JPH01230584A - キノリンカルボン酸の誘導体 - Google Patents

キノリンカルボン酸の誘導体

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JPH01230584A
JPH01230584A JP63263569A JP26356988A JPH01230584A JP H01230584 A JPH01230584 A JP H01230584A JP 63263569 A JP63263569 A JP 63263569A JP 26356988 A JP26356988 A JP 26356988A JP H01230584 A JPH01230584 A JP H01230584A
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difluoro
thiazeto
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Masahiro Kise
黄瀬 正博
Masahiko Kitano
北野 正彦
Masakuni Ozaki
尾崎 正邦
Kenji Kazuno
数野 憲二
Masato Matsuda
真人 松田
Ichiro Shirahase
白波瀬 一朗
Yoshifumi Tomii
冨井 由文
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Nippon Shinyaku Co Ltd
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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】 本発明は、抗菌作用を有し、各種感染症の治療剤として
有用な新規キノリンカルボン酸誘導体に関する。 更に詳しくは、本発明は次の一般式〔I〕で表されるキ
ノリンカルボン酸誘導体及びその生理学的に許容される
塩に関する。 R’ 式中、R’ は、水素、アルキル、又は置換若しくは無
置換のフェニルを表し、R2は、水素又はし、更に構成
原子として窒素、酸素又は硫黄原子を含んでいてもよい
。 【従来の技術】 現在、グラム陰性菌による感染の治療剤としての合成抗
菌剤としては、ナリジキシ酸、ピロミド酸、ピペミド酸
、エノキサシン(AT−2266)、オフロキサシン(
DL−8280)等が広く用いられている。 しかし、これらは近年増加しつつありしかも難治性疾患
である慢性緑膿菌感染症やグラム陽性菌感染症の治療に
対しては満足すべきものではない。 この問題を解決するために各種化合物が合成され多数の
特許出願がなされている。 本発明者らも種々の化合物を合成し、優れた抗菌作用を
有するキノリンカルボン酸を見いだし、既に特許出願し
た(特願昭62−079993号)。 この出願明細書中には、8位が塩素原子又は臭素原子で
あるチアゼトキノリンカルボン酸の具体例が記載されて
いるが、本発明化合物である一般式〔I〕で表される8
位がフッ素原子であるチアゼトキノリンカルボン酸に関
しては、その具体的開示はない。 【発明が解決しようとする課題】 かかる既存の抗菌剤は、その効果において一定の限界が
あり、またその安全性について必ずしも満足のゆくもの
ではない。 本発明者らはこれらの点を克服すべく研究を続行する過
程で、著しく上記を凌駕する薬理作用を有し、かつ毒性
の低い化合物群に到達し本発明を完成するに到った。 従って、本発明の目的は、前記既存の合成抗菌剤より著
しく優れた新たな医薬品を開発しようとする点にある。 【課題を解決するための手段】 本発明化合物は、文献未記載の新規化合物であり、その
化学構造上の特徴は、 ■2−メルカプトキノロン骨格の窒素原子と硫黄原子の
間で形成する環がチアゼチジン環であること、■キノリ
ン骨格の8位がフッ素で、7位が環状アミンで置換され
ていること、 の2点にある。 −m式(I)においてR′、R2で示されるアルキルと
しては、直鎖状又は分枝状の炭素数1〜4の低級アルキ
ルが好ましく、例えば、メチル、エチル、n−プロピル
、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、5ec−ブ
チル、ter t−ブチル等を挙げることができる。 R1で示されるフェニルの置換基としては、1〜数個の
ハロゲン(例、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素等)を挙げ
ることができる。とりわけ、フッ素が好ましい。 員環のもので、更に構成原子として窒素、酸素又は硫黄
原子を含んでいてもよい。かかる環状アミノとしては、
