JPH01230703A - リング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置 - Google Patents

リング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置

Info

Publication number
JPH01230703A
JPH01230703A JP6427488A JP6427488A JPH01230703A JP H01230703 A JPH01230703 A JP H01230703A JP 6427488 A JP6427488 A JP 6427488A JP 6427488 A JP6427488 A JP 6427488A JP H01230703 A JPH01230703 A JP H01230703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
material powder
ring
shaped groove
lower core
core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6427488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2539481B2 (ja
Inventor
Koichiro Maki
孝一郎 槙
Junichi Ishii
純一 石井
Nobumitsu Oshimura
信満 押村
Takashi Ishikawa
尚 石川
Katsuhiko Shiotani
塩谷 克彦
Kenji Omori
賢次 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Publication of JPH01230703A publication Critical patent/JPH01230703A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2539481B2 publication Critical patent/JP2539481B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/30Feeding material to presses
    • B30B15/302Feeding material in particulate or plastic state to moulding presses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、リング状部品プレス成型用金型への+A $
4粉供給方法及びそれに用いる材ボー1粉供給装置に関
する。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕材t−
1として特にili性合金合金粉末均粒径l〜200μ
m)を用いたリング状のプレス成型部品は、小型モータ
ーのステータ(多磁極の永久[(i石)として広く使わ
れている。特に最近では、−石車型化されたモータの開
発が盛んに進められ、肉厚が11−以下の薄肉リング状
部品の需要が増している。
従来、こうした需要に応じるために、複雑形状の成型が
可能な射出成型によるボンl″磁石又は最初厚めに成型
されたプレス成型ボンド磁石或いは焼結磁石を機械JJ
II I して薄くしたものが提供されていた。
しかしながら、射出成型のものは(n気持性が低く、機
械加工を施せばコストが割高になるという欠点があった
。又、焼結磁石は削れ易く脆いため、機械加工して薄く
することが困難であるし、製品としても十分な強度がな
かった。この点プレス成型(り1石は磁気特性及び強度
が優れているが、R械加工を施せばやはりコストが割高
になるという欠点があった。従って、プレス成型磁石に
むいてプレス成型時に最終形状が作られることが望まれ
ていた。
ところが、プレス成型用金型への材キー)わ)の供給に
おいてキャビティを構成するl ms以下の7厚いリン
グ状溝に均一に材料粉を入れることは大変困デ「なこと
であり、その結果自動化が困デシであるばかりか表面磁
束密度が均一な製品を製造するのが珪しいという問題が
あった。
給粉しにくい材ネー1粉末を比較的良好に金型に給粉す
る方法として、金型の頂面に上端面を合わ仕た下パンチ
を徐々に下げつつ材料粉を下パンチの下降に合わせてリ
ング状/fl¥(キャビティ)内に引込む方法がよく知
られているが、この方法では、幅が1曹鳳以下の溝にな
るとその内側面と材料粉との摩擦力が無視できなくなっ
て下パンチの下降に材i二重5)が伴わないという現象
が生し、そのため必’JlltO給粉ができないという
欠点があった。
又、リング状部品の成型においては、従来の何れの方法
においても根本的に解決することのできなかった周方向
における給粉密度不均一の問題が残されていた。
本発明は、上記問題点に漏み、リング状?m (キャビ
ティ)内に必要量の給粉を行うことができると共に周方
向における給粉密度を均一にすることができ、自動化が
容易である、リング状部品プレス成型用金型への材料粉
供給方法及びそれに用いる材料+5)供給装置を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用]本発明によるリ
ング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及び装
置の一つは、ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を
形成するコアと、該リング状溝内に上下り3可能に嵌挿
された下パンチと、前記コアに案内されて前記リング状
溝に上下方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リン
グ状溝内に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス
成型するようにしたリング状部品プレス成型用金型への
材料粉供給方法及び装置において、前記ダイスとコアと
を相対回転可能にし、該相対回転を行いつつ所定量の材
料粉を前記リング状溝内へ供給するようにしたことによ
り、リング状溝の中に材料粉がブリッジ(粉が下まで落
ちず途中でつかえている状態)を形成してもダイスとコ
アとの相対回転によるずれの運動によりブリッジを剪断
破壊して粉を下に落とすと共に、下に落ちた粉に−様な
回転運動を与えて最初不均一に堆積した粉の周方向の充
填密度を均一化し1つ充填密度自体も上げるようにした
ものである。
本発明によるリング状部品プレス成型用金型への材料粉
供給方法及び装置の他の一つは、ダイスと、該ダイスと
の間にリング状溝を形成する下コアト、該リング状溝内
に上下動可能に嵌挿された下パンチと、前記下コアと同
軸上に上下動可能に配置された上コアと、該上コアに案
内されて前記リング状溝に上下方向に挿脱可能な上パン
チとを備え、前記リング状溝内に充填された材料粉を前
