JPH01241912A - Iir形ディジタルフィルタの安定化回路 - Google Patents

Iir形ディジタルフィルタの安定化回路

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JPH01241912A
JPH01241912A JP63068693A JP6869388A JPH01241912A JP H01241912 A JPH01241912 A JP H01241912A JP 63068693 A JP63068693 A JP 63068693A JP 6869388 A JP6869388 A JP 6869388A JP H01241912 A JPH01241912 A JP H01241912A
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JP
Japan
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digital filter
coefficient
signal
type digital
gain
Prior art date
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Pending
Application number
JP63068693A
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English (en)
Inventor
Masao Kasuga
正男 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はIIR形ディジタルフィルタの安定化回路に係
り、11DD(ハード・ディスク・ドライブ)などのヘ
ッド信号から得られたり一−ボ信号などを通過させるI
IR形ディジタルフィルタの安定化回路に関する。
従来の技術 一般にパルス符号変調(PCM)信号などの離散的ディ
ジタル信号系列を記録、再生するシステムなどにおいて
は、離散的ディジタル信号系列のレベルや周波数特性を
変更するために、ディジタルフィルタなどで構成された
レベル減衰器や減衰等化器が用いられ、このディジタル
フィルタはディジタル信号を処理するのに重要な役割を
果している。このディジタルフィルタはインパルス応答
が無限に続く無限インパルスレスポンス(IIR)形デ
ィジタルフィルタと、インパルス応答が有限時間の有限
インパルスレスポンス(FIR)形ディジタルフィルタ
とに大別される。FIR形ディジタルフィルタはフィー
ドバックがないので安定で、また直線位相のものを実現
できる反面、フィルタ構成の次数が大幅に増加する欠点
を有し、他方、IIR形ディジタルフィルタは位相特性
の直線化の保証は何ら与えられていないが、フィルタ構
成の次数がFIR形ディジタルフィルタに比し一桁程度
低減でき、回路規模を縮小できるとともにコスト的に有
利である。
IIR形ディジタルフィルタの特性は入力系列を(× 
)、出力系列を(yo)として次の差分方程式で表わさ
れる。
ここでaつ、b、は実数の係数である。(1)式におい
て第2項はある時刻の出力系列が次の時刻の出力系列に
も影響を及ぼすことを示しており、巡回項と呼ばれる。
第5図はディスク再生装請等においてディスクを駆動す
るモータの回転制御に応用されるディジタルサーボ系の
ブロック図を示す。起動信号によってモータの回転が起
動されるとともに端子1からはモータの回転数を示す設
定電圧が供給され、加算器2ではこの設定電圧と反転さ
れ7j帰還電圧との加算(結果的に設定電圧と帰還電圧
との減算どなる)によって誤差電圧を出力する。この誤
差電圧は増幅器3によって増幅された後モータ4に供給
されモータ4の回転を加速又は減速するよう制御する。
またこのモータ4は端子5より供給さる起動信号によっ
て起動され又は停止される。
モータ4の回転速度は回転速度検出器(第5図ではモー
タ4に含まれる)によって検出され、この出力は積分器
6を介してA/D変換器7によってディジタル信号とさ
れる。このディジタル信号はIIR形ディジタルフィル
タ(以下ディジタルフィルタ又はDFと略す)8によっ
て所定の周波数特性を付与された後回転電圧検出器9に
おいてモータ4の回転に対応した電圧とされ、これは帰
還電圧として加算器2に供給される。このように構成さ
れたザーボ回路によってモータ4の回転は高い精度で制
御することが可能となる。
またこのディジタルサーボ系をディスク再生装置のヘッ
ドの位置決めにも適用することができ、その場合には第
4図のモータ4はヘッド駆動用のモータとなり、回転電
圧検出器9はトラッキング位置検出器となる。このよう
な構成にすることによりヘッドのディスク上における位
置を正確に制御することが可能となる。
発明が解決しようとする課題 第5図に示すディジタルフィルタ8の動作は入力信号が
定常状態(入力信号が急激な変化をしない状態)では安
定しているが、モータの回転速度検出信号やヘッドのト
