JPH01231986A - 超音波を用いた浄水方法及び超音波浄水器 - Google Patents

超音波を用いた浄水方法及び超音波浄水器

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JPH01231986A
JPH01231986A JP5721988A JP5721988A JPH01231986A JP H01231986 A JPH01231986 A JP H01231986A JP 5721988 A JP5721988 A JP 5721988A JP 5721988 A JP5721988 A JP 5721988A JP H01231986 A JPH01231986 A JP H01231986A
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JP
Japan
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water
circuit
ultrasonic
vibration
residual chlorine
Prior art date
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Application number
JP5721988A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Noguchi
野口 義晴
Terumasa Nakajima
照正 中島
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M K DENSHI KK
Original Assignee
M K DENSHI KK
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Publication date
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Publication of JPH01231986A publication Critical patent/JPH01231986A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超音波を用いた浄水方法と超音波浄水器に関す
る。
(従来の技術) 水道水は一般に塩素消毒を行っている。そのため水道水
にはC1y、HOC1等の遊離残留塩素及びNH2Cl
 、  NHCl2等の結合残留塩素の状態で残留して
いる。これら残留塩素は水中において殺菌効果を有する
ものの、強い臭気や不快な味がするという問題があるば
かりでなく、水槽で飼育する魚が弱ったり死んでしまう
等の生理的な面における弊害も知られている。
そのため、従来から水道水の残留塩素を除去するため活
性炭を用いた浄水器が知られている。この装置は水道の
給水栓付近に取り付けられ、水道管内を流れて来た水を
活性炭の層の中を通過させ、活性炭に残留塩素を吸着さ
せて除去する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の従来の浄水器には次のような課題
がある。
活性炭は残留塩素の吸着に限度があり、交換する必要が
あり交換時期を気にしていなければならず面倒である。
ところが活性炭の交換時期は一般の者には判りづらく、
効果の無くなった活性炭を使い続けてしまうことがある
。また、古くなった活性炭が割れたりして粉となって水
道水に混在して給水されることがあり、残留塩素を吸着
した活性炭が体内に入ってしまうこともある。
従って、本発明は残留塩素除去手段の交換が不要であり
、富に一定の浄水効果を有する浄水方法と浄水器を提供
することを目的とする。
(課題を解決するだめの手段) 上記課題を解決するため、本発明は次の手順を有する。
すなわち、塩素消毒された水に超音波を当て、該水を超
音波振動させて塩素を含む気泡を発生させて残留塩素を
除去することを特徴とし、そのための浄水器としては、
水槽と、該水槽内の水に超音波を当てて該水を超音波振
動させるための超音波発生手段とを具備することを特徴
とする。
(作用) 水槽内の水に超音波発生手段により発生した超音波を当
て、その水を超音波振動させる。
すると水中の残留塩素を含んだ気泡が発生し除去するこ
とが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の好適な実施例について添付図面と共に詳
述する。
本発明の浄水方法に好適な超音波浄水器を挙げて説明す
る。
第1図において、12は水槽であり、浄水器10の本体
の上部に略筒状に形成されている。水槽12の上部は開
口されており、蓋14が嵌合されて水槽12内へゴミ等
の異物の混入を防止している。
水槽12の上部口縁には注口16が設けられており、水
槽10内の水18を注ぐ際に水18を導く口である。水
槽12の内壁面には水量を示す目盛20が刻設されてい
る。本実施例の場合、水槽12の容量は21となってい
る。
22は振動板であり、ステンレス板が用いられている。
振動板22はボルト24・・・を介して浄水器lO本体
内に固定されると共に、水槽12の底部を閉塞している
。振動板22と水槽12の下端部の間にはゴム製のパツ
キン26を介挿して水密性を保っている。
28は超音波発生手段たる振動子であり、振動板22の
底面に固定されている。この振動子28はランジュバン
型振動子であり、100KHzの周波数で振動するよう
