JPH01230617A - 液状重合体硬化用の温度活性触媒 - Google Patents

液状重合体硬化用の温度活性触媒

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JPH01230617A
JPH01230617A JP63313641A JP31364188A JPH01230617A JP H01230617 A JPH01230617 A JP H01230617A JP 63313641 A JP63313641 A JP 63313641A JP 31364188 A JP31364188 A JP 31364188A JP H01230617 A JPH01230617 A JP H01230617A
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polymer
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liquid polymers
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JP63313641A
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Keith W Scott
キース ウイリアム スコット
Bryan G Willoughby
ブライアン ゴッドフリイ ウィラビー
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Rapra Technology Ltd
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    • C08F8/00Chemical modification by after-treatment
    • C08F8/42Introducing metal atoms or metal-containing groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/08Processes
    • C08G18/16Catalysts
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
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    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度活性触媒及びその製法に関するものである
。特に、液状重合体の硬化の場合に温度によって反応速
度の依存性を調整し、所定温度範囲にわたってそれを行
う手段を提供する触媒に関するものである。
従来の技術 重合体処理反応(架橋の際の連鎖の延長化を含む)の多
くは、好適な添加物によって触媒作用を及ぼされ又は活
性化される。化学的活性が促進されることにより、加工
可能性を害して加工段階以前に時ならぬ反応を起こすと
いう危険性がでてくる。
適当な調整を達成する一つの試みが、加熱時に活性成分
をただ単に解放する好適な硬化剤の付加物を用いること
によってなされている。この種の付加物は、ポリウレタ
ン技術の中に見られ、この種の付加物としては「封鎖イ
ソシアン酸塩」(blocked  1socyana
tes)として知られているアミンあるいはイソシアン
酸塩の付加物がある。これら系(systems )の
根本的な欠点は、硬化剤の効果的な解放を抑制するとい
う付加物分解の可逆性にあり、これらにより硬化の速度
と最終特性が得られるのを順次遅らせることになる。更
に別の欠点は、付加物分解をもたらせるのに高温を必要
とすることであり、これは通常100℃以上で、しばし
ば150℃以上を必要とすることもある。そのような制
限が、混合、応用あるいは初期の製造過程において抑制
された硬化の潜在的な利点があるにもかかわらずそのよ
うな系の使用を制限することとなる。この利点をある程
度確保することの実際上都合のよいことは、硬化製剤中
でより低濃度の触媒で反応することであるが、これは総
硬化速度を落すという重大な欠点がある。
ここに、もし硬化触媒が反応する重合体の相と不相容性
(すなわち溶は合わない)を示す重合体に乗っているな
ら、我々はポリウレタンや液状重合体の硬化の著しい温
度依存性が、硬化剤の化学的付加物に頼ることなく達成
できることを見いだした。特に、ガラス質の重合体相に
触媒を結合すると、触媒に著しい温度依存特性を提供す
ることが分かった。また、相分離した触媒で、もし触媒
