JPH0123654Y2 - - Google Patents

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JPH0123654Y2
JPH0123654Y2 JP15444384U JP15444384U JPH0123654Y2 JP H0123654 Y2 JPH0123654 Y2 JP H0123654Y2 JP 15444384 U JP15444384 U JP 15444384U JP 15444384 U JP15444384 U JP 15444384U JP H0123654 Y2 JPH0123654 Y2 JP H0123654Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はねじ造頭機におけるポンチ駆動装置に
関する。さらに詳しくは、タイミング調整が簡単
に行いうるように改良されたポンチ駆動装置に関
する。
[従来の技術] 一般にねじ造頭機は、コイル素材より所定長に
棒材を切取る截断装置、該棒材を二段階のポンチ
プレスによつてボルト52の初期形状に形鍛造す
る第1、第2(または上下)ポンチおよび角など
を成形する角板(トリマ)装置から構成されてい
る。前記第1、第2ポンチは、上下に配置されて
おり、前記棒材が駆動装置によつて第1、第2ポ
ジシヨンに移動されたとき、前記ポンチが作動す
るようになつており、前後へ進退運動する主スラ
イダ機構とともに棒材を所定の形状に成形するよ
うに作動する。
そのようなポンチ駆動装置の従来例が、第10
図に示されている。機体フレーム(図示されてい
ない)に設けられた揺動軸11には矢印方向に揺
動可能にピツトマンアーム10が枢支されてい
る。そのピツトマンアーム10はアーム10aと
アーム10bを一定角度で傾斜させた「く」の字
形の一体部材である。アーム10aの下端部では
第11図に示されているように、枢着ピン41が
ボルト18によつて取りつけられている。その枢
着ピン41はボルト18をまわすとボルト18の
長手方向(すなわちアーム10aの長手方向)に
沿つて変位させられる。前記枢着ピン41の側方
に突出したピン結合部41aには、滑子12が嵌
挿されており、該滑子12は第12図に示される
ように、滑枠13内に摺動自在に嵌挿されてい
る。121は前記滑子12の上縁と下縁に形成さ
れたガイド壁である。滑枠13は、ほぼアーム1
0aと直交する方向に配置され、前記滑子12が
摺動自在に嵌合された上下一対のバー部分を備え
た長方形の枠体である。滑枠13の一端には、間
隔をあけて対向する一対のカムフオロアー15,
16が形成され、該カムフオロアー15,16の
間には回転カム17が挿入されている。その回転
カム17はフレームに固定された駆動装置(図示
されていない)に結合されており、その駆動装置
により回転カム17を矢印Z方向に回転させれ
ば、そのカム面とカムフオロアー15,16の凸
曲面との摺接運動により、滑枠13が矢印X,Y
方向に往復させられる。
また滑枠13の他端部には、第12図に示され
ているように、一対の支枠13a,13bが間隔
をあけて対向して設けられている。その支枠13
a,13bの間にはプラスチツクばねEがフラン
ジW,Wにはさまれた状態で収容され、かつ調節
ナツトCによつて支枠13a側へ押しつけられて
いる。ナツトDは調節ナツトCの弛み止めナツト
である。一方、調節ねじ14がプラスチツクばね
Eの中心孔を挿通しており、その両端部でスリー
ブB′,F′をそれぞれフランジW,Wに当接させる
よう固定ナツトB,Fを螺合し、さらに、設定ナ
ツトA,Gで締結している。
前記調節ねじ14の一端には滑子12の凸部H
が固定されており、滑枠13が揺動すると、その
動きが、支枠13a,13b→フランジW,W→
プラスチツクばねE→スリーブB′,F′→ナツト
B,A,F,G→調節ねじ14→滑子12と伝え
られてピツトマンアーム10のアーム10aを矢
印T方向に揺動させる。
アーム10aが揺動すると第10図に示されて
いるように、ピツトマンアーム10のアーム10
bが矢印V方向に揺動させられる。アーム10b
の先端は滑り継手22を介してスライダ21に連
結されており、前記スライダ21は主滑り台23
に滑り嵌合されているので、アーム10bの揺動
により、スライダ21は上下動させられる。前記
スライダ21には上下位置にポンチ25,26を
固定したポンチホルダー24が取りつけられてい
