JPH01239215A - 汚染水域の活性化方法と船舶通行用暖簾およびヘドロ防止シート - Google Patents

汚染水域の活性化方法と船舶通行用暖簾およびヘドロ防止シート

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JPH01239215A
JPH01239215A JP6409888A JP6409888A JPH01239215A JP H01239215 A JPH01239215 A JP H01239215A JP 6409888 A JP6409888 A JP 6409888A JP 6409888 A JP6409888 A JP 6409888A JP H01239215 A JPH01239215 A JP H01239215A
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sheets
sheet
sea
seabed
water area
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Hitomi Shimada
島田 眸
Masahiko Inagaki
雅彦 稲垣
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、広くは海洋開発に間するものであって、特に
ヘドロが堆積した等で汚染した海岸その他の水域を仕切
り、その内海を浄化し活性化すると言う、汚染水域の活
性化方法に間するものである。
さらに別な発明においては、その内海の海底をシートで
隔離し、そのシート上に魚礁や砂や石等を被せその内海
を浄化し活性化すると言う、汚染水域の活性化方法とヘ
ドロ防止シートに関するものである。
そして、さらに別の発明は、海水の大まかな遮断をしな
がら、船舶の航行は可能にする船舶通行用暖簾に関する
ものである。
[従来の技術] 河川に近い海底、特に大都市を流れる河川に近い海や湾
岸は、河川から流出する大量の汚物で汚れている。
さらには、ヘドロが大量に堆積している箇所も多く、死
の海となっている場合が多い。
このような箇所を生物資源が豊富な海や湾岸であり、さ
らにはレジャーをも楽しめる箇所とする安価で簡易且つ
短時間でできる手段と方法は現在のところはない。
また、海水の大まかな遮断をしたままで、船舶の航行は
可能にすると言う手段はない。
[発明が解決しようとする[!11 そこで、河川を浄化し、これにより湾岸全体を浄化すれ
ばよいのであるが、それには大変な時間と費用カ月卦か
る。
そして、堆積したヘドロに関しては、従来のごとくにこ
のヘドロを除去すればよいのであるが、それには真穴な
手間と費用が掛かってしまう。そうかと言って、そのヘ
ドロ中に酸素を送り微生物の働きでそのヘドロを浄化す
るばっ気性は、大量のヘドロがかき回されて逆にその海
を汚す結果になってしまう。
ざらには、海水を遮断する場合は、水門を使用している
ゆえに、そこを船舶が通行するときには一部その水門を
開閉しなければならず手間が掛かった。
[rR題を解決するための手段] 本発明にかかる汚染水域の活性化方法は、以上の[ff
に鑑みて水域を仕切りここを浄化するのである。
そして、この仕切りに船舶の通行を望む場合は、この仕
切りの一部に船舶通行用暖簾を用いたものである。
さらには、ヘドロの堆積した箇所においては、そのヘド
ロをシートで遮断して、そのシートの上のおもりを魚礁
とし海草や魚貝類を増やして、生物資源を豊富にするも
のである。
以下に、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通
行用暖簾およびヘドロ防止シートの具体的な構成を詳細
に述べる。
最初に、第1の発明について述べる。まず、汚染水域を
防波堤やシート等の仕切り手段でその一部を残して仕切
り、残りの部分に海底から海面まで伸長して浮上する船
舶通行用暖簾を設けるものである。そして、これにより
できた内海を浄化するものである。
つぎに、第2の発明について説明する。まず、汚染水域
を防波堤やシート等の仕切り手段で仕切る。そして、こ
れによりできた内海の海底にシートを敷き、そのシート
上に人工魚礁や石や砂等のおもりを置く。最後に、その
内海を浄化するものである。
