JPH01231256A - 蛍光ランプ - Google Patents
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- JPH01231256A JPH01231256A JP5685288A JP5685288A JPH01231256A JP H01231256 A JPH01231256 A JP H01231256A JP 5685288 A JP5685288 A JP 5685288A JP 5685288 A JP5685288 A JP 5685288A JP H01231256 A JPH01231256 A JP H01231256A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は蛍光ランプの改良に関し、特に 410nm以
下の発光エネルギーを遮断した写真製版明室作業用蛍光
ランプに係る。
下の発光エネルギーを遮断した写真製版明室作業用蛍光
ランプに係る。
(従来の技術)
写真製版用の明室感材を取扱う部屋の照明光源は、40
5nm以下の発光エネルギーを遮断する必要がある。従
来、この用途の光源には、第6[Δに示すような蛍光ラ
ンプが用いられている。なお、第6図は従来の蛍光ラン
プを長手方向に直交する方向に切断した断面図である。
5nm以下の発光エネルギーを遮断する必要がある。従
来、この用途の光源には、第6[Δに示すような蛍光ラ
ンプが用いられている。なお、第6図は従来の蛍光ラン
プを長手方向に直交する方向に切断した断面図である。
第6図において、ガラス管lの内面には退色防1F層2
が被着され、その上に蛍光体層3が塗布被着されて退色
防止形の白色蛍光ランプが構成され、更にその外周にビ
ニルチューブ4が被覆されている。
が被着され、その上に蛍光体層3が塗布被着されて退色
防止形の白色蛍光ランプが構成され、更にその外周にビ
ニルチューブ4が被覆されている。
なお、1−記退色防止層2としては、TiO2などの白
色顔料が用いられている(例えば特開昭54−1020
71V+ )−このTiO2は395nm以下の発光を
吸収する。また、蛍光体層3には、例えばアンチモン及
びマンガン付活ハロリン酸カルシウム蛍光体が用いられ
ている。そして、ビニルチューブ4は蛍光ランプから放
射される405r++s以下の発光を遮断するために設
けられている。すなわち、このビニルチューブ4は第7
図に示す透過特性を有し、淡い黄色を呈している。
色顔料が用いられている(例えば特開昭54−1020
71V+ )−このTiO2は395nm以下の発光を
吸収する。また、蛍光体層3には、例えばアンチモン及
びマンガン付活ハロリン酸カルシウム蛍光体が用いられ
ている。そして、ビニルチューブ4は蛍光ランプから放
射される405r++s以下の発光を遮断するために設
けられている。すなわち、このビニルチューブ4は第7
図に示す透過特性を有し、淡い黄色を呈している。
しかし、」二足ビニルチューブ4は耐熱性が弱いため使
用中に透明性が悪くなり、全光束の大幅な低下を招く。
用中に透明性が悪くなり、全光束の大幅な低下を招く。
また、ビニルチューブ4は淡い黄色を呈していることか
ら、ランプの発光色も淡い黄色になり、 JIS Z
9112の光源色区分の白色の範囲から大きくはずれる
。このため、全ての照射物体力<7炎い黄色味を帯び、
他の部屋との異和感が強く感じられ、作業名が目の疲れ
や肉体的な疲労を訴えるなどの問題があった。
ら、ランプの発光色も淡い黄色になり、 JIS Z
9112の光源色区分の白色の範囲から大きくはずれる
。このため、全ての照射物体力<7炎い黄色味を帯び、
他の部屋との異和感が強く感じられ、作業名が目の疲れ
や肉体的な疲労を訴えるなどの問題があった。
また、近年の明室感材の高感度化に伴い、照射光源の短
波長域の遮断波長も405nmから410mmへと長波
長化する傾向にある。しかし、従来は発光色が白色の蛍
光ランプ自体でこの目的に適合するものがなく、また外
周にチューブを被覆した蛍光ランプでは更に黄色味が増
して使用できないなどの問題があった。
波長域の遮断波長も405nmから410mmへと長波
長化する傾向にある。しかし、従来は発光色が白色の蛍
光ランプ自体でこの目的に適合するものがなく、また外
周にチューブを被覆した蛍光ランプでは更に黄色味が増
して使用できないなどの問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
