JPH01237841A - リトライ方式 - Google Patents

リトライ方式

Info

Publication number
JPH01237841A
JPH01237841A JP63065013A JP6501388A JPH01237841A JP H01237841 A JPH01237841 A JP H01237841A JP 63065013 A JP63065013 A JP 63065013A JP 6501388 A JP6501388 A JP 6501388A JP H01237841 A JPH01237841 A JP H01237841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
retry
microprocessor
controlled object
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63065013A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Takai
純一 高井
Yasushi Tajiri
田尻 裕史
Toshiya Nishijima
西島 敏也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP63065013A priority Critical patent/JPH01237841A/ja
Publication of JPH01237841A publication Critical patent/JPH01237841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Retry When Errors Occur (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、一般に流通しているリトライ機能を持たない
マイクロ・プロセッサを使用したマイクロ・コンピュー
タシステム等において、簡単かつわずかなハードウェア
回路を付加することでリトライ機能を実現するリトライ
方式に関するものである。
B0発明の概要 本発明は、リトライ機能を持たないマイクロ・プロセッ
サを使用したシステムにリトライ機能を実現するリトラ
イ方式において、 マイクロ・プロセッサと制御対象の制御線束間にリトラ
イ制御回路を介設して、マイクロ・プロセッサの1つの
バスサイクル間に制御回路に異常が発生した場合、所定
回数までリトライを行い、それでも異常が継続するとき
のみマイクロ・プロセッサへ異常を通知することにより
、 一般に流布されているリトライ機能を持たないマイクロ
・プロセッサに、高速なリトライ機能を容易に付加でき
るようにしたものである。
C0従来の技術 現在、最も広く普及しているマイクロ・コンビ二一夕は
、ノイマン型のマイクロ・プロセッサ(以下、プロセッ
サと略す。)をCPtJとし、これにメモリとIloを
付加した形で構成されている。
CPU (プロセッサ)は、メモリ上に格納されている
命令データを読み取り、これを解釈して指令通りにメモ
リ上のデータを操作したり、Iloを制御して実行を進
める。マイクロ・コンピュータの構成要素であるメモリ
とIloは、共に、プロセッサから見た制御対象になっ
ており、CPUとこれらの要素の間は、アドレス信号線
束、データ信号線束、その他各種の制御信号線束によっ
て結ばれている。これらの信号線束は、−船釣に“バス
”と呼ばれている。また、プロセッサが、このバスを用
いて、メモリや!10に対して、リード/ライトする動
作のことを“アクセス”という。
このアクセスの方式は、厳密には種々のプロセッサによ
って異なるが、基本的には大きな相違はない。第7図に
基本的な従来のマイクロ・コンピュータの構成を示し、
これを用いてアクセスの様子を説明する。
第7図に於いて、lはマイクロ・プロセッサ、2は制御
対象(メモリ、Ilo等)、3は制御対象の監視回路(
制御対象2の動作を監視し、異常が検出されると割込等
を用いてマイクロ・プロセッサlに通知するための回路
)である。監視回路3は必ず存在しなければならないも
のではないが、制御動作について高い信頼性が求められ
るマイクロ・コンピュータには必要なものである。太線
細線による矢印は、それぞれ、バスの信号とその方向を
示す。プロセッサlは外部からクロック信号を与えられ
、制御対象2に対して、アドレス信号とコマンド信号を
出力する。これに対して、制御対象2は、それぞれの実
