JPH01230001A - カルコゲナイドガラスの反射防止膜 - Google Patents
カルコゲナイドガラスの反射防止膜Info
- Publication number
- JPH01230001A JPH01230001A JP63054950A JP5495088A JPH01230001A JP H01230001 A JPH01230001 A JP H01230001A JP 63054950 A JP63054950 A JP 63054950A JP 5495088 A JP5495088 A JP 5495088A JP H01230001 A JPH01230001 A JP H01230001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chalcogenide glass
- film
- reflection preventing
- preventing film
- reflection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000005387 chalcogenide glass Substances 0.000 title claims abstract description 32
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 12
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 abstract description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 abstract description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 5
- 230000003373 anti-fouling effect Effects 0.000 description 4
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 4
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 4
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 239000002178 crystalline material Substances 0.000 description 1
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 229910052958 orpiment Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001556 precipitation Methods 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- PGAPATLGJSQQBU-UHFFFAOYSA-M thallium(i) bromide Chemical compound [Tl]Br PGAPATLGJSQQBU-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
- 238000007738 vacuum evaporation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Glass (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はカルコゲナイドガラスの反射防止膜、特にCO
2レーザ−(波長10.6μ77L)光の伝送路として
使用されるカル:1ゲナイドガラスフアイバーの端面に
設ける反印1防止膜に関りるものである。
2レーザ−(波長10.6μ77L)光の伝送路として
使用されるカル:1ゲナイドガラスフアイバーの端面に
設ける反印1防止膜に関りるものである。
し従来の技術と発明が解決しようとする課題]従来、C
O2レー11−光などの赤外線を透過するlitとして
はKCI!、通常KR85と呼ばれてい6Tf[−Te
Brなどのハロゲン化物結晶材料が知られている。
O2レー11−光などの赤外線を透過するlitとして
はKCI!、通常KR85と呼ばれてい6Tf[−Te
Brなどのハロゲン化物結晶材料が知られている。
このKCf結晶材料に対する反射防止膜としてはAS2
S3 /Pbz F/ΔS’2S3などが紹介されて
いる([レーザー研究J 、13[2]、Pll−20
1ど(相60年)。また、KR85に対しては、反射防
止膜としては△S 2 S e ] / P bF 2
又はKC2/AS2 Sez 、又はAs2S3の3
層膜が紹介されている([光学技術]ンタクトJ )
25[1]、P44−52(1987)。
S3 /Pbz F/ΔS’2S3などが紹介されて
いる([レーザー研究J 、13[2]、Pll−20
1ど(相60年)。また、KR85に対しては、反射防
止膜としては△S 2 S e ] / P bF 2
又はKC2/AS2 Sez 、又はAs2S3の3
層膜が紹介されている([光学技術]ンタクトJ )
25[1]、P44−52(1987)。
一方、その伯の赤外透過材料としては、カルコゲナイド
ガラスがある。このカルコゲナイドガラスはCO2レー
ザーなど10.6μmの波長の光まで通す上、他の結晶
性のU Itに比較して、ファイバーに紡糸することが
容易であるという長所を有している。しかしながら、こ
のカルコゲナイドガラスをCO2レーザー光用の透過材
料として使用しようとするとTeの吊を多くしなければ
ならず、屈折率が非常に高くなり、結果として端面にお
ける反射が非常に高くなってしまう。例えば、カルコゲ
ナイドガラスの屈折率を30とした場合、反則率R=
(n−1/n+1)’ = 0.25 (片面)多車
反、1)1率Rm=2R/1+R= 0.4となり、入
射と出射を合わせると実に40%にも及ぶ反(ト)損失
が出てしまう。
ガラスがある。このカルコゲナイドガラスはCO2レー
ザーなど10.6μmの波長の光まで通す上、他の結晶
性のU Itに比較して、ファイバーに紡糸することが
容易であるという長所を有している。しかしながら、こ
のカルコゲナイドガラスをCO2レーザー光用の透過材
料として使用しようとするとTeの吊を多くしなければ
ならず、屈折率が非常に高くなり、結果として端面にお
ける反射が非常に高くなってしまう。例えば、カルコゲ
ナイドガラスの屈折率を30とした場合、反則率R=
(n−1/n+1)’ = 0.25 (片面)多車
反、1)1率Rm=2R/1+R= 0.4となり、入
射と出射を合わせると実に40%にも及ぶ反(ト)損失
が出てしまう。
このカルコゲナイドガラスに従来の結晶性の赤外透過材
料に施される反射防止膜を付けても十分反q4率を下げ
ることはできない。カルコゲナイドガラスの屈折率が3