以上のように、従来の写真製版明室作業用の蛍光ランプ
は短波長域遮断用チューブの耐熱性が弱いため全光束の
低下が大きく、また発光色が黄色になるという問題があ
り、しかも近年の遮断波長の長波長化番こも対応できな
い。
は短波長域遮断用チューブの耐熱性が弱いため全光束の
低下が大きく、また発光色が黄色になるという問題があ
り、しかも近年の遮断波長の長波長化番こも対応できな
い。
本発明は」−記課題を解決するためになされたものであ
り、チューブを使用しなくとも410nm以下の発光エ
ネルギーを遮断して高感度の感材にも使用でき1発光色
も異和感のない白色系のイケ光ランプを提供することを
目的とする。
り、チューブを使用しなくとも410nm以下の発光エ
ネルギーを遮断して高感度の感材にも使用でき1発光色
も異和感のない白色系のイケ光ランプを提供することを
目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段と作用)
本発明の蛍光ランプは1ガラス管と、該ガラス管内面に
被着され、可視光線を透過又は反射し、紫外線を含む可
視部短波長域を吸収する退色防11−層と、該退色防+
L層七に被着され、可視域で発光する蛍光体層とを有す
る蛍光ランプにおいて、l二記退色防止層が410nm
以下の短波長域を吸収する顔料からなり、上記蛍光体層
が470〜495nmの波長範囲に発光ピークを有し、
半イ+fj幅が60〜1100nで、かつ波長410n
mの発光が上記発光ピーク値の10%以下である第1の
蛍光体と、610〜B30nmの波長範囲に発光ピーク
を有し、半値幅が50nm以下である第2の蛍光体との
混合蛍光体からなることを特徴とするものである。
被着され、可視光線を透過又は反射し、紫外線を含む可
視部短波長域を吸収する退色防11−層と、該退色防+
L層七に被着され、可視域で発光する蛍光体層とを有す
る蛍光ランプにおいて、l二記退色防止層が410nm
以下の短波長域を吸収する顔料からなり、上記蛍光体層
が470〜495nmの波長範囲に発光ピークを有し、
半イ+fj幅が60〜1100nで、かつ波長410n
mの発光が上記発光ピーク値の10%以下である第1の
蛍光体と、610〜B30nmの波長範囲に発光ピーク
を有し、半値幅が50nm以下である第2の蛍光体との
混合蛍光体からなることを特徴とするものである。
本発明に係る蛍光ランプの基本的な技術的思想は、25
3.7niの紫外線で励起された蛍光体層の発光のうち
410n+w以下の短波長域を、退色防止層で遮断する
というものである。この場合、退色防止層は405〜4
50n11の発光もわずかに吸収するため、蛍光ランプ
からの発光は、蛍光体層自体からの発光と異なり、短波
長域が吸収されることによるわずかな色度変化が生じ、
発光色も淡い黄色を呈する。このため、この吸収による
変化も考慮に入れて、蛍光体層を構成する第1の蛍光体
は短波長域の発光が少ない、つまり吸収が大きい材料が
最適である。また、第1の蛍光体と第2の蛍光体との混
合蛍光体からなる蛍光体層の発光色も上述した色度変化
を考慮した色度値に設定することが望ましい。
3.7niの紫外線で励起された蛍光体層の発光のうち
410n+w以下の短波長域を、退色防止層で遮断する
というものである。この場合、退色防止層は405〜4
50n11の発光もわずかに吸収するため、蛍光ランプ
からの発光は、蛍光体層自体からの発光と異なり、短波
長域が吸収されることによるわずかな色度変化が生じ、
発光色も淡い黄色を呈する。このため、この吸収による
変化も考慮に入れて、蛍光体層を構成する第1の蛍光体
は短波長域の発光が少ない、つまり吸収が大きい材料が
最適である。また、第1の蛍光体と第2の蛍光体との混
合蛍光体からなる蛍光体層の発光色も上述した色度変化
を考慮した色度値に設定することが望ましい。
以下、本発明の蛍光ランプについて、より詳細に説明す
る。
る。
本発明において、退色防1L層を構成する顔料としては
、例えばTiO2からなる白色顔料と、TiO2−Ni
O−5b205系のルチル構造を有する44色顔料との
混合物が挙げられる。上記TiO2からなる白色顔料は
上述したように395nm以下の発光を遮断するだけで
ある。そこで、本発明者らは種々検討した結果、410
nm以下の発光を遮断するためには、TiO2からなる
白色顔料に黄色顔料を混合することが最適であることを
