JPH01242729A - 高融点金属材料の電子ビーム溶解法 - Google Patents

高融点金属材料の電子ビーム溶解法

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JPH01242729A
JPH01242729A JP7095488A JP7095488A JPH01242729A JP H01242729 A JPH01242729 A JP H01242729A JP 7095488 A JP7095488 A JP 7095488A JP 7095488 A JP7095488 A JP 7095488A JP H01242729 A JPH01242729 A JP H01242729A
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JP
Japan
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melting
electron beam
furnace
pressure
torr
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JP7095488A
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English (en)
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Tatsuhiko Sodo
龍彦 草道
Hitoshi Matsuzaki
均 松崎
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、V、Nb、Ta、Mo、Wの如き高融点金属
あるいはそれらを主成分とする高融点合金を対象とする
電子ビーム溶解法に関し、殊に電子ビーム溶解時におけ
る浄化効果を高め、高純度の高融点金属材料が得られる
様に工夫された溶解法に関するものである。
[従来の技術] 電子ビーム溶解・鋳造法には、第2図(a) 、 (b
)のロッド溶解法に示す如く棒状に予備成形した原料に
電子ビームを照射して溶解し、溶滴を鋳型に受けて凝固
させる方式と、第3図に示す様に原料を溶解容器へ装入
してここで溶融し、オーバーフローさせて鋳型に注入し
凝固させる方式とがある。このうち第3図の溶解・鋳造
方式によれば、原料を予備成形する必要がなく任意の形
状のものを利用することができ、しかも溶解容器内にお
いて介在物や不純物の除去効果も期待できるところから
、Ni基合金やCo基合金(融点1300〜t joo
℃程度)あるいはTiやTi基合金(融点1600〜1
800℃程度)等の溶解・鋳造にも適用される様になっ
てきた。一方、たとえば融点が1900℃を超える様な
高融点金属材料の場合は、溶解容器内での原料溶解に際
して高エネルギーの電子ビームが容器構成材の一部に誤
照射されてこれを溶融し、原料中に混入して純度を下げ
るという理由から、上記第3図に示す様な溶解・鋳造法
は実操業上採用されていなかった。しかし本発明者らの
最近の研究では、溶解容器の構造を工夫すれば高融点金
属材料でも上記の方法で溶解・鋳造し得ることが確認さ
れた(特願昭62−237930号二未公開)。この様
に融点の面からの制約が解除され、適用範囲は更に拡大
し得ることになった。電子ビーム溶解は、電子ビームの
特性を利用するものであって高真空下で行なわれるので
、溶解工程で原料中の不純ガス成分(酸素、窒素、燐、
硫黄等)が同時に除去されるという利点を有しており、
しかもこれを高融点金属材料の溶解に利用すると、上記
の利点に加えて、原料中の不純金属成分や金属酸化物ま
でも除去することができ、原料の清浄化効果は一段と高
められる。これは溶解すべき高融点金属材料よりも不純
金属成分の蒸気圧の方が高く、またNbO。
Mob、WO等の高融点金属酸化物の蒸気圧も当該高融
点金属自身の蒸気圧より高いという理由によるものであ
る。
[発明が解決しようとする課題] 電子ビーム溶解法が高融点金属材料の溶解処理に適した
ものであることは上記の通りであるが、この方法を実際
