JPH01240833A - 配管の耐圧試験方法及びその装置 - Google Patents

配管の耐圧試験方法及びその装置

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JPH01240833A
JPH01240833A JP6777488A JP6777488A JPH01240833A JP H01240833 A JPH01240833 A JP H01240833A JP 6777488 A JP6777488 A JP 6777488A JP 6777488 A JP6777488 A JP 6777488A JP H01240833 A JPH01240833 A JP H01240833A
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JP
Japan
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piping
pressure
pipe
vacuum chamber
seat ring
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Pending
Application number
JP6777488A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Orito
折戸 敏幸
Kazunori Tsuruhara
鶴原 一則
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Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は配管の耐圧試験方法及びその装置に関し、更に
詳しくは10kg/cTAg以下の比較的低圧で使用す
る配管の耐圧試験を負圧を利用し簡便に行う方法及び該
方法を実施するために適した耐圧試験装置に関する。
〔従来の技術〕
工場や発電所等のプラントや種々の設備の建設に際して
は、気体や液体を搬送するための各種の配管経路が布設
される。配管経路は定尺物の配管を所要本数接続したり
、途中に伸縮継手を設ける等により構成されるが(以下
このように構成される配管経路を単に配管という。)、
配管施工後内部から所定の水圧を加えて耐圧試験が行わ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような内部水圧を利用した耐圧試験
は、通常全ライン配管施工完了後に実施しなければなら
ず、施工途中で実施する場合は、板前を入れる等の特別
の配慮を必要とする。また、耐圧試験のための水圧ポン
プ及び仮配管を必要とし、不合格(漏れの発生)の場合
は、全ラインの圧力を落とし、水抜きをした後補修し、
再度耐圧試験のために水張りをしなければならず面倒で
あった。
本発明は、このような従来の配管耐圧試験における問題
点を解決し、施工途中で任意に実施することができ、且
つ、水張りや仮配管の必要のない、新規な耐圧試験方法
を提供することを目的とするものである。本発明は更に
、そのような新規な耐圧試験方法の実施に適した耐圧試
験装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の配管の耐圧試験方法は、配管の被耐圧試験部分
の表面に気泡発生膜を塗付すると共に、前記試験部分を
透視部を有する真空チャンバー内に密閉し、次いで前記
チャンバー内を耐圧試験圧力に対応する負圧力に減圧す
ることを特徴とする。
また、本発明の配管の耐圧試験装置は、透視部を有し且
つ対向する壁に配管シール用シートリングを介して配管
を気密に貫通するための一対の配管貫通部を設けてなる
真空チャンバーと、該チャンバー内を負圧に減圧するた
めの減圧装置とを具備し、前記チャンバーは配管の半径
方向外面から配管に着脱するために前記貫通部を境とし
て開閉自在になっていることを特徴とする。
本発明に適用される配管は10kg/cff1g以下の
比較的低圧で使用される金属管やFRP管のような合成
樹脂管等によって構成される系である。
本発明の耐圧試験装置の好ましい実施態様においては、
真空チャンバーの対向する壁に設けられた一対の配管貫
通部が、配管貫通孔及びそれより大きい内径を有するシ
ートリング保持部が同軸に設けられて構成され、且つ該
保持部内周面に、ジ−トングに設けられた環状突起に係
合するための環状溝が設けられる。
前記保持部の配管貫通孔の内径は適用される配管の最大
径に合わせて定められ、シートリング保持部の内径はシ
ートリングの外径とほぼ同寸法になされる。
シートリングの内径は適用される配管外径に合わせた種
々の寸法のものが用意され得るが、その外径はシートリ
ング保持部に合わせ、常に一定とされる。従って、シー
トリングを変えるだけで同一透明真空チャンバーにより
、種りの径を持った配管の耐圧試験を行うことができる
前述したように、好ましいシートリングはその外周面に
シートリング保持部の環状溝に係合する環状突起が設け
られると共に、その内周面に複数の環状溝が設けられる
。これによってシートリングをシートリング保持部に確