そして、その第3の発明である。これは、汚染水域を防
波堤やシート等の仕切り手段でその一部を残して仕切り
、残りの部分に海底から海面まで伸長して浮上する船舶
通行用暖簾を設けるものである。
その他の構成は、上記の第2発明と同一であるゆえに、
その説明をここに援用する。
さらに、第4の発明を説明する。これは、第2発明の「
水域」が特定されて、汚染水域の「海岸」の外洋面とな
ったものである。その他の構成は、上記の第2発明と同
一であるゆえに、その説明をここに援用する。
そして、その第5の発明である。これは、上記の第4発
明と第3発明の混合である。すなわち、汚染水域海岸の
外洋面を防波堤やシート等の仕切り手段でその一部を残
して仕切り、残りの部分に海底から海面まで伸長して浮
上する船舶通行用暖簾を設けるものである。
その他の構成は、上記の第4発明と同一であるゆえに、
その説明をここに援用する。
つぎに、第6の発明を述べる。まず、保持部がある。そ
して、水仕切り用の暖簾がある。この暖簾は、上記の保
持部から上方に伸びるものであって自らまたは外部手段
により浮力を有するものである。
最後に、第7の発明を述べる。まず、ヘドロが堆石する
海底において、ヘドロ上に隙間をおいて敷かれた複数枚
のシートかる。つぎに、おもりがある。このおもりは、
上記のシートの上に置かれたものであって石や砂とか人
工魚礁等からなるものである。
[作 用] 本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通行用暖簾
およびヘドロ防止シートは、以上のごとき構成にしたゆ
えに、まず第1の発明においては、汚染水域を防波堤や
シート等の仕切り手段でその一部を残して仕切り、残り
の部分に海底から海面まで伸長して浮上する船舶通行用
暖簾を設けたものである。
それゆえに、外から汚れた水は流入しにくい一方、船舶
は船舶通行用暖簾の箇所を通行して外海に出入りできる
。外海の水はこの船舶通行用暖簾を通じて多少は流入す
るが、その程度の水の交流はむしろ好ましいものである
つぎに、第2の発明では、汚染水域を防波堤やシート等
の仕切り手段で仕切り内海ができる。したがって、外か
ら汚れた水は流入しない。そして、その内海の海底にシ
ートを敷くゆえに、底のヘドロは遮断される。最後に、
そのシート上に人工魚礁や石や砂等のおもりを置き、そ
の内海を浄化するゆえに、魚介類や海草が繁茂しそこの
自然浄化をも促進する。
そして、第3の発明においては、上記の第1の発明と同
様に、汚染水域を防波堤やシート等の仕切り手段でその
一部を残して仕切り、残りの部分に海底から海面まで伸
長して浮上する船舶通行用暖簾を設けたものである。そ
れゆえに、外から汚れた水は流入しにくい一方、船舶は
船舶通行用暖簾の箇所を通行して外海に出入りできる。
外海の水はこの船舶通行用暖簾を通じて多少は流入する
が、その程度の水の交流はむしろ好ましいものである。
その他の作用は、上記の第2発明と同一であるゆえに、
その説明をここに援用する。
そして、第4発明においては、第2発明で述べた「水域
」が特定されて、汚染水域の「海岸」の外洋面となった
ものである。したがって、その水域が海岸と仕切り手段
で仕切られたものである。
その他の作用は、上記の第2発明と同一であるゆえに、
その説明をここに援用する。
さらに、その第5発明においては、上記の第4発明と第
3発明の作用が混合したものである。すなわち、汚染水
域の海岸の外洋面を防波堤やシート等の仕切り手段でそ
の一部を残して仕切る。そして、残りの部分に、海底か
ら海面まで伸長して浮上する船舶通行用暖簾で仕切られ
る。それゆえに、外から汚れた水は流入しにくい一方、
船舶は船舶通行用暖簾の箇所を通行して外海に出入りで
きる。
その他の作用は、上記の第3発明と同一であるゆえに、
その説明をここに援用する。
そして、第6発明においては、保持部が海底での基礎と
なる。そして、この保持部から上方に伸びるものであっ
て自らまたは外部手段により浮力を有する暖簾が船舶の
通行を容易にする。
最後に、その第7発明においては、ヘドロが堆石する海
底において、そのヘドロ上に敷かれた複数枚のシートが
このヘドロを抑える。そして、このシートの上に置かれ
た石や砂とか人工魚礁等のおもりがこのシートを安定化
すると同時に新たな海底の基盤の一部または全てとなる
