JPH012278A - 折曲コネクタ端子を基板の穴に挿入する方法及びその装置 - Google Patents

折曲コネクタ端子を基板の穴に挿入する方法及びその装置

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JPH012278A
JPH012278A JP63-85525A JP8552588A JPH012278A JP H012278 A JPH012278 A JP H012278A JP 8552588 A JP8552588 A JP 8552588A JP H012278 A JPH012278 A JP H012278A
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アーウィン ザーン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、プリント回路板に折曲コネクタ端子ピンを挿
入する方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
プリント回路板に折曲端子ピンを挿入する従来の方法に
よると、複数本の真直ぐな端子ピンを、絶縁ヘッダに挿
入してから、アレイ状端子ピンの突出部を、技術的要求
に応じて折曲する。
次に、全端子ピンの端部を、プリント回路板に形成した
対応する穴に同時挿入する。この要領で、端子ピンを所
定の向きで保持する絶縁ヘッダを備えるプリント回路板
に、折曲ピンアレイを装着できる。
例えば、米国特許筒3,283,987号明細書に開示
されているように、端子リード線を折曲してから、回路
モジュールにはんだ付けする従来方法によると、自動装
置には、リボンリード線に短い直角折曲部を形成してか
ら、折曲端部を、感熱回路にはんだ付けするべき位置ま
で進める手段が設けられている。
前記米国特許明細書の第14図に示すように、まず、折
曲刃(47)の下方ストロークでリボンリード線を折曲
し、次に、第16図に示すように、カッタ刃(46)の
上方ストロークで該リード線を切断する。
次に、該リード線の折曲部をはんだ付は位置まで移動さ
せる。
〔発明が解決しようとする課題〕
プリント回路板等に折曲り−ド線を装着する従来の方法
には、複数の動作を、別々に行わなければならないとい
う問題点がある。特に、端子ピンを折曲して装着する過
程については、別々の段階で、しかも別々の装備で行わ
なければならないため、装置が複雑化するばかりでなく
、効率低下および製造コストの増大を招く。
本発明の第1の目的は、プリント回路板にコネクタ端子
ピンを挿入しながら、ピンを折曲することにより、従来
技術の欠点を克服した方法及び装置を提供することであ
る。
本発明の好適実施例によると、コネクタ端子ピンを切断
、保持および挿入するジョーの下方ストローク中に、ピ
ンを折曲する。
本発明の第2の目的は、絶縁ヘッダを使用せずに、プリ
ント回路板に、折曲コネクタ端子ピンを挿入する方法を
提供することである。
本発明の第3の目的は、異なる速度およびストローク長
さで、2個のラムを駆動する駆動軸を1回転させて、コ
ネクタ端子ピンを、切断、折曲および挿入する装置を提
供することである。
本発明の第4の目的は、主軸に枢着した溝付カムに結合
されたカムフォロワで、リールに巻かれた切欠ワイヤか
らのピンの送出に同期して、切断ジョーの開閉を制御す
る装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、 (1)切欠ワイヤをピン憂さだけ進めることにより、ワ
イヤの端コネクタ端子ビンを、切断ジョーおよび挿入ジ
ョーからなるジョーアセンブリに送る段階、 (2)切断ジョーを閉止位置に押すことにより、切欠ワ
イヤから端子ピンを切離し、切断ジョーと挿入ジョーと
で締結する段階、 (3)切断ジョーと挿入ジョーとを、垂直方向下方に縦
列移動させる段階。
(4)折曲シューを、ジョーの下方ストロークのある期
