JPH012309A - 変圧器の製造方法 - Google Patents

変圧器の製造方法

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JPH012309A
JPH012309A JP62-157309A JP15730987A JPH012309A JP H012309 A JPH012309 A JP H012309A JP 15730987 A JP15730987 A JP 15730987A JP H012309 A JPH012309 A JP H012309A
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core
wound
winding
joint
annealing
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JP62-157309A
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Inventor
靖夫 山本
田中 和浩
花岡 克己
平井 昌武
内倉 武
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株式会社ダイヘン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、非晶71磁性合金薄帯を用いた1ターンhツ
ト形の巻鉄心を備えた変圧器の製造方法に関する。
[従来の技術1 最近、鉄唱が少なく磁気特性が優れた非晶質磁性合金の
開発が准み、従来のけい素鋼帯に代えて非晶質磁合金を
鉄心材料として用いた電気機器が実用化されようとしで
いる。非晶質磁性合金番ユ非゛常に薄いストリップ(辞
書)の形で1?供されるため、非晶質磁性合金により鉄
心を形成する場合には、巻鉄心の形をとるのが有利であ
る。非晶質磁性合金19帯を用いた巻鉄心としては種々
の形式のものが配索−されているが、巻鉄心に’U l
’2を嵌装する作業の容易性の点で、鉄心1ターン当り
1箇所゛だ(ノリノ断箇所をす2(〕て該切切Ji v
I爪で巻鉄心を開さ+’Jうようにした1ターンカット
形の巻鉄心が注目されている。
非晶質磁性合金は超だミ冷法により製造されるため、忠
冷時に生じた歪により磁気特性が極端に低下しており、
ゲJ造された非晶質磁性合金をそのままi人心に使用し
ても本来の優れた磁気121竹を(rJることかできな
い。そのため、非晶質磁性合金により鉄心を構成する場
合には、鉄心絹〜′L俊に歪取りのための焼鈍を行なっ
て歪を陥入し、非晶質16竹合金木来の磁気特性の回復
を図る必要がある。
J1品質り社竹合金の焼鈍dシ度1よ、ぞの←f類によ
っても+J″?、なるが、現在変圧器用鉄心材11とし
て最も適切とされている米[lアライド社製H[rGL
As 260!132(商品名)では、390〜410
℃程度が適当であるとされ、焼鈍の際の適正温度範囲は
比較的狭い。
このように、非晶ri ta性合金の適正な焼鈍温度条
件の範囲G、1狭く、良りfな磁気材料を17るために
は、温度および該湿度の保持時間を所定の範囲に設定づ
ることが必要であり、焼鈍温度が低すぎても、あるいは
高すぎてら、非晶71磁性合金の磁気特性の回復率(内
部歪が除かれる割合)が小さくなる。焼鈍の際の許容温
度範囲は適正焼鈍(8度を中心にしてその上丁±5℃以
内が良いとされ、湿度範囲が±10°C以上になると磁
気4ji FIが悪化する。また焼鈍温度の保持時間が
長くなり過ぎると、非晶質磁性合金薄帯の磁気特性が悪
化する。
従って非晶質磁性合金薄帯本来の優れたU41気1)性
を発揮させるためには、歪取り焼鈍の際の温IQを±5
°C以内の範囲に保つ必要がある。
非晶質磁性合金薄帯からなる巻鉄心の歪取り焼鈍を行う
方法としては、外部加熱方式と高周波励磁加熱方式とが
知られている。
外部加熱方式では、第9図に示したように非晶質磁性合
金薄帯を巻回してなる巻鉄心100に焼鈍用励磁コイル
101を巻装し、この巻鉄心を電熱ヒータ102を熱源