に工業化しようとすると、以下に示す様な色々の問題が
生じてくる。
■Nbやvなどの高融点金属材料の場合は、原料中の不
純物、殊に酸素の除去に長時間を要し、第2図(a) 
、 (b) に示した様なロッド溶解法では、純度を目
標レベルまで高めるのに数回の繰返し溶解が必要となる
■MOやWなどの高融点金属材料の場合は、AI、Si
、S、Fe、Ni、Cr、Cu。
U、Thの如き微量不純物の除去が困難であり、これら
の含有量をPPmオーダーよりさらに低減させることは
むつかしい。
■本田願人が先に提案した様に、Ti等の活性金属を対
象とする電子ビーム溶解法においては、溶解雰囲気中に
非酸化性ガスを導入しなから該雰囲気を真空引ぎする方
法(特開昭62−207831号公報)も知られている
が、この方法は溶解装置内へ漏れ込んでくる空気に白米
する酸素量の増大を防止するものであり、必ずしも原料
中に元々存在している不純成分の除去効率が高められる
訳ではない。
本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであっ
て、その目的は、特にV、Nb、Ta。
Mo、Wの様な高融点金属あるいはそれらを主成分とす
る合金を対象とし、電子ビーム溶解工程で酸素等のガス
成分はもとより不純金属や金属酸化物についても効率良
く除去し、高純度の高融点金属材料を得ることのできる
電子ビーム溶解法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記課題を達成することのできた本発明に係る電子ビー
ム溶解法の構成は、高融点金属材料を電子ビーム溶解す
るに当たり、溶解炉内の圧力がlXl0−6〜I X 
10””Torrとなるまで真空排気した後炉内に水素
ガスを吹込み、炉内の圧力を(lxP o ) 〜(1
xlO−”) Torr[但し3≦n≦8、Poは上記
真空排気時の到達圧力を夫々意味する]に維持しつつ電
子ビーム溶解するところに要旨を有するものである。
[作用] 本発明においては、上記の様な高融点金属材料を対象と
し、原料中に含まれる不純成分を除去する為の手段とし
て、まず溶解炉内を真空引きして雰囲気ガスを排気し、
次いで炉内に水素ガスを吹込んで真空度を若干低めに維
持しながら電子ビーム溶解を行なう方法が採用される。
最初に行なわれる真空排気は、高温の電子ビーム溶解工
程で金属中に侵入する可能性のある;囲気中のガス成分
を予め除去しておくために行なわれるものであり、炉内
圧力がI X 10−6〜lXl0−4Torrとなる
まで真空排気する。第4図は拡散ポンプを用いて1 x
 10−4Torrまで真空排気したときの炉内残留ガ
スを四重種型質量分析計で測定した結果を示したもので
あって、残留ガスの大部分はH2Oであり、それ以外に
1数量のN2 、Co。
0□等が含まれているが、最初の真空排気時の炉内圧力
がI X 10−4Torrに達しない場合は、これら
の残留ガス二が多過ぎるため電子ビーム溶解工程て該残
留ガス成分の一部が溶解した原料内へ侵入し、純度低下
を来たすことが多い。このときの炉内圧力は、純度低下
の防止という観点からすると特に下限は存在しないが、
使用する真空ポンプの性能や溶解炉の精度(特にリーク
量の程度)、排気所要時間等を総合的に考えると、1 
x 10””Torr程度が実用上の限界と思われ、ま
たそれ以上に真空度を高め(即ち炉内圧力を下げ)ても
浄化効果が特に顕著に高められる訳ではない。
この様にして溶解炉内を真空排気した後は、炉内に水素
ガスを吹込み、炉内を(nxPo)〜(1xlO−’)
 Torr[n、 Poは前記と同じ意味]に維持しな
がら電子ビーム溶解を行なう。
ここで炉内に水素ガスを吹込むのは、炉内に残存する酸
化性ガスを還元除去すると共に残存するその他の残留ガ
ス濃度を希釈し、且つ溶解処理系を還元性雰囲気にする
ためであり、上記目的達成の為には、真空引き工程での
到達圧力をPOとしたとき、炉内が(n X P o 
) Torr以上となる様に炉内圧力を調整しなければ
ならない。ここでnは前述の如く3〜8の数字を意味す
るものであり、従ってこの工程では水素ガスの吹込みに
