JPH01240091A - 投写形ディスプレイ - Google Patents

投写形ディスプレイ

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JPH01240091A
JPH01240091A JP63065763A JP6576388A JPH01240091A JP H01240091 A JPH01240091 A JP H01240091A JP 63065763 A JP63065763 A JP 63065763A JP 6576388 A JP6576388 A JP 6576388A JP H01240091 A JPH01240091 A JP H01240091A
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JP
Japan
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projection
screen
video signal
scanning
tubes
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JP63065763A
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Inventor
Masafumi Oki
大木 雅史
Masutomi Ota
益富 太田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は投写形ディスプレイに関し、特にフリッカのな
い画像を表示するのに好適な投写形ディスプレィに関す
るものである。
〔従来の技術〕
投写形ディスプレイは、一般に、赤、緑、青の3本の投
写管からの光をレンズで拡大してスクリーン上に投写し
、カラー画像を得る構成となっている。しかし、近年で
は、投写形ディスプレイの高輝度化の要求に対応して、
同色の投写管を複数本使用して画面輝度の向上を図った
多管投写方式も採用されており、例えば、赤、緑、青の
投写管を2組用いた6管投写方式では、通常の3管投写
方式に比べ約2倍の画面輝度を得ることができる。
ところで、−iに、投写形ディスプレイにおいて、標準
テレビジョン方式による映像信号をその入力とする場合
、垂直走査周波数が501仕または6〇七で、且つ飛越
走査を行うことになるため、画面垂直方向の相関が少な
い画像を表示する(例えば、文字などを表示する)と、
フリッカが生じてしまう。しかも、そのフリッカは画面
輝度が高くなればなるほど目立つようになるため、前述
した画面輝度の高い投写形ディスプレイにおいては、フ
リッカの発生を抑えることは重要な課題となる。
この様なフリッカの発生は、投写形ディスプレイ内にお
いて飛越走査を順次走査に変換することにより抑えるこ
とができるが、その場合、水平走査周波数が約2倍とな
り、映像信号の周波数帯域も約2倍の帯域が必要となる
ので、投写形ディスプレイ内の構成が非常に複雑となる
と共に、投写形ディスプレイ自体も高価なものとなって
しまう。
また、投写形ディスプレイにおいて、走査線の数が標準
テレビジョン方式よりも多い、高精細度テレビジョン方
式による映像信号やコンピュータの高解像度表示出力と
しての映像信号などを、その入力とする場合は、水平走
査周波数が20〜40kHz、映像信号の周波数帯域が
10〜50MHzと、前述の標準テレビジョン方式よる
映像信号を入力する場合によりも大きくなるため、上記
した如く、飛越走査を順次走査に変換してフリッカの発
生を抑えるようとすると、投写形ディスプレイ内の構成
は更に複雑となると共に、投写形ディスプレイ自体も更
に高価なものとなってしまう。
尚、この様なフリッカの発生を、上記の如き飛越走査を
順次走査に変換しないで抑える方法が、従来において、
例えば、特公昭55−20435号公報にて提案されて
いるが、しかし、この提案例は主としてカラーブラウン
管を用いたディスプレイをその対象とするものであった
〔発明が解決しようとする課題〕
上記した様に、従来技術においては、表示する画像によ
ってフリッカを生じることがあり、しかも、両面輝度を
高くしようとすると、それに伴ってそのフリッカが目立
ってしまうという問題があった。また、フリッカの発生
を抑えるために、飛越走査を順次走査に変換しようとし
た場合には、構成が?、iHIとなったり、コストが高
くなったりするという問題があった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点を解決し、