見出した。このような黄色顔料としては、黄鉛、カドミ
ウムイエローなどが知られているが、鉛、カドミウム及
びこれらの化合物は近年有害物質に指定され、その使用
が制限されている。これに対してTiO2−NiO−S
b205系のルチル構造を有する黄色顔料は安全性が高
い。この黄色顔料は、ルチル型酸化チタンの結晶格子中
にアンチ七ノ及びニッケル原子を熱拡散させて黄色に発
色させた固溶体で、堅牢度が高く、耐熱性、耐薬品性に
優れている。これらの混合物からなる退色防止層は、通
常の方法でガラス管内面に被着することができる。
、例えばTiO2からなる白色顔料と、TiO2−Ni
O−5b205系のルチル構造を有する44色顔料との
混合物が挙げられる。上記TiO2からなる白色顔料は
上述したように395nm以下の発光を遮断するだけで
ある。そこで、本発明者らは種々検討した結果、410
nm以下の発光を遮断するためには、TiO2からなる
白色顔料に黄色顔料を混合することが最適であることを
見出した。このような黄色顔料としては、黄鉛、カドミ
ウムイエローなどが知られているが、鉛、カドミウム及
びこれらの化合物は近年有害物質に指定され、その使用
が制限されている。これに対してTiO2−NiO−S
b205系のルチル構造を有する黄色顔料は安全性が高
い。この黄色顔料は、ルチル型酸化チタンの結晶格子中
にアンチ七ノ及びニッケル原子を熱拡散させて黄色に発
色させた固溶体で、堅牢度が高く、耐熱性、耐薬品性に
優れている。これらの混合物からなる退色防止層は、通
常の方法でガラス管内面に被着することができる。
本発明において、蛍光体層を構成する第1の蛍光体は青
緑色成分である。この第1の蛍光体としては、例えば2
価のユーロピウム付活ハロリン酸/ヘリウム・カルシウ
ム・マグネシウム蛍光体(発光ピーク波長483■、半
値幅90nm) 、2価のユーロピウム付活ホウリン酸
ストロンチウム蛍光体(発光ピーク波長480nm、半
値幅88n11)又は2価のユーロピウム付活ストロン
チウム・アルミネート蛍光体(発光ピーク波長493n
m、半値幅65r+m)のうち少なくとも1種が挙げら
れる。これらの蛍光体はいずれも演色AAA形の高演色
蛍光ランプでの使用実績があり、働程特性にも優れてい
る。
緑色成分である。この第1の蛍光体としては、例えば2
価のユーロピウム付活ハロリン酸/ヘリウム・カルシウ
ム・マグネシウム蛍光体(発光ピーク波長483■、半
値幅90nm) 、2価のユーロピウム付活ホウリン酸
ストロンチウム蛍光体(発光ピーク波長480nm、半
値幅88n11)又は2価のユーロピウム付活ストロン
チウム・アルミネート蛍光体(発光ピーク波長493n
m、半値幅65r+m)のうち少なくとも1種が挙げら
れる。これらの蛍光体はいずれも演色AAA形の高演色
蛍光ランプでの使用実績があり、働程特性にも優れてい
る。
また、これらの蛍光体は可視部短波長域の発光が少ない
ことから、410ni以下の発光を遮断するという本発
明の目的に適している。
ことから、410ni以下の発光を遮断するという本発
明の目的に適している。
本発明において、蛍光体層を構成する第2の蛍光体は赤
色成分である。この第2の蛍光体としては1例えば3価
のユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体(発光ピー
ク波長611n+s、半値幅12nm)が挙げられる。
色成分である。この第2の蛍光体としては1例えば3価
のユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体(発光ピー
ク波長611n+s、半値幅12nm)が挙げられる。
この蛍光体は三波長形蛍光ランプに使用されており、働
程特性も優れたものである。
程特性も優れたものである。
本発明の蛍光ランプによれば、チューブを使用しなくと
も410r++*以下の発光エネルギーを遮断して高感
度の感材にも使用でき、しかも白色系の発光色が得られ
る。
も410r++*以下の発光エネルギーを遮断して高感
度の感材にも使用でき、しかも白色系の発光色が得られ
る。
(実施例)
以下1本発明の詳細な説明する。
実施例1〜3
以下の実施例1〜3においては、第1図に示す構造を有
する蛍光ランプを作製した。なお、第1図は本発明に係
る蛍光ランプの長手方向に沿って切断した断面図である
。第1図において、管径32.5mImのガラス管1の
内面には白色顔料と黄色顔料との混合物からなる退色防
