JPH01236928A - 連続式二液混合装置 - Google Patents

連続式二液混合装置

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JPH01236928A
JPH01236928A JP63061197A JP6119788A JPH01236928A JP H01236928 A JPH01236928 A JP H01236928A JP 63061197 A JP63061197 A JP 63061197A JP 6119788 A JP6119788 A JP 6119788A JP H01236928 A JPH01236928 A JP H01236928A
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rotor
continuous
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liquid mixing
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久永 昭紀
Takashi Sakuhata
作畠 孝
Tetsuo Yoshioka
哲男 吉岡
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、流動状態にある合成樹脂、溶剤。
硬化剤などの流動体を2種類、連続的に混合させる連続
式二液混合装置に関する。
(従来の技術と解決すべき課題) 樹脂フィルムや樹脂シートなどの成形品を成形するにあ
たり、反応硬化型樹脂が良く使われ、この反応硬化型樹
脂の例として、ポリイミド、エポキシ、ウレタン、フェ
ノール、不飽和ポリエステルなどが挙げられる。
これら反応硬化型樹脂は二液、例えば樹脂に硬化剤を混
合させると、徐々に反応して粘性が上昇しく硬化が始ま
り)、ついには成形ができなくなる。この二液の混合後
、成形できなくなるまでの時間をポットライフ(可使時
間)といい、ポットライフは温度や二液の混合濃度など
により長くなったり短くなったりする。したがって、二
液の混合が不均一である場合、例えば硬化剤の濃度が高
い部分は早く硬化し、その濃度が低い部分は徐々に硬化
するため、混合装置内で未硬化の混合液中に硬化した樹
脂が局部的に存在してしまうこととなる。また、二液の
混合が均一であっても、混合装置内部で混合液が局部的
に滞留した場合、ポットライフを過ぎてしまったり、他
の部分より硬化が進んでしまって、性質の異なる混合液
が混在する結果となる。
このような未硬化の混合樹脂液中に硬化の進んだ樹脂部
分があると、それが樹脂成形品に異物として顕れたり、
特性値を低下させたりするため、混合装置は二液を均一
に且つ迅速に混合させるとともに装置内部で混合液を滞
留させないようにする必要がある。
このような混合装置として、従来より静撹拌翼と動撹拌
翼とを備え、円筒状容器の流入口から流出口へ樹脂を流
しつつ撹拌し、その円筒状容器の側壁に設けられた注入
口から硬化剤を注入して、樹脂と硬化剤とを混合させる
ようにした連続混合装置が提供されている。
この従来装置においては、混合させられる二液の粘度に
差がないときは二液は容易にかつ均一に混合されるが、
粘度が数1000poiseの樹脂と粘度が数pois
e〜数10−’poiseの硬化剤のように粘度に差が
ある場合は容易に混合し得す、円筒状容器の側壁から注
入された硬化剤はその内壁面上を樹脂に挟まれた状態で
一定範囲にわたって流れつつ徐々に樹脂と混合させられ
る。この一定範囲においては硬化剤の濃度が高いため局
部的に硬化が促進されて、上記問題が生じていた。一方
、迅速に混合させるため、動撹拌翼の回転速度を上昇さ
せると、ジュール熱の発生等により溶液の温度が上がっ
て、却ってポンドライフが短くなるという問題が合った
(課題を解決するための手段〕 本発明はかかる問題点を解決するために為されたもので
あり、本発明にかかる連続式二液混合装置の要旨とする
ところは、 (a)一端に流入口を、他端に流出口を備えた筒状容器
と、 (b)同一円周上にしてほぼ半径方向内側に突出した複
数の静撹拌翼が前記筒状容器の内面に複数列配設された
