JPH01229851A - 玉虫調編地 - Google Patents

玉虫調編地

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JPH01229851A
JPH01229851A JP5308588A JP5308588A JPH01229851A JP H01229851 A JPH01229851 A JP H01229851A JP 5308588 A JP5308588 A JP 5308588A JP 5308588 A JP5308588 A JP 5308588A JP H01229851 A JPH01229851 A JP H01229851A
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JP
Japan
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yarn
tuck
loop
loops
needle
Prior art date
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Pending
Application number
JP5308588A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Miyazaki
隆雄 宮崎
Jun Nishiwaki
醇 西脇
Minoru Takami
高美 実
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般衣料用などとして利用する玉虫間編地に
関するものである。
従来の技術 光線の照射方向によって色相が玉虫間に変化する編地と
しては、たとえば、異色の糸で表面の編目を交互に、ま
たは鹿のチロに編成したもの、表裏の色相が異なるリバ
ーシブル編地で表編目の透は具合いを利用したものなど
が知られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の編地は、異色の経糸と緯糸と
で製織して得られる玉虫調織物と比較して、前者の異色
の糸で表面の編目を交互に、または鹿のチロに編成した
ものは、色相差が明確に現われすぎて鹿のチロ変化が強
調される傾向があり、また後者のリバーシブル編地のも
のは玉虫効果が弱く、上品な色相変化が要求される玉虫
間布帛としてはいずれも不十分なものであった。
本発明は上記のような従来の編地における問題を解決す
るもので玉虫調織物のような上品な色相変化を見せる玉
虫間編地を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明の玉虫間編地は、表
面組織と裏面組織とをタック糸で連結したリバーシブル
編地であって1表面組織の糸とタック糸との色相が異な
り、かつ表面組織側のシンカーループの最も表側に糸の
タックループのシンカーループを配置したことを特徴と
するものである。
作用 上記の構成において表面組織の糸とタック糸との色相が
異なり、かつ表面組織側のシンカーループの最も表側に
タック糸のタックループのシンカーループを配置したこ
とにより、表面組織の隣り合うウェル間から見えるシン
カーループがほとんどタック糸で、ウェルのニードルル
ープ糸と色相が異なるので、光線の照射方向などによっ
て色相が変化して明瞭かつ優雅な玉虫調効果が発現する
実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の一実施例の玉虫調編地における表面組
織の要部の概略平面図である。第1図において1表面組
織は表面組織の糸(以下表面用糸という) 11のニー
ドルループllaとシンカーループllbおよび前記表
面用糸11とは色相が異なるタック糸12のタックルー
プ12aとシンカーループ12bで形成しており(裏面
組織および裏面用糸は図示せず)、前記タック糸12の
シンカーループ12bは表面用糸11のシンカーループ
llbの上の最も表側に配置している。そしてこの表面
組織では上下方向にニードルループ]、1aで形成する
多数のウェルWの隣り合うものの間からは、表面用糸1
1のシンカーループllbよりも表側にあるタック糸1
2のシンカーループ12bの、表面用糸11とは異なる
色が見え、光線の角度など色相が玉虫調に微妙に変化す
る。
上記実施例の玉虫調編地は、第2図に示す編成組織図に
従って編成することができる。すなわち、第2図におい
てIF〜8Fは編機給糸口で、Aはダイヤル長針、Bは
ダイヤル短針、Cはシリンダー短針、Dはシリンダー長
針を示す。まずIFにおいて表面用糸11と同色の裏面
用糸13によりダイヤル短針Bで裏面組織のニートルー