行スピードに応じてレディ信号を返送してタイミングの
ハンドシェークをとる。データ信号の方向は、す′−ド
/ライトの動作に応じて変化する。監視回路3は制御対
象2のいくつかの信号を監視し、異常検出時にプロセッ
サlに対して異常検出信号を送る。
第8図は、プロセッサと制御対象の間のハンドシェーク
をプロトコル図に表現したちのであり、第9図は、それ
を信号のタイムチャートに表現したものである。次に、
第8図及び第9図を用いてハンドシェークの様子を説明
するが、データ信号については、直接ハンドシェーク動
作そのものには無関係なので省略しである。■〜■は、
プロトコル図及びタイムチャート上での事象を説明する
ものである。以下の説明文中において、アサートとは、
信号をアクティブにする動作、ネゲートとは、信号をイ
ンアクティブにする動作のことである。また、信号名称
(アルファベット)のうしろに*マークのある信号はL
(ロー)レベルで意味をもつ負論理の信号であることを
示す。
■プロセッサは、制御対象に対してアドレス信号(A’
DDRESS)を出力する。
■プロセッサは、制御対象に対してコマンド信号(CM
 D * )をアサートする。
■アドレス信号によって選択された制御対象は、コマン
ド信号によって指定された動作(リード/ライト動作等
)を実行する。
■監視回路は、制御対象の実行状態を監視し、判定結果
が異常の場合エラー信号(ERR)を出力する。
■制御対象は、動作終了時あるいは、動作が完了できる
時間を見越して、プロセッサに対してレディ信号をアサ
ートする。
■プロセッサは、レディ信号を受取り、制御対象に於け
る処理が完了したことを確認した後、コマンド信号をネ
ゲートする。
■制御対象は、コマンドがネゲートされると、レディ信
号をネゲートする。
■プロセッサは、次のアクセスのためにアドレスを変化
させる。
このように従来の一般的なマイクロ・コンピュータでは
、プロセッサの行う1回のバス・アクセスに対し、制御
対象が1回づつ応答して処理が進められ、監視回路の検
出した異常は割込などによって処理されていた。
D1発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の技術におけるマイクロ・コン
ピュータでは、プロセッサのバス・アクセス動作中に監
視回路によってなんらかの異常が検出されたとしてもプ
ロセッサの処理は先に進められてしまい、一過性の異常
までも復旧を困難なものにしていた。
これに対して、バス・アクセスの実行中に異常が検出さ
れた場合、そのバス・アクセス・サイクルを何回か繰り
返して実行し、それでも異常が復旧しない場合に限って
異常状態とし、その何回かバス・アクセス・サイクルを
繰り返す間に異常がなくなった場合には、正常状態とみ
なして実行を先に進める考え方がある。この機能はリト
ライ機能と呼ばれ、一過性のハードウェア故障などを排
斥し、マイクロ・コンピュータの稼働率を高めて、シス
テム全体の高信頼性化を図ることができる。
最新の高性能なマイクロ・プロセッサの中には、予め、
この機能を組み込んでいるものもあるが、既に広く流通
している殆どのプロセッサには、この機能がないため、
監視回路によって検出される異常は、割込によってプロ
セッサに伝えられ、ソフトウェアによって復旧処理が試
みられている。
しかし、ハードウェアに起因する一過性の異常をソフト
ウェアでカバーするのは、かなり難しく、専用の特殊な
ハードウェアを要求されることもある。また、ソフトウ
ェアによりリトライを行う方法し考えられるが、ソフト
ウェアの負荷が増大するとともに、バス・アクセスを何
回ら繰り返すため処理時間が増大する。
本発明は、上記問題点を解決するために創案されたもの
で、既に流布されている標準的なマイクロ・プロセッサ
を使用したマイクロ・コンピュータに於いて、外部に、
簡単な制御回路を付加することにより、ソフトウェアに
は係わらないで、このリトライ機能を実現するリトライ
方式を提供することを目的とする。
82課題を解決するための手段 上記の目的を達成するための本発明のリトライ方式の構
成は、 マイクロ・プロセッサからのコマンド信号を受けて制御
対象へコマンド信号を発生するとともに、その制御対象
が異常であると判定した場合にはコマンド信号を再発生
するコマンド発生部と、上記コマンド信号の発生回数を
カウントするリトライ回数カウント部と、 上記制御対象からのレディ信号を受けてその制御対象が
正常であると判定した場合または上記カウントが所定発
生回数となった場合にマイクロ・プロセッサへレディ信
号を伝達するレディ伝達部とを備えたリトライ制御回路
