JPH01239381A - 加熱装置 - Google Patents
加熱装置Info
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- JPH01239381A JPH01239381A JP6873788A JP6873788A JPH01239381A JP H01239381 A JPH01239381 A JP H01239381A JP 6873788 A JP6873788 A JP 6873788A JP 6873788 A JP6873788 A JP 6873788A JP H01239381 A JPH01239381 A JP H01239381A
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- hot air
- heating
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- heated
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、種々の物品の加熱装置に関するものである。
[従来の技術]
物品の加熱は、種々の場合に必要となるが、ここでは主
としてドラム罐に収納された薬品、化学品その他の物質
の昇温、加熱溶融、加熱粘度低下を目的としたものであ
る。
としてドラム罐に収納された薬品、化学品その他の物質
の昇温、加熱溶融、加熱粘度低下を目的としたものであ
る。
従来、ドラム罐に収納された物を加熱する場合には、湿
式と乾式の2つの方法が存在した。勿論直火による方法
もあるが、特殊な場合であるのでここでは除く。
式と乾式の2つの方法が存在した。勿論直火による方法
もあるが、特殊な場合であるのでここでは除く。
湿式法とは、加熱室内に被加熱物く例えば、ドラム罐)
を入れ、その加熱室内に飽和英気を導入する方法である
。この加熱スチームによりドラム罐を昇温するものであ
る。この方法は、スチーム自体伝熱係数が大きいことと
、蒸気の液化による蒸発II4熱により昇温時間が短く
なるという利点を有している。
を入れ、その加熱室内に飽和英気を導入する方法である
。この加熱スチームによりドラム罐を昇温するものであ
る。この方法は、スチーム自体伝熱係数が大きいことと
、蒸気の液化による蒸発II4熱により昇温時間が短く
なるという利点を有している。
次に乾式法は、蒸気ではなく加熱した空気を利用するも
のである。即ぢ、空気加熱装置により加熱昇温された空
気を、前記と同様加熱室内に導入しドラム罐を加熱する
のである。
のである。即ぢ、空気加熱装置により加熱昇温された空
気を、前記と同様加熱室内に導入しドラム罐を加熱する
のである。
[発明が解決しようとする課題]
上記の方法の内、湿式法では次のような欠点があった。
■ スチームが液化することによって、ドレンに被加熱
物の表面に付着している汚物が混入し、ドレンの回収が
不可能となり、廃水処理が必要となる。且つ熱損失も大
きい。
物の表面に付着している汚物が混入し、ドレンの回収が
不可能となり、廃水処理が必要となる。且つ熱損失も大
きい。
■ ドレンが発生するため、水滴混入による被加熱物の
品質低下が生じる。
品質低下が生じる。
■ ドレンが発生ずるため、木製のパレット(被加熱物
を運搬するための台)が使用できないため、金属パレッ
トが必要となる。
を運搬するための台)が使用できないため、金属パレッ
トが必要となる。
■ スチームが必要となるため、ボイラーを設置しなけ
ればならない。
ればならない。
■ 生蒸気を使用するためコストが高価となる。
■ スチームを使用するため、100℃以下の昇温に於
いて被加熱物の温度を一定にすることが困難であり、品
質管理が難しい。
いて被加熱物の温度を一定にすることが困難であり、品
質管理が難しい。
また、乾式法ではスチームの場合と異なり、熱風は熱伝
導率が低いため、被加熱物の顕熱吸収に長時間を要する
。
導率が低いため、被加熱物の顕熱吸収に長時間を要する
。
湿式の場合の数倍程度の時間がかかり、効率が非常に悪
い。
い。
よって、業界では湿式法のような欠点がなく、且つ昇温
時間が短い加熱方法が待望されていた。
時間が短い加熱方法が待望されていた。
[課題を解決するための手段]
上記のような現状に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本
発明装置を完成させたものであり、その特徴とするとこ
ろは、本体の殻体を構成する外枠体と被加熱物を収納し
外枠体の内側に位置する内枠体とからなり、該外枠体に
は熱風外部導入口と熱風外部排出口が設けられ、内枠体
には熱風内部導入口と熱風内部排出口があり、該熱風内
部導入口部又は熱風内部排出口にはファンが設けられて
いる点にある。
発明装置を完成させたものであり、その特徴とするとこ
ろは、本体の殻体を構成する外枠体と被加熱物を収納し
外枠体の内側に位置する内枠体とからなり、該外枠体に
は熱風外部導入口と熱風外部排出口が設けられ、内枠体
には熱風内部導入口と熱風内部排出口があり、該熱風内
部導入口部又は熱風内部排出口にはファンが設けられて
いる点にある。
ここで、本体とは加熱装置の全体をいい、本発明では熱
風発生装置やその送風機は除く。
風発生装置やその送風機は除く。
熱風とは、昇温された気体をいう。通常は空気であるが
、燃焼廃ガスやその他の気体でも同様である。
、燃焼廃ガスやその他の気体でも同様である。