[実施例コ 以下に、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通
行用暖簾およびヘドロ防止シートをその一実施例を用い
て添付の図面と共に詳細に説明する。
第1図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法に用い
る防波堤とシートの一実施例の側面断面図である。第2
図は、第1図のものの正面断面図を示している。第3図
は、第1図のものの平面図を示したものである。
まず、防波堤がある。この防波堤は一般の防波堤であっ
てもよいが、本実施例では家庭ゴミや産業廃棄物、残土
等の廃棄物処理施設を兼ねた防波堤となした。
従来、防波堤は、コンクリートの固まりで作っていた。
また、廃棄物処理施設は、焼却炉で焼却するかそのまま
廃棄切捨て場に捨てられたりあるいは埋め立て等に使わ
れた。しかして、防波堤はコンクリートの固まりゆえに
、コンクリートが大量に必要となる。一方、廃棄物処理
施設は、焼却の場合は燃料や設備が必要となるばかりで
なく、公害問題もでてくる。そして、埋め立ての場合は
、埋め立て地が一杯でその埋め立て場所の確保が問題と
なっている。
本発明にかかる汚染水域の活性化方法に使用する防波堤
は、以上の問題点に鑑みて防波堤を箱型にし、その中を
廃棄物の捨て場所にしたものである。
そこで最初に、この防波堤に関して説明する。
まず、防波堤兼用廃棄物投棄箱体110がある。この防
波堤兼用廃棄物投棄箱体110は、第1図に示すごとく
に、その内壁111は並行であって且つその外海と内海
に面する壁112.113を断面で台形になっているも
のである。なお、この内壁111は、その上部のみが並
行であって、その下部は外に広がりその廃棄物140の
入る部屋が広がっている形状にすれば、廃棄物140の
収容力は増し、コンクリートの使用量も減る。
つぎに、第2図に示すごとくに本実施例では、この防波
堤兼用廃棄物投棄箱体110の外海と内海に面する壁1
12.113は、その外海と内海に面しない壁114.
115より高くなっている。これはもちろん、同じ高さ
でもよい。また、この防波堤兼用廃棄物投棄箱体110
は、本実施例では、図示のない汚水流失手段を有し、廃
棄物から流失した汚水を集め、図示のない汚水処理手段
で浄化して海中に放出するようになっている。
つぎに、防波堤兼用廃棄物投棄箱体110の中蓋手段+
20がある。この中蓋手段120は、第2図と第3図に
示すごとくに本実施例では、複数具体的には120aか
ら120eと5個に縦分割されており、第1図と第2図
に示すごとくに、その外海と内海に面しない壁114.
115方向に筒状をなしている。したがって、この1l
j121内を道路にしたり、電線とか通信線や上下水道
等の配管等を通すことができる。
さらには、この防波堤兼用廃棄物投棄箱体110と中蓋
手段120をその道路に面してつなげたり、あるいは小
島にしたり等して、事務所や倉庫やガレージ等の建築物
としても使える。そして、この中蓋手段120は、本実
施例では、第4図に示すこの部分の側面断面図のごとく
に、その上部に砂利+22と±123と排水口124と
を有しており、そこに防風林130を植えている。下水
等の汚水は付属の汚水処理施設で処理され、この防風林
130に排水するようにすると、−石二鳥である。
ゴミや残土等の廃棄物140は、上記の防波堤兼用廃棄
物投棄箱体llO内に投棄され、これらが沈下後に上記
の中蓋120が被される。廃棄物が沈下する以前にその
?IJ 121内を利用したい場合は、この中蓋120
と廃棄物投棄箱110間にストッパーを設けるとよい。
なお、本発明にかかる汚染水域の活性化方法に使用の防
波堤は、その施設距離がごく短い場合は1個でもよいが
、通常はこれをたくさん並べてつなげて1つの防波堤と
するものである。
また、上記の中蓋手段120は、6面が密閉の中空の箱
であってもよい。しかして、中蓋手段120が中空の密
閉箱の場合は、防波堤兼用廃棄物投棄箱体110を海上
に浮かして設置場所まで曳航し、そこでこの防波堤兼用
廃棄物投棄箱体110に浸水させれば、その中に入れら
れていた中蓋手段120は自己浮力で浮き上がる。そこ
でこの中蓋手段をストッパーでその防波堤兼用廃棄物投
棄箱体110に止めてから防凰林なり道路なりに使用す
ることができる。