.0以上になるのに対して、KClではその屈折率が1
.45 、 K RS 5では2.37であることを考
えるとこれは当然のことと言えよう。
料に施される反射防止膜を付けても十分反q4率を下げ
ることはできない。カルコゲナイドガラスの屈折率が3
.0以上になるのに対して、KClではその屈折率が1
.45 、 K RS 5では2.37であることを考
えるとこれは当然のことと言えよう。
本発明の]]的は、赤外透過材料どしてカルコゲナイド
ガラスを使用した場合、このカルコゲナイドガラスに密
着性の良い適した反則防止膜を提供することにあり、し
かも反(ト)損失は2%以下に押さえることのできる反
則防止膜を得ることにある。
ガラスを使用した場合、このカルコゲナイドガラスに密
着性の良い適した反則防止膜を提供することにあり、し
かも反(ト)損失は2%以下に押さえることのできる反
則防止膜を得ることにある。
[課題を解決するための手段1
本発明は上記目的を達成するため、多層反射膜にJ3け
る各層をカル」ゲナイドガラスとづることにより、カル
ニ」ゲナイドガラス透過+41+に最適の反射防止膜を
得るように1)たちのである。
る各層をカル」ゲナイドガラスとづることにより、カル
ニ」ゲナイドガラス透過+41+に最適の反射防止膜を
得るように1)たちのである。
一般に、反射防止膜は低屈折率膜と高屈折率膜をそれぞ
れ組み合わせることにより得られるが、本発明ではl”
eを含むカルコゲナイドガラス膜を高屈折率膜とするこ
とを特徴とする。
れ組み合わせることにより得られるが、本発明ではl”
eを含むカルコゲナイドガラス膜を高屈折率膜とするこ
とを特徴とする。
さらに最適な膜として高11口析率膜をGe−AS−3
e −Te系とし、低屈折率膜をGe−8c系とするこ
とが望ましい。
e −Te系とし、低屈折率膜をGe−8c系とするこ
とが望ましい。
組み合わせる膜の数は一般に多くなれば、反閉1率は低
下づるが、4層を超えると製造]ストの割には反射率の
低下は余り望めない。
下づるが、4層を超えると製造]ストの割には反射率の
低下は余り望めない。
本発明においては、この反射防止膜はCO2レーザー光
導波路用のカル二]ゲナイドガラスファイバーの端面に
つけることを主眼点としているが、ファイバーに限られ
ることなく、赤外透過性のカルコゲナイドガラスのレン
ズ、プリズムにも使用できることは言うまでもない。
導波路用のカル二]ゲナイドガラスファイバーの端面に
つけることを主眼点としているが、ファイバーに限られ
ることなく、赤外透過性のカルコゲナイドガラスのレン
ズ、プリズムにも使用できることは言うまでもない。
これらの膜は真空蒸着法又はスパッター法によって得る
ことができる。
ことができる。
[作 用]
このように本発明の反射防止膜は、赤外透過材料にカル
コゲナイドガラスを用いた場合、反射防止膜として同種
のカルコゲナイドガラスを使用するため、基板(赤外透
過材料)と反射防止膜、あるいは各膜同士のあいだに化
学的な結合が生じ、強固な膜を得ることができる。又、
基板と反射防止膜あるいは各膜間土間に大きな膨張率の
差が僅かなため、光学的に悪影響を及ぼす歪みを生ずる
こともない。この膨張率の差が少ないということは基板
と反射防止膜あるいは各膜同士の結合に対しても良好な
効果を及ぼV。
コゲナイドガラスを用いた場合、反射防止膜として同種
のカルコゲナイドガラスを使用するため、基板(赤外透
過材料)と反射防止膜、あるいは各膜同士のあいだに化
学的な結合が生じ、強固な膜を得ることができる。又、
基板と反射防止膜あるいは各膜間土間に大きな膨張率の
差が僅かなため、光学的に悪影響を及ぼす歪みを生ずる
こともない。この膨張率の差が少ないということは基板
と反射防止膜あるいは各膜同士の結合に対しても良好な
効果を及ぼV。
[実施例1
次に本発明の実施例を示す。
基板材料としてGe20、As15.5e15、T e
50 (原子%)からなるカルコゲナイドガラスを用
いた。この材料の屈折率は3.1である。
50 (原子%)からなるカルコゲナイドガラスを用
いた。この材料の屈折率は3.1である。
この材料に下記の構成を持つ反射防止膜を6×10””
Torrで真空蒸着法によって付番プられた。
Torrで真空蒸着法によって付番プられた。
第1層としてGe20.3 e 80 (屈折率2.4
1 )を膜厚2.65μ肌で、第2層としてGe20、
As10.5c10.1−e60(屈折率3.30 )
を膜厚2.65μmでそれぞれ蒸着した。ここで、置板
に最も近い膜を第1層とし、離れるにしたがって、第2
層、第3層と呼んでいる。
1 )を膜厚2.65μ肌で、第2層としてGe20、
As10.5c10.1−e60(屈折率3.30 )
を膜厚2.65μmでそれぞれ蒸着した。ここで、置板
に最も近い膜を第1層とし、離れるにしたがって、第2
層、第3層と呼んでいる。
こうして1qられた反射防止膜の反射損失を測定したと
ころ、10.6μmの波長で1.8%に押さえられるこ
とを確認した。
ころ、10.6μmの波長で1.8%に押さえられるこ
とを確認した。
[発明の効果コ
実施例からも解るように本発明の反則防止膜をカルコゲ
ナイドガラス性の透過材料に付けた場合、通常25%以
上の反射に1失が生ずるか、これを2%以下に押さえる
ことが可能となった。また、この反射防止膜と基板は同
じ、カルコゲナイドガラスであるため、化学的な結合を
生じ、強固な膜を得ることができるほか、膨張率の差か
らくる歪みを生じさけることもない。
ナイドガラス性の透過材料に付けた場合、通常25%以
上の反射に1失が生ずるか、これを2%以下に押さえる
ことが可能となった。また、この反射防止膜と基板は同
じ、カルコゲナイドガラスであるため、化学的な結合を
生じ、強固な膜を得ることができるほか、膨張率の差か
らくる歪みを生じさけることもない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の層からなり、各層のすべてがカルコゲナイド
ガラスであることを特徴とするカルコゲナイドガラスの
反射防止膜。 2 カルコゲナイドガラスの膜のうち高屈折率膜がTe
を含むカルコゲナイドガラスであることを特徴とする第
1項記載のカルコゲナイドガラスの反射防止膜。 3 カルコゲナイドガラスの膜のうち高屈折率膜をGe
−As−Se−Te系、低屈折率膜をGe−Se系とし
たことを特徴とする第2項記載のカルコゲナイドガラス
の反射防止膜。 4 カルコゲナイドガラスの膜の各層がカルコゲナイド
ガラスフアイバーの端面に設けられていることを特徴と
する第1項記載のカルコゲナイドガラスの反射防止膜。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054950A JPH01230001A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | カルコゲナイドガラスの反射防止膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63054950A JPH01230001A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | カルコゲナイドガラスの反射防止膜 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01230001A true JPH01230001A (ja) | 1989-09-13 |
