JPH01229753A - ブレーキから発生する石綿粉塵の捕捉方法及びその構造 - Google Patents

ブレーキから発生する石綿粉塵の捕捉方法及びその構造

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JPH01229753A
JPH01229753A JP5619988A JP5619988A JPH01229753A JP H01229753 A JPH01229753 A JP H01229753A JP 5619988 A JP5619988 A JP 5619988A JP 5619988 A JP5619988 A JP 5619988A JP H01229753 A JPH01229753 A JP H01229753A
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JP
Japan
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air
asbestos
dust collector
brake
back plate
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Application number
JP5619988A
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English (en)
Inventor
Eiji Mizuno
栄二 水野
Tomoko Mizuno
智子 水野
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車のブレーキから発生する石綿粉塵の除去
防止方法に関する。
本発明の目的は石綿粉塵に係わる公害防止にある。
〔従来の技術〕
自動車のブレーキから発生する粉塵については従来余り
問題にされなかったが、近頃石綿の粉塵が重大な肺疾患
の原因になる場合があることが明らかにされたので、こ
の石綿粉塵の除去の必要性が叫ばれることとなった。然
しながら、従来この石綿粉塵の除去方法が確立されてて
いない。
本発明者はこの石綿公害の問題を重要視し、その具体的
対策を説!!検討した結果、本発明に到達した。
〔発明の効果〕
自動車のドラムブレーキ及びディスクブレーキの摩擦面
は、いずれも石綿を含む材料で構成され、ブレーキドラ
ム又はディスクとの接触でブレーキがかかる際には、摩
擦に伴い石綿が粉になり、この粉はやがて車の外に排出
される。排出された石綿粉は大気中に拡散し、付近の住
人の肺疾患の原因となる恐れがあり、公害としてこの問
題を採り上げる必要がある。
ブレーキの材料に石綿を含まぬものを使用することは、
実際上困難である。しかし本発明を採用することにより
、ブレーキより発生する石綿粉塵は、実際上完全に除か
れるので、本発明の効果は顕著である。又、本発明を実
施すると、ブレーキ周辺の空気置換により、ブレーキの
冷却効果がありブレーキの作動の安定性を非常に良好に
する。
〔発明の詳細な説明〕
本願各発明の要旨は、本願「特許請求の範囲」の各請求
項に記載の通りである。
次に、本発明の理解を明確にする為に、これらの請求項
の記載に使用されている一部の語句につき説明を加える
こととする。
■1車輪の車体側」は、車輪が自動車に取りつけられて
いることを前提にした語句で、車輪の内側を意味する。
■[車軸の近くに位置する空気吸引口」のr近くに1の
意味は、その空気吸引口の重心が車軸の中心からバック
プレートの周辺までの距離の1/2より車軸に近いこと
を意味する。
■「吸気式集塵機」は、周知の吸気式TpJ機のことで
、例えば家庭用の所謂電気掃除機の如く塵を空気と共に
吸引して、除去する方式の集塵機を意味する。
■「石綿裏地」は、石綿及び石綿を主成分とする「ライ
ニング」の意味も含む語句である。
さて、ドラムブレーキを有する場合の実施例を示す第1
図〜第3図に於ける4ケの吸引口(8゜8′、8″、8
”)を分岐アダプターで1/2吋径の1本の導管にて吸
気式集塵機の吸気管に接続すると有利である。前述の吸
気式集塵機としては、具体的には例えば、4m3/mi
n、水柱1000mm、200w程度のものを使用する
ことが出来る。この場合吸引空気量は1車輪当たり1m
3/minとなり、ブレーキドラムとバックプレートの
空隙(10)よりの吸入速度は6 m / s eCの
線速度が確保され、ブレーキドラムとバックプレートで
囲まれた内部での線速度も平均6m/sec以上となり
、発生する石綿粉塵の自然落下の際の終端速度より数倍
以上速く充分捕捉捕集可能である。
ディスクブレーキを有する実施例を示す第4図〜第5図
の場合1/2吋の空気吸入口(14)を取りつけである
。吸気式集塵機の吸引量は、前述のドラムブレーキの場
