JPH01241304A - プラグミル圧延におけるリーリング方法 - Google Patents
プラグミル圧延におけるリーリング方法Info
- Publication number
- JPH01241304A JPH01241304A JP7012988A JP7012988A JPH01241304A JP H01241304 A JPH01241304 A JP H01241304A JP 7012988 A JP7012988 A JP 7012988A JP 7012988 A JP7012988 A JP 7012988A JP H01241304 A JPH01241304 A JP H01241304A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tube
- plug
- reeling
- inside surface
- reeler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 13
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims description 7
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 24
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 abstract description 6
- 239000007924 injection Substances 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000003746 surface roughness Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 238000004513 sizing Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000002436 steel type Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
利用産業分野
この発明は、プラグミル圧延におけるリーリング方法の
改良に係り、特に、リーリングに際し、高圧水をプラグ
より噴射して管内面肌を向上させ得るリーリング方法に
関する。
改良に係り、特に、リーリングに際し、高圧水をプラグ
より噴射して管内面肌を向上させ得るリーリング方法に
関する。
背景技術
プラグミル圧延による継目無鋼管の製造方法は、製造可
能寸法、鋼種範囲が広く、段取替えが比較的容易で、多
品種少量生産にも適していることから、今日、最も多用
されている。
能寸法、鋼種範囲が広く、段取替えが比較的容易で、多
品種少量生産にも適していることから、今日、最も多用
されている。
製造工程を詳述すると、丸または角鋼片を加熱した後、
ピアサにて穿孔して素管となし、プラグミルにて薄く、
長く延して設定肉厚に圧延し、さらにリーラ素管内外表
面を仕上げ、サイジングミルで所定の真円寸法に圧延さ
れて製管され、以後冷却され、ストレートナ−で曲り取
りされる。
ピアサにて穿孔して素管となし、プラグミルにて薄く、
長く延して設定肉厚に圧延し、さらにリーラ素管内外表
面を仕上げ、サイジングミルで所定の真円寸法に圧延さ
れて製管され、以後冷却され、ストレートナ−で曲り取
りされる。
この工程において、リーラは、例えば、円筒型のリーラ
ロールと円筒型のリーラプラグにより、素管の径を拡大
すると同時に僅かに肉厚圧下を加え、プラグミルにて発
生した所謂プラグマークや、肉厚不均一を改善し、かつ
管内外面を滑らかに仕上げるものである。
ロールと円筒型のリーラプラグにより、素管の径を拡大
すると同時に僅かに肉厚圧下を加え、プラグミルにて発
生した所謂プラグマークや、肉厚不均一を改善し、かつ
管内外面を滑らかに仕上げるものである。
したがって、リーリングを受けた管の表面肌が最終製品
の肌へと結びつく。リーリングに際し、例えば、リーリ
ング時にスケールが異常に巻き込よれると、そのまま管
表面にプリントされ、これによって表面性状の劣化が生
じる問題があった。
の肌へと結びつく。リーリングに際し、例えば、リーリ
ング時にスケールが異常に巻き込よれると、そのまま管
表面にプリントされ、これによって表面性状の劣化が生
じる問題があった。
従来、リーリングに際して、円筒や円錐のロール形状と
円筒や傾斜等のプラグ形状の組み合せ条件が適宜選定さ
れて、プラグマークの消去を行なっていたが、前記した
スケール咬込みによる表面性状の劣化には何らの対策も
