JPH01235614A - 表皮を有する複合成形体の成形方法 - Google Patents

表皮を有する複合成形体の成形方法

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Publication number
JPH01235614A
JPH01235614A JP6180088A JP6180088A JPH01235614A JP H01235614 A JPH01235614 A JP H01235614A JP 6180088 A JP6180088 A JP 6180088A JP 6180088 A JP6180088 A JP 6180088A JP H01235614 A JPH01235614 A JP H01235614A
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JP
Japan
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skin material
composite molded
resin
domain
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP6180088A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyobumi Yamaguchi
山口 清文
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Kojima Industries Corp
Original Assignee
Kojima Press Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kojima Press Industry Co Ltd filed Critical Kojima Press Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、樹脂成形体に関し、特にフロースタンピング
成形によって剛性を有するコア材の表面に柔軟な表皮が
貼り合わされた複合成形体を成形する方法に関する。
〔従来の技術〕
フロースタンピング成形は、例えば特公昭59−179
31号に開示されているように、可塑化された樹脂材料
を開放された下型内に注入し、該樹脂が流動状態にある
間に該下型を上型で閉鎖してその押圧力で樹脂材料を上
下両型の間の成形空間内に充満させて所望の形状を得る
ものである。
このプロースタンピング成形を利用してコア材の成形時
に同時にその上に表皮層を貼り付けて複合成形体を一工
程で作る同時貼り込み成形方法も、例えば実開昭61−
47608号等に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
例えば、第5図に示すような空調用のバレル型レジスタ
を組み込む凹部10を具えた自動車内装用インストルメ
ントパネル11を作製する場合、従来は、先ず前述の手
順によって、発泡樹脂によって裏打ちされたセフティパ
ッド用表皮材12を下型の上に準備し、これにコア材用
樹脂13を供給してフロースタンピング同時貼り込み成
形を行い、第6図に示すような表皮材で凹部10の表面
が覆われた中間製品を得る。次に、前記凹部10の底の
部分10aを切り取って第7図に示すような完全な貫通
開口を有するインストルメントパネル11となす。これ
にレジスタを装着するには、第8図に示すように、先ず
これに筒型のベゼル14を嵌め込んで固定し、このベゼ
ル14の内側にレジスタ15を収容し、その両側に突出
した支軸を回動自在にベゼル14の側壁に枢支している
このようにレジスタ15の装着のためにベゼル14の介
在を要する理由の一つは、凹部10の側壁に柔軟な表皮
材12が存在しているので、これにレジスタ15の支軸
を直接枢支させた場合には、レジスタと側壁との間の間
隙が容易に変化して、外観が悪化したりガタが生じたり
して好ましくないからである。
しかし、ベゼルを介在させることは部品点数の増加を招
き、且つ組み付けのための工数も多くなり、結果として
製造コストが増大する欠点があった。
本発明はこのような従来技術の問題点を解決し、ベゼル
等の介在部品なしに、柔軟な表皮材で被覆されたインス
トルメントパネルの凹部にレジスタ等の部品を装着でき
るようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上述の目的は、上下両型の間に形成された成形
空間内で、所定形状のコア材をフロースタンピング成形
法によって成形し、この成形中に同時にこれに柔軟な表
皮材を貼り込んで、コア材の全表面を該表皮材で被覆し
た複合成形体を得るに際し、前記成形空間の所定領域に
おける上下両型間の間隙を他の領域に比して小さく設定
し、以て該所定領域において表皮材を他の領域における
よりも強く圧縮し、成形後の寸法精度の変化を減少させ
ることを特徴とする複合成形体の製造方法によって達成
される。
両型の間の間隙が小さい前記所定領域は、得られた複合
成形体に設けられた凹部の周壁並びに底壁に相当する部
分であることが望ましい。
〔実施例〕
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本発明を更に