静翼列と、 (c)前記筒状容器に収納され、同一軸心上を回転させ
られるローターと、 (d)同一円周上にしてほぼ半径方向外側に突出した複
数の動撹拌翼が前記ローターの外面に、前記筒状容器の
内面に配設された静撹拌翼の静翼列と交互になるように
、複数列配設された動翼列とを備えた連続式二液混合装
置であって、 (e)前記流入口側の静撹拌翼又は動撹拌翼のいずれか
一方又は双方に、該半径方向に並行する側面に開口する
注入口を設けたことにある。
また、このような連続式二液混合装置において、筒状容
器及び静翼列とローター及び動翼列とによって構成され
る流通路断面積が、流入口側から流出口側へ行くにした
がい連続的に又は段階的に狭く又は広くなるように形成
したことにある。
〔作 用〕
かかる本発明装置によれば、複数の静撹拌翼からなる静
翼列を備えた筒状容器の内部で、複数の動撹拌翼からな
る動翼列を備えたローターを回転させつつ、筒状容器の
一端に設けられた流入口から流動体を供給し、他端に設
けられた流出口へその流動体を静撹拌翼と動撹拌翼とに
より撹拌しつつ圧送させる。一方、流入口側の静撹拌翼
又は動撹拌翼のいずれか一方又は双方の側面に設けられ
た注入口から他の流動体が筒状容器の中へ注入される。
他の流動体は筒状容器内を旋回して流れる流動体の内部
に螺旋状に注入され、他の流動体は該流動体に覆われた
状態であるためローターの外壁や筒状容器の内壁と接触
することはない、したがって、注入された他の流動体は
流入口から圧送されてきた流動体と共に、静撹拌翼と動
撹拌翼とにより順次細かく剪断されるとともに撹拌され
、注入された他の流動体は前記流動体の内部から迅速に
混合され、その後両流動体は均一に混合させられつつ流
出口へ圧送される。
また、流通路断面積が流入口側から流出口側へ行くにし
たがい狭くなるように形成されている場合にあっては、
撹拌・混合された二液の流速が増して筒状容器から迅速
に流出させられる。一方、流通路断面積が広くなるよう
に形成された場合にあっては、他の流動体が注入される
流入口側で二液を急速に剪断して混合させ、その後断面
積の広い容器内で混合二液をなじませるとともに均一化
させて、筒状容器から流出させられる。
〔実施例〕
次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する
第1図及び第2図において、符号10は連続式二液混合
装置の円筒状容器であり、その円筒状容器10の一端に
は供給路12から圧送されてきた樹脂が供給される流入
口14が設けられ、その他端にはノズル状の流出口16
が設けられている。
円筒状容器lOの内面にはほぼ半径方向内側に突出した
円柱状の静撹拌翼18が複数、同一円周上にほぼ等間隔
に配設されるとともに、この同一円周上に配設された複
数の静撹拌翼18からなる静翼列20が複数列(複数段
)にわたって配設されている。
円筒状容器lOの内部には、その円筒状容器10の軸心
と同一の軸心上を回転させられるローター22が収納さ
れ、ローター22は図示しない駆動装置により回転駆動
させられる。ローター22の外面にはほぼ半径方向外側
に突出した動撹拌翼24が複数、同一円周上にほぼ等間
隔に配設されるとともに、この同一円周上に配設された
複数の動撹拌翼24からなる動翼列26が円筒状容器I
Oの内面に配設された静翼列20と交互になるように複
数列(複数段)にわたって配設されている。
動撹拌翼24は例えば円板を切削して形成した後、ロー
ター22の外周に圧入や焼ばめ等により固着したり、或
いは小型のものでは、動撹拌翼24とローター22とを
一体的に形成することもできる。
したがって、動翼列26は静翼列20と静翼列20との
間をローター22とともに回転駆動させられる。
円筒状容器10の流入口14側に配設された静撹拌翼1
8のひとつには、第3図に拡大して示すように、半径方
向に並行する側面に開口するスリット状の注入口28が
形成されていて、円筒状容器10の中心部側から内周部
側にかけて平面的に硬化剤が注入されるようにされてい
る。注入口28が開口する向きは、第2図においてロー
ター22は時計方向に回転させられていて、したがって
円筒状容器IO内を時計方向に流れる樹脂に対して背後
となるように形成されている。これにより注入口28に
樹脂が巻き込まれることはなく、また注入口28は樹脂
