JPH01234652A - ステータ組立体及びこれの製造方法 - Google Patents
ステータ組立体及びこれの製造方法Info
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- JPH01234652A JPH01234652A JP5947988A JP5947988A JPH01234652A JP H01234652 A JPH01234652 A JP H01234652A JP 5947988 A JP5947988 A JP 5947988A JP 5947988 A JP5947988 A JP 5947988A JP H01234652 A JPH01234652 A JP H01234652A
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- Japan
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- stator
- support member
- way clutch
- assembly
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H41/00—Rotary fluid gearing of the hydrokinetic type
- F16H41/24—Details
- F16H2041/246—Details relating to one way clutch of the stator
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、トルクコンバータに使用されるスタータをワ
ンウェイクラッチなどと一体に成形する技術に関するも
のである。
ンウェイクラッチなどと一体に成形する技術に関するも
のである。
(ロ)従来の技術
トルクコンバータの構成要素の1つであるステータは、
従来アルミニウム合金を用いて鋳造されている。ステー
タは外周リンク部、内周リング部、及び両者間に放射状
に設けられるプレートを有している。内周リンク部の内
径部にはワンウェイクラッチ及びサポート部材が設けら
れる。ワンウェイクラッチのアウターレースは内周リン
グ部内径部にキーによって取付けられる。また、サポー
ト部旧はワンウェイクラッチの両側面に配置され、ワン
ウェイクラッチのくさび作用部材及びインナーレースを
保持すると共にステータをスラスト方向に支持するヘア
リンクとしての作用をするように構成されている。サポ
ート部材もキーによって内周リング部に組イ・1けられ
る。サポート部材は内周リング部内径部に取付けられる
スナップリングによって軸方向位置が規制される。
従来アルミニウム合金を用いて鋳造されている。ステー
タは外周リンク部、内周リング部、及び両者間に放射状
に設けられるプレートを有している。内周リンク部の内
径部にはワンウェイクラッチ及びサポート部材が設けら
れる。ワンウェイクラッチのアウターレースは内周リン
グ部内径部にキーによって取付けられる。また、サポー
ト部旧はワンウェイクラッチの両側面に配置され、ワン
ウェイクラッチのくさび作用部材及びインナーレースを
保持すると共にステータをスラスト方向に支持するヘア
リンクとしての作用をするように構成されている。サポ
ート部材もキーによって内周リング部に組イ・1けられ
る。サポート部材は内周リング部内径部に取付けられる
スナップリングによって軸方向位置が規制される。
しかし、上記のようなアルミニウム合金を用いたステー
タては、鋳造後に多数の加工工程を必要とし、また組立
作業も面倒であるという問題点かあるため、合成樹脂を
用いて成形した第4図や実開昭62−188657号公
報に示すようなものも用いられている。すなわち、外周
リング部70、内周リング部72、及びプレート74は
、合成樹脂によって成形されており、また一方のサポー
ト部材に相当するサポート部76も内周リング部72と
一体に形成されている。このサポート部76か設けられ
ていない側からワンウェイクラッチ78が組付けられ、
次いでサポート部材80が組付けられる。ワンウェイク
ラッチ78及びサポート部材80は内周リング部72に
形成されているキー82によって回り止めされる。サポ
ート部材80は軸方向には拘束されていない。
タては、鋳造後に多数の加工工程を必要とし、また組立
作業も面倒であるという問題点かあるため、合成樹脂を
用いて成形した第4図や実開昭62−188657号公
報に示すようなものも用いられている。すなわち、外周
リング部70、内周リング部72、及びプレート74は
、合成樹脂によって成形されており、また一方のサポー
ト部材に相当するサポート部76も内周リング部72と
一体に形成されている。このサポート部76か設けられ
ていない側からワンウェイクラッチ78が組付けられ、
次いでサポート部材80が組付けられる。ワンウェイク
ラッチ78及びサポート部材80は内周リング部72に