間中は、このジョーより速い速度で、また下方ストロー
クの他の期間中は、これより遅い速度で。
垂直方向下方に移動させる段階、 からなり、コネクタ端子ピン−を折曲シューで折曲して
から、切断ジョーおよび挿入ジョーで、プリント回路板
の穴に挿入するようにした本発明による方法によって、
達成される。
折曲シューおよび切断・挿入ジョーの上方戻りストロー
クで、切欠ワイヤの次のピンをジョーアセンブリに送り
込む。
本発明の好適実施例による装置は、切欠ワイヤの最後の
ピンと、次のピンのとの間の切欠と係合し、その移動に
より、最後のピンをジョーアセンブリに送り込む送り爪
、挿入ジョーおよび切断ジョーが装着された挿入ラム、
および折曲シューが装着された折曲シューラムからなっ
ている。
挿入ラムと折曲シューラムとは、駆動軸線を中心とした
偏心ピンの回転に応答して、それぞれ上下移動するとと
もに、それぞれのリンク仕掛アセンブリによって、偏心
ピンに結合されている。
折曲シューラムが、挿入ラムより高速で上下移動するあ
る期間中に、挿入されたコネクタ端子ピンを折曲する。
偏心ピンが、上下の死中心位置にくる(180度右回り
する)と、プリント回路板の穴へのピン挿入が完了する
偏心ピンは、異なる直径、および相対的に偏倚した中心
軸線を有する第1おおよび第2円筒部で構成されている
挿入ラムは、第1円筒部に、また折曲シューラムは、第
2円筒部に連接されている6両円筒部および偏心ピンの
各軸線が偏倚しているため、折曲シューラムのストロー
ク長さは、偏倚の2倍に等しい量だけ、挿入ラムのスト
ローク長さより長くなる。
〔実施例〕
次に、添付図面を参照して、本発明の好適実施例を、詳
細に説明する。
本発明の好適実施例による切欠ワイヤから送出されたコ
ネクタ端子ピンを、剪断、締結、折曲および挿入するア
センブリを、第1(A)図乃至第1(c)図に示す。
第1(A)図に示す送出・切断段階では、挿入ジョー(
2)と切断ジョー(3)とは、切断ジョー(3)が切欠
ワイヤからコネクタ端子ピンを剪断した後。
協働して、該ピンを水平位置に締結する。
第5図および第6図に最も良く示すように、挿入ジョー
と切断ジョーとは、それぞれ、折曲シュー(4)のヘッ
ド(42)を嵌受する窓(25) (35)を有してい
る。    。
第9図に最も良く示すように、ヘッド(42)は。
取付板(43)に固定されている。
第1(A)図に示すように、ジョーアセンブリが。
切断位置にあると、シューヘッド(42)の底部は。
水平方向に締結されたコネクタ端子ピンより若干上の垂
直位置にくる。
第1(B)図は、シューヘッド(42)が、端子ピンを
直角に折曲させた折曲段階を示している。第1(B)図
示の位置は、折曲段階位置であるが、第1(A)図示の
位置に対するジョーアセンブリの降下から分かるように
、すでに挿入動作に入っている。
以下に詳細に説明するように、ジョーアセンブリ降下の
第1期間中に、折曲シュー(4)が、ジョーアセンブリ
より高速で下降するため、シューヘッド(42)は、端
子ピンの締結位置に追いつき追い越して、端子ピンを折
曲する。
ジョーアセンブリ降下の第2期間中に、折曲シュー(4
)が、ジョーアセンブリの垂直移動速度以下の速度で垂
直移動するため、端子ピン折曲部の端部は、ヘッド(4
z)底部を通過する11.ジョーアセンブリおよび折曲
シューのストロークは、プリント回路板(40)上の若
干高さが異なる位置で終結する。
ジョーアセンブリ下方ストロークの最終段階で。
第1(c)図に示すように、折曲端子ピンの端部が、プ
リント回路板(40)の穴(41)に挿入されるが、そ
の間に、シューヘッド(42)は、折曲ピンを支持し。
反作用点の役目をすることにより、ピンの曲げすぎを抑
制する。
第1(A)図乃至第1(c)図に示すジョーアセンブリ
および折曲シューは、それぞれ、別々の垂直移動自在ラ
ムに装着されている。
これらのラムは1回転駆動軸端部に装着された偏心ピン