記上下パンチでプレス成型するようにしたリング状部品
プレス成型用金型への1A料粉供給方法及び装置におい
て、前記下コアを回転可能にすると共に前記下コアの頂
部を円錐形にし、前記下コアを回転させつつ前記頂部上
に所定量の材料粉を落とすことにより前記リング状溝内
へ材料粉を供給するようにしたことにより、上記作用に
加えて、材料粉の供給位置がリング状溝の開口部だけで
なく下コアの頂部全体でも良いようにしたものである。
本発明によるリング状部品プレス成型用金型への材料粉
供給方法及び装置の更に他の一つは、ダイスと、該ダイ
スとの間にリング状溝を形成する下コアと、該リング状
溝内に上下動可能に嵌挿された下パンチと、前記下コア
と同軸上に上下動可能に配置された上コアと、該上コア
に案内されて前記リング状溝に上下方向に挿脱可能な上
パンチとを備え、前記リング状溝内に充填された材料粉
を前記上下パンチでプレス成型するようにしたリング状
部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及び装置にお
いて、前記下コアを回転可能にすると共に前記ダイスの
頂面で擦り切りを可能にし、前記下コアを回転させつつ
所定量以上の材料粉を前記リング状溝内へ供給し、前記
下コアの頂面を前記ダイスの頂面と一致させた状態で擦
り切りを行うようにしたことにより、上記作用に加えて
、自動的に必要量の計量が行なわれるようにしたもので
ある。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本発明の詳細な説明する
第1図は材料粉供給装置の第1実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、1は上下
方向の円形穴1aを有するダイス、2は円形穴la内に
回忌的に配置されていてダイスlとの間にリング状溝3
を形成する下コアであって、下コア2は第2図に示した
如く上下駆動用ラム4により上下動せしめられると共に
、スプライン・リングギヤ結合部5を介して回転駆動装
置6により上下動とは無関係に中心軸のまわりに回転せ
しめられるようになっている。7はリング状/R3内に
上下動可能に嵌挿された下パンチ、7′はプレス成型時
に下パンチ7の下降を阻止する下パンチ押さえ、8は下
コア2と同径であり且つ下コア2と同軸上に上下動可能
に配置されていて図示しないバネ等の弾力により急速下
降せしめられるようになっている上コア、9は下バンチ
7と同径であり且つ上コア8に上下動可能に案内されつ
つリング状溝3に挿脱可能となっていて図示しないバネ
等の弾力により急速下降せしめられるようになっている
上パンチである。そして、ダイスlの円形穴1aの内周
面と下コア2の外周面と下パンチ7の上端面と上パンチ
9の下端面との間でキャビティを形成するようになって
いる。
次に、この金型における材料粉のリング状溝3内への供
給と成型について説明する。
まず、下コア2を上下動させてその上端面がダイスlの
頂面より少し高く或いは低く、又はダイス1の頂面と一
致するようにし、続いて下コア2を回転せしめつつリン
グ状a3の開口部に所定量の材料粉を落とすと、リング
状溝3の中に材料粉が入っていくが、この時リング状?
ll13内に材料<5)がブリッジを形成することがあ
っても、ダイスlと下コア2との相対回転によるずれの
運動によりブリッジが剪断破壊されて材料粉が下に落ち
るので、リング状溝3内に落とした全量の給粉が行われ
る。又、このずれの運動が下に落ちた材料粉に−様な回
転運動を与えるので、最初不均一に堆積した材料粉が均
一な周方向の充填密度を持つようになり、且つ充填密度
自体も上がる。
かくして、リング状溝3への材料粉の充填が完了した後
、下コア2を若干上下動させるかそのままでその上端面
をダイスlの頂面と一致せしめ、続いて上コア8及び上
パンチ9をハネ等の弾力により急速に下降せしめると、
まず上コア8が下コア2に当接して停止し、続いて上パ
ンチ9のみがそのまま下降してリング状溝3内に入り、
下パンチ7との間で材料粉をプレス成型して、リング状
部品を作り上げる。
尚、給粉の途中で下コア2を若干上下動せしめるように
しても良い。
第3図は上記第1実施例の変形例を含むリング状部品プ
レス成型用金型の要部縦断面図を示しており、これは第
1実施例とは異なり、第4図に示した如くダイスlを円
筒状に形成すると共にダイス受け11により中心軸のま
わりに回転可能に支持し、下コア2の代わりにダイス1
をヘルドI2を介して図示しない回転駆動装置により回
転せしめるよう番こしたものである。尚、ヘルド12を
用いる代わりに、ダイスlの外周面にギA・を形成し、
ギA−1−レインを介してダイス1を回転せしめるよう
にしても良い。
尚、上記第1実施例及びその変形例とは異なり、下コア
2とダイス1とを互いに反対方向に回転せしめるように
しても良いことは云うまでも無い。
第5図は材料粉供給装置の第2実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、これは第
1実施例と基本的に同し構成に加えて、材料粉をリング
状溝3内に注入するための注入器12を備えている。こ
の注入器12は目盛付きの透明なシリンダー13と該シ
リンダー13内に嵌挿されたピストン14及びロッド1
5から成り、注入器12内に充填された材料粉はピスト
ン14による加圧によって収縮が完了した後ピストン1
4が移動しただけの体積と同量のものがノズル13aか
ら押出されてリング状溝3内に供給されるようになって
いる。従って、注入器12の内径が一定であればピスト
ン14の移動距離を一定にすることにより計量と給粉を
同時に行うことができる。尚、押出された材料粉が確実
にリング状溝3内に入るようになっていれば、注入器1
2のノズル13aはリング状溝3中に入っている必要は
ない。又、注入器12は金型に取付けられていても良い
し、取付けられていなくても良い。また金型と連動して
いても良いし、連動していなくても良い。
又、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第1実施例を含む金型におけるのと基本的に同
しなので、その説明は省略する。
第6図は材料粉供給装置の第3実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア2
は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安息
角より大きく、上コア8は下端面が下コア2の頂部と符
合すべくは林状を呈しており、それ以外の構造は第2実
施例と同じである。
次に、この金型における材v4扮のリング状溝3内への
供給と成型について説明する。
まず、下コア2を若干下降せしめてその頂部の周縁がダ
イス1の頂面より少し低くなるようにし、続いて下コア
2を回転せしめつつその頂部上に所定量の材料粉を少し
ずつ落とすと、材料粉は該頂部上を滑り又は転がり落ち
てリング状溝3の中に確実に入って行く。そして、この
時リング状溝3内に材料粉がブリッジを形成することが
あっても、ダイス1と下コア2との相対回転によるずれ