ラッキング位置信号等を処理する場合のスタート、スト
ップ時には第3図に信号aで示すように入力信号が急激
に変化する。
したがって(1)式において初期状態として巡回項(第
2項)が零に近い場合に人力信号が急激に変化するとデ
ィジタルフィルタ8は正帰還の状態となって極めて不安
定となり発振を起こしたり又は回路が動作しなくなった
りする。
このような状態になるとモータ回転制御やヘッドのトラ
ッキング位置制御が狂うことによりヘッドの飛びや暴走
が発生するという危険が生じ、ヘッド等の破損の原因と
もなる。またこのように−度発振現象を起こすと元にも
どらなくなってしまうという問題がある。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、スタート時
、ストップ時又は外乱によってサーボ系に不安定な信号
が入来した場合であっても安定に動作するIIR形デイ
ジタルノイルタの安定化回路を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 第1図は本発明の原理ブロック図を示ず。
同図において、10は信号検出回路であり、IIR形デ
ィジタルフィルタ8に供給される入力信号の変化を検出
する。この入力信号の変化の検出はIIR形ディジタル
フィルタ8の入力信号から直接行う必要は必ずしもなく
、例えばIIR形ディジタルフィルタが用いられるディ
スク再生装置のモータ或いはヘッド位置制御装置のディ
ジタルザーボ回路に本発明が適用される場合には、モー
タ又はヘッド位置制御装置への起動信号からIIR形デ
ィジタルフィルタ8の入力信号の変化を検出することも
できる。
11は係数制御回路であり、信号検出手段10よりの信
号にもとづいてIIR形ディジタルフィルタ8の特性を
決定する差分方程式((1)式の係数all、bv等)
を任意に制御するものである。
作用 信号検出回路により、IIR形ディジタルフィルタの人
力信号が急激に大きくなる等の変化が検出された場合に
は、係数制御回路はIIR形ディジタルフィルタの利得
特性を決める係数をI I R形ディジタルフィルタの
利得が零又は非常に小なる値となるように第2の係数を
選択する。以後、係数制御回路は上記係数を徐々に変更
することにより利得特性を変化させ、IIR形ディジタ
ルフィルタが安定に動作する入力信号が入来するように
なった後はIIR形ディジタルフィルタの利得を通常動
作を行う場合の利得となるように第1の係数を選択する
これによって入力信号が急激に変化した場合であっても
、この信号は出力側にそのまま現われることはなく、従
って発振などの異常動作を引き起こすことはない。
実施例 第2図は本発明の一実施例のブロック系統図を示す。同
図において第5図と同一構成部分には同一符号を付し、
その説明を省略する。
同図において信号検出回路10はモータ(又はヘッド、
以下同様)4に供給される起動信号を検出し、この信号
検出回路の出力は係数制御回路11に供給されてディジ
タルフィルタ8の特性を変化させる。
ディジタル8の特性は一般的には(1)式で表わされる
が本実施例では具体的に ’/ g ”’ a() X n 十a I X n−
1+a2 X n−2十a3 Xn−3−bl yn−
1−b2 yn−2−b3yn−3(2) という式で表わされる特性を有するディジタルフィルタ
を用いている。この0式゛の係数ao、a1 。
a  、 a  、 b  、 b2 、 b3 、 
ニcJ:’)Tコ(7)7イジタルフィルタ8の利得特
性が決定されることになる。
2式において係数aOを変化させるということはディジ
タルフィルタ8の入力信号の減衰量を変化させることに
対応し、したがってこの係数a。
を適当に変化させることによって希望する減衰量を得る
ことができる。
第3図はモータ4の起動時に2式の係数a。を変化させ
ることによりディジタルフィルタ7に供給されるディジ
タル信号の急激な変化を減衰させることによって、この
急激な変化によって生じるモータ4等の誤動作を防ぐ場
合のディジタルフィルタ8の特性、すなわち第3図にa
で示すように起動時又は外乱の発生時に急激に変化する
信号(実際にはディジタル信号であるが理解を容易にす
るために連続波形として示す)がディジタルフィルタ8
に入来した場合にディジタルフィルタ8に対して同図に
破線すで示すような減衰特性を持たせることによる。こ
の減衰特性は例えば■おいて、入力信号X。に x  =A(t)・xo、          G)と
いう式を代入し、この関数A(t)を係数制御回路によ
って時間的に変化させることによって得られる。ここで
A(t)は時間とともに変化する増加関数であり、その
最大値は1である。
第4図はディジタルフィルタ8が特定の周波数の信号を
トラップするトラップフィルタである場合の利得特性の
変化を示している。すなわち第5図の回路が安定した動
作状態にある場合にはディジタルフィルタ8は第4図に
■で示すトラップ特性を有している。しかしモータ4の
起動時及び外乱発生時にディジタルフィルタ8の入力信