形成されているキー82によって回り止めされる。サポ
ート部材80は軸方向には拘束されていない。
たたし、ステータ組立体をトルクコンバータに組付けた
状態では、サポート部材80の第4図中右側面が別の部
材に接触する状態となるのて、サポート部材80が脱落
することはない。
状態では、サポート部材80の第4図中右側面が別の部
材に接触する状態となるのて、サポート部材80が脱落
することはない。
(ハ)発明が解決しようとする課題
しかしなから、」−記のような従来の合成樹脂製ステー
タには、サポート部材80や内周リング部72のキー8
2か破損しやすく、また組立工数も必要とするという問
題点がある。すなわち、サポート部材80はキー82に
よフてステータの内周リンク部72の内径部に回り止め
されるが、キー82の部分に回転方向の遊びがあるのて
、内周リング部72のキー82とサポート部材80のキ
ーみそとの間に衝撃的な力が作用し、長期間使用する間
に破損する場合がある。このように回転方向の遊びが生
ずるのは、抜きこう配により機械加工したキーの場合よ
りも寸法精度が低下するからである。また、サポート部
材80は軸方向に拘束されておらず、これもサポート部
材80の破損を助長している。組立工数については、従
来のアルミニウム合金製のものと比較して、一方のサポ
ート部材の組付は及びスナップリングの組付けが不要と
はなっているものの、ワンウェイクラッチ78及びサポ
ート部材80の組付けが必要てあり、またトルクコンバ
ータ組立の際にはサポート部材80及びワンウェイクラ
ッチ78か脱落しないようにサポート部材80側を上方
に向けておくか又は手によって保持しておく必要があり
、組立作業が面倒なものとなっている。本発明は、この
ような課題を解決することを目的としている。
タには、サポート部材80や内周リング部72のキー8
2か破損しやすく、また組立工数も必要とするという問
題点がある。すなわち、サポート部材80はキー82に
よフてステータの内周リンク部72の内径部に回り止め
されるが、キー82の部分に回転方向の遊びがあるのて
、内周リング部72のキー82とサポート部材80のキ
ーみそとの間に衝撃的な力が作用し、長期間使用する間
に破損する場合がある。このように回転方向の遊びが生
ずるのは、抜きこう配により機械加工したキーの場合よ
りも寸法精度が低下するからである。また、サポート部
材80は軸方向に拘束されておらず、これもサポート部
材80の破損を助長している。組立工数については、従
来のアルミニウム合金製のものと比較して、一方のサポ
ート部材の組付は及びスナップリングの組付けが不要と
はなっているものの、ワンウェイクラッチ78及びサポ
ート部材80の組付けが必要てあり、またトルクコンバ
ータ組立の際にはサポート部材80及びワンウェイクラ
ッチ78か脱落しないようにサポート部材80側を上方
に向けておくか又は手によって保持しておく必要があり
、組立作業が面倒なものとなっている。本発明は、この
ような課題を解決することを目的としている。
(ニ)課題を解決するだめの手段
本発明は、ワンウェイクラッチ及びサポート部材をステ
ータ成形時に一体化することにより」−記課題を解決す
る。すなわち、本発明によるステータ組立体は、ステー
タ(52)、ワンウェイクラッチ(16)、及び2つの
サポート部材(12,14)を有しており、ステータは
外周リング部(38)と、内周リンク部(40)と、外
周リンク部と内周リング部との間に放射状に設けられた
ブレード部(42)と、が合成樹脂により一体成形され
たものであり、ワンウェイクラッチはアウターレース(
23)と、インナーレース(24)と、アウターレース
とインナーレースとの間に配置されるくさび作用部材(
26)と、を有しており、アウターレースの外周部には
これに密着するステータの内周リンク部との間の相対回
転を防止する回り止め構造(28)が設けられており、
2つのサポート部材はこれらの外周に中心位置合せ部(
58)が設けられており、ワンウェイクラッチの両側面
を覆うようにこれのアウターレース側面にそれぞれ液密
に接触して配置されて□おり、サポート部材の外周には
これに密着するステータの内周リング部との間の相対回
転を防止する回り1トめ構造(30,32)が設けられ
ており、ステータの内周リンク部両端には2つのサポー
ト部材を軸方向に拘束するように内径側に伸びる縁部(
54,56)が設けられている。
ータ成形時に一体化することにより」−記課題を解決す
る。すなわち、本発明によるステータ組立体は、ステー
タ(52)、ワンウェイクラッチ(16)、及び2つの
サポート部材(12,14)を有しており、ステータは
外周リング部(38)と、内周リンク部(40)と、外
周リンク部と内周リング部との間に放射状に設けられた
ブレード部(42)と、が合成樹脂により一体成形され
たものであり、ワンウェイクラッチはアウターレース(
23)と、インナーレース(24)と、アウターレース
とインナーレースとの間に配置されるくさび作用部材(
26)と、を有しており、アウターレースの外周部には