提案されていなかった。
円筒や傾斜等のプラグ形状の組み合せ条件が適宜選定さ
れて、プラグマークの消去を行なっていたが、前記した
スケール咬込みによる表面性状の劣化には何らの対策も
提案されていなかった。
発明の目的
この発明は、かかる現状に鑑み、リーリングに際し、ス
ケール咬込みによる表面性状の劣化を解消し、管内面肌
を大きく向上させ得るリーリング方法の提供を目的とし
ている。
ケール咬込みによる表面性状の劣化を解消し、管内面肌
を大きく向上させ得るリーリング方法の提供を目的とし
ている。
発明の構成
この発明は、管内面肌を向上させ得るリーリング条件を
目的に種々検討した結果、管内面に高圧水を噴射してス
ケール除去と管内面の冷却を図ることにより、管内面性
状が著しく向上することを知見し、この発明を完成した
ものである。
目的に種々検討した結果、管内面に高圧水を噴射してス
ケール除去と管内面の冷却を図ることにより、管内面性
状が著しく向上することを知見し、この発明を完成した
ものである。
すなわち、この発明は、
プラグミル圧延による継目無情管の製造工程中で、リー
ラロールとリーラプラグにて素管内外表面を仕上げるリ
ーリング方法において、リーリングに際し、リーラプラ
グの先端部より放射状に、管内面に付着したスケールを
除去し得る程度の高圧水を管内面へ噴射し、 管内面の冷却とスケール除去を図ることを特徴とするプ
ラグミル圧延におけるリーリング方法である。
ラロールとリーラプラグにて素管内外表面を仕上げるリ
ーリング方法において、リーリングに際し、リーラプラ
グの先端部より放射状に、管内面に付着したスケールを
除去し得る程度の高圧水を管内面へ噴射し、 管内面の冷却とスケール除去を図ることを特徴とするプ
ラグミル圧延におけるリーリング方法である。
発明の図面に基づく開示
第１図はこの発明にょろり−リング方法を示ずリーラの
断面説明図である。
断面説明図である。
第２図ａ、ｂはこの発明に用いるリーラプラグの半縦断
側面説明図と正面説明図である。
側面説明図と正面説明図である。
ここでは、第１図に示す如く、円筒型のリーラロール（
１）と円筒型のリーラプラグ（２）からなるり−ラに適
用した例を示すが、地形状のリーラプラグに適用しても
、同様の効果が得られる。
１）と円筒型のリーラプラグ（２）からなるり−ラに適
用した例を示すが、地形状のリーラプラグに適用しても
、同様の効果が得られる。
この発明は、リーラプラグ（２）の先端部より放射状に
、高圧水を管（７）内面へ噴射しながらリーリングする
ことを特徴とする。
、高圧水を管（７）内面へ噴射しながらリーリングする
ことを特徴とする。
これに用いるリーラプラグ（２）は、第２図に示す如く
、中空となったプラグ（２）の先端部の大径の開口部に
キャップ（３）を着設して密閉し、端面の外周部に、軸
心を中心に４５°間隔で８個の噴射孔（４）を、軸心か
ら管（７）内面へ３０°の仰角で穿孔しである。
、中空となったプラグ（２）の先端部の大径の開口部に
キャップ（３）を着設して密閉し、端面の外周部に、軸
心を中心に４５°間隔で８個の噴射孔（４）を、軸心か
ら管（７）内面へ３０°の仰角で穿孔しである。
噴射する高圧水は、リーラプラグ（２）の中空となった
芯金（５）の終端部に高圧水配管（６）を接続して導入
する。
芯金（５）の終端部に高圧水配管（６）を接続して導入
する。
この発明において、前記の噴射孔（４）の寸法や配置は
、プラグ（２）形状９寸法、管内径、管温度や冷却条件
等、並びに前記条件に応じて設定される水圧力や噴射量
等を勘案して、適宜選定でき、リーリングに際して高圧
水を管（７）内面へ噴射でき、管内面の冷却とスケール
除去を図ることができれば、いずれの形状寸法や構成で
あってもよい。
、プラグ（２）形状９寸法、管内径、管温度や冷却条件
等、並びに前記条件に応じて設定される水圧力や噴射量
等を勘案して、適宜選定でき、リーリングに際して高圧
水を管（７）内面へ噴射でき、管内面の冷却とスケール
除去を図ることができれば、いずれの形状寸法や構成で
あってもよい。
また、この発明において、高圧水の噴射により積極的に
管内面の冷却を図るが、プラグマーク等を消去するり−
リング本来の目的のためには、管内面は少なくとも９０
０℃以上の温度とする必要があり、好ましい管内面温度
は、９５０°Ｃ〜１１００”Ｃの範囲である。
管内面の冷却を図るが、プラグマーク等を消去するり−
リング本来の目的のためには、管内面は少なくとも９０
０℃以上の温度とする必要があり、好ましい管内面温度
は、９５０°Ｃ〜１１００”Ｃの範囲である。
作動
まず、管（７）がリーリング前では、リーラプラグ（２
）はリーラより後退しており、高圧水の供給も停止して
いる。
）はリーラより後退しており、高圧水の供給も停止して