とする焼鈍炉103の内部に収容する。そして図示しな
い直流電源より励磁コイル101に直流電流を通電して
巻鉄心に磁界を印υ11するとともに、電熱ヒータ10
2の発熱により焼鈍炉内部を所定の焼鈍温度まで1冒さ
せ、ぴi人心を加熱することにより焼鈍を行なう。
、した畠周波励Ki加熱方式では、第10図に示したJ
、うに、焼鈍前に巻鉄心101.101に電気ljl器
Σ線105を巻装し、史に励磁用谷線106を巻回する
。そして励磁用巻線106に高周波13京110からト
ランス111を介して高周波電流を通°市して巻鉄心を
励磁し、この「、〜巻鉄心に牛ずろ+rx失で巻鉄心自
身を発熱胃渇させて焼鈍を行う。
この方法にJ、れば、電気@器巻線の巻回作業や電気(
電器の中Q(7)組立作業の大部分を焼鈍の前工程どし
て行なうことができるため、焼鈍により非晶゛l″t…
性合金簿帯lメ脆弱化した(口の巻鉄心の取扱いを(千
カ少なくして非晶質磁性合金薄帯に外力がガ11わる機
会を少なくすることができる。
しかしながら、非晶質磁性合金薄帯からなる1ターンカ
ツL形の5 tz心にn ILI波加熱加熱方式用した
場合には、以下にポリ理由で鉄心の各部を均一にlit
熱することが困難である。すく寥わら、電気機器巻線1
05の窓部内に巻鉄心100.100を挿入した後、該
巻鉄心の両端を突き含l!で接合した場合、接合部にギ
ャップが生じるのを避tJられず、この部分で磁束の乱
れが生じて渦流日が光1する。また鉄心の接合部にギセ
ップがあると、該\゛!・ツブの部分で実質の鉄心面積
が減るため、接合部の磁束密度が高くなって10失が増
加し、接合部の温度が他の部分より高くなる。特に高周
波励磁加熱方式では、高周波[100(11111励1
社により鉄心自身に発生する損失を利用して短時間に胃
濡させるため、外部加熱方式[6011zlでは全く無
視できるに1失が局部的に温度を1冒させる原因となる
このように高周波励磁加熱方式により焼鈍を行う場合に
(よ、鉄心各部での発生旧失吊が大きく責なると、鉄心
全体を均一に加熱することが困梵である。そのため高1
8波励罎加熱によつ焼鈍を1jう場合にtよ、第11図
及び第12図に見ら机るように、さ鉄心100の接合部
に非晶′rIm性合金薄帯からなるスペーサ107を挿
入し、該スペー沓すにより1&合部の実質鉄心断面積を
増加させて磁束の流れをスムーズにし、鉄心の局部的温
度上昇を防止していた。
[発明が解決しようとする問題点] 従来高周波励磁加熱方式により焼鈍をfjう場合には、
第11°図に示したように、非晶質磁性合金薄帯を1タ
一ン巻回する亀にスペーサ−107を挿入して、隣合う
非晶質磁性合金λ9帯相U間にそれぞれスベーりを介在
させていたたため、接合部で鉄心の積厚が倍に増加して
巻鉄心が人形化するという問題があった。
またスペーサを薄帯1枚毎に挿入するため、スペーサの
挿入作業に多くの手間を要し、gIA’、S 工数が多
くなるという問題もあった。
史に1ターンカツト形の巻鉄心では、非晶質磁性合金薄
帯に作用する血圧が鉄心の周方向に沿って不均一である
と、鉄心の層間に不均一な間隙qが生じる。高周波励磁
加熱方式による場合に、鉄心の接合部に不均一な間隙が
存在すると磁束の渡りが不均一となり、その部分で局部
的に温度が上′j′1する。従って高周波励磁加熱方式
により焼鈍を行う場合には、巻鉄心を巻回する際に血圧
を均一にして、接合部に不均一な間隙が生じないように
する必要がある。しかしながら非晶質磁性合金薄帯はそ
の厚さが極めて薄く、剛性が1!Jられないため、巻鉄
心全体に亘って血圧を均一にすることは困難である。そ
のため高周波加熱方式で焼鈍を1jつだ場合には、非晶
質…性合金簿帯本来の低損失特性を回復させて磁気特性
が優れた巻i人心を4りることが難しいという問題があ
った。
本発明の目的は、非晶質1ItI竹合金λつ帯が木来有
する優れた磁気特性を活かした巻鉄心を備えIζ変圧器
を能率よく製造することができる変圧器のツJ造方法を
提供することにある。
[問題点を解決しようとする手段1 本発明の製造方法は、非晶質磁性合金薄帯を所定ターン
数巻回して円形の巻回体を形成する工程と、該巻回体を