構成が複雑になったり、コストが高くなったりすること
なく、いかなる画像を表示した場合でもフリッカの発生
を抑えることができ、しかも、画面輝度の向上を図るこ
とのできる投写形ディスプレイを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した目的を達成するために、本発明では、赤色用、
緑色用、青色用の3本の投写管から成る投写手段を複数
個有し、各投写手段により、同一のスクリーン上に同一
のカラー画像を拡大して投写する投写形ディスプレイに
おいて、複数個の前記投写手段を2&I1以上に分割し
、前記スクリーン上に同一のカラー画像を拡大して投写
する際、組毎に成る時間差をもって前記カラー画像を投
写するようにしたものである。
例えば、前記投写手段を偶数個をし、前記スクリーン上
に同一のカラー画像を飛越走査により拡大して投写する
投写形ディスプレイにおいては、偶数個の前記投写手段
を2組に分割し、前記スクリーン上に同一のカラー画像
を拡大して投写する際、一方の組に属する投写手段と他
方の組に属する投写手段とが奇数フィールド分の時間差
をもって前記カラー画像を投写するようにする。また、
順次走査により拡大して投写する投写形ディスプレイに
おいては、一方の組に属する投写手段と他方の組に属す
る投写手段とが垂直走査周期の略半分の時間差をもって
前記カラー画像を投写するようにする。
〔作用〕
上記の如く、前記スクリーン上に同一のカラー画像を拡
大して投写する際、2組以上に分割した前記投写手段の
、組毎に成る時間差をもって前記カラー画像を投写する
ことにより、画面上の各点における発光周期はそれぞれ
短くなるので、フリッカは著しく低減する。
また、前記投写手段は、赤色用、緑色用、青色用の3本
の投写管で構成され、この投写手段が基本単位となって
2組以上に分割されるので、赤色のみ、緑色のみ、青色
のみで表される画像を表示する場合などいかなる画像を
表示する場合であっても、フリッカの発生を抑えること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図〜第3図を用いて説明
する。
第1図は本発明の一実施例としての投写形ディスプレイ
を示すブロック図である。
本実施例は、赤、緑、青の3本の投写管を2m用いた6
管投写方式投写形ディスプレイに、本発明を適用した場
合の実施例である。
第1図において、■は映像信号入力端子、2゜2゛は色
信号再生回路、3,3°は映像出力回路、4.4°は赤
色用の投写管、5,5”は緑色用の投写管、6.6″は
青色用の投写管、7は同期分離回路、8は水平偏向回路
、9.9″は垂直偏向回路、10.10’ は偏向ヨー
ク、11は映像信号遅延回路、12は同期信号遅延回路
、である。
ここで、色信号再生回路2、映像出力回路3、投写管4
.5,6、同期分離回路7、水平偏向回路8、垂直偏向
回路9、偏向ヨーク10の各構成要素は、周知の3管投
写方式投写形ディスプレイの構成要素と同一であり、そ
の動作としては、先ず、映像信号入力端子lより入力さ
れる映像信号(Video)を色信号再生回路2に入力
して赤、緑。
青の原色信号(R,G、B)に変換し、映像出力回路3
を介して、それぞれ、赤、緑、青の投写管4.5.6に
人力する。また、映像信号を同期分離回路7にも入力し
て水平同期信号(H,5ync、)と垂直同期信号(■
、5ync、 )を分離し、水平同期信号は水平偏向回
路8に、垂直同期信号は垂直偏向回路9に、それぞれ入
力する。水平偏向回路8及び垂直偏向回路9はそれぞれ
入力された同期信号に基づいて各投写管4,5.6の偏
向ヨーク10を駆動する。
尚、第1図において、色信号再生回路2°、映像出力回
路3°、赤、緑、青の投写管4″、5゛。
6゛、垂直偏向回路9°、偏向ヨークlO°の構成及び
動作は、前述した色信号再生回路2、映像出力回路3、
赤、緑、青の投写管4,5,6、垂直偏向回路9、偏向
ヨーク10と同様であるので、その説明は省略する。
さて、本実施例が従来の6管投写方式投写形ディスプレ
イと異なる点は、従来の6管投写方式投写形ディスプレ
イが投写管4,5.6と投写管4゛。
5゛、6″とで全(同一の画像を投写して高輝度化を図
っていたのに対し、本実施例では、投写管4”、5’、
6°に入力される映像信号を遅延させる映像信号遅延回
路11と、遅延した映像信号と画面走査との同期をとる
ための同期信号遅延回路12と、を設け、投写管4,5
.6と投写管4゜5°、6°とで時間的に異なる画像を
投写することにより、高輝度化と同時にフリッカの低減
を図っている点である。
以下、フリッカの低減について第2図及び第3図を用い