例えば、ピロリジノ、ピペリジノ、ピペラジノ、モルホ
リノ、チオモルホリノ等を挙げることができる。 かかる環状アミノの置換基としては、アルキル、又は無
置換若しくはアルキル置換のアミノ基を挙げることがで
きる。かかるアルキルとしては、上記にR1、RZで例
示したものを挙げることができる。 本発明に含まれる化合物(1)の塩としては、例えば、
塩酸、硫酸、硝酸、リン酸、フッ化水素酸、臭化水素酸
等の鉱酸の塩、ギ酸、酢酸、酒石酸、乳酸、クエン酸、
フマール酸、マレイン酸、コハク酸、メタンスルホン酸
、エタンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンス
ルホン酸、ナフタレンスルホン酸、カンファースルホン
酸等の有機酸の塩、ナトリウム、カリウム、カルシウム
等のアルカリ金属又はアルカリ土類金属の塩等を挙げる
ことができる。 本発明化合物は、例えば、次の方法により製造すること
ができる。 (以下次頁) へ広 式中、R’、  C’N−は前記と同じ。Y、Zは同−
又は異なるハロゲン、R3はアルキルを表す。 l汰 (II) (IV)             (V)−−m−→
(I a) 式中、R1,R3,0−1Y 、 Z ハA法ト同シ。 旦法 (Vl)               (I a )
D法 (Vl) 〔■)           Nb) 上記から明らかなように、本発明化合物は、大別すると
二つのルートによって製造することができる。 即ち、一つは7位が環状アミノでHIAされたキノリン
カルボン酸を出発原料としてチアゼチジン環を形成する
方法(A、B法)、一つはチアゼチジン環を形成した後
、7位に環状アミノを導入する方法(C,D法)である
。以下に個々の製法について詳細に述べる。 A法: 【■〕とジハロゲン化物(例、ヨウ化メチレン
、臭化エチリデン、臭化ベンジリデン等)を反応に不活
性な溶媒中で脱酸剤(例、炭酸す) IJウム、炭酸カ
リウム、トリエチルアミン等)の存在下、通常0〜12
0°Cで反応させ、環化して〔Ia〕を製造する。 溶媒としては、例えば、N、N−ジメチルホルムアミド
、N、N−ジメチルアセタミド、ジメチルスルホキシド
、スルホラン等の非プロトン性溶媒が好ましい、ジハロ
ゲン化物及び脱酸剤の使用量は、(II)1モルに対し
て当モル以上、好ましくは、1.1〜2.5モルがよい
0反応を促進するために、0、O1〜3.0モル当量の
ヨウ化ナトリウム又はヨウ化カリウムを加えて反応を行
ってもよい。 B法: 〔■〕とハロゲン化物(ZCH!−R’)をA
法と同様の反応溶媒、脱酸剤を用いて、通常O〜80″
Cで反応させ、(IV)を製造する。 続いて(IV)を不活性な溶媒(例、クロロホルム、ジ
クロルメタン、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素
系溶媒)中でハロゲン化剤(例、N−プロムコハク酸イ
ミド、N−クロルコハク酸イミド等)でハロゲン化して
(V)を製造する。(V)をA法と同様の反応溶媒、脱
酸剤を用いて、通常0〜80°Cで環化することにより
(Ia)を製造することができる。 C法: 〔■〕に環状アミンを縮合させることで(Ia
)を製造することができる0本反応は、反応に不活性な
溶媒(例、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジ
メチルアセタミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン
、アセトニトリル等の非プロトン性溶媒)中、好ましく
は、脱酸剤(例、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、トリエチルアミン
等)の存在下、通常0〜80°C1例えば、40〜60
°Cで環状アミンを反応させる。環状アミンの使用量は
、(Vl)1モルに対して、1.5〜2.5モルである
。 D法: 〔■〕を酸(例、濃硫酸、発煙硫酸、ポリリン
酸又はこれらの混合物等)で加水分解して〔■〕を製造
する。本反応は過剰(1〜30倍重量、好ましくは5〜
10倍重量)の酸を溶媒として、通常O〜60°Cで行
う。本加水分解反応は、20〜30倍量(好ましくは5
〜lO倍量)の1〜5%水酸化カリウム又は水酸化ナト
リウムの含水アルコール(メタノール、エタノール、プ
ロパツール、ブタノール等)中で、通常、室温〜60°
Cで行うこともできる。 次に〔■〕と環状アミンをC法と同様の溶媒中で反応さ
せて(I b)を製造する。反応は通常O〜60°Cで
行われるが、0°C〜室温が好ましい。 更に、その他の方法として、−a式〔■〕の化合物より