こうすれば、海上で利用の難しいクレーンを使用するこ
となしに中蓋手段120の設置ができる。
なお、壁114と115の上部および中蓋手段120の
両端壁は壊し易い材質のものにすると道路にする場合に
よい。
しかして、上記の防波堤兼用廃棄物投棄箱体110は、
ヘドロが堆積する海岸の外洋面とか海中の一定水域を囲
むものである。
本実施例の防波堤は、以上のごとき構成にしたゆえに防
波堤としてはそのコンクリートの使用量を節約し、廃棄
物の処理場所を同時に提供し、道路その他の施設の場所
をも提供した。以上にして、防波堤兼用廃棄物投棄箱体
110に廃棄物が投棄される。そして、これに中蓋手段
120で蓋をされ、防波堤として利用されることが可能
になった。
つぎに、他の発明の一実施例の船舶通行用暖簾200に
ついて述べる。これは、上記の防波堤の一部をこれに代
えて設けることにより、ここを船舶が通行できるもので
ある。
第5図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法に用い
る船舶通行用暖簾200の一実施例の側面図である。第
6図は、その暖簾本体210の正面図である。そして、
第7図はその平面図を示したものである。
これは、海底から海面まで伸長して浮上する水仕切り要
の暖簾である。まず、暖簾本体210が有る。この暖簾
本体210は、これ自体が水に浮く性質のものであって
もよいし、浮袋等により浮上されているものであっても
よい。この暖簾本体210は、第5図と7図に示すよう
に二重になっており、その切れ目が塞がるように互い違
いに設けられている。必要により、この暖簾本体210
は、三重以上にしてもよい。
さらには、第8図や第9図に示すごとくに、それをさら
に間隔を置いて二重以上設けてもよい。
もちろんこれは、その材質によっては一重であってもよ
い。
そして、この暖簾本体210の下部には、この暖簾本体
210の上部が水面に出る程度の重さのおもり211が
設けられている。
さらに、この暖簾本体210の下部からは垂れ幕230
が海底まで伸びていて、内側と外側の水を遮断している
。この垂れ幕230は、潮の干満を吸収できるように図
示のごとくに上下に長目にできている。それゆえに、潮
の干満に合わせてこの暖簾本体210は上下前後に移動
する。ただし、このままではその長さのために潮に流さ
れてしまうゆえ、一対の調整浮き231,231と紐2
32,232と保持手段233 、233とで上記の暖
簾本体210が真ん中に維持されるようにして有る。
もちろん、河川や湖沼等で水位の変化のない箇所の場合
はこの垂れ幕230は不要である。
斯様にして、第10図に示す鳥諏図のごとくに海岸付近
の海を仕切るものである。
最後に、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通
行用暖簾およびヘドロ防止シートに用いるシートについ
て述べる。
第11図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船
舶通行用暖簾およびヘドロ防止シートに用いるシートの
一実施例の側面断面図である。第12図は、そのシート
を敷いたところの平面縮小図を示す。
しかして、ヘドロ301が堆積する海底において、まず
第11図中の左側に示すごとくに多数の石302を畔道
状に積み上げる。これで、ガス通路303がヘドロ30
1上につくられる。つぎに、水中でガスを通さない多数
枚のシート304を、第12図に示す平面図のごとくに
、そのヘドロ301上に敷くのである。この場合、その
シー) 304の端305からガス306が漏出しない
ように互いにその端305を重ねて敷くのである。
この時の重ね方は第11図に示すごとくに、上記のシー
ト304の端にガス通路用おもり307を用いて重ねる
とガスが漏れずによい。もちろん、これに代えて、第1
3図に示すごとくにそのシート3040重ね合わせを大
きくして、つぎに述べるおもり308でそのシート30
4の端を押さえてもよい。
なお、上記のガス通路303とシート304との位置間
係、およびシート3040重ね具合は第14図に示すご
とくにしてもよい。
しかして、このシート304は、場合によっては重ねず
に、必要により間をあけて並べものでもよい、そうする
ことにより、海底の土砂中の生物がその隙間からはい出