の流れによる背圧を受けて、硬化剤は注入口2日から安
定して一定量ずつ間断なく注入されることとなる。注入
口28の他端は逆止弁30を介して図示しないポンプに
接続されていて、円筒状容器10内の圧力により樹脂が
注入口28内へ逆流しないようにされている。
円筒状容110の外部には外筒32が取り付けられてい
て、外筒32と円筒状容器10との間には冷媒などの流
体が流され、円筒状容器10が常に一定温度に保たれる
ようにされている。なお、符号34はメカニカルシール
であり、供給路12から圧送されてきた樹脂が円筒状容
器10とローター22のシャフト36との間から漏出し
ないようにされている。
このような構成に係る連続式二液混合装置においては、
供給路12から圧送されてきた樹脂は流入口14から円
筒状容器10の内部へ供給され、順次圧送されてくる樹
脂の圧力により流出口16へと流される。一方、注入口
28からは硬化剤が樹脂の内部に平面状に注入され、樹
脂と硬化剤とは静撹拌翼18と回転させられている動撹
拌翼24とにより撹拌され、混合させられる。樹脂の粘
度は例えば数1000poise程度であるのに対して
、硬化剤の粘度は数poise〜数10−’poise
程度である。このように粘度差が大きい二液は拡散し難
く、容易に混合し得ない。しかも粘度の高い樹脂は動撹
拌翼24の撹拌力に対して大きな流動を起こさないため
、−層、二液は容易に混合し得ない。また、樹脂と硬化
剤との粘度差から、硬化剤は円筒状容器の内壁を伝わっ
て流れ、したがって円筒状内壁部分に硬化剤の濃度の高
い部分が生じ、この部分が全体に較べて硬化が進むとい
う現象が起こしかし、本発明に係る連続式二液混合装置
においては、静撹拌翼18に形成された注入口28によ
り円筒状容器10の中心部側から内周部にかけて、かつ
ローター22の外周面及び円筒状容器IOの内壁面の何
れにも触れない位置から平面的にかつ非常に薄い膜状に
硬化剤が樹脂の内部に注入されるため、硬化剤と樹脂と
は螺旋状に旋回して流れつつ撹拌翼18.24により順
次綿がく剪断されて微細粒子化され、これら二液は速や
かに微粒状態で分散・混合させられる。その際、硬化剤
は円筒状容器10の内壁やローター22の外壁と直接接
触させられることはないため、硬化剤が壁面に付着する
ことによって高濃度部分が発生し、局部的に硬化が促進
した樹脂部分が生ずるという事態は起こらない、なお、
二液の粘性が共に低い場合は、更に遠心力による半径方
向の流れが伴って、更に迅速にかつ均一に混合させられ
ることとなる。また、動撹拌翼24により常に撹拌され
つつ順次混合された二液が流出口16から流出させられ
るため、混合された二液が円筒状容器10の内部で滞留
することはない。
以上、本発明に係る連続二液混合装置の一実施例を詳細
に説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、その他の形態でも実施することが可能である
例えば、第4図に示すように、静撹拌翼38の形状を樹
脂の流れに対して背後となる部位を斜面39で形成する
とともに各斜面39に注入口40を形成しても良い。本
例によれば、動撹拌翼24にて円周方向に回転運動させ
られる樹脂が静撹拌貝38から無理なく剥離されて気泡
などを発生させられることがなく、しかも2つの注入口
40からより薄い膜状に硬化剤が注入される。
また、第5図に示すように、静撹拌翼42の樹脂の流れ
に対してほぼ直角な上下面に注入口28を2つ形成して
も良い。本例においても、樹脂によって負圧が生ずる面
に注入口28が形成されているため、硬化剤は円滑に注
入口28から注入されることとなる。
さらに、第6図に示すように、静撹拌翼18に円孔から
成る注入口44を形成しても良い、また本例において、
注入口44の円孔の直径を大小順番に配列しても良い。
また、第7図に示すように、注入口28は一つだけでな
く、複数設けても良く、本例に示すようにポンプ46に
て給送されてきた硬化剤を2つの注入口28から同時に
円筒状容器10内に注入するようにすることも可能であ
る。このようにすれば、硬化剤を円筒状容器10内に分
割して万遍なく拡散することができて、より一層均−に
混合することができ、装置の小型化が可能となる。
以上の実施例においては注入口を静撹拌翼に形成した場
