JPH01234461A - 低い加熱ひずみ温度をもつポリカーボネート組成物 - Google Patents

低い加熱ひずみ温度をもつポリカーボネート組成物

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JPH01234461A
JPH01234461A JP31665088A JP31665088A JPH01234461A JP H01234461 A JPH01234461 A JP H01234461A JP 31665088 A JP31665088 A JP 31665088A JP 31665088 A JP31665088 A JP 31665088A JP H01234461 A JPH01234461 A JP H01234461A
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polycarbonate
mpa
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efdel
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JP31665088A
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Omar M Boutni
オマー・モハメド・ボウトニ
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L69/00Compositions of polycarbonates; Compositions of derivatives of polycarbonates

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は熱可塑的成形用に有用な合成重合体樹脂組成物
に関し、特に芳香族ポリカーボネート及びポリエステル
エラストマーの成形性配合物に関するものである。
従来の技術 芳香族ポリカーボネート樹脂は一般に多価フェノールと
カーボネート前駆体との反応によって製造される合成重
合体樹脂の周知の一群である(たとえば米国特許第3.
989,672号明細書参照)。これらの樹脂の大部分
は熱可塑性であり加熱下で容易に成形されてたとえば自
動車用部品°、工具のハウジング及び同様の構造部材の
ような広範囲の物品を形成する。ポリカーボネートを基
剤とする組成物の成形技術及びポリカーボネート基剤を
広範囲の充填剤、補強剤、安定剤、溶融粘度改良剤、強
度及び耐衝撃性改良剤、難燃化剤、顔料及びその他の添
加剤と混合した有利な成形性組成物もまた周知である。
かかる成形技術及びかかる成形性組成物の代表的なもの
は米国特許第3゜431.224号及び同第4,481
.331号明細書に記載されている。
多数の熱可塑性ポリカーボネート成形用樹脂組成物が既
に知られておりかつ入手可能であるにも拘らず、特定の
要求を満たしかつ特定の物理的性質をもつ物品を成形し
得る熱可塑性樹脂組成物についての要求は依然として残
されている。たとえば、ある特定の厚みについての規格
値を満しかつ耐衝撃性及び耐加熱ひずみ性をもつエンジ
ニアリング構造部材に成形し得るポリカーボネート樹脂
が要求されている。これらの物品は自動車部品として自
動車産業において特に重要なものである。
より特定的にいえば、ある種の自動車部品の成形用とし
て従来使用されているポリカーボネートとアクリロニト
リル−ブタジェン−スチレン又はアクリロニトリル−ス
チレン−アクリロニトリル樹脂との既知の配合物の代替
物として前述した利点をもつポリカーボネート樹脂組成
物を提供することが有利であろう。本発明の組成物はこ
の特定の要求を満すものでありかつそれらは改良された
加工性をもつ点でも注目されるものである。
発明の要旨 本発明は熱可塑性芳香族ポリカーボネート;及び50−
60ショアAのジュロメータ−硬度、800J/mより
大きいアイゾツト衝撃強さ、120−170℃のガラス
転移温度及び160−170℃の軟化温度をもつ加熱ひ
ずみ改善釘効量のポリエステルエラストマーを含んでな
る熱可塑性成形用組成物を提供するものである。
本発明はさらに、本発明の樹脂組成物から熱可塑的方法
によって成形された物品、たとえば自動車の構造部材、
事務用機器ハウジング等、を提、供するものである。本
発明の成形物品や改善された低い加熱ひずみ性及び透明
性を示す。
発明の詳細な開示 熱可塑的に成形し得る広範囲のポリカーボネート樹脂及
びそれらの製造法は当業者によく知られている。これら
のポリカーボネート樹脂は多価フェノールとカーボネー
ト前駆体、たとえばホスゲン、ハローホルメートまたは
カーボネートエステルとの反応によって製造することが
できる。この製造法はたとえばここに参考文献として引
用する米国特許第4,001,184号及び同第4.4
74.999号明細書に記載されている。
一般に、ポリカーボネート樹脂は式: %式% (式中、Aは重合反応に使用される多価フェノールの二
価芳香族部分である)の反復構造単位を有するものとし
て特徴付けられる。かかる芳香族カーボネート市合体を
与えるために使用し得る二価フェノールは官能基として
それぞれが芳香族核の炭素原子に直接結合される2個の
ヒドロキシ基を含む単環または多環芳香族化合物である
。典型的な二価フェノールは、2.2−ビス−(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン;ハイドロキノン;レゾル
シノール;2,2−ビス−(4−ヒドロキシフェニル)
ペンタン;2.4’−(ジヒドロキシフェニル)メタン
;ビス−(2−ヒドロキシフェニル)メタン;ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)メタン;ビス−(4−ヒドロ
