JPH01231606A - 移動体用電力供給装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は平面自動倉庫等において複雑な動きをするパレ
ット等の移動体に電力を供給する移動体用電力供給装置
に関する。

［従来の技術］ 一般に、平面自動倉庫では、その地上面である固定面上
を、商品を搭載したパレツ１〜は自由に移。

動し、また、固定面上の所定のアドレス位置で待機して
いる。このとき、パレットは、待機しているアドレス位
置等を示す番号情報等を自動倉庫の指令塔へ無線送信を
しなければならないため、電力を必要としている。この
ため、従来は係るパレットに電力を供給する場合は、バ
ッテリ等をパレット自体に搭載して、その電源としてい
る。

［発明が解決しようとする課題］　・ しかしながら、従来のバッテリ等を搭載する方式におい
ても、バッテリの充電作業が必要となり、その作業が煩
わしいばかりでなく、パレット自体の作業をも停止させ
なければならないという問題があった。

そこで、本発明の技術的課題は、上記欠点に鑑み、バッ
テリへの充電作業を自動的に行い、或は、電力消費負荷
へ直接電力を供給する迅速で簡単な移動体用電力供給装
置を提供することである。

Ｕ課題を解決するための手段］ 本発明によれば、固定部上を移動する移動体に所定の電
力を供給するための移動用電力供給装置において、時間
的に変化する磁界を発生させる磁界発生手段を当該固定
部の所定のアドレス位置に配置し、該所定のアドレス位
置で前記磁界を受け、誘導起電力を発生させる電力発生
手段を前記移動体に設けたことを特徴とする移動体用電
力供給装置が得られる。

また、本発明によれは、前記磁界発生手段は、時間的に
変化する電力か供給される巻装された１次コイル部材を
有し、前記電力発生手段は、巻装さ五た２次コイル部材
を有することを特徴とする移動体用電力供給装置か得ら
れる。

さらに、本発明によれは、前記１次及び２次コイル部材
は、第１及び第２の鉄芯部材に各々巻装され、該第１及
び第２の鉄芯部材は前記固定面を介して互いに対向する
端面部を各々有していることを特徴とする移動用電力供
給装置か得られる。

［作用］ 固定部上の所定のアドレス位置に、移動体が到着すると
、その所定のアドレス位置に設けられた磁界発生手段に
より発生した磁界を、移動体に設けられた電力発生手段
が受け、誘導起電力を発生させる。

具体的には、固定面側の磁界発生手段には、交流電源等
に接続された１次コイル部材か使用され、移動体側の電
力発生手段には、１次コイル部材からの電磁誘導を受け
る２次コイル部材が使用されている。従って、バッテリ
への充電作業を自動的−３〜 に行い、或は、電力消費負荷へ直接電力を供給すること
ができる。また、移動体は係る電磁誘導を受ける距離に
位置すればよく、固定部上の所定のアドレス位置への正
確な位置合せ等の煩わしさを回避できる。

なお、１次及び２次コイル部材を第１及び第２の鉄芯部
材に巻装し、かつ、第１及び第２の鉄芯部材に、固定面
を介して互いに対向する端面部を各々設けることにより
磁束密度を高めることができるから、さらに効率の良い
電磁誘導を生じさせることになる。

［実施例］ 次に、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図に示すように、１は平面自動倉庫の地面に相当す
る固定部であり、固定部１の上面に、移動体であるパレ
ット２が水平移動自在に配置されている（パレットの移
動のための車輪及びその駆動装置は図示せず）。固定部
１の上部には、複数のアドレス位置に、１次コイル３と
、１次コイル−弓　　　− ３に巻装される断面コの字状の第１の鉄心４と、１次コ
イル３に交流電流を与える交流電源５とからなる磁界発
生装置か形成されている。これにより、時間的に変化す
る磁界が夫々のアドレス位置で発生する。

一方、パレット２の下部には、２次コイル６と、２次コ
イル６に巻装される断面コの字状の第２の鉄芯７とが備
えられ、固定部１から発生した磁界を受けて誘導起電力
を発生する電力発生機構を構成している。

なお、磁束密度を高めるために、第１及び第２の鉄芯４
，７は、その端面４−１７−か固定部１の上面を、介し
て互いに対向するように、一対に配置されており、端面
４−１７−には、パレット２の自由な水平移動を確保す
るために、僅かなギャップｔをもって対向させている。

即ち、−柿の分離された鉄芯を備えた変圧器を構成する
ものである。

いま、パレット２が固定部１の上面のアドレス位置に到
達し、停止して待機する。そのアドレス位置に備えられ
た磁界発生装置が始動する。まず、交流電源５から１次
コイル３に交流電流が通電され磁力線か発生ずる。発生
した磁力線は、第１の鉄芯４により高密度の磁束に収束
され、第１及び第２の鉄芯４，７の端面４−１７−間を
、ギャップｔを介して、通過する。このときの磁界の変
化により、２次コイル６に誘導起電力か発生し、バッテ
リまたは通信機器等への電力として供給される。

［発明の効果］ 以上の説明のとおり、本発明によれば、電磁誘導を用い
ることにより、固定側から移動体側に、電力を供給する
ことができるから、バッテリへの充電作業を自動的に行
い、或は、電力消費負荷へ直接電力を供給する迅速で簡
単な移動体用電力供給装置を提供することができる。ま
た、移動体は係る電磁誘導を受ける距離に位置すればよ
く、固定部上の所定のアドレス位置への正確な位置合せ
第１図は本発明の一実施例に係わる移動体様電力供給装
置の断面図である。

１・・・固定部、２・・・パレット、３，６・・・１次
及び２次コイル、４．７・・・第１及び第２の鉄芯、５
・・・交流電源。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、固定部上を移動する移動体に所定の電力を供給する
   ための移動用電力供給装置において、時間的に変化する
   磁界を発生させる磁界発生手段を、当該固定部の所定の
   アドレス位置に配置し、該所定のアドレス位置で前記磁
   界を受け、誘導起電力を発生させる電力発生手段を、前
   記移動体に設けたことを特徴とする移動体用電力供給装
   置。 ２、第１請求項記載の移動体用電力供給装置において、
   前記磁界発生手段は、時間的に変化する電力が供給され
   る巻装された１次コイル部材を有し、前記電力発生手段
   は、巻装された２次コイル部材を有することを特徴とす
   る移動体用電力供給装置。 ３、第２請求項記載の移動体用電力供給装置において、
   前記１次及び２次コイル部材は、第１及び第２の鉄芯部
   材に各々巻装され、該第１及び第２の鉄芯部材は前記固
   定面を介して互いに対向する端面部を各々有しているこ
   とを特徴とする移動用電力供給装置。