JPH01232580A - 揺動形磁気ヘツドの位置決め機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電子計算機等で用いられる磁気ディスク装
置、特にその磁気ディスクから１Ｈ報の記録再生を行う
幅切形磁気ヘッドの位置決め８ｉ横に関するものである
。

〔従来の技術〕

第５図は例えば特開昭６１−５１６７８に示された従来
の磁気ディスク装置の平面図、第６図は第５図における
線ＶＩ−■に沿った部分詳細図である。図において、（
１）はペース、（２）はベース（１）に取り付けられた
モータのスピンドル、（３）はスピンドル（２）に取り
付けられた磁気ディスク、（４）は磁気ディスク（３）
上に位置し情報を＠、取り又は書込みする磁気ヘッド、
（５）は磁気ヘッド（４）を先端に装着したサスペンシ
ョン、（６）ｄ（−の一端ニサスペンション（５）が固
盾芒れ他端に袋層されたピボット軸（７）を支点として
回動自任な支持アーム、（８）はその一端を支持アーム
（６）に固層され他端は上記ピボット１１１１１１（７
）　を支点として同心の湾曲ヘッド部（８ａ）で形成さ
れた駆動アーム、ｑｑはその回転軸に駆動アーム（８）
を回動させるキャプスタンαυが装着でれたステッピン
グモータ、（１２ａ）およびＩ’１２ｂ）はそれぞれ一
端を湾曲ヘッド部（８ａ）に他端はキャプスタンαυに
それぞれビンμｓで係止されたスチールベルトである。

次に動作について説明する。磁気ヘッド（４）はあらか
じめその軸線を磁気ディスク（３）の半径方向で中央部
のトラック接線上に合致嘔せて、サスペンション（５）
のばね力により磁気ディスク（３ンに圧接されている。

この状態において、スピンドル（２）が回転すると磁気
ディスク（３）の表面につれて動く粘性気流が発生しこ
の気流により磁気ヘッド（４）は浮上する。ここでステ
ッピングモータσ０を（ｂ）方向に回転させるとキャプ
スタンａυも同方向に回転し、スチールベル）　（Ｘ２
ａ）に張力が生じ駆動アーム（８）ノ湾曲ヘッド部（８
ａ）はピボットｌｌ１ｉｌｌ（７）を支点にして磁気デ
ィスク（３）に近寄る方向に回動される。これにより駆
動アーム（８）を介して支持アーム（６）およびサスペ
ンション（５＞　４１ＨＪ　方向ニ回動し、サスペンシ
ョン（５）に装着された磁気ヘッド（４）は磁気ディス
ク（３）の内周側に移動する。又、ステッピングモータ
四を（ａ）方向に回転させるとキャプスタンαηも同方
向に回転し、スチールベル）　（１２ｂ）に張力が生じ
駆動アーム（８）の湾曲ヘッド部（８ａ〕はビボツ）ｌ
ｉｈ（７）を支点にして磁気ディスク（３）と離れる方
向に回動される。これにより駆動アーム（８）を介して
支持アーム（６）およびサスペンション（５）も同方向
に回動し、サスペンション（５）に装着された磁気ヘッ
ド（４）は磁気ディスク（３）の外周側に移動する。

以上の動作で磁気ヘッド（４）が磁気ディスク（３）の
所定位置への位置決めが可能となる。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の揺動形磁気ヘッドの位置決め模イイ４は以上のよ
うに構成されているので、支持アームが揺助芒れ（磁気
ヘッドが磁気ディスクの内周又は外周に近づくにつれ磁
気ヘッドのｍ嶽と磁気ディスクのトラック接線とでなす
角（以下ヨーアングルと叶ふ）が犬きくなり、磁気ヘッ
ドに麦ける横風が増大して磁気ヘッドの浮上姿勢が頂い
たり不安定となる課題があった。