る。そして、スライダ21の上下動の上端である
第1ポジシヨンおよび下端である第2ポジシヨン
では動きが瞬間的に停止し、そのタイミングに合
わせて主滑り台23が進出して棒材(図示されて
いない)に対しいずれかのポンチ25または26
を交互に進出させてヘツデイング動作を行なわせ
る。この第1、第2ポンチ25,26が正確に前
記ポジシヨンに位置するようにするためにはスラ
イダー21の上下ストロークを調節できるように
する必要がある。その調節は前記ボルト18によ
つて滑子12のアーム10aに対する連結位置を
上下調整することと、調節ねじ14によつて滑子
12と支枠13aとの間隔を増減することによつ
て行なわれている。
なお上記装置が作動している間、プラスチツク
ばねEはスライダ21などの上下動によつて生ず
る振動を、その弾性によつて吸収し、緩衝作用を
奏する。
[考案が解決しようとする問題点] 従来の装置では、タイミング調整のたびに調節
ねじ14に螺合した固定ナツトB,Fや設定ナツ
トA,Gを弛めたり締めたりしなければならない
ので、その作業は非常に煩雑である。なおこのこ
とはプラスチツクばねEの圧縮具合を調整すると
きにも同様に問題となる。また装置自体の部品点
数も多大である。さらには、滑枠13全体は回転
カム17の回転と共に遊隙dをおいて揺動させら
れるので、前記の多数のナツトは強固に締付けら
れていても、しばしば弛んでしまい、頻繁に再調
節をしなければならないという問題がある。また
それを怠たればポンチ25,26を正確なポジシ
ヨンに保てず、不良率を低減させることができな
いという問題がある。
本考案は叙上の実情に鑑み、ねじ造頭機におけ
るポンチ駆動装置を改良して、構成部品を減少す
ることによつて組立工数を少くし、簡単で容易に
組立てられる駆動装置を提供することを目的とす
る。
また本考案は調節が容易にでき、かつ容易に振
動などによつて弛んだりしないように改良され
た、機能が安定している駆動装置を提供すること
を目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案のねじ造頭機におけるポンチ駆動装置
は、上部アーム31bと下部アーム31aとがそ
れぞれ揺動軸31cに枢支されたピツトマンアー
ム31、上部アーム31bに滑り継手22を介し
て連結されたスライダ21、下部アーム31a先
端に枢着ピン41を介して連結されたロツクレバ
ー32およびロツクレバー32を往復動させる回
転カム35からなり、ロツクレバー32の往復運
動によつて前記スライダ21が往復動されるねじ
造頭機であつて、前記枢着ピン41が調節ねじ1
8によつて下部アーム31aの長手方向に移動自
在にして下部アーム31aの先端に支持されてお
り、前記調整ねじ18を回転することにより、枢
着ピン41と揺動軸31cとの心間距離を調整可
能とされ、前記ロツクレバー32と枢着ピン41
との間に偏心スリーブ42が嵌挿され、前記偏心
スリーブ42の回転によつて前記枢着ピン41と
回転カム35のカム軸35aとの心間距離が調整
可能とされ、さらに前記上部アーム31bと前記
下部アーム31aとの間にばね55を備えた緩衝
装置50が介装されたことを特徴とする。
なお、前記緩衝装置50は、上部アーム31b
に突設された支腕51と、該支腕51にボルト5
2によつて取りつけられたプラスチツクばね55
とからなり、下部アーム31aの揺動動作が前記
プラスチツクばね55を介して支腕51および上
部アーム31bに伝達されるよう構成するのが好
ましい。
[作用] 本考案において、回転カム35が回転するとロ
ツクレバー32が往復運動してピツトマンアーム
31を揺動させる。
そして、下部アーム31aにおける枢着ピン4
1の位置をアーム長手方向に沿つて変位させる
と、揺動軸31cと枢着ピン41間の心間距離が
増減するのでピツトマンアーム31の揺動角度が
増減し、スライダ21の上下動ストロークを変え
ることができる。さらに、ロツクレバー32と枢
着ピン41との間に嵌挿した偏心スリーブ42を
回転させると、枢着ピン41と回転カム35のカ
ム軸35aとの心間距離が増減しスライダ21の
上下動ストロークを全体として上下に変位させる
ことができる(なおストロークそのものは変化が
ない)。
また、緩衝装置50を構成するプラスチツクば
ね55を、ストロークを調節する手段とは別個に
設けたことにより、部品点数が少いながら従来と
同様にプラスチツクばね55の弾性により衝撃を
緩和することができる。