キシ−5−二トロフェニル)メタン;1,1−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)エタン;3,3−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)ペンタン;2,2−ジヒドロキシジ
フェニル;2,6−シヒドロキシナフタリン;ビス−(
4−ヒドロキシフェニル)スルホン;ビス−(3,5−
ジエチル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン;2,2
−ビス−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル
)プロパン;2゜4′ −ジヒドロキシジフェニルスル
ホン;5′−クロル−2,4′−ジヒドロキシジフェニ
ルス、ルホン;ビス−(4−ヒドロキシフェニル)ジフ
ェニルスルホン、4.4’ −ジヒドロキシジフェニル
エーテル、4.4’−ジヒドロキシ−3,3′−ジクロ
ルジフェニルエーテル;4,4’ −ジヒドロキシ−2
,5−ジメチルジフェニルエーテル;等である。
かかるカーボネート重合体を与えるために使用し得る別
の種々の二価フェノールが米国特許第2゜999.83
5号明細書に開示されている。本発明のポリカーボネー
ト配合物の製造にカーボネート単独重合体よりもカーボ
ネート共重合体を使用することが望ましい場合には、勿
論二種又はそれ以上の異なる二価フェノールを又は二価
フェノールとグリコール、ヒドロキシ末端ポリエステル
又は二塩基酸との組合せを使用することができる。
カーボネート前駆体はカルボニルハライド、ジアリール
カーボネート又はビスハロホルメートのいずれでもよい
。カルボニルハライドの例はカルボニルブロマイド、カ
ルボニルクロライド及びそれらの混合物を包含する。使
用に適するビスハロホルメートは2,2−ビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(4−ヒド
ロキシ−3,5−ジクロルフェニル)プロパン、ハイド
ロキノン等のビスクロルホルメートのような二価フェノ
ールのビスハロホルメート又はエチレングリコールのビ
スハロホルメート等のごときグリコールのビスハロホル
メートを包含する。上述したカーボネート前駆体のすべ
てが有用であるが、ホスゲンとしても知られるカルボニ
ルクロライドが好ましい。
高分子量熱可塑性の不規則に分岐したポリカーボネート
の使用もまた本発明の範囲内に包含される。これらの不
規則に分岐したポリカーボネートは多官能性有機化合物
を前述した二価フェノール及びカーボネート前駆体と同
時反応させることによって製造することができる。かか
る分岐状ポリカーボネートの製造に有用な多官能性有機
化合物の代表的なものはここに参考文献として引用する
米国特許第3,028,365号、同第3,334.1
54号、同第4,001,184号、同第4.131,
575号明細書に記載されている化合物である。
本発明の組成物のポリカーボネート樹脂成分はまたいわ
ゆる“末端基をキャップした″ポリカーボネートによっ
ても代表される。より特定的にいえば、二価フェノール
とホスゲンのようなカーボネート前駆体とから芳香族カ
ーボネート重合体を製造するある特定の方法においては
、少量のある種の分子m5節剤又は連鎖停止剤を使用し
てカーボネート重合体の末端基又は末端停止基を提供し
かつそれによってポリカーボネートの分子量を調節する
ことができる。
分子量調節剤、すなわち連鎖停止剤は一般に反応剤をカ
ーボネート前駆体と接触させる前又は接触中に反応剤に
添加される。有用な分子量調節剤はフェノール、クロマ
ン−11パラ−第3級ブチルフェノール、p−クミルフ
ェノール等のような−価フェノールを包含するが、それ
らに限定されるものではない。分子量の調節技術は当業
者に周知でありそしてこれらは本発明の樹脂組成物の成
分として使用される熱可塑性ポリカーボネート樹脂の分
子量の調節のために使用することができる。
好ましい芳香族カーボネート重合体は2.2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビスフェノール−A
)から誘導される単独重合体である。
ポリカーボネート樹脂は好ましくは約0.30〜約1.
40dg/&−の範囲の固有粘度(塩化メチレン中で2
5℃の温度で測定して)を存するであろう。
本発明の組成物のポリエステル成分は特定の物理的性質
をもつエラストマーから選ばれるものである。より特定
的にいえば、選定されたエラストマーはつぎの物理的性
質を有するものである。
^STM 性 質                試験法   
  数 値比重        D 792   1.
1−1.2ジュロメータ−硬度、ショアD/^尺度  
 D 2240     50/90−60/100引
張破断強さ(MPa) (50cm/分のクロスヘツド速度における)   D
 412*       20−30破断点伸び(%)
                       30
0−400引張り応力(MPa) 100%伸び                   
       14−16200%伸び       
                   17−193
00%伸び                    
       20−23100%伸び後の永久伸び(
%’)                  50−6
0破断後の永久伸び(%)             
       11i0−220引張弾性率(MPa) (5■寵/分のクロスヘツド速度における)     
       +00−120曲げ弾性率(MPa) 
            D 790   −  12
0−130スプリット引裂強さ(N/ms)     
    D l938     80−90圧縮永久歪