殻体とは、本体の外側を構成するハウジングをいう。
外枠体とは、熱風を外に漏らさないように気密に構成さ
れ、かつ効率向上のため外気とは断熱された外測枠体を
いう。通常は、鉄製の壁に断熱材を貼着したものが使用
される。
れ、かつ効率向上のため外気とは断熱された外測枠体を
いう。通常は、鉄製の壁に断熱材を貼着したものが使用
される。
被加熱物とは、加熱すべき物質をいい、例えば溶融解す
べき固体、又はそれが収納されている容器等も含めた概
念とする。
べき固体、又はそれが収納されている容器等も含めた概
念とする。
内枠体とは、外枠体内に位置し被加熱物をその中に収納
し、かつその開口部にファンが設けられそのファンによ
って熱風が循環するものをいう。
し、かつその開口部にファンが設けられそのファンによ
って熱風が循環するものをいう。
これは、通常鉄製であり単なる壁面である。
熱風外部導入口とは、本体の外部から熱風を導入すべき
開口をいう。通常は送風機の出側と接続されている。
開口をいう。通常は送風機の出側と接続されている。
熱風外部排出口とは、本体の外部へ熱風を排出すべき開
口をいう。即ち、被加熱物と熱交換され温度の下がった
熱風を排出する開口をいう。これは、そのまま大気に排
出する場合と、熱風製造機に循環させる場合とがある。
口をいう。即ち、被加熱物と熱交換され温度の下がった
熱風を排出する開口をいう。これは、そのまま大気に排
出する場合と、熱風製造機に循環させる場合とがある。
熱風内部導入口とは、内枠体に設けられた開口であって
、通常は内枠体内で強制循環させるためのファンを設け
る場所でもある。
、通常は内枠体内で強制循環させるためのファンを設け
る場所でもある。
熱風内部排出口とは、内枠体内の熱風を外枠体内に排出
する開口をいう。
する開口をいう。
この2つの開口部のどちらにファンを設けてもよく、ま
た両方に設けてもよい。さらに、この開口自体は複数で
もよく、そこに網や格子を設けてもよい。要するに、気
体が通過できるものであればよい。
た両方に設けてもよい。さらに、この開口自体は複数で
もよく、そこに網や格子を設けてもよい。要するに、気
体が通過できるものであればよい。
ファンとは、送風能力を有する機器の総称として用いる
が、通常は多風量有圧送風機程度のものでよい。
が、通常は多風量有圧送風機程度のものでよい。
次に本発明装置の昇温理論について説明する。
第1図は、本発明装置本体1の概念図である。
例えば、7ONm3/分、150℃で熱風が本体に導入
されるものとする(■の位置)。従来の乾式法の同様の
装置では、これが100 Nm3/分、100°Cで排
出されているとする。本装置においても、7ON m
37分で排出することは同じである(■での位置)。
されるものとする(■の位置)。従来の乾式法の同様の
装置では、これが100 Nm3/分、100°Cで排
出されているとする。本装置においても、7ON m
37分で排出することは同じである(■での位置)。
しかしながら、ファン9を通過する熱風の量はファンの
送風能力によるが、ここでは27ONm 3/分とする
(■の位置)。この場合、内枠体内に導入される熱風の
量は、270 Nm3/分となる。そして、内枠体7か
ら排出される量も同様である(■の位置)。しかし、■
の位置では270が200と70に分かれ、70が外部
に排出され、200が循環して、外部から導入される7
0と合計して270となり内枠体7内に導入される。
送風能力によるが、ここでは27ONm 3/分とする
(■の位置)。この場合、内枠体内に導入される熱風の
量は、270 Nm3/分となる。そして、内枠体7か
ら排出される量も同様である(■の位置)。しかし、■
の位置では270が200と70に分かれ、70が外部
に排出され、200が循環して、外部から導入される7
0と合計して270となり内枠体7内に導入される。
結局、本体に導入され、排出される量は従来の装置とま
ったく同様であるにもかかわらず、内部即ち、被加熱物
と熱交換される気体の流量は、増加することとなる。上
記の例では4倍近い気体が循環することとなる。
ったく同様であるにもかかわらず、内部即ち、被加熱物
と熱交換される気体の流量は、増加することとなる。上
記の例では4倍近い気体が循環することとなる。
この結果、熱交換量が増加し、本体から排出される熱風
の温度が従来のものと比較して下がることとなる。
の温度が従来のものと比較して下がることとなる。
よって、昇温時間が短縮できるのである。
[実施例コ
第2図は、本発明装置の1例を示す一部断面した正面図
、第3図はその平面図、第4図は側面図である。
、第3図はその平面図、第4図は側面図である。
本体1は、4つの部屋に分割されている。即ち外枠体2
が4つ設けられているのである。さらに本体1の外部に
は、熱風発生装置3、及び送風機4が設置されている。
が4つ設けられているのである。さらに本体1の外部に
は、熱風発生装置3、及び送風機4が設置されている。
熱風発生装置3から熱風外部導入口5にダクト6で接続
されている。
されている。
各々の外枠体2の内部には、内枠体7が設けられ、その
熱風内部導入口部8にはファン9が設げられている。内
枠体7内は上下に熱風通過可能に仕切られており、被加
熱物10は上下に収納されている。また、熱風内部排出
口11は内枠体7の下部に複数設けられている。
熱風内部導入口部8にはファン9が設げられている。内
枠体7内は上下に熱風通過可能に仕切られており、被加
熱物10は上下に収納されている。また、熱風内部排出
口11は内枠体7の下部に複数設けられている。
