JPH01238803A - 防滑性靴底の成形法 - Google Patents
防滑性靴底の成形法Info
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- JPH01238803A JPH01238803A JP63066190A JP6619088A JPH01238803A JP H01238803 A JPH01238803 A JP H01238803A JP 63066190 A JP63066190 A JP 63066190A JP 6619088 A JP6619088 A JP 6619088A JP H01238803 A JPH01238803 A JP H01238803A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
この発明は防滑性靴底の成形法に関するものである。
（従来の技術）
従来、実開昭６２−２１９０４号によって、ガラス繊維
を未加硫ゴムに混合し、これを圧延することによって、
ガラス繊維を圧延方向に配向させたものを適宜数重ねた
後、圧延方向と直行する方向に裁断した防滑片を、裁断
面を接地面となるようにして、靴底の接地面に埋込み成
形した靴底が提案されている。この靴底において防滑片
中に介在されたガラス繊維が接地面に対して直角に配列
されているため、防滑性に優れた靴底が得られるが、防
滑片の成形が煩雑でしかも防滑片を靴底に対して埋込み
成形しなければならなく、コストアップとなる欠点があ
った。
を未加硫ゴムに混合し、これを圧延することによって、
ガラス繊維を圧延方向に配向させたものを適宜数重ねた
後、圧延方向と直行する方向に裁断した防滑片を、裁断
面を接地面となるようにして、靴底の接地面に埋込み成
形した靴底が提案されている。この靴底において防滑片
中に介在されたガラス繊維が接地面に対して直角に配列
されているため、防滑性に優れた靴底が得られるが、防
滑片の成形が煩雑でしかも防滑片を靴底に対して埋込み
成形しなければならなく、コストアップとなる欠点があ
った。
（発明の解決しようとする問題点）
この発明は、防滑性耐久性に優れた靴底を極めて簡単な
方法で廉価に提供しようとするものである。
方法で廉価に提供しようとするものである。
（問題点を解決するための手段並びに実施例）以下この
発明を実施図面によって説明すれば、この発明は接地底
成形部の底部１０に多数の独立した突起成形凹部１１．
１１・・・を形成した靴底成形型１の底部に無機質繊維
製の粗布２と未加硫ゴム生地３を順次セットし、これを
加熱加圧することによって粗布２を突起成形凹部１１．
１１・・・に突出させながら、靴底４の接地面に突起４
１．４１・・・を一体に成形するとともに、突起４１．
４１・・・中に無機質繊維製の粗布２を埋設させること
を特徴とする防滑性靴底の成形法を発明の要、旨とする
ものである。
発明を実施図面によって説明すれば、この発明は接地底
成形部の底部１０に多数の独立した突起成形凹部１１．
１１・・・を形成した靴底成形型１の底部に無機質繊維
製の粗布２と未加硫ゴム生地３を順次セットし、これを
加熱加圧することによって粗布２を突起成形凹部１１．
１１・・・に突出させながら、靴底４の接地面に突起４
１．４１・・・を一体に成形するとともに、突起４１．
４１・・・中に無機質繊維製の粗布２を埋設させること
を特徴とする防滑性靴底の成形法を発明の要、旨とする
ものである。
この発明において、成形型１の底部１０に形成される突
起成形凹部１１．１１・・・を、その側壁１１０゜１１
０・・・が底面１１１．１１１・・・に対して、はぼ垂
直となるように構成しておけば、粗布２を突起４１゜４
１・・・中に埋設する際、粗布２を突起成形凹部１１．
１１・・・にその側壁１１０．１１０・・・に沿って、
底面１１１．１１１・・・に対してほぼ垂直に起立させ
ることができるので、このようにして成形された靴底４
は、さらに防滑性がより一層向上することになる。この
発明において使用される粗布２は、ガラス繊維、岩綿、
ロックウール、石英繊維、シリカ繊維、セラミックス繊
維、炭素繊維、金属繊維等の糸で構成された織布、編み
布等で構成されたものが使用される。モして粗布２の密
度としては、粗布２を構成する糸の大きさ、未加硫ゴム
生地の流動性によっても相違するが、１インチ間の経糸
と緯糸の打込み数または１インチ間のコース数とウェー
ル数が８〜５ｏが好ましい、密度がそれ以上となれば、
靴底成形時に未加硫ゴム生地３が織目または編み目間を