(アニールせず)(%) (方法B)                 D39
523℃、                    
      35−4570℃、          
                65−75ノツチ付
アイゾツト衝撃強さ(J/■)      D256−
30℃・                     
    900未満捩り弾性温度(”C)      
      D 1043240 MPa      
                   −30−−4
0310MPa                  
       −35−−45930MPa     
                    −50−−
60吸水度(24時間)(%)           
0570      0.2−0.8*D 412 、
ダイC試片、これはASTM試験法D 838 、mV
型試験片、1.91謹厚、に相当する。
さらに、ポリエステルエラストマーはつぎのごとき熱的
性質ををする。
STM 性 質          試験法  数 値230℃
/ 2160 gにおける  D1238   4−2
0流量、(g / 10分) 結晶ピーク、融点、 Tm、  (”C)            195−
215冷却時結晶化温度、 Tc c、℃             140−16
0ガラス転移温度、Tg、  (’C)      1
0未満比熱(J/g/  ’に/’CB)     0
276[i25℃一固体           1 、
5−1 、9200℃−遷移状態         3
.0−3.3255°C−溶融体          
3.1−3.4融解熱(J/ g ’I       
E793  12−15ビ力−軟化温度、(’C)  
 D1525  160−170また、ポリエステルは
好都合にはフェノール及びトリクロルエタン(60: 
40W/W%)の溶゛液中で25℃で測定して1.0〜
1.3dj2/gの固有粘度(イーストマン試験法EC
D−A−AL−G−V−1、テネシー州、キンゲスボー
ト在、イーストマン−ケミカル・プロダクツ社、によっ
て測定)を有するであろう。
上記した要件を満たすポリエステルエラストマーの代表
的な例はポリシクロヘキサンジメチルシクロヘキサンジ
カルボキシレートである。
一般に、ポリカーボネート樹脂は本発明の組成物及び物
品の約65−99重量%、好ましくは約75−90重量
96、最も好ましくは約85−90重量%を構成ザる。
ポリエステルエラストマーは組成物の1−約35重量%
を構成し得る。
本発明の方法はポリカーボネート樹脂とポリエステルと
を均質配合処理することによって実施し得る。配合処理
は慣用の技術及び方法を用いてこれら二種の樹脂を一緒
に添加しそしてこれら二種の成分を混和することによっ
て行ない得る。一般に混合物は慣用の混合用ロール、ド
ウミキサー、バンバリーミキサ−等で予備混合しそして
予備混合物を押出機中で混和するか又は予備混合物をミ
ル上で均質溶融混合を達成するに十分な高温で溶融せし
めることによって混和することができる。
冷却した後、得られる配合物はペレット化しそして使用
のために貯蔵し得る。
本発明の熱可塑性成形用樹脂組成物はまた随意成分とし
てたとえば酸化防止剤;帯電防止剤;ガラス、タルク、
雲母及びクレーのような不活性充填剤;ベンゾフェノン
類、ベンゾトリアゾール類等のごとき紫外線吸収剤;こ
こに参考文献として引用する米国特許節3.489,7
16号、同第4.138,379号及び同第3,839
,247号明細書に開示されるエポキシドのごとき加水
分解安定剤;オルガノホスファイトのような色安定剤;
離型剤;ホスファイトのような熱安定剤;及び難燃化剤
のような種々の普通に知られかつ使用されている添加剤
を含み得る。
いくつかの特に有用な難燃化剤はスルホン酸のアルカリ
金属及びアルカリ土類金属塩である。これらの型の難燃
化剤はここに参考文献として引用する米国特許第3,7
75.367号、第3,933.734号、第3,93
1,100号、第3゜978.024号、第3.948
.851号、第3.926.980号、第3,919.
167号、第3,909,490号、第3,953,3
96号、第3.953.300号、第3. 917. 
559号、第3,951.910号及び第3,940.
366号明細書に開示されている。
本発明の樹脂組成物は慣用の技術及び装置を用いて、た
とえば圧縮成形、射出成形、カレンダー成形、押出成形
及び類似の成形法によって熱可塑的に成形し得る。本発
明の組成物の使用に伴う一利点は熱可塑的成形技術によ
って改善された加工性が得られることである。この利点
は本発明の組成物の特徴であるより低い溶融流れ特性に
基づくものである。
本発明の好ましい組成物(比較的厚手の物品及び薄手の
物品の両方の成形用に好ましい組成物)においては、本
発明の組成物から成形された物品の衝撃強さを改善する
ためにポリカーボネート樹脂用の既知、慣用の耐衝撃性
改良剤をさらに添加することができる。
既知の耐衝撃性改良剤の代表的なものはA−B−A’ 
 、A (B−A−B)。A、A(B−A)。
B;又はB [(A−Bo)Bl a型(式中、nは1
〜10の整数である)の、ビニル芳香族化合物(A)及
び(A’)n及びオレフィン系エラストマー(B)の選
択的に水素添加された線状、シーケンシャル又はラジア
ルテレブロック共重合体である。これらの共重合体は既
知の方法によって製造し得る(米国特許第4.481.
331号明細書の記載参照)。商業的に入手し得る共重
合体はたとえばシェル・ケミカル社から入手し得る登録
商標クレイトン(Kraton)G −1650及びク
レイトンG−1651を包含する。クレイトンGは選択
的水素添加によって有意量の残留脂肪族不飽和分が除去
されているものである。
フィリップス・ペトロリアム社によって製造されたツル
ブレーン類(Solprenes)も商業的に入手可能