止層2が被着され、その」−に蛍光体層3が被着されて
いる。また、ガラス管1の両端部には放電電極5が設け
られている。
する蛍光ランプを作製した。なお、第1図は本発明に係
る蛍光ランプの長手方向に沿って切断した断面図である
。第1図において、管径32.5mImのガラス管1の
内面には白色顔料と黄色顔料との混合物からなる退色防
止層2が被着され、その」−に蛍光体層3が被着されて
いる。また、ガラス管1の両端部には放電電極5が設け
られている。
に記退色防止層2を構成する顔料としては、白色顔料と
してTiO2、黄色顔料としてTiO□−NiO−Sb
205系のルチル構造を有するものを用いた。これらの
顔料の相対分光透過率を第2図に示す。
してTiO2、黄色顔料としてTiO□−NiO−Sb
205系のルチル構造を有するものを用いた。これらの
顔料の相対分光透過率を第2図に示す。
上記蛍光体層3を構成する第1の蛍光体としては、第1
表に示すA(2価のユーロピウム付活/\ロリン酸バリ
ウム・カルシウム・マグネシウム蛍光体) 、B (2
価のユーロピウム付活ホウリン酸ストロンチウム蛍光体
)、又はC(2価のユーロピウム付活ストロンチウム・
アルミネート蛍光体)を用いた。また、蛍光体層3を構
成する第2の蛍光体としては、第1表に示すD(3価の
ユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体)を用いた。
表に示すA(2価のユーロピウム付活/\ロリン酸バリ
ウム・カルシウム・マグネシウム蛍光体) 、B (2
価のユーロピウム付活ホウリン酸ストロンチウム蛍光体
)、又はC(2価のユーロピウム付活ストロンチウム・
アルミネート蛍光体)を用いた。また、蛍光体層3を構
成する第2の蛍光体としては、第1表に示すD(3価の
ユーロピウム付活酸化イツトリウム蛍光体)を用いた。
これらA−Dの蛍光体の発光スペクトルを第3図に示す
。
。
実施例1
白色顔料と黄色顔料とを80:20の比率で混合し、こ
の混合物をガラス管内面に0.?OIl1g/ cm
2の付着量で塗布被着した後、所定温度でベーキングし
て退色防止層を形成した。次に、蛍光体Aと蛍光体りと
を78 : 24の比率で混合し、この混合物を退色防
止層上に塗布被着し、通常の製造法に従って40ワツト
の蛍光ランプを試作した。
の混合物をガラス管内面に0.?OIl1g/ cm
2の付着量で塗布被着した後、所定温度でベーキングし
て退色防止層を形成した。次に、蛍光体Aと蛍光体りと
を78 : 24の比率で混合し、この混合物を退色防
止層上に塗布被着し、通常の製造法に従って40ワツト
の蛍光ランプを試作した。
実施例2
白色顔ネ4と黄色顔料とを85:15の比率で混合し、
この混合物をガラス管内面に0.80+sg/ cs
2の付着場で塗布被着した後、所定温度でベーキングし
て退色防止層を形成した0次に、蛍光体Bと蛍光体りと
を73:27の比率で混合し、この混合物を退色防1L
層上に塗布被着し、実施例1と同様に40ワツトの蛍光
ランプを試作した。
この混合物をガラス管内面に0.80+sg/ cs
2の付着場で塗布被着した後、所定温度でベーキングし
て退色防止層を形成した0次に、蛍光体Bと蛍光体りと
を73:27の比率で混合し、この混合物を退色防1L
層上に塗布被着し、実施例1と同様に40ワツトの蛍光
ランプを試作した。
実施例3
白色顔料と黄色顔料とを90:10の比率で混合し、こ
の混合物をガラス管内面に0.55mg/ cm 2の
付着議で塗布被着した後、所定温度でベーキングして退
色防止層を形成した0次に、 in光体Cと蛍光体りと
を65:35の比率で混合し、この混合物を退色防止層
上に塗布被着し、実施例1と同様に407・ントの蛍光
ランプを試作した。
の混合物をガラス管内面に0.55mg/ cm 2の
付着議で塗布被着した後、所定温度でベーキングして退
色防止層を形成した0次に、 in光体Cと蛍光体りと
を65:35の比率で混合し、この混合物を退色防止層
上に塗布被着し、実施例1と同様に407・ントの蛍光
ランプを試作した。
比較例
ガラス管内面に白色顔料(T i O2)を塗布被着し
た後、所定温度でベーキングして退色防止層を形成した
0次に、退色防止層上に、アンチモン及びマンガン付活
ハロリン酸カルシウム蛍光体(E)をJ@布被着し、更
にガラス管の外周に405nm以下の短波長域を遮断す
るチューブを被覆し、従来の蛍光ランプを試作した。
た後、所定温度でベーキングして退色防止層を形成した
