ことを特徴とする遠心式進角装置。
JP6824388A 1988-03-24 1988-03-24 遠心式進角装置 Pending JPH01244164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6824388A JPH01244164A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 遠心式進角装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6824388A JPH01244164A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 遠心式進角装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01244164A true JPH01244164A (ja) 1989-09-28

Family

ID=13368134

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6824388A Pending JPH01244164A (ja) 1988-03-24 1988-03-24 遠心式進角装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01244164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0356151A2 (en) * 1988-08-19 1990-02-28 Hitachi, Ltd. Centrifugal advance mechanism

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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