てきて、新たな人工の海底に住み着くことができる。も
ちろん、ヘドロやガスもこの隙間から多少の差はあれは
み出てくるが、その程度の容認が可能な箇所にはこうし
た使用が可能である。
また、このシート304は、軟性樹脂のフィルムのごと
き気体中でも気密性を保つものであってもよいが、布の
ごとく水中でガスを通さないものなら何でもよい。
もちろん、ガスの発生の少ない箇所やガスの回収を目的
としない場合は、ガスが通過するようなものであっても
ヘドロさえ抑えることができればよい。さらには、ヘド
ロがない場所やヘドロがそれほど問題とならない所では
、このシート304は不要となる。
つぎに、そのへドロ301から出るガスでそのシート3
04が浮き上がらないように、そのシート304上に人
工魚礁や石や砂のおもり308を多数投下する。このお
もり308は、魚礁となり、さらには海草311等生物
が棲息し易い材質のもので作るゆえに、海草や魚貝類等
の海中の生物資源をも得るものである。なお、上記のシ
ート304も貝や海草等の生物が棲息し易い材質のもの
で作れば、生物資源が一層得られる。
一方、ガス通路303の適宜な箇所に、第11図に示す
ごとくにガス収集用のバイブ309をつなぐ。
このバイブ309を、上記のガス通路303へつなぐつ
なぎ方は第16図に示す側面断面の端面図のごとくにバ
イブ受け310を用いてもよいが、上記のガス通路30
3上のシート304に単なる穴をあけて、その上に漏斗
状のものを逆さに設け、それにバイブ309をつなげる
と簡単でよい。そして、そのバイブ309先端にガス収
集手段312を設けてヘドロ301からのガス306を
資源化する。
しかして、上記のガス通路303は、上記のシート30
4に敵状や角溝を逆さにしたような凸状の長い骨格や板
を予め取り付けたものとし、これをそのシート304と
共に海底に敷く方法が現実的である。この他に、海底の
へドロ301で畝を作ったり、海底の自然の盛り上がり
を利用することも可能である。
なお、本明細書で「海底」と記載しているが、それは文
章を理解し易くするためにそう記載しただけのことであ
って、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通行
用暖簾およびヘドロ防止シート海底に限らず汚染した河
川や湖沼、そしてそのヘドロの底にも応用可能であるゆ
えに、本発明の権利は狭く海に限定するものではなく広
く「水域」を意味するものである。
[発明の効果] 本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶通行用暖簾
およびヘドロ防止シートは、以上のごとき構成になした
ゆえに汚染した水域を仕切りその中を浄化できる。さら
には、海底に堆積しているヘドロをシートでもって押さ
え込み、シートのおもりは魚礁や砂浜とし、魚貝類や海
草の棲息場所として生物*Rの宝庫に代えることができ
、海浜としても楽しめる。
一方、他の発明においては、船舶の通行を可能にした。
さらには、別な発明においては海底に堆積する六価クロ
ム等の毒性のものをも封じ込めることもできた。
斯様にして、ヘドロの海底を新しい海底として活性化し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法とおよ
びヘドロ防止シートに使用の防波堤とシートの一実施例
の側面断面図である。 第2図は、第1図のものの正面断面図を示している。 第3図は、第1図のものの平面図を示したものである。 第4図は、その中蓋の別な実施例の側面断面図を示した
ものである。 第5図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船舶
通行用暖簾に用いる船舶通行用暖簾の一実施例の側面図
である。 第6図は、その暖簾本体の正面図を示したものである。 第7(!lは、第61!lのものの平面図を表わしたも
のである。 第8図は、上記の船舶通行用暖簾の別の実施例の側面図
である。 第9図は、さらにその別の実施例の側面図を示したもの
である。 第1θ図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法と船
舶通行用暖簾に用いる堤防と船舶通行用暖簾の一実施例
の鳥諏図である。 第11図は、本発明にかかる汚染水域の活性化方法に使