実に保持すると共に、シートリング内周面と配管外周面
の気密シール性をより高めることができる。
〔実施例及び作用〕
次に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の耐圧試験装置の一例を示す斜視図であ
る。真空チャンバー1は上部チャンバー2及び下部チャ
ンバー3から構成され、両チャンバーは夫々のフランジ
4及び5間にパツキン6を介在させてボルト7等の結合
手段を用いて開閉できるようになっている。上部チャン
バー2にはボックス状の透明な部材で形成されている透
視部8が設けられている。この透視部8は外部から内部
の状況を目視により監視できるようにするためのもので
、透明なアクリル板のようなプラスチック材または透明
ガラス材等によって作ることができる。
真空チャンバー1の側方に位置する一対の壁9には配管
10を気密に貫通するための一対の配管貫通部11が設
けられている。配管1oは複数枚のシートリング12を
介して配管貫通部11に気密に貫通できるようになって
いる。
第2図は配管貫通部11及びシートリング12を配管の
軸方向から見た部分拡大図であり、第3図は配管の側面
から見た同様の部分拡大断面図である。第2図及び第3
図に示すように、配管貫通部11は配管貫通孔13およ
びそれより大きい内径を有するシートリング保持部14
が同軸に設けられて構成されている。配管貫通孔13の
内径は適用される配管の最大径に合わせて定められるが
、シートリング保持部14の内径はシートリング12の
外径に適合した寸法とされている。シートリング保持部
14の内周面には、複数のシートリング12の夫々の外
周面に設けられた環状突起15に係合する位置に、環状
溝16が夫々設けられている。シートリング12をシー
トリング保持部14に保持させた際の環状突起15と環
状溝16の保合状態を第5図に部分拡大図として示しで
ある。
シートリング12はゴムなどの弾性材料で作られたりリ
ング状のパツキンであり、その周壁の一部が半径方向に
切断され、その切断部を押し広げて開環することにより
、配管10の外周面に装着できるようになっている。第
4図にシートリング12を開環し配管10に矢印の方向
に装着する状態を示す。
シートリング12の内周面には複数の環状溝17が設け
られている。この環状溝17はシートリング12がシー
トリング保持部14によって圧縮されたとき、シートリ
ング12の内周面と配管10の外周面間の気密シールを
より高める作用をする。
上部チャンバー2の頂部外表面に減圧装置18が設けら
れており、減圧装置18の吸入口は吸入配管19によっ
て真空チャンバー1内と連通している。この減圧装置1
8は別置型とし、真空チャンバー1との間を可撓配管で
接続してもよく、また、他の装置と共通の減圧源に接続
する形式上部チャンバー2の頂部には、更に真空計20
及び真空破壊弁21が設けられている。真空計20は真
空チャンバー1内の真空度を測るために設けられ、真空
破壊弁21は耐圧試験終了後に真空チャンバー1内を大
気圧に戻して上部チャンバー2と下部チャンバー3の分
離を容易にするために設けられている。
第1図に示すように、真空チャンバー1を構成する下部
チャンバー3は、上部チャンバー2と同様なボックス状
に形成され、中央の配管貫通部11を中心として上部チ
ャンバー2と対称の位置に配置されている。この下部チ
ャンバー3は金属やプラスチック材の不透明な材料で作
られているが、透明プラスチックや透明ガラスのような
材料で作ってもよい。
下部チャンバー3の底部には反射鏡22が傾斜して設け
られている。この反射鏡22は配管10の底部を上部チ
ャンバー2に設けられた透視部8から見ることを可能と
するためのものである。
しかし、下部チャンバー3が透明材料で作られており、
配管下部が見られる状態で耐圧試験を行う場合ムこは、
この反射鏡22を省略することができる。
次に第1図の耐圧試験装置を使用して、配管の耐圧試験
を行う方法を説明する。
先ず、配管10の接続部等の被耐圧試験部分の表面に石
鹸液による被膜のような気泡発生膜を塗布する。ここで
気泡発生膜とは、配管に漏洩部分が存在したとき、耐圧
試験条件下の配管の内外圧力差により、該漏洩部分より
配管外部へ移動する気体によって発泡を生じることので
きる膜をいう。
次に、配管10の耐圧試験部分の前後に、第4図に示す
ようにシートリング12を所要個数開環して挿入する。
その際、各シートリング12の切断部を相互にずらした
角度にすることが好ましい(第1図及び第2図参照)。
次いで配管10の耐圧試験部分がその内部に配置される
ように、配管10の半径方向外方から上部チャンバー2
及び下部チャンバー3を差込み、配管10に配管貫通部
11を一致させた後、両チャンバーの夫々のフランジ4
及び5をパツキン6を介在させて接触させ、真空チャン
バー1を形成する。その際配管貫通部11のシートリン
グ保持部14の内周面に設けられた各環状溝16に夫々
のシートリング12の外周面の環状突起15が係合する
ように、各シートリング12の位置を調整しておく。
次に、ボルト7を締付けてフランジ4と5によりパツキ
ン6を圧縮してフランジ間を気密シ−ルすると共に、上