の運動によりブリッジが剪断破壊されて材料粉が下に落
ちるので、リング状溝3内に落とした全量の給粉が行わ
れる。又、このずれの運動が下に落ちた材料粉に−様な
回転運動を与えるので、最初不均一に堆積した材料粉が
均一な周方向の充填密度を持つようになり、且つ充填密
度自体も上がる。
斯して、リング状溝3への材料粉の充填が完了した後、
下コア2を若干上昇せしめてその頂部の周縁をダイスl
の頂面と一致せしめ、続いて上コア8及び上パンチ9を
バネ等の弾力により急速に下降せしめると、まず上コア
8が下コア2に当接して停止し、続いて上パンチ9のみ
がそのまま下降してリング状a3内に入り、下パンチ7
との間で材料粉をプレス成型して、リング状部品を作り
上げる。
尚、給粉の途中で下コア2を若干上下動せしめるように
しても良い。
第7図は材料粉供給装置の第4実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア2
は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安息
角より大きいと共に、該rft部にその母線に沿って羽
根2aが設けられでおり、それ以外の構造は第3実施例
と同しである。この頂部の周縁での羽根2aの高さは稜
部が水平になるまでとれ、厚みは羽根2aの強度による
が少なくともl +nであり、羽根2aの数は少なくと
も1枚である。又、上コア8の下端面は下コア2の頂部
及び羽t12aと符合すべく l!鉢林状呈し且つ溝が
設けられていると好ましい。
羽根2aの作用は次の通りである。
下コア2の頂部に材料粉を載せると、下コア2が回転す
ることにより羽根2aが材料粉も−緒に回転せしめて材
料粉に遠心ノjを付与するので、材料粉は周囲へ放出さ
れてリング状溝3内へ供給される。この時、下コア2は
給粉量に合わせてダイスlの頂面より下がっているのが
好ましい。
尚、下コア2の羽根2aを含む頂部は着脱自在であって
も良い。又、羽根2aは回転方向と逆方向に湾曲してい
ても良く、傾いていても良い。
又、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第3実施例を含む金型におけるのと基本的に同
じなので、その説明は省略する。
但し、材料粉は下コア2の頂部に少しずつ落とす必要は
無く、所定量をまとめて叔せることができる。
第8図は材料粉供給装置の第5実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア2
は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安息
角より大きいと共に、該頂部にその母線に沿って溝2b
が設けられており、それ以外の構造は第3実施例と同し
である。溝2bの数は少なくとも1個配設されている。
又、旧コア8の下端面は下コア2の頂部と符合ずべく1
1貫林状状呈している。
溝2bの作用は次の通りである。
下コア2の頂部に材料粉を載ゼると、下コア2が回転す
ることにより溝2bが材料粉を噛み込んで一緒に回転せ
しめて材料粉に遠心力を付与するので、材料↑5)は周
囲へ放出されてリング状溝3内へ供給される。この時、
下コア2は給粉■に合わせてダイス1の頂面より下がっ
ているのが好ましい。
尚、下コア2の溝2bを含む頂部は着脱自在であっても
良い。
又、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第3実施例を含む金型におりるのと基本的に同
しなので、その説明は省略する。
但し、材料粉は下コア2の頂部に少しずつ落とす必要は
無く、所定量をまとめて載せることができる。
第9図は材料粉供給装置の第6実施例を含むリング状部
品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア2
は頂部が円錐形を呈していてその+lI斜角が材料粉の
安息角より太き(なっている。
又、該頂部に接してその母線に沿って羽根16aが設け
られた蓋16が着脱自在に配置されている。
それ以外の構造は第3実施例と同しである。羽根16a
の厚みは羽根+63の強度によるが少なくとも1龍であ
り、羽根16aの数は少な(とも1枚である。又、上コ
ア8の下端面は下コア2の頂部と符合すべく措林状を呈
していると好ましい。
崗16の羽根16aと回転する下コア2の頂部で材料粉
を挾むことによる作用についで説明する9予めダイスl
の頂面より給粉間に合わせて下ろした下コア2の頂面と
ダイス1が作る給粉空間に材料粉を入れて116を被せ
、下コア2を回転しながら上げると、羽根16aに接触
した材料粉が周囲へ押し出されてリング状溝3内へ供給
される。
尚、羽根16aは必ずしも直線的である必要はな(、第
10図に示した如く回転方向と逆方向に湾曲していても
良い。
又、この金型における材I!4粉のリング状溝3内への
供給と成型は第3実施例を含む金型と基本的に同じなの
で、その説明は省略する。但し、材料粉は下コア2の頂
部に少しずつ落とす必要は無く、所定量をまとめて載せ
ることができる。
第X1図は材料粉供給装置の第7実施例を含むリング状
部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア
2は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安
息角より大きいと共に、途中に衝撃発生部17が設けら
れている。その衝撃発生部17は、第12図に示した如
く、下コア2を上下に二分別して上側部分を上下動可能
にし且つキー2cとキー溝2dの作用により回転時のす
べりが防止されていると共に、該上側部の下端部に」ユ
ニ方向の衝撃を与える電磁ハンマー又はエアハンマー等
の衝撃発生装置18が取付けられている。それ以外の構
造は第3実施例と同しである。
衝撃発生装置18の作用は次の通りである。
下コア2の頂部は傾斜しているから上下方向にその衝撃
をもって材料粉に当たると材料粉は傾斜した頂部で反射
するような力を受けるため、該頂部から浮き上がる力と
周囲方向に押し出す力とを受ける。従って、材料粉は頂
部」二でホッピングを繰り返しながら周囲へ運ばれ、リ
ング状溝3内へ給粉される。この時の周囲方向へ押し出
す力は衝撃の加速度に比例する。又、この時、下コア2
は給粉量に合わせてダイス1の頂面より下がっているの
で好ましい。又、上記衝撃はリング状(n 3内でブリ
ッジを形成しようとする粉末を分散させる作用もある。
面、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第3実施例を含む金型と基本的に同じなので、
その説明は省略する。但し、材料粉は下コア3の頂部に
少しずつ落とす必要は無く、所定量をまとめて載せるこ
とができる。
第13図は材料粉供給装置の第8実施例を含むリング状
部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア
2は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安