プ13aを編成し、2Fではタック糸12でダイヤル長
針Aによるニードルループ12cとシリンダー長針りに
よるタックループ12aを交互に編成し、3F、4Fで
は表面用糸11でそれぞれシリンダー短針Cとシリンダ
ー長針りにより表面組織のニードルループllaを編成
し、5Fから8FまではIFから4Fまでの逆運針で編
成するもので、 8Fレピートのリバーシブル編地が得
られる。
ここで表面組織と裏面組織とを連結するために2Fで給
糸するタック糸12として、表面用糸11と色相の異な
る糸を用い、かつたとえば2Fにおいて長針りでタック
ループ12aの編成後、続いて3Fにおいてシリンダー
針で表面用糸11によりニードルループllaを編成す
る際、タック糸12を前給糸口の2Fでタック編成した
シリンダ長針りから脱出させることなく他方のシリンダ
ー短針Cで編成し、次いで4Fでシリンダー長針りで編
成することが必要である。以上のような組織で編成する
ことにより、第1図に示すように2Fで編成した表面組
織と裏面組織とを連結するタック糸12のシンカールー
プ12bが、3Fで編成した表面用糸11のシンカール
ープllbの上に現われ1表面組織の隣り合うウェルW
の間から色相の異なるタック糸12が見えることになり
、しかも2Fおよび6Fでのシリンダー針でのタックル
ープ12aの編成のあと当該シリンダー針でタック糸を
脱出させることなく1次給糸口では他方のシリンダー針
に給糸して表面用糸11のり一ドルループllaを編成
するので、タックループ12aを編成したシリンダー針
でのタック糸12の保持間隔が長くなってタックループ
12aが大きくなるとともに、シンカーループ12bも
緊張されて斜めに交叉し、より編地の表面から見えやす
くなり1表面用糸11とタック糸12との異色効果によ
り従来の方法では得られなかった上品な玉虫調編地が得
られる。 これに対し比較例として第3図に示す編地は
、第4図に示すように、 1Fでは裏面用糸23でダイ
ヤル短針Bで裏面組織のニードルループ23aを編成し
、 2Fではタック糸22でダイヤル長針Aによるニー
ドルループ22cとシリンダー長針りによるタックルー
プ22aを交互に編成し、3Fでは表面用糸21で前給
糸口2Fにおいてタックループ22aを編成したシリン
ダー長針りによりタック糸22を脱出させて表面組織の
ニードルループ21aを編成し、4Fでは表面用糸21
でシリンダー短針Cにより表面組織のニードルループ2
1aを編成し、5Fから8FまではIFから4Fまでの
逆運針で編成したものである。
この編地は、2F(5F)でシリンダー長針D(短針C
)によりタックループ22aを編成したタック糸22を
、3F (7F)で直ちに脱出させてシリンダー長針D
(短針C)により表面用糸21で表面組織のニードルル
ープ21aを編成し、かつ次の4F(8F)でシリンダ
ー短針C(長針D)で表面組織のニードルループ21a
を編成しており、タック糸22のタックループ22aは
小さくなり、それにともない表・裏組織を連結するシン
カーループ22bも緊張することなくほぼ水平によこだ
わる状態となって、しかも4Fで編成した表面用糸21
のシンカーループ21bがタック糸22のシンカールー
プ22bの上に、すなわち表側に位置することになるの
で、タック糸22に表面用糸21と色相の異なるものを
用いても玉虫効果は得られない。
上記実施例では、表面用糸13の色相は1表面用糸11
と同色としたが、異色でもよく、またタック糸12と同
色または異色でもよく、タック糸12と異色の上記実施
例の編地では裏面は霜降りで調である。またタック糸1
2の裏面組織との関係は、上記実施例ではニードルルー
プ13cとしたがタックループとしてもよい。
また上記実施例では、表面用糸11、タック糸12、裏
面用糸13としてすでに染色などで着色した、いわゆる
先染め糸を用いたが、少なくとも表面用糸とタック糸と
で染色性の異なる素材繊維の糸を用いて、本発明の編地
組織に編成後、同浴または別浴でそれぞれの繊維に染着
する異種の染料を用いて異色に染色してもよい。たとえ
ば天然繊維と合成繊維、天然繊維同士では繊維素繊維と
動物繊維、合成繊維同士ではたとえばポリアミド系繊維
とポリエステル系繊維、またポリエステル系繊維同士で
も分散染料可染のポリエチレンテレフタレート繊維とカ
チオン染料可染のポリエチレンテレフタレート−スルホ
イソフタレート共重合体繊維との組合わせなどがある。
また表面用糸として異方性光沢を有する異型断面繊維糸
、あるいはこれと仮撚加工糸とのエアー交絡糸などを用
いると、微妙な光沢変化が加味されて、さらにすぐれた
玉虫調編地が得られる。
次に第1図に示す実施例の編地の具体的な例について説
明する。
すなわち、第2図に示す編成組織図に従って、表面用糸