下に分割されたシートリング保持部14の締結によりシ
ートリング12が半径方向に圧縮され、配管貫通部11
の気密シールをする。これによって配管10の被耐圧試
験部は真空チャンバー1によって密閉されることになる
次に、減圧装置18を作動させて真空チャンバー1内を
負圧に減圧する。この負圧(真空度)は配管の耐圧試験
圧力に対応する圧力であり、減圧装置18の真空度設定
装置により所定値に設定することができる。この状態で
一定時間耐圧試験を行う。もし配管10に漏洩部分(欠
陥部分)が存在するときは、配管10内の空気(大気圧
)が当該部分から真空チャンバー1内に漏洩し気泡を生
ずる。この気泡を透視部8により観察することによって
、漏洩部分を知ることができる。配管10の底部の状態
も反射鏡22からの反射によって同様に知ることができ
る。
耐圧試験終了後、真空破壊弁21を開放して真空チャン
バー1内を大気圧に戻し、次いでボルト7を外して上部
チャンバー2と下部チャンバー3間を開放し、配管10
の半径方向から真空チャンバー1を取外す。
このようにして配管の被耐圧試験部分に次々と耐圧試験
装置を移動してセットすることにより、順次耐圧試験を
実施することができる。
なお、この実施例では配管の直線部分における継手周縁
の耐圧試験方法及び装置について述べたが、本発明はこ
れに限ることなく、配管の曲がり部やT字部についても
同様に行なえることは言うまでもない。その場合には配
管の配設方向に整合するように夫々の配管貫通孔を形成
すればよい。
〔発明の効果〕
本発明による配管の耐圧試験方法は以上のような構成と
したことにより、水圧ポンプ及び仮配管を使用して水張
りする必要がなく、また、全ライン配管施工完了を待た
ずに完成部分毎に耐圧試験を実施することができる。
また、本発明による配管の耐圧試験装置は、上記方法を
好適に実施することができるように構成されている。更
に該装置の配管貫通部が配管貫通孔及びそれより大きい
内径を有するシートリング保持部を同軸に設けて構成し
たときは、シートリングを交換するだけで種々の外径の
配管に適用することができる。また、このシートリング
の円周面に複数の環状溝を設けることにより、配管貫通
部の気密シール性をより高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の配管の耐圧試験方法を実施するための
耐圧試験装置の一例を示す斜視図、第2図は第1図に示
した配管貫通部11及びシートリング12を配管の軸方
向から見た部分拡大図、第3図は配管の半径方向から見
た第2図と同様の部分拡大断面図、第4図はシートリン
グ12を開環して配管IOに装着する状態を示す部分拡
大図、第5図はシートリング保持部14とシートリング
12の保合部分を示す部分拡大断面図。 ■・・・真空チャンへ− 2・・・上部チャンバー3・
・・下部チャンバー 4・・・フランジ5・・・フラン
ジ    6・・・パツキン7・・・ボルト     
8・・・透視部9・・・壁       10・・・配
管11・・・配管貫通部   12・・・シートリング
13・・・配管貫通孔   14・・・シートリング保
持部15・・・環状突起    16・・・環状溝17
・・・環状溝     18・・・減圧装置19・・・
吸入配管    20・・・真空計21・・・真空破壊
弁   22・・・反射鏡代理人 弁理士 窪 1)卓
 美

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)配管の被耐圧試験部分の表面に気泡発生膜を塗付す
    ると共に、前記試験部分を透視部(8)を有する真空チ
    ャンバー(1)内に密閉し、次いで前記チャンバー(1
    )内を耐圧試験圧力に対応する負圧力に減圧することを
    特徴とする配管の耐圧試験方法。 2)透視部(8)を有し且つ、対向する壁(9)に配管
    シール用のシートリング(12)のを介して配管を気密
    に貫通するための一対の配管貫通部(11)を設けてな
    る真空チャンバー(1)と、該チャンバー(1)内を負
    圧に減圧するための減圧装置(18)とを具備し、前記
    チャンバー(1)は配管の半径方向から該配管外面に着
    脱するために前記貫通部(11)を境として開閉自在に
    なっていることを特徴とする配管の耐圧試験装置。
JP6777488A 1988-03-22 1988-03-22 配管の耐圧試験方法及びその装置 Pending JPH01240833A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013129411A1 (ja) * 2012-02-28 2013-09-06 三菱重工業株式会社 ボイラ水冷壁の溶接部検査装置及び溶接部検査方法
JP2014119254A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Hitachi-Ge Nuclear Energy Ltd 配管耐圧試験治具および配管耐圧試験方法

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