1カ所で積層方向に一括して切断する工程と、切断した
巻回体を複数の鉄心ブロックに分割して各鉄心ブロック
を構成する薄帯を1枚ずつまたは複数枚ずつ1手方向に
ずらして各鉄心ブロックの長手方向の両端のfa層面を
傾□斜させる工程と、複数の鉄心ブロックのそれぞれの
両端を接合して順次重ね合せて接合部を一つの継鉄部に
位置さけた矩形状巻鉄心を形成する工程と、該巻鉄心を
焼鈍炉内に搬入して磁場焼鈍する工程と、該巻鉄心を接
合部の所で開いて該巻鉄心に巻線を嵌装し、次いで接合
部を再形成する工程と、巻鉄心の接合部が存在する継鉄
部め鉄心ブロック相n間の空隙に磁性材料からなるスペ
ーサを挿入する工程とを行うものである。
[発明の作用] 上記のように巻鉄心の焼鈍を外部加熱方式で行なう場合
には、焼鈍の際に巻鉄心の接合部での損失が問題になら
ないため、非晶質磁性合金薄帯を1タ一ン巻口する毎に
磁性材料からなるスペーサを挿入したり、あるいは非晶
y’tvA性合金薄帯に作用する血圧を均一にするため
の手段を講じたりする必要がない。従ってさ鉄心の焼鈍
を筒中に行うことができ、高周波励磁焼鈍方法に比べて
工数の削減を図ることができまた高周波数において接合
部での損失を問題にならない稈1’fに減少させるため
には、非晶質磁性合金薄帯の1ターン出にスぺ+9を挿
入する必要はなく、上記のように鉄心ブロック相互間に
スペーサ″を挿入するだけで十分である。このようにス
ペーサを鉄心ブロック相り間のみに挿入するようにすれ
ば、巻鉄心が人形化するのを防ぐことができる上に、巻
鉄心を構成する部材を少なくりることができ、コス1−
の低減を図ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図ないし第8図は本発明の実施例を工程−〇に示し
たものである。木実11!APAでは、先ず第1図に示
すように、非晶質磁性合金薄帯1を断面が円形の巻芯2
の外周に巻回する。非晶″?′1磁情合3簿帯1を所定
ターン数巻回して第1番[1の鉄心ブロック3aを形成
したところで該鉄心ブロック3aの外面にta性材料か
らなるスペー奢す4を配置し、再びi人心ブ[1ツク3
aの外周に第2番目の鉄心ブロック3b(r’5回する
。以下同様に所定ターン数毎にスペーサ“4を挿入しな
がら非晶v1磁付合金薄帯1を巻回して、鉄心ブロック
3c、・・・(鉄心ブ[1ツクの数は任意)を順次形成
したところで11品YHn竹合金薄帯1を切断する。そ
し−U /il外周の鉄心ブロック3dの巻終り端部を
接着剤または接着テープにより固定し、巻芯2に巻かれ
た非晶質磁1ノ[合金i’t? −:+> 1の円形巻
回体3の巻きほぐれを防止する。
第2図は上記のようにして巻芯2の外周に形成された円
形巻回体3を示しでいる。尚この円形巻回体を形成する
に当っては、1枚の:11晶Y1磁性合♂薄帯を巻芯2
に巻回してもよく、またlri数枚の非晶71磁性合金
薄帯を重ねて形成した重合体を一括しc巻芯2に巻回し
てもよい。
スペーサ4の厚さは、非晶質磁性合金薄帯1のVさより
も厚くするかまたは同等に設定し、該スベー9の幅は非
晶71磁竹合金簿帯1の幅と略同じに設定してlj3り
。このスペーサ4としては通常けい素鋼帯あるいは非晶
?’ivA性合金39帯を使用する。
次いで巻回体3から巻芯2を1友取り、巻回体3のスペ
ー1)4が挿入されていない側の部分を図示しないクラ
ンプ貝てクランプした1(、巻回体3を径り向に一括切
所する。第2図においてへは切断面を示す。
巻回体3を切断した後、第3図に承りように巻回体3を
展開させて長手方向の両端の積層面を傾斜させ、巻鉄心
を複数の鉄心ブロック3a、3b。
・・・に分割する。そして第4図に示すように各鉄心ブ
ロック(第4図には1つの鉄心ブロック3aを示しであ
る。)を構成する薄帯の1σ置を1枚ずつまたは所定枚
数ずつずらし、長手方向の両端の積層面3 al、 3
 a2を階段状に傾斜ざUる。この作業は例えば積層体
ブロックの長手方向の一端に傾斜板を配置して、鉄心ブ
ロックを構成する薄帯を該傾斜板に突き当てることによ
り行なう。
次いで巻芯6(第5図参照)の回りに鉄心ブロックを順