、次の反応経路でも製造することができる。 〔■〕            〔■〕(Ia) 式中、R1,R2、O−はA法と同じ。 即ち、〔■〕とジハロゲン化物を脱酸剤(例、炭酸カリ
ウム等)の存在下、不活性溶媒(例、N。 N−ジメチルホルムアミド等)中で反応させる。次いで
(IX)を閉環し、(I a)を製造する。本閉環反応
は自体公知の方法により行うことができる。 例えば、加熱による方法、オキシ塩化リン、五塩化リン
、三塩化リン、チオニルクロリド、発煙硫酸、濃硫酸、
ポリリン酸、ポリリン酸エステル等の酸性物質を用いる
方法等を挙げることができる。 例えば、酸性物質を用いる場合、〔■〕1モルに対して
1モル−大過剰量、好ましくは20〜30モルの酸性物
質を用い、通常0−100″C好ましくは0〜60°C
で行う。 6.7.8− )リフルオロ体を出発原料としてチアゼ
チジン環を形成した後閉環し、次いでC法と同様にアミ
ンを縮合させて(Ia)を製造することもできる。 上記の製造法においてピペラジンのようなジアミンを反
応させる場合、必要により一方の窒素原子を公知の方法
によって保護して(Vl)と反応させ、次いで保護基を
脱離して目的化合物(N−無置換体)を得ることができ
る。 更に、N−無置換体より自体公知の方法で窒素原子に置
換基を導入することによってN−置換ジアミノ化合物を
製造することもできる。 以上の方法によって製造した化合物がエステル(Rtが
アルキル)である場合は、所望により加水分解してカル
ボン酸(R2が水素)に変換することができる0本加水
分解反応は大過剰の酸(例、硫酸、発煙硫酸、塩酸、臭
化水素酸、臭化水素酸/酢酸、クロルスルホン酸、ポリ
リン酸等)好ましくは10〜20倍量の酸を溶媒として
、室温〜110°Cで行う。又は2〜30倍量(好まし
くは5〜10倍量)の1〜5%水酸化カリウム又は水酸
化ナトリウムの含水アルコール〔メタノール、エタノー
ル、プロパツール、ブタノール(好ましくはter t
−ブタノール)〕溶液中、室温〜60°Cで攪拌するこ
とによっても加水分解することができる。 また、エステルを10〜100倍量の所望するエステル
に対応するアルコール中で、触媒量の濃硫酸の存在下6
0〜150°C1好ましくは100〜110 ’Cで加
熱攪拌することにより所望のエステル体に変換すること
ができる。 また、カルボン酸(R”が水素)の場合は、必要により
エステル化してエステル(R”がアルキル)に変換する
ことができる0本エステル化反応は、それ自体公知のエ
ステル化、例えば、塩化チオニルとアルコール、アルコ
ールド1M合剤(例、ジシクロカルボジイミド)、又は
アルキルハライドとアルコラード等により行うことがで
きる。また、カルボン酸の場合は、自体公知の方法によ
り薬理上許容される塩の形(例、ナトリウム、カリウム
)にして用いることもできる。 原料化合物(il)及び〔■〕は、新規な化合物である
が、それらの新規化合物は公知(例、特開昭57−13
6588号公報)の方法によって製造することができる
。 新規な原料化合物(Vl)は、参考例として後記するが
、上記A法又はB法に準じて製造することができる。環
状アミンは公知の物質であり、公知の方法に従って製造
することができる。 かくして生成される目的化合物CI)は、自体公知の手
段、例えば、濃縮、液性変換、転溶、溶媒抽出、結晶化
、再結晶、分溜、クロマトグラフィー等により単離精製
することができる。 本発明化合物を医薬として投与する場合、本発明化合物
はそのまま又は医薬的に許容される無毒性かつ不活性の
担体中に、例えば0.1%〜99.5%、好ましくは0
.5%〜90%含有する医薬組成物として、人を含む動
物に投与される。 担体としては、固形、半固形、又は液状の希釈剤、充填
剤、及びその他の処方用の助剤一種以上が用いられる。 医薬組成物は、投与単位形態で投与することが望ましい
0本発明医薬組成物は、経口投与、組織内投与、局所投
与(経皮投与等)又は経直腸的に投与することができる
。これらの投与方法に適した剤型で投与されるのはもち
ろんである0例えば、経口投与が特に好ましい。 感染症治療剤としての用量は、年齢、体重、等の患者の
状態、投与経路、病気の性質と程度等を考慮した上で調
製することが望ましいが、通常は、成人に対して本発明
の有効成分量として、1日あたり、50〜1000■/
ヒトの範囲が、好ましくは、100■〜300mg/ヒ
トの範囲が一般的である。場合によっては、これ以下で
も足りるし、また逆にこれ以上の用量を必要とすること
もある。また1日2〜3回に分割して投与することが望
ましい。 【実施例】 以下に本発明化合物の製造に関する参考例、実施例、及
び本発明化合物の試験例を掲げて、本発明を更に詳しく
説明する。 参考例 (1)チオホスゲン1.4gをエーテル25 mlに溶
解し、水冷攪拌下20°C以下でトリエチルアミン2.
