JPH01232258A - 周期疵検出装置 - Google Patents

周期疵検出装置

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JPH01232258A
JPH01232258A JP5767288A JP5767288A JPH01232258A JP H01232258 A JPH01232258 A JP H01232258A JP 5767288 A JP5767288 A JP 5767288A JP 5767288 A JP5767288 A JP 5767288A JP H01232258 A JPH01232258 A JP H01232258A
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JP
Japan
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surface flaw
strip
signal
periodic
flaw
Prior art date
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Application number
JP5767288A
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English (en)
Inventor
Seikichi Nishimura
誠吉 西邑
Yoshiki Fukutaka
善己 福高
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JFE Steel Corp
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Kawasaki Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、圧延ライン等において鋼板、アルミ板、銅板
等の帯状走行物に圧延ロールに存在するロール疵により
形成される周期的な表面疵を検出する周期疵検出装置に
関する。
(従来の技術) 圧延ラインにおいては、ロールに存在するロール疵によ
って帯状走行物として被′圧延材に周期的な表面疵が形
成されることがある。そして、径の異なる複数のロール
を使用する圧延ラインでは周期の異なる各表面疵が被圧
延材に形成される。
そこで、このような各表面疵を検出するもめとして例え
ば特願昭57−40506号に開示されている技術があ
る。この技術は表面疵データの自己相関関数を求めて各
周期の表面疵を検出するもので、ここでこの技術の原理
について焼切する。−第7図(a)に示すようにロール
1で圧延される帯状走行物(以下、ストリップと指称す
る)2は矢印の方向に走行し、その終端において巻取ら
れてコイル3となる。この過程においてロール1に疵が
存在する場合にはストリップ2の表面に表面疵が形成さ
れるが、その表面疵信号4 (同図(b))は周期性を
有するものとなる。この表面疵の発生状態は第8図に示
す如くであり同図中入はストリップ2の全幅に亙って形
成された表面疵信号を示し、Bは前記幅の例えば1/8
幅の表面疵信号を示している。又、「↓」は検出対象と
なる表面疵信号を示しており周期性を有していることが
分かる。他の線はランダム疵による信号を示している。
なお、各「↓」の相互間の間隔τはロール1の周長に等
しい。
このような表面疵信号の自己相関関数を求めた場合、第
9図に示すようにロール1の周長に対応する周期τで高
いピークが現われる。従って、このピークに着目するこ
とにより対象表面疵の周期性を正確に検出することがで
きる。
第10図は表面疵信号を時間Δtごとに求めてヒストグ
ラムで表わしたものである。ヒストグラムの包絡線を時
間tについての関数f (t)とした場合、自己相関関
数φ(τ)は、 ・・・(1) で表わされる。Tは自己関数を求める区間である。
具体的に自己関数を求める場合には次のような演算過程
をとる。
この第(2)式に基づいて各瞬間時Δtごとに順次演算
を繰返す。つまり、 一−げ(o)・f(o+N・Δt)         
−(4−0)+f’(Δt) −f(Δt+M −Δt
)      −<4−1>十rC2−Δt)−1’(
2−Δt+M −Δt)  ・(4−2)+f’(3−
Δt) −f(3−At+M −Δt)  −<4−3
)+r<N・Δt)・f(N・Δを十翼・Δt)・・・
(4−N)この第(4)式において(4−0)〜(4−
N)に示すようにストリップ2がΔを進行するごとにロ
ール1の周長M・Δを前の表面疵信号の積を求め、前の
回の演算値に加えていけば自己相関を求めることができ
る。そして、このようにして求められた自己相関値に対
して一定の設定値で比較して各周期の表面疵を検出しよ
うとするものである。これによって、全ての周期の表面
疵が同時に検出される。
ところが、圧延ラインにおいてはロールの粗度に違いが
あるためにストリップ2の幅方向に走査を行なう検出ヘ
ッドから出力される表面疵信号に時間的にレベルの変化
する背景ノイズが現われる。
従って、本来の表面疵信号が背景ノイズに重畳して大き
く変化してしまう。しかるに、表面疵信号を2値化して
画像メモリに記憶する場合、2値化レベルが変動するの
と等価となら、自己相関値が変動する。このため、自己
相関値をCRT表示装置で表示する場合、背景ノイズが
変動し、検出しようとする周期疵がノイズに埋もれたり