次巻込/υで円形に成形づる巻回成形装青く図示けず。
)に第1番目の鉄心ブロック3aを巻込む。これにより
鉄心ブロック3aを円形に成形して銭鉄心ブロックの両
端の積層面3 al、 3 a2を突合は接合し、積層
面3 al、 3 a2を接合したどころで該接合部を
覆うにうにスペーサ4を巻込む。
次いp5回成形装置に第2番目の鉄心ブ[]ツク3bを
巻込み、該鉄心ブロック3bの両端を突合せ接合したと
ころでスペーサ4を杏込む。以下同様にして鉄心ブロッ
ク3c、3dを巻込み、各鉄心ブロックを巻込/υでそ
れぞれの両端を接合したところでスペーサ−4を巻込む
。この場合鉄心ブロック3a、3b、・・・の接合部」
をほぼ同じ位i1″?(この例では巻鉄心の上部継鉄部
に相当する部分)に位「′スさlるJ、うにし、第5図
に承りよ・うに鉄心ブ[1ツク相q間に接合部jを覆う
スペーりを介在させた円形の5 KX心5を形成づる。
上記のようにして第5図に承り巻鉄心5を形成した1り
を芯6を外し、第6図に示1J−ように巻芯6の代りに
矩形状の巻芯7を挿入する。次いで第7図に示すように
4方よりプレス型8を押し当て、該プレス型により巻鉄
心5を押圧することにより該巻鉄心を矩形状に成形する
。次いで巻鉄心9をプレス型8により拘束したまま巻芯
7とともに焼鈍炉内に搬入し、鉄心に図示しない励磁巻
線を巻回した後、該励磁巻線に通電して鉄心に磁界を与
えつつ焼鈍し、1ターンカツト形の矩形状’5SJ心9
を1qる。この矩形状巻鉄心9は鉄心ブロック3aない
し3dによりそれぞれ形成されていて、各鉄心ブロック
の接合部は鉄心の1つの継鉄部(本実h1!i例では上
部継鉄部)に配置され、隣合う鉄心ブロック相n間に鉄
心の接合部を磁気的に橋絡するスペーサ4が挿入されて
いる。
第7図はこの巻鉄心9の接合部を拡大して示しIこもの
で、この例では鉄心ブロック30〜3bの接合面が3ス
テツプの階段状傾斜面となっている。
尚8傾斜面のステップ数は任意ぐある。
尚本実施例では鉄心ブロックの接合面を階段状傾斜面と
したが、本発明はこれに限定されるしのではなく、例え
ば接合面を左右にnい違いにずらして積層する振分はス
テップ状としてもよい。
矩形状巻鉄心9を焼鈍した後、巻芯7を取外して接合部
jを右する1辺を接合部の所で左右に聞き、スペーサ4
を手またはペンチ等の工員で側面より引出して除去する
。スペーサを除去した後には空隙が残るため、開口分離
された矩形状巻鉄心9の上部群鉄部付近はかなりの可撓
性を有している。
次いで矩形状巻鉄心9の接合部jを左右に押し開いて別
工程で巻回された変圧器巻線10の窓部内に挿入し、該
巻線を巻鉄心の脚部となる2辺に位置させる(第8図参
照)。呑S人心の継鉄部を構成する1辺は接合部の所で
左右に聞かれているため、変圧器巻線io、ioの装着
は容易に行なうことができる。
WFl!10.10の窓部内に巻鉄心9を挿入した後、
開かれていた1辺(上部継鉄部)を■じて接合部jを再
形成し、巻鉄心9の上部継鉄部に相当する部分で鉄心ブ
ロック相互間に形成されている各空隙に…竹材料(例え
ば非晶″C1141性合金薄jl)またはけい素鋼帯)
からなるスペーサ11を1・9人して第8図に示すよう
イr矩形状巻鉄心9を完成する。
上記の実施例では、巻鉄心9を(14成する鉄心ブ1コ
ック3a〜3dを一括しU5線10の窓部内に挿入する
ようにしたが、内側に位置する鉄心ブロックから順に1
つずつ巻線の窓部内に1Φ人するようにしてもよい。
スペーサ11としては、スペーIt 4として製作した
ものをそのまま用いることができる。しかし上部群鉄部
付近での磁束の流れを円滑にするためには、スペーサ1
1として新たなものを用いるのが好ましい。
上記の実施例では5回体を形成する工程でしスペーサ4
を挿入し、焼鈍の工程でもスペーサ゛4を挿入している
が、このようにスベー17を挿入しておくと、第8図の
工程でスペーサ11の挿入を容易にすることができる。
しかし本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
巻回体を形成する工程及び焼鈍の工程ではスペーサの挿