0gを加え、次いで同温度で2.3.4− )リフルオ
ロアニリン1.4gとエーテル3戚の混合物をゆっくり
滴下し、同温度にて1時間攪拌する。析出物を濾去し、
濾液を濃縮し残渣をn−ヘキサンで抽出し不溶物を濾去
し、得られるヘキサン可溶物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(ワコーゲル C−20015g )にか
けn−ヘキサンで溶出し、2,3.4−トリフルオロフ
ェニルイソチオシアネート1.39 gを得た。 (2)乾燥テトラヒドロフラン90滅中に、60%水素
化ナトリウム2.0gを懸濁し、室温攪拌下にマロン酸
ジエチル8.0gを滴下する。同温度で1時間攪拌した
後、〔I〕で得た化合物9.0gを乾燥テトラヒドロフ
ラン5mに溶かしたものを室温攪拌下に滴下する。1時
間後、トリエチルアミン1.0gを加え、クロロメチル
メチルエーテル4.2gを滴下し、1時間攪拌する。反
応液を氷水の中に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、1%塩酸
水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶液、食塩水でそれぞれ
洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥する。酢酸エチル
を減圧留去して、ジエチル 2.3.4− )リフルオ
ロフェニルアミノメトキシメチルチオメチレンマロネ−
)18.3gを得た。 (3)ジフェニルエーテル100dの中に、(2)で得
た化合物18 gを加え、230°Cにて減圧下にエタ
ノールを除去し°ながら15分間攪拌する。冷却後シリ
カゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲルC−30
0300g )にかけ、n−ヘキサンでジフェニルエー
テルを溶出した後、クロロホルムで溶出し、6.7.8
−トリフルオロ−4−ハイドロキシ−2−メトキシメチ
ルチオキノリン−3−カルボン酸エチルエステル10.
62gを得た。 (4)上記(3)で得た化合物の10.5 gとエタノ
−ル60m1を懸濁した後、濃塩酸60m1を滴下し、
50°Cにて1.5時間攪拌する0反応液を氷水の中に
注ぎ、析出結晶を濾取し水洗する。通風乾燥した後n−
ヘキサンで洗浄し、6,7.8− )リフルオロ−4−
ハイドロキシ−2−メルカプトキノリン−3−カルボン
酸エチルエステルを6.8g得た。 (5)N、N−ジメチルホルムアミド25 dの中に、
ショートエタン12 g 、炭酸カリウム8.3gを加
え、攪拌下に100〜105°Cにて、上記(4)で得
た化合物6.07 gをN、N−ジメチルホルムアミド
60戚に溶かした溶液をゆっくりと滴下し、同温にて3
0分間攪拌する。N、N−ジメチルホルムアミドを減圧
留去し、クロロホルム−メタノール(2:1)温媒に溶
かし水洗する。硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を留去
する。析出結晶をエーテル洗浄して、6.7.8− )
リフルオロ−1−メチル−4−オキソ−4H−(1,3
)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸
エチルエステルヲ3.35 g nk。 実施例1 6.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−7−(
1−ピペラジニル) −4H−(1,3]チアゼト(3
,2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステル6
.7.8− )リフルオロ−1−メチル−4−オキソ−
4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−
3−カルボン酸エチルエステル0.33 g 、炭酸カ
リウム0.14 g 、 N、N−ジメチルホルムアミ
ド10m1を懸濁した後、無水ピペラジン0.13 g
を加え、60°Cにて2時間攪拌する。N、N−ジメチ
ルホルムアミドを減圧留去し、残渣をクロロホルムに溶
かし水洗する。硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒を留去す
る。 残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ワコーゲ
ルC−30030g )にかけ、クロロホルム−メタノ
ール(4:I)で溶出し、目的化合物0.29 gを得
た。融点195〜198’C(分解)。 元素分析値(C+sHtqF t N30x S−%H
zO)計算値(%)   C: 54.06 H: 4
.91  N : 10.51実測値(%)  C: 
54.12 H: 5.02  N : 10.35実
施例2 6.8−ジフルオロ−1−メチル−4−オキソ−?−(
1−ピペラジニル) −4H−(1,3]チアゼトC3
,2−a〕キノリン−3−カルボン酸 実施例1で得た6、8−ジフルオロ−1−メチル−4−
オキソ−7−(l−ピペラジニル) −48−(1,3
)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸
エチルエステル0.5gの中に5%水酸化カリウム/1
ert−ブタノール:水(3:1)溶液10r111を
加え60℃にて30分間攪拌する。  tert−ブタ
ノールを減圧留去し、酢酸で中和する。冷却後、析出結
晶を濾取し水洗する。アセトン、エーテルで洗浄し、目
的化合物0.43 gを得た。融点260°C(分解)
。 元素分析値CCrhH1sFz Ns Os S−3/
JzO)計算値(%)  C: 50.46 H: 4
.37  N : 11.03実測値(%)  C: 
50.29 H: 4,54  N : 10.97実
施例3 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チ
アゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸エチ
ルエステル 6.7.8−トリフルオロ−1−メチル−4−オキソ−
4H,−(1,3]チアゼト(3,2−a )キノリン
−3−カルボン酸エチルエステル1.05 g 、炭酸
カリウム0.44 g SN、N−ジメチルホルムアミ
ド20m2を懸濁した後、N−メチルピペラジン0.4
8 gを加え、60°Cにて6時間攪拌する。 N、N
−ジメチルホルムアミドを減圧留去し、残渣をクロロホ