して全く検出できない画像となってしまう。
(発明が解決しようとする課題) 以上のように背景ノイズの影響により正確に自己相関値
が求められず、又表示画面が背景ノイズの影響を受けた
ものとなってしまう。
そこで本発明は、背景ノイズを均一化して周期底を精度
高く安定して検出できる周期底検出装置を提供すること
を目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、ロールが圧接された状態で走行する帯状走行
物の幅方向に走査する検出ヘッドからの表面疵信号を2
値化して表面疵データとし、この後この表面疵データの
自己相関値を求めて帯状走行物に形成される周期的な表
面疵を検出する周期底検出装置において、検出ヘッドか
らの表面疵信号を受けて帯状走行物に対する所定大きさ
のノイズ制御領域における平均ノイズレベルを逐次求め
る平均ノイズ算出手段と、この平均ノイズ算出手段で求
められた平均ノイズレベルと目標ノイズレベルとの偏差
に応じて表面疵信号を2値化する2値化設定レベルを可
変制御する2値化制御手段とを備えて上記目的を達成し
ようとする周期底検出装置である。
(作用) このような手段を備えたことにより、検出ヘッドから出
力される表面疵信号は平均ノイズ算出手段に送られ、こ
の平均ノイズ算出手段で帯状走行物に対する所定大きさ
のノイズ制御領域における平均ノイズレベルが求められ
る。そして、この平均ノイズレベルと目標ノイズレベル
との偏差に応じて2値化制御手段は表面疵信号に対する
2値化設定信号のレベルを可変制御する。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は周期底検出装置の構成図である。ストリップ1
0は矢印で示す方向に一定速度で移動しており、このス
トリップ10は径di、 d2とそれぞれ異なるロール
R1、R2で圧接されている。このストリップ10の上
方には光学的な検出へラド11が配置されている。この
検出へラド11はストリップ10の進行方向と直角の方
向すなわちストリップ10の幅方向に光学的に走査して
予め設定された単位長領域の表面疵信号gを出力するも
のとなっている。なお、単位長領域はストリップ10の
信号方向の単位長Δτとストリップ10の幅方向長さ(
ΔωXm)で定まる。ここで、Δτ×Δωで1つの画素
Sljが形成される。表面疵信号gは2値化回路12を
通してストアレジスタ13に送られている。又、ストリ
ップ10には同期信号発生器14が配置されており、こ
の同期信号発生器14からストリップ10の移動速度に
同期した同期信号ckが出力されるようになっている。
この2値化回路12は表面疵信号gに重畳される背景ノ
イズのレベルに応じて2値化設定レベルを可変制御する
機能を持ったものである。その構成は、検出へラド11
からの表面疵信号g及び2値化設定信号eが入力される
コンパレータ121が設けられ、このコンパレータ12
1の出力が平均ノイズレベル算出手段122に送られる
ようになっている。この平均ノイズレベル算出手段12
2は幅方向単位回路123及び走行方向同期化回路12
4から構成されるもので、具体的には第2図に示すよう
に幅方向単位化回路123はストリップ10の幅方向長
さ(ΔωXm)分の表面疵データをΔτ×Δωで1画素
として記憶するものである。又、走行方向同期化回路1
24は第3図に示すようにストリップ10に対するノイ
ズ制御領域Saに対応する記憶領域Wl−Wf’を有す
る画像メモリ125が備えられ、幅方向単位化回路12
3から並列出力される1列(ストリップ10の幅方向)
の表面疵データを受けて記憶し、かつ既に記憶されてい
る表面疵データを1列づつ並列にシフトしてストアレジ
スタ13へ送出するものとなっている。又、画像メーモ
リ125には平均化回路126が接続され、この平均化
回路126は同期信号発生器14からの同期信号ckを
受けてストリップ10がΔτ走行するごとに画像メモリ
125の全画素W1〜Wfの表面疵データを受け取り、
これら表面疵データを平滑して平均ノイズレベルを算出
する機能を持ったものである。
この平均ノイズレベルは次の2値化制御手段127に送
られるようになっており、この2値化制御手段127は
目標設定回路128からの目標ノイズレベルを受けて偏
差カウンタ129が平均ノイズレベルとの偏差を求め、
この偏差に応じたレベルの2値化設定信号を作成するも
のとなっている。この2値化設定信号はD/A変換器1
30でアナログ化され2値化設定信号eとしてコンパレ
ータ121に送られるようになっている。
ストアレジスタ13は表面疵信号を順次画素(Δτ×Δ
ω)ごとに同期信号発生器14からの同期信号ckに同
期して格納するもので、この格納される表面疵データは
ストリップ10の幅方向1列分のデータ(810〜S 
mO,すなわちΔω×m画素分画素−タ)である。この
1列分データは並列出力されて画像メモリ15に送られ
るようになっている。
この画像メモリ15はストリップ10が単位長Δτ進ご
とに1列分データを並列入力で記憶するとともに既に記
憶されている1列分データを順次シフトして出力するも
のとなっている。なお、記憶容量はmXn画素分必要で
あり、ここにm≧ストリップ10の幅/Δω n−最大ロール周長πd2/Δτ となっている。又、1列分のデータの記憶状態は、S 
lj4− S 、(j、) 但し、i=1〜m、j−1〜n で示され、Sijは1つの画素を表わす。なお、表面疵
データはストリップ10の走行方向っまりS 11. 