外枠体2には、熱風外部排出口12が設けられ熱風発生
装置3に接続されている。
装置3に接続されている。
本例では、外枠体2が4つ設けられているため熱風発生
装置3へのダクトは人出とも中間部で技分かれしている
こととなる。
装置3へのダクトは人出とも中間部で技分かれしている
こととなる。
そして、その各々の外枠体2に内枠体7がありファン9
が設けられているため、加熱程度の異なる被加熱物体を
夫々に収納した場合でも、ダクト6に設けたダンパーの
開閉調整によって、又ファン9の回転の速度を変えるこ
とによって、昇温程度が調整できるため、多用途に使用
する場合には従来の装置ではできなかった調整が可能と
なる。
が設けられているため、加熱程度の異なる被加熱物体を
夫々に収納した場合でも、ダクト6に設けたダンパーの
開閉調整によって、又ファン9の回転の速度を変えるこ
とによって、昇温程度が調整できるため、多用途に使用
する場合には従来の装置ではできなかった調整が可能と
なる。
勿論、外枠体が1つであってもよく、また熱風発生機や
送風機を一体として装置内に組み込んだ形式のものであ
ってもよい。
送風機を一体として装置内に組み込んだ形式のものであ
ってもよい。
[発明の効果コ
以上説明した本発明には次のような大きな効果がある。
■ 乾式であるため、湿式の欠点は解消されている。
■ 従来の乾式と異なり、被加熱物と熱交換する気体の
循環量が増すため、加熱所要時間が大きく短縮される。
循環量が増すため、加熱所要時間が大きく短縮される。
■ 外枠体を複数設けた例では、種々の被加熱物体に異
なった程度で加熱が可能となる。
なった程度で加熱が可能となる。
■ 熱風発生機の能力を変えずに、加熱程度が調整でき
る。
る。
第1図は、本発明装置本体の概念図である。
第2図は、本発明装置の1例を示す一部断面した正面図
、第3図はその平面図、第4図は側面図である。 1・・・本体 2・・・外枠体 3・・・熱風発生機 4・・・送風機 5・・・熱風外部導入口 6・・・ダクト 7・・・内枠体 8・・・熱風内部導入口 9・・・ファン 10・・・被加熱物 11・・・熱風内部排出口 12・・・熱風外部排出口
、第3図はその平面図、第4図は側面図である。 1・・・本体 2・・・外枠体 3・・・熱風発生機 4・・・送風機 5・・・熱風外部導入口 6・・・ダクト 7・・・内枠体 8・・・熱風内部導入口 9・・・ファン 10・・・被加熱物 11・・・熱風内部排出口 12・・・熱風外部排出口
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、本体の殻体を構成する外枠体と被加熱物を収納し外
枠体の内側に位置する内枠体とからなり、該外枠体には
熱風外部導入口と熱風外部排出口が設けられ、内枠体に
は熱風内部導入口と熱風内部排出口があり、該熱風内部
導入口又は熱風内部排出口にはファンが設けられている
ことを特徴とする加熱装置。 2、内枠体が複数設けられているものである特許請求の
範囲第1項記載の加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6873788A JPH01239381A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6873788A JPH01239381A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239381A true JPH01239381A (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=13382401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6873788A Pending JPH01239381A (ja) | 1988-03-22 | 1988-03-22 | 加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01239381A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253940A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 中空糸膜の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921495B2 (ja) * | 1977-12-15 | 1984-05-21 | 株式会社豊田中央研究所 | 細管型圧力計 |
-
1988
- 1988-03-22 JP JP6873788A patent/JPH01239381A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921495B2 (ja) * | 1977-12-15 | 1984-05-21 | 株式会社豊田中央研究所 | 細管型圧力計 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253940A (ja) * | 2001-03-05 | 2002-09-10 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 中空糸膜の製造方法 |
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