て詳細に説明する。
第2図は画面走査の様子を本実施例の場合と従来例の場
合とで比較して示した説明図である。
第2図において、(1)は本実施例の場合を示し、(2
)は従来例の場合を示している。また、(1)、(2)
において、それぞれ、表示画面としては1垂直走査周期
(V)毎に右側の画面と左側の画面が交互に表示される
ものである。また、各画面において、実線13は奇数フ
ィールドの走査線を示し、破線14は偶数フィールドの
走査線を示す。また、丸印15は投写管4,5.6によ
る輝点を、三角印15″は投写管4°、5°、6゜によ
る輝点をそれぞれ示す。
また、第3図は画面上の成る一点における発光輝度の時
間的変化を本実施例の場合と従来例の場合とで比較して
示した説明図である。
第3図において、(1)は本実施例の場合を示し、(2
)は従来例の場合を示している。また、(1)、(2)
において、16は投写管4,5゜6による発光を、16
′は投写管4”、5’ 、6’による発光を、それぞれ
示している。
従来の6管投写方式投写形ディスプレイでは、投写管4
,5.6と投写管4°、5”、6°とで全く同一の画像
を投写しているため、第2図(2)に示す様に、投写管
4,5.6による輝点15と投写管4’、5’、6°に
よる輝点15“とは常に一致することになる。従って、
画面上の成る一点について着目すると、例えば、その点
が偶数フィールドで発光した場合、奇数フィールドでは
発光しないので、第3図(2)に示すように、その点は
2垂直走査周期(2■)に1度しか発光しないことにな
り、フリッカが生じてしまう。しかも、6管投写方式投
写形ディスプレイは3管投写方式投写形ディスプレイに
比べ画面譚度が約2倍も高いので、上記したフリッカは
更に目立ってしまうことになる。
これに対し、本実施例では、投写管4,5.6の投写し
た画像を、1垂直水平走査周期(V)遅らせて、投写管
4゛、5°、6゛により投写することにより、第2図(
1)の左側の画面で示すように、投写管4,5.6によ
る輝点15が奇数フィールドの走査線13を走査してい
る時には、投写管4’、5’、6°による輝点15′が
偶数フィールドの走査線14を走査するようにし、また
、第2図(1)の右側の画面で示すように、投写管4.
5.6による輝点15が偶数フィールドの走査線14を
走査している時には、投写管4°、5′6°による輝点
15”が奇数フィールドの走査線13を走査するように
している。こうすることにより、画面上の成る一点につ
いて着目したとすると、第3図(1)に示すように、1
垂直走査周期(V)毎に発光することになる。即ち、画
面上の成る一点において、その発光周期は従来例の半分
となり、フリッカが著しく低減される。
そこで、本実施例において、上記した如く、投写管4,
5.6の投写した画像を、■垂直走査周期(V)遅らせ
て、投写管4″、5°、6”により投写するための具体
的な動作としては、先ず、第1図において、映像信号入
力端子1より入力された映像信号を映像信号遅延回路1
1にて1垂直走査周期(V)遅延させてから、色信号再
生回路2°に入力するのである。
しかし、このままでは、遅延した映像信号と投写管4’
、5’、6’における画面走査との同期が取れておらず
、第2図(1)において投写管4゜5.6による輝点1
5と投写管4°、5°、6′による輝点15′とは依然
一致したまま(即ち、重なったまま)となる。
そこで、本実施例では、同期分離回路7より得られた垂
直同期信号を同期信号遅延回路12にて1/2水平走査
周期(H/2)遅延させてから、垂直偏向回路9′に入
力することにより、第2図(1)において投写管4,5
.6による輝点15と投写管4’、5’、6’による輝
点15°とを、画面垂直方向に1/2水平走査周期(H
/2)に相当する分だけ離すようにしている。
以上のようにすることにより、前述した如く、投写管4
.5.6の投写した画像を、1垂直走査周期(V)遅ら
せて、投写管4″、5″、6”により投写することがで
きる。
ところで、本実施例において、投写管の組み合わせとし
ては、赤、緑、青の投写管4,5.6を1組、赤、緑、
青の投写管4”、5″、6°を1組、とする組み合わせ
の他にも、例えば、赤、青の投写管4,4′、5.5“
を1組、緑の投写管6.6°を1組、とする組み合わせ
などが考えられる。しかし、この様な組み合わせにて、
前述したと同様の動作を行うと、例えば、緑色のみで表
される画像を表示する場合、その画像は、赤、青の投写
管4,4”、5,5°によっては表示されず、緑の投写
管6.6”によってのみ表示されることになる。従って
、画面上の成る一点に着目した場合、その点が緑の投写