に、それぞれのリンク仕掛アセンブリ(偏心ピンに枢着
されている)により連設されているため、後述するよう
に、協働して垂直移動する。
第2図は、本発明の好適実施例によるヘッドアセンブリ
(1)の詳細側面図である。
挿入ジョー(2)(ダッシュ線で示す)は、従来要領で
、挿入ラム(5)に固定されており、挿入ラム(5)(
第10(A)図および第10(B)図に詳細を示す)は
、前板(15)に形成された垂直案内路(図示せず)に
、滑動自在に配設されている。
切断ジ:1−(3)(第2図のダッシュ線で示す)は、
複数個のばね(8)で、挿入ジョー(2)に弾性結合さ
れるとともに、挿入ジョー(2)と切断ジョー(3)と
を、アセンブリとして保持する肩ねじ(7)(第4(A
)図および第4(B)図参照)にゆるく結合され、案内
手段(図示せず)により、三方向に案内される。
この様に構成配列されているため、切断ジョー(3)は
、実情スライダ(9g) (以下に詳細を説明する)に
よって、挿入ジョー(3)の方向に移動できる。
実情スライダ(98)が、切断ジョー(3)を挿入ジョ
ー(2)に押圧しなくなると、ばね(8)は、切断ジョ
ー(3)を、挿入ジョー(2)から押し離す、切断ジョ
ー(3)の挿入ジョー(2)との接触位置を、切断ジョ
ー(3)の閉位置とし、挿入ジョー(2)との離脱位置
を、開位置とする。
コネクタ端子ピンが、送りモジュール(70)(後述す
る)により、両ジョー間位置に送出された直後に、切断
ジョー(3)は、実情スライダ(98)によって、開位
置から閉位置に移動し、この間に、切欠ワイヤから端子
ピンを剪断して、挿入ジョー(2)に押圧する。第7図
および第8図は、端子ピンを締結した両ジョーの対向面
の詳細図である。
挿入ジョー(2)の成形(ならい)面(26)、および
切断ジョー(3)の成形(ならい)而(36)は、ピン
が、いずれの方向゛にも移動しないようにする。
このように、切断ジョー(コ3)の閉位置では、挿入ジ
ョー(2)と切断ジョー(:3)とは、協働して。
剪断された端子ピンを締結し、折曲シュー(4)は。
この間に2両ジョーに追いつき追い越して、プリント回
路板の穴に端子ピンを挿入する前に、これを折曲する。
第6図に最も良く示すように、ならい面(36)の一部
は、成形金床(37)の円周面の一部になっている。シ
ューヘッド(42)は、成形金床(37)の円周面の形
状に合わせて、端子ピンを折曲する。
折曲シュー(4)(第2図にダッシュ線で示す)は、従
来要領で、折曲シューラム(6)(第11(A)図およ
び第11CB)図に詳細を示す)に固定されている。
シューラム(6)は、挿入ラム(5)(第10(A)図
および第10(B )図参照)の縦溝(51)にすベリ
ばめされている。
挿入ラム(5)と折曲シューラム(6)とは、前板(1
5)にねじ止めされた摩耗板(16)によって、対応す
る縦溝に保持されている。挿入ラム(5)は、前板(1
5)の縦溝、および摩耗板(16)の表面が形成する案
内路を上下に滑動し、折曲シューラム(6)は、挿入ラ
ム(5)の縦溝、および前記摩耗板表面が形成する案内
路を、上下に滑動する。また、グリース部品(111)
(第2図参照)によって、両ラムに適切に注油できる。
ヘッドアセンブリ(1)のハウジングは、前板(15)
、上板(12)、下板(13)、後取付板(110)お
よび軸受板(17)で構成されている。このうち上板(
12)、下板(13)および軸受板(17)は、一体形
成され、互換性のヘッド本体(106)を構成している
また、前板(15)と後取付板(11G)とは、それぞ
れ、ヘッド本体(106)にねじ止めされている。
駆動軸(9)は、フランジ付軸受(113)および平軸
受(114)に、回転自在に支持されている。フランジ
付軸受(113)は軸受板(17)に、また平軸受(1
14)は、後取付板(110)に固定された軸支持スリ
ーブ(109)に固定化されている。また駆動軸(9)
は、フランジ付軸受(113)のフランジ、および締結
つば(104)によって、ハウジングの軸線方向に固定
