JPH01229227A - 液晶表示素子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業１−、の利用分野〕 本発明は液晶表示素子に関する。

〔従来の技術〕

液晶表示素子は、周知の如く、上板基板と下板基板とを
シール材で重ねて液晶を封じ込むようになっており、液
晶封入時には液晶が封入口から直接有効表示部へ流れ込
む構造となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、液晶が封入口から直接有効表示部へ流
れ込むので、素子の封入口部分の汚染物質を巻き込んだ
液晶が有効表示部へ流れ込み、表示部分の液晶は汚染物
質によって比抵抗が低下し、表示むらが発生すると共に
、寿命が低−１・するという問題があった。

本発明の目的は、表示むらを防止することができると共
に、高寿命が得られる液晶表示素子を提供することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

」１記［Ｉ的は、有効表示部の封入口部分に液晶だめ室
を設け、この液晶だめ室を密封することにより達成され
る。

〔作用〕

初期に封入される汚染物質を含んだ液晶は液晶だめ室に
入り込む。その後に封入される汚染割合の少ない液晶が
有効表示部に入る。そこで、液晶を封止する際に、液晶
だめ室を密封することにより、液晶だめ室の液晶は封じ
込まれ、表示部へ流れ込むことが防止される。これによ
り、表示部の液晶は汚染物質による比抵抗の低下が無く
なるので、表示むらは無くなり、また高寿命の液晶表示
素子が得られる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図により説明する。

第１図に示すように、上板基板１と下板基板２とはシー
ル材３でシールしてなり、このシール材３によって有効
表示部４の室の他に封入口５部分に液晶だめ室６を形成
している。そして、封入口５より液晶だめ室６及び有効
表示部４に液晶を封入した後、第２図に示すように、封
入口５及び連通ロアは封止材８によって封止され、液晶
だめ室６は密封される。

このように、封入口部分に液晶だめ室６を設けてなるの
で、液晶を封入する際、封入口５部の汚染物質を多く含
んだ液晶は液晶だめ室６に導かれ、次に汚染割合の少な
い液晶が有効表示部４に流入する。そして、前記液晶だ
め室６の液晶は封止材８によって封止されて液晶だめ室
６に封じ込められるので、有効表示部４への流入は無く
なる。

なお、図示の実施例には連通ロアの部分に壁９を設け、
初期に封入される液晶が有効表示部４に入りに＜＜シて
いるが、連通ロアを小さくすれば、壁９は特に設けなく
てもよい。また第３図に示すように、小さな連通ロアを
複数個設けてもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、有効表示部の封入口部分に設けた液晶
だめ室に汚染された液晶を封じ込めるので、高品質の表
示状態及び高寿命の液晶表示素子が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示し、（ａ）は上板基板を
除いた平面図、（ｂ）は側面図、第２図は液晶封入後の
封止部分の平面図、第３図は本発明の他の実施例を示す
部分平面図である。 ４・・・有効表示部、５・・・封入口、６・・・液晶だ
め室、８・・・封止材。 ＼↑　し］　ＸＪｏ　Ｃ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、有効表示部の封入口部分に液晶だめ室を設け、この
   液晶だめ室を密封したことを特徴とする液晶表示素子。