管6,6°により成る瞬間発光したとしても、次に発光
するのは2垂直走査周”、IN(2V)後となってしま
うので、4この様な緑色のみで表される画像を表示する
場合には、フリッカが生じることになる。
従って、本実施例により、いかなる画像を表示する場合
(即ち、緑色のみ或いは赤や青色のみで表される画像を
表示する場合など)でもフリッカの発生を抑えることが
できるようにするためには、本実施例における投写管の
組み合わせとしては、赤、緑、青の投写管4,5.6を
1組、赤、緑。
青の投写管4”、5°、6゛を1組、とする組み合わせ
でなければならない。
以上述べたように、本実施例によれば、従来の如く、水
平走査周波数や映像信号の周波数帯域が増えたりするこ
とがないので、構成が複雑になったり、コストが高くな
ったりすることなく、いかなる画像を表示する場合でも
、フリッカの発生を抑えることができる。また、本実施
例の場合、画面上の成る一点における瞬時の発光輝度は
、第3図(1)と第3図(2)とを比較すれば明らかな
様に、従来例の略半分となるが、発光周波数が前述の如
く2倍となっているので、画面輝度は従来の6管投写方
式投写形ディスプレイと同一であり、3管投写方式投写
形ディスプレイの約2倍の画面輝度を得ることができる
尚、本実施例において、同期信号遅延回路12は単安定
マルチバイブレーク等で、映像信号遅延回路11はアナ
ログ/ディジタル変換器、メモリ。
ディジタル/アナログ変換器等で、それぞれ容易に構成
可能である。
また、本実施例においては、偏向ヨーク10゜10°を
同一の水平偏向回路8で駆動しているが、それぞれを、
同期した2つの水平偏向回路によって駆動しても良い。
更にまた、本実施例においては、同期信号遅延回路12
にて垂直同期信号を1/2水平走査周期(H/2)遅延
させているが、その代わりとして、水平偏向回路を偏向
ヨーク1o、io’ それぞれに対して設け、偏向ヨー
ク10側の水平偏向回路に入力される水平同期信号を1
/2水平走査周期(11/2)遅延させるようにしても
、同様の動作とすることができる。また、この場合も、
偏向ヨーク10.10’を同一の垂直偏向回路で駆動し
ても良いし、また、それぞれを、同期した2つの垂直偏
向回路によって駆動しても良い。
次に、第4図は本発明の他の実施例としての投写形ディ
スプレイを示すブロック図である。
高精細テレビジョン方式による映像信号や、コンピュー
タの高解像度表示出力としての映像信号などは、赤、緑
、青の原色信号(R,G、B)として得られる。そこで
、本実施例では、この様な赤、緑、青の原色信号(R,
G、B)をその入力とする6管投写方式投写形ディスプ
レイに、本発明を適用する場合について示すものである
第4図において、第1図と同一の構成要素には、同一の
符号が付しである。
本実施例が第1図の実施例と異なる点は、映像信号入力
端子lの代わりに、原色信号入力端子17.18.19
と、水平同期信号入力端子20と、垂直同期信号入力端
子21とが設けられ、原色信号入力端子17.18.1
9には、赤、緑、青の原色信号(R,G、B)が、水平
同期信号入力端子20には水平同期信号(Hosync
、)が、垂直同期信号入力端子21には垂直同期信号(
V、5ync、)がそれぞれ入力される点である。そし
て、色信号再生回路2,2°及び同期分離回路7がそれ
ぞれ削除されると共に、1チヤンネルの映像信号遅延回
路11の代わりに、3チヤンネルの映像信号遅延回路2
2が設けられている点である。
従来の6管投写方式投写形ディスプレイでは、高精細テ
レビジョン方式による映像信号やコンピュータの高解像
度表示出力としての映像信号などを入力し、飛越走査を
行った場合、標準テレビジョン方式による映像信号の場
合と同様、やはり、フリッカが生じる。
そこで、本実施例では、前述した構成により、高精細テ
レビジョン方式による映像信号やコンピュータの高解像
度表示出力としての映像信号などを入力し飛越走査を行
う場合において、フリッカの発生を抑えるものである。
本実施例の動作は、高精細テレビジョン方式による映像
信号やコンピュータの高解像度表示出力としての映像信
号などにおける走査線の数が、標準テレビジョン方式に
よる映像信号における走査線の数よりも、多くなってい
る点さえ除けば、第2図及び第3図を用いて説明した動
作とほぼ同様であり、本実施例においても、第1図の実
施例と同様の効果を得ることができる。
また、高精細テレビジョン方式による映像信号やコンピ
ュータの高解像度表示出力としての映像信号などを人力
とする場合は、標準テレビジョン方式による映像信号を
入力とする場合に比べ、水平走査周波数が20〜40k