この発明は上記のような課題を解γ角するためＫなされ
たもので、磁気ヘッドの磁気ディスク上での作動範囲に
おいて、ヨーアングルを小さくし磁気ヘッドが安定した
浮上姿勢を保つことができるｗ！幼形磁気ヘッドの位置
決め機構を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る揺動形磁気ヘッドの位置決め機構は、磁
気ヘッドを一端に装着し磁気ヘッドの軸線延長機上で磁
気ディスクの外側に位置する他端部にピボット軸を有し
、これを支点として回動する支持アームと、この支持ア
ームの他端部にその一端が固着・され他端のピボット軸
を中心として磁気ヘッド軸線上より鋭角域ＶｃｆＩｊ曲
ヘッド部がル成芒れた駆動アームと、この駆動アーム湾
曲ヘッド部に回転部を押圧し回転・力と連動させて湾曲
ヘッド部をピボット４１１を支点として回動させる駆動
体と、ピボット軸がトラックｆ２娠１４．艮巌上とはｅ
コ平行方向に移動可能な案内溝を有する案内部材と、案
内溝に沿ってピボットｑＱｌｌ’を磁気ディスク側に押
圧する蓄勢体とで構成したものである。

〔作用〕

この発明における揺蛸形磁気ヘッド位社決め機構は、磁
気ヘッドの半径方向移動にともないピボット軸の支点が
移動しヨーアングル増大を抑制する０ 〔発明の実厖例〕 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図および第２図は揺ζ１形磁気ヘッドの位置決め機
構を示し、第１図は磁気ヘッドが磁気ディスクの内周側
、第２図は磁気ヘッドが磁気ディスクの外周側にそれぞ
れ位置決めされた状態を示す平面図、第３図および第４
図は磁気ヘッドのヨーアングルを説明するための図であ
る。図において（１）ないしく６）、四ないし曹は第４
図および第５図に示す従来の機構と同様であるので、そ
の説明は省略する。α優は支持アーム（６）を回動可能
に保持するピボット軸、（９）はその一端を支持アーム
（６）に固盾され他端は湾曲ヘッド部（９ａ）で形成さ
れた駆動アームで、湾曲ヘッド部（９ａ〕の湾曲半径は
ピボット＠（７）とキャプスタンαυ間寸法より大きく
、かつ湾曲弧心はピボット軸α４とキャプスタンＱｌ）
の延長線上より磁気ディスク（３）側に位置している。

ｑ９はその一面にピボット軸ｕ勾が磁気ディスク（３）
のトラック接線延長線上とほぼ平行方向に移劫町舵な案
内Ｔｓ（１５ａ）を有し、一端をペース（１）に定肩嘔
れた案内部材、燵りはこの案内部４ｉ（Ｑ！ｊ、案内溝
（１５ａ）に沿ってビボツ）４１１１１（１４）を磁気
ディスク（３）側に抑圧可能に装着された蓄勢体として
の押しバネである。

上記のように構成された一犬施例の動作について説明す
る。

磁気ヘッド（４）はあらかじめその軸線を磁気ディスク
（３）の半径方向で中央部のトラック接線上に合致式せ
て、サスペンション（５）のはね力により磁気ディスク
（３）に圧接δれている。この状態において、スピンド
ル（２）が回転すると磁気ディスク（３）の表面につれ
て切く粘性気流が相生じ、この気流により磁気ヘッド（
４）は浮上する。ここで、ステッピングモータ（１ｃ＃
を（ｂ）方向に回転させるとキャプスタンＣ１１）も同
方向に回転しスチールベル）　（１２ａ）に張力が生じ
駆動アーム（９）の湾曲ヘッド部（９ａ）はピボット軸
α袈を支点にして磁気ディスク（３）に近寄る方向に回
動される。ここまでの動作は第３図の従来例と同等であ
り以仮の動作を第１図で説明すると、磁気ヘッド（４）
が磁気ディスク（３）上最内周側に位置決めされた時湾
曲ヘッド部（９ａ）の左側最端部とキャプスタンａηが
長した状態となり、ピボット１ＩＩｉ１１μ弔が押しバ
ネＱＱの作用で案内部材Ｑ５の案内溝（１５ａ）に沿っ
て磁気ディスク（３）の中心に最も近寄りピボット１１
１１ｈａ樽とキャプスタンＱ９間の距離も最短となる。