 S 12.  S 13−S Inを行方向とし、ス
トリップ10の幅方向つまりSll、  S21.  
S31・・・8口1を列方向とする。
従って、画像メモリ15には順次ストップ10の単位長
Δτごとの1列分データがロールの1周長分蓄積される
ことになる。
一方、ストアレジスタ13から出力される1列分データ
は自己相関演算手段16に入力されるようになっている
。この自己相関演算手段16は前記第(4)式の演算を
実行する機能を持ったもので、乗算器17.加算器18
.演算値レジスタ19により構成されている。乗算器1
7と加算器18とで第(5)式の演算を実行し、 C1j  4=  S iOx S ij+ Clj 
     ・・・(5)(i−1〜” +  J = 
1〜n)その演算結果C1jを演算値レジスタ19に蓄
積し、その結果、演算値レジスタ19には第(4)式の
右辺、の演算値が蓄積されるようになっている。なお、
データバス20は第(5)式のおける右辺のC1jを加
算するためにフィードバックするものである。そして、
このようにして求められた自己相関値データは次の比較
器21に送られるようになっている。
この比較器21は1行分の自己相関値データ。
例えばC1l、  C,+1〜C1nに対して予め定め
られた閾値を有する設定値りと順次比較し、1行分の自
己相関演算値データ中の最大値を出力する機能をもった
ものである。この比較演算は1行分の各自己相関値デー
タごとに行なわれる。なお、実際の圧延ラインにはロー
ルとストリップ10とのすべり等に起因する周期の変動
があるため、この変動分を補償するために補償回路22
が設けられている。この補償回路22は予め経験的に求
められた周期変動分±γ[ia+]に基づいて次の補償
演算を実行する。
s 1j−(Sl(j−p)・81(j−p+1)〜S
1j’ SI (j+1) 〜s1+p ’最大値) 
 −(6)但し、p−γ/Δτで与えるれる。
22はラッチ手段であって、このラッチ手段22は同期
信号発生器14からの同期信号ckを受けてストリップ
10がロールR2の周長πd2分進行したことを検出し
、この検出時に比較器21の比較結果出力をラッチして
保持する機能を有するもので、プリセットカウンタ23
及びCRTメモリ24から構成されている。プリセット
カウンタ23にはストリップ10がロール周長πd2分
進行したときの同期信号ckの設定カウント値nOがプ
リセットされ、同期信号ckのカウント値がこの設定カ
ウント値noに達したときにラッチ信号rをCRTメモ
リ24に送出するものとなっている。
CRTメモリ24はこのラッチ信号rを受けたときに比
較器21の比較結果をラッチして記憶保持するものであ
る。
このCRTメモリ24には各行ごとに接点25−1.2
5−2〜25−mを有するチャンネルセレクト25が接
続され、このチャンネルセレクト25にCRTインタフ
ェース26を介してCRT表示装置27が接続されてい
る。
次に上記の如く構成された装置の作用について説明する
。ストリップ10が矢印の方向に走行すると、検出へラ
ド11はストリップ10の幅方向に光学的に走査して表
面疵信号gとして出力する。
この表面疵信号gはコンパレータ121で2値化されて
幅方向単位化回路123に送られてΔτXΔωを1画素
としてストリップ100幅方向長さ分の表面疵データと
して記憶される。そして、ストリップ10がΔτ定走行
る毎に表面疵データが幅方向単位化回路123に記憶さ
れるとともに画像メモリ125に送られる。このように
してストリップ10がΔτ定走行るごとに平均化回路1
26は画像メモリ125に記憶されている表面疵データ
を受け、そのレベルを平滑してノイズ制御領域Saにお
ける平均ノイズレベルを算出する。
この平均ノイズレベルは偏差カウンタ129に送られ、
この偏差カウンタ129で目標に応じたレベルの2値化
設定信号が作成される。そうして、この2値化設定信号
がD/A変換器130でアナログ化されてコンパレータ
121に送られる。かくして、表面疵信号gは背景ノイ
ズのレベルに応じたレベルの2値化設定信号eで2値化
され、この2値化された表面疵データが画像メモリ12
5からストアレジスタ13に送出される。これにより、