息角より大きいと共に、内部に下コア2に上下方向の振
動を与える超音波振動子等の振動発生装置19が固定さ
れている。それ以外の構造は第3実施例と同じである。
振動発生装置19の作用は上記衝撃発生装置18と同様
であるが、周期的に生じるパルス衝撃とは異なり、力は
小さいが連続した振動を材料粉に与えることになる。従
って、材料粉末の性質に合わせて振動とili 撃を使
いわけるのが好ましい。
尚、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第3実施例を含む金型と基本的に同しなので、
その説明は省略する。但し、材料本5)は下コア2の頂
部に少しずつ落とす必要は無く、所定量をまとめて載せ
ることができる。
第14図は材料粉供給装置の第9実施例を含むリング状
部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、下コア
2は頂部が円錐形を呈していてその傾斜角が材料粉の安
息角より大きくなっていると共に、下コア2の回転の速
度及び方向を変動させるようになっている。
回転方向の変化と速度変化とを組み合わせたこの運動の
場合には、一定回転運動によって生しる遠心力の他にそ
の遠心力が絶えず変化するので振動する遠心力が生じ、
これが材料粉を周囲方向へ押し出す力となる。又、回転
方向の変化の際に停止状態が存在するので動摩擦力のみ
ならずそれよりも大きな静摩擦力によって材料?51を
運動させ上記遠心力を与えることになる。又、この口軽
の速度及び方向の変動は、リング状溝3内でブリッジを
形成しようとする粉末を分散させる作用もある。
尚、この金型における材料粉のリング状溝3内への供給
と成型は第3実施例を含む金型と基本的に同しなので、
その説明は省略する。但し、材料粉は下コア2の頂部に
少しずつ落とす必要は無く、所定量をまとめて載せるこ
とができる。
ところで、上記第1乃至第9実施例は、何れも予め計量
した所定量の材料粉を供給するものであるため、完全な
自動給粉を行うのには不完全であった。そこで、必要量
の材料t5)を計量することなく自動的に給粉し得るよ
うにした実施例を以下に示す。
第15図は材料粉供給装置の第10実施例を含むリング
状部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、これ
は第1実施例と基本的に同じ構成に加えて、浅い円筒状
の給粉箱師20aとそれに接続されていて内面が撞林状
で中央孔20bを有する蓋部20cとから成りダイスl
の頂面上を慴動可能な擦り切り具20と、擦り切り具2
0と図示しないピストンとの間を連結していて擦り切り
具20をダイスlの頂面上において摺動せしめる駆りJ
ロッド21とを備えている。
次に、この金型における材料↓5)のリング状溝3内へ
の供給について説明する。
まず、下コア2をダイスlの頂面より下げ、続いて駆動
ロッド21により擦り切り具20を第15図左方に動か
して給粉節部20aを円形穴1aの真上に位置させて材
料粉を落とし、更に擦り切り具20を左方移動させて蓋
部20cを円形穴1aの真上に位置させる。次に下コア
2を回転させながらその頂面がダイスlの頂面と一致す
るまで上昇せしめると、材料粉が下コア2の頂部と蓋部
20cとの間に挾まれて圧力を受け、リング状溝3の真
上の材料粉は該圧力と下コア2の回転作用によりリング
状溝3中へ噛み込まれて供給され、下コア2の頂部上の
余った粉は一部が蓋部20Cの唱鉢状内面の作用により
中央孔20bから上方へ抜けて行き且つ残部が該頂部及
びダイス1の頂面と該播鉢状内面との間に残る。次に、
駆動ロッド21により擦り切り具20を第15図右方に
動かして右端まで移動せしめると、材料粉の上記残部は
大部分が蓋部20Cと共に運ばれ、更に残った部分が給
粉節部20aで拭きとられ、擦り切りが行われる。斯し
て、予め計量しなくても、必要量の材料粉がリング状溝
3内へ自動的に供給される。
蓋部20cの播鉢状内面の傾斜角は材料粉の滑り具合に
よって決まるが、この傾斜角が大きすぎるとリング状溝
3内へ材料粉を噛み込むための圧力が足りなくなり、ま
た(頃斜角が小さすぎると余った材料粉が中央孔20b
を通して抜けなくなる。
通常は10〜30度の傾斜角が好ましい。
尚、この金型における材料粉の成型は第1実施例を含む
金型と基本的に同しなので、その説明は省略する。
第16図は材料粉供給装置の第1t実施例を含むリング
状部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、これ
は第1実施例と基本的に同し構成に加えて、浅い措鉢の
底部をカットした形状を有していてダイス1の頂面上を
駆動ロッド21により摺動せしめられる擦り切り具22
と、下コア2と同径又は僅かに小径の上部円板23a下
部円板23bと可撓性中間部23cとから成り図示しな
い空気圧又は油圧等の圧力媒体注入・吸収装置とパイプ
24を介して接続されていて下コア2の頂面上に載置さ
れる風船23とを備えている。尚、風船23の高さは下
パンチ7の上端面とダイスlの頂面との間隔に等しいこ
とが望ましい。
次に、この金型における材料粉のリング状溝3内への供
給について説明する。
まず、第16図に示した如く、駆動ロッド21により給
粉擦り切れ具22を第16図左方へ動かして円形穴1a
の真上に位置せしめた後、下コア2をその頂面が下パン
チ7の上端面と一致するまで下げ、下コア2の頂面上に
風船23を萎ん状態で載置する。次に、擦り切り具22
に材料粉を入れて円形穴1aの内面と風船2,3の内面
との間に材料粉を落とした後、第17図に示した如く、
パイプ24を介して風船23に圧力媒体をン主人して脹
らませて材料粉を円形穴1aの内面に押し固め、仮のリ
ング成型を行う。次に、風船23から圧力媒体を吸引し
て再び萎ませた後、下コア2を回転させながらその頂面
がダイスlの頂面と一致するまで上昇せしめると、仮成
型体内面の材料粉で下コア2に触れる部分は削り取られ
残った部分はリング状溝3内に噛み込まれて密度を高め
均一化されたリング状の材料粉堆積体が形成される。次
に、風船23を除去し、その後駆動ロッド21により擦
り切り具22を第17図右方へ動かすと、余分な材料粉
が拭きとられ、擦り切りが行われる。断して、必要量の
材料粉の供給が自動的に行われる。
尚、この金型における材料粉の成型は第1実施例を含む
金型と基本的に同じなので、その説明は省略する。
第18図は材料粉供給装置の第12実施例を含むリング
状プレス成型用金型の要部断面図であって、これは第1
実施例と基本的に同じ構成に力Uえて、下記に詳述する
擦り切り具25を備えている。
即ち、擦り切り具25は、第19図に示した如く、円形
穴1aとほぼ同径の円形穴を有し且つ底壁にリング状溝
3の開口部に沿うように複数個好ましくは4個以上の材
料粉供給孔25aが配設された給粉丘部25bと、鉛直
方向の回転軸が給わ)鞘部25bの頂壁に枢支され且つ
プロペラ部が給粉丘部25b内に位置せしめられた給粉
プロペラ25Cと、給粉鞘部25b上に固定されてプー
リー。
ワイヤー等を介して給粉プロペラ25cを回転せしめる
