JPH01239230A - ブーム型作業機の制御装置 - Google Patents

ブーム型作業機の制御装置

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JPH01239230A
JPH01239230A JP6625688A JP6625688A JPH01239230A JP H01239230 A JPH01239230 A JP H01239230A JP 6625688 A JP6625688 A JP 6625688A JP 6625688 A JP6625688 A JP 6625688A JP H01239230 A JPH01239230 A JP H01239230A
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秀昭 溝田
Takeshi Aoki
剛 青木
Akio Hamada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、バックホー等のブーム型作業機の制御装置に
関するものである。
(従来の技術) 先端に作業具を有するブームを車体に縦軸廻りに揺動自
在に設け、作業時にブームを縦軸廻りに揺動させながら
、作業具により所定の作業を行うブーム型作業機には、
例えばバックホー等がある。
バックホーは、車体に装着された機枠に、揺動シリンダ
の伸縮により縦軸廻りに揺動自在に揺動枠を備え、この
揺動枠に、ブームシリンダの伸縮により縦軸廻りに上下
動自在にブームを備え、このブームの先端にアームを介
してパケットを屈折自在に枢着し、揺動シリンダ、ブー
ムシリンダ、アームシリンダ及びパケットシリンダを、
操作レバーに連動する制御弁により伸縮制御するように
なっている。
(発明が解決しようとする課題) この種の従来のバックホーで溝掘作業を行う場合、パケ
ットに土砂を掬い込んだ後、揺動枠と共にブームを側方
の排土位置まで揺動させて排土する必要がある。従って
、掘削作業中は、ブームを掘削位置と排土位置との間で
繰返し揺動させなければならず、従来の操作レバーによ
る人為的操縦では運転が非常に煩雑であり、熟練度を要
する欠点があった。
特に掘削すべき溝幅が狭い場合には、排土後にブームを
掘削位置に停止させる際の停止精度が要求されるが、常
に目的の停止位置、即ち掘削位置に確実に停止させるこ
とは困難である。そのため、従来ではブームを目的の停
止位置の近傍で一旦停止させた後、そのオーバーラン位
置又はアンダーラン位置より、再度、揺動シリンダを微
動させながらブームを最終目的の停止位置まで揺動させ
る方法を採ることが度々あった。
本発明は上記問題点に鑑み、ブームを停止させるべき目
標位置を設定しておけば、その目標位置にブームを自動
的に停止させることができて、掘削作業等を楽になし得
るようにしたものである。
(課題を解決するための手段) この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、先端
に作業具18を有するブーム16が車体1に縦軸14廻
りに揺動自在に設けられ、このブーム16を揺動制御す
る制御B弁60と、操作量に応じた大きさの指令信号を
出す指令手段88と、指令手段88からの指令信号の大
小によりブームの動作方向を判別する揺動判別手段11
5と、該揺動判別手段115で判別されたブーム16の
動作方向に前記制御弁60を指令手段88からの指令信
号の大きさに比例して駆動する駆動手段111,114
とが設けられたブーム型作業機の制御装置において、 ブーム16が揺動を停止すべき目標位置を設定する目標
位置設定手段89と、ブーム16の揺動位置を検出する
位置検出手段24と、目標位置設定手段89からの設定
信号と位置検出手段24からの検出信号との偏差を求め
る偏差手段90とが設けられ、ブーム16が前記目標位
置に接近した捕捉範囲にあることを判別する捕捉判別手
段120と、ブーム16が目標位置に近づいていること
を判別する接近判別手段122と、捕捉判別手段120
が捕捉範囲にあることを判別しかつ接近判別手段122
がブーム16の接近を判別したとき、前記揺動判別手段
115及び前記駆動手段111,114に送られる指令
手段88からの指令信号を、偏差手段90からの偏差信
号に切り換える切換手段123とが設けられている点に
ある。
(作  用) 例えばバックホー12による掘削作業において、排出後
、ブーム16を左右中央の掘削位置に戻す場合、目標位
置設定手段89によりその目標位置を予め設定しておき
、操作レバー44をブーム16が目標位置に向かうよう
に操作すればよい。
操作レバー44の操作により、はじめは操作レバー44
の操作量に応じた比例的な速度でブーム16が目標位置
に向けて揺動する。
そして、ブーム16が目標位置に接近した捕捉範囲に到
