JPH0123258Y2 - - Google Patents

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JPH0123258Y2
JPH0123258Y2 JP2184784U JP2184784U JPH0123258Y2 JP H0123258 Y2 JPH0123258 Y2 JP H0123258Y2 JP 2184784 U JP2184784 U JP 2184784U JP 2184784 U JP2184784 U JP 2184784U JP H0123258 Y2 JPH0123258 Y2 JP H0123258Y2
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JP
Japan
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covering material
tape
synthetic resin
water
covering
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JP2184784U
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JPS60133771U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の分野) この考案は、しいたけ、茶等の農作物を栽培育
成する際の主として遮光を目的とする被覆材に関
する。
(従来技術) 農作物育成用の被覆材としては、単にラツセル
編に形成したネツト等、いろいろなタイプのもの
がある。
ところが、しいたけの栽培には竹蔽や林の中の
ようなこもれび状態が最適であり、人工的にこも
れび状態にできる被覆材の開発が急がれている。
上述したしいたけ用の被覆材の一例として、例
えば特公昭55−6326号に開示されているように、
多数本横糸として並べた合成樹脂テープの上部を
縦糸で連結して網目部とし、下部はテープ状のま
ま残して形成し、植物上への被覆に際しては張設
した紐に網目部を上に、テープ部を下にして垂直
に吊下げ、これを複数列並設して用いていた。
上述した被覆材では、風が吹くと縦糸で結ばれ
ていない下部のテープ部分は風にそよいで揺れる
ので、この被覆材で覆われている部分はこもれび
状態となる。
しかし被覆する場合は上述したように垂直方向
に吊下げるので、その使用量が著しく多くなり、
全体の費用は嵩む欠点とともに、下部のテープ部
分が網目部から抜け出したり、網目部の端縁から
ちぎれたりし、これが風に飛ばされて公害を発生
する原因にもなつていた。
(考案の目的) 本考案の被覆材の場合には、地面と略水平に施
設することによつて全体の使用量を少なくでき、
しかも施設後は、テープとテープを結ぶ中間部の
水溶性の糸又はテープは雨等により自然に溶かし
て風にそよぐ状態にし、下部の植物は自然の竹蔽
内とほぼ同じ状況にすることのできる被覆材の提
供にある。
(考案の構成) この考案の被覆材は、多数の合成樹脂テープを
並設するとともに、これら合成樹脂テープの中間
部を水溶性の糸又はテープを用いて編成したこと
を特徴とする。
(考案の効果) この考案の被覆材を用いて、しいたけや茶等の
上部に被覆すると、雨や夜露等により、合成樹脂
テープの中間部を継いでいた水溶性の糸又はテー
プが溶かされてしまい、被覆材は両側部の耳部の
みが支持された状態になる。相互の連結を解かれ
た中間部は、風によつてふらふらと揺れ、この被
覆材によつて覆われた部分は、ちようど竹蔽や林
の中のようなこもれびのようになつて適度に遮光
し、しいたけや茶樹の栽培に最適の環境となる。
しかもこの被覆材では地面に対して平行状態に
施設することもできるので、被覆材の使用量が少
なくてすみ、施設費用も安くなる。
また、施設時は、中間部は糸又はテープによつ
て継がれたままであるから、合成樹脂テープが絡
みついたりすることがなく、迅速に行なえる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する
と、図面において被覆材1は、黒色の合成樹脂製
テープ2,2……横糸に用いて複数条並列に配設
し、左右両側縁には耳部3,3を形成し、その中
間部を前記耳部3と略平行に縦糸としての連結糸
4,4……によつて編成している。
前記連結糸4,4……は水溶性の糸又は細いテ
ープを使用しており、被覆材1の左右巾に合せて
適当間隔おきに配設する。
上述した構成よりなる被覆材1を例えば、しい
たけ栽培の上部や茶樹の上部に架設された支持体
に施設すると、雨や雪又は夜露などによつて短時
間に水溶性の連結糸4,4……は溶け、第2図の
ように両耳部3,3間はすべて互いの連結が解か
れた自由状態となる。
この状態では風が吹くと中間部はふらふらと揺
れ動き、この被覆材1で覆われている下は、ちよ
うど竹蔽や林の中のようなこもれび状となる。
このため、遮光は自然の状態と殆んど変らず、
雨や雪等の水分も合成樹脂テープ2,2……の隙
間から十分に供給されて、最適の環境となる。
尚、合成樹脂テープ2は黒色に限らず、遮光度
合に合せて任意の色を選択できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の被覆材の一部切欠正面図。
第2図は連結糸が溶けた使用状態の斜視図であ
る。 1……被覆材、2……合成樹脂テープ、3……
両側耳部、4……水溶性糸(テープ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多数の合成樹脂テープを並設するとともに、こ
    れら合成樹脂テープの中間部を水溶性の糸又はテ
    ープを用いて編成してなる農作物育成用被覆材。
JP2184784U 1984-02-18 1984-02-18 農作物育成用被覆材 Granted JPS60133771U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2184784U JPS60133771U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 農作物育成用被覆材

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2184784U JPS60133771U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 農作物育成用被覆材

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Publication Number Publication Date
JPS60133771U JPS60133771U (ja) 1985-09-06
JPH0123258Y2 true JPH0123258Y2 (ja) 1989-07-18

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JP2184784U Granted JPS60133771U (ja) 1984-02-18 1984-02-18 農作物育成用被覆材

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Publication number Publication date
JPS60133771U (ja) 1985-09-06

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