を、 上記マイクロ・プロセッサと制御対象との制御線束間に
介設し、 上記マイクロ・プロセッサの1つのバスサイクル間に上
記制御対象に異常が発生した場合、任はの上記所定回数
までリトライを行い、それでもなお異常が継続するとき
のみマイクロ・プロセッサへ異常を通知することを特徴
とする。
F1作用 本発明は、マイクロ・プロセッサからのコマンド信号と
その応答としての制御対象からのレディ信号によるハン
ドシェークの間にリトライ制御回路を介設して、制御対
象の異常によりコマンド信号を任意回数まで発生させ、
正常な場合または上記コマンド信号の任意回数発生後に
のみレディ信号を伝達して、リトライ制御回路によりソ
フトウェアに係りなくリトライ機能を付与する。従って
、1つのバス・サイクル内でリトライが行われ、一過性
の異常は正常として扱われて、マイクロ・プロセッサの
ソフトウェアは何らの影響も受けない。
G、実施例 以下、本発明の実施例を図面に堪づいて詳細に説明する
第1図は本発明にょろリトライ方式の一実施例をマイク
ロ・コンピュータ回路に適用した例を示すブロック図で
ある。このマイクロ・コンピュータ回路は、従来と同様
に、マイクロ・プロセッサ1、制御対象(メモリ、jl
o等)2.制御対象の監視回路3を備え、さらに本実施
例のリトライ方式を司るリトライ制御回路4をコマンド
信号とレディ信号等の制御線束間に介設したものである
リトライ制御回路4は、コマンド発生部41と、リトラ
イ回数カウント部42と、レディ伝達部43から成る。
コマンド発生部41はマイクロ・プロセッサ1からコマ
ンド入力信号CMDI*(*マークは負論理信号である
ことを示す)を受けて、制御対象2ヘコマンド出力信号
CM D O*を発生した後、監視回路からのエラー人
力信号ERR1等から制御対象2が異常であると判定し
た場合には、コマンド出力信号CMD O*を再発生す
る機能を有する。リトライ回数カウント部42は、上記
コマンド出力信号CMDO*の発生回数をカウントする
機能を有する。レディ伝達部43は、制御対象2からレ
ディ入力信号RDYIkを受けて、その制御対象2が正
常であると判定した場合または上記リトライ回数カウン
ト部42のカウント値が設定値になった場合、マイクロ
・プロセッサ1にレディ出力信号RDYO*を伝達する
機能を有する。エラー人力信号ERR1は、監視回路3
が制御対象2からの監視信号5TATUSにより判定し
て得、リトライ制御回路4に送出される。レディ伝達部
43は、エラー人力信号ERRIを例えばレディ入力信
号RDYI*のタイミングでサンプリングして、上記異
常の有無を判定するとともに、マイクロ・プロセッサ1
ヘエラー出力信号ERROとして出力する。マイクロ・
プロセッサlは、−船釣に、そのレディ入力端に入力さ
れるレディ出力信号RDYO*がアクティブになった後
、コマンド入力信号CMD I *をネゲートするタイ
ミングで上記エラー出力信号ERROをサンプリングす
るように構成されている。リトライ制御回路4で必要な
りロックCLKは図示しない周辺回路から入力する。マ
イクロ・プロセッサ1と制御対象2は、上記のほか、ア
ドレスバス5Aとデータバス5Bによって接続されてい
る。
第2図は上記リトライ制御回路の実現例を示す回路図で
ある。6はコマンド発生部41を構成しCMDO*を分
割して生成するためのシフトレジスタである。7はイン
バートNOR回路であり、CMDI*信号の入力をシフ
トレジスタ6に伝えたあと、シフトレジスタ6の出力C
MDO*信号がアサートされた後にそのレベルを自己保
持しておくために設けられている。8はインバートNA
ND回路であり、CMDI*信号がアサートされている
間にRDYI*信号がアクティブになった場合、シフト
レジスタ6をクリアする( CMD O*をネゲートす
る)ために設けられている。9はリトライを繰り返す際
にCMDO*信号が繰り返し出力されるのでそのパルス
とパルスの間の時間(システム毎に必要時間が異なる)
を設定するための選択回路である。リトライ回数カウン
ト部42は、CMDO*信号カウント入力としてその発
生回数をカウントするリトライカウンタ10により構成
される。11はリトライ回数を設定するための設定入力
部、12はリトライカウンタ10のカウント値と設定入
力部11の設定値を比較し一致(MATCH)を検出し
た場合にEND* (終了)信号を作成するコンパレー
タ、13は制御対象からのRDYI*信号人力信号人力
−が発生しているかどうかERRI信号をサンプリング
するDタイプのフリップフロップである。14はインバ
ートNAND回路であり、フリップフロップ13がER