である。
ラジアルテレブロック共重合体−それらの代表的な例と
してツルブレーン類をあげることができる−は少なくと
も3個の重合体分枝をもち、その分枝が非エラストマー
型末端セグメント、たとえば前記定義したごとき(A)
及び(A′)を含んでなるラジアルブロック重合体であ
るものとして特徴付けることができる。ラジアルブロッ
ク重合体の分枝はエラストマー型重合体セグメント、た
とえば前記定義したごとき(B)に結合された非エラス
トマー型末端セグメントを含む。これらはここに参考文
献として引用する米国特許第3,753.936号及び
同第3.281,383号明細書に記載されておりかつ
これらはそれ自体既知の方法によって選択的に水素添加
される。いずれにせよ、ここで使用する用語“選択的水
素添加2は非エラストマー型ブロック(A)及び(A′
)が水素添加されない状態、すなわち芳香族の形で保持
されている重合体を意味するものである。
本発明の組成物に有利に添加される耐衝撃性改良剤の別
の例はポリオレフィン及びアクリレート共重合体、特に
ローム・アンド・ハース社製アクリロイド(Acryl
oid)KM 330のようなコア・シェル重合体、で
ある(米国特許第4. 096. 202号明細書参照
)。
アルケニル芳香族樹脂もまた耐衝撃性改良剤としてa用
である。アルケニル芳香族樹脂は重合体単位の少なくと
も一部としてスチレン、α−メチルスチレン、p−メチ
ルスチレン、第3級ブチルスチレン、ブロムスチレン、
クロルスチレン、ジメチルスチレン、p−メチル−α−
メチルスチレン、p−クロル−α−メチルスチレン、ビ
ニルキシレン、ビニルナフタリン及びビニルトルエンの
ようなアルケニル芳香族単量体から誘導された単位をも
つ重合体である。
アルケニル芳香族単量体の特定の例はスチレン、クロル
スチレン、ブロムスチレン、α−メチルスチレン、ビニ
ルキシレン、ビニルナフタリン、及びp−メチルスチレ
ンを包含する。
アルケニル芳香族樹脂はゴムによって変性し得る。本明
細書中で使用する用語“ゴム″は天然゛ゴム及び合成ゴ
ムの両者を包含するものでありかつポリウレタンゴム、
エチレン/ビニルアセテートゴム、シリコーンゴム、ポ
リエーテルゴム、ポリベンテナマーゴム及びエチレン−
プロピレン−ジエンゴム;ジエンゴム、すなわちたとえ
ば4−8個の炭素原子をもつ共役ジエン、たとえばブタ
ジェン、イソプレン、ピペリレン及びクロロブレン、の
単独重合体;及びジエン相互の共重合体又はジエンとス
チレン、アクリル酸、メタクリル酸又はそれらの誘導体
(たとえばアクリロニトリル、メタクリレート部分、ア
クリル酸、メタクリル酸ブチルアクリレート及びメチル
メタクリレート)又はイソブチレンとの共重合体を包含
するものである。
本発明に使用するための別の耐衝撃性改良剤の一例はE
PDMゴム変性ポリスチレン樹脂である。
用語“EPDM“は当該技術においてモノオレフィン混
合物とポリエンとのゴム状相互共重合体を表わすために
使用される。本発明の実施に使用するに好ましい型は約
10−約90モル%のエチレン、約10−約90モル%
の炭素数3−10個のα−オレフィン及び0.1−約1
0モル%の炭素数4−20個の非共役環式又は非環式ジ
エンからなる。もっとも好ましい実施態様においては、
ゴム状相互共重合体はエチレン、プロピレン及び1゜4
−エチリデン−へキサジエン、ジシクロペンタジェン及
び特に5−エチリデン−2−ノルボルネンから選んだジ
エンから誘導される。
ゴム状相互共重合体で変性されるアルケニル芳香族樹脂
はゴム状相互共重合体をアルケニル芳香族単量体中に溶
解しそして混合物を遊離基開始剤の存在下でアルケニル
芳香族単量体の90−100重二四重反応して該変性ア
ルケニル芳香族樹脂を形成するまで重合せしめることに
よって製造し得る。これらの物質はたとえば約12%の
ベンゼン不溶性ゴムを含みかつゴムの平均粒度が約8−
10ミクロンである懸濁重合されたE P D M変性
耐衝撃性ポリスチレンである製品“タフライト(Taf
”1lta) ” 925−01として商業的に入手可
能である。このEPD〜1成分はエチレン−プロピレン
−エチリデンノルボルネン三元共重合体である。
より小さい粒度のゴム粒子を含むゴム変性ポリスチレン
、たとえば米国特許第4..101,504号明細書に
記載されるもの(約2ミクロン未満のメジアン直径をも
つEPDMゴム粒子を含むゴム変性ポリスチレン)も使
用し得る。
好ましい変性アルケニル芳香族樹脂はエチレン、プロピ
レン及び5−エチリデン−2−ノルボルネンのEPDM
ゴム状相互共重合体及びスチレンを用いて製造されたも
のである。好ましい変性アルケニル芳香族樹脂は約5−
約20重量%のゴム相互共重合体を含有するであろう。
本発明の組成物に添加し得る耐衝撃性改良剤のさらに別
の例はオレフィン、たとえばエチレン、プロピレン等と
Cl−8アルキルアクリレート、たとえばメチルアクリ
レート、エチルアクリレート、ヘキシルアクリレート等
;C1−aアルキルメタクリレート、たとえばメチルメ
タクリレート、エチルメタクリレート、ヘキシルメタク
リレート等;アクリル酸;又はメタクリル酸からなる共
単量体の一種又はそれ以上との共重合によって製造され
た共重合体である。特に好ましいかかる共重合体はエチ
レンとアクリル酸アルキルエステルとの周知の共重合体
である。これらは米国特許第2,953.551号明細
書に開示されている。一般に、かかる共重合体のアクリ
レート又はメタクリレート部分は約10−約30重量9
6の範囲を構成し得る。したがって共重合体のオレフィ
ン部分は約70−約90重−%を構成し得る。好ましい
共重合体はエチレン部分対エチルアクリレート部分の重
量比が約4,5対1であるエチレン−エチルアクリレー
ト共重合体である。上記したごとき適当なオレフィン−
アクリレート共重合体は当業者に周知の方法によって製
造することができあるいは商業的に得ることができる。