ルムに溶かし水洗する。硫酸マグネシウムで乾燥し溶媒
を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ー(ワコーゲルC−30050g )にかけ、クロロホ
ルム−メタノール(50:1)で溶出し、目的化合物0
.79 gを得た。融点183〜185°C0元素分析
値(C+qHz+Fz N20s S−’/JzO)計
算(t! (%)  C: 55.13 H: 5.2
3  N : 10.15実測値(%>  c : 5
4.99 H: 5.29  N 710.12実施例
4 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−(4−メチル−
1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チ
アゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸実施
例3で得た6、8−ジフルオロ−1−メチル−7−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−4H−(
1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カル
ボン酸エチルエステル0.5gの中に、5%水酸化カリ
ウム/ tert−ブタノール:水(3;1)溶液10
m1を加え、60°Cにて30分間攪拌する。  te
rt−ブタノールを減圧留去し、酢酸で中和する。クロ
ロホルム/メタノール(3:1)の温媒で抽出し、飽和
食塩水で洗浄する。抽出液を硫酸マグネシウムで乾燥し
溶媒を留去する。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(ワコーゲルC−30030g)にかけ、クロロ
ホルム−メタノール(10:1)で溶出し、目的化合物
 0.18 gを得た。融点238°C(分解)。 元素分析値(Cr q Hr q F z N 303
 S・’/4Hto)計算値(%)  C: 52.9
1 H: 4.57  N : 10.89実測値(%
)  C: 52.93 H: 4.64  N : 
10.95同様にして、以下の化合物を得た。 実施例5 6.8−ジフルオロ−4−オキソ−7−(1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a )キノリン−3−カルボン酸 融点300°C以上 元素分析値(C+5H1qFt N303 S ’Hz
O)計算イ直 (%)    C: 48.51  H
: 4.07   N  7 11.31実測値(%)
  C: 48.75 H: 4.11  N : 1
1.07質量分析CCl5H13Fz Ns Ox S
)  M” :353実施例6 6.8−ジフルオロ−4−オキソ−7−(l−ピペラジ
ニル) −4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )
キノリン−3−カルボン酸エチルエステル 融点220〜230°C(分解) 元素分析値(C+、H+、Fz N+ox S −y2
HzO)計算値(%)  C:’52.30 H: 4
.65  N : 10.76実測値(%)  C: 
52.42 H: 4.59  N : 10.68質
量分析(C,、H,、F、N、O,S)  M” :3
81実施例7 6.8−ジフルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸 融点249〜252°C(分解) 元素分析値(C+5H1qFt N30s S−’AI
hO)計算値(%)  C: 51.06 H: 4.
28  N : 11.16実演H直 (%”)   
 C: 51.23  H: 4.01   N  :
  10.96質量分析CC+−H+sFt N20x
 S)  M’ :367実施例8 6.8−ジフルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a)キノリン−3−カルボン酸エチルエステル融点
227〜230°C(分解) 元素分析値(Cl @ Hl ! F t N 303
 S )計算値(%)  C: 54.67 H: 4
.84  N : 10.63実測値(%)  C: 
54.54 H: 4.97  N : 10.59質
量分析(C+5H1qFt N30x S)  M” 
:395実施例9 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−6,8−ジフ
ルオロ−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸 融点250’C(分解) 元素分析値(C+5H1qFt Ni Oz S −Z
o、o )計算値(%)  C: 49.72 H: 
3.89  N : 11,60実測イ直 (%)  
  C: 49.57  H: 3.72   N  
:  11.24質量分析(C,sH,3F、N、O,
S)  M” :353実施例10 7−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−6,8−ジフ
ルオロ−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステル融点
300°C(分解) 元素分析値CC1qH1tFt N30x S −Hz
O)計算値(%)  C: 51.12 H: 4.7
9  N : 10.52実測値(%)  C: 50
.70 H: 4.35  N : 10.50質量分
析(C+tH+tFz N30:+ S)  M” :
381実施例11 6.8−ジフルオロ−7−(3−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−4−オキソ−4H−[1,3)チアゼト
(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸質量分析(
C,、H,SF、N、O,S)  M” :367実施
例12 6.8−ジフルオロ−7−(3−メチルアミノ−1−ピ
ロリジニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト
(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル 質量分析(CIIHI9FZ N303 S)  M”
 :395実施例13 6.8−ジフルオロ−7−(3−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,