RI信号のアクティブ状態(エラー状態)をサンプルし
た時には、RDY I *信号をRDYO*信号に伝え
るのを阻止するために設けられている。エラーが発生し
なければRDYI*信号はそのままRDYO*信号に伝
えられる。15はインバートNOR回路であり、エラー
状態()リップフロップ13のQ出力がアクティブとな
りERRO信号がアクティブの状態)でリトライが発生
し、その回数がカウントアツプした時(END*発生)
に強制的にRDYO*をアクティブにするために設けら
れている。
以上の設定人力部11.コンパレータ12.フリップフ
ロップ13.インバートNAND 14 。
インバートNORl 5はレディ伝達部43を構成する
以上のように構成した実施例の動作を説明する。
第3図はその動作を説明するために、マイクロ・プロセ
ッサ(プロセッサと略記する)、リトライ制御回路(リ
トライ回路と略記する)、制御対象の間のハンドシュー
クをプロトコル図によって示したものである。図中■〜
@の事象は次の通りである。
■プロセッサは、制御対象に対してアドレス信号(AD
DRESS)を出力する。
■プロセッサは、リトライ回路に対してコマンド信号(
CMD I *)を出力する。
■リトライ回路は制御対象に対してコマンド信号(CM
DO*)を出力する。
■アドレス信号によって選択された制御対象は、コマン
ド信号によって指定された動作(リード/ライト動作)
を実行する。
■監視回路は、制御対象の実行状態を監視し、判定結果
が異常の場合、エラー信号(ERRI )をアサートす
る。
■制御対象は、動作終了時、あるいは動作が完了できる
時間を見越して、リトライ回路に対してレディ信号(R
DY I *’)をアサートする。
■リトライ回路は制御対象よりレディ信号(RDY1*
)を受は取った時点でエラー信号(ERRl)の状態を
サンプリングし、エラーであった場合には、制御対象に
対して一担コマント信号をネゲートした後、再度コマン
ド信号(CM D O* )を出力する。
■リトライ回路は、制御対象よりレディ信号(RDYI
*)を受は取った時点でエラー信号(ERRl)の状態
をサンプリングし、エラーでなかった場合か、またはエ
ラーであっても、リトライカウンタの値と、設定値が一
致し、コンパレータからEND*信号が出力された場合
には、プロセッサに対してレディ信号(RDYO*)を
出力する。
また制御対象に対して出力していたコマンド信号(CM
DO*)をネゲートする。
■制御対象はコマンドがネゲートされるとレディ信号(
RDY I *>をネゲートする。
[相]プロセッサは、レディ信号(RDYO*)を受け
とり、リトライ回路による制御が終了したことを確認し
た後、コマンド信号(CMDI*)をネゲートする。
(IJ)リトライ回路は、プロセッサからのコマンドが
ネゲートされるとレディ信号(RDYO*)をネゲート
する。
@プロセッサは、次のアクセスのためにアドレスを更新
する。
上記の順序動作のうち、■−■−■−■の繰り返しがリ
トライであり、第3図には、本来のアクセスの他に、2
回のリトライが実行された例が示されている。
第4図、第5図1第6図は、本リトライ制御回路を動作
させた場合の信号の動きを示すタイムチャートである。
第4図は、プロセッサのアクセスに対し制御対象がエラ
ーを起こさなかった正常動作の場合を、第5図は、プロ
セッサのアクセスに対して制御対象がエラーを起こし、
2回めのリトライで正常動作に復旧した場合を、第6図
は、プロセッサのアクセスに対して制御対象がエラーを
起こし、2回のリトライをしても復旧しなかったため、
コンパレータの出力するEND*信号により、リトライ
回路からはERRO信号出力をした形でアクセスが終了
した場合を表している。
第5図のタイムチャートについて、(A)〜(U)の点
の動作を説明する。説明文中の番号は第2図の中のブロ
ックを示す。
CA)マイクロ・プロセッサは、アドレスを出力した後
CMD I *信号をアサートする。
(B)CMD I *信号はインバートNOR回路7の
出力をアサートし、シフトレジスタ6のR人力に与えら
れる。これがCLK信号でシフトされてQ出力に出力さ
れ、CMDO*信号かアサートされる。
(C)このCMDO*信号によるアクセス動作を監視回
路がモニタし、エラーがある場合にはERRI信号をア
サートする。
(D)制御対象は、CMDO*によるアクセス処理を実
行した後、その応答としてRDYI*をアサートする。
(E)RDY I*信号の立ち下がりエツジでフリップ
フロップ13はERRI信号をサンプルし、エラー状態
のときはERRO信号をアサートする。