達すると、切換手段123が自動モードに切換わり、ブ
ーム16の現在位置と目標位置との差に応じた速度でブ
ーム16が目標位置に向けて揺動し、ブーム16が目標
位置に近づくに従って徐々に揺動速度が低下し、目標位
置でスムーズに停止する。
(実施例) 以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第2
図において、1はトラクタ車体、2は前輪、3は後輪で
ある。4はハンドル、5は運転席である。
6はトラクタ車体1の前部に装着されたフロントローダ
であって、トラクタ車体1の左右両側に取付けられたマ
スト7と、このマスト7の上端に上下動自在に枢着され
たブーム8と、ブーム8を昇降させるためのブームシリ
ンダ9と、ブーム8の先端に回動自在に枢着されたバケ
ツ目Oと、パケット10を回動させるためのパケットシ
リンダ11とを有する。
12はトラクタ車体1の後端部に装着されたバックホー
であって、トラクタ車体1に取付けられた機枠13と、
機枠13に縦軸14廻りに旋回自在に枢着された揺動台
15と、揺動台15に上下動自在に枢着されたプームエ
6と、ブーム16の先端に屈折自在に枢着されたアーム
17と、アーム17の先端に回動自在に枢着されたパケ
ット18と、揺動台15上に設けられたコントロールボ
ックス19及び運転席20とを有する。揺動台15は第
3図に示すように機枠13から後方に突出する上下一対
のブラケット21に縦軸14を介して支持され、また下
部のブラケット21近傍で機枠13と揺動台15との間
に介装された左右−対の揺動シリンダ22.23により
揺動操作される。
揺動台15には、これの揺動量を検出するための位置検
出手段24が取付けられている。ブーム16はブームシ
リンダ25により上下動自在に、アーム17はアームシ
リンダ26により屈折自在に、パケット18はパケット
シリンダ27により回動自在に夫々操作される。
機枠13の左右両側には、アウトリガ−28が装着され
ている。アウトリガ−28は油圧シリンダ型であって、
シリンダ本体30側が機枠13に上下方向に装着され、
またピストンロッド32の下端に接地板34が取付けら
れている。
コントロールボックス19の上面側には、第4図に示す
ように前後左右に揺動自在な2本の操作レバー44.4
5と、前後に揺動自在な2本の操作レバー46.47と
が設けられている。操作レバー44は左右に操作した時
に揺動台15が左右に揺動し、前後に操作した時にアー
ム17が屈伸するようになっている。操作レバー45は
左右に操作した時にパケット18がスクイ・ダンプし、
前後に操作した時にブーム16が上下動するようになっ
ている。操作レバー46.47はアウトリガ−28,2
9用である。
第5図は油圧回路を示し、48は油圧ポンプで、トラク
タ車体1に搭載のエンジンにより駆動される。49は流
量優先弁、50はハンドル4に連動するステアリング弁
で、ステアリングシリンダ51を介して前輪2のステア
リング動作を司るようになっている。52はフロントロ
ーダ6側のブーム制御弁、53はフロントローダ6側の
パケット制御弁であり、これら制御弁52.53の手動
操作によりブームシリンダ9及びパケットシリンダ11
を制御するようになっている。
54.55はアウトリガ−28,29を制御する流量比
例型の電磁制御弁で、上昇ソレノイド56.57及び下
降ソレノイド58.59を有する。60は揺動シリンダ
22.23を制御する流量比例型の電磁制御弁で、左ソ
レノイド61及び右ソレノイド62を有する。63はバ
ックホー12のブームシリンダ25を制御するブーム制
御弁であって、操作レバー45の前後操作に連動する。
64はアームシリンダ26を制御するアーム制御弁で、
操作レバー44の前後操作に連動する。
65はパケットシリンダ27を制御するパケット制御弁
で、操作レバー45の左右操作に連動する。66〜73
リリーフ弁である。
第1図は電磁制御弁60を制御する電気回路を示し、同
図において、88は揺動指令手段の可変抵抗で、操作レ
バー44の左右操作に連動し、かつ操作レバー44の操
作量に比例して指令信号が変化するようになっている。
89は揺動台15の停止すべき目標位置を設定する目標
位置設定手段で、可変抵抗により構成されている。90
は偏差手段で、位置検出手段24の可変抵抗91からの
検出信号と設定手段89からの設定信号との偏差を求め
、その偏差信号を出力するようになっている。
93は三角波発振器で、第6図に示すように一定周波数
の三角波信号aを発振するものである。115は揺動判
別手段で、左右用の比較部116.117を有し、可変
抵抗88からの指令信号を基準値と比較して、その大小
関係から左揺動信号と右揺動信号とを出力するようにな
っている。96はパルス幅変調手段で、可変抵抗88又
は偏差手段90からの信号bを三角波信号aでパルス幅
変調するためのものであって、大々2つの比較部99.