合を説明したが、本発明においては注入口を動撹拌翼に
形成することも可能である0例えば、第8図及び第9図
に示すように、動撹拌翼48の回転方向(本例において
は時計方向)の反対側、即ち動撹拌翼48の樹脂の流れ
に対して相対的に背後となる部位に注入口50を形成す
るとともに、その注入口50をローター52内を軸方向
に削設された第1の導通路54に軸方向と直角に削設さ
れた第2の導通路55を介して接続するようにすること
も可能である。
このようにすれば、導通路54.55を通して圧送され
てきた硬化剤が注入口50から円筒状容器IO内に平面
状に万遍なく注入されて、樹脂が注入口50内に巻き込
まれることはなく、前述と同様の作用・効果を得ること
ができる。
次に、本発明に係る混合装置において、円筒状容器10
内を静翼列20と動翼列26とにより撹拌・混合させら
れつつ流れる混合二液は、第1図及び第2図に示すよう
に、円筒状容器10の内壁。
ローター22の外壁、静翼列20及び動翼列26によっ
て構成される流通路内を流れる。この流通路の断面積を
流入口14側から流出口16側へ行くにしたがい連続的
に又は段階的に狭くなるように形成して、混合二液の流
速及び/又はその混合二液に作用する剪断力を変化させ
るように構成することができる。
このようにすれば、静翼列20と動翼列26とによる撹
拌作用にあいまって流速の増加による一層の撹拌が期待
できるだけでなく、混合二液のボンドライフが短い場合
に、混合装置内における滞留時間を短くして混合後直ち
に成形装置へ混合二液を供給することができる。また、
本例においては、二液を混合させることにより混合二液
の粘度が低下する場合に、混合二液に作用させられる剪
断力がほぼ一定になるようにすることが可能となる。
このような混合装置として、第1図において、円筒状容
器10の流入口14側から流出口16側へ行くにしたが
い、静翼列20と動翼列26とのクリアランスを連続的
に又は段階的に小さくすることによって、混合二液の流
通路断面積が連続的に又は段階的に狭くなるように構成
することが可能である。
また、第10図に示すように、円筒状容器56の内径を
流入口14側から流出口16側へ行くにしたがい小さく
して、流通路断面積を次第に狭(するように構成しても
良く、或いは第11図に示すように、ローター58の外
径を流入口14側から流出口16側へ行くにしたがい大
きくして、同様に流通路断面積を次第に狭くしても良い
−船釣に二液混合において、分散、混合或いは反応の進
展に伴って流動体の粘度変化を伴う。前記のように、流
通路断面積をしだいに狭くすることによって、混合中に
流動体の粘度が低下する場合にも均一な混合を得ること
もできる。
上剥とは逆に、混合中に流動体の粘度が高くなる物質の
場合には、混合二液が流れる流通路断面積を連続的に又
は段階的に広くなるように構成することによって、同様
の効果を得ることが可能である。
例えば、前述の例と同様に静翼列と!I]翼列等とのク
リアランスを硬化剤が注入される近傍では小さくして混
合二液に作用させられる剪断力を大きくするとともに、
その後はクリアランスを大きくして逆に剪断力を弱める
ように構成することができる。
また、第12図に示すように、円筒状容器60の内径を
流入口14側から流出口16側へ行くにしたがい大きく
して、流通路断面積を次第に広くするように構成するこ
とができ、或いは図示を省略するがローター22の外径
を次第に小さくしても良い。
このように流通路断面積を硬化剤が注入される近傍にお
いて狭くすることにより二液に作用する剪断力を大きく
して、二液を迅速に混合させるとともに、その後流通路
断面積を広くすることにより混合二液に作用する剪断力
を弱めて、二液をなじませて一層均一化させることがで
きる。また、本例においては二液を混合させることによ
り混合二液の粘度が増加する場合に、混合二液に作用す
る剪断力を次第に弱めて、全体としてほぼ均等な力が混
合二液に働くようにすることができる。更に、混合二液
の滞留時間を長くすることにより、混合装置内で効率的
に冷却して成形装置に供給することが可能となる。
次に第13図に示すように、ローター62の外径を一定
範囲にわたって大きく構成して、流通路断面積を狭<L
(64)、その縮小部64で二液を高い剪断力により象