(F)RDY I *入力がアサートされかつCMDI
*信号はアクティブ状態なのでインバートNAND8の
出力はアクティブとなりシフトレジスタ6のCLR(ク
リア)入力がアクティブとなる。
これによりQ出力はクリアされ、CMDO*信号はネゲ
ートされる。
(G)CMDO*信号の立ち上がりエツジでリトライカ
ウンタ10は、カウント値を1進める。
(H)CMDO*信号がネゲートされたので制御対象は
RDYI*信号をネゲートする。
(I)1回のアクセスが終了したので監視回路はEnr
tl信号をネゲートする。
(J)RDYI*信号はネゲートされたのでシフトレジ
スタ6のクリアは解除され、一定クロック後、再びQ出
力がアサートされ、CMDO*信号がアクティブとなる
(K)リトライ処理により、監視回路のモニタリングの
結果が正常となる。(ERRI *がネゲートされたま
まとなる。) (L)次のRDY I *信号の立ち下がりでフリップ
フロップ13はERRI *信号の状態をサンプリング
し、その結果ERRO*信号はネゲートされて正常を示
す。
(M)ERRO*がネゲートされたのでインバー)NA
NDゲート14が働きRDY I *信号はRDYO*
信号に伝えられる。ERRO*がアクティブのときは、
RDYO*信号はインアクティブのままである。
(N)RDY I *信号がアクティブとなったので、
シフトレジスタ6はクリアされCMDO*信号はネゲー
トされる。
(0)CMDO*信号の立ち上りエツジでリトライカウ
ンタ10は1進む。
(P)リトライカウンタ10の値が設定入力部11に設
定した値と同じになるとコンパレータ12がこれを検出
してEND*信号をアサートする。しかし、この第5図
の場合はこのEND*信号はバスサイクルの終了に関与
しておらず、リトライが成功したことによってサイクル
が終了している。
(Q)マイクロ・プロセッサは、RDYO*信号がアサ
ートされたことを検知するとCMD I *信号をネゲ
ートする。
(R)マイクロ・プロセッサは、CMD I *信号を
ネゲートする時点でERRO*信号をサンプルする。こ
の場合は“正常”と判断する。
(S)制御対象は、CMDO*信号がネゲートされると
、RDYI*信号をネゲートする。
(T)RDY l *信号がネゲートされると、14゜
15のゲートもネゲートされ、RDYO*信号らネゲー
トされる。
(U)CMD I*倍信号ネゲートされるとリトライカ
ウンタlOはクリアされ、コンパレータ12の出力信号
END*もネゲートされる。
上記のような動作をした場合、マイクロ・プロセッサは
(R)時点でそのバスサイクルが正常終了したと見做し
てその先の処理を続行する。
次に第6図について説明する。この場合、(J)までの
動作は第5図の場合と同じである。(K)以降の動作は
次のとおりである。
(K)CMDO*信号の立ち上りエツジでリトライカウ
ンタ10はl進む。
(L)リトライカウンタ10が設定入力部11に設定し
た値と同じになると、コンパレータ12がこれを検出し
てEND*信号をアサートする。
(M)END*信号がアサートされると、インバートN
OR回路15がアサートされ、RDYO*信号がアサー
トされる。
(N)マイクロ・プロセッサは、RDYO*信号がアサ
ートされたことを検知すると、CMD I *信号をネ
ゲートする。
(0)マイクロ・プロセッサは、CMD I *信号を
ネゲートする時点でERRO*信号をサンプルする。こ
の場合は“エラー発生“と判断する。
(P)CMD 1 *信号がネゲートされるとフリップ
フロップ13がクリアされ、ERRO*信号がネゲート
される。
(Q)CMD I*倍信号ネゲートされるとリトライカ
ウンタ10がクリアされ、カウント値およびEND*信
号がネゲートされる。
(R)END*信号がネゲートされると、インバートN
0R15を通してRDYO*信号がネゲートされる。
上記のような動作の場合、マイクロ・プロセッサは(0
)時点でバスサイクルの異常終了(リトライが失敗した
)を知り、通常処理を中断して異常処理に移行する。第
5図と第6図の違いは、エラー信号(ERRO)をマイ
クロ・プロセッサがすンプリングする時点(CMD I
 *信号がネゲートされた時点、印のところ)で、第5
図の場合はERRO信号がインアクティブ(エラーは一
過性でリトライの結果なくなった)であり、第6図の場
合はこれがアクティブ(エラーが継続されリトライして
もだめだった)であることである。
以上の動作説明で明らかなように、リトライはマイクロ
・プロセッサの1つのバス・サイクル内に行われ、一過
性の異常は正常として扱われ、面倒なソフトウェアによ