102から構成されている。比較部99と比較部102
とは入力が逆になっており、比較部99では第6図に示
す如く信号すが三角波信号aよりも大の時にオンし小の
時にオフするパルス信号Cを発生し、比較部102では
第6図と逆に信号すが三角波信号aよりも小の時オンし
大の時にオフするパルス信号Cを発生するようになって
いる。各比較部99.102の出力側はアナログスイッ
チ105,108 、駆動手段111,114を介し電
磁制御弁60の各ソレノイド61.62に夫々接続され
ており、比較部99.102からのパルス信号により、
可変抵抗88又は偏差手段90からの信号に比例して電
磁制御弁60を駆動するようになっている。
アナログスイッチ105,108は、判別手段115の
比較部116.117から信号があった時にオンするよ
うになっている。
119は捕捉範囲を設定するための捕捉範囲設定手段で
、可変抵抗器等により構成され、出力するrif捉信号
dの電圧を可変調整できるように構成されており、目標
位置設定手段89により設定した目標位置に接近した所
定の範囲を捕捉範囲として設定するためのものである。
120はブーム16が捕捉範囲にあることを判別するた
めの捕捉判別手段で、偏差手段90からの偏差信号すと
捕捉範囲設定手段119からの捕捉信号dとを入力し、
これらの電圧を比較することにより、ブーム16が設定
した捕捉範囲にいるか否かを判別する。
122はブーム16が設定した目標位置に近づいている
か否かを判別する接近判別手段で、微分回路等により構
成され、偏差手段90からの偏差信号すを入力し、この
偏差信号すの電圧変化から、ブーム16が、前記目標位
置設定手段89によって設定した目標位置に対してブー
ム16が接近しているか否かを判別するように構成され
ている。
123は手動自動切換手段で、指令手段である可変抵抗
88と偏差手段90とを、後段の揺動判別手段115及
びパルス幅変調手段96に選択的に切換接続するための
もので、通常時は可変抵抗88を揺動判別手段115及
びパルス幅変調手段96に接続し、ブーム16が捕捉範
囲にいるものと捕捉判別手段120が判別しかつブーム
16が目的位置に近づいているものと接近判別手段12
2が判別して、これら判別手段120,122から捕捉
信号e及び接近信号fを入力したとき、偏差手段90を
揺動判別手段115及びパルス幅変調手段96に接続す
るように構成されている。また手動自動切換手段123
は、操作レバー44が左右方向の中央位置にセットされ
たとき可変抵抗88からの指令信号すの入力により自動
モードをリセットし、また目標位置設定手段89による
目標位置の設定が消去されている場合には、自動モード
への切換えは行われず、常時可変抵抗88からの指令信
号すが揺動判別手段115及びパルス幅変調手段96に
出力されるようになっている。
125は掘削作業検出手段で、第2図に示すようにブー
ムシリンダ25のストロークを検出するストロークセン
サ126等を備えて成る。この掘削作業検出手段125
は、通常時はアナログスイッチ127に高電圧を出力し
て該アナログスイッチ127をオンさせると共に、ブー
ムシリンダ25が縮小してバケット18を地面下方に位
置させるようにブーム16が掘削状態にまで下降したと
きに停止信号gを出力してアナログスイッチ127をオ
フさせ、これにより、掘削作業中に手動自動切換手段1
23から揺動判別手段115及びパルス幅変調手段96
への信号を停止させ、ブーム16の縦軸14廻りの揺動
を不能にするようになっている。
129はブーム16を低速で揺動させるための微調節手
段で、可変抵抗器等により構成され、切換スイッチ13
0を介してパルス幅変調手段96に、前記揺動指令手段
の可変抵抗88及び偏差手段90からの指令信号す及び
偏差信号すよりも低電圧の微調節信号りをパルス幅変調
手段96に出力するように構成されている。切換スイッ
チ130は、手動自動切換手段123からパルス幅変調
手段96に入力される指令信号す又は偏差信号すと、微
調節手段129からパルス幅変調手段96に入力される
微調節信号りとを切換えるためのもので、第4図に示す
ように操作レバー44の上端に設けられている。この切
換スイッチ130は押釦式のモーメンタリスイッチによ
り構成され、押圧操作する毎に接点130a、 130
bのオンオフが順次切換わるように構成されている。
次に上記構成における作用を説明する。バックホー12
により掘削作業を行う場合には、フロントローダ6のブ
ーム8を下げてバケツ目0を接地させると共に、バック
ホー12側の機枠13の両側に設けたアウトリガ−28
,29の接地板34.35を降して接地させ、これらフ