用のの堤防の一実施例の側面断面図を示したものである
。 第12図は、そのシートを敷いたところのシートのみの
平面縮小図を示す。 第13図は、シートの重ね方の別な実施例の側面断面図
を示している。 第14図も、シートの重ね方のさらに別な実施例の側面
断面図である。 第15図は、ガス通路とバイブとのつなぎ部分の側面断
面の端面図を示している。 110・・・防波堤兼用廃棄物投棄箱体]11・・・内
壁       +12、】13、目4.115・・・
壁!20・・・中蓋       121・・・砂利1
22・・・±        124・・・排水口13
0・・・防風林     140・・・廃棄物210・
・・暖簾本体    211・・・おもり230・・・
垂れ幕     231・・・調整浮き232・・・紐
       233・・・保持手段301・・・ヘド
ロ     303・・・ガス通路304・・・シート
      305・・・シートの端306・・・ガス
      308・・・おもり309・・・バイブ 
    312・・・ガス収集手段第1図 第3図 / 第4図 第5図 第6j!1 第S図 第9図 第11図 第12図 第13図 第14図 第15図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)汚染水域(含河川や湖沼以下同じ)を防波堤やシ
    ート等の仕切り手段でその一部を残して仕切り、残りの
    部分に海底から海面まで伸長して浮上する船舶通行用暖
    簾を設け、これによりできた内海(含河川や湖沼以下同
    じ)を浄化することを特徴とした汚染水域の活性化方法
  2. (2)汚染水域を防波堤やシート等の仕切り手段で仕切
    り、その内海の海底にシートを敷き、そのシート上に人
    工魚礁や石や砂等のおもりを置き、その内海を浄化する
    ことを特徴とした汚染水域の活性化方法。
  3. (3)汚染水域を防波堤やシート等の仕切り手段でその
    一部を残して仕切り、残りの部分に海底から海面まで伸
    長して浮上する船舶通行用暖簾を設け、これらで仕切ら
    れてできた内海の海底にシートを敷き、そのシート上に
    人工魚礁や石や砂等のおもりを置き、その内海を浄化す
    ることを特徴とした汚染水域の活性化方法。
  4. (4)汚染水域の海岸の外洋面を防波堤やシート等の仕
    切り手段で仕切り、その内海の海底にシートを敷き、そ
    のシート上に人工魚礁や石や砂等のおもりを置き、その
    内海を浄化することを特徴とした汚染水域の活性化方法
  5. (5)汚染水域の海岸の外洋面を防波堤やシート等の仕
    切り手段でその一部を残して仕切り、残りの部分に海底
    から海面まで伸長して浮上する船舶通行用暖簾を設け、
    これらで仕切られてできた内海の海底にシートを敷き、
    そのシート上に人工魚礁や石や砂等のおもりを置き、そ
    の内海を浄化することを特徴とした汚染水域の活性化方
    法。
  6. (6)保持部、該保持部から上方に伸びるものであって
    自らまたは外部手段により浮力を有する水仕切り用の暖
    簾、より構成されることを特徴とした船舶通行用暖簾。
  7. (7)ヘドロが堆石する海底において、ヘドロ上に隙間
    をおいて敷かれた複数枚のシート、該シートの上に置か
    れた石や砂とか人工魚礁等のおもり、より構成されるこ
    とを特徴としたヘドロ防止シート。
JP6409888A 1988-03-17 1988-03-17 汚染水域の活性化方法と船舶通行用暖簾およびヘドロ防止シート Pending JPH01239215A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5748171A (en) * 1980-09-04 1982-03-19 Fujitsu Ltd Page switching device
JPS61171597A (ja) * 1985-01-11 1986-08-02 Tsutomu Arimizu 水生植物による湖沼の水質浄化方法

Patent Citations (2)

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