いる。
リーリング中は、第１図に示す如く、リーラロール（１
）位置へ前進したリーラプラグ（２）に、高圧水配管（
６）が接続され、所要の高圧水が導入されてプラグ（２
）の先端部より、管（７）内面へ噴射されている。
）位置へ前進したリーラプラグ（２）に、高圧水配管（
６）が接続され、所要の高圧水が導入されてプラグ（２
）の先端部より、管（７）内面へ噴射されている。
リーリング終了後は、芯金（５）およびプラグ（２）後
退させ、同時に高圧水の供給を停止する。
退させ、同時に高圧水の供給を停止する。
発明の効果
従来のリーリング方法においても、中空となったプラグ
の先端部の大径開口部より、冷却水が供給されていたが
、スケールを除去できる程の圧力はなく、また、管内面
に噴射するようは考慮されていなかった。
の先端部の大径開口部より、冷却水が供給されていたが
、スケールを除去できる程の圧力はなく、また、管内面
に噴射するようは考慮されていなかった。
ところが、この発明では、リーラプラグ（２）の先端部
より放射状に、高圧水を管（７）内面へ噴射しながらリ
ーリングすることにより、管（７）内面に付着したスケ
ールが除去され、かつ所要の温度に冷却されるため、ス
ケールが内面に圧着されることなく、プラグマークを消
去でき、実施例に示す如く、著しく内面肌性状を向上さ
せることができる。
より放射状に、高圧水を管（７）内面へ噴射しながらリ
ーリングすることにより、管（７）内面に付着したスケ
ールが除去され、かつ所要の温度に冷却されるため、ス
ケールが内面に圧着されることなく、プラグマークを消
去でき、実施例に示す如く、著しく内面肌性状を向上さ
せることができる。
実施例
前述した第１図及び第２図に示すプラグを用いて、下記
条件にてリーリングを実施した。
条件にてリーリングを実施した。
また、第２図において、大径の開口部に着設したキャッ
プ（３）とこの発明の特徴である噴射孔（４）を有しな
い比較プラグにて、供給水量、水圧を含めて同一条件に
てリーリングを実施した。
プ（３）とこの発明の特徴である噴射孔（４）を有しな
い比較プラグにて、供給水量、水圧を含めて同一条件に
てリーリングを実施した。
リーリング完了後、各管内面の面粗度を測定した。その
結果を第３図と第４図に示す。
結果を第３図と第４図に示す。
第３図（Ｒ２＝７．０ｐｍ、 ＲｍＢｚ＝１９．０ｐｍ
）に明らかな如く、この発明によるリーリングでは、第
４図（Ｒ７＝３１．０ｐｍ 、 Ｒｍａｘ＝８６．０￥
１ｍ ）に示す比較プラグを用いた従来方法に比較して
、面粗度が著しく向上することが分る。
）に明らかな如く、この発明によるリーリングでは、第
４図（Ｒ７＝３１．０ｐｍ 、 Ｒｍａｘ＝８６．０￥
１ｍ ）に示す比較プラグを用いた従来方法に比較して
、面粗度が著しく向上することが分る。
水量； ５４ｍ３／Ｈ
水圧； １０ｋｇｔ／ｃｍ２
管寸法； ２９ｇ、５Φｘ４１．０ｔｘ６７００１管材
質；Ｈ４０ 管温度；外面９６０℃、内面１０５０°Ｃ
質；Ｈ４０ 管温度；外面９６０℃、内面１０５０°Ｃ
第１図はこの発明によるリーリング方法を示すリーラの
断面説明図である。 第２図ａ、ｂはこの発明に用いるリーラプラグの半縦断
側面説明図と正面説明図である。 第３図と第４図は管内面の表面粗度を示すグラフであり
、第３図がこの発明の場合、第４図が従来の場合である
。 １・・・リーラロール、２・・・リーラプラグ、３・・
・キャップ、４・・・噴射孔、５・・・芯金、６・・・
高圧水配管、７・・・管。
断面説明図である。 第２図ａ、ｂはこの発明に用いるリーラプラグの半縦断
側面説明図と正面説明図である。 第３図と第４図は管内面の表面粗度を示すグラフであり
、第３図がこの発明の場合、第４図が従来の場合である
。 １・・・リーラロール、２・・・リーラプラグ、３・・
・キャップ、４・・・噴射孔、５・・・芯金、６・・・
高圧水配管、７・・・管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 プラグミル圧延による継目無鋼管の製造工程中で、リー
ラロールとリーラプラグにて素管内外表面を仕上げるリ
ーリング方法において、 リーリングに際し、リーラプラグの先端部より放射状に
、管内面に付着したスケールを除去し得る程度の高圧水
を管内面へ噴射し、 管内面の冷却とスケール除去を図ることを特徴とするプ