ロントローダ6及び左右一対のアウトリガ−28,29
によりトラクタ車体1を支持する。
バックホー12による掘削作業において、パケット18
内の土砂を側方の排土位置に排土する場合には、ブーム
16を上昇させた後、揺動シリンダ22.23の伸縮に
より揺動台15、ブーム16を縦軸14廻りに排土位置
へと揺動させる。即ち、操作レバー44を左方向に操作
すると、これに連動して可変抵抗88の抵抗値が小さく
なり、その操作量に比例した指令信号が出る。この指令
信号が判別手段115に送られると、指令信号が小であ
るため、比較部117が右揺動指令と判別して右揺動信
号を出力し、アナログスイッチ108がオンする。一方
、指令信号すがパルス幅変調手段96の比較部99.1
02に入力し、三角波発振器93の三角波信号aと比較
される。この場合、指令信号すが中点電圧よりも小であ
るため、比較部102が両者を比較し、第6図とは逆に
指令信号すが三角波信号aよりも小の時にオンとなるパ
ルス信号Cが比較部102より発生する。このパルス信
号Cは両者の偏差が大きい程、パルス幅が広がり、従っ
て、アナログスイッチ108を介して駆動手段114が
動作し、電磁制御弁60の右ソレノイド62を励磁する
。その結果、電磁制御弁60はパルス幅に比例した開度
で右揺動側に切換わり、揺動シリンダ22.23に作動
油を供給するので、揺動台15、ブーム16が縦軸14
廻りに右方向に揺動する。この場合、操作レバー44の
操作量に応じて比例的な速度でブーム16が揺動するた
め、任意の速度でブーム16を動かして行くことができ
る。
ブーム16が排土位置まで達すれば、操作レバー44を
中立位置に戻し、揺動シリンダ22.23の伸縮を止め
、揺動台15、ブーム16を排土位置で停止させた後、
パケット18の土砂を排出する。
排土後、ブーム16を左右中央の掘削位置に戻す場合に
は、設定手段89の可変抵抗によりその目標位置を予め
設定しておけば、操作レバー44を右方向に操作するだ
けで、ブーム16を目標位置に自動的に停止させること
ができる。従って、オペレータは、アーム17、パケッ
ト18等の操作に専念できる。
即ち、操作レバー44の右方向への操作により、はじめ
は前記と同様にして可変抵抗88から操作レバー44を
操作量に比例した指令信号すが可変抵抗88から出力し
、この指令信号すが手動自動切換手段123を介して揺
動判別手段115及びパルス幅変調手段96の比較部9
9,102に人力し、その結果、操作レバー44の操作
量に応じて比例的な速度でブーム16が目的位置に向け
て右方向に揺動する。また、このときブーム16が目標
位置に向けて揺動しているので、このことを接近判別手
段122が判別し、該接近判別手段122が接近信号「
を手動自動切換手段123に出力する。そして、捕捉範
囲設定手段119により予め設定した捕捉範囲にブーム
16が到達すると、捕捉判別手段120がブーム16が
捕捉範囲にあることを捕捉判別手段120が判別して捕
捉信号eを出力するので、手動自動切換手段123が捕
捉判別手段120と接近判別手段122の両者から捕捉
信号e及び接近信号fを入力し、このため手動自動切換
手段123が自動モードに切換ねり、偏差手段90の偏
差信号すが手動自動切換手段123を介して揺動判別手
段115及びパルス幅変調手段96の比較部99,10
2に入力するようになり、ブーム16の現在位置と目標
位置との差に応じた速度でブーム16が目標位置に向け
て揺動し、ブーム16が目標位置に近づくに従って徐々
に揺動速度が低下し、目標位置でスムーズに停止する。
そして、操作レバー44を左右方向の中立位置に戻すと
、手動自動切換手段123の自動モードがリセットされ
る。
次にブーム16を目標位置で操作レバー44を前方へ操
作してブーム16を目標位置で下降させ、掘削作業を開
始すると、ブーム16の下降状態から掘削作業検出手段
126が掘削作業中であることを検出し、停止信号gを
出力してアナログスイッチ127をオフさせるので、揺
動判別手段115及びパルス幅変調手段96に指令信号
す又は偏差信号すは入力しなくなり、ブーム16の縦軸
14廻りの揺動が停止する。従って、掘削作業中におい
て誤って操作レバー44を左右方向に操作した場合でも
、不測の揺動指令を無視し、安定した掘削を継続できる
また、目標位置での掘削作業の際に、掘削する掘削溝巾
を広げる場合には、ブーム16を下降させた掘削状態か
ら、操作レバー45を上昇方向に操作して、ブーム16
を上昇させてパケット18を地面上方に上げた後、操作
レバー44上端の切換スイッチ130を押圧操作して、
接点130bをオン、接点130aをオフにし、操作レ