担持皿合体に流動性や弾性があると高い活性が得られる
ことも分かった。従って、適当な転移作用を持つ支持重
合体の選択は硬化反応の実際の温度調節のための付加的
な選択である。
液状重合体の硬化において温度調節を高める相分離ガラ
ス質触媒の開発は、以下の例を参照して説明することが
できる。例1では、有機錫系分子(organotin
 groupings )が線状の(すなわち、橋かけ
構造をとらない)重合体のバックボーンに結合した2種
類の触媒重合体の合成と応用が述べられている。これら
のような有機錫系分子は、イソシアン酸塩/アルコール
の付加(ポリウレタンの成形)やシラノール縮合(液状
シリコーンの硬化)のための触媒であり、ここで述べら
れている例はポリウレタンの形成に関するものである。
この触媒の応用では、触媒重合体の配合の直後に、硬化
剤(重合MDI)を組成物中に配合した。これらの触媒
重合体はどちらも、環境温度ではガラス質であり、細か
い粉末に砕くことができる。粉末にすると、これらのガ
ラス質の製品はポリエステルやポリエチレンベースのポ
リウレタン(polyether−based pol
yurethane)組成物の中にたやすく分散できる
が、ポジウレタン組成物のマトリックス重合体と触媒重
合体との熱力学的不相容性のために溶けることはない、
述べられた2つの触媒重合体で、トリフェニル錫誘導体
は高いTg (60℃)を有し、高温で顕著な活性化の
徴候を示す。触媒の適当な選定によって、反応の様子は
調節され、発熱性硬化においては遅延作用を起す成分を
導入する。
本発明において述べられている触媒の作用は、線状の重
合体に限られず、例2ではトリブチル錫アルコキシド系
の分子を含む橋かけ結合を持つガーラス貿の重合体の合
成と応用を述べている。
本発明により提供されるような反応の様子を調節する機
会は、処理化学又は新しいシステムの開発に頼ることな
く、確立され又は良好な特性システムに有利な処理特性
を導入する余地を与える。
従来、高温硬化を提供するべく調整された室温硬化シス
テムの基底である促進された反応を起こす可能性は事実
上この例である。得られる利益は、モールディングや製
作より前に完全に明らかなシステムを簡単に取扱うこと
ができることを含む。
温度が高くなるに連れて硬化活性が高まるという表明さ
れた一つの大きな利点は、完全に組成した合成物内で増
加された室温貯蔵安定性の機会の中にある。この点でポ
リウレタンの触媒は特に有益であることがわかり、この
ポリウレタンの触媒は有機錫カルボキシラートの作用し
たガラス質の重合体である。例3では触媒グルービンゲ
ス(groupin、gs )はトリブチル錫モノカル
ボキシラート(tributyltin 1onoca
rboxylate )で、例4では触媒グルーピンゲ
スはジブチル錫カルボキシラー°ト(dibutylt
in dicarboxylate )であって、橋か
け結合の部位を構成している。転移温度は、バックボー
ンタイプ、ペンダントグループのタイプを含む種々のフ
ァクターによって影響されあるいは可塑性を与える添加
物の存在によって影響される。例5はガラス質の触媒中
の可塑材の影響を示している。貯蔵安定性の利点も、た
とえ触媒が可塑性を与えられたとしても保持され、触媒
Fはこの触媒を含むポリエステル゛−ウレタン組成物を
16時間貯蔵した後にも環境温度での探知できる活性は
みられないことを示している。
ガラス質の触媒を散らばった相状態にするべきであると
いう要求はその相の自然で完全な合成物上に何ら抑制力
を与えな込、従って、例えば、ガラス質の触媒を無機質
の粉末やガラスのような理論的に不活性な相上に被覆す
ることができる。例6は、炭酸カルシウムに被覆したガ
ラス質の触媒によるポリウレタン硬化の温度活性触媒現
象について述べたものである。そのような試みは、もし
広い界面領域を作ることができ、そこにおいて活性触媒
種がマトリックス重合体との界面に集中するならば、材
料使用に関して経済的であるというかなりの機会を提供
することとなる。
触媒重合体を支える基質は積層物や混合物の成分でそれ
自身が有機重合体である。例7で、ポリエステルテレフ
タラート(polyester terephthal
ate )フィルム(メリネクス)のシートを被覆した
ガラス質触媒(触媒H)の薄層が、処理されたポリエス
テルフィルムの上に広がったp、u、組成物の80℃で
の硬化に触媒作用を及ぼすことを示した。しかし、室温
では何の重要な活性も観察されなかった。
ヒドロヘルオキシド(hydroperoxide )
の存在中のスチレンの中の不飽和のポリエステル樹脂溶
液の硬化の温度活性される活性は、同様に証明された。
例8で、コバルト(n)カルボキシラート(cobal
