JPH01231707A - 洗浄装置を備えた移送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、例えば土が混入している砂利とか、塩分が付
着している砂などのように、不純物の洗い落しが必要な
物質を移送の途中で洗浄処理して連続的に移送すること
のできる洗浄装置を備えた移送装置に関するものである
。

［従来の技術１ 従来、洗浄が必要な物質を移送する場合には、移送装置
から一旦洗浄槽等に入れて洗浄処理し、再び該洗浄槽が
ら回収して別の移送装置により別の場所に運搬していた
。

［発明が解決しようとする課題１ しかしながら、上記従来の装置は複雑で大型になるばか
りでなく、処理が間欠的となって、移送中は洗浄装置を
休止させ、洗浄中は移送装置を休止させていたため、処
理に［Ｌ！開がががｒ）能率が悪い等の問題点があった
。

本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされた
もので、その目的とするところは、移送と洗浄が連続的
に処理することができ、装置が簡単で小型となる洗浄装
置を備えた移送装置を提供することにある。

［課題を解決するためのＴ−段］ 本発明の洗浄装置を備えた移送装置は、長尺状の筒体と
、該筒体内に貫挿せしめた索体と、該索体に適宜間隔を
保って配置した移送体と、上記索体を筒体の長手方向に
牽引する牽引手段と、牽引方向に対して筒体の上流部に
設けた被移送物質の供給手段と、牽引方向に対して筒体
の下流部に開設した排出口から成る移送装置に於いて、
上記筒体を往路および復路に各々配置し、往路側の筒体
の排出口と復路側の筒体の供給手段との間に洗浄装置を
配設したことを特徴とするものである。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。

Ｐｔ５１図において、１は往路用筒体であって、例えば
、一定長さの構造用鋼管を継ぎ足して所定長さに構成し
ている。該往路用筒体１は略垂直方向に立設されていて
、その上方部は略水平方向に屈曲し、その端部には排出
口１ａが開口している。

該往路用筒体１の下方部も略水平方向に屈曲した下方水
平部１ｂとなっていて、該下方水平部１ｂには投入用ホ
ッパー２が設けられている。

３は復路用筒体であって、上記往路用筒体１と同様に略
垂直方向に立設されており、その上方部には投入用ホッ
パー４が取付けられている。該復路用筒体３の下刃部も
略水平方向に屈曲していて、その端部には排出口３ａが
開口している。該排出口３ａの下方には排出用ホッパー
５が配置されている。

上記往路用筒体１および復路用筒体３内にはエンドレス
の索体６が貫挿されていて、多数の移送体７が相互に適
宜間隔を保って取付けられている。

８は駆動輪であって、これに巻掛けた索体６を矢印方向
に牽引駆動するようになっている。尚、上記駆動輪８の
外周部には上記移送体７のピッチに合わせて切欠部８ａ
を凹設し、これに上記移送体７を係止せしめると、確実
かつ強力な牽引駆動を行うことができる。

上記往路用筒体１の排出口１ａの下方には排出用ホッパ
ー９が配設されていて、その下側にはベルトコンベヤ１
０が配設されている。該ベルトコンベヤ１０の排出端側
は、上記復路用筒体３の投入用ホッパー４の上方に臨ん
でいる。

上記ベルトコンベヤ１０の上方には、洗浄水噴射管１１
が配置されていて、ベルトコンベヤ１０上に洗浄水を噴
射するようになっている。

本実施例の洗浄装置付き移送装置は、以上のように構成
されているので、まず、河川等から採取した砂利を投入
用ホッパー２内に投入すると、該砂利は移送体７により
往路用筒体１内を上昇し、その上端排出口１ａから排出
用ホッパー９内に排出される。

排出用ホッパー９に排出された砂利はベルトコンベヤ１
０上に投下され、その移動中に洗浄水噴射管１１から噴
射された洗浄水により洗浄され、砂利中に混入した土や
砂等が洗い落される。

洗浄処理を受けた砂利はベルトコンベヤ１０の排出端部
から復路用筒体３の投入用ホッパー４に投下され、再び
移送体７により復路用筒体３内を降下し、下端排出口３
ａから排出用ホッパー５に排出される。

本実施例では各筒体１または３を垂直に立設しているが
、水平または傾斜させて配置することが８米るばかりで
なく、筒体１，３を適宜曲設することにより、途中の障
害物を避けたり、投入用ホッパー２および排出用ホッパ
ー５の位置を任意の位置に配置でさ、また、ベルトコン
ベヤ１０や洗浄水噴射管１１等の洗浄装置も自由な場所
に設置することが可能である。

また、駆動輪８の設置位置や設置数等も索体６が筒体１
，３から露出している箇所であって、排出口１ａ、３ａ
の延長線上であれば、自由に設置可能である。

上記実施例では、ベルトコンベヤ１０上に移された砂利
を洗浄するようになっているが、ｆｊｆＪ２図に示すよ
うに、往路用筒体１の上端排出口１ａに厄状筒体１２を
延設し、これに洗浄水噴射管１１から洗浄水を噴射させ
てもよく、また第３図に示すように沌状筒体１２を曲設
して、洗浄槽１３内を通過させるようにしてもよい。

尚、砂等の細かい粒子を洗浄する場合には、上記籠状筒
体１２に代元て、粒子の直径以下の小さな穴を無数にあ
けた筒体を使用すると良い。

［発明の効果１ 本発明は、上述のとおり構成されているので、移送およ
び洗浄を連続的に行なって能率を向上せしめることがで
きるだけでなく、投入用ホッパー、排出用ホッパーおよ
び洗浄装置を各々任意の場所に設置することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す説明図、第２図および
第３図は各々別の実施例の説明図である。 １・・・往路用、１ａ・・・排出口、１１〕・・・下方
水平部、２・・・投入用ホッパー、３・・・復路用筒体
、３ａ・・・排出口、４・・・投入用ホッパー、５・・
・排出用ホッパー、６・・・索体、７・・・移送体、８
・・・駆動輪、８ａ・・・切欠部、９・・・ｌ用ホッパ
ー、１０・・・ベルトコンベヤ、１１・・・洗浄水噴射
管、】２・・・籠状筒体、１３・・・洗浄槽。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、長尺状の筒体と、該筒体内に貫挿せしめた索体と、
   該索体に適宜間隔を保って配置した移送体と、上記索体
   を筒体の長手方向に牽引する牽引手段と、牽引方向に対
   して筒体の上流部に設けた被移送物質の供給手段と、牽
   引方向に対して筒体の下流部に開設した排出口から成る
   移送装置に於いて、上記筒体を往路および復路に各々配
   置し、往路側の筒体の排出口と復路側の筒体の供給手段
   との間に洗浄装置を配設したことを特徴とする洗浄装置
   を備えた移送装置。