バー44を左又は右方向に操作すると、可変抵抗88か
ら操作レバー44の操作量に比例した指令信号が切換手
段92を介して揺動判別手段115に入力すると共に、
微調節手段129から低電圧の微調節信号りがパルス幅
変調手段96に入力する。従って、パルス幅変調手段9
6からパルス幅の小さいパルス信号Cがアナログスイッ
チ105゜108を介して駆動手段111又は駆動手段
114に入力し、その結果ブーム16が低速で縦軸14
廻り左又は右方向に揺動する。そして操作レバー44を
中立位置に戻すと、揺動判別手段115からアナログス
イッチ127.128への信号が停止して、アナログス
イッチ127.128がオフするので、ブーム16の揺
動が停止する。
(発明の効果) 本発明によれば、目標位置設定手段89によりブーム1
6を停止させるべき目標位置に設定しておけば、単に操
作レバー等の操作部を操作するのみで、ブーム16を目
標位置に自動的に停止させることができ、しかもブーム
16が目標位置に接近した捕捉範囲内に入ると、ブーム
16が目標位置に近づくに伴って速度が徐々に低下し、
ブーム16を目標位置にスムーズに停止させることがで
きる。また、ブーム16が捕捉範囲に入るまでは、操作
レバー等の操作による手動が優先するので、オペレータ
の操作ミス等によってブーム16が自動モードでオペレ
ータの意思に反して目標位置まで動くようなこともなく
なり、その操作乃至取扱いが非常に簡単であり、作業効
率を著しく向上し得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気回路図、
第2図は全体の側面図、第3図は揺動部の平断面図、第
4図はコントロールボックスの平面図、第5図は油圧回
路図、第6図は波形図である。 1・・・トラクタ車体、14・・・縦軸、16・・・ブ
ーム、18・・・パケット (作業具)、24・・・位
置検出手段、60・・・電磁制御弁、88・・・可変抵
抗(揺動指令手段)、89・・・目標位置設定手段、9
0・・・偏差手段、111.114・・・駆動手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端に作業具18を有するブーム16が車体1に
    縦軸14廻りに揺動自在に設けられ、このブーム16を
    揺動制御する制御弁60と、操作量に応じた大きさの指
    令信号を出す指令手段88と、指令手段88からの指令
    信号の大小によりブームの動作方向を判別する揺動判別
    手段115と、該揺動判別手段115で判別されたブー
    ム16の動作方向に前記制御弁60を指令手段88から
    の指令信号の大きさに比例して駆動する駆動手段111
    、114とが設けられたブーム型作業機の制御装置にお
    いて、ブーム16が揺動を停止すべき目標位置を設定す
    る目標位置設定手段89と、ブーム16の揺動位置を検
    出する位置検出手段24と、目標位置設定手段89から
    の設定信号と位置検出手段24からの検出信号との偏差
    を求める偏差手段90とが設けられ、 ブーム16が前記目標位置に接近した捕捉範囲にあるこ
    とを判別する捕捉判別手段120と、ブーム16が目標
    位置に近づいていることを判別する接近判別手段122
    と、捕捉判別手段120が捕捉範囲にあることを判別し
    かつ接近判別手段122がブーム16の接近を判別した
    とき、前記揺動判別手段115及び前記駆動手段111
    、114に送られる指令手段88からの指令信号を、偏
    差手段90からの偏差信号に切り換える切換手段123
    とが設けられていることを特徴とするブーム型作業機の
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8142132B2 (en) 2009-01-05 2012-03-27 Cnh America Llc Automatic over-center system

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US8142132B2 (en) 2009-01-05 2012-03-27 Cnh America Llc Automatic over-center system

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JPH0647829B2 (ja) 1994-06-22

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