t (II ) carboxylate )系分子を
含むガラス質重合体(触媒I)をきざまれたガラスマッ
トの樹脂に被覆した。そのマットが述べられた樹脂組成
物で処理したときに、室温で1時間40分たっても何の
硬化も観察されなかフた。しかし、混合物を110℃の
炉中に置いたとぎに、7分以内で硬化が起こった。処理
しないきざんんだガラスマットを用いて調整した同様の
サンプルは硬化に30分を要した。
この発明は、ゴム上やガラス質の製品を与えて、段々に
または連鎖成長機構で硬化する硬化組成物に広く摘要で
きることがわかる。さらに、この発明はそのバックボー
ンに炭素を持つ重合体の硬化に限定されない。例9はシ
リコーン重合体の硬化の温度活性触媒現象について述べ
ている。
本発明における触媒は、硬化反応または硬化を起こす反
応の触媒であってもよい。後者の場合に開始段階の触媒
も「ドラ′イヤー」又は「反応促進剤」として塗料や樹
脂の硬化技術において知られている0本発明の触媒は、
上記の反応のために認められた触媒である化学的グルー
ビンゲスを含が、環境温度でガラス質の重合体物質と化
学結合しているグルーピンゲスをも持っている。ここで
「ガラス質」という用語は環境温度より高いTgを持つ
重合体を意味する。この限定によってのみTgの下限が
指定される。
(以下余白) 例1 ポリ(スチレン−アリル アルコール) 5.7零ヒド
ロキシル基(20,42g ; 68.1meq、OH
) 、 と酸化ビス(トリフェニル錫)  (6,07
g1 ; 7.OmmolSn) とをジクロロメタン
(100cIII3)に溶かた。
そして、この溶媒を蒸留して、溶媒の残留液と(反応の
副産物である)水とを100℃の低圧下で除去した6便
宜的に触媒Aと名付けたガラス質の生成物は、7,6零
の錫を含みDSCによって測定された60℃のTgを有
している。ジクロロメタンから形成したこの触媒のフィ
ルムの赤外線スペクトルは、初期の重合体のスペクトル
と比較して(OHの特性で) 34.00 cm−’付
近で吸収の低下がみられた。このガラス質の触媒は簡単
に細かい粉末に砕かれた。
二番目のガラス質の触媒は、ポリ(スチレン−アリル 
アルコール)と、今回は酸化ビス(トリブチル錫)とを
反応させて合成し、約3400cm−’付近での赤外吸
収の減少はペンダントヒドロキシル晶系のところで反応
していることを再び示した、生じた生成物は、6.6零
の錫を含み、これを便宜的に触媒Bと名付けた。この生
成物はガラス質で、DSCによって示されるTgは約4
0℃であり、細かい粉状に砕いた。どちらの触媒もジク
ロロメタンのような溶媒中で予期の溶解度を保有し、そ
れは初期の重合体の線状(即ち橋かけ結合していない)
性質を保持していることを示している。粉末状にされた
これら2つの重合触媒を重合MDI(ボスティクール 
G、 15.4パーツ(Bos tikure G  
15.4parts))を混ぜた水酸基末端ポリエステ
ル(hidroxyl−terminated pol
yester) (ディオレズ 520,100パーツ
(Diorez  520 、 100 parts)
)の硬化を様々な温度で促進させるべく用い、それらの
硬化を同じ温度で振動針硬度計(RubberWorl
d、1982. 187 (3)26)を用いて触媒無
しでの硬化と比較した。この機械では電圧に変換して硬
化の過程が記録され、硬化の程度を示す特性時間を電圧
の変化を観察することによって得ることができ、それは
t6゜で示される時間で電圧が全硬化が観察される間の
電圧の変化の80%になるときの時間に相当する。
第1表は、触媒A、Bそしてトリブチル錫オレートが存
在する各組成、触媒を含まない組成のt6゜時間を比較
したものである。
第1表 様々な温度での有機錫触媒の有無によるP、U
、の硬化の比較 第1図は、20℃と70℃における硬化の振動針硬化針
(VNC)による記録(traces)を示したもので
ある。トレースでは、硬化の増加はY軸の上方への変位
で示し、X軸は混合後の時間を示す。これらの比較は2
つのガラス質触媒の活性が温度で上がるにしたがって顕
著に増加し、従来の触媒であるトリブチル錫オレートの
活性よりも急速に増加することを示している。
2種類のガラス質触媒において、触媒Aは高いガラス転
移温度を有し、環境温度ではより少ない活性を示し、そ
の結果的硬化は触媒無しの混合物よりもかろうじて早い
だけである。触媒Bは環境温度ではより活性で、その活
性は70℃までの温度範囲を越えると顕著に増加する。
触媒Bは比較できる活性を達成するにはある程度の高温
(例えば90℃程度)を必要とするが、どちらの触媒も
120℃になると略同様な活性を持つ。