0次に、退色防止層上に、アンチモン及びマンガン付活
ハロリン酸カルシウム蛍光体(E)をJ@布被着し、更
にガラス管の外周に405nm以下の短波長域を遮断す
るチューブを被覆し、従来の蛍光ランプを試作した。
以上のようにして試作された実施例1〜3及び比較例の
蛍光ランプの相関色温度、偏差、演色評価数、全光束及
び1000時間後の光束維持率を調べた結果を第2表に
示す、また、これらの蛍光ランプの光色を表わす色度図
を第4図に、これらの蛍光ランプの分光エネルギー分布
を第5図にそれぞれ示す。
蛍光ランプの相関色温度、偏差、演色評価数、全光束及
び1000時間後の光束維持率を調べた結果を第2表に
示す、また、これらの蛍光ランプの光色を表わす色度図
を第4図に、これらの蛍光ランプの分光エネルギー分布
を第5図にそれぞれ示す。
第5図から明らかなように、比較例の蛍光ランプは41
Or++++以下の発光が若干認められるのに対し、実
施例1〜3の蛍光ランプは短波長遮断チューブを用いる
ことなしに410nm以下の発光を完全に遮断している
。また、第4図から明らかなように、比較例の蛍光ラン
プの光色はJIS Z 9112の光源色区分の白色(
W)の範囲から大きくはずれているのに対し、実施例1
〜3の蛍光ランプの光色は白色の範囲のほぼ中心値に位
置しており、一般の白色蛍光ランプと比べても異和感は
ない、また、第2表から明らかなように、実施例1〜3
の蛍光ランプは比較例の蛍光ランプに比べて1000時
間後の光重維持率も高くなっている。
Or++++以下の発光が若干認められるのに対し、実
施例1〜3の蛍光ランプは短波長遮断チューブを用いる
ことなしに410nm以下の発光を完全に遮断している
。また、第4図から明らかなように、比較例の蛍光ラン
プの光色はJIS Z 9112の光源色区分の白色(
W)の範囲から大きくはずれているのに対し、実施例1
〜3の蛍光ランプの光色は白色の範囲のほぼ中心値に位
置しており、一般の白色蛍光ランプと比べても異和感は
ない、また、第2表から明らかなように、実施例1〜3
の蛍光ランプは比較例の蛍光ランプに比べて1000時
間後の光重維持率も高くなっている。
[発明の効果]
以」−詳述したように本発明の蛍光ランプによれば、短
波長遮断チューブを使用することなしに410nm以下
の発光を遮断することができ、しかも発光色も一般の白
色蛍光ランプと異和感がなく、特に写真製版明室作業用
の光源として適している。
波長遮断チューブを使用することなしに410nm以下
の発光を遮断することができ、しかも発光色も一般の白
色蛍光ランプと異和感がなく、特に写真製版明室作業用
の光源として適している。
第1図は本発明の実施例における蛍光ランプを長毛方向
に沿って切断した断面図、第2図は同蛍光ランプに用い
られる白色顔料及び黄色顔料の相対分光透過率を示す特
性図、第3図は同蛍光ランプに用いられる蛍光体の発光
スペクトル図、第4図は本発明の実施例1〜3及び比較
例の蛍光ランプの光色を示す色度図、第5図は本発明の
実施例1〜3及び比較例の蛍光ランプの発光エネルキー
分布図、第6図は従来の蛍光ランプを長毛方向に直交す
る方向に切断した断面図、第7図は同蛍光ランプに用い
られる短波長遮断チューブの相対分光透過率を示す特性
図である。 l・・・ガラス管、2・・・退色防止層、3・・・イ1
f光体層、5・・・放電電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 400 500 α頂
700;反長 (nm) 第3図 0.350 0.400 0.450
−一−X 第4図 第6図 76 (nm) 第7図
に沿って切断した断面図、第2図は同蛍光ランプに用い
られる白色顔料及び黄色顔料の相対分光透過率を示す特
性図、第3図は同蛍光ランプに用いられる蛍光体の発光
スペクトル図、第4図は本発明の実施例1〜3及び比較
例の蛍光ランプの光色を示す色度図、第5図は本発明の
実施例1〜3及び比較例の蛍光ランプの発光エネルキー
分布図、第6図は従来の蛍光ランプを長毛方向に直交す
る方向に切断した断面図、第7図は同蛍光ランプに用い
られる短波長遮断チューブの相対分光透過率を示す特性
図である。 l・・・ガラス管、2・・・退色防止層、3・・・イ1
f光体層、5・・・放電電極。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図 400 500 α頂