る復旧処理が不要になる。
マイクロ・プロセッサは、所定回数のリトライ後なお異
常が継続するときだけ異常が通知されることになる。ま
た、一般のリトライ機能のないマイクロ・プロセッサに
ソフトウェアに係ることなくリトライ機能が付加される
なお、コマンド信号とはマイクロプロセッサから制御対
象に対する実行の指令であり、レディ信号はそれに対す
る対応を表すもので、その信号名称は上記に限定される
ものでないことは当然である。また、本発明はその主旨
に沿って種々に応用され、種々の実施態様を取り得るも
のである。
H1発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明のリトライ方式に
よれば、以下のような効果を奏する。
(1)プロセッサ本体にリトライ機能を持った一部のマ
イクロ・コンピュータを除き、一般に流布されているリ
トライ機能を持たないマイクロ・プロセッサを使用した
マイクロ・コンピュータシステムに於いて、ごく簡単な
外付は回路を付加することによりハードウェアによるリ
トライ機能を容易に実現できる。
(2)マイクロ・コンピュータシステムに於いて、従来
より行われてきたソフトウェアによる異常時のリトライ
方式は、処理が複雑な上に完全なリトライ処理を実行す
ることが無理であったのに対し、本発明によるリトライ
方式では、わずかなハードウェア回路により完全なリト
ライ処理を行うことができる。
(3)市販されているさまざまなプロセッサに適用可能
である。(特定のプロセッサだけに限定された回路では
ない。) (4)システム全体の一過性異常に対する信頼性を大幅
に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるリトライ方式の一実施例をマイク
ロ・コンピュータ回路に適用した例を示すブロック図、
第2図はリトライ制御回路の実現例を示す回路図、第3
図は実施例におけるハンドシェークのプロトコル図、第
4図は実施例の正常動作の場合のタイムチャート、第5
図は2回目のリトライで正常動作に復旧した場合のタイ
ムチャート、第6図は2回のリトライによってもエラー
が継続して終了した場合のタイムチャートである。 第7図は従来例のマイクロ・コンピュータ回路のブロッ
ク図、第8図は従来例のハンドシェークのプロトコル図
、第9図は第8図のタイムチャートである。 l・・・マイクロ・プロセッサ、2・・・制御対象、4
・・・リトライ制御回路、41・・・コマンド発生部、
42・・・リトライ回数カウント部、43・・・レディ
伝連部。 ADDRESS 第4図 第1図 第2図 第3図 第5図 ADDRESS 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マイクロ・プロセッサからのコマンド信号を受け
    て制御対象へコマンド信号を発生するとともに、その制
    御対象が異常であると判定した場合にはコマンド信号を
    再発生するコマンド発生部と、上記コマンド信号の発生
    回数をカウントするリトライ回数カウント部と、 上記制御対象からのレディ信号を受けてその制御対象が
    正常であると判定した場合または上記カウントが所定発
    生回数となった場合にマイクロ・プロセッサへレディ信
    号を伝達するレディ伝達部とを備えたリトライ制御回路
    を、 上記マイクロ・プロセッサと制御対象との制御線束間に
    介設し、 上記マイクロ・プロセッサの1つのバスサイクル間に上
    記制御対象に異常が発生した場合、任意の上記所定回数
    までリトライを行い、それでもなお異常が継続するとき
    のみマイクロ・プロセッサへ異常を通知することを特徴
    とするリトライ方式。
JP63065013A 1988-03-18 1988-03-18 リトライ方式 Pending JPH01237841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63065013A JPH01237841A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 リトライ方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63065013A JPH01237841A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 リトライ方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01237841A true JPH01237841A (ja) 1989-09-22