例2 結合されたペンダントトリブチル錫アルコキシド属(2
,0g)を含有するポリ(スチレン−アリルアルコール
)をジクロロメタンに溶かし、重合MDI(イソネート
(Isonate) 143 L ; 1.Og)を加
えることによって橋かけ結合されたガラス質触媒(触媒
C)を調製した。2分後に溶液がゲルになったとき、そ
の溶媒を80℃のオーブン内で蒸発させて、5.7零の
錫を含むガラス質の生成物を細かい粉末状に砕いた。
室温と120℃での重合MDI(イソネート143L)
を含む水酸基末端ボリエステンル(ディオレズ 520
)の硬化を、上記触媒を含むものと含まないもの両方で
行フた。第2表は使用した組成物を示し、第2図は硬化
のVNC)−レースを示す、120℃において、触媒を
用いた硬化は触媒を用いない硬化よりも明らかに活性で
、20℃から120℃にかけての触媒による活性の増加
は特に顕著である。
第2表 触媒Cを含むポリウレタン組成物例3 メチルメタクリル酸塩、ブチルメタクリル酸塩(but
yl methacrylate)、メタクリル酸(1
9,01g ;44.2meq、  COOH)の共重
合体は、トルエン(50cm3)と1−メトキシプロパ
ン−2−オル(1−methoxypropan −2
−01)  (50cm’ )との溶媒混合物中で酸化
ビス(トリブチル錫)(13,17g ; 44.2a
uaol  S n ) と反応させた。そして、溶媒
を蒸留させ、残留液を100℃の真空下で取あり除いた
。冷却した時に生成物(触媒D)はガラス質の固体とな
り細かい粉末状に砕かれた。このガラス質の重合体は1
6.4にの錫を含み出発材料のいずれのスペクトルにも
存在しないカルボキシル酸塩グループの赤外線特性に関
して1630 cm”’で吸光度を示した。
水酸基末端ポリエステル(ディオレズ 520)は重合
MDI(ハイパーラスト 000)と共に室温及び80
℃で触媒りを含むものも含まないものも硬化させた。第
3表は用いた組成を示し、第3図のvNCトレースはガ
ラス質触媒の高温活性の増加を示したものである。
第3表 触媒りを含むポリウレタン組成物例4 例3で用いた酸作用のアクリル重合体(20,0g;4
6.5+aeq、  COOH)と酸化ジブチル錫(5
,79g;23.3mmol)をトルエン(50cm3
)と1−メトキシプロパン−2−オル(50cm’)と
の還流溶媒混合物中で加熱した。溶液は酸化ジブチル錫
を溶かすとすぐにゲル化し、溶媒を蒸留で取り去った後
に(残留液は低圧100℃において取り去った)橋かけ
結合されたガラス質の固体(触媒E)が得られた。ガラ
ス質の固体は10.7Nの錫を含み、細かい粉末に砕か
れた。その生成物は出発材料のいずれのスペクトルにも
存在しないカルボキシル酸塩グループの赤外線特性であ
る1630cm−’で吸光度を示した。
水酸基末端ポリエステル(ディオレズ 520)を重合
MDI(ハイパーラスト(Hyperlast)000
)と共に室温及び80℃で触媒Eを含むものも含まない
ものも硬化させた。表4は実施された硬化を示し、第4
図のVNC)レースはガラス質触媒の高温活性の増加を
示したものである。
第4表 触媒Eを含むポリウレタン組成物例5 20%のメタクリル酸と80%のメチル基を含むメタク
リル酸塩(22,5g;50meq、  COOH)か
ら調製したアクリルコポリマーはフタル酸ジオクチル(
28,7g)が存在する酸化ジブチル錫(6,22g;
25mmol)  と環流溶媒(トルエンと1−メトキ
シプロパン−2−オル)中で反応させた。酸化ジブチル
錫が溶媒を分解させた時に、低分子量の副成物(即ち水
)が蒸留によって取り去られ、ガラス質の固体が残る。
その固体は簡単に細かい粉末に砕かれ、DSCにより約
30℃のTgを持つことがわかった。それは2.996
の錫を含み便宜的に触媒Fと名付けた。
第5表では、触媒Fを含むものと含まないもので様々な
温度で、(デイオレズ 520)、水酸基末端重合体(
100パーツ)と(ハイパーラスト 28751000
)、重合M D I (15,4パーツ)とを含む混合
物のt6゜になるまでの硬化時間をVNCで測定しなが
ら比較している。
第5表 様々な温度での触媒Fの有無によるp、u、の
硬化比較 この触媒は、温度活性触媒として大きな可能性を示して
いる。この硬化における作用の始まりは、特に顕著であ
り、七〇。は80℃でほんの25分であり、更に70℃
で90分である。更に、このガラス質の触媒は有効な環
境温度不活性と保存安定性の見込みを持っている。例え
ば、ポリ(スチレン−アリル アルコール)のトリブチ
ル錫アルコキシド、触媒B、は、水酸基末端ポリエステ
ル(ディオレズ 520)に24時間(ta。は20.