Family
ID=12984943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63054950A Pending JPH01230001A (ja) | 1988-03-10 | 1988-03-10 | カルコゲナイドガラスの反射防止膜 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01230001A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03229201A (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-11 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | カルコゲナイドガラスの反射防止膜の製造方法 |
WO2019054145A1 (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-21 | 日本電気硝子株式会社 | カルコゲナイドガラス材 |
WO2020105719A1 (ja) * | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 日本電気硝子株式会社 | カルコゲナイドガラスレンズ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263902A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Agency Of Ind Science & Technol | 塩化カリウム用反射防止膜 |
JPS6214605A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光フアイバ |
-
1988
- 1988-03-10 JP JP63054950A patent/JPH01230001A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60263902A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | Agency Of Ind Science & Technol | 塩化カリウム用反射防止膜 |
JPS6214605A (ja) * | 1985-07-12 | 1987-01-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光フアイバ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03229201A (ja) * | 1990-02-02 | 1991-10-11 | Hisankabutsu Glass Kenkyu Kaihatsu Kk | カルコゲナイドガラスの反射防止膜の製造方法 |
WO2019054145A1 (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-21 | 日本電気硝子株式会社 | カルコゲナイドガラス材 |
JP2019048752A (ja) * | 2017-09-12 | 2019-03-28 | 日本電気硝子株式会社 | カルコゲナイドガラス材 |
CN111094201A (zh) * | 2017-09-12 | 2020-05-01 | 日本电气硝子株式会社 | 硫属化物玻璃材料 |
US11643357B2 (en) | 2017-09-12 | 2023-05-09 | Nippon Electric Glass Co., Ltd. | Chalcogenide glass material |
WO2020105719A1 (ja) * | 2018-11-21 | 2020-05-28 | 日本電気硝子株式会社 | カルコゲナイドガラスレンズ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4627688A (en) | Beam splitter | |
US4415233A (en) | Achromatized beam splitter of low polarization | |
US6317264B1 (en) | Thin film polarizing device having metal-dielectric films | |
JPH0593811A (ja) | 光吸収膜 | |
JPH01230001A (ja) | カルコゲナイドガラスの反射防止膜 | |
US6630284B1 (en) | Low reflection composite in transparent matrix | |
US5798865A (en) | Beam splitter | |
JP2000111702A (ja) | 反射防止膜 | |
US5621832A (en) | Beam splitter and optical coupler using the same | |
Patel et al. | Fabricating multilayer antireflective coating for near complete transmittance in broadband visible light spectrum | |
US7389050B2 (en) | Wavelength multiplexer/demultiplexing device | |
WO1994000782A1 (en) | Photocoupler | |
JPH0528361B2 (ja) | ||
KR100266539B1 (ko) | 제2고조파발생용케이티피반사방지막 | |
JPH0727931A (ja) | 光導波路 | |
JPH10232312A (ja) | 光分岐フィルタ | |
JPS62127701A (ja) | 反射防止膜 | |
JP3111243B2 (ja) | 積層反射防止膜を有する光学部品 | |
JPH07280999A (ja) | X線多層膜反射鏡 | |
JPS6145202A (ja) | 光導波路 | |
JPH10154345A (ja) | 偏光ビームスプリッター | |
JPH02190801A (ja) | カルコゲナイドガラスの反射防止膜 | |
JPH0643305A (ja) | 光カプラ膜 | |
JPS6356605A (ja) | ハ−フミラ− | |
JPH0354504A (ja) | 光反射部材 |