よって少なくとも炉内の圧力をPOの3〜8倍に藩とし
た状態で電子ビーム溶解が行なわれることになる。
nの値を上記範囲に設定した理由については、後で実験
データを挙げて詳述するが、その値は真空引き工程の到
達圧力PO1即ち真空排気完了時点での残存ガスの絶対
量によって変わり、POが高めである場合はnをやや大
きめの6〜8はとる必要があり、一方Poの値が低めで
ある場合はnはやや小さめの3〜5でよく、POが最も
実用性の高い−I X 10−’〜8 X 10−4T
orrの範囲である場合におひるnの最も好ましい値は
4〜6である。何れにしても、水素ガスを吹込みながら
行なわれる電子ビーム溶解時の炉内圧力が上記の値(l
xPo)を下回るものであるとき、すなわち水素ガス吹
込み量が少なすぎるときは、高融点金属材料中の酸素量
はもとより、Fe、St、Sの如き不純成分の除去効果
も有効に発揮され難くなり、清浄化の効果は得られない
こうした傾向は、「真空度を高めれば高めるほど高蒸気
圧成分の揮発除去は促進され、清浄化効果は高まる」と
する当業分野の常識からは予測し難いところであり、そ
の理由は未だ解明されていないが、次の様なことが考え
られる。
即ち高温の溶解処理雰囲気中に適量の水素を常時残存さ
せておくと、原料中に微量含まれる酸化物や硫化物が該
水素の還元作用を受けて還元され、高蒸気圧の金属や硫
化水素等に変わり、すみやかに揮発していくものと推定
される。このことは、次の様な事実、即ちたとえ水素ガ
スを導入しながら真空排気する場合であっても、そのと
きの真空度を高めたことの成果として清浄化効果が高ま
るのではなく、むしろ真空度を低めに抑え水素ガスの還
元作用が発揮され得る圧力にまで高めた時にはじめて浄
化作用が有効に発揮されるという事実によっても裏付け
られる。第5図は、MOを原料とする電子ビーム溶解に
おいて、当初真空排気時の到達圧力(Po)とその後水
素ガスを吹込みながら維持される炉内圧力(P、)が不
純物除去効率に与える影響を調べた結果を示したもので
ある。但しMO中の当初のSi含量は10ppm。
Fe含量は3 ppm、 S含量は10ppmであり、
溶解炉としては水冷銅容器を使用し、電子ビーム出カフ
0KW、電子ビーム照射時間は5分に設定した。
第5図からも明らかである様に車に高真空に真空排気し
ただけの条件下で電子ビーム溶解する場合は、その到達
圧力POがA (1x 10−4Torr) 。
B (5x 10−4Torr) 、 C(5x 1O
−6Torr)いずれの場合においても、Si、Fe、
Sなどの不純物の濃度をある限界の値以下に低減するの
は困難である。これに対して、炉内に水素ガスを吹込む
ことによって炉内圧力P、を増加させた場合において、
むしろ高真空下よりも不純物濃度を低減できることを第
5図は示している。このとき、当初の炉内到達圧力Po
が低いほど(Cの場合)、水素ガスを吹込む効果が出や
すく、n=PH/Poが3〜5程度となる水素ガスを吹
込むだけでSt。
Fe、Sなどが低減する効果が認められる。
一方、Poが高い場合(Aの場合)は、不純物低減効果
を得るためにはより多ユの水素ガスを吹込む必要があり
、nとして5〜8は必要である。
炉内到達圧力POがI X 10−4Torrより高い
場合は、精錬効果を得るため更に多くの水素ガスを吹込
まなければならず、PHは少なくともIXIQ−3To
rrより高い圧力とする必要がある。ところが電子ビー
ム溶解では、炉内圧力が高すぎると電子ビームが炉内ガ
スに吸収されて熱損失が大きくなるという問題があり、
実用上はI X 1O−2Torrが限界である。この
様なところから、PoがlXl0−4Torrより高い
と水素ガス添加による精錬効果が期待できる真空度(圧
力)範囲が非常にせまくなり実用的とは言えない。当初
の溶解炉内到達圧力を1 x 10””Torr以下と
したのはこのためである。通常5 X 10−4Tor
r程度の圧力は、拡散ポンプなどによって容易に到達で
きるが、この場合の水素ガス吹込みによる精錬効果が得
られるn値(PH/Po)は4〜6程度である。また第
5図は、炉内に吹込む水素ガス量が不十分な場合には不
純物低減効果がほとんど発揮されないことも示しており