号が急激に変化する場合には、第3図の場合と同様に信
号検出回路10がディジタルフィルタ8の入力信号の変
化を検知して係数制御回路11に供給し、係数制御回路
11はディジタルフィルタ8のトラップ特性を順次変化
させる。
これは0式の係数の組を順次変化させることによって行
う。即ち、第4図において■で示すトラップ特性を有す
る実数係数の組を ■’ ”’10’ a11’ ”12’ ”13− b
11= b12−b13)と表わされる場合にこれを ■’ ”’20” 21・a22’ 823= b21
= b22・b23) ■’ (a60− a61’ a62− ”63= b
61= b62=b63) というように順次変化させることにより第4図の対応す
るトラップ特性を得る。
ただし、この場合に係数の変更動作に伴ってディジタル
フィルタ8の安定性を確保するために入力ディジタル信
号に対して少なくとも5〜1oサンプル程度は同じ特性
の係数のままで信号を通過するように制御する必要があ
る。
以上より理解されるように最初の例として示した係数a
□のみを変化させることはa。〜b3までを変化させる
場合の特別な場合に該当する。
以上の第3図及び第4図に示すようにディジタルフィル
タ8の特性を入力信号に応じて徐々に変化させることに
より、ディジタルフィルタ8に供給される入力信号が急
激に変化する場合にもその出力にはこの急激な変化はあ
られれずなめらかに変化し、ディジタルフィルタ8の異
常な動作を生じることはない。
発明の効果 上述の如く、本発明によれば、IIR形ディジタルフィ
ルタの入力信号が急激に変化した場合であってもIIR
形ディジタルフィルタが安定して動作するため、例えば
本発明をディスク再生装置等のディジタルサーボ系に適
用した場合にモータの始動時、ヘッドの移動時などにも
安定したサーボがかかり、モータの回転異常、ヘッドの
飛びなどの問題は発生せず、また外乱によってサーボル
ープ内に異常信号が現れても安定したナーボのル一プ利
得が得られ、動作も安定であるという特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は本発明の一
実施例のブロック系統図、第3図はIIR形ディジタル
フィルタの入力信号が急激に変化する場合の入力段の減
衰特性図、第4図はIIR形ディジタルフィルタがトラ
ップフィルタとして用いられた場合のトラップ特性の変
化の様子を示す図、第5図はディスク再生装置において
ディスクを駆動するモータの回転制御に応用されるディ
ジタルサーボ系のブロック図である。 2・・・加算器、3・・・増幅器、4・・・モータ、6
・・・積分器、7・・・A/D変換器、8・・・IIR
形ディジタルフィルタ、9・・・回転電圧検出回路、1
0・・・信号検出回路、11・・・係数制御回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 時間軸上で離散的な入力及び出力の信号系列に対して動
    作時には第1の係数を有する差分方程式で表わされるI
    IR形ディジタルフィルタと、該IIR形ディジタルフ
    ィルタに供給される入力信号の変化を検出する信号検出
    手段と、 該信号検出手段よりの出力によって該差分方程式の係数
    を任意に制御する係数制御回路とよりなり、 該信号検出手段によって該IIR形ディジタルフィルタ
    の動作が不安定となるような入力信号の変化が検出され
    たときは、該係数制御回路は該差分方程式の係数を該I
    IR形ディジタルフィルタの利得が零又は極めて小とな
    るような第2の係数に変更制御し、入力ディジタル信号
    が安定化するに従って該係数を順次変更し、該IIR形
    ディジタルフィルタが安定に動作する入力信号が入力さ
    れるようになった後は該第1の係数に変更制御するよう
    構成したことを特徴とするIIR形ディジタルフィルタ
    の安定化回路。
JP63068693A 1988-03-23 1988-03-23 Iir形ディジタルフィルタの安定化回路 Pending JPH01241912A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05260775A (ja) * 1991-11-08 1993-10-08 Gold Star Co Ltd モーター回転制御装置
JP2008079483A (ja) * 2006-09-25 2008-04-03 Rohm Co Ltd モータ駆動回路、駆動装置、ならびに電子機器
US10355635B2 (en) 2015-08-05 2019-07-16 panasonic intellectual property Motor control device

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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