になっている。
30は電気回路部であり、電源、タイマ、発振及び出力
の各回路が構成されている。その電気回路部30を含む
電気系統のブロックダイヤグラムを第2図に示す。
電源回路32は商用100■を適宜な電圧に変圧する回
路である。タイマ回路34は次段の発振回路36への電
力供給時間を設定する回路であり、振動子28の振動時
間を決める。発振回路36は振動子28へ所定の周波数
を入力させるための回路であり100KIIzの周波数
信号を発振するようになっている。出力回路38は発振
回路36で発振された信号を増幅する回路であり、換言
すると発振回路36と出力回路38とで1辰勤子28へ
印加する交流電源を構成する。
なお、第1図において、40は電源スィッチであり、商
用電源の接/断を行う。42はタイマスイッチであり、
タイマ回路34の時間を調整する。
44はプラグであり商用電源へ接続する。46は底板で
あり浄水器IO本体の底面を閉塞している。
次に上述のように構成された超音波浄水器lOの使用方
法及び動作について説明する。
まず水槽12内へ目盛20を参考にしながら水18を適
宜な量大れる。プラグ44を商用電源へ接続し、電源ス
ィッチ40をONにする。また、タイマスイッチ42を
水18の量に応じて適宜な時間にセットする。タイマ回
路34がセットされると電源回路32から発振回路36
へ電力が供給され発振を開始する。その発振回路36の
発振信号は出力回路38で所定の振幅に増幅され、振動
子28を100KHzの超音波周波数帯域で増幅された
振幅で振動させる。振動子28の振動は振動板22に伝
えられ、さらに水18中へ振動板22から100K l
lzの振動が伝えられる。振動はタイマ回路34で設定
された時間連続して行われ、設定された時間が経過する
と発振回路36への電力の供給が停止され、振動子28
の振動は停止する。その際、不図示のアラームが鳴動し
て使用者は浄水が完了したことを知ることができる。浄
水された水18は注口16からコツプ等−・注げばよい
次に、超音波振動による残留塩素除去の実験結果を示す
この実験は、上記の超音波浄水器10を用いて行われ水
I8の量は2j2.振動子28の振動周波数100KH
z、出力300Wの条件で行われ、振動時間を1分間、
2分間及び3分間の3段階に分けて行った。
浄水前の水18中の残留塩素濃度を測定したところ11
)、+1.m  (1mg/ (1)であったが、振動
を1分間行ったところ残留塩素濃度は0.2 p、p、
mに減少した。
さらに、もう1分間(2分間)振動を行うと残留塩素濃
度は0.1p、p、mに減少した。
3分間の振動では残留塩素濃度が0.1 p、P、m未
満となり測定できなくなり、かなりの残留塩素除去効果
が認められた。
本発明に係る浄化方法及び浄化装置は水中の残留塩素を
除去するのを主目的としているが、超音波振動による機
械的振動(機械的破壊)により、水中の細菌を殺すこと
ができるので殺菌作用も併せもつものである。但し、殺
菌作用のみを目的とする場合、振動を発生させる振動子
の周波数は超音波周波数の範囲外でもよい。
以上、本発明の好適な実施例について種々述べて来たが
、本発明は上述の実施例に限定されるのではなく、例え
ば水中への超音波の放射は振動板を介す必要はなく、超
音波振動を起こせばよいので直接振動子で水を振動させ
てもよいし、また水にキャビテーシヨンを発生させても
よい。さらに、水道水のみでなく塩素で消毒された井戸
水等に用いてもよい等、発明の精神を逸脱しない範囲で
さらに多くの改変を施し得るのはもちろんである。
(発明の効果) 本発明に係る浄水方法及び浄水器を用いると、塩素消毒
された水中の残留塩素を効果的に除去できる。また、浄
水器には交換部品も無いのでその交換時期を気にしたり
、浄水能力の低下の心配もない。従って、常に一定の浄
水能力を保持することができる。さらには、残留塩素除
去の他、水中の細菌を殺す殺菌作用も併せ持つ等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の浄水器に係る実施例の断面図、第2図
はその電気系統を示したブロックダイヤグラムである。 10・・・超音波浄水器、 12・・・水槽、18・・
・水、 22・・・振動板、 28・・・振動子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩素消毒された水に超音波を当て、 該水を超音波振動させて塩素を含む気泡を発生させて残
    留塩素を除去することを特徴とする浄水方法。 2、水槽と、 該水槽内の水に超音波を当てて該水を超音波振動させる
    ための超音波発生手段とを具備することを特徴とする超
    音波浄水器。
JP5721988A 1988-03-10 1988-03-10 超音波を用いた浄水方法及び超音波浄水器 Pending JPH01231986A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03221189A (ja) * 1989-11-22 1991-09-30 Toshiba Corp 水道水処理装置
JPH0488977A (ja) * 1990-07-31 1992-03-23 Bodeisonitsuku Kk 液体食品の品質向上方法
CN106477667A (zh) * 2016-12-07 2017-03-08 南京航空航天大学 一种基于超声去除水中余氯的方法及装置

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