たとえば、ユニオン・カーバイド社製、登録商標“ベー
クライト(Bakellte)”DPD6169エチレ
ン−エチルアクリレート共重合体は本発明における使用
に有利である。
本発明の組成物において有用なさらに別の既知の耐衝撃
性改良剤は線状低密度ポリエチレンである。これらはた
とえばエクソン社から登録商標“エスコレーン(Esc
orene)″として又はダウ・ケミカル社から登録商
標“ダウレックス(Dowlex)″として商業的に入
手し得る周知の物質である。これらはまた、たとえばこ
こに参考文献として引用する米国特許第4,354.0
09号、同第4゜076.698号、欧州特許出願第4
645号(1979年10月17日公開)及び米国特許
第4.128.607号明細書に記載されるごとき従来
技術に従う重合法によって容易に製造することができる
。これらの重合体は約0.89−約0゜96g/ccの
範囲、好ましくは約0.915〜約0.945g/cc
の範囲の密度を有する。これらの線状低密度ポリエチレ
ン重合体は実際にエチレンと20モル%未満、好ましく
は15モル%未満の少割合の炭素数3−18個、好まし
くは3−10個、もっとも好ましくは4−8個のα−オ
レフィン酸との共重合体である。これらの線状低密度ポ
リエチレンは高圧低密度ポリエチレン及びチーグラー触
媒系を用いて製造される高密度ポリエチレンのような重
合体とは、それらが実質的に側鎖の分岐をもたず、ラン
ダム分岐とは対照的な単純側鎖分岐を制御された濃度で
含む点で区別し得るものである。
本発明における使用に適する耐衝撃性改良剤はまたブロ
ックポリシロキサン−ポリカーボネート共重合体を包含
する。これらのブロック共重合体は一般に周知の樹脂で
あり、その製造も周知である(たとえば米国特許第4,
027,072号、同第4.123,588号及び同第
4.569゜970号明細書の記載を参照されたい)。
本発明の組成物に何利に使用されるポリシロキサン−ポ
リカーボネート共重合体の代表的な例は(A)珪素−酸
素−珪素結合によって相互に連結されているジアルキル
シロキシ単位から本質的になりかつ珪素原子の各々は炭
素−珪素結合によって結合された2個のオルガノ基を有
するものである約5〜200の化学的に結合されたジオ
ルガノシロキシ単位から構成されるハロゲンによって連
鎖停止”されたポリジオルガノシロキサン及び(B)式
:(式中、Zは水素、低級アルキル基及びハロゲン基及
びそれらの組合せから選ばれモしてR5は水素、ハイド
ロカルビル及びハロゲン化ハイドロカルビル基から選ば
れる)をもつ二価フェノールを反応させ、そしてその精
製された反応生成物を得られる共重合体が最大開存粘度
を達成するまでホスゲン化することによって製造された
ものである。
ここで使用する用語”ハロゲン”は塩素、臭素、沃素及
び弗素を包含するものである。
ここで使用する用語“ハイドロカルビル”は親の元の炭
化水素から水素原子を除去して得られる一価の残基を意
味するものである。ハイドロカルビル基の代表的な例は
メチル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル、ノニル、ウンデシル、デシル
、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル
、ヘキサデシル、ヘプタデシル、オクタデシル、ノナデ
シル、エイ→シル及びそれらの異性体基のような炭素数
1−20個のアルキル基;シクロプロピル、シクロブチ
ル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロへブチル
、シクロオクチル等のような炭素数3−8個のシクロア
ルキル基;ビニル、アリル、ブテニル、ペンテニル、ヘ
キセニル、オクテニル、ノネニル、デセニル、ウンデセ
ニル、ドデセニル、トリデセニル、ペンタデセニル、オ
クタデセニル及びそれらの異性体基のような炭素数2−
20個のアルケニル基;フェニル、ナフチル等のごとき
アリール基;フェンメチル、フェネチル、フェンペンチ
ル、フェンデシル、フェンノナデシル及びそれらの異性
体基のような炭素数7−20個のアラルキル基である。
本明細書を通じ、用語“低級アルキル”は前記したごと
き炭素数1−4個をもつアルキル基を意味するものであ
る。
商業的に入手し得る又は非商業的に製造されるこれらの
重合体の製造のための方法は多数の文献に記載されてお
りかつ当業者に既知のものである。
前述した既知の耐衝撃性改良剤の耐衝撃性改善有効量は
一般に樹脂組成物の約0.05−15重量部の範囲であ
り、好ましくは少なくとも2重量部、より好ましくは少
なくとも4重量部である。
以下の実施例は本発明の組成物の製造法及び使用法を説
明しかつ本発明の実施のために最良の態様を示すもので
あるが、同等本発明を限定する意図をもつものではない
。特に示さない限り、すべての部は重量による。試験結
果はつぎの試験法に従うものである。
固有粘度: ポリカーボネート樹脂の固有粘度は塩化メチレン中で2
5℃の温度で測定したものであり、d、Q/gで表わす
18、 6kg/ciの加重においてASTM試験法D
−648−56に従って測定した。
ノツチ付きアイゾツト衝撃強さ: ASTM試験法D−256による。特に示さない限り、
すべての試片は破壊時100%延性であった。
引張強さ及び伸び: ASTM試験法D−638による。
曲げ弾性率: ASTM試験法I>−790による。
カーラ+ (Kasha)指数(KI):樹脂のKlは
その溶融粘度の尺度であり、それはつぎの方法で求めら
れる: 125℃で最低90分間乾燥した樹脂7gを改良型テイ
ニウスーオルセン(Tinlus−01sen) T 
3型メルトインデツクス測定装置に添加し;この装置内
の温度を300℃に保持しそしてこの樹脂をこの温度で
6分又は12分間加熱し、6分又は12分後にこの樹脂
を半径4.7371mmのプランジャーを用いかつ8.