表面疵データは同期信号ckに同期してストリップ10
の幅方向1列分SIO〜Sa+0つまり画素Δω×mの
表面疵データとしてストアレジスタ13に記憶される。
そして、ストリップ10が単位長Δτ走行するごとに同
期信号ckによって次のストリップ10の幅方向1列分
の表面疵データが順次ストアレジスタ13に記憶される
。このように幅方向1列分の表面疵データが順次ストア
レジスタ13に送られるごとにストアレジスタ13に記
憶されていた前回の表面疵データは順次画像メモリ15
に並列出力される。この画像メモリ15では1列分の表
面疵データを受けるたびに既に記憶されている各1列分
の表面疵データを並列にシフトする。そこで、画像メモ
リ15は行方向の記憶容量がロール周長πd2に相当し
ているので、ストリップ10がロール周長πd2だけ走
行する、つまり最大ロール周長πd2/Δτ回だけシフ
トすると、各1列分の表面疵データ番゛よ補償回路22
を通して自己相関演算手段16へ出力される。
この自己相関演算手段16における乗算器17は画像メ
モリ15からの1列分の表面疵データ例えば5lrl、
S2n・・・Smnとストアレジスタ13からの1列分
の表面疵データSIO,S20・・・SmOとをそれぞ
れ各画素ごとに乗算して次の加算器18に送出する。こ
の加算器18は演算値レジスタ19からの演算結果例え
ばC1n、C2n・・・Cl1Inと乗算器17からの
乗算結果とをそれぞれ各画素ごとに加算して演算値レジ
スタ19に送る。かくして、この演算値レジスタ19に
は前記第(4)式の右辺の演算値が蓄積される。ところ
で、この演算値は第4図に示す如くの値となっている。
例えば、演算値C1,ff’  C11!+1”l、f
’+2’ ”・C1nによりストリップ10の走行方向
の自己相関値φatとなり、演算値C2,II”  C
1+L、C2,l?+2.’・・C2nにより同走行方
向の自己相関値φbl (不図示)となる。ここで、Z
lはロール径diのロールR1による表面疵を示し、Z
2はロール径d2のロールR2による表面疵を示してい
る。
そして、これら自己相関値φat、  φb1・・・は
それぞれ比較器21に一括して移されて設定値りと比較
される。
ところで、同期信号発生器14から出力される同期信号
ckはプリセットカウンタ23に入力され、このプリセ
ットカウンタ23は同期信号ckをカウントしている。
そして、ストリップ10がロールR2の周長πd2分走
行するとプリセットカウンタ23のカウント値はプリセ
ットされた設定カウント値nに到達し、このときプリセ
ットカウンタ23はラッチ信号rをCRTメモリ24に
送出する。このラッチ信号rを受けたCRTメモリ24
は比較器21の比較結果をラッチして記憶保持する。従
って、CRTメモリ24には各行ごとの自己相関演算値
φa1と設定値りとの比較結果、自己相関演算値φbl
と設定値りとの比較結果・・・が記憶保持される。ここ
で、チャンネルセレクト25が25−1に接続されてい
れば、自己相関値φalと設定値りとの比較結果がCR
Tインタフェース26に送られ、このインタフェース2
6で1ラスタQ1の画像信号に変換されて第5図に示す
ようにCR7表示装置27に送られて表示される。そう
して、次のラッチ信号rがCRTメモリ24に入力する
と、このときの自己相関値φa2と設定値りとの比較結
果がCRTインタフェース26に送られ、このインタフ
ェース26で1ラスタQ2の画像信号に変換されて第5
図に示すようにCR7表示装置27に送られる。この結
果、ロール周長πd2に相当する検出領域つまり画素S
Ll〜Sinの1行分の表面疵データの自己相関値φa
1.  φa2・・・がストリップ10がロール周長π
d2走行するだびに1ラスタQ1、Q2・・・で表示さ
れる。ここで、この表示画面には背景ノイズが重畳され
ておらず表面疵Zl、Z2が明瞭に映し出される。なお
、CRTインタフェース26では各自己相関演算値φa
1、φa2・・・φakのヒストグラムΣφakを求め
ており、表示の切換よってこのヒストグラムを表示する
ようになっている。
このように上記一実施例においては、検出ヘッド11か
ら出力される表面疵信号gのストリップ10に対する所
定大きさのノイズ制御領域Saにおける平均ノイズレベ