Family

ID=13274671

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63065013A Pending JPH01237841A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 リトライ方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01237841A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05197636A (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 Nec Corp メモリアクセス制御装置
US5564395A (en) * 1993-12-01 1996-10-15 Klockner-Humboldt-Deutz Ag Internal combustion engine with V-shaped block

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05197636A (ja) * 1992-01-22 1993-08-06 Nec Corp メモリアクセス制御装置
US5564395A (en) * 1993-12-01 1996-10-15 Klockner-Humboldt-Deutz Ag Internal combustion engine with V-shaped block

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4038642A (en) Input/output interface logic for concurrent operations
US5754839A (en) Apparatus and method for implementing watchpoints and breakpoints in a data processing system
US4864496A (en) Bus adapter module for interconnecting busses in a multibus computer system
US5630102A (en) In-circuit-emulation event management system
US4979097A (en) Method and apparatus for interconnecting busses in a multibus computer system
US4053950A (en) Residual status reporting during chained cycle steal input/output operations
EP0679981A2 (en) Reset circuit of electronic device
JPH0743653B2 (ja) 割込みコントローラ
US4038641A (en) Common polling logic for input/output interrupt or cycle steal data transfer requests
JP2661222B2 (ja) パルス出力装置
US5293384A (en) Microprocessor bus interface protocol analyzer
JPH01237841A (ja) リトライ方式
JP4102814B2 (ja) 入出力制御装置,情報制御装置及び情報制御方法
JPH0320776B2 (ja)
US5761482A (en) Emulation apparatus
KR100223096B1 (ko) 내부 메모리 맵 레지스터를 관측하는 방법 및 장치
JP2988139B2 (ja) 割込み制御装置
JPH0644209B2 (ja) バス変換装置
JPH05224999A (ja) 暴走処理装置
JP2605781B2 (ja) パリティ回路の自動診断装置
JP2667285B2 (ja) 割込制御装置
KR19990008906U (ko) 워치독 타이머의 출력 제어 장치
JP2536781B2 (ja) パリティチェック装置
JPS62241041A (ja) 情報処理装置
JPS63187943A (ja) 通信制御装置