02872kgの力を加えて半径1.04775mmの
オリフィスに圧入し:このプランジャーが2インチ移動
する所要時間をセンチ秒で測定し;この値をKlとして
記録する。
実施例1(対照例) ホスゲン及びビスフェノールへの反応によって製造され
た約0.49〜約0.52dll/gの固を粘度をもつ
ポリカーボネート(PC)(インジアナ州、マウントバ
ーノン在、ゼネラル・エレクトリック社製登録商標“レ
キサン(LEXAN)”樹脂)を使用した。この樹脂の
代表的な一試料を約250℃の温度で押出した。この押
出体をペレット化しそしてこれらのペレットを射出成形
機に供給して約270℃の温度で試験棒に成形した。こ
れらの成形物の物理的性質を試験して後記第1表に示す
実施例2−5 上記実施例1で使用したポリカーボネート樹脂の一部を
種々の割合のポリエステルエラストマー(テネシー州、
キンゲスボート在、イーストマン・ケミカル・プロダク
ツ社製、“エフデル(Ecdel)”9965.1.0
5dN/gの固有粘度をもつポリシクロヘキサンジメチ
ルシクロヘキサンジカルボキシレート)と配合した。こ
のエラストマーはつぎの物理的性質を有する。
^STM 性 質(111位)             試験法
     数 値・比重        D 792 
  1.13ジュロメータ−硬度、ショアD/^尺度 
  D 2240     55/95引張破断強さ(
MPa) (500層)分のクロスヘツド速度における)   D
412t      24破断点伸び(%)380 引張応力(MPa) 100%伸び                   
       14・8200%伸び        
                  17,9300
%伸び                      
    21.7100%伸び後の永久伸び(%)55 破断後の永久伸び(%)200 引張弾性率(MPa) (5−17分のクロスヘツド速度における)     
       110曲げ弾性率(MPa)     
         D 790      124スプ
リット引裂強さ(N/■s)         D 1
938     1t5圧縮永久歪(アニールせず)(
%) (方法B)                0395
23℃、40 70℃、70 ノツチ付アイゾヴト衝撃強さ(J/■)     02
5[1−30℃、854未満 一40℃                     
    854未満捩り弾性温度(”C)      
      D 1043240 MPa      
                   −37310
MPa                      
   −40930MPa             
            −57吸水度(24時間)(
%)           D 570      0
.4本D 412 、ダイC試片、これはA37M試験
法063g 、It/型試験片、1.9 ml厚、に相
当する。
STM 性 質                 試験法  
   数 (lへ230℃/2100g1:おける流m
(g/lo分)  01238     20結晶ピー
ク、融点; T■、(’C)                  
      195−215冷却時結晶化温度、 Tea 、 ’C150 ガラス転移温度、Tg、  (’C)        
         (1未満比熱U/g ’K /”C
B)     0278B25℃−固体       
               1.7100℃−固体
                      1.9
150℃一固体                  
    2.2175℃−固体           
           2.6200℃−遷移状態  
                   3.1225
℃−溶融体                    
 3.2融解熱 U/g)             
 E 793     13熱伝導率α/麿″K)c1
77 0”−50℃                   
  o、2550℃  −200℃         
                        0
.2夏熱ii係u、as/as/ ’CD 696  
    15 X 10−5脆(1,m度、(’C) 
             D 74B       
−70未満ビカー軟化点、(”C)         
   D 1525     185これらの混合物を
実験室用タンブラ−中で−°緒に均一に配合しそして配
合物を246℃で押出し処理した。押出体をベレット化
しそして得られるベレットを射出成形機に供給して27
1℃で試験棒を成形した。これらの成形体を物理的性質
測定試験に供した。配合成分及び試験結果を第1表に示
す。
第1表 エフデル9965(%)              
  1   4   10   20性質 引張降伏強さ(MPa)          63.4
  84.1  64.11  64.1  83.4
引張破断強さ(MPa)          81.4
  80.8  82.0  75.1  65.5引
張伸び(%’)             120  
106..8 114.7 113.11 108.8
曲ケIII伏’ilす(MPa)         1
02.[l   9g、8  99.9  98.8 
 97.2曲げ弾性率(MPaXlo”)      
  2.4  2.4  2.4  2.4  2.4
DTLIL ’C1,112MPa     133 
125.(i 123.7107.7 9G、93.1
75mm/−tヂ付アイゾツト(J/M)  960 
 940  825  106.8  90.116.
35 as/ ッチ付アイソット(J/M)  112
.0 1’OI4  90.6  74.[l   5
11.6ウエルドライン(J)          5
4   54.4  51.8  43.9 .41.
0Kl(センチ秒、6分)         3030
  2810  2080  1440  9110第
1表に示したデータから、本発明のポリか一ボネート組
成物から成形された物品は厚形成形品の衝撃強さ及びウ
ェルドライン強さを実施的に損なうことなしにより低い
DTUL値及び溶融流れ(KI)値を示すことが認めら
れる。実施例2−5の組成物からの成形物品はまた透明
性を示すものである。
実施例6−9 上記実施例2−5の方法を、ただしエフデル9965の
代りに1.16dN/gの固有粘度及び10+r/10
分の流量をもつ点で相違するエフデル9966 (イー
ストマン・ケミカル・プロダクツ社製)を用いて反復し
た。試験結果を第2表に示す。
第2表 エフデル9965(X)            1 
  4   10   20性質 引張降伏強さ(MPa)          63.4
  84.1   B4.1  62.7引張破断強さ
(MPa)          87.8  77.2
  79.8  70.3引張伸び(X)      
      1111.0 102.7 113.0 
113.7曲げ降伏強さ(MPa)         
 99.9  99.9 100.6  98.5曲げ
弾性率(MPaxlO’ )         2.5
  2.4  2.5  2.3DTLIL ’C1,
112MPa        125.11 122.