、速に剪断しつつ混合させ、その後流通路断面積が広い
箇所で混合二液をなしませるように構成することができ
る。
更に、第14図に示すように、ローター66の外径及び
円筒状容器68の内径を拡径した拡径部70を設けるこ
とも可能である。
このようにすれば、拡径部70における動撹拌翼72の
周速度を速くすることができ、短時間で二液を細かく剪
断して急速に混合させた後、動撹拌翼74の周速度が遅
い縮径部76で混合二液をなじませるとともに効率的に
冷却することができる。なお、本例においては流通路断
面積を拡径部70と縮径部76のいずれも一定としても
良い。
その他、静撹拌翼18及び/又は動撹拌ji124の体
積を次第に大きく又は小さくして、流通路断面積を逆に
小さく又は大きくすることも可能であり、また筒状容器
は円形に限らず多角形であっても良い。
以上、本発明の実施例を二液硬化型樹脂を例にして、注
入口から硬化剤を注入する例を説明したが、本発明は顔
料などこ液を連続的に混合する場合に広く利用すること
ができ、その場合注入口から注入される流動体としては
、混合される二液のうち容量の少ない方が選ばれる。そ
の他、本発明は注入口を静撹拌翼と動撹拌翼の双方に設
けても良く、また静撹拌翼や動撹拌翼の形状を楕円柱や
流線型にすることも可能であり、更に上述の実施例を種
々組み合わせて実施することも可能である等、本発明は
その趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づき
種々なる変形、改良、修正を加えた態様で実施すること
ができる。
[発明の効果] かかる本発明は、静撹拌翼と動撹拌翼とにより流動体が
撹拌され、その撹拌される流動体の中心部側から外周部
側にかけてその流動体の内部に、他の流動体が静撹拌翼
に形成された注入口から平面的にかつ薄膜状に注入され
るように構成されているため、注入された他の流動体は
流入口から圧送されてきた流動体に覆われてローターの
外壁や筒状容器の内壁に直接接触することなく、両流動
体は撹拌翼により細かく剪断されて容易に微細粒子化し
、分散されて均一に混合させられる。したがって、特に
粘度の高い流動体であっても迅速にかつ均一に二液を混
合することができる。
また、流動体の流通路断面積を筒状容器の流入口側から
流出口側へ行くにしたがい次第に狭く形成し、或いは逆
に広く形成して、流動体の流速やその混合二液に作用す
る剪断力を適宜変化させるようにしているため、混合に
伴う粘度変化があっても、混合二液の粘度やポットライ
フ等に対応させてその混合二液の混合装置内での176
留時間や作用する剪断力等を任意に設定することが可能
となり、所定の混合状態を得ることができ、かつ流動体
が筒状容器の内部に滞留する事態が防止されることとな
る。
したがって、反応硬化型樹脂の場合、不均一な混合や一
部の混合された樹脂が円筒状容器内に滞留して硬化が進
行することによって発生する未硬化樹脂の中に硬化又は
半硬化状態の樹脂が混在する事態は、本発明によって解
消し得る事となるなど、本発明は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る連続式二液混合装置の要部正面断
面図であり、第2図は第1図の平面断面図であり、第3
図は第1図の注入口が形成された静撹拌翼を拡大して示
す斜視図である。 第4図、第5図及び第6図はそれぞれ、本発明の他の実
施例である注入口が形成された静撹拌翼を拡大して示す
斜視図である。第7図は更に他の実施例を示す平面断面
図であり、第8図及び第9図は注入口を動撹拌翼に設け
た場合の実施例を示す図であり、第8図は動撹拌翼(動
翼列)を示す斜視図、第9図は要部正面断面図である。 第10図及び第11図はそれぞれ、本発明の更に他の実
施例である流動体の流通路断面積を次第に減少させる例
を示す要部正面断面図である。第12図及び第13図は
それぞれ、本発明の更に他の実施例である流通路断面積
を次第に広くさせる例を示す要部正面断面図であり、第
14図は動撹拌翼の周速度を一部上昇させて撹拌させる
例を示す要部正面断面図である。 10.5G、60.68;円筒状容器 14;流入口 16;流出口 18.38.42i静撹拌翼 20;静翼列 22.52,58,62.66;ローター24.48.