5分)予め混合しておくと、環境温度において実質的な
触媒活性を示した。触媒Fとの反応の違いを証明するべ
く、双方共に以下の組成で2つの硬化を観察した:水酸
基末端ポリエステル(ディオレズ 520)、100.
重合MDI(ハイパーラスト 287510 OO) 
、15.4.触媒F。
2.5である。第一の場合には、これら成分をほぼ同時
に混合したが、第2の場合にはディオレズと触媒をイソ
シアン酸塩を加える前に予め混合し、16時間保存した
。どちらも同じ硬化活性を示し、t6゜はほぼ8時間で
あった。さきに混合し、少なくとも作用転移の間予混合
及び保存できるということは特に有益である。
例6 触媒B(例1)に類似しているが錫(1,0g)を17
.2零含むガラス質の固体をジクロロメタン(dich
loromethane)中で溶液からの沈降炭酸カル
シウム(カロンt−)−(Calofort)  U)
(20g)に被覆した。 1.6にの錫を含む白色粉末
(触媒G)が得られた。
水酸基末端ポリエステル ディレズ 520は重合MD
I(ハイパーラスト 000)と共に室温及び80℃で
触媒Gを含むものも含まないものも硬化させた。第6表
はこれらの硬化を示し、第5図は硬化のvNCトレース
を示したものである。広い表面領域基質上に触媒を含ん
でいるので、これらのVNC)−レースと第1図の触媒
Bのそれを比較して明らかなように、触媒グルーピンゲ
ス(group ings)のより効果的な利用の余地
を提供することとなる0w、の含有量は、被覆した系(
system)も被覆しなかった系もほぼ同じであるが
、沈降した増量材に覆われた触媒は覆われていない触媒
の場合よりもより早く、数分で環境温度硬化をもたらす
第6表 触媒Gを含むポリウレタン組成物例7 ブチルメタクリル酸塩 (butyl methacr
ylate)。
メチルメタクリル酸塩(methyl methacr
ylate)、アクリル酸(2,0g; 4.7meq
、 COOH) d’)ターポリマーを、1−メトキシ
プロパン−2−オルに溶かし、ジブチル錫ジアセテート
(dibutyltin diacetate) (0
,82g ; 2.3+00101)をその溶液中に加
えた。
この溶液の薄膜をポリエチレンテレフタル酸塩(pol
yethylene  terephthalate)
  (メリネックス(Melinex) )の薄膜上に
広げられ、その溶媒は蒸発させて薄膜上の薄い乾いた触
媒の被覆層を残した。この被覆層は便宜上触媒Hと呼び
、それより酢酸を取り除くべく80℃の炉中に置いて、
重合体担持塩への転換が完了した。
触媒を含まないP、U、組成物を水酸基末端ポリエステ
ル(ディオレズ 520 ) lO,og : 重合M
DI(ハイパーラスト OOO) 1.54gの割合で
調製した。これが触媒Hで処理されたポリエチレンテレ
フタル酸塩(メリネックス)のシートと、処理されてい
ないメリネックスのシート上に薄膜状に塗布した。どち
らのシートも80℃の炉中に置き、P、U、組成物のゲ
ル化する時間を観察した。処理されたメリネックスのシ
ート上に広がった組成は30分でゲル化することが判っ
た。
2種類の同様な組成は室温で硬化し、処理したメリネッ
クスシート、処理していないメリネックスシート上に広
がった後、3時間経ってもゲル化は生じなかった 例8 メチルメタクリル酸塩(90パーツ)とメタクリル酸(
10パーツ)  (9,8g ? !1.4meq、 
 COOH)から調製したアクリル共重合体は1−メト
ロキシプロパン−2−オルとトルエンの混合溶液中に溶
かし、そこに酢酸コバルト(II)  (1,42g 
;5.7mmol )を加えた。刻んだグラスファイバ
ーマットの一部分を、得られた紫色透明な溶液に浸し、
余分な溶液を排出させた後、溶媒を室温で蒸発させた。
そして、溶媒の残留液を取り除き、しかもアクリル重合
体と酢酸コバルト(II )との反応を完了させる酢酸
を取り除くべく処理したマットを、減圧下で120℃に
加熱した。このアクリル被覆層は便宜上触媒■と呼ばれ
る。市販用の不飽和ポリエステルは、スチレン61%溶
液(100部)として得ることができ、これをトリブチ
ルヒドロペルオキシド(t−butyl hydrop
eroxide) (5部)とブレンドした。上述の処
理を施したグラスファイバーマットのサンプル(サンプ
ルA)と処理を施していないグラスファイバーマット片
(サンプルB)にヒドロペルオキシド/樹脂混合物を漫
み゛込むぜな、室温で1時間以上おいた後でも、どちら