700;反長 (nm) 第3図 0.350 0.400 0.450
−一−X 第4図 第6図 76 (nm) 第7図
Claims (4)
- (1)ガラス管と、該ガラス管内面に被着され、可視光
線を透過又は反射し、紫外線を含む可視部短波長域を吸
収する退色防止層と、該退色防止層上に被着され、可視
域で発光する蛍光体層とを有する蛍光ランプにおいて、
上記退色防止層が410nm以下の短波長域を吸収する
顔料からなり、上記蛍光体層が470〜495nmの波
長範囲に発光ピークを有し、半値幅が60〜100nm
で、かつ波長410nmの発光が上記発光ピーク値の1
0%以下である第1の蛍光体と、610〜630nmの
波長範囲に発光ピークを有し、半値幅が50nm以下で
ある第2の蛍光体との混合蛍光体からなることを特徴と
する蛍光ランプ。 - (2)退色防止層を構成する顔料が、TiO_2からな
る白色顔料と、TiO_2−NiO−Sb_2O_5系
のルチル構造を有する黄色顔料との混合物であることを
特徴とする請求項(1)記載の蛍光ランプ。 - (3)蛍光体層を構成する第1の蛍光体が、2価のユー
ロピウム付活ハロリン酸バリウム・カルシウム・マグネ
シウム蛍光体、2価のユーロピウム付活ホウリン酸スト
ロンチウム蛍光体又は2価のユーロピウム付活ストロン
チウム・アルミネート蛍光体のうち少なくとも1種であ
ることを特徴とする請求項(1)記載の蛍光ランプ。 - (4)蛍光体層を構成する第2の蛍光体が、3価のユー
ロピウム付活酸化イットリウム蛍光体であることを特徴
とする請求項(1)記載の蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5685288A JPH01231256A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5685288A JPH01231256A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 蛍光ランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01231256A true JPH01231256A (ja) | 1989-09-14 |
Family
ID=13038946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5685288A Pending JPH01231256A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | 蛍光ランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01231256A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005005268A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh | 放電ランプ |
JP2007299715A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Osram-Melco Ltd | 蛍光ランプ |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP5685288A patent/JPH01231256A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005005268A (ja) * | 2003-06-13 | 2005-01-06 | Patent Treuhand Ges Elektr Gluehlamp Mbh | 放電ランプ |
JP4732713B2 (ja) * | 2003-06-13 | 2011-07-27 | パテント−トロイハント−ゲゼルシヤフト フユール エレクトリツシエ グリユーラムペン ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 放電ランプ |
JP2007299715A (ja) * | 2006-05-08 | 2007-11-15 | Osram-Melco Ltd | 蛍光ランプ |
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