JPH01242057A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、磁気共鳴（ＭＲ：　ｍａｇｎｅｔｉｃ　ｒｅ
ｓｏｎａｎｃｅ）現象を用いて被検体のＭＲ像を得る磁
気共鳴イメージング装置（ＭＲＩＩ置という）に関する
。

（従来の技術） 寝台に載置された被検体を一様静磁場中に配置し、この
静磁場と直角方向にＲＦＩｎ場を形成することで被検体
の特定スライス部分にＭＲｆｆｌ象を生じさせ、更にＲ
Ｆ磁場の解除後に原子核から発生するＭＲ倍信号検出し
、この検出結果に基づいて前記特定スライス部分のＭＲ
像を形成するものとしてＭＲＩ装置がある。

ＭＲ倍信号微弱であり、外来ノイズの影響を受は易い。

このため、ＲＦシールドルーム内にＭＲＩ装置を配置す
るようにしている。

（発明が解決しようとする課題） 近年、ＲＦシールドルームの設備Ｈの問題、及びＭＲＩ
装置の操作性向上の見地よりＲＦシールドルームの省略
化が注目されている。しかし、ＲＦシールドルームを単
に省略すると、環境の変化により外来ノイズ（アマチュ
ア無線の電波や他装置から発生する電波など）が混入し
、ＭＲ像にアーチファクト（偽像）を生ずるおそれがあ
る。

そこで本発明は上記の欠点を除去するもので、その目的
とするところは、ＲＦシールドルームが無い場合でも、
外来ノイズに起因するアーチフ７り］・の発生を抑える
ことができるＭＲＩ装置を提供することにある。

［発明の溝成］ （課題を解決するための手段） 上記課題を解決するために本発明に係るＭＲ１装置では
、装置に混入するノイズの収集制御を行う第１の制御手
段と、被検体の′ｔｉ影シーケンスを制御する第２の制
御手段と、上記ノイズの収集結果を用いて上記の撮影結
果よりノイズ成分を除去するノイズ除去手段とを備えて
いる。

（作　用） 本発明では、上記のノイズ収集結果を用いてＭ　ＲＱ影
結果よりノイズ成分を除去するようにしているので、Ｒ
Ｆシールドルームが無い場合でも、外来ノイズに起因す
るアーチフ７り１〜の発生を抑えることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例たるＭＲＩ装置のブロック図
である。同図においてＰは被検体、１はこの被検体Ｐに
静磁場］」０を作用させる静磁場発生部、２は被検体Ｐ
にＲ［パルスを与えるＲＦパルス送信部、３は静ｆａ場
Ｈｏに重畳される傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生部で
ある。この傾斜磁場発生部３は、スライシング用傾斜磁
揚Ｇｚ　、位相エンコーディング用傾斜磁場（３Ｖ及び
続出用傾斜磁場ＧＸを発生する。

４は被検体ＰよりのＭＲ倍信号受信する受信部であり、
受信コイル、プリアンプ、位相検波回路。

Ａ／Ｄ変換器等を有して成る。この受信部４の後段には
データ処理部５が配置されている。このデータ処理部５
は、前記受信部４より送出された収集データの処理を行
い、ＭＲ像を形成するものである。データ処理としては
、平均加算処理、ＦＦＴ（高速フーリエ変換）処理、ノ
イズ除去処理等が挙げられる。ここで本発明におけるノ
イズ除去手段は、このデータ処理部５によって機能的に
実現される。

６はＭｌを表示する画像表示部であり、ＣＲＴデイスプ
レィを有して成る。

８は本実施例装置全体の動作制御を司るシステムコント
ローラであり、このシステムコントローラ８は機能的に
第１の制御手段８ａ及び第２の制御手段８ｂを有する。

第１の制御手段８ａは、被検体Ｐを励起しない状態でノ
イズ収集を制御するものであり、第２の制御手段８ｂは
被検体ＰのＭＲＩ！影シーケシ−ケンスするものである
。ここで、「被検体Ｐを励起しない状態」とは、被検体
Ｐを装置の踊影孔内に配置しない状態、及び被検体Ｐに
対して励起パルスを作用させない状態の双方を含む。