のサンプルも硬化の気配が現れなかった。
それらを、その後110℃の炉中に置いた。サンプルA
はほんの7分後に堅い合成物に硬化したが、サンプルB
は同様に硬化するのに30分を要した0元の樹脂混合物
は混合後4時間経っても依然として処理可能であった。
例9 ブチルメタクリル酸塩、メチルメタクリル酸塩、メタク
リル酸(118,53g ; 188meq、 COO
H)のターポリマーを、酢酸ジブチル錫 (dibut
ylunacetate)  (32,93g ; 9
4+a+aol)と反応させてガラス質の有機錫触媒(
organotIn catalyst)を生成した。
そのガラス質触媒は粉砕されて、触媒Jと呼ばれる自由
流れ粉末を提供した。
第7表はテトラエトキシシラン(tetraethox
ys[1ane)  (10部)を加えた分子量600
00のシラツル末端シリコーン重合体(silanol
 terminated 5i1icone poly
mer) (100部)が様々な温度で、ジラウリン酸
ジブチル錫(dibutyltfn dilaurat
e)  (1部)か触媒J(5部)が存在する場合と、
触媒が存在しない場合で、VNCによって測定される8
0%硬化(ta。)になるまでの硬化にかかる時間を記
録したものである。
第7表 種々の触媒の存在によるシリコーン重合体の硬
化 この硬化で、触媒Jは室温ではなんの活性も示さず、2
4時間の間組成には何も明らかな変化が起こらない。
触媒が存在しないものでは100℃でも硬化は現れない
が、触媒Jが存在するものは100℃では、taoは1
4.5時間であった。従って、この種の硬化では、10
0℃で触媒は活性化するが、環境温度では触媒Jは触媒
の活性を示さない。ジラウリン酸ジブチル錫は、環境温
度でも100℃でも同様の活性を示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は例1のVNCトレース、第2図は例2のvNC
トレース、第3図は例3のvNCトレース、第4図は例
4のvNCトレース、第5図は例6のVNC)レースで
ある。 第2図 時間(分) 第3図 時間(赴) 第4図 第 5  図。 手続補正帯 平成元年2月10日 昭和63年特許願第313641号 2、発明の名称 液状重合体硬化用の温度活性触媒 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ラブラ テクノロジー リミテッド薯 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 (1)明細書第22頁第6行記載のr2.9 Jをr5
.2 Jと訂正する。 (2)同第22頁の第5表中「触媒F」の欄内に「(錫
0.12零)」を挿入する。 千  小売  ネ甫  正  j#(方式)特許庁長官
 吉 1)文 vlt  殿1、事件の表示 昭和63年特許願第313641号 2、発明の名称 液状重合体硬化用の温度活性触媒 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 ラブラ テクノロジー リミテッド6、補正の
対象 7、補正の内容 (1)別紙の通り図面を提出する。(浄書、内容に変更
無し、) (2) B11紙の通り委任状及び訳文を提出する。 8、添付書類の目録 (1)図面(浄書) (2)委任状及び訳文

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)反応する重合体相に対して不相容性を示す重合体
    に担持された触媒であるところのポリウレタンや液状重
    合体硬化用の温度活性触媒。
  2. (2)その触媒が触媒担持重合体に乗せられまたは結合
    されているところの請求項1記載のポリウレタンや液状
    重合体硬化用の温度活性触媒。
  3. (3)その触媒がガラス質重合体相と結合されていると
    ころの請求項2記載のポリウレタンや液状重合体硬化用
    の温度活性触媒。
  4. (4)その触媒担持重合体が流動性または弾性を持って
    いるところの請求項3記載のポリウレタンや液状重合体
    硬化用の温度活性触媒。
  5. (5)その触媒が線状の触媒担持重合体のバックボーン
    に結合されている有機錫系分子からなるところの請求項
    3または4記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温
    度活性触媒。