ラグミル圧延におけるリーリング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012988A JPH01241304A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | プラグミル圧延におけるリーリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7012988A JPH01241304A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | プラグミル圧延におけるリーリング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01241304A true JPH01241304A (ja) | 1989-09-26 |
Family
ID=13422637
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7012988A Pending JPH01241304A (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | プラグミル圧延におけるリーリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01241304A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999033588A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-08 | Mannesmann Ag | Verfahren und vorrichtung zum entzundern von rohren |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP7012988A patent/JPH01241304A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999033588A1 (de) * | 1997-12-23 | 1999-07-08 | Mannesmann Ag | Verfahren und vorrichtung zum entzundern von rohren |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN101773944A (zh) | 精密异形管的成型工艺及其冷拉拔模具 | |
| JPH01241304A (ja) | プラグミル圧延におけるリーリング方法 | |
| CN102962273B (zh) | 车用玻璃纤维全缠绕气瓶用冷拔超薄无缝钢管的制造方法 | |
| US6523385B2 (en) | Process for preparing the end of a pipe for drawing over a mandrel | |
| JPH0454531B2 (ja) | ||
| US4848124A (en) | Making seamless pipes, over 200 mm in diameter | |
| JPS60130406A (ja) | 継目無鋼管の製造方法およびその装置 | |
| JPH07155805A (ja) | 継目無鋼管の管内面デスケーリング・潤滑剤塗布装置 | |
| JPS63154207A (ja) | 継目無金属管の製造方法および装置 | |
| JPH01245914A (ja) | 外径真円度の優れた金属管の製造方法 | |
| JPS5937281Y2 (ja) | 製管圧延機のプラグ装置 | |
| JPS62212004A (ja) | 磨管圧延方法 | |
| JP2605541B2 (ja) | 傾斜式圧延機による圧延方法 | |
| JPH07132313A (ja) | 継目無鋼管の管内面への潤滑剤塗布方法 | |
| JPS58168404A (ja) | 第２穿孔機における管圧延方法 | |
| JPH081211A (ja) | リーラーにおける潤滑方法 | |
| JPH0729131B2 (ja) | 継目無管製造用エロンゲーターのマンドレルバー | |
| JPH0510963Y2 (ja) | ||
| SU795669A1 (ru) | Способ раскатки профильных колец | |
| JPH07102372B2 (ja) | 管傾斜圧延方法 | |
| JPS59197327A (ja) | 薄肉円筒の加工方法 | |
| JPH09225563A (ja) | 管端縮径ダイス及び管端縮径加工方法 | |
| JPS6046805A (ja) | マンドレルミルの制御法 | |
| JPH04172112A (ja) | 継目無鋼管の製造法 | |
| JPH09276908A (ja) | 継目無鋼管穿孔用プラグ |