されている。つば(104)と軸受板(17)との間に
は、スラスト座金(112)が配設されている。
挿入ラム(5)と折曲シューラム(6)とは、駆動軸(
9)の端部に装着されたハブアセンブリに設けられたリ
ンク仕掛アセンブリによって、垂直方向に駆動される。
ハブアセンブリ(第12図に詳細を示す)は、駆動軸(
9)端部に固定されたハブ(11)、およびハブ(11
)に固定された偏心ピン(10)で構成されている。駆
動軸(9)は、ハブ(11)の内径(55)に嵌受され
ている。
リンク仕掛アセンブリは、第1端に、偏心ピン(10)
枢着用穴(57)を有する折曲シューリンク(20)(
第13図に詳細を示す)と、第1端に偏心ピン(10)
枢着用穴(図示せず)を有する挿入リンク(S) ) 
(折曲シューリンクに類する構造を有する)と、第1端
が折曲シューリンク(20)の第2端に形成された穴(
図示せず)に形成された穴(56)に固定された折曲シ
ューピン(21)と、端部が挿入リンク(19)第2端
に固定されたスタッド(22)とで構成されている。
折曲シュービン(21)の第2端は、折曲シューラム(
6)の穴(62)に枢支されている(第11(A)図参
照)。スタッド(22)の軸は、挿入ラム(5)および
送りアーム(14)の穴(52)に枢支されている。前
記両ラムは、異なる速度およびストローク長さで移動す
るため、折曲シューラム(6)には、これを通って延び
るスタッド(22)に遊びを与えるスロット(61)が
設けられている。
偏心ピン(10)は、第12図に最も良く示すように、
3個の円筒部、すなわち、挿入リンク(19)第1端の
穴(図示せず)に配設された第1円筒部(IOA)。
ハブ(11)の第1内径部(58)に挿入された部分、
および折曲シューリンク(20)の第1端穴(57)(
第13図参照)に挿入された部分からなる第2円筒部(
10B) 、およびハブ(11)の第2内径部(59)
に配設された第3円筒部(ioc)で構成されている。
第3円筒部については、従来要領でハブ(11)に固結
できる。
ハブ(11)の第1 (5g)および第2 (59)内
径部は。
異なる直径を有し、かつ連通しているが、共軸を成して
いない、これに対応して、第2円筒部(10B)と第3
円筒部(tOC)、および第1円筒部(IOA)と第2
円筒部(IOB)とは、それぞれ、直径が異なり、共軸
を成していない、すなわち、第1 (IOA)および第
2 (10B)円筒部の中心軸線は、互いに偏倚してい
る。
次に、第17(A)図乃至第17(c)図を参照して、
リンク仕掛アセンブリおよびハブアセンブリの動作の詳
細を説明する。
切断ジョー(3)の位置は、駆動軸(9)に固定された
突切カム(99)に結合されて作動する実情スライダ(
98) (第14(A)図乃至第14(c)図に詳細を
示す)によって制御される。突切カム(99)は、円周
面にループ状走路(図示せず)を有する円筒部材であり
、このループ状走路は、一定幅を有するが、その中心線
は、カム円周にわたって変化する軸位置を有している。
この走路中心線軸位置の変化を利用して、切断ジョーの
開閉を、従来要領で制御する。
カムフォロワ(tOS)は、駆動軸(9)回転時に。
ループ状走路(第211!lには図示せず)に乗り、第
1走路部を走行する間は、第1位置に実質的に静止して
いる。第1走路部の終りで、第2走路部に入り、その走
行中に、軸方向に変位され、第3走路部に入ると同時に
、第2位置に着き、その間は、実質的に第2位置を保つ
、さらに、第3走路部の終りで、第4走路部に入り、そ
の走路中に、軸方向に変位されて第1走路部に戻る。駆
動軸(9)が一回転する度に、これら一連の動作を行う
カムフォロワ(105)は、第2図に示すように。
レバーピボット(116)に枢着されたカムフォロワー
マウントレバー(100)に固定されている。また、レ
バーピボット(116)は、互換性ヘッド本体(106
)に結合された取付部材(117)に固定されている。
マウントレバー(100)は、カムフォロワ(105)
の第1・第2位置間の軸移動に応答して、レバーピボッ
ト(116)を中心として回転する。駆動リンクピボッ
トビン(101)は、レバーピボット(116)の遠方
にあるマウントレバー(100)の端部に枢着され、止
め輪(107)で定置保持されている。
実情スライダ駆動リンク(102)は、ロックナツト(
103) (103’ )により、駆動リンクピボット
ピン(101)に固定されている。ピボットビン(10
1)は、マウントレバー(10G)の回転時に、円弧に
沿って移動し、マウントレバー(100)と相対的に回
転することにより、マウントレバー(100)と駆動リ
ンク(102)との間の角度差を補償する。
実情スライダ駆動リンク(102)は、ピボットビン(
118)により、実情スライダ(98)に枢着され、ピ
ボットビン(101)の垂直移動分力に起因するスライ
ダ(98)に対する駆動リンク(102)の角位置変化
を補償する。
実情スライダ(98)は、ピボットビン(11g)を嵌
受する1対の穴(66) (67)、および切断ジョー
(3)が閉位置に向かう間に、このシミーに、スラスト
をかける1対のプレナ形接触部材(6g) (69)を
備えており、ハウジング(97)およびスライダ保持器
(108)が形成する案内路を、軸方向に滑動する。
また、スライダ(98)は、カムフォロワ(105)が
、第2走路部に乗り、第2位置に移動する際のマウント
レバー(ioo)の右回りの回転中に、切断ジョー(3
)が、開位置に押されるまで、前方に軸方向に移動し、
カムフォロワ(105)が、第3走路部に乗ると、切断
ジョー(3)を閉位置に保持する。
カムフォロワ(105)は、第4走路部に入ると、第1
位置に向かって移動し、またマウントレバー(100)
は、左回りに回軸するため、実情スライダ(98)は、
後方軸方向に移動する。また、ばね(8)は、スライダ
(98)の後退に応答して、切断ジョー(3)を押し、
開位置に向かわせる。
第2走路部は、突切カム(99)の角位置にあるため、
カムフォロワ(105)は、偏心ビン(10)が、実質
的に上方の死中心位置にくると、第2走路部に入り、死
中心位置で、コネクタ端子ビンの送りが完了する。
カムフォロワ(105)の第2位置への移動、および偏
心ビン(10)の死位置への回転により、切断ジョー(
3)は、端子ピン送りの完了直後に、閉位置に移動する
第4走路部は、第2走路部に対向配置されているため、
カムフォロワ(105)は、偏心ピン(10)が、実質
的に下方の死中心位置(端子ピンの折曲部が、プリント
回路板の穴に挿入されている)にくると第4走路部に入
る。
カムフォロワ(105)の第1位置への移動、および偏
心ピン(10)の下方死位置への回転により、切断ジョ
ー(3)は、端子ピンのプリント回路板挿入直後の挿入
ラム(5)の上向ストローク前に、開位置に移動する。
第15(A)図および第15(B )図は、送りモジュ
ール(70)の正面図、および頂面図である。
図示の送りモジュール(70)は、端子ピンの送りが完
了した位置近くの動作位置にある。送り爪(79)は、
送出される端子ピンを画定する切欠部に係合し、送りア
ーム(1,4)上端の上昇に応じて、右方向に移動(第
15(A)図参照)することにより、切欠ワイヤを前進
させる。
ロックボルト(18)によって軸方向に保持された送り
アーム(14)の上端の穴は、スタッド(22)に枢着
されており、その下端は、ピボットピン(120)によ
って、送りスライダ(71)に枢着されている。
送りスライダ(71)は、案内棒(72) (72’ 
)に、軸方向に滑動自在に装着されており、該棒の端部
は、それぞれ、送り相対板(84)に固定された案内棒
用ブラケット(73A)(73B)に嵌入固定されてい
る。
送り相対板(84)は、ガセット(86)で補強した角
ブラケット(85)によって、ヘッドアセンブリ(1)
に固結されている。
送り爪(79)は、送り爪スライダ(78)、ねじ(7
6)およびねじ用ブラケット(74)で構成されるアセ
ンブリによって、送りスライダ(71)に結合されてい
る。ねじ用ブラケット(74)は、ねじ(75)で送り
スライダ(71)に固定されている。
送りスライダ(71)に対する送り爪(79)の軸方向
の位置(ヘッドアセンブリ(1)の軸方向は、駆動軸の
軸線で画定されるが、送りモジュールの軸方向は、案内
棒(72)(72″)の軸線で画定される。)について
は、ねじ(77)をゆるめ、送り爪(79)が所望の軸
方向位置に達するまで、送り爪スライダ(78)を軸方
向に滑動させてから、ねじ(77)を締めることにより
調節できる。
また、送り爪(79)は、スライダ(78)に固定され
た爪ピン(80)に枢着され、止め輪(81)によって
、爪ピン(80)に保持されている。
ばねホックピンと、送り爪(79)穴との間には、初期
応力状態のばね(121)が架設されており、送り爪(
79)を押して右回りさせることより、その先端を、ジ
ョーアセンブリに送出される端子ピンを画定する切欠部
と係合させる。
端子ピン源を形成する予切欠(予め切欠部を設けた)ピ
ンワイヤ(図示せず)は、従来要領でリール(図示せず
)から巻戻され、送り管ブロック(89)およぼワイヤ
止め案内ブロック(87)を通り、ワイヤガイド(90
)およびワイヤ保持器(91)で形成される溝に送られ
る。
第16図は、ワイヤガイド(90)の詳細構成を示す。
このガイドの表面(121’)は、面取りされ、切欠ワ
イヤの端部を、オフセット(122)およびワイヤ保持
器(91)表面(図示せず)が形成するトラフに導く。
送り爪の先端は、オフセット(122)に沿って切欠ワ
イヤと係合し、このワイヤは、ワイヤガイド(90)の
溝(123)および前記ワイヤ保持器(91)の表面で
画定される走路を通過する。
切欠ワイヤが前進するにつれて、最後のコネクタ端子ピ
ンは、溝(123)から出て、ジョー(2)(3)間の
空間に入る。
上記のように、偏心ピン(10)は、駆動軸(9)の軸
線から半径方向に変位し、ハブ(11)によって、駆動
軸(9)に固定されている。挿入ラム(5)は。
スタッド(22)および挿入リンク(19)により、偏
心ピン(10)の第1円筒部(IOA)に連接され、ま
た折曲シューラム(6)は、折曲シューピン(21)お
よび折曲シューリンク(20)により、第2円筒部(I
OB)に連接されている。
駆動軸(9)が回転すると、偏心ピン(10)は、第1
7(A)図乃至第17(c)図に示すように、駆動軸線
を中心として回転し、この回転により、挿入リンク(1
9)は、第1円筒部(IOA)に対して、また折曲シュ
ーリンク(20)は、第2円筒部(IOB)に対して、
相対的に回転する。
ちなみに、第1円筒部(IOA)と第2円筒部(IOB
)とは、異なる直径を有し、その中心軸線も、相対的に
偏倚している。挿入リンク(19)と折曲シューリンク
(20)とは、それぞれ、スタッド(22)および折曲
シューピン(21)に固定されている。
折曲シューリンク(20)穴の軸線、および挿入リンク
(19)穴の軸線を、それぞれ符号(0)および(X)
で示す、折曲シューピン(21)およびスタッド(22
)は、それぞれ、折曲シューラム(6)および挿入ラム
(5)に形成された穴(62) (52)に枢着されて
いる。
ラムは、直角方向にだけ変位するため、折曲シューリン
ク(20)および挿入リンク(19)が、折曲シュービ
ン(21’)およびスタッド(22)にかけるカの垂直
分力だけが作用して、各ラムを変位させる。挿入ラム(
5)と折曲シューラム(6)との相対的垂直位置および
速度は、偏心ピン(10)の角位置の関数である。
駆動軸回転時に、偏心ピン(10)が上方死中心位置(
第17(A)図参照)に来ると、折曲シューピン(21
)’の軸線(A)と、スタッド(22)の軸線(B)と
は、式d=Lt+L2+Δで表わされる所定最長距離(
d)だけ離される。ただし、式中、Llは、リンク(2