モータ25dとから構成され、駆動ロッド21によりダ
イスlの頂面上を摺動せしめられるようになっている。
次に、この金型における材料粉のリング状溝3内への供
給について説明する。
まず、第18図に示した如く、下コア2の頂面をダイス
1の一致せしめた状態で駆動ロッド21により擦り切り
具25を第18図左方へ動かして円形穴1aの真上に位
置させる。次に、下コア2を回転させながら、給粉プロ
ペラ25cを回転せしめて材料粉を供給孔25aからバ
ラバラとリング状溝3内に落とす。すると、材料粉は供
給孔26aを経てリング状溝3内へ均等に落下すると共
に、下コア2の回転により均一化され且つ充填密度自体
も上がる。次に、給粉プロペラの回転を止め、その後駆
動ロッド21により擦り切り具25を第18図右方へ動
かすと、余分な材料粉が拭き取られ、擦り切りが行われ
る。かくして、必要量の材料粉の供給が自動的に行われ
る。
尚、この金型における材料粉の成型は第1実施例を含む
金型と基本的に同じなので、その説明は省略する。
第20図は材料粉供給装置の第13実施例を含むリング
状部品プレス成型用金型の要部縦断面図であって、これ
は第1実施例と基本的に同し構成に加えて、浅い円筒状
を有していてダイス1の頂面上を駆動口7ド21により
摺動せしめられる擦り切り具26と、第21図に示した
如く円形穴laとほぼ同径の円錐部27aと該円錐部の
周縁部下面に一端が固着されていて外径及び内径が夫々
円形穴1a及び下コア2と同径で軸方向の弾性を有する
コイル状羽根部27bと円錐部27aの下面に固着され
ていて下コア2の頂面に設けられた穴2eに着脱自在に
嵌合する(第20図参照)−対のピン部27cとから成
るスクリュ羽根27とを備えている。尚、スクリュ羽根
27のコイル状羽根部27bの高さは、ダイス1の上面
より突出した下コア2の頂面と下パンチ7の上端面との
間隔に等しく、ピン部27Cの長さはダイスlの頂面と
下パンチ7の上端面との間隔に等しいことが望ましい。
次に、この金型における材料粉のリング状溝3内への供
給について説明する。
まず、第20図に示した如く、駆動ロッド21により擦
り切り具26を第20図左方へ動かして円形穴1aの真
上に位置せしめた後、下コア2をその頂面が下パンチ7
の上端面と一致するまで下げ、円筒穴la内にスクリュ
羽根27を入れる。
続いて、下コア2を上昇させて穴2e内にピン部27C
を嵌合せしめると共にコイル状羽根部27bが下コア2
とダイス1との間即ちリング状溝3内に入り込んだ状態
にして下コア2の頂部にスクリュ羽根27を固定し、最
終的には下コア2の頂面がダイスlの頂面より少し突出
した状態で停止せしめる。次に、擦り切り具26に材料
粉を入れて下コア2の頂部側面に材料粉末が押し付けら
れた状態にし且つ下コア2を第20図矢印方向に回転せ
しめると、スクリュ羽根27が下コア2と共に回転して
コイル状羽根部27bが材料粉をリング状溝3中へ押し
込んで行く。そして、リング状溝3の底に材料粉が上記
回転の作用により積もってくると、スクリュ羽根27は
それに伴って上昇する。この時材料粉は高い密度で積も
るので、空洞などは生じず、周方向における給粉密度が
均一化される。更に、リング状溝3中に積もった材料粉
の高さがダイス1の頂面まで達すると、ピン部27cが
穴2eから抜けてスクリュ羽根27が下コア2の頂部か
ら外れ、材料粉の押し込みを停止する。次に、スクリュ
羽根27を除去し、その後駆動ロッド21により擦り切
り具26を第20図右方へ動かすと、余分な材料粉が拭
き取られ、擦り切りが行われる。かくして、必要量の材
料粉の供給が自動的に行われる。
尚、ピン部27c及び穴2eの径は穴2eに材料粉が入
り込まないように細い方が望ましいが、完全にこれを防
止することはできない。そこで、下コア2が強磁性体で
ある場合には、例えば第22図に示した如<、磁石又は
電磁石等の吸着部28aを有する支軸28にスクリュ羽
根27を上下動自在に取付けたものを下コア2の頂面に
吸着せしめるようにしても良い。
尚、この金型における材料粉の成型は第1実施例を含む
金型と基本的に同じなので、その説明は省略する。
次に、各実施例を用いた実験例について比較例と比較し
つつ説明する。
一実」缶例1−1 (以下、比較例1−2までは第1実
施例に関する。) SmCo、の合金をアルコール中で粉砕し、平均粒径5
μmの磁性粉を得た。これを真空中で乾燥して材料粉と
した(以後、供試粉lという)。
金型はリング状4(キャビティ)の寸法が外径181−
9内径15u+、長さ30鰭のものを用いた(以後、全
例同し)。
下コア2を6Orpmで回転させた状態(以後、回転さ
せた場合、何れも60rpm)で上記材料粉2g(以後
、所定量給粉した場合、何れも2g)をリング状溝3内
に給粉したところ、第23図に示した如くよく落ちた。
そして、給粉の状態を観察するために下パンチ7を金型
上面まで上昇させて材料粉堆積体29を押上げたところ
、材料粉堆積体29は上パンチでプレスしていないにも
拘わらず第24図に示した如く型面れせずリング状を維
持していた。又、空洞も見られず、材f4扮堆禎体29
の高さは1龍以内のばらつきしか存在しないほどの均一
さてあった。又、給粉に要した時間は約20秒であった
。これらを後記表に示す。
以後に示す例においても同様とするが、説明のない例は
全て後記表に示した通りである。
比較例1−1 材料粉は第25図に示した如くブリッジを形成して良く
落ちなかった。又、材料粉堆積体29も第26図に示し
た如く側面に大小様々な空洞が存在し、押上げて間もな
く型面れした。材料粉堆積体29の高さは31m以上の
ばらつきを持っていた。
遺」L叶ユニニ影 実験例1−1で得た粉末に2wt%のエボギシ系樹脂を
加えよくかきまぜて、材料↑5)とした(以後、供試粉
2という)。
本実施例の変形例において下コア2の代わりにダイス1
を回転させること以外は第1実施例の実験例1−1及び
l−2と全く同じ条件のもとて実験を行ったところ、実
験例1−1及び2と全く同じ結果を得た。
実験例2−1 (以下、比較例2−4までは第2実施例
に関する。) 注入器12は内径10mmで長さ200 amのものを
用いた。この注入器12の中に材料粉を詰込んだ。
注入器12のピストン14の移動距離を4飄騰とした。
給粉中、注入器を移動させることはながった。
土」奏上LLニーF 第27図に示した如く、給粉しているところから溢れ出
し、均一な給粉もできなかった。
土」交ILL:二り 第28図に示した如く、材料粉は必要量に達するまえに
リング状la 3から溢れ出てしまった。
比較例2−3 材料粉堆積体29の高さは31以上のばらつきを持って
いた。この材f〜l粉堆積体29は少しの衝撃で型面れ
した。
ユ、、mJL3−1  (以下、比較例3−3までは第
3実施例に関する。) 下コア2の頂部は30度(以後、円錐形の場合、何れも
30度)の斜角を有する円錐形にした。材料粉2gを下
コア2の頂部上に少しずつ(0,1g/秒の供給量で、
以後少しずつの場合何れも同じ)落とした。
実験例4−1 (以下、比較例4−5までは第4実施例
に関する。) 羽根2aは高さを71mにした。
第5実施例に関しては(実験例5−1から比較例5−5