ルを求め、この平均ノイズレベルと目標ノイズレベルと
の偏差に応じて表面疵信号gに対する2値化設定信号e
のレベルを可変制御する構成としたので、背景ノイズを
目標ノイズレベルに従って均一に押えることができ安定
して表面疵信号gを2値化することができる。なお、第
6図は背景ノイズを一定に押える手段を備えなかった場
合のCRT表示画面であって、表面疵Z1.Z2のが連
続的に現われていることが不明瞭となっている。そして
、背景ノイズのレベルが低周波数で変動しても、この変
動を一定に押えることができてCR7表示装置27の表
示画面は一定のS/N比の画像とすることができる。従
って、画質の向上したCRT表示画面で表面疵を検出で
きて表面疵の検出能力を十分発揮させることができる。
なお、本発明は上記一実施例に限定されるものでなくそ
の主旨を逸脱しない範囲で変形してもよい。例えば、比
較器において設定値りで2値化したが、この設定値を複
数段階設定して多値化する構成としてもよい。
[発明の効果コ 以上詳記したように本発明によれば、背景ノイズの影響
を無くした高精度の周期疵検出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる周期疵検出装置の一実施例を示
す構成図、第2図は同装置における走行方向同期化回路
の構成図、第3図は同回路の作用を説明するための図、
第4図は同装置で求められる自己相関値を示す模式図、
第5図及び第6図は同装置での表示作用を説明するため
の図、第7図乃至第10図は従来装置を説明するための
図である。 10・・・ストリップ、11・・・検出ヘッド、12・
・・2値化回路、121・・・コンパレータ、122・
・・平均ノイズレベル算出手段、123・・・幅方向単
位化回路、124・・・走行方向同期化回路、127・
・・2値化制御手段、128・・・目標設定回路、12
9・・・偏差カウンタ、130・・・D/A変換器、1
3・・・ストアレジスタ、14・・・同期信号発生器、
15・・・画像メモリ、16・・・自己相関演算手段、
17・・・乗算器、18・・・加算器、19・・・演算
値レジスタ、21・・・比較器、22・・・ラッチ手段
、23・・・プリセットカウンタ、24・・・CRTメ
モリ、26・・・CRTインタフェース、27・・・C
RT表示装置。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 5a 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ロールに圧接された状態で走行する帯状走行物の幅方向
    に走査する検出ヘッドからの表面疵信号を2値化して表
    面疵データとし、この後この表面疵データの自己相関値
    を求めて前記帯状走行物に形成される周期的な表面疵を
    検出する周期疵検出装置において、前記検出ヘッドから
    の表面疵信号を受けて前記帯状走行物に対する所定大き
    さのノイズ制御領域における平均ノイズレベルを逐次求
    める平均ノイズ算出手段と、この平均ノイズ算出手段で
    求められた平均ノイズレベルと目標ノイズレベルとの偏
    差に応じて前記表面疵信号を2値化する2値化設定レベ
    ルを可変制御する2値化制御手段とを具備したことを特
    徴とする周期疵検出装置。
JP5767288A 1988-03-11 1988-03-11 周期疵検出装置 Pending JPH01232258A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241356A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Jfe Steel Kk 周期性疵検出方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005241356A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Jfe Steel Kk 周期性疵検出方法および装置

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