又、ステッピングモータμ〔ｉを（ａ）方向に回転させ
るとキャプスタン（１１）も同方向に回転しスチールベ
ルト（１２ｂ）に張力が生じ駆動アーム（９）の湾曲ヘ
ッド部（９ａ）はピボットｌＩ！１１１α４を支点にし
て磁気ディスク（３）と離れる方向に回動される。ここ
までの動作は第３図の従来例と同等であり基波の動作を
第２図で説明すると、磁気ヘッド（４）か磁気ディスク
（３）上最外周側に位置決めされた時、湾曲ヘッド部（
９ａ）の右側最端部とキャプスタンαηが接した状態と
なり、ピボット軸α膏が押しばねＯｏの作用で案内部材
０啼の案内１４　（１５ａ）に沿って磁気ディスク（３
）の中心と最も離れピボットｍａ４１とキャプスタ７０
９間の距離も最長となる。以上の動作により磁気ヘッド
（４）のヨーアングルの最大角を抑制することができる
が、磁気ディスク（３）の中心とピボッ）　Ｑ４）との
距離を上記のように変化でせ５気ヘッド（４）のヨーア
ングルを抑制できることを第３図および第４図に基づい
て説明する ヨーアングルは磁気ヘッド（３）とピボット軸α４を結
ぶ機と磁気ヘッド（４）を通る磁気ディスク（３）のト
ラック位置での接線とでなす角となる。第３図は磁気ヘ
ッド（４）が磁気ディスク（３）の最も内周側に位置し
た時の関連図形で（Ｐ）はピボットｌｌｌ１ａ荀の位置
、（Ｈ）は磁気ヘッド（４）の位置、（Ｄ）は磁気ディ
スク（３）の位置、（４は（Ｐ）と（Ｈ）間の寸法、（
Ｌａ）は（Ｐ）とＣＤ）間の寸法、（Ｒａ）は（Ｉ（）
と（Ｄ）間の寸法、（α）はこの状態でのヨーアングル
を示す。第４図は磁気ヘッド（４１が磁気ディスク（３
）の最も外周側に位置し死時の関連図形で（Ｌｂ）は（
Ｐ）と（Ｄ）間の寸法、（Ｒｂ）は（Ｈ）とＣＤ）間の
寸法、（ロ）はこの状態でのヨーアングルを示す。

上記ヨーアングル（α）および（屑を算出する式を以下
に示すと （α）＝　１９０−ｃｏｅ（（Ｒａ　＋ｔ−Ｌａ　）／
（２，Ｒａ、ｔ））１（、ｌ／）＝　ｊ９ｏ−ａｏｓ−
’（（Ｒｂ２＋１２−Ｌｂ２）／（２，Ｒｂ、ｔ））１
となる。

ここで、まず従来例におけるピボット軸（Ｐ）点が移動
しない場合、即ち（Ｌａ）　＝　（Ｌｂ）　＝（Ｌ）と
してこの状態におけるヨーアングル（α）およびψ）を
算出する〇 一般的に従来例の揺動形磁気ヘッドの位置決め機構の各
部寸法は長さ（４＝　６５．２＋ｎｔｎ（従来例　特開
昭６１−５１６７８で説明されている）で、これにより
長４　（Ｒａ）　＝　３６ｍｍ　、長さ（Ｒｂ）　＝　
６０ｍｍと推定でＩ　Ｎ　−２！　（Ｌ）についてはヨ
ーアングル（α）およびし）が同等になるように設定て
れ、このケースの場合に）＝８０ｍｍと推定できる。以
上の数値を上記（α）および（ロ）算出式に代入すると
、 （α）＝　＋　９Ｏ−ｃｏｓ−’　（（３６２＋６５．
２２−８０２）／（２Ｘ６５．２Ｘ３６　）　）　１＝
１０．５度 （７１）＝　１９ｏ−ｃｏｓ−’（（６ｏ２−＋−６５
，２２−ｓｏ２）／（２ｘ６５．２ｘｓｏ））ｌ＝−１
０，７度 となる。