、ここで示したn値は水素ガス吹込み効果を得るための
限界値であることを意味している。
このように水素ガス吹込みによる精錬効果を得るために
は、当初の真空排気で炉内に残留するH20気体に比べ
てn倍量以上の水素ガスが存在する雰囲気とすることが
重要であり、その効果は7囲気中のH,/H・20比の
高い方が大きい。しかしながらこの比は無制限に大きく
することはできない。というのは電子ビーム溶解ではビ
ーム照射可能な上限の圧力が存在するためである。
電子ビーム溶解時における炉内圧力の上限は、電子ビー
ム照射の可能な炉内圧力を基準にして定めればよく、少
なくともI X 1O−2Torr以下、好ましくは5
 X 1O−3Torr以下に設定すべきである。吹込
み水素ガスによる清浄化効果を加味して最も好ましい炉
内圧力は5 x 10−”〜5 x 1O−3Torr
の範囲である。
第1図は本発明で使用される電子ビーム溶解装置を例示
する概略説明図であり、連続鋳造装置と・ 組合せた例
を示している。図中1はシールドケース、2a、2bは
電子ビーム照射装置、3は原料供給ホッパー、4は水冷
容器、5は真空排気系統、8は水冷鋳型、9は鋳片引抜
装置、11は圧力制御装置、12は流量調整弁、Mは溶
融金属、■はインゴット、Bは電子ビームを夫々示して
いる。−図示する溶解・連鋳装置の基本的な構成は格別
特殊なものではなく、水冷容器4内へ原料供給ホッパー
3より原料を供給し、シールドケース1内を真空排気し
つつ電子ビーム照射装置2 a 。
2bより電子ビームB、Bを照射して原料を溶解し、溶
融金属Mを越流口4aから水冷鋳型8方向へオーバーフ
ローせしめ、水冷鋳型8内で冷却し凝固したインゴット
■は鋳片引抜装置9により連続的に引抜いていくことに
より連続鋳造が行なわれる。操業時における真空度の調
整は、シールドケース1内に臨んで設けられた圧力計P
iより検知される真空度を圧力制御装置11へ伝えつつ
流量調整弁12を通して導入される水素ガスの量を調整
することによって行なわれる。
本発明においてもこの様な溶解・鋳造装置をそのまま活
用し得るものであり、まず水冷容器4内へ原料を装入し
た後シールドケース1内を真空排気して圧力をI X 
10−’〜I X 10−4Torrとし、次いで流量
調整弁12より水素ガスを一供給し、以下シールドケー
ス1内が前述の圧力に維持される様に真空排気量と水素
ガス供給量を制御しながら電子ビーム溶解を行なう。こ
の場合圧力制御装置11に、様々の到達圧力(Po)に
応じた水素ガス吹込み操業時の適正圧力(Pイ)を予め
記憶させておけば、原料の種類等によって変わってくる
当初−の到達圧力を事前に決めてその値を入力しておk
だけで、溶解・鋳造を自動的に行なうことができる。尚
清浄化のための溶解処理時間については、原料の装入速
度を変えて容器4内における滞留時間を調整することに
よって自由にコントロールすることができる。また第1
図の例は連続鋳造装置と組合わせて溶解と鋳造を連続的
に行なう様にした例を示したが、本発明はバッチ式溶解
に利用することも勿論可能であり、また第2図(a)。
(b)  に示した様なロッド溶解法に適用することも
できる。
尚本発明における特徴の1つは、前述の如く電子ビーム
溶解に先立って系内の残在ガス(特にN20)をできる
だけ低減しておき、溶解時における残存ガスの影響を少
なくするところにあり、こうした特徴をより有効に活用
するためには、真空排気系に水分をトラップし易い液体
N2コールドトラップや冷凍パネル等を設けておくこと
が望ましい。
[実施例] 実施例1 (Nbの溶解清浄化) 溶解原料としてA1還元Nbを使用し、電子ビーム溶解
法によって低酸素Nbを製造する場合において、高真空
条件(炉内圧カニ 5 X 10−’〜1 x to−
4Torr)下のみで電子ビーム溶解を行なった場合(
比較例)と、炉内を一旦5 x 10−4Torrまで
真空排気した後水素ガスを導入し炉内圧力を5 x 1
0−4Torrに維持しつつ電子ビーム溶解を行なった
場合(実施例)について、Nb中の[0コ濃度の低減傾
向を比較した。
結果は第6図に示す通りで、[O] 濃度の低下傾向(
圧力依存性)は炉内圧力の低い比較例の方が緩慢であり