1 110.4  g9.03.175mmノツチ付ア
イゾツト(J/14)  976  475   10
B、8  90.68.35 as/−/チ付アイゾツ
トU/M)  108.6  904  74.8  
53.3ウエルドラインU)          54
.4  52.1  48,3  39.7に+(セン
チ秒、6分)         28110  228
0  1920  1240実施例6−9の組成物から
の成形物品は透明性を示した。
実施例10−13 実施例2−5の方法を、ただしそこで使用したエフデル
9965の代りに、1.23df/gの固有粘度及び4
g/10分の流量をもつ点で相違するエフデル9967
 (イーストマン・ケミカル・プロダクツ社製)を同じ
割合で使用して反復した。試験結果を第3表に示す。
第3表 エフデル9985(%’)            l
    4   10   20性質 引張降伏強さ(MPa)          63.4
  1!4.1  84.8  63.4引張破断強さ
(MPa)          90.3   g2.
7  15.B   75.1引張仲ヒ(%)    
         123.1 114.2 1011
.5 117.6曲ケ降伏強す(MPa)      
    97.9  99.9 100.8  98.
5曲げ弾性率(MPaX10’ )        2
.4  2.5  2.4  2JDTUL  ’C1
,82MPa         129.4  +22
.0 104.6  96.23.175m−/ ッf
付アイゾツト(J/M)  965  650   1
12   90.66.351111ノツチ付アイゾツ
ト(J/M)   98   90.6  74.6 
 58.6ウエルドラインU)          5
4.4  51,7  45.2  42.4Kl(セ
ンf秒、6分)         2930  245
0  1800  1550実施例10−13の組成物
からの成形物品は透明性を示した。
実施例14−19 上記実施例2−13の方法を、ただしそこで使用したエ
フデルの割合を10部に限定しかつ耐衝撃性改良剤とし
て種々の割合の線状低密度ポリエチレン樹脂(LLDP
E)(テキサス州、ヒユーストン在、エクソン社から登
録商標“エスコレーン”LPX−15として入手し得る
もの)を補足して添加し反復した。試験結果を第4表に
示す。
第4表 エフデル99G5(%)       10   10
   −   −   −   −エフデル9966 
      −   −   10   10−−エフ
デル9967       −   −   −   
−   10   10uDPE          
O,j  2  0.5  2  0.5  2性質 引張降伏強さ(MPa)      83.4  61
.4   G3.4  8+、4  63.4  6+
、4引張破断強さ(MPa)      80.[l 
  79.2  80.6  79.2  79.2 
 79.8引張伸び(%)        115.3
 11?、2 114.0 1!4.5 116.5 
120.7曲げ降伏強さ(MPa>      97.
9  94.5  98.G   94.5  97.
2  93J曲げ弾性率(MPaXIO’>    2
.3  2J   2.3  2.3  2.3  2
.3DTI!L  ’C1,828r’a      
   109.4   1011.2   108.6
  108.4   107.9  1+1.43.1
75w/ ノチ付       122.8  833
   138.5  881   112   118
0アイゾツト(J/M) 8.35 am/ ノチ付       85.4  
128.2  90.11   +28.2  80.
1  122.8アイゾツト(J/M) ウェルドライン(J)      42.9  34.
7  42.9  34.8  44.3  36.O
Kl (セ>9秒、li分)     +800  1
5fi0  11190  1710  1911) 
  1880実施例20−23 実施例1−5の方法を、ただしそこで使用したポリエス
テルエラストマー(エフデル9965)の代りにエフデ
ル9966 (実施例22)及びエフデル9967 (
実施例23)を用いかつ補助的耐衝撃性改良剤5重量%
をさらに添加して反復した。エフデル9966及びエフ
デル9967 (イーストマン・ケミカル・プロダクツ
社製)は固有粘度及び230℃における流量(エラデル
9966−10g/10分;エクデル9967−4g/
10分)の点でエフデル9965と相違するものである
。製品配合物の物理的性質を第5表に示す。
実施例20は対照例である。
第5表 エフデル9965(%)(+、V、1.05)    
 −5−−エフデル9966(%)(+、V、1.G5
)     −−5−エフデル9967 (%)(+、
V、1.(i5)      −−−5にMa2O(%
)*           5   5  5  5性
質 引張降伏強さ(MPa)          511.
6  5B、6  594  59.3引張破断強さ(
MPa)          113,4  79.3
  77.9  79.9引張/il+び(X)   
         III)   115  112 
 117曲げ降伏強す(MPa)          
+19.8  90.3  90.3  90.3曲げ
弾性率(HPa刈03)         2.2  
2.2  2.2  2.2DTUL ”C1,112
MPa     12g  11&、4120.311
9.83.175m1ノツチ付アイゾツト(J/M) 
 1175  1198  898  11753、+
75s層ノツチ付アイゾツト(J/M)(125℃で2
4時間老化)       1110  1110  
795  8166.35−層ノッチ付アイゾツト(J
/M)  800   779   773   77
3ウエルドラインU)          51,8 
 50,8  50.8  50.3KI Cセ>9秒
、6分)         3510  2435  
2410  2525Kl (センf秒、12分)31
70  1930  2055  20001登録商標
”アクリロイド(^crylold) ’ KM330
:o−ム・アンド・ハース社製;米国特許節4.096
.202号明細書に記載のごとく製造されたアクリレー
ト共重合体。
実施例24−27 実施例20−23の方法を、ただし耐衝2性改良剤の割
合を変えて反復した。使用割合及び得られた配合物製品
の物理的性質を第6表に示す。実施例27は比較のため
の対照例である。
第6表 エフデル9985(%)           10−
一一エクデル9968(%)           −
10−−エフデル99B?(%’)         
  −−10−KM330(phr)        
    4   4   4  −R538(phr)
*           0.3  0.3  0.3
  0.3性質 引張降伏強さ(Ml”a)          62.
