JPH01239741A - 試料凍結装置 - Google Patents

試料凍結装置

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JPH01239741A
JPH01239741A JP63064802A JP6480288A JPH01239741A JP H01239741 A JPH01239741 A JP H01239741A JP 63064802 A JP63064802 A JP 63064802A JP 6480288 A JP6480288 A JP 6480288A JP H01239741 A JPH01239741 A JP H01239741A
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JP
Japan
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copper block
sample
chip
block
upper side
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JP63064802A
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Shoji Okutomi
奥富 昭次
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Jeol Engineering Co Ltd
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Jeol Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、電子顕微鏡等において生物試料をできるだけ
生きている姿に近い状態で観察できる試料を作製するた
めの試料凍結装置の改良に関する。
[従来の技術] かかる試料の凍結方法としては、例えば液体窒素温度に
保たれた銅ブロックの表面に試料を圧着することにより
試f4を急速凍結させる金属圧着凍結法が広く使用され
ている。
[発明が解決しようとする課題] このような金属圧着凍結法では、銅ブロックの試料圧着
面はデユワ−瓶内の液体窒素液面から露出される関係上
、その露出した部分、に空気が触れて霜が付着し凍結の
妨げとなるため、銅ブロックの試料圧着面に霜が付着す
るのを防止する必要がある。
一方、試料が圧着された銅ブロックは常温に戻して試料
圧着面を清浄にした後でないと使用することができない
。そのため、−度に凍結試料を連続して作製する場合に
は、予め銅ブロックを多数用意すると共に、その各銅ブ
ロックを予備の液体窒素容器により冷却しておく。そし
て最初の試料凍結作業が終了すると、使用した銅ブロッ
クをデユワ−瓶から抜き出し、予備の液体窒素容器内の
銅ブロックをチャック等により挟持してデユワ−瓶まで
移動して装着した後、2回目の試料凍結作業を行う。以
下、かがる動作を所望とする凍結回数だけ繰り返す。こ
のような場合においても、予備の液体窒素容器内の銅ブ
ロックをデユワ−瓶まで移送する途中で、銅ブロックの
試料圧管面に霜が付着するのを防止する必要がある。
そこで、本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり
、簡単な構成で銅ブロックの試料圧着面に霜が付着する
のを防止することのできる試料凍結装置を提供するもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明の試料凍結装置は、冷
媒を満たしたデユワ−瓶と、上端部が前記冷媒表面から
露出するように浸漬されかつ該冷媒から取り出し可能に
前記デユワ−瓶に支持された熱伝導性ブロックと、該ブ
ロックの上端部に載置された霜付着防止用保護チップと
を備え、試料を凍結させる際、前記ブロック上端部分に
載置したチップを取り外し得るように構成したことを特
徴とするものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳説する。
[実施例] 第1図は本発明に使用される試料凍結装置の一例を示す
断面図、第2図は本発明の要部拡大断面図である。
図において、1はベース、2は該ベース上に固定された
デユワ−瓶、3は該デユワ−瓶内に満たされた液体窒素
、4は前記デユワ−瓶の中央部に熱絶縁物製支持台5を
介して設置されたシールドパイプで、このパイプは液体
窒素中にその上端部が露出するように浸漬されている。
6はこのパイプの内部に遊嵌された銅ブロックで、第2
図にその拡大断面図を示すようにその上部が熱絶縁物製
受体7を介して熱的に遮断された状態で支持されている
。これにより銅ブロックはその下端部が液体窒素3中に
浸漬されて液体窒素;3度に冷却される。また、銅ブロ
ックの上面、つまり試料が圧着する面は鏡面仕上げされ
ている。
前記受体7には多数のガス通過用小孔8a、8b。
・・・が設けである。9は前記銅ブロックの上面を覆う
ように配置されたキャップで、前記受体7の上端部に着
脱可能に嵌合されており、また、このキャップの中央部
、つまり銅ブロック6の上端部と対向する部分には試料
通過用穴10が設けである。
11はこの穴10を通して銅ブロック6の上面に載置さ
れるチップで、このチップの上面には図示しないがピン
セットが嵌合する2つの窪みが設けである。12は支持
台5に設置された環状の電磁石である。
13は前記銅ブロック6の直上に配置されたクランプで
、このクランプは底部外周が前記磁石12上に当接され
、また、底部中央部には四部が形成され、凍結される生
物試料を固定した試料ホルダ14が着脱可能に取り付け
られている。さらに、このクランプは非磁性体で形成さ
れたチャック15を介して駆動棒16の下端に切り離し
可能に取り付けられている。前記駆動棒16は上下動部
材17に2つの軸受け18a、18bを介して上下動可
能に軸支されている。19はこの駆動棒16に固定され
たストッパーで、上下動部材17に取り付けられたソレ
ノイド20に係合される。前記上下動部材17はベース
1上に立てられた支柱21に上下動可能に固定されてい
る。22はスイッチで、このスイッチをオンにすると磁
石12とソレノイド20が通電される。23はデユワ−
瓶の蓋体である。
このようになせば、パイプ4を介して流入した熱により
気化した液体窒素ガスがこのパイプと銅ブロック6との
隙間を通って第2図中矢印で示すように上昇し、さらに
、受体5の小孔8a、8b及び銅ブロツク上面を通って
キャップ9の穴10から大気中に放出されるため、液体
窒素ガスにより銅ブロツク上面と大気とが遮断され銅ブ