72.74 、動撹拌翼 26:動翼列 28、  40.  44. 50;  ン主入ロ特許
出願人 鐘淵化学工業株式会社 第1図 第2図 2乙 第 5 図 第7図 第8図 第 9FiA 第10図 第11図 第12図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一端に流入口を、他端に流出口を備えた筒状容器
    と、 同一円周上にしてほぼ半径方向内側に突出した複数の静
    撹拌翼が前記筒状容器の内面に複数列配設された静翼列
    と、 前記筒状容器に収納され、同一軸心上を回転させられる
    ローターと、 同一円周上にしてほぼ半径方向外側に突出した複数の動
    撹拌翼が前記ローターの外面に、前記筒状容器の内面に
    配設された静撹拌翼の静翼列と交互になるように、複数
    列配設された動翼列とを備えた連続式二液混合装置であ
    って、 前記流入口側の静撹拌翼又は動撹拌翼のいずれか一方又
    は双方に、該半径方向に並行する側面に開口する注入口
    を設けたことを特徴とする連続式二液混合装置。
  2. (2)前記注入口が、前記動撹拌翼の回転による流動体
    の流れに対して相対的に背後となる部位に設けられたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の連続式二液混合装置。
  3. (3)前記注入口がスリット状を成すことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の連続式二液混合装置。
  4. (4)一端に流入口を、他端に流出口を備えた筒状容器
    と、 同一円周上にしてほぼ半径方向内側に突出した複数の静
    撹拌翼が前記筒状容器の内面に複数列配設された静翼列
    と、 前記筒状容器に収納され、同一軸心上を回転させられる
    ローターと、 同一円周上にしてほぼ半径方向外側に突出した複数の動
    撹拌翼が前記ローターの外面に、前記筒状容器の内面に
    配設された静撹拌翼の静翼列と交互になるように、複数
    列配設された動翼列と前記流入口側の静撹拌翼又は動撹
    拌翼のいずれか一方又は双方に、該半径方向に並行する
    側面に開口するように設けられた注入口と を備えた連続式二液混合装置であって、 前記流入口側から流出口側へ行くにしたがい、前記筒状
    容器及び静翼列とローター及び動翼列とによって構成さ
    れる流通路断面積が連続的に又は段階的に狭く又は広く
    なるように形成したことを特徴とする請求項1乃至請求
    項3のいずれかに記載の連続式二液混合装置。
  5. (5)前記流通路断面積を、前記筒状容器、静翼列、ロ
    ーター及び動翼列との相互間のクリアランスを前記流入
    口側から流出口側へ行くにしたがい小さく又は大きくし
    て、連続的に又は段階的に狭く又は広くするように形成
    したことを特徴とする請求項4に記載の連続式二液混合
    装置。
  6. (6)請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の連続式
    二液混合装置において、 ローター及び筒状容器にそれぞれの外径及び内径を拡径
    した拡径部を設けたことを特徴とする連続式二液混合装
    置。
JP63061197A 1988-03-14 1988-03-14 連続式二液混合装置 Expired - Lifetime JP2631498B2 (ja)

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DE68923718T DE68923718T2 (de) 1988-03-14 1989-03-13 Kontinuierlicher Mischer für zwei Flüssigkeiten.
EP89104439A EP0333111B1 (en) 1988-03-14 1989-03-13 Continuous two-liquid type mixer
CA000593622A CA1300598C (en) 1988-03-14 1989-03-14 Continuous two-liquid type mixer
US07/499,212 US4976547A (en) 1988-03-14 1990-03-19 Continuous two-liquid type mixer

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