これに密着するステータの内周リンク部との間の相対回
転を防止する回り止め構造(28)が設けられており、
2つのサポート部材はこれらの外周に中心位置合せ部(
58)が設けられており、ワンウェイクラッチの両側面
を覆うようにこれのアウターレース側面にそれぞれ液密
に接触して配置されて□おり、サポート部材の外周には
これに密着するステータの内周リング部との間の相対回
転を防止する回り1トめ構造(30,32)が設けられ
ており、ステータの内周リンク部両端には2つのサポー
ト部材を軸方向に拘束するように内径側に伸びる縁部(
54,56)が設けられている。
また本発明によるステータ組立体の製造方法は、アウタ
ーレース、インナーレース、及び両者間に設けられるく
さび作用部材から成るワンウェイクラッチの両側面にそ
れぞれサポート部材を設置し、両サポート部材を組付治
具(10)によってはさみ付け、こうして得られるワン
ウェイクラッチ、サポート部材、及び組付治具の組立体
を金型(34,36)のキャビティ内に挿入し、型締を
行った後キャビティ内に溶融合成樹脂を注入することに
よりステータをアウターレース及び2つのサポート部材
と一体に成形し、ステータ及びこれと一体に形成された
上記組立体を金型から取出し、次いで締付治具を除去す
る各工程から構成される。なお、かっこ内の符号は後述
の実施例の対応する部材を示す。
ーレース、インナーレース、及び両者間に設けられるく
さび作用部材から成るワンウェイクラッチの両側面にそ
れぞれサポート部材を設置し、両サポート部材を組付治
具(10)によってはさみ付け、こうして得られるワン
ウェイクラッチ、サポート部材、及び組付治具の組立体
を金型(34,36)のキャビティ内に挿入し、型締を
行った後キャビティ内に溶融合成樹脂を注入することに
よりステータをアウターレース及び2つのサポート部材
と一体に成形し、ステータ及びこれと一体に形成された
上記組立体を金型から取出し、次いで締付治具を除去す
る各工程から構成される。なお、かっこ内の符号は後述
の実施例の対応する部材を示す。
(ホ)作用
サポート部材及びワンウェイクラッチは組付治具によっ
てアウターレース側面とサポート部材とが液密に密着し
て、組立られた状態で金型に挿入され、ステータの射出
成形の際に一体化される。
てアウターレース側面とサポート部材とが液密に密着し
て、組立られた状態で金型に挿入され、ステータの射出
成形の際に一体化される。
従って、射出成形を完了した時点でステータ組立体とし
て完成したものとなっており、組立作業は不要である。
て完成したものとなっており、組立作業は不要である。
また、サポート部材及びワンウェイクラッチはステータ
の内周リング部に一体に形成されているので、回転方向
及び軸方向に遊びは発生せず十分な耐久性を得ることが
できる。
の内周リング部に一体に形成されているので、回転方向
及び軸方向に遊びは発生せず十分な耐久性を得ることが
できる。
(へ)実施例
まず、第2図に示すように、組付治具1oにサポート部
材12、サポート部材14及びワンウェイクラッチ16
を組付ける。このとき、サポート部材12及び14はワ
ンウェイクラッチ16に対し中心位置合せ部58て中心
位置決めする。組付治具10は押え板18、押え板20
及びロックナツト22から構成されている。押え板18
は一体の軸部18aを有しており、こねに押え板2゜の
内径部がはめ合わされ、また軸部18a端部のねじにロ
ックナツト22がねじ込まれる。押え板18は第2図に
示すようにサポート部材12の外周部に接触しており、
また押え板2oもサポート部材14の外周部に接触して
いる。サポート部材12とサポート部材14との間には
さみ付けられるワンウェイクラッチ16は、アウターレ
ース23、インナーレース24及び両者間に配置される
くさび作用部材であるローラ26から構成されている。
材12、サポート部材14及びワンウェイクラッチ16
を組付ける。このとき、サポート部材12及び14はワ
ンウェイクラッチ16に対し中心位置合せ部58て中心
位置決めする。組付治具10は押え板18、押え板20
及びロックナツト22から構成されている。押え板18
は一体の軸部18aを有しており、こねに押え板2゜の
内径部がはめ合わされ、また軸部18a端部のねじにロ
ックナツト22がねじ込まれる。押え板18は第2図に
示すようにサポート部材12の外周部に接触しており、
また押え板2oもサポート部材14の外周部に接触して
いる。サポート部材12とサポート部材14との間には
さみ付けられるワンウェイクラッチ16は、アウターレ
ース23、インナーレース24及び両者間に配置される
くさび作用部材であるローラ26から構成されている。
アウターレース23の内周部に設けられたカム面とロー
ラ26との作用により、アウターレース23とインナー
レース24とは一方向にのみ相対回転可能である。アウ
ターレース23の外周部には軸方向に伸びるみぞ28が
設けられている。同様のみぞ30及び32がそれぞれサ