合に示した容量で充分である。なおこの場合ディスクは
充分大気に曙されるため、過熱の心配はない。
本発明に使用する吸気式sII機に使用する動力源を問
うことは無いが、直流バッテリー駆動とし、そのバッテ
リーと吸気式集塵機は当該自動車の後方トランク等に搭
載することが出来る。
又、本発明に使用する吸気式集塵機の駆動源を上記の直
流バッテリーに代えて、当該自動車のエンジンのエネル
ギーを、フートブレーキの油圧の変動により、クラッチ
機構を通して伝達し、吸気式集塵機の起動、停止をおこ
なわせることも出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は本願特許請求の範囲の第1
項及び第2項の発明の実施例に関するものであって、第
1図は、ブレーキシューを示す車輪内部の側面図、第2
図は、空気吸引口の位置等を示す車輪の部分側面図、第
3図は、第1図におけるA−8横断面図である。 第4図及び第5図は本願特許請求の範囲の第3項及び第
4項の発明の実施例に関するものであって、第4図はデ
ィスクブレーキ及び空気吸引口の位置等を示す車輪の部
分側面図、第5図は第4図のC−D縦断面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)ドラムブレーキを有する自動車の車輪の車体側に
    位置するバックプレート(7)の車軸(19)の近くに
    位置する空気吸引口を吸気式集塵機の吸気管に連結しバ
    ックプレート(7)のブレーキドラム(1)側の空気を
    バックプレート(7)の周辺とブレーキドラム(1)と
    の境の空気取り入れ空隙(10)より空気の補給を受け
    つつ上記吸気式集塵機で吸引し、ブレーキシュー(2)
    の石綿裏地(3)とブレーキドラム(1)の摩擦により
    発生する石綿粉塵を上記吸気式集塵機で捕捉することを
    特徴とする石綿粉塵の捕捉方法。(2)ドラムブレーキ
    を有する自動車の車輪の車体側に位置するバックプレー
    ト(7)の車軸(19)の近くに位置する空気吸引口を
    吸気式集塵機の吸気管に連結してなるバックプレート(
    7)のブレーキドラム(1)側の空気を、バックプレー
    ト(7)の周辺とブレーキドラム(1)との境の空気取
    入空隙(10)より空気の補給を受けつつ、上記吸気式
    集塵機で吸引し、ブレーキシュー(2)の石綿裏地(3
    )とブレーキドラム(1)の摩擦により発生する石綿粉
    塵を捕捉する構造。 (3)ディスクブレーキを有する自動車の車輪の車体側
    に位置する通常のバックプレートの一端を拡張しカバー
    体(18)を作成して、ディスク(12)の両面に位置
    する一組のディスクブレーキ(13)を1〜2mmの空
    隙をとって全面的に包み込み、上記カバー体(18)の
    縁(17)と上記ディスクの面との空隙を幅1〜2mm
    として、上記カバー体の側面に位置する空気吸引口(1
    4)と吸気式集塵機の吸気管を連結して上記ディスクと
    上記カバー体との空隙より空気の補給を受けつつ吸引し
    、ブレーキシュー(13)の石綿裏地(16)とディス
    ク(12)の摩擦により発生する石綿粉塵を上記吸気式
    集塵機で捕捉することを特徴とする石綿粉塵の捕捉方法
    。 (4)ディスクブレーキを有する自動車の車輪の車体側
    に位置する通常のバックプレートの一端を拡張しカバー
    体(18)を作成して、ディスク(12)の両面に位置
    する一組のディスクブレーキ(13)を1〜2mmの空
    隙をとって全面的に包み込み、上記カバー体(18)の
    縁(17)と上記ディスクの面との空隙を幅1〜2mm
    として、上記カバー体の側面に位置する空気吸引口(1
    4)と、吸気式集塵機の吸気管を連結してなる上記ディ
    スクと上記カバー体との空隙より空気の補給を受けつつ
    、ブレーキシュー(13)の石綿裏面(16)とディス
    ク(12)の摩擦により発生する石綿粉塵を上記吸気式
    集塵機で捕捉する構造。
JP5619988A 1988-03-11 1988-03-11 ブレーキから発生する石綿粉塵の捕捉方法及びその構造 Pending JPH01229753A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7594567B2 (en) * 2002-02-20 2009-09-29 Volvo Lastvagnar Ab Protection shield for disk brake

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