Hzと高く、映像信号の周波数帯域も10〜50MHz
と広いため、水平走査周波数や映像信号の周波数帯域を
増やさずにフリッカの発生を抑えることができるという
効果は、本実施例においては更に大きくなる。
また、特に、コンピュータの高解像度表示出力としての
映像信号を人力とする場合は、文字など、フリッカの生
じやすい静止画像を表示する場合が多くなるので、その
場合、本実施例の効果が最大限に発揮される。
ところで、コンピュータの高解像度表示出力としての映
像信号などにおいては、垂直走査周波数を低くすること
により走査線の数の増加を図った映像信号などが存在す
る。
従来の6管投写方式投写形ディスプレイにおいては、こ
の様な垂直走査周波数を低(することにより走査線の数
の増加を図った映像信号を人力とする場合、順次走査を
行っていてもフリッカを生じてしまうことがあった。
そこで、次に、この様な順次走査を行っている6管投写
方式投写形ディスプレイに、本発明を適用した場合の実
施例について説明する。
本実施例における6管投写方式投写形ディスプレイの構
成は、第1図または第4図に示した構成と同一であり、
ただ、同期信号遅延回路12と映像信号遅延回路11.
22における遅延時間が異なるだけである。
第5図は画面走査の様子を本実施例の場合と従来例の場
合とで比較して示した説明図である。
第5図において、(1)は本実施例の場合を示し、(2
)は従来例の場合を示している。また、(1)、(2)
において、それぞれ、表示画面としては1/2垂直走査
周期(V/2)毎に右、真ん中、左、真ん中、右、・・
・ と言う具合に各画面が表示されるものである。また
、各画面において、実線23は走査線を示し、その他は
第2図と同様である。
また、第6図は画面上の成る一点における発光輝度の時
間的変化を本実施例の場合と従来例の場合とで比較して
示した説明図である。
第6図において、各符号の説明は第3図の場合と同じで
ある。
従来例では、順次走査を行っている場合、第5図(2)
に示す様に、飛越走査を行っていた第2図(2)の場合
と異なり、奇数フィールド、偶数フィールドの区別がな
いため、投写管4,5.6による輝点15と投写管4゛
、5″、6″による輝点15”とは、1垂直走査周!t
l!(■)毎に画面上の同一点を通過する。
そこで、本実施例では、映像信号を映像信号遅延回路1
1または22により1/2垂直走査周期(V/2)遅延
させて投写管4“、5’、6”に入力させると共に、遅
延した映像信号と画面走査との同期をとるために、同期
信号遅延回路12により垂直同期信号も1/2垂直走査
周期(V/2)遅延させている。そうすることにより、
第5図(1)に示すような画面走査となり、画面上の成
る一点において、その発光周期は第6図(1)に示す様
に、1/2垂直走査周期(V/2)と、従来例(第6図
(2))の半分になり、フリッカが著しく低減される。
さて、以上説明した各実施例においては、映像信号遅延
回路11.22や同期信号遅延回路12などが、投写形
ディスプレイ内に設けられているが、この投写形ディス
プレイをコンピュータ等と接続する場合には、コンピュ
ータ内の表示メモリの読み出しタイミングを異ならせ、
時間差を有する2つの映像信号及び2つの同期信号をコ
ンピュータより出力させるようにすることにより、投写
形ディスプレイ内の上記遅延回路を削除した構成とする
ことができる。
また、各実施例では、第3図(1)、第6図(1)に示
した様に、画面上の成る一点における投写管4’、5’
、6’ による発光16′のタイミングは、投写管4,
5.6による発光16のタイミングの丁度中間点となる
ように、映像信号遅延回路11.22や同期信号遅延回
路12における遅延時間を決めていたが、これは正確に
中間点とする必要はなく、多少前後にずれても、フリッ
カを低減するという効果には何ら影響はない。
更にまた、各実施例では、本発明を6管投写方式投写形
ディスプレイに適用する場合について説明したが、6管
以上の投写方式の投写形ディスプレイにも適用すること
が可能なことは言うまでもなく、その場合には、赤、緑
、青の三本の投写管を1組として、それを単位に2つ以
上の群に分割し、各群によりそれぞれ時間的に異なる画
像を投写することにより、フリッカの発生を抑えること
ができる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、従来の如く、水平
走査周波数や映像信号の周波数帯域が増えたりすること
がないので、構成が複雑になったり、コストが高くなっ
たりすることなく、いかなる画像を表示する場合でも、
フリッカの発生を抑えることができる。しかも、多管投