  6. (6)その触媒が酸化ビス(トリフェニル錫)または酸
    化ビス(トリブチル錫)であり、その重合体がポリ(ス
    チレン−アリルアルコール)であるところの、請求項5
    記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性触媒
  7. (7)そのガラス質の触媒重合体が細かい粉末に砕かれ
    ているところの、請求項3〜6のいずれか一つに記載の
    ポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性触媒。
  8. (8)その触媒が、トリブチル錫アルコキシド系分子を
    含んで橋かけ結合を持つガラス質重合体からなるところ
    の、請求項3〜7のいずれか一つに記載のポリウレタン
    や液状重合体硬化用の温度活性触媒。
  9. (9)その触媒が、有機錫カルボキシラートを含むガラ
    ス質重合体からなるところの、請求項3〜7のいずれか
    一つに記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活
    性触媒。
  10. (10)さらに可塑剤を含んでいるところの、上記請求
    項記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性触
    媒。
  11. (11)そのガラス質の触媒が基質上に被覆していると
    ころの、請求項3〜10のいずれか一つに記載のポリウ
    レタンや液状重合体硬化用の温度活性触媒。
  12. (12)その基質が無機質の粉末やガラスの如き不活性
    な相であるところの、請求項11記載のポリウレタンや
    液状重合体硬化用の温度活性触媒。
  13. (13)その基質が積層物や混合物の構成要素であると
    ころの、請求項11記載のポリウレタンや液状重合体硬
    化用の温度活性触媒。
  14. (14)その基質が有機重合体であるところの、請求項
    13記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性
    触媒。
  15. (15)実質上、上に述べまた例示されているところの
    、ポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性触媒。
  16. (16)触媒が反応する重合体相と不相容性を示す重合
    体と混合され、それによって重合体に担持されていると
    ころの、ポリウレタンや液状重合体硬化用の温度活性触
    媒の調製方法。
  17. (17)その触媒が触媒担持重合体に乗せられまたは結
    合されているところの、請求項16記載のポリウレタン
    や液状重合体硬化用の温度活性触媒の調製方法。
  18. (18)その触媒重合体が環境温度でガラス質であり、
    細かい粉末に砕くことができるところの、請求項16ま
    たは17記載のポリウレタンや液状重合体硬化用の温度
    活性触媒の調製方法。
  19. (19)その触媒担持重合体が線状または橋かけ結合さ
    れているところの、請求項18記載のポリウレタンや液
    状重合体硬化用の温度活性触媒の調製方法。
  20. (20)実質上、上に述べられているところの、請求項
    16、17、18、又は19記載のポリウレタンや液状
    重合体硬化用の温度活性触媒の調製方法。
  21. (21)請求項16〜20記載のどれかの請求範囲の方
    法によって作られる全てのポリウレタンや液状重合体硬
    化用の温度活性触媒。
  22. (22)重合体と請求項1〜15又は21記載のいずれ
    か一つの温度活性触媒の存在下で重合体を硬化剤と混合
    し、その後温度を適当に適合させるポリウレタンや液状
    重合体の温度調節硬化方法。
  23. (23)その触媒担持重合体がアクリル重合体であり、
    その触媒がコバルト塩であり、硬化される重合体がポリ
    エステル又はシリコーン重合体であるところの請求項1
    、2又は3記載の温度活性触媒。
JP63313641A 1987-12-12 1988-12-12 液状重合体硬化用の温度活性触媒 Pending JPH01230617A (ja)

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