まで)、下コア2の頂部に溝16個が等間晒で配設され
たもの(この溝は、頂部周縁での深さ及び幅が何れも2
龍)を用いた。
ズー験」江」−二」=(以下、比較例6−5までは第6
実施例に関する。) 蓋16の羽根16aは下コア2の回転方向に湾曲したち
の4枚とした。
実験例7−1 (以下、比較例7−5までは第7実施例
に関する。) 下コアと衝撃発生部との間に1〜21の遊びが設けられ
た。そして、衝撃は電磁ハンマーを用いて1回/秒の間
隔で与えた。
上玉−例」ヨニ」− 約3分の1は直ぐにリング状溝3内に給?5)されたも
のの、残りは衝撃によって周囲に押し出された状態から
少しずつリング状a3内に落ちて行った。
実験例8−1 (以下、比較例8−4までは第8実施例
に関する。) 振動は電歪素子から成る超音波振動子を用いた。
実験例9−1から比較例9−5までは第9実施例に関す
る。
フしり」剋二L」−二1(以下、比較例10−4までは
第10実施例に関する) 下コア2を下パンチ7と同し高さまで降ろし60rpm
で回転させ7秒でダイス面に達する速度で上昇させつつ
上述の手順により給粉を10回行った。
ζ験例1l−IG以下、比較例11−4までは第11実
施例に関する。) 風船は、上部円板及び下部円板が何れも直径が15mm
、高さが301、肉厚が3龍のゴム製のもの(以後、風
船を用いる場合、これと同し)を用いた。
−9l(以下、比較例12−3までは第12実施例に関
する。) 材料粉供給孔25aは径が1鶴で等間隔に16個配設さ
れた。
逃験例13−1  (以下、比較例13−6までは第1
3実施例に関する。) スクリュ羽根28のコイル状羽根部28bの傾きを20
°とした。
スクリュ羽根28が回転し始めてから下コア2から外れ
るまでに要した時間は約5秒であった。
〔発明の効果〕
上述の如く、本発明によるリング状部品プレス成型用金
型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置
は、リング状溝(キャビティ)内に必要量の給粉を行う
ことができると共に周方向における給粉密度を、均一に
することができ、さらに自動化が容易であり、リング状
永久磁石等のプレス成型法による量産技術の確立に一寄
与するところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による材料粉供給装置の第1実施例を含
むリング状部品プレス成型用金型の要部縦断面図、第2
図は第1実施例の下コアの駆動機構の正面図、第3図は
第1実施例の変形例を含むリング状部品プレス成型用金
型の要部縦断面図、第4図は上記変形例のダイスの駆動
機構の破断斜視図、第5図及び第6図は夫々第2実施例
及び第3実施例を含むリング状部品プレス成型用金型の
要部縦断面図、第7図乃至第9図は夫々第4実施例乃至
第6実施例を含むリング状部品プレス成型用金型の要部
断面図、第10図は第6実施例の蓋の平面図、第11図
は第7実施例を含むリング状部品プレス成型用金型の要
部縦断面図、第12図は第7実施例の衝撃発生装置の断
面図、第13図乃至第16図は夫々第8実施例乃至第1
1実施例を含むリング状部品プレス成型用金型の要部縦
断面図、第17図は第11実施例の風船を膨ませた状態
を示す断面図、第18図は第12実施例を含むリング状
部品プレス成型用金型の要部縦断面図、第19図は第1
2実施例の給粉鞘部の破断斜視図、第20図は第13実
施例を含むリング状部品プレス成型用金型の要部縦断面
図、第21図及び第22図は夫々第13実施例のスクリ
ュ羽根及びその変形例を示す斜視図、第23図及び第2
4図は夫々第1.10乃至13実施例を用いた実験例の
給粉状態を示す断面図及び材料粉堆積体の斜視図、第2
5図及び第26図は夫々比較例の給粉状態を示す一面図
及び材料粉堆積体の斜視図、第27図及び第28図は夫
々第2実施例を用いた実験例及び比較例の給粉状態を示
す断面図、第29図及び第30図は夫々第3乃至9実施
例を用いた実験例及び比較例の給粉状態を示す断面図で
ある。 l・・・・ダイス、1a・・・・円形穴、2・・・・下
コア、2a・・・・羽根、2b・・・・溝、2C・・・
・キ、−12d、・・・キー溝、2e−・・・穴、3・
・・・リング状溝、4・・・・上下駆動用ラム、5・・
・・スプライン・リングギヤ結合部、6・・・・回転駆
動装置、7・・・・下パンチ、7′・・・・下バンチ押
え、8・・・・上コア、9・・・・上パンチ、10・・
・・ダイス受け、11・・・・ヘルド、12・・・・注
入器、13・・・・シリンダー、14・・・・ピストン
、15・・・・ロッド、16・・・・蓋、16a・・・
・羽根、17・・・・衝撃発生部、1B・・・・衝撃発
生装置、19・・・・振動発生装置、20,22゜25
.26・・・・擦り切り具、20a、25b・・・・給
粉鞘部、20b・・・・中央孔、20c・・・・蓋部、
21・・・・駆動ロッド、23・・・・風船、23a・
・・。 上部円板、23b・・・・下部円板、23e・・・・可
撓性中間部、24・・・・パイプ、25a・・・・材料
粉供給孔、25c・・・・給粉プロペラ、25d・・・
・モータ、27・・・・スクリュ羽根、27a・・・・
円錐部、27b・・・、コイル状羽根部、27C・・・
・ビン部、28・・・、支軸、28a・90.吸着部、
29・・・・月料粉堆積体。 第1図 才2図 第11図 第12図 第15図 1−16図 第17図 才19図 第18図 1−21図     第22図 11Cヅ8゜ 1−27図      第28図 才29図      第30図

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成す
    るコアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿された下
    パンチと、前記コアに案内されて前記リング状溝に上下
    方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング状溝内
    に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成型する
    ようにしたリング状部品プレス成型用金型への材料粉供
    給方法において、前記ダイスとコアとを相対回転させつ
    つ所定量の材料粉を前記リング状溝内に供給することを
    特徴とする材料粉供給方法。
  2. (2)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成す
    る下コアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿された
    下パンチと、前記下コアと同軸上に上下動可能に配置さ
    れた上コアと、該上コアに案内されて前記リング状溝に
    上下方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング状
    溝内に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成型