ポート部材12及びサポート部材14の外周にも設けら
れている。なお、みぞ28.30及び32は外周3箇所
に設けである。サポート部材12及びサポート部材14
からアウターレース23が所定量の加圧力を受けるよう
にロックナツト22を締込んである。なお、インナーレ
ース24はサポート部材12及びサポート部材14との
間で軸方向にわずかなすきまを有する状態としである。
ラ26との作用により、アウターレース23とインナー
レース24とは一方向にのみ相対回転可能である。アウ
ターレース23の外周部には軸方向に伸びるみぞ28が
設けられている。同様のみぞ30及び32がそれぞれサ
ポート部材12及びサポート部材14の外周にも設けら
れている。なお、みぞ28.30及び32は外周3箇所
に設けである。サポート部材12及びサポート部材14
からアウターレース23が所定量の加圧力を受けるよう
にロックナツト22を締込んである。なお、インナーレ
ース24はサポート部材12及びサポート部材14との
間で軸方向にわずかなすきまを有する状態としである。
この第2図に示す状態の組立体を第1図に示す下金型3
4の中央部のキャビティ内に挿入する。次いで、上金型
36を下降させ型締な行う。下金型34及び上金型36
によってステータの形状に対応するキャビティが構成さ
れる。すなわち、外周リング部38、内周リンク部40
、及び両者間を放射状に伸びるフレート部42か形成さ
れる。また、下金型36側には溶融樹脂の通路となるラ
ンナー44、及びランナー44と注入口48とを接続す
るスプルー46か設けられている。また、下金型34に
は成形品を突き出ずためのエジェクト装置50か設けら
れている。
4の中央部のキャビティ内に挿入する。次いで、上金型
36を下降させ型締な行う。下金型34及び上金型36
によってステータの形状に対応するキャビティが構成さ
れる。すなわち、外周リング部38、内周リンク部40
、及び両者間を放射状に伸びるフレート部42か形成さ
れる。また、下金型36側には溶融樹脂の通路となるラ
ンナー44、及びランナー44と注入口48とを接続す
るスプルー46か設けられている。また、下金型34に
は成形品を突き出ずためのエジェクト装置50か設けら
れている。
第1図に示すように型締された状態て注入口48から溶
融樹脂を注入J−る。溶融樹脂はスプルー46及びラン
ナー44を通ってキャヒティ内に充てんされる。このと
き、アウターレース23の側面とサポート部月12及び
14とは落着されているのて、溶融樹脂かアウタ−レー
ス23内部へ侵入する恐れはない。次いて、所定時間保
持して冷却することによりキャビティの形状に対応した
合成樹脂成形品を得ることがてきる。次いて、上金型3
6を上昇させて型開きし、エジェクト装置50を作動さ
せることにより、上述の組立体か−一体に成形されたス
テータ成形品をランナー44及びスプルー46か一体の
まま取り出す。次いて、ランナー44を切断し、ロック
ナツト22及び押え板20を取り外し、組付治具1oを
分解1−る。これにより第3図に示すようなステータ組
立体を得ることかできる。アウターレース23、サポー
ト部材12、及びサポート部材14は、ステータ52の
内周リンク部4oに鋳こまれた状態となっており、軸方
向及び回転方向に拘束された状態となっている。すなわ
ち、軸方向には内周リンク部40の縁部54及び56に
よってはさみ込まれており、また回転方向にはみぞ28
、みそ30及び32に流入して固まった部分により、キ
ーによってすきまなく連結されたのと同様の状態となっ
ている。この第3図に示す状態でステータ組立体として
完成しており、このままの状態てトルクコンバータ内に
組イ」けることがてきる。しかもサポート部旧12、サ
ポート部材14などが脱落する可能性はまったくなく、
組立作業の際のステータ組立体の取扱いは非常に容易な
ものとなる。これによりトルクコンバータの組立作業か
大幅に簡略化される。また、トルクコンバータとして完
成した後のステータ組立体の耐久性も同一にず1す る。これはみそ28、みぞ30及びみそ32に合成樹脂
が流入した状態で固化されているので回転方向にまった
く遊びがなく、また軸方向にも遊びがない状態となって
いるからである。従って、ガタのために両サポート部材
12及び14、及びアウターレース23と、ステータ5
2の内周リング部40のキー相当部分とか回転力作動時
に衝突するといったことが発生せず、耐久性か大幅に向
上する。
融樹脂を注入J−る。溶融樹脂はスプルー46及びラン
ナー44を通ってキャヒティ内に充てんされる。このと
き、アウターレース23の側面とサポート部月12及び
14とは落着されているのて、溶融樹脂かアウタ−レー
ス23内部へ侵入する恐れはない。次いて、所定時間保
持して冷却することによりキャビティの形状に対応した
合成樹脂成形品を得ることがてきる。次いて、上金型3
6を上昇させて型開きし、エジェクト装置50を作動さ
せることにより、上述の組立体か−一体に成形されたス
テータ成形品をランナー44及びスプルー46か一体の