0)の穴軸線間距離、L2は、リンク(19)の穴軸線
間距離、およびΔは、式Δ=[(H+r)−0,010
1/2(式中、■は、挿入されたピンの水平部中心軸線
のプリント回路板上における高さ(第1C図参照)、r
は、ワイヤ半径、および0.010は、インチ単位長さ
であり、0.0254amに相当する。)で表わされる
偏心ピン(10)の第1 (IOA)および第2 (I
OB)円筒部軸、線の偏倚である。
偏心ピン(10)が、駆動軸(9)の軸線を中心として
右回り(第17(B)図参照)すると、折曲シューピン
(21)の軸線(A)と、スタッド(22)の軸線(B
)との間隔は、偏心ピン(10)が90度の角位置に達
するまで、徐々に縮まる。。
一方、偏心ピン(10)が、駆動軸(9)軸線を中心と
して、90度の角位置から下方の死中心位置(第17(
c)図参照)まで、右に回転し続けると、前記軸線(A
)(B)間隔は、下方死中心位置で1間隔がL1+L、
−Δ(すなわち、d−2Δ)に等しくなるまで、徐々に
広がる。
このように2偏心ピンの回転中に、折曲シューピン(2
1)とスタッド(22)との間隔が、90度の角位置ま
で縮まることから、右回りの最初の90度で、折曲シュ
ーピン(21)が、スタッド(22)降下速度より早い
速度で下降することがわかる。
したがって、折曲シューラム(6)も、挿入ラム(5)
より高速で下降するため、折曲シュー(4)は、挿′入
シミーと切断ジョーとの間に締結されたコネクタ端子ピ
ンに追いつき、かつ追い越して、これを90度曲げる。
反対に、偏心ピン(10)が、90度の角位置から、下
方死中心位置まで回転すると、スタッド(22)は、折
曲シューピン(21)の下降速度より早い速度で、下降
する。したがって、折曲された端子ピンの先端は、折曲
シュー(4)ヘッド(42)に追いつき追い越す。
さらに、偏心ピン(10)が、上方死中心位置から下方
死中心位置まで移動すると、折曲シューピン(21)と
スタッド(22)とは、異なる距離だけ、下方に垂直移
動する。スタッド(22)は、偏心ピン(10)の第1
円筒部(IOA)軸線の回転円直径に等しい下方ストロ
ークを有し、一方折曲シューピン(21)は、偏心ピン
(10)の第2円筒部(IOB)軸線の回転円直径に等
しい下方ストロークを有している。
第1および第2円筒部は、距離Δだけ偏倚しているため
、第2円筒部軸線の回転円直径は、第1円筒部軸線の回
転円直径+2Δに等しくなる。したがって、折曲シュー
ラム(6)のストローク長さは、挿入ラム(5)のスト
ローク長さより、2Δに等しい量だけ長くなる。
以上、本発明の好適実施例を説明したが、これはあくま
で例示であり、本発明の適用範囲を限定するものではな
い。本発明は、その主旨および適用範囲を逸脱すること
なく、種々の変更を加えることができる。
例えば、上記実施例では、90度折曲し、またこれが標
準的であるが、任意角度に折曲できる。また、コネクタ
端子ピンの横断面形状についても、円形、方形、矩形そ
の他の形にできる。
〔発明の効果〕
本発明の方法および装置により、簡単かつ低コストで効
率良く、プリント回路板に端子ピンを挿入することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1(A)図乃至第1(c)図は、それぞれ1本発明の
好適実施例によるジョーアセンブリと折曲シューとの送
出・切断、折曲および挿入位置における正面図である。 第2図は1本発明の好適実施例によるヘッドアセンブリ
の側面図である。 第3図は、第2図に示すヘッドアセンブリの横断面図で
ある。 第4(A)図および第4(B)図は、それぞれ、本発明
の好適実施例によるジョーアセンブリの側面図および頂
面図である。 第5図は、本発明の好適実施例による挿入ジョーの背面
図である。 第6図は、本発明の好適実施例による切断ジョーの正面
図である。 第7図は、第S図に示す挿入ジョー下部の側面図である
。 第8図は、第6図に示す切断ジョー下部の側面図である