    するようにしたリング状部品プレス成型用金型への材料
    粉供給方法において、前記下コアの頂部を円錐形にし、
    所定量の材料粉を前記下コアを回転させつつ前記頂部上
    に落とすことにより前記リング状溝内に材料粉を供給す
    ることを特徴とする材料粉供給方法。
  3. (3)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成す
    る下コアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿された
    下パンチと、前記下コアと同軸上に上下動可能に配置さ
    れた上コアと、該上コアに案内されて前記リング状溝に
    上下方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング状
    溝内に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成型
    するようにしたリング状部品プレス成型用金型への材料
    粉供給方法において、前記下コアを回転させつつ所定量
    以上の材料粉を前記リング状溝内へ供給し、前記下コア
    の頂面を前記ダイスの頂面と一致させた状態で擦り切り
    を行うことを特徴とする材料粉供給方法。
  4. (4)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成す
    るコアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿された下
    パンチと、前記コアに案内されて前記リング状溝に上下
    方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング状溝内
    に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成型する
    ようにしたリング状部品プレス成型用金型において、前
    記ダイスとコアとを相対回転させる駆動装置を備え、該
    相対回転を行いつつ所定量の材料粉を前記リング状溝内
    に供給するようにしたことを特徴とする材料粉供給装置
  5. (5)材料粉を計量しつつ供給する注入器を備えている
    ことを特徴とする請求項(4)に記載の材料粉供給装置
  6. (6)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成す
    る下コアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿された
    下パンチと、前記下コアと同軸上に上下動可能に配置さ
    れた上コアと、該上コアに案内されて前記リング状溝に
    上下方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング状
    溝内に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成型
    するようにしたリング状部品プレス成型用金型において
    、前記下コアを回転させる駆動装置を備えると共に前記
    下コアの頂部を円錐形にし、所定量の材料粉を前記下コ
    アを回転させつつ前記頂部上に落とすことにより前記リ
    ング状溝内に材料粉を供給するようにしたことを特徴と
    する材料粉供給装置。
  7. (7)下コアの頂部にその母線にほぼ沿って少なくとも
    一枚の羽根を設けたことを特徴とする請求項(6)に記
    載の材料粉供給装置。
  8. (8)下コアの頂部にその母線にほぼ沿って少なくとも
    一個の溝を形成したことを特徴とする請求項(6)に記
    載の材料粉供給装置。
  9. (9)下コアの頂部に接しその母線にほぼ沿って少なく
    とも一枚の羽根を配置したことを特徴とする請求項(6
    )に記載の材料粉供給装置。
  10. (10)下コアにその回転中に上下方向の衝撃を与える
    衝撃発生装置を備えたことを特徴とする請求項(6)に
    記載の材料粉供給装置。
  11. (11)下コアにその回転中に上下方向の振動を付与す
    る振動発生装置を備えたことを特徴とする請求項(6)
    に記載の材料粉供給装置。
  12. (12)駆動装置が下コアを回転させつつその速度及び
    /又は方向を変動させるように構成されていることを特
    徴とする請求項(6)に記載の材料粉供給装置。
  13. (13)ダイスと、該ダイスとの間にリング状溝を形成
    する下コアと、該リング状溝内に上下動可能に嵌挿され
    た下パンチと、前記下コアと同軸上に上下動可能に配置
    された上コアと、該上コアに案内されて前記リング状溝
    に上下方向に挿脱可能な上パンチとを備え、前記リング
    状溝内に充填された材料粉を前記上下パンチでプレス成
    型するようにしたリング状部品プレス成型用金型におい
    て、前記下コアを回転させる駆動装置と、前記ダイスの
    頂面上を摺動し且つ材料粉を給粉擦り切りする擦り切り
    具とを備え、前記下コアを回転させつつ所定量以上の材
    料粉を前記リング状溝内へ供給し、前記下コアの頂面を
    前記ダイスの頂面と一致させた状態で前記擦り切り具に
    より擦り切りを行うようにしたことを特徴とする材料粉
    供給装置。
  14. (14)擦り切り具が頂部開口を有し、下コアを一旦下
    げてその上方から材料粉を落とし、前記下コアを回転さ
    せつつ上昇せしめるようにしたことを特徴とする請求項
    (13)に記載の材料粉供給装置。
  15. (15)下コアとほぼ同径に脹らむことができる風船を
    備え、下コアを一旦下げてその上に萎んだ風船を置いた
    状態で該風船とダイスとの間に材料粉を落下せしめ、そ
    の後前記風船を脹らまし、前記下コアを回転させつつ上
    昇せしめるようにしたことを特徴とする請求項(13)
    に記載の材料粉供給装置。
  16. (16)擦り切り具がリング状溝の開口部に沿うように
    配設された複数個の材料粉供給口を備えていて、下コア
    の頂面と前記ダイスの頂面とをほぼ一致させた状態で前
    記リング状溝への給粉を行うようにしたことを特徴とす
    る請求項(13)に記載の材料粉供給装置。(17)下
    コアに着脱自在であって装着した時該下コアの周面に羽
    根部が位置するスクリュ羽根を備えていて、前記下コア
    にスクリュ羽根を取り付け、前記下コアを回転させつつ
    前記周面の上端に材料粉を押し付けて前記スクリュ羽根
    の作用により前記リング状溝内へ給粉するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(13)に記載の材料粉供給装置