上記溝成の作用について説明する。

外来ノイズはＭ　ＲＲ影シーケンスに無関係に受信部４
に混入する。そこでＭＲｉＱ彰を行う前にノイズ収集を
行う。このノイズ収集は第１の制御手段８ａの制御下で
行われる。このノイズ収集において、被検体Ｐか既に＠
影孔内に配置されている場合には、Ｒ「パルスや傾斜磁
場を用いない。このようにしないと、被検体ＰのＭＲ倍
信号同時に収集してしまうからでおる。ノイズ収集は任
意のタイミングで、しかも短時間で行い得る。尚、被検
体Ｐが末だ眼影孔内に配置されていない場合には、ＲＦ
パルスや傾斜磁場を作用させても被検体ＰのＭＲ倍信号
収集することはないから、ノイズ収集において通常のＭ
ＲＩｆｆｉ影シーケンスをそのまま用いることもできる
。

ここで、ＭＲＩ装置は、受信したＭＲ倍信号ＦＦＴ（高
速フーリエ変換）処理することによりその結果を画像化
するが、ＭＲ信号レベルは小さく、微弱な外来ノイズに
対しても有効でなければならない。本実施例では微弱な
外来ノイズをも検出可能とするために、平均加算処理を
行う。すなわち、外来ノイズ収集結果のＦＦＴ処理前に
平均加算処理を行うことで微弱な外来ノイズに対する検
出能力を高めている。外来ノイズ収集結果はデータ処理
部５において平均加ｎ処理が施され、更に［ＦＴ処理か
施された状態でデータ処理部５内に保持される。

第２図の波形９は、上記のＦＦ丁処理（外来ノイズのＦ
ＦＴｆｆｉ埋）結果を示している。

外来ノイズ収集後、今度は、通常のＭＲ岡形影シーケン
ス実行より被検体ＰのＭ　ＲＲ影を行う。

このＭ　ＲＶｎ影は第２の制御手段８ｂの制御下で行わ
れる。被検体ＰのＭＲ低信号受信部４により受信され、
その受信結果かデータ処理部５に取込まれる。ここでこ
の受信信号の中に外米ノイズ成分が含まれているが、そ
れは次のようにして除去される。

先ず、取込まれたデータに対して上記の外来ノイズの場
合と等しい回数の平均加締処理が施され、その後ＦＦ７
ｒ処理が施される。第２図の波形１０はこの場合のＦＦ
Ｔ処理結果を示している。１０ａは外来ノイズ成分でお
る。次に、このＦＦＴ処理結果と、先に収集した外来ノ
イズのＦＦＴ処理結果との差か求められる。この減輝処
理により外来ノイズ成分か除去される。第２図の波形１
１はこの場合の減算結果を示している。このようにして
外来ノイズ除去が行われる。しかして、データ処理部５
において形成されたＭＲ像が画像表示部６て表示される
。この場合の表示画像は、例えＲ「シールドルームか無
い場合でも、外来ノイズに起因するアーチファクトが生
じないから、診断能に優れたものとなる。

尚、上記のデータ処理部５におけるノイズ除去は、外来
ノイズのみならず、ＭＲＩＨ百自身が発生するノイズヤ
、各種信号線に混入する特定周波数のノイズに対しても
有効である。

以上本発明の一実施例について説明したが、本発明は上
記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が
可能でおるのはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上詳ｊホしたように本発明によれば、ＲＦシールドル
ームが無い場合でも、外来ノイズに起因するアーチファ
クトの発生を抑えることかできるＭＲＩＲ置を提供する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＭＲＩＲ置の一実施例を示すブロ
ック図、第２図は本実施例装置における外来ノイズ除去
説明のための波形図である。 ５・・・データ処理部（ノイズ除去手段）、８・・・シ
ステムコントローラ、 ８ａ・・・第１の制御手段、 ８ｂ・・・第２の制御手段、 Ｐ・・・被検体。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体の磁気共鳴現象を利用して該被検体の撮影を行う
   磁気共鳴イメージング装置において、装置に混入するノ
   イズの収集制御を行う第１の制御手段と、被検体の撮影
   シーケンスを制御する第２の制御手段と、上記ノイズの
   収集結果を用いて上記の撮影結果よりノイズ成分を除去
   するノイズ除去手段とを有することを特徴とする磁気共
   鳴イメージング装置。