詳細に説明する。
第1図〜第3図は本発明のフロースタンピング同時貼り
込み成形法の手順を示す概略側面図である。
先ず、第1図に示すように、開放された下型4の上には
、可塑化された所定量のコア材用の樹脂3 (例えばポ
リプロピレン樹脂)が供給され、その上方に発泡樹脂シ
ー)2aで裏打ちされた表面材2bからなる表皮材2が
置かれる。本発明の場合、この発泡樹脂シート2aの材
料としては10〜30倍程度の高い発泡倍率が得やすい
ポリプロピレン又はポリエチレン等の樹脂の方が、比較
的発泡倍率の低い塩化ビニール系の樹脂よりも好ましい
次に、第2図に示すように、上型1が下型4に重ね−ら
れ、樹脂3を両型1,4間に形成される成形空間内に押
し拡げて、所定の形状となす。この際に、表皮材2は樹
脂3と共に所定の形状に応じて変形せしめられ、これと
一体的に貼り合わされる。ここで、前記成形空間の一部
に設けられた凹部5の周壁5aと底壁5bの領域では、
両型1゜4間の間隙が他の領域の間隙に比して小さく設
定されている。
その結果、第3図に示すように、上型1が次第に降下し
て下型4との間で所定の成形空間を形成する際に、樹脂
3並びに表皮材2は前記凹部5の領域で強く圧縮され、
その厚みが他の領域に比して薄くなる。この圧縮の度合
は、柔軟な発泡樹脂シー)2aにおいて著しく、例えば
凹部5の側壁5aの領域ではコア材樹脂3の厚さは他の
領域と余り変わらないが、発泡樹脂シー)2aは強く圧
縮されて薄くなっている。一方、底壁5bの領域では、
コア材樹脂3が入り込む量も少なく、且つ発泡樹脂シー
)2aも強く圧縮されているので、両者共に薄くなって
いる。このように成形された製品の各領域の厚さの一例
を挙げると次のようになる。
領域   コア材  表面材  発泡樹脂シート凹部周
壁  3m口   0.5 w   0.5 mm凹部
底壁  0.5 n+m   0.5 mm   0.
5 mmその他   3 mm    0.5 +++
m   3.5 mmこのようにして得られた複合成形
体は、成形中の加熱によってその厚さが固定され、これ
が復元して寸法変動を生じる恐れはない。
その後、この複合成形体はその凹部5の底壁5bを周壁
5aから切り離され、且つ該周壁5aに孔6を穿設され
る。そして第4図に示すように、この孔6にブツシュ7
を介して軸8aを挿入した形でバレル型レジスタ8等の
摺動部品が直接的に装着される。
〔発明の効果〕
本発明によれば、摺動部品を装着すべき領域の複合成形
体の表皮材の発泡樹脂シートを他の領域に比して強く圧
縮しながら成形したので、その厚さが減少ししかも剛性
が増した。従って、この領域に摺動部品を直接的に取付
けても、間隔が変動して外観が悪化したりガタを生じる
恐れはない。
これによって、部品点数を減らすことが可能となり、全
体としての製造コストを低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明のフロースタンピング同時貼り
込み成形を行う手順を示す側面図、第4図は本発明によ
って得られた成形体にバレル型レジスタを取付けた状態
を示す断面図、第5図は表面に凹部を有するインストル
メントパネルの斜視図、 第6図は従来の方法で得られた中間成形体の断面図、 第7図は第6図の中間成形体を仕上げた状態を示す断面
図、 第8図はこれにバレル型レジスタを装着した状態を示す
断面図である。 1 上型、      2 表皮材、 2a 発泡樹脂シート、2b 表面材、3 コア材用樹
脂、  4 下型、 5 凹部、       5a 周壁、5b 底壁、 
     6 孔、 7 ブツシュ、     8 バレル型レジスタ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上下両型の間に形成された成形空間内で、所定形
    状のコア材をフロースタンピング成形法によって成形し
    、この成形中に同時にこれに柔軟な表皮材を貼り込んで
    、コア材の全表面を該表皮材で被覆した複合成形体を得
    るに際し、前記成形空間の所定領域における上下両型間
    の間隙を他の領域に比して小さく設定し、以て該所定領
    域において表皮材を他の領域におけるよりも強く圧縮し
    、成形後の寸法精度の変化を減少させることを特徴とす
    る複合成形体の製造方法。
  2. (2)前記所定領域が複合成形体に設けられた凹部の周
    壁並びに底壁の部分に相当している請求項1に記載の製
    造方法。
JP6180088A 1988-03-17 1988-03-17 表皮を有する複合成形体の成形方法 Pending JPH01235614A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10583617B2 (en) 2016-11-28 2020-03-10 General Electric Company Automatic systems and methods for stacking composite plies

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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