2−a〕キノリン−3−カルボン酸 融点160°C(分解) 元素分析値(C+ b H+ s F t N 303
 S・2H20)計算イ直 (%)    C: 47
.64  H: 4.75   N  :  10.4
2実測値(%)  C: 47.78 H: 4.37
  N : 10.22質量分析CC16HISFt 
Nil 03 S)  M” :367実施例14 6.8−ジフルオロ−7−(3−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキ八4H−(1,3)チアゼト(3,2
−a〕キノリン−3−カルボン酸エチルエステル融点1
62°C(分解) 質量分析(C+sH+qFz Nx O:t S)  
M” :395実施例15 6.8−ジフルオロ−7−(3,4−ジメチル−1−ピ
ペラジニル)−4−オキ八4H−(1,3)チアゼト〔
3゜2−a〕キノリン−3−カルボン酸 融点223〜224°C(分解) 元素分析値(CItH17F 2 Nx 01S−KF
IzO)計算値(%)  C: 52.30 H: 4
.64  N : 10.52実測値(%)C: 52
.46 H: 4.59  N : 10.72質量分
析(CttH+tFz N30s S)  M” :3
81実施例16 6.8−ジフルオロ−7−(3,4−ジメチル−1−ピ
ペラジニル)−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト
(3゜2−a )キノリン−3−カルボン酸エチルエス
テル融点229〜230°C(分解) 元素分析値(CI 9 Ht 1F z N s 03
 S )計算イ直 (%)    C: 55.74 
 H: 5.17   N  :  10.26実饋I
N直 (%)   C: 55.70  H: 4.8
7   N  :  10.23質量分析(C,、H,
、Fffi N、 o、 s)  M” :409実施
例17 6.8−ジフルオロ−7−チオモルホリノ−4−オキソ
−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン
−3−カルボン酸 質量分析CCIhHI−Ft Nz o、sz)  M
” :384実施例18 6.8−ジフルオロ−7−チオモルホリノ−4−オキソ
−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン
−3−カルボン酸エチルエステル 質量分析(C+*H+aFz Nz 03St)  k
4” :412実施例19 6.8−ジフルオロ−7−モルホリノ−4−オキソ−4
H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3
−カルボン酸 質量分析(C,、H,、F2N、O,S)  M’ :
36B実施例20 6.8−ジフルオロ−7−モルホリノ−4−オキソ−4
H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3
−カルボン酸エチルエステル 質量分析(C21HI7Fz N204S)  M” 
:396実施例21 6.8−ジフルオロ−4−オキソ−1−フェニル−7−
(1−ピペラジニル) −4H−(1,3)チアゼト〔
3゜2−a〕キノリン−3−カルボン酸 融点260〜264°C(分解) 元素分析値(C21HI7Fz Nx 03S・’/4
 N20 )計算イ直 (%)    C:58.13
  H:4.06   N  :9.68実測値(%)
  C:58.00H:4.03  N!、95質量分
析(C,、H,、F2N、Ch S)  M” :42
9実施例22 6.8−ジフルオロ−4−オキソ−1−フェニル−7−
(1−ピペラジニル) −48−(1,3)チアゼト〔
3゜2−a )キノリン−3−カルボン酸エチルエステ
ル融点236〜239°C(分解) 元素分析値(Cz、Hz+Fz N30s S−’/4
 N20 )計算値(%)  C:59.80 H:4
.69  N :9.10実測値(%)  C:59.
79 H:4.75  N :9.05質量分析(C,
、H!、F、N、03 S)  M” :457実施例
23 6.8−ジフルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−1−フェニル−4H,−(1,3
)チアゼト[3,2−a ]]キノリンー3−カルボン
酸融点188〜190°C分解) 元素分析値(CZ□H,Fz N30x S −’/s
 Hzo )計算値(%)  C:59.11 H:4
.37  N :9.40実測値(%)  C:sq、
1o H:4.47  N 79.28質量分析(CZ
□l(,9F2N、O,S)  M” :443実施例
24 6.8−ジフルオロ−7−(4−メチル−1−ピペラジ
ニル)−4−オキソ−1−フェニル−4H−(1,3)
チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボン酸エ
チルエステル 融点216〜218°C(分解) 元素分析値(Cz4Hz:+Fz N303S−’へ■
20)計算値(%)  C:60.56 H:4.98
  N :8.83実測値(%)  C:60.11 
H:5.12  N :8.71質量分析(CznHz
xFz Ns Ch S)  M” :471実施例2
4a 6.8−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
4−オキソ−7−(1−ピペラジニル) −48−(1
,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボ
ン酸融点300°C以上 元素分析値(CZIH16F3 N3 oi S ’ 
%Hzo )計算値(%)  C:55.26 H:3
.75  N :9.21実測値(%)  C:ss、
tq H:3.56  N :9.3B質量分析(Cz
+HいF、N、oz s)  M” :447実施例2
5 6.8−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
4−オキソ−7−(l−ピペラジニル) −40−(1
,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カルボ
ン酸エチルエステル 融点159〜163°C(分解) 元素分析値(CzsHz。F3 Ns Oz S ”八
。11□0)計算値(%)  C:57.88 H:4
.26  N :8.80実測値(%)  C:57.