次に、本発明におけるピボット軸（Ｐ）点が移動する場
合、即ち磁気ヘッド（４）が磁気ディスク（３）の最も
内周に位置した時（ＰＪ点の移動で（Ｌ）は３ｍｍ短か
く７７＋ｎｍとなり、これを（Ｌａ）とし、逆に磁気ヘ
ッド（４）が磁気ディスク（３）の最外周に位置した時
（Ｐ）点の移動で（匂は５ｍｍ艮（８５ｍｍとなり、こ
れを（４，ｂ）と設定し、上記（α）および（Ａ算出式
に代入すると、（α）＝　１９０−ｃｏｓ−”（（３６
２＋６５．２２−７？）／（２Ｘ３６Ｘ６５．２月１＝
４．７度 （支）＝　ｌ　９Ｏ−ｃｏｓ’　（（６０２＋６５．２
２−８５２）／（２Ｘ６０Ｘ６５．２）　）　ｌ＝４．
６度 となる。

以上のことで、本発明の侶助形磁気ヘッドの位置決め機
イ１４の一例においては、従来例に比較してヨーアング
ルを最内周で５．８度、最外周で６．１度抑制し小さく
することができる。

〔発明の効果〕

以上のようにこの発明によれば、磁気ヘッドを一端に装
着し磁気ヘッド軸線延長線上で磁気ディスクの外側に位
置する他端部にピボット軸を有し、これを支点として回
動する支持アームと、この支持アームの他端部にその一
端が固着され他端のピボット軸を中心として磁気ヘッド
軸線上より鋭角域に湾曲ヘッド部が形成された駆動アー
ムと、この、駆動アーム湾曲ヘッド部に回転部を押圧し
回転力と連動させて湾曲ヘッド部をピボット軸を支点と
して回動させる駆動体と、ピボット軸がトラック接線延
長線上とほぼ平行方向に移動可能な案内溝を有する案内
部材と、案内溝に沿ってピボット軸を磁気ディスク側に
押圧する蓄勢体とで（４成したので、ヨーアングルの増
大を抑制して磁気ヘッドが安定した浮上姿勢を保つこと
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明の一実施例にょる遥幼形
磁気ヘッド位置決め機構を示し、第１図は磁気ヘッドが
磁気ディスクの内周側、第２図は磁気ヘッドが磁気ディ
スクの外周側にそれぞれ位置決めされた状態を示す平面
図、第３図および第４図は磁気ヘッドのヨーアングルを
それぞれ説明するための図、第５図は従来の揺動形磁気
ヘッドの位置決め機構を示す平面図、第６図は第５図に
おける線■−■に沿った部分詳細図である。 図において、（３）は磁気ヘッド、（６）は支持アーム
、（９）は駆動アーム、　　（９ａ）は湾曲ヘッド部、
頭は駆動体、αＧは案内部材、（１５ａ　）は案内溝、
ＱＱは蓄熱体である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の同心状情報記憶トラックを有した磁気ディスク上
   の半径方向の中央部で、トラックのほぼ接線方向に軸線
   を有する磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを一端に装着し
   上記軸線延長線上で上記磁気ディスクの外側に位置する
   他端部にピボット軸を有し、これを支点として回動する
   支持アームと、この支持アームの他端部にその一端が固
   着され他端の上記ピボット軸を中心として上記軸線上よ
   り鋭角域に湾曲ヘッド部が形成された駆動アームと、こ
   の駆動アーム湾曲ヘッド部に回転部を押圧し回転力と連
   動させて上記湾曲ヘッド部をピボット軸を支点として回
   動させる駆動体と、上記ピボット軸が上記トラック接線
   延長線上とほぼ平行方向に移動可能な案内溝を有する案
   内部材と、上記案内溝に沿つて上記ピボット軸を上記磁
   気ディスク側に押圧する蓄勢体とを備えた揺動形磁気ヘ
   ッドの位置決め機構。