投錨しにくくなり、しかも粗布２の伸張性が喪失され、
粗布２を成形型の突起成形凹部１１．１１・・・に充分
に突出させることができず、靴底４の接地面に完全な突
起４１．４１・・・を成形できなくなるきらいがあり、
また密度がそれ以下となれば靴底成形時に未加硫ゴム生
地３が織目または編み目間を簡単に投錨してしまい、粗
布２を突起成形凹部１１．１１・・・に充分に突出させ
ることができず、従って成形される突起４１．４１・・
・中に粗布２を充分に埋設することができず、防滑性が
低下するきらいがある。
起成形凹部１１．１１・・・を、その側壁１１０゜１１
０・・・が底面１１１．１１１・・・に対して、はぼ垂
直となるように構成しておけば、粗布２を突起４１゜４
１・・・中に埋設する際、粗布２を突起成形凹部１１．
１１・・・にその側壁１１０．１１０・・・に沿って、
底面１１１．１１１・・・に対してほぼ垂直に起立させ
ることができるので、このようにして成形された靴底４
は、さらに防滑性がより一層向上することになる。この
発明において使用される粗布２は、ガラス繊維、岩綿、
ロックウール、石英繊維、シリカ繊維、セラミックス繊
維、炭素繊維、金属繊維等の糸で構成された織布、編み
布等で構成されたものが使用される。モして粗布２の密
度としては、粗布２を構成する糸の大きさ、未加硫ゴム
生地の流動性によっても相違するが、１インチ間の経糸
と緯糸の打込み数または１インチ間のコース数とウェー
ル数が８〜５ｏが好ましい、密度がそれ以上となれば、
靴底成形時に未加硫ゴム生地３が織目または編み目間を
投錨しにくくなり、しかも粗布２の伸張性が喪失され、
粗布２を成形型の突起成形凹部１１．１１・・・に充分
に突出させることができず、靴底４の接地面に完全な突
起４１．４１・・・を成形できなくなるきらいがあり、
また密度がそれ以下となれば靴底成形時に未加硫ゴム生
地３が織目または編み目間を簡単に投錨してしまい、粗
布２を突起成形凹部１１．１１・・・に充分に突出させ
ることができず、従って成形される突起４１．４１・・
・中に粗布２を充分に埋設することができず、防滑性が
低下するきらいがある。
この発明において使用される未加硫ゴム生地３は、天然
ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジェンゴム、ハイ
スチレンゴム、アクリルニトリルゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、塩素化ポリエチレン、ク
ロロスルフォン化ポリエチレンの一種または２種以上の
混合物を主成分とし、これに架橋剤、架橋助剤、架橋促
進剤、充填剤、顔料、安定剤等のゴム配合用の常用薬品
さらに必要によっては発泡剤等を添加し、バンバリーミ
キサ−、ヘンシェルミキサー、ミキシングロール、ニー
ダ−等の混合機によって均一に混合し、これをシーテン
グしたものである。
ゴム、イソプレンゴム、スチレンブタジェンゴム、ハイ
スチレンゴム、アクリルニトリルゴム、クロロプレンゴ
ム、エチレンプロピレンゴム、塩素化ポリエチレン、ク
ロロスルフォン化ポリエチレンの一種または２種以上の
混合物を主成分とし、これに架橋剤、架橋助剤、架橋促
進剤、充填剤、顔料、安定剤等のゴム配合用の常用薬品
さらに必要によっては発泡剤等を添加し、バンバリーミ
キサ−、ヘンシェルミキサー、ミキシングロール、ニー
ダ−等の混合機によって均一に混合し、これをシーテン
グしたものである。
この発明において、無機質繊維製の粗布２と未加硫ゴム
生地３とは成形型１にセットする前に予め積層して適宜
形状に裁断しておけば、成形型１に同時にセットするこ
とができるので便利である。
生地３とは成形型１にセットする前に予め積層して適宜
形状に裁断しておけば、成形型１に同時にセットするこ
とができるので便利である。
以上のようにして形成された無機質繊維製の粗布２と未
加硫ゴム生地３は成形型１の底部に順次セットされ、し
かる後常法によって加熱加圧され、その一部は無機質繊
維製の粗布２の織目または編み目を投錨して、加圧によ
るその粘性流動によって粗布２が突起成形凹部の側壁１
１０．１１０・・・に沿って突出され、突起４１．４１
・・・中にその側部で突起の突出方向に起立した状態で
埋設される。
加硫ゴム生地３は成形型１の底部に順次セットされ、し
かる後常法によって加熱加圧され、その一部は無機質繊
維製の粗布２の織目または編み目を投錨して、加圧によ
るその粘性流動によって粗布２が突起成形凹部の側壁１
１０．１１０・・・に沿って突出され、突起４１．４１
・・・中にその側部で突起の突出方向に起立した状態で
埋設される。
このようにして成形された靴底４は、使用の初期におけ
る突起の底部４１１．４１１・・・の摩耗または靴底成
形後の突起の底部４１１．４１１・・・をグラインダー
等によって除去すれば、突起４１．４１・・・中に埋設
された粗布２を構成する無機質繊維が突起の底部４１１
．４１１・・・接地面に対してほぼ垂直方向に露出され
、優れた防滑性が付与されるとともに、突起４１．４１
・・・中に埋設された粗布２によって突起４１．４１・
・・が著しく補強され、耐久性に優れた靴底が極めて簡
単な方法で得られる。
る突起の底部４１１．４１１・・・の摩耗または靴底成
形後の突起の底部４１１．４１１・・・をグラインダー
等によって除去すれば、突起４１．４１・・・中に埋設
された粗布２を構成する無機質繊維が突起の底部４１１
．４１１・・・接地面に対してほぼ垂直方向に露出され
、優れた防滑性が付与されるとともに、突起４１．４１
・・・中に埋設された粗布２によって突起４１．４１・
・・が著しく補強され、耐久性に優れた靴底が極めて簡
単な方法で得られる。
実施例
通常の発泡性の靴底配合によって、常法によって５層厚
のゴム生地をシーテングし、これを靴底形状に裁断して
未加硫ゴム生地３を準備した。
のゴム生地をシーテングし、これを靴底形状に裁断して
未加硫ゴム生地３を準備した。
別途靴底形状に裁断したガラス繊維製の粗布２（マイク
ログラスクロクロス Ｙ Ｅ Ｍ３００１・・・１イン
チ間の経糸と緯糸の打込み数１２本・・・日本板硝子株
式会社販売）を底部１０に多数の独立した突起成形凹部
１１．１１・・・を形成した靴底成形型１の底部にセッ
トし、この上にさらに上記の未加硫ゴム生地３をセット
し、これを１５０℃ ３０ｋｇ／、：ｎで ８分間加熱
加圧して靴底４を成形するとともに粗布２を突起成形凹
部１１．１１・・・に突出させながら突起４１．４１・
・・を−律に成形するとともに突起４１．４１・・・中
に粗布２を埋込み成形した後、突起の底部４１１．４１
１・・をグラインダーでパフして除去し、突起の底部４
１１．４１１・・・に粗布２を構成するガラス繊維を露
出させた。
ログラスクロクロス Ｙ Ｅ Ｍ３００１・・・１イン
チ間の経糸と緯糸の打込み数１２本・・・日本板硝子株
式会社販売）を底部１０に多数の独立した突起成形凹部
１１．１１・・・を形成した靴底成形型１の底部にセッ
トし、この上にさらに上記の未加硫ゴム生地３をセット
し、これを１５０℃ ３０ｋｇ／、：ｎで ８分間加熱
加圧して靴底４を成形するとともに粗布２を突起成形凹
部１１．１１・・・に突出させながら突起４１．４１・
・・を−律に成形するとともに突起４１．４１・・・中
に粗布２を埋込み成形した後、突起の底部４１１．４１
１・・をグラインダーでパフして除去し、突起の底部４
１１．４１１・・・に粗布２を構成するガラス繊維を露
出させた。
得られた靴底は、この発明所望の効果を奏するものであ
った。
った。
図面は実施例を示すものであって、第１図は防滑性靴底
の成形状態を示す要部断面図である。 第２図は第１図の部分拡大図である。 符号の説明 １、成形型 １０・・・底部１１０・・
・側壁 １１１・・・底面１１・・・
突起成形凹部 ２．粗布３、未加硫ゴム生地
４．靴底
の成形状態を示す要部断面図である。 第２図は第１図の部分拡大図である。 符号の説明 １、成形型 １０・・・底部１１０・・
・側壁 １１１・・・底面１１・・・
突起成形凹部 ２．粗布３、未加硫ゴム生地
４．靴底
Claims (1)
- 接地底成形部の底部１０に多数の独立した突起成形凹部
１１．１１・・・を形成した靴底成形型１の底部に無機
質繊維製の粗布２と未加硫ゴム生地３を順次セットし、
これを加熱加圧することによって粗布２を突起成形凹部
１１．１１・・・に突出させながら、靴底４の接地面に
突起４１．４１・・・を一体に成形するとともに、突起
４１．４１・・・中に無機質繊維製の粗布２を埋設させ
ることを特徴とする防滑性靴底の成形法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63066190A JPH01238803A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 防滑性靴底の成形法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63066190A JPH01238803A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 防滑性靴底の成形法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01238803A true JPH01238803A (ja) | 1989-09-25 |