[実施例] 本考案の特徴や長所は、以下の実施例について
説明することによりさらに明らかにされよう。
第1図は本考案の装置の一実施例の側面図、第
2図は第1図における−線断面矢視図、第3
図は第2図における−線断面図、第4図は第
2図における−線断面図、第5図は枢着ピン
41と揺動軸31cとの心間距離dの調整要領の
説明図、第6図は前記心間距離dの調整によつて
ピツトマンアーム31の揺動角が変ることの説明
図、第7図はピツトマンアーム31の揺動角が変
ることによつてスライダ21の上下ストロークS
が変ることの説明図、第8図は偏心スリーブ42
を回転することにより枢着ピン41と回転カム3
5のカム軸35aとの心間距離lを増減する要領
の説明図、第9図は前記心間距離lの調整によつ
てスライダー21の動作範囲が上下に変動するこ
との説明図である。なお第10〜12図と同一符
号で示した部品は、同一または相当する部品であ
り、説明を省略する。
第1〜2図において、20はポンチ駆動装置で
あり、第1ポンチ(またはダイス)25および第
2ポンチ(またはダイス)26からなり、それら
は、ポンチホルダー24に固定され上下に配置さ
れている。スライダ21は、主滑り台23に対し
摺動自在に嵌合しており、上下に往復動させられ
る。そしてこのスライダ21は、第1ポンチ25
および第2ポンチ26が交互に対向側に保持され
た棒材(図示されていない)と対面する上端ポジ
シヨンまたは下端ポジシヨンに移動させられる。
またこの昇降タイミングに合わせて、図示されて
いない作動装置により、主滑り台23が前進して
棒材をポンチで型打ちしたのち後退することがで
きるようになつている。
前記スライダ21は滑り継手22によつてピツ
トマンアーム31の上部アーム31bに連結さ
れ、該ピツトマンアーム31の下部アーム31a
はロツクレバー32に連結されている。ピツトマ
ンアーム31の上部アーム31bと下部アーム3
1aとは、第2図に示されるようにそれぞれ別部
材である(この点、従来のピツトマンアーム10
が一体であるのと異なる)。ただし両アーム31
b,31aのボス部31d,31eはともに同じ
揺動軸31cに軸支されている。前記上部アーム
31bには、そのボス部31dから下方に延びる
支腕51が設けられている。この支腕51には第
3図に示されているようにボルト52が挿通され
ており、支腕51を挟むように設けた2枚のフラ
ンジ56とプラスチツクばねEとフランジ54と
がナツト53によつて固定され、支腕51に取り
つけられている。一方、下部アーム31aは第2
図に示されるように二又状に形成されており、そ
の二又部分の空間に前記支腕51部分が通され、
第3図に示されるように支腕51を挟んで固定さ
れている2枚のフランジ56が下部アーム31a
の二又部分の内縁部を挟持するようになつてい
る。実用新案登録請求の範囲にいう緩衝装置50
は、前記フランジ56、プラスチツクばね55、
フランジ54、ボルト52およびナツト53から
構成されている。
下部アーム31aの下端には、第4図に示され
るように枢着ピン41が取りつけられている。前
記枢着ピン41は下部アーム31aのピン孔31
f内に挿入され、調節ねじ18で支持されてい
る。前記ピン孔31fは下部アーム31aの長さ
方向に沿つた長孔である。そして調節ねじを矢印
R方向に回転すると、該枢着ピン41が矢印S方
向に動いて、枢着ピン41の軸心と揺動軸31c
との心間距離が遠近自在に調節される。また第2
図に示されているように、枢着ピン41の結合部
41aには、偏心スリーブ42が嵌挿されてい
る。なお結合部41aと偏心スリーブ42との間
にはライニングまたは軸受メタル46が挿入され
ている。
この偏心スリーブ42は第8図に示されている
ように偏心スリーブ42の外径中心O2と離れた
所に内孔42aの中心O1が位置するように、肉
厚が偏よつて形成されたものである。そして、偏
心スリーブ42自体はロツクレバー32の端部に
形成された孔32a内に回転自在に挿入され、
O2を中心として回転するようになつている。偏
心スリーブ42の前記内孔42aには枢着ピン4
1の結合部41aが軸受メタル46を介して回転
自在に挿入されている。したがつて、O1は枢着
ピン41の軸心でもある。43はワツシヤ、44
はナツト、45は割ピンである。ストローク調節
装置40は、前記偏心スリーブ42と枢着ピン4
1の組合せ、および調節ねじ18と枢着ピン42
の組合せによつて構成されている。