JP63064274A 1987-11-30 1988-03-17 リング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置 Expired - Fee Related JP2539481B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-182053 1987-11-30
JP62-182052 1987-11-30
JP18205287 1987-11-30
JP18205387 1987-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01230703A true JPH01230703A (ja) 1989-09-14
JP2539481B2 JP2539481B2 (ja) 1996-10-02

Family

ID=26500997

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63064274A Expired - Fee Related JP2539481B2 (ja) 1987-11-30 1988-03-17 リング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2539481B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005072435A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Mitsubishi Electric Corp 磁性粉給粉装置及び磁性粉給粉方法
JP2008284568A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 打錠成型機ならびに(メタ)アクリル酸合成用固体触媒の製造方法
JP2014533596A (ja) * 2011-11-30 2014-12-15 サノフィ・ソシエテ・アノニム 吸入デバイス用のアセンブリ、処理部材の使用および吸入デバイス
CN104325139A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 苏州广型模具有限公司 一种能够准确定位和操作的模具
CN114289717A (zh) * 2021-11-19 2022-04-08 蓝山县金山川粉末冶金有限公司 一种带有环状槽的齿轮制备模具

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005072435A (ja) * 2003-08-27 2005-03-17 Mitsubishi Electric Corp 磁性粉給粉装置及び磁性粉給粉方法
JP2008284568A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 打錠成型機ならびに(メタ)アクリル酸合成用固体触媒の製造方法
JP2014533596A (ja) * 2011-11-30 2014-12-15 サノフィ・ソシエテ・アノニム 吸入デバイス用のアセンブリ、処理部材の使用および吸入デバイス
CN104325139A (zh) * 2014-10-27 2015-02-04 苏州广型模具有限公司 一种能够准确定位和操作的模具
CN114289717A (zh) * 2021-11-19 2022-04-08 蓝山县金山川粉末冶金有限公司 一种带有环状槽的齿轮制备模具
CN114289717B (zh) * 2021-11-19 2024-05-10 蓝山县金山川粉末冶金有限公司 一种带有环状槽的齿轮制备模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2539481B2 (ja) 1996-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3670467A (en) Method and apparatus for manufacturing tumbling media
US5897887A (en) Machine for the formation of tablets of cosmetic product
JPH01230703A (ja) リング状部品プレス成型用金型への材料粉供給方法及びそれに用いる材料粉供給装置
CN104044090B (zh) 砂轮环分层压制成型方法及成型装置
CN207170947U (zh) 一种金属粉末药型罩压制成型冲模具
KR100745389B1 (ko) 다양한 형상을 갖는 물품의 제조장치 및 제조방법
CN207136517U (zh) 一种用于口红灌装机的口红成型组件
JP2001017148A (ja) 食品を堆積させる方法と装置
US2830320A (en) Method of and device for pressing grinding wheel blanks
JP2654519B2 (ja) 摩擦材の予備成形装置
EP0779220B1 (en) Machine for the formation of tablets of cosmetic product
US1868425A (en) Method of and apparatus for manufacturing pottery ware
CN207885887U (zh) 口红充填机
US3253068A (en) Method and apparatus for producing decorative hollow playballs
JP2001129812A (ja) 石膏型等の吸水性型を用いた泥漿鋳込み成形方法及び装置
US436237A (en) Machine fob molding blocks oe bricks
JPH0729299B2 (ja) 半導体封止用樹脂タブレットの製造方法及び装置
JP2009091344A (ja) 渦巻線香の製造方法と製造装置及び成形型
JP2001300791A (ja) 粉体成形機
TWI638621B (zh) 口紅充填機
US5449283A (en) Machine for vertical casting of pipes of concrete or a similar material in a mould system with a distributor wheel
SU1726254A1 (ru) Пресс-форма квазиизостатического прессовани
GB708625A (en) An improved device for moulding articles of a plastic mass particularly of dough
US102929A (en) emery
US3072979A (en) Process and apparatus for making shell core and mold products

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees