JPH0349734A - 劣化したmri画像の復元方法 - Google Patents

劣化したmri画像の復元方法

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JPH0349734A
JPH0349734A JP1185278A JP18527889A JPH0349734A JP H0349734 A JPH0349734 A JP H0349734A JP 1185278 A JP1185278 A JP 1185278A JP 18527889 A JP18527889 A JP 18527889A JP H0349734 A JPH0349734 A JP H0349734A
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magnetic field
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gradient magnetic
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JP1185278A
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Akihiro Yamada
晃弘 山田
Yoshito Masafuji
正藤 義人
Minoru Shimizu
清水 穰
Kenji Oyamada
小山田 健二
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、核磁気共鳴現象を利用して、被検体の1H密
度分布を調べる磁気共鳴撮像装置(以下rMRI装置」
という)において、突発的な雑音等により劣化した画像
を正常な画像に復元する方法に関するものである。
〈従来の技術〉 MRI装置は、被検体を静磁場中に置き、勾配磁場をか
けた状態でRFパルスを印加して断層面(スライス面)
の核スピンを選択的に励起し、そこから生じるNMR信
号を受信することにより、信号の強度差を濃淡情報とし
て画像化する装置である。
上記MRI装置による撮像の原理の一例を詳説すると、
まず、−様な静磁場と、静磁場の方向2に傾斜を有する
勾配磁場Gzとをかけ、スライス面の核スピンを90@
RFパルスで選択的に励起する。続いて位相エンコード
方向yの勾配磁場Gyを印加する。これにより、スピン
の回転位相のずれを生じさせること(位相エンコード)
ができる。続いて180”RFパルスを印加してスピン
の位相を反転させ、所定時間後に読取り方向の磁場Gx
をかけてエコー信号を観測する。
上記手順のエコー信号は、勾配磁場Gyの大きさを変え
て、すなわち位相エンコード量を変えて多数回測定され
る。
上記エコー信号の受信は、被検体の周囲に配置されたR
F受信コイルを通して行われる。RF受信コイルにより
受信された受信信号は、受信機に人力され検波され、A
/D変換器によりディジタル信号に変換される。
このディジタル信号を、時間フーリエ変換して空間周波
数領域のデータ(エコーデータ)として収集し、2次元
逆フーリエ変換することにより2次元断層像を再構成す
ることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上記エコーデータ収集中に、外来電波等の突
発的な雑音が混入した場合、再構成画像上に、斜め縞状
のアーチファクトが発生する。
第5図は、この状況を説明する図であり、(a)は空間
周波数平面におけるエコー信号33の実数成分を表示す
るグラフ、(b)は同じく虚数部分を表示するグラフで
ある。エコー信号33は1回の読出しで得られたデータ
のみ表示しているが、読出しは位相エンコード量を変え
て何回も行われるので、エコー信号33は、実際には位
相軸y方向に幾重にも重なった状態で複数個得られる。
図に示すように実数部分に外来性雑音35や、虚数部分
に外来性雑音36が入ると、2次元逆フーリエ変換した
再構成像は、第5図(c)に示すように、全体にアーチ
ファクトが表れる。すなわち、空間周波数領域(a) 
、 (b)において局所的な領域に雑音が入っても、再
構成画像上では、画面全体にわたって悪影響を及ぼし、
診断上非常に問題となる。
この問題を解決するために、本件出願人は、既にrMR
I画像の再構成方法」として特許出願を行った(平成1
年6月20日)。その方法は、第6図に示すように、空
間周波数平面31において、原点を含む矩形、円形等(
図では正方形)の領域37を限定し、当該領域37以外
の領域において、信号がしきい値A以上の値をもつ部分
38を雑音によるものと判断し、適当な値と交換するこ
とにより再構成画像を試みる方法である。
しかし、この方法では、雑音検出領域を領域37を除い
た部分に限定しているため、領域37の中における雑音
に対しては効果が現れない。また、原点から離れるほど
MRI信号の値は小さくなるという一般的傾向があるに
もかかわらず、しきい値を一定値Aとしているため、原
点から十分離れた領域ではしきい値が大きすぎ、小さな
雑音は検出できないという問題もあり、改良が望まれて
いる。
本発明の目的は、外来電波等の突発的な雑音により劣化
したMRI画像を復元する、改良された方法を提供する
ことにある。
く課題を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本発明の劣化したMRI画
像の復元方法は、空間周波数領域で原点から離れるに連
れて連続的に減少する2次元しきい値開数を設け、エコ
ー信号が上記2次元しきい値開数の値を超える部分に他
の適当な値を充填して画像の復元を行うものである。
ここで、「他の適当な値」には、例えば近傍のエコー信
号の値の平均値を用いてもよく、−律に0とおいてもよ
い。
また、上記2次元しきい値開数の形として、原点からの
距離「が増加するに連れて指数関数的に0に漸近する関
数形(f(r)=Ae  )、原点からの距離「の負の
べき状に比例して減衰していく関数形(f (r) =
A r−”)等が例示できる。
く作用〉 一般に、空間周波数領域においては、エコー信号が数値
的に大きな値をもつ成分は2次元空間座標の原点付近に
集中しており、原点から離れると、原点から離れる距離
に応じて徐々に小さくなる。
よって、空間周波数領域で原点から離れるに連れて連続
的に減少する2次元しきい値開数を設けることにより、
この関数値を越える値を持つ成分があれば突発的な雑音
とみなすことができる。
この場合、2次元しきい値開数は、原点の近傍でも有限
な値をもっているので、原点の近傍の雑音に対しても効
果を有する。また原点から離れるに連れて連続的に減少
しているので、原点から十分離れた領域での小さな雑音
でも検出できる。
このしきい値を超える信号は、その値を疑似的なデータ
で置き換える。これにより、エコー信号の突発性雑音成
分を除くことができ、劣化のない再構成画像を得ること
ができる。
〈実施例〉 以下実施例を示す添付図面によって詳細に説明する。
第3図は、MRI装置の全体構成を示す概略図である。
MRI装置は、 争Gz勾配磁場コイル16a、Gx勾配磁場コイル16
bSGy勾配磁場コイル16C1および静磁場発生用磁
石16からなる磁場発生系、 ・RFパルスの発振および信号検出のためのRFコイル
11、プリアンプ13、RF送受信機14からなる信号
処理系、 ・各勾配磁場コイル168〜16cに励磁電源を供給す
る勾配磁場電源17a〜17C1・勾配磁場電源17a
〜17cを所定のタイミングで駆動するコントローラ1
8、並びに・コントローラ18を制御するとともに、R
F送受信機14から出力されるNMR信号を処理して、
MRI断層像を作成するコンピュータ19、NMR信号
情報を蓄えるメモリ20゜および、画像情報を一時蓄え
表示する表示器1 から構成される。
上記構成のMRI装置において、位相エンコード勾配磁
場ayを変えながら、エコー信号を取り出すパルスシー
ケンスを第4図に示す。まず、2方向の勾配磁場Gzを
かけた状態で、RFコイル11は90@RFパルスS1
を被検体に与えて所望のスライス面の核スピンを90″
倒す。この後勾配磁場Gzの符号を反転させることによ
り、励起時に乱れたスピンの位相を揃えてやり、続いて
勾配磁場Gzを0にし、勾配磁場Gy、勾配磁場GXを
印加して、スライス面内の核スピンの位相を連続的に変
化させる。この後、2方向の勾配磁場Gzをかけた状態
で、RFコイル11から180@RFパルスS2を与え
て核スピンを反転させる。そして所定時間後に勾配磁場
Gxを印加しながらスピンエコーS3を受信する。
同図では、繰返しの一単位TRIにおけるパルスシーケ
ンスのみを示しているが、位相エンコード勾配磁場ay
の大きさを例えば256回変化させてパルスシーケンス
を繰返し、1回の撮像を終了する。
上記1回の撮像で得られたそれぞれのエコー信号は、コ
ンピュータ19においてフーリエ変換され、2次元空間
周波数領域におけるデータとして収集記憶される。この
データ(実数部分のみ)を空間周波数領域において表示
したグラフを第1図に示す。虚数部分は図示を省略する
。同図において、エコー信号値−〇の平面を1、平面1
の上に設定された2次元しきい値開数を2で表す。2次
元しきい値開数2の関数形r(x、y)は、空間周波数
平面1の座標を(Ly) 、原点を(0,0)とすると
、f’(x、y) −(x2 +  y2 ) −’と
なっている。ただし、この形はあくまで例示であり、べ
き(−1)に代えて一般的な値(−n)のべき乗ニ ー〇 f(x、y) −(x2 + y2 )   (nl)
を使ってもよい。また、指数関数形: r(x、y) −e x p (x2 +y2 ) −
”2を使ってもよい。その他、多数の測定に係るデータ
を分析し、統計的に求められる減衰関数を使ってもよい
コンピュータ19は、上記データを2次元逆フーリエ変
換してMRI画像を再構成する際、エコ−データが上記
2次元しきい値開数2を越えている場合、雑音と判定し
、疑似的なデータと置き換える。
第2図は、空間周波数領域1のX軸に沿った垂直断面に
おいて、2次元しきい値開数2、エコー信号3を表示し
たグラフである。2次元しきい値開数2を越えている部
分を第3図(a)に符号4で示している。この部分を疑
似的なデータに置き換える場合、疑似的なデータとして
は、単純な例ではOでもよい(第3図(b)符号5a参
照)。これは、空間周波数領域1では、エコー信号は値
“0”を中心として分布しているために局所的に“0゜
と置き換えても再構成画像上ではまず問題にならないか
らである。
また、局所的に“0°となることを避けるために、周囲
の領域において繋がるように値を設定してもよい(第3
図(C)符号5b参照)。これにより、より実際に近い
画像が再構成できる。
さらに、周囲のデータから補間により疑似データを作り
採用してもよい(第3図(d)符号5C参照)。
このようにして処理されたデータを逆フーリエ変換する
ことにより、劣化のないNMR再構成画像を得ることが
できる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものではなく、例
えば、空間周波数領域構成するデータ数は256X25
6に限るものではなく、他の数を用いてもよい。その池
水発明の要旨を変更しない範囲内において、種々の設計
変更を施すことが可能である。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明のNMR画像の再構成方法によれ
ば、空間周波数領域において、原点から離れるに連れて
連続的に減少する2次元しきい値開数を設け、しきい値
を超える値をもつ信号を雑音とみなして、代わりの値と
交換し、逆フーリエ変換することにより、エコー信号の
突発性雑音成分を除くことができ、劣化のない再構成画
像を得ることができる。したがって、斜め縞状のアーチ
ファクトが除去されたきれいな画像を得ることができ画
像に基づいた正しい診断が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は2次元しきい値開数を設定した空間周波数領域
を示す斜視図、 第2図は空間周波数領域のX軸に沿った垂直断面におい
て、2次元しきい値開数、エコー信号を表示したグラフ
、 第3図はMRIイメージング装置の全体構成を示す概略
ブロック図、 第4図はパルスシーケンス波形を示す図、第5図(a)
 、 (b)は従来の画像再構成過程において侵入した
雑音を空間周波数領域において示した斜視図、 第5図(C)は従来の方法において雑音により劣化した
再構成画像を示す図、 第6図は先願の劣化したMRI画像の復元方法を説明す
る図である。 A・・・しきい値、Gr、Gx、Gy・・・勾配磁場、
1・・・空間周波数領域、2・・・2次元しきい値開数
、3・・・エコー信号 第 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、静磁場中に置かれた被検体に勾配磁場およびRFパ
    ルスを印加してスライス面の核スピンを選択的に励起し
    、上記スライス面に対して、位相エンコード勾配磁場を
    、その位相エンコード勾配磁場の大きさを毎回変えなが
    ら印加し、各位相エンコード勾配磁場が印加されるごと
    に、周波数エンコード方向に勾配磁場をかけながらエコ
    ー信号を受信しフーリエ変換することにより2次元空間
    周波数領域のデータとして収集し、このデータを逆フー
    リエ変換することにより2次元断層像を再構成するMR
    I画像の再構成方法において、 上記空間周波数領域で、原点から離れるに連れて連続的
    に減少する2次元しきい値関数を設け、エコー信号が上
    記2次元しきい値関数の値を超える部分に対し、 他の適当な値を充填して画像の復元を行うことを特徴と
    する劣化したMRI画像の復元方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1996030780A1 (en) * 1995-03-24 1996-10-03 The Commonwealth Of Australia Method of estimating missing data points at known positions in an input signal
JP2006159178A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Kazutoshi Igarashi 主に粉砕樹皮による土壌対策工法
CN102652490A (zh) * 2011-03-04 2012-09-05 天津市盛大统领科技有限公司 种植大棚的冬季升温保温装置

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JP2006159178A (ja) * 2004-11-15 2006-06-22 Kazutoshi Igarashi 主に粉砕樹皮による土壌対策工法
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