まま取り出す。次いて、ランナー44を切断し、ロック
ナツト22及び押え板20を取り外し、組付治具1oを
分解1−る。これにより第3図に示すようなステータ組
立体を得ることかできる。アウターレース23、サポー
ト部材12、及びサポート部材14は、ステータ52の
内周リンク部4oに鋳こまれた状態となっており、軸方
向及び回転方向に拘束された状態となっている。すなわ
ち、軸方向には内周リンク部40の縁部54及び56に
よってはさみ込まれており、また回転方向にはみぞ28
、みそ30及び32に流入して固まった部分により、キ
ーによってすきまなく連結されたのと同様の状態となっ
ている。この第3図に示す状態でステータ組立体として
完成しており、このままの状態てトルクコンバータ内に
組イ」けることがてきる。しかもサポート部旧12、サ
ポート部材14などが脱落する可能性はまったくなく、
組立作業の際のステータ組立体の取扱いは非常に容易な
ものとなる。これによりトルクコンバータの組立作業か
大幅に簡略化される。また、トルクコンバータとして完
成した後のステータ組立体の耐久性も同一にず1す る。これはみそ28、みぞ30及びみそ32に合成樹脂
が流入した状態で固化されているので回転方向にまった
く遊びがなく、また軸方向にも遊びがない状態となって
いるからである。従って、ガタのために両サポート部材
12及び14、及びアウターレース23と、ステータ5
2の内周リング部40のキー相当部分とか回転力作動時
に衝突するといったことが発生せず、耐久性か大幅に向
上する。
(ト)発明の詳細
な説明してきたように、本発明によると、ワンウェイク
ラッチ及びサポート部材を組付治具によってあらかしめ
組立ておき、ステータの射出成形時に一体に鋳こむよう
にしたので、ステータ組立体の組立作業か不要となり、
組立工数が大幅に低減される。また、トルクコンバータ
に組付ける際の取扱いも容易となるので、トルクコンバ
ータ組立作業も簡略化される。また、ワンウェイクラッ
チ及びサポート部材はガタのない状態に鋳こまれている
のて、使用時における耐久性か大幅に向上する。さらに
、ステータ本体とサポート部材とて異なった相料を用い
ることにより、それぞれの使用条件に応じ、最適化する
こともてきる。
ラッチ及びサポート部材を組付治具によってあらかしめ
組立ておき、ステータの射出成形時に一体に鋳こむよう
にしたので、ステータ組立体の組立作業か不要となり、
組立工数が大幅に低減される。また、トルクコンバータ
に組付ける際の取扱いも容易となるので、トルクコンバ
ータ組立作業も簡略化される。また、ワンウェイクラッ
チ及びサポート部材はガタのない状態に鋳こまれている
のて、使用時における耐久性か大幅に向上する。さらに
、ステータ本体とサポート部材とて異なった相料を用い
ることにより、それぞれの使用条件に応じ、最適化する
こともてきる。
第1図は本発明方法によりステータ組立体を製造してい
る状態を示す図、第2図は組付治具によってワンウェイ
クラッチなどを組付けた状態を示す図、第3図は本発明
によって得られるステータ組立体を示す図、第4図は従
来のステータ組立体を示す図である。 10・・・組付治具、12・・・サポート部材、14・
・・サポート部材、16・・・ワンウェイクラッチ。 特許出願人 日木自動変速機株式会社 株式会社氷見セイコー 国産部品工業株式会社 代 理 人 弁理士 宮内利行 竹 7 罠n 倒う Jljツ 第4図
る状態を示す図、第2図は組付治具によってワンウェイ
クラッチなどを組付けた状態を示す図、第3図は本発明
によって得られるステータ組立体を示す図、第4図は従
来のステータ組立体を示す図である。 10・・・組付治具、12・・・サポート部材、14・
・・サポート部材、16・・・ワンウェイクラッチ。 特許出願人 日木自動変速機株式会社 株式会社氷見セイコー 国産部品工業株式会社 代 理 人 弁理士 宮内利行 竹 7 罠n 倒う Jljツ 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ステータ、ワンウェイクラッチ、及び2つのサポー
ト部材を有し、 ステータは、外周リング部と、内周リング部と、外周リ
ング部と内周リング部との間に放射状に設けられたブレ
ード部と、が合成樹脂により一体成形されたものであり
、 ワンウェイクラッチは、アウターレースと、インナーレ
ースと、アウターレースとインナーレースとの間に配置
されるくさび作用部材と、を有しており、アウターレー
スの外周部にはこれに密着するステータの内周リング部
との間の相対回転を防止する回り止め構造が設けられて
おり、 2つのサポート部材は、ワンウェイクラッチの両側面を
覆うようにこれのアウターレース側面にそれぞれ接触し
て配置されており、サポート部材の外周にはこれに密着
するステータの内周リング部との間の相対回転を防止す
る回り止め構造が設けられており、 ステータの内周リング部両端には2つのサポート部材を
軸方向に拘束するように内径側に伸びる縁部が設けられ
ていることを特徴とするワンウェイクラッチ及びサポー