11として全酸成分に対してナトリウムスルホイソフタ
ル酸成分2モル%を共重合したポリエチレンテレフタレ
ート−スルホイソフタレート共重合体の三角断面アルチ
フィラメント糸150デニール/96フイラメントを用
い、タック糸12としてポリエチレンテレフタレートマ
ルチフィラメント糸150デニール/48フイラメント
の仮撚加工糸を用い、裏面用糸13として綿糸40′s
を用い、ダブルニット機[(株)豊田自動織機製作所1
iKT−36型(30” X 22G) ]により表面
から第1図に示す状態に観察されるリバーシブル編地を
編成した。この編地を間尺、精練、リラックス処理を行
なった後、−浴で下記条件により染色を行なった。
アイゼン力チロンブルCD−F2RLH(保土谷化学製
カチオン染料)0.3%0.W、f。
ダイヤニクスレッドU−5E(三菱化成製分散染料)0
.1%O,W、f。
ユニソルトQC−12(明成化学製沈澱防止剤)  2
%O,W、f。
酢        酸               
0.3o、。/Q湿温度130℃1時間 30分、 得られた編地は、表面がらの*察で、表面組織の青色の
各ウェル間からタック糸のシンカーループの赤色が見え
、光線の照射方向によって色相が微妙に変化する、すぐ
・れた、上品な玉虫調の外観で感性豊かなファツション
性に富み、しがち伸縮性がすぐれ、一般衣料のみならず
トレーニングウェアなどのスポーツ衣料などの分野など
にも適用しうる、格調高い玉虫調編地であった。
発明の効果 以上のように本発明の玉虫調編地は、表面組織の糸とタ
ック糸との色相が異なり、かつ表面組織側のシンカール
ープの最も表側にタック糸のシンカーループを配置して
いるので1表面組織の隣り合うウェル間から異色のタッ
ク糸のシンカーループが見え、光線の照射方向などによ
って色相が微妙に変化して優雅で格調高い玉虫調の外観
で、かつ伸縮性に富み、一般衣料のみならずスポーツ衣
料などの広汎な用途に適用することができ、しがも製造
も極めて容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の玉虫調編地における表面組
織の要部の概略平面図、第2図は同玉虫調編地の編成組
織図、第3図は比較例の編地における表面組織の要部の
概略平面図、第4図は同編地の編成組織図である。 11・・・表面用糸(表面組織の糸)、lla・・・ニ
ードルループ、Ilb・・・シンカーループ、12・・
・タック糸、12a・・・タックループ、12b・・・
シンカーループ、13・・・裏面用糸(裏面組織の糸)
。 代理人   森  本  義  弘

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、表面組織と裏面組織とをタック糸で連結したリバー
    シブル編地であって、表面組織の糸とタック糸との色相
    が異なり、かつ表面組織側のシンカーループの最も表側
    にタック糸のタックループのシンカーループを配置した
    ことを特徴とする玉虫調編地。
JP5308588A 1988-03-07 1988-03-07 玉虫調編地 Pending JPH01229851A (ja)

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JP5308588A JPH01229851A (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玉虫調編地

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JP5308588A JPH01229851A (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玉虫調編地

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JP5308588A Pending JPH01229851A (ja) 1988-03-07 1988-03-07 玉虫調編地

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999019550A1 (en) * 1997-10-13 1999-04-22 Teijin Limited Warp knitting fabric exhibiting interference color tone
CN113279126A (zh) * 2021-05-05 2021-08-20 信泰(福建)科技有限公司 一种具有抗菌抑菌物理渐变效果的针织织物及其编织方法

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