写方式であるので、画面輝度の向上(高輝度化)を図る
ことができる。
また、言い換えれば、本発明では、上記の如くフリッカ
の発生を抑えることができるので、多管投写方式により
画面輝度の向上を図っても、フリッカが目立つと言うこ
ともなく、より良い表示画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としての投写形ディスプレイ
を示すブロック図、第2図は画面走査の様子を第1図の
実施例の場合と従来例の場合とで比較して示した説明図
、第3図は画面上の成る一点における発光輝度の時間的
変化を第1図の実施例の場合と従来例の場合とで比較し
て示した説明図、第4図は本発明の他の実施例としての
投写形ディスプレイを示すブロック図、第5図は両面走
査の様子を本発明の別の実施例の場合と従来例の場合と
で比較して示した説明図、第6図は画面上の成る一点に
おける発光輝度の時間的変化を本発明の別の実施例の場
合と従来例の場合とで比較して示した説明図、である。 符号の説明 2.2°・・・色信号再生回路、3,3′・・・映像出
力回路、4,4“・・・赤色用の投写管、5,5”・・
・緑色用の投写管、6,6゛・・・青色用の投写管、7
・・・同期分離回路、8・・・水平偏向回路、9,9“
・・・垂直偏向回路、10.10“・・・偏向ヨーク、
11゜22・・・映像信号遅延回路、12・・・同期信
号遅延回路、13・・・奇数フィールドの走査線、14
・・・偶数フィールドの走査線、15・・・投写管4,
5.6による輝点、15”・・・投写管4゛、5”、6
”による輝点、16・・・投写管4.5.6による発光
、16゛・・・投写管4゛、5”、6”による発光、2
3・・・走査線。 代理人 弁理士 並 木 昭 夫 第 1 問 第20 第 3r! 第4図 第5 図 第6 閃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、赤色用、緑色用、青色用の3本の投写管から成る投
    写手段を複数個有し、各投写手段により、同一のスクリ
    ーン上に同一のカラー画像を拡大して投写する投写形デ
    ィスプレイにおいて、 複数個の前記投写手段を2組以上に分割し、前記スクリ
    ーン上に同一のカラー画像を拡大して投写する際、組毎
    に或る時間差をもって前記カラー画像を投写するように
    したことを特徴とする投写形ディスプレイ。 2、赤色用、緑色用、青色用の3本の投写管から成る投
    写手段を偶数個有し、各投写手段により、同一のスクリ
    ーン上に同一のカラー画像を飛越走査により拡大して投
    写する投写形ディスプレイにおいて、 偶数個の前記投写手段を2組に分割し、前記スクリーン
    上に同一のカラー画像を拡大して投写する際、一方の組
    に属する投写手段と他方の組に属する投写手段とは奇数
    フィールド分の時間差をもって前記カラー画像を投写す
    るようにしたことを特徴とする投写形ディスプレイ。 3、赤色用、緑色用、青色用の3本の投写管から成る投
    写手段を偶数個有し、各投写手段により、同一のスクリ
    ーン上に同一のカラー画像を順次走査により拡大して投
    写する投写形ディスプレイにおいて、 偶数個の前記投写手段を2組に分割し、前記スクリーン
    上に同一のカラー画像を拡大して投写する際、一方の組
    に属する投写手段と他方の組に属する投写手段とは垂直
    走査周期の略半分の時間差をもって前記カラー画像を投
    写するようにしたことを特徴とする投写形ディスプレイ
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001092370A (ja) * 1999-09-21 2001-04-06 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照明装置とそれを用いた表示装置および表示装置の駆動方法と液晶表示パネル

Citations (2)

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JPS57211889A (en) * 1981-06-05 1982-12-25 Philips Nv Color television display unit
JPS61142888A (ja) * 1984-12-14 1986-06-30 Sony Corp ビデオプロジエクタ

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