ロツクレバー32は第1図に示されているよう
に、その他端側に長孔32aが形成されており、
その長孔32aの両側位置にカムフオロアー3
3,34を互いに対向する向きに設けている。前
記長孔32aを貫いてカム軸35aが通されて
り、そのカム軸35aによつて長孔32aの上面
を支承し、ロツクレバー32を支持している。そ
して、このカム軸35aには回転カム35が固定
されており、前記カムフオロアー33,34に摺
接している。
叙上の構成において、回転カム35が図示され
ていない駆動装置によつて回転させられると、そ
のカム面と当接しているカムフオロアー33,3
4が押され、ロツクレバー32は矢印X,Y方向
に往復運動する。そして枢着ピン41によつてピ
ン結合されている下部アーム31aが揺動する。
下部アーム31aの揺動運動は緩衝装置50のフ
ランジ56、プラスチツクばね55およびボルト
52を介して支腕51に伝えられ、支腕51から
上部アーム31bに伝えられる。その上部アーム
31bが揺動軸31cを中心として矢印A方向に
揺動すると、それにともない滑り継手22により
連結されているスライダ21が上下方向に往復運
動させられる。その結果、前記ホルダー24の上
下に配置させられている第1ポンチ25および第
2ポンチ26は、その上下動ストロークの上端ま
たは下端にある定位置に交互に移動させられる棒
材と対面し、そのタイミングに合せた主滑り台2
3の進退運動によりヘツデイング動作が行なわれ
る。
前記ヘツデイング動作は通常高速を要し、その
ためカム軸35の回転速度は高く、したがつて装
置全体は衝撃をともなつて激しく振動する。この
ばあい、ピツトマンアーム31の支腕51に取り
つけられたプラスチツクばね55のクツシヨン作
用により衝撃振動を緩和することができる。
前記ヘツデイング動作が継続されている間に、
スライダ21の上下動ストロークに狂いが生じる
と、ホルダー24上の第1ポンチ25または第2
ポンチ26が上端または下端の定位置に正確に位
置することができなくなる。そのようなときスラ
イダ21のストローク調整をしなければならない
が、その要領をつぎに説明する。
まず、調節ねじ18を回すと、スライダ21の
ストロークを長くしたり短くすることができる。
すなわち、第5図に示されているように調節ねじ
18を回すと、枢着ピン41が上昇して、揺動軸
31cとの心間距離が短くなるd1。また、調節ね
じ18を逆に回すと枢着ピン41が下降して、揺
動軸31cとの心間距離が長くなるd2。ところ
で、ロツクレバー32の往復動のストロークは回
転カム35の形状によつて決まり、回転カム35
の形状が変らない限り一定である。つぎに第6図
に基づき、前記心間距離が短いd1ときと長いd2
きの下部アーム31aの揺動角をみると、前記の
ごとくロツクレバー32の往復動ストロークKは
一定であるから、心間距離が短いd1ときの揺動角
θ1は大きく、心間距離の長いd2ときの揺動角θ2
小さくなる。この下部アーム31aの揺動角θは
そのまま上部アーム31bの揺動角θとなるの
で、揺動軸θが大きいとき上下方向の振幅が大と
なり、スライダ21の上下ストロークも大きくS1
なる。また揺動角θが小さいとき上下方向の振幅
が小となり、スライダ21の上下ストロークも小
さくS2なる。以上のごとくであるから、調節ねじ
18を回すと、スライダ21の上下ストロークを
長短に調節できることとなる。
つぎに、ナツト44を緩め偏心スリーブ42を
回せば、スライダ21のストロークを全体として
上下に移動させることができる。
すなわち、第8図に示されるように偏心スリー
ブ42を矢印P方向に回わせば、枢着ピン41の
軸心O1と回転カム35の回転軸35aとの心間
距離l1,l2を長く(第8図)したり、短く(第
8図)することができる。なおこのばあいもロ
ツクレバー32の往復動ストロークは一定であ
る。そこで第9図に示されるように、心間距離が
長いl1とき下部アーム31aは太い実線で示す範
囲M1で揺動し、心間距離が短いl2とき下部アー
ム31aは細い実線で示す範囲M2で揺動する。
この下部アーム31aの揺動範囲の移動はそのま
ま上部アーム31bの揺動範囲を移動させるの
で、心間距離が長いl1とき、上部アーム31bは
全体として上方位置S1で揺動し、スライダ21の
上下動作も全体として上方に移動する。また心間
距離が短いl2とき、上部アーム31bは全体とし
て下方位置S2で揺動し、スライダ21の上下動作
も全体として下方に移動する。以上のごとくであ