| JPH0515441B2 JPH0515441B2 (ja) | 1993-03-01 |
Family
ID=13308679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63066190A Granted JPH01238803A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 防滑性靴底の成形法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01238803A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07143903A (ja) * | 1993-03-22 | 1995-06-06 | Moon Star Co | 意匠付防滑性履物底とその製法 |
| ES2081728A1 (es) * | 1991-07-26 | 1996-03-01 | Caster S A | Procedimiento de obtencion de grabados en suelas de goma para calzados. |
| KR19990046549A (ko) * | 1999-03-24 | 1999-07-05 | 추대진 | 신발안창의제조방법. |
| JP2002085104A (ja) * | 2000-08-02 | 2002-03-26 | Adidas Internatl Bv | 軽いランニングシューズ |
| GB2392369A (en) * | 2002-04-02 | 2004-03-03 | Carlington Invest Ltd | Partial glue-exposure cloth wrap sole for indoor shoes |
| JP2006289013A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Hiroshima Kasei Ltd | 靴用防滑材および防滑靴底 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5487242U (ja) * | 1977-12-02 | 1979-06-20 | ||
| JPS5491944U (ja) * | 1977-12-09 | 1979-06-29 | ||
| JPS5948205U (ja) * | 1982-09-21 | 1984-03-30 | 株式会社ライオン | 接地側表面に麻の網目を顯出せしめた接地底 |
| JPS6221904U (ja) * | 1985-07-24 | 1987-02-09 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5948205B2 (ja) * | 1977-12-07 | 1984-11-24 | 株式会社日立製作所 | 移動体への作動圧供給装置 |
| JPS56134279A (en) * | 1980-03-18 | 1981-10-20 | Sumitomo Chemical Co | Dyeing of cellulosic fiber |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63066190A patent/JPH01238803A/ja active Granted
Patent Citations (4)
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| JP2006289013A (ja) * | 2005-04-07 | 2006-10-26 | Hiroshima Kasei Ltd | 靴用防滑材および防滑靴底 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0515441B2 (ja) | 1993-03-01 |
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