ロツク上面に霜が付着するのを防止できる。
ここで、液体窒素ガスがキャップの穴10から大気中に
吹き出す際、大気中の水分が氷化され、氷の粒が穴10
を通って銅ブロック6の上面に落下する。このとき銅ブ
ロツク上面には予めチップ11が載置しであるため、氷
の粒は銅ブロツク上面に付着することなくチップ上に付
着する。そして第1図にその状態を示すように生物試料
を保持したクランプ13をチャック15を介して駆動棒
16に取り付けた後、ビンセットにてチップ11を挾む
ことにより銅ブロック6から取り除く。この状態におい
て、スイッチ22をオンすれば、ソレノイド20が通電
されて鉄片20aが引っ込みストッパー19との係合が
外れるため、駆動棒16が自然落下し、試料が銅ブロツ
ク上面に衝突して圧着される。それと同時に磁石12が
クランプ13を吸引し、圧着された試料が跳ね返ったり
しないように一定の力からで保持する。
そして、所定時間経過後、スイッチ22をオフして駆動
棒16を第1図の位置まで戻しストッパーと鉄片20a
とを係合させた状態でククランプ13をチャック15か
ら取り外し、凍結された試料を保持した試料ホルダ14
をクランプから切り離して図示外の貯蔵容器内のii1
体窒体中素中し込む。
一方、−度に多数の生物試料を連続して凍結させる場合
には、第1図に示すような上面にチップを載置した多数
の銅ブロックを用意すると共に、予めこの各銅ブロック
を予備の液体窒素容器内に浸漬させて液体窒素温度まで
冷却しておく。そして、前述した動作を行うことにより
第1番目の試料を凍結させた後、キャップ9を取外して
任意のチャックにより銅ブロック6をデユワ−瓶2から
抜き出すと共に、予備の液体窒素容器内に収納されてい
る新しい銅ブロックをチャックにより取り出してデユワ
−瓶内に装着する。このとき、鋼ブロック6の上面はチ
ップ11によりカバーされているため、移送途中で銅ブ
ロックに大気が触れてもその上面、つまり試料圧着面部
分には霜は付着しない。以下、前述の動作を繰り返すこ
とにより第2番目以降の試料を順次凍結させることがで
きる。
尚、前述の説明は本発明の一例であり、実施にあたって
は幾多の変形が考えられる。例えば上記実施例では銅ブ
ロックを使用したが、これに限定されることなく、熱伝
導性の良い物質であれば何でも良い。
[効果〕 以上詳述したように本発明によれば、チップをブロック
の試料圧着面に載置するだけの簡単な構成によりブロッ
クの試料圧着面に霜が付着するのを防止することができ
ると共に、また、試料凍結時にはビンセットによりチッ
プを取り除くだけですむため、取扱が非常に容易となる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される試料凍結装置の一例を示す
断面図、第2図は本発明の要部拡大断面図である。 にベース      2:デュヮー瓶 3:液体窒素     4:シールドバイブ6:銅ブロ
ック    7:受体 9:キャ・ツブ      11ニチ・ツブ12:電磁
石     13:クランプ14:試料ホルダ   1
6:駆動棒 20:ソレノイド 出願人  日本電子エンジニアリング株式会社第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 冷媒を満たしたデュワー瓶と、上端部が前記冷媒表面か
    ら露出するように浸漬されかつ該冷媒から取り出し可能
    に前記デュワー瓶に支持された熱伝導性ブロックと、該
    ブロックの上端部に載置された霜付着防止用保護チップ
    とを備え、試料を凍結させる際、前記ブロック上端部分
    に載置したチップを取り外し得るように構成したことを
    特徴とする試料凍結装置。
JP63064802A 1988-03-18 1988-03-18 試料凍結装置 Expired - Lifetime JP2515573B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63064802A JP2515573B2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 試料凍結装置

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JP63064802A JP2515573B2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 試料凍結装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01239741A true JPH01239741A (ja) 1989-09-25
JP2515573B2 JP2515573B2 (ja) 1996-07-10

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ID=13268738

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JP63064802A Expired - Lifetime JP2515573B2 (ja) 1988-03-18 1988-03-18 試料凍結装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177663A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Taiyo Nippon Sanso Corp 予備凍結器
CN113654841A (zh) * 2021-09-18 2021-11-16 中国工程物理研究院核物理与化学研究所 空气中氚化水快速取样装置及空气中氚浓度测量方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6117040A (ja) * 1984-05-07 1986-01-25 ツエー・ライヘルト・オプティッシェ・ヴェルケ・アーゲー 標本を低温固定するための装置
JPS6123939A (ja) * 1984-05-07 1986-02-01 ツエー・ライヘルト・オプティッシェ・ヴェルケ・アーゲー 試料の低温固定装置

Patent Citations (2)

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Publication number Publication date
JP2515573B2 (ja) 1996-07-10

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