るから、偏心スリーブ42を回すと、スライダ2
1の上下動範囲を全体として上下に移動させるこ
とができる。
そして、本考案では以上に示した、調節ねじ1
8によるストロークの増減と、偏心スリーブ42
によるストロークの移動とを組合わせることによ
り、スライダ21のストロークを微細に調節する
ことができ、ポンチの正確な定位置調節を実現す
ることができる。
[考案の効果] 本考案の構成は従来の装置に比べて部品点数が
少なく、いちじるしく簡略化されており、組立取
付作業が容易である。さらに、ストロークの調節
が調節ねじや偏心スリーブを回すことにより容易
かつ正確に行なわれるので、調節のための工数が
大幅に軽減される。また、緩衝機構とストローク
調節装置が別体に設けられ、両者の調節操作を個
別に行ないうるようにしたことから調節作業を単
純化することができ、かつまた緩衝機構が充分そ
の機能を発揮しえて、緩衝を大幅に緩和すること
ができる。そのため、各締付け部分の弛みや狂い
が少なくなり、装置全体として長時間の安定した
稼動が期待でき、また再締付けや調節の手間を大
幅に省くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のねじ造頭機におけるポンチ駆
動装置の一実施例を示す側面図、第2図は第1図
における−線断面矢視図、第3図は第2図に
おける−線断面図、第4図は第2図における
−線断面図、第5図は枢着ピン41と揺動軸
31cとの心間距離dの調整要領の説明図、第6
図は前記心間距離dの調整によつてピツトマンア
ーム31の揺動角が変ることの説明図、第7図は
ピツトマンアーム31の揺動角が変ることによつ
てスライダ21の上下ストロークSが変ることの
説明図、第8図は偏心スリーブ42を回転するこ
とにより枢着ピン41と回転カム35のカム軸3
5aとの心間距離lを増減する要領の説明図、第
9図は前記心間距離lの調整によつてスライダー
21の動作範囲が上下に変動することの説明図、
第10図は従来のねじ造頭機におけるポンチ駆動
装置の側面図、第11図は第10図における−
線断面図、第12図は第10図に示されている
要部の拡大図である。 図面の主要符号、21:スライダ、22:滑り
継手、31:ピツトマンアーム、31a:下部ア
ーム、31b:上部アーム、31c:揺動軸、3
2:ロツクレバー、35:回転カム、35a:カ
ム軸、41:枢着ピン、42:偏心スリーブ、5
0:緩衝装置、51:支腕、52:ボルト、5
5:プラスチツクばね。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部アーム31bと下部アーム31aとがそ
    れぞれ揺動軸31cに枢支されたピツトマンア
    ーム31、上部アーム31bに滑り継手22を
    介して連結されたスライダ21、下部アーム3
    1aの先端に枢着ピン41を介して連結された
    ロツクレバー32およびロツクレバー32を往
    復動させる回転カム35からなり、ロツクレバ
    ー32の往復運動によつて前記スライダ21が
    往復動されるねじ造頭機であつて、前記枢着ピ
    ン41が調節ねじ18によつて下部アーム31
    aの長手方向に移動自在にして下部アーム31
    aの先端に支持されており、前記調整ねじ18
    を回転することにより、枢着ピン41と揺動軸
    31cとの心間距離を調整可能とされ、 前記ロツクレバー32と枢着ピン41との間
    に偏心スリーブ42が嵌挿され、前記偏心スリ
    ーブ42の回転によつて前記枢着ピン41と回
    転カム35のカム軸35aとの心間距離が調整
    可能とされ、 さらに前記上部アーム31bと前記下部アー
    ム31aとの間にばね55を備えた緩衝装置5
    0が介装されている ことを特徴とするねじ造頭機におけるポンチ
    駆動装置。 2 前記緩衝装置50が、上部アーム31bに突
    設された支腕51と、該支腕51にボルト52
    によつて取りつけられたプラスチツクばね55
    とからなり、下部アーム31aの揺動動作が前
    記プラスチツクばね55を介して支腕51およ
    び上部アーム31bに伝達されるよう構成され
    た実用新案登録請求の範囲第1項記載のねじ造
    頭機におけるポンチ駆動装置。
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