83 H:4.31N :8.66質量分析CCt3H
toFs N303 S)  M” :475実施例2
6 6.8−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−(1,3)チアゼ、ト(3,2−a )キノリン
−3,カルボン酸 融点268〜271’C(分解) 元素分析値(CzzHtsF 3 N30x S ・”
八。nzo )計算値(%)  C: 54.90 H
: 4.23  N : 8.73実測値(%)  C
:54.98H:4.03  N:8.85質量分析(
CzzH1*Fi Ns Ox S)  M” :46
1実施例27 6.8−ジフルオロ−1−(4−フルオロフェニル)−
7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−オキソ−
4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−
3−カルボン酸エチルエステル 融点165〜167°C(分解) 元素分析値(Cz4Hz□F3 N303S)計算値(
%)  C:58.89H:4.53  N:8.58
実測値(%)  C:58.69 H:4.59  N
 ?8.57質量分析(C24HZ□F3 N:I O
,S)  M” :489実施例28 6.8−ジフルオロ−1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−4−オキソ−7−(l−ピペラジニル)−4H−
(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カ
ルボン酸 融点300”C以上 元素分析値(Cz+H+5F4N30.S −AHtO
)計算値(%)  C:53.17 H:3.40  
N :8.86実測値(%)  C:53.19 H:
3J2  N :8.16質量分析CCtlHIsFa
 Nz Ch S)  M” :465実施例29 6.8〜ジフルオロ−1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル)−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H−
(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステル 融点285°C(分解) 元素分析値(CzxH+*F4N30s S−′Ao、
o )計算値(%)  C:54.98 H:4.ot
  N :8.36実測値(%)  C:54.94 
H:3.87  N :8.39質量分析CCtsHr
qFs N30x S)  M” :493実施例30 6.8−ジフルオロ−1−(2,4−ジフルオロフェニ
ル) −7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キ
ノリン−3−カルボン酸 融点204〜206℃(分解) 元素分析値(CzzHttF4Ns Ox S−’/a
HtO)計算値(%)  C:54.60 H:3.6
4  N :8.68実測値(%)  C:54.64
 H:3.58  N :8.65質量分析(C2□H
,、F、N、O,S)  M” :479実施例31 6.8−ジフルオロ−1−(2,4−ジフルオロフエニ
ル) −7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H−(1,33チアゼト(3,2−a ]]
キノリンー3−カルボン酸エチルエステ ル点185〜187°C 元素分析値(C! s Hz + F a N 30 
x S )計算値(%)  C:56.80 H:4.
11  N 78.28実測値(%)  C:56.8
3 H:4.25  N :8.38質量分析(C,、
H,、F、N、O,S)  M” :507実施例32 6.8−ジフルオロ−1−(3,4−ジフルオロフェニ
ル)−4−オキソ−マー(l−ピペラジニル)−4H−
(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カ
ルボン酸 融点300°C以上 元素分析値(Cz+H+sFn r’h Ox S−′
/21!、o )計算値(%)  C: 53.17 
H: 3.40  N : 8.86実測値(%)  
C:53.11 H:3.40  N :9.03質量
分析(Cz+H+sF−Nz Ox S)  M” :
465実施例33 6.8−ジフルオロ−1−(3,4−ジフルオロフェニ
ル)−4−オキソ−7−(1−ピペラジニル)−4H−
(1,3)チアゼト(3,2−a )キノリン−3−カ
ルボン酸エチルエステル 融点278°C(分解) 元素分析値CCz3H+qFa Ns 03 S ・’
へo)lzo )計算値(%)  C:55.78 H
:3.91  N ?8.48実測値(%)  C:5
5.69 H:3.84  N :s、s+質量分析(
CzsH+wF4N:I Os S)  M” :49
3実施例34 6.8−ジフルオロ−1−(3,4−ジフルオロフェニ
ル) −7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キ
ノリン−3−カルボン酸 融点230〜233°C(分解) 元素分析値< c z t Ht ? F a Nx 
o s s )計算値(%)  C:55.11 H:
3.57  N :8.76実測値(%)  C:54
.89 H:3.64  N :8.60質量分析(C
zzH+?F−N30x S)  M” :479実施
例35 6.8−ジフルオロ−1−(3,4−ジフルオロフェニ
ル) −7−(4−メチル−1−ピペラジニル)−4−
オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )キ
ノリン−3−カルボン酸エチルエステル 融点190〜192°C(分解) 元素分析値(024Hz、F4N、0.S、I八。■!
0)計算イ直 (%)    C;56.60  H:
4.20   N  :8.25実測値(%)  C:
56.52 H:t、to  N :8.12質量分析
(C,、H2,F、N、03 S)  M” :507
実施例36 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−モルホリノ−4
−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )
キノリン−3−カルボン酸 融点245〜246°C(分解) 元素分析値(CI6H14Fz Nz 04S)計算値
(%)  C:52.17 H:3.83  N ニア
、61実測値(%)  C:52.22 H:3.12
  N ニア、59質量分析(C+iH+4F’s N
z 04S)  M” :368実施例37 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−モルホリノ−4
−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a )
キノリン−3−カルボン酸エチルエステル 融点185〜189°C(分解) 元素分析値(Cr m Ht s F Z N t O
a −3)計算値(%)  C:54.54 H:4.
