JPH01239777A - 低挿脱力コネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、低い挿脱力で接続端子同志を抜き挿しできる
低挿脱力コネクタに関するものである。

［従来の技術］ 従来のコネクタにおいては、一対のハウジングにそれぞ
れ内蔵された接続端子同志の嵌合力のために、ハウジン
グ同志の嵌合及び離脱には相当の力を必要とする。そし
て、ハウジング内の接続端子の数が多くなればなるほど
その抵抗力は大きくなる。

［発明の目的］ 本発明の目的は、上述の欠点を解消し、低い挿脱力の下
に接続端子同志を嵌合又は分離することができる低挿脱
力コネクタを提供することにある。

［発明の概要］ 上述の目的を達成するための本発明の要旨は。

挿込接続端子の挿入部を圧接するための可動接触片を有
する受接続端子をハウジング内に固定し、該ハウジング
に前記受接続端子の長手方向と直交する方向に摺動する
板体状の制動部材を取り付け、該制動部材の表面には前
記可動接触片の自由端が嵌入し得る四部を設け、前記制
動部材を移動して前記可動接触片の自由端を前記制動部
材の凸表面に接触させて前記可動接触片の圧接力を弱め
、前記凹部に嵌入させて圧接力が発揮できるように構成
したことを特徴とする低挿脱力コネクタである。

［発明の実施例］ 本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。

第１図は実施例の斜視図、第２図は縦断面図、第３図は
分解斜視図を示している。第１のハウジング１には受接
続端子２が内蔵され、第２のハウジング３には挿込接続
端子４が内蔵されている。

受接続端子２は第１のハウジングに設けられた可撓性を
有する係止片１ａにより固定されている。

なお、接続端子２，４に接続した電線は図示を省略して
いる。第１のハウジング１の両側部１ｂには孔部１ｃが
設けられ、両面に部分的に凹部５ａを設けた板体状の制
動部材５が、孔部ＩＣを介して第１のハウジング１内に
設けられた案内溝１ｄに沿って摺動自在に挿入されてい
る。第１のハウジング１内に取り付けられた受接続端子
２は、相手方の挿込接続端子４の挿入部４ａと接続する
ための略箱型の接続部を有し、底部２ａを前方に延在し
て更に接続部内に折り返した可動接触片２ｂ、及び底部
２ａを側面から上面に折り曲げた天井部２ｃを有し、こ
の天井部２ｃと可動接触片２ｂの間で、可動接触片２ｂ
のばね性を利用して挿込接続端子４の挿入部４ａを圧接
するようになっている。可動接触片２ｂの自由端は斜め
方向に向けられ、その先端には突部２ｄが設けられてお
り、この突部２ｄは制動部材５の凹部５ａ内に嵌入し得
るようにされている。また、制動部材５の端部には押片
５ｂが設けられており、第２のハウジング３の一方の側
面３ａにこの押片５ｂが入り込む窓部３ｂが設けられ、
また他の側面３ｃには第１のハウジング１の孔部１ｃと
合致する窓部３ｄが設けられている。更に、第２のハウ
ジング３の孔部３ｂと前端部の間には、制動部材５の板
体部が通過し得る溝部３ｅが設けられている。

第２図はハウジングｌ、３の嵌合前の状態を示し、可動
接触片２ｂの突部２ｄは制動部材５の凹部５ａ以外の表
面部に接触しているために、可動接触片２ｂは押圧され
てその圧接力が弱められ。

天井部２Ｃとの間に間隙が設けられる。この状態で、第
１のハウジング１を第２のハウジング３に嵌合すると第
４図、第５図に示す状態となり、挿込接続端子４の挿入
部４ａは受接続端子２の接続部内に挿入されるが、可動
接触片２ｂの圧接力は発揮されていない、従って、この
挿入は極めて低抵抗の下に行うことができる。

ここで、第６図に示すように制動部材５を押片５ｂを押
してハウジング１の内部に押し込むと。

第７図の断面図で示すように可動接触片２ｂの突部２ｄ
は制動部材５の凹部５ａ内に入り込み、可動接触片２ｂ
のばね力の規制が開放されるために、可動接触片２ｂの
圧接力が発揮され、挿込接続端子４の挿入部４ａを天井
部２Ｃとの間で挟着することができる。使用状態におい
ては、この電気的抵抗の少ない状態で接続端子２．４間
に電流が流されることになる。

また、ハウジング１，３同志を分離する場合には、例え
ばドライバ等で第２のハウジング３の窓部３ｄから制動
部材５を反対側に押し出すと、可動接触片２ｂの突部２
ｄは凹部５ａから外れ、第５図に示す状態となる。従っ
て、挿入部４ａは可動接触片２ｂからの圧接力を受けな
くなるので、接続端子２，４同志の摩擦抵抗が生ぜず、
第１のハウジング１を第２のハウジング３から容易に引
き抜くことができる。

なお、実施例においてハウジング１．３同志のロックに
ついては説明を省略しているが、実際には別個にハウジ
ングｌ、３同志のロック機構が設けられ、ハウジングｌ
、３同志が不時に外れないようにされている。なお、実
施例においては制御部材５の押片５を第２のハウジング
２の窓部３ｂに嵌入するので、これをロックの代用とす
ることもできる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明に係る低挿脱力コネフタは、
ハウジング同志の嵌合つまり接続端子同志の嵌合後に、
挿込接続端子の挿入部に対して接続端子の圧接力を発揮
させているので、挿入時には殆ど抵抗を受けることなく
嵌合が可能となり。

更には抜出時においても同様に低抵抗の下に分離が可能
となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係る低挿脱力コネクタの一実施例を示し
、第１図はその斜視図、第２図は縦断面図、第３図は分
解斜視図、第４図は嵌合時斜視図、第５図はその縦断面
図、第６図は制御部材を作用させた状態の斜視図、第７
図はその縦断面図である。 符号１は第１のハウジング、ｌｃは孔部、１ｄは案内溝
、２は受接続端子、２ｂは可動接触片、２Ｃは天井部、
３は第２のバウンシング、４は挿込接続端子、４ａは挿
入部、５は制動部材、５ａは凹部、５ｂは押片である。 特許出願人　　品川自動車電線株式会社第１図 第２図 ３ｂ′：）″ 第３１ 第６図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、挿込接続端子の挿入部を圧接するための可動接触片
   を有する受接続端子をハウジング内に固定し、該ハウジ
   ングに前記受接続端子の長手方向と直交する方向に摺動
   する板体状の制動部材を取り付け、該制動部材の表面に
   は前記可動接触片の自由端が嵌入し得る凹部を設け、前
   記制動部材を移動して前記可動接触片の自由端を前記制
   動部材の凸表面に接触させて前記可動接触片の圧接力を
   弱め、前記凹部に嵌入させて圧接力が発揮できるように
   構成したことを特徴とする低挿脱力コネクタ。