、水素ガスを導入し炉内圧力を高めにした実施例の方が
格段に優れた脱酸効果を示している。
実施例2 (Mo及びWの溶解清浄化)原料として水素
化還元したMoおよびWを使用し、これらを従来法に従
って電子ビーム溶解した場合(炉内圧力を5 x 10
−4Torrに保って真空排気しつつ電子ビーム溶解)
と、本発明法に従って電子ビ、−ム溶解した場合(5X
10′″4Torrまで真空排嶽後に水素を導入し、以
後炉内圧力をlXl0−4Torrに維持しつつ電子ビ
ーム溶解)について、清浄化効果を調べた。尚電子ビー
ム照射条件は、MOの場合は80KWxlO分、Wの場
合は120KWxlO分とし、溶解容器としては水冷銅
容器を用いた。
結果は第1表(MO)及び第2表(W)に示す通りであ
って、いずれの場合も本発明法を採用することによって
不純物の含有量は従来法に比べて大幅に減少しており、
優れた清浄化効果を有していることが確証できる。
第 1 表(Mo) 第  2  表(W) [発明の効果] 本発明は以上の様に構成されており、高融点金属材料を
対象としてその中に含まれる酸素や窒素等のガス状成分
はもとより、硫黄やシリコン、更には鉄、アルミニウム
、Na、U等の不純物金属成分についてもppm乃至+
11)bオーダーまで効率良く除去することができ、高
純度の高融点金属材料を比較的安価に提供し得ることに
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明で使用される溶解装置の一例を示す概略
説明図、第2.3図は従来の電子ビーム溶解法を示す説
明図、第4図は真空排気後の残留ガ友成分の分析例を示
す図、第5図は本発明を実施する際の炉内圧力と清浄化
効果の関係を示すグラフ、第6図はNbを対象とする脱
酸効果について従来法と本発明法を対比して示すグラフ
である。 1・・・シールドケース 2.2a、2b・・・電子ビーム照射装置3・・・原料
供給ホッパー  4・・・水冷容器5・・・真空排気系
統    8・・・水冷鋳型9・・・鋳片引抜装置  
  11・・・圧力制御装置12・・・流量調整弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高融点金属材料を電子ビーム溶解するに当たり、溶解炉
    内の圧力が1×10^−^6〜1×10^−^4Tor
    rとなるまで真空排気した後炉内に水素ガスを吹込み、
    炉内の圧力を(n×Po)〜(1×10^−^2)To
    rr[但し3≦n≦8、Poは上記真空排気時の到達圧
    力を夫々意味する]に維持しつつ電子ビーム溶解するこ
    とを特徴とする高融点金属材料の電子ビーム溶解法。
JP7095488A 1988-03-24 1988-03-24 高融点金属材料の電子ビーム溶解法 Pending JPH01242729A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03243732A (ja) * 1990-02-20 1991-10-30 Nippon Mining Co Ltd チタンの脱酸方法
JP2008274339A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Japan Atomic Energy Agency 耐硝酸腐食性および機械的性質に優れたNb−W合金及びその製造方法
RU2469115C1 (ru) * 2011-05-24 2012-12-10 Федеральное государственное бюджетное учреждение науки Институт физики твердого тела Российской академии наук (ИФТТ РАН) Способ электронно-лучевой выплавки изделия из тугоплавкого металла или сплава и устройство для его осуществления

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