58  N ニア、07実測値(%)  C:54.3
8 H:4.53  N ニア、07質量分析(CII
HIIF! Nz Oa S)  M” :396実施
例38 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−チオモルホリノ
−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a
 )キノリン−3−カルボン酸 融点257°C(分解) 元素分析値(c r h H+ −F t N z o
 x s z )計算値(%)  C:50.OOH:
3.67  N ニア、29実測値(%)  C:49
.90 H:3.70  N :1.32質量分析(C
+iH+4Fz Nz Ox St)  M” :38
4実施例39 6.8−ジフルオロ−1−メチル−7−チオモルホリノ
−4−オキソ−4H−(1,3)チアゼト(3,2−a
 )キノリン−3−カルボン酸エチルエステル融点18
8〜190’C(分解) 元素分析値(C1*l(+sF t Nz 03 Sz
)計算値(%)  C:52.42 H:4.40  
N :6.79実測値(%)  C:52.32 H:
4.51  N :6.71賞量分析(C+sH+sF
z Nz Ox Sz)  M” :412試験例 以下に本発明化合物の代表例についてその有用性を示す
薬理試験の結果を示す。 1、最小発育阻止濃度(MIC)測定 試験法:日本化学療法学会標準法(日本化学療法学会誌
29 (1)  76〜79(1981)参照)に準じ
て寒天平板希釈法でMICを測定した。即ち、感受性測
定用ブイヨンを用い、37°Cで18時間培養した菌液
を、同培地で10hCFU/mff1に希釈する。これ
をミクロプランタ−で薬剤含有感受性測定用寒天培地に
接種し、37°Cで18時間培養した後MICを測定し
た。比較対照薬物としてオフロキサシンを用いた。 結果を表1に示す0本発明化合物は、緑膿菌をはじめ、
グラム陽性薗及びグラム陰性菌に対して極めて強力な抗
菌活性を示した。 表1 表1(続き) 本発明化合物は実施例番号で表す。対照はオフロキサシ
ンを表す。 2、マウス感染に対する治療効果 試験法二大腸菌([!、coli KC−14) 、緑
膿菌(P。 aeruginosa E−2)を、5%ムチンに懸濁
して、その 0.5dをddY系雄性マウス(体重約2
0g 、4週令、1群10匹)の腹腔内に接種した。接
種菌量は、大腸苗は5.lX10’ CF[I/マウス
、緑膿菌は?、5X10’ CPU/マウスである。薬
物は、菌接種の2時間後に1同経口投与し、1週間後の
生存率よりE D s。をプロビット(Probit)
法により求めた。 比較対照薬物としてオフロキサシンを用いた。結果を表
2に示す、    。 同様にして大腸菌(E、 coli KC−14) 2
.5 X 105CFII/マウス、及び、緑膿菌(P
、 aeruginosa E−2)1.25xlO’
 CFU/マウスを接種した場合の結果を表3に示す。 表3 本発明化合物は、マウス怒染症に対して強力な治療効果
を示した。 【効果】 以上の事実から明らかなように、本発明化合物は、緑膿
菌はいうに及ばず、グラム陽性菌、グラム陰性菌のいず
れにも既存の抗菌剤と比べてはるかに少ない用量で効果
を示し、広範囲の抗菌スペクトルを有する。 また、本発明化合物の毒性は極めて低い。従って、本発
明化合物は全身怒染症、又は尿路感染症若しくは胆道感
染症のような局所感染症の治療剤としてヒトを含む哺乳
動物において安全に用いることができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の一般式〔 I 〕で表されるキノリンカルボン
    酸誘導体及びその生理学的に許容される塩。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 式中、R^1は、水素、アルキル、又は置換若しくは無
    置換のフェニルを表し、R^2は、水素又はアルキルを
    表す。 ▲数式、化学式、表等があります▼は、置換又は無置換
    の環状アミノを表し、更に構成原子として窒素、酸素又
    は硫黄原子を含んでいてもよい。
JP26356988A 1987-11-07 1988-10-19 キノリンカルボン酸の誘導体 Expired - Lifetime JPH07113029B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992006099A1 (en) * 1990-10-03 1992-04-16 Nippon Shinyaku Co., Ltd. Quinolinecarboxylic acid derivative

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WO1992006099A1 (en) * 1990-10-03 1992-04-16 Nippon Shinyaku Co., Ltd. Quinolinecarboxylic acid derivative

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