入を省略することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、巻鉄心の焼鈍を外部加
熱方式で行なうため、スペーサは95鉄心の接合部が設
けられた継鉄部の鉄心ブロック相互間のみに挿入1れば
よく、スペーサの仲人作業を筒中にして工数の削減を図
ることができる一Fに、b !X心の大形化を防ぐこと
ができる。
また巻鉄心の接合部が設番ノられた継鉄部の鉄心ブロッ
ク相互間に磁性材料からなるスペーサを挿入して該継鉄
部の実71鉄心断面積を増大させたので、接合部での磁
束の流れを円滑にして鉄心の遇気15 Mの低下を防ぐ
ことができる。
更にスペーサを鉄心ブロック相互111のみに挿入する
ようにしたため、巻鉄心を構成する部材の削減を図るこ
とができ、コストの低減を図ることができる。従って本
発明ににれば、低1【3失で励磁電流が少ないという非
晶質…竹合金薄帯の特性を活かした巻鉄心を備えた変圧
器を能率よく装)ろすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の実施例を示すしので、第
1図は非晶71磁性合金簿帯をさ回してさ目体を形成す
る工程を示1正面図、第2図は1!7られlζ巻回体の
正面図、第3図は5回体を展開して形成された鉄心ブロ
ックを示す正面図、第4図は第3図の鉄心ブロックの1
つの両端面を傾斜させた状態を示す正面図、第5図は得
られた巻鉄心の正面図、第6図は第5図の巻鉄心を矩形
状に成形する工程を示す正面図、第7図は第6図の鉄心
の接合部付近の拡大図、第8図μ本発明の実施例により
得られた変圧器を示す正面図、第9図は外部加熱方式に
よる鉄心焼鈍方法を示す説明図、第10図は高周波励磁
加熱による焼鈍方法を示す説明図、第11図は従来の巻
鉄心を示す正面図、第12図は第11図の鉄心の接合部
付近の拡大図である。 1・・・非晶質磁性合金薄帯、2・・・巻芯、3a〜3
d・・・鉄心ブロック、4・・・スペーサ、9・・・矩
形状巻鉄心、11・・・スペーサ。 @1図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  非晶質磁性合金薄帯を所定ターン数巻回して円形の巻
    回体を形成する工程と、 前記巻回体を1カ所で積層方向に一括して切断する工程
    と、 前記切断した巻回体を複数の鉄心ブロックに分割して各
    鉄心ブロックを構成する薄帯を1枚ずつまたは複数枚ず
    つ長手方向にずらして各鉄心ブロックの長手方向の両端
    の積層面を傾斜させる工程と、 複数の鉄心ブロックのそれぞれの両端を接合して順次重
    ね合せて接合部を一つの継鉄部に位置させた矩形状巻鉄
    心を形成する工程と、 前記巻鉄心を焼鈍炉内に搬入して磁場焼鈍する工程と、 前記巻鉄心を接合部の所で開いて該巻鉄心に巻線を嵌装
    し、次いで接合部を再形成する工程と、前記巻鉄心の接
    合部が存在する継鉄部の鉄心ブロック相互間の空隙に磁
    性材料からなるスペーサを挿入する工程とを行なうこと
    を特徴とする変圧器の製造方法。
JP62-157309A 1987-06-24 変圧器の製造方法 Pending JPH012309A (ja)

Priority Applications (1)

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JP62-157309A JPH012309A (ja) 1987-06-24 変圧器の製造方法

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JP62-157309A JPH012309A (ja) 1987-06-24 変圧器の製造方法

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JPS642309A JPS642309A (en) 1989-01-06
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