0   [i2.0  62.0   B3.4引張破
断強さ(HPa)          77.2  7
3.7  80.6   gl、4引張伸び(X)  
          115  117  122  
120曲IfR(R強すCMPa)         
 95.1  95.1  95.11 102.0曲
げ弾性率CMPa刈03)        2.33 
 2,33  2.33 2.4DTUL ”C142
MPa        109.8 105.2 11
1.5 1333.1755m/ −t チHフイソ−
/ ト(J/M)  880  1190  880 
 9803.175m−ノツチ付アイゾツトU/M)(
125℃で24時間也化)789  789  853
  8536.35園1ノツチ付アイゾツト(J/M)
  29+1   352   475   112ウ
エルドライン(J)           50.6 
 50.9  49   54Kl(センチ秒、6分)
        2120  1810  2170 
 3030京ペンタエリトリットテトラステアレート実
施例2g−31 実施例24−27の方法を、ただし後記する量の第二の
補助的耐衝撃性改良剤を添加して、反復した。組成及び
試験結果を第7表に示す。実施例31は対照例である。
第7表 エフデル9965(%)10−−   −エフデル99
0B(%’)           −10−−エフデ
ル9987(%)            −−10−
KM330(phr)           4  4
  4  10!JjlPE  (phr)本    
               2    2    
2   −性質 引張降伏強さ(MPa)          59,9
  59.3  59.9  57.2引張破断強さ(
MPa)          75.8  71,0 
 75.2  73.7引張伸び(幻  ’     
     118.8 103.6 1!4.0 11
4.3曲げ降伏強さ(MPa)          9
0.3  89.6  89,8  84.8曲げ弾性
率(MPaXIO3)        2.1  2.
1  2.1  2.0DTIIL ’C1,82MP
a     110.5112.2111.2 +10
.33.175自自ノツチ付アイゾツト(J/M)  
 837   8511   858   11373
.175m−ノツチ付アイゾ・ソト(J/M)(125
℃で24時間老化)       793  178 
 793  7466.351ノツチ付アイゾツト(J
/M)  061   872  882  693ウ
エルドライン(J)           37.5 
 3[1,736,746,3に+(センチ秒、6分)
         15110  1545  177
0  1830零線状低密度ポリエチレン、エチレン及
びブテン−1の共重合体、エクソン社製登録商標エスコ
レーンLPX−15実施例32−37 実施例28−31の方法を、ただし後記する割合の別の
補助的耐衝撃性改良剤を添加して反復した。組成及び試
験結果を第8表に示す。
第8表 、■ レキサノ 145(%)      85   85 
  85   85   85   115エクデル9
965(%)       10   −   −  
 10   −   −エフデル998G(%)   
    −10−−10−エフデル991i7 (%)
       −−10−−10DPDIlil[+9
(%)”       5  5  5  −  −−
KM330(%)        −−−555性質 引張降伏強さ(MPa)      59.3  57
.9  57,9  60,7  59.9  59.
9引張破断強さ(MPa)      75.1  7
0.3  77.9  75.1  73.7  75
.8引張伸び(%)         110.7 1
03.8 123.0  +11.3 105.7 1
13.3曲げ降伏強さ(MPa)      89.6
  89.8  89,8  91.0  90.3 
 90J曲げ弾性率(MI’aXIO’)    2.
1  2.1  2.1  2.2  2.2  2.
2DTLI1. ’C1,l12MPa   115.
91074110.7108.61011.51054
3.175m−ノツチ付 アイゾツト(J/M)     816   779 
  7119   890   901   8983
.175mmノツチ付 アイゾツト(J/M) (125℃で24時間老化)  GI8  640  
035  793  779  8276.35 am
ノツチ付 アイゾツトU/M)     661   661  
 650   635   693   704ウエル
ドライン(J)      2G、9   +2.11
  15.1  44.0  44.0 45.6に+
(センチ秒、6分)    1840  1790  
1720  1930  2040  2140本エチ
レン−エチルアクリレート共重合体、ユニオン・カーバ
イド社製登録商標ベークライトDPD−6169

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、熱可塑性芳香族ポリカーボネート;及び50〜60
    ショアAのジュロメーター硬度、800J/mより大き
    いアイゾット衝撃強さ、120−170℃のガラス転移
    温度及び160−170℃の軟化温度をもつ加熱ひずみ
    改善有効量のポリエステルエラストマーを含んでなる熱
    可塑性成形用組成物。 2、ポリカーボネートがビスフェノール−A及びホスゲ
    ンの反応生成物である単独重合体である請求項1記載の
    組成物。 3、エラストマーがポリシクロヘキサンジメチルシクロ
    ヘキサンジカルボキシレートである請求項1記載の組成
    物。 4、ポリカーボネートが組成物の65−99重量%を構
    成し、エラストマーが組成物の1−35重量%を構成す
    る請求項1記載の組成物。 5、さらに耐衝撃性改善有効量の耐衝撃性改良剤を含有
    する請求項1記載の組成物。 6、耐衝撃性改良剤が低密度線状ポリエチレンである請
    求項5記載の組成物。 7、耐衝撃性改良剤がオレフィンのアクリレート共重合
    体である請求項5記載の組成物。 8、請求項1記載の組成物から成形された物品。
JP31665088A 1987-12-16 1988-12-16 低い加熱ひずみ温度をもつポリカーボネート組成物 Pending JPH01234461A (ja)

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