ト部材がステータと一体のステータ組立体。 2、アウターレース、インナーレース、及び両者間に設
けられるくさび作用部材から成るワンウェイクラッチの
両側面にそれぞれサポート部材を設置すると共に両サポ
ート部材を組付治具によってはさみ付け、こうして得ら
れるワンウェイクラッチ、サポート部材、及び組付治具
の組立体を金型のキャビティ内に挿入し、型締を行った
後キャビティ内に溶融合成樹脂を注入することによりス
テータをアウターレース及び2つのサポート部材と一体
に成形し、ステータ及びこれと一体に形成された上記組
立体を金型から取出し、次いで組付治具を除去する各工
程から成るワンウェイクラッチ及びサポート部材を一体
としたステータ組立体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5947988A JPH01234652A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ステータ組立体及びこれの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5947988A JPH01234652A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ステータ組立体及びこれの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01234652A true JPH01234652A (ja) | 1989-09-19 |
Family
ID=13114481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5947988A Pending JPH01234652A (ja) | 1988-03-15 | 1988-03-15 | ステータ組立体及びこれの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01234652A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1380771A3 (de) * | 2002-07-12 | 2005-12-28 | DaimlerChrysler AG | Hydrodynamischer Drehmomentwandler mit einem Leitrad und Herstellungsverfahren für ein solches |
JP2009036375A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | キャストイン・サイドプレートを備えたステータを有するトルクコンバータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57184750A (en) * | 1981-01-27 | 1982-11-13 | Valeo | Reaction assembled body for torque-converter and torque-converter with reaction assembled body |
JPS628434B2 (ja) * | 1982-11-04 | 1987-02-23 | Dobfar Spa | |
JPS6246940U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-23 |
-
1988
- 1988-03-15 JP JP5947988A patent/JPH01234652A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57184750A (en) * | 1981-01-27 | 1982-11-13 | Valeo | Reaction assembled body for torque-converter and torque-converter with reaction assembled body |
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JPS6246940U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-23 |
Cited By (2)
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JP2009036375A (ja) * | 2007-07-31 | 2009-02-19 | Luk Lamellen & Kupplungsbau Beteiligungs Kg | キャストイン・サイドプレートを備えたステータを有するトルクコンバータ |
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