。 第9図は、本発明の好適実施例による折曲シューの側面
図である。 第10(A)図および第10(B)図は、それぞれ、本
発明の好適実施例による挿入ラムの正面図、および頂面
図である。 第11(A)図および第11(B)図は、それぞれ、本
発明の好適実施例による折曲シューラムの正面図、およ
び側面図である。 第12図は、本発明の好適実施例によるハブアセンブリ
の横断面図である。 第13図は1本発明の好適実施例による折曲シューリン
クの正面図である。 第14(A)図乃至第14(c)図は、それぞれ、本発
明の好適実施例による実情スライダの側面図、正面図お
よび頂面図である。 第15(A)図および第15(B)図は、それぞれ、本
発明の好適実施例による送りモジュールの正面図および
頂面図である。 第16図は、第15図示の送りモジュールに組込まれた
ワイヤガイドの斜視図である。 第17(A)図乃至第17(c)図は、本発明の好適実
施例による偏心ピンの3通りの角位置における動作説明
図である。 (1)ヘッドアセンブリ      (2)挿入ジョー
(3)切断ジョー         (4)折曲シュー
(5)挿入ラム          (6)折曲シュー
ラム(7)ねじ            (8)ばね(
9)駆動軸           (10)偏心ピン(
IOA)〜(IOC)偏心ピン円筒部  (11)ハブ
(12)上板            (13)下板(
14)送りアーム         (15)前板(1
6)摩耗板          (17)軸受板(18
)ボルト           (19)挿入リンク(
20)折曲シューリンク      (21)折曲シュ
ーピン(22)スタッド         (25)窓
   ゛(26)ならい面         (35)
窓(36)ならい面          (37)成形
金床(40)プリント回路板      (41)穴(
42)ヘッド          (43)取付板(5
1)縦溝           (52) (56) 
(57)穴(55)内径           (58
) (59)内径部(61)スロット        
 (62) (66) (67)穴(68) (69)
接触部材       (70)送りモジュール(71
)送りスライダ       (72) (72’ )
案内棒(73A) (73B)案内捧用ブラケット(7
4)ねじ用ブラケット     (75) (76) 
(77)ねじ(78)送り爪スライダ      (7
9)送り爪(80)爪ピン           (8
1)止め輸(82)ばねホックピン相対ブラケット(8
4)送り相対板        (85)角ブラケット
(86)ガセット (87)ワイヤストップガイドブロック(89)送り管
ブロック       (90)ワイヤガイド(91)
ワイヤ保持器       (97)ハウジング(98
)実情スライダ       (99)実情カム(10
0)カムフォロワマウントレバー(101)駆動リンク
ピボットピン (102)実情スライダ駆動リンク (103)(103’)o ツクナツト    (10
4)締結っば(105)カムフォロワ       (
106)ヘッド本体(107)止め輸        
  (10g)スライダ保持器(109)車軸支持スリ
ーブ     (110)後取付板(111)グリース
部品       (112)スラスト座金(113)
フランジ付軸受      (114)平軸受(116
)レバーピボット      (117)取付部材(1
18)ピボットピン        (120)ピボッ
トピン(121)ばね           (121
’ )面取面(122)オフセット        (
123)溝Flθ4A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)折曲コネクタ端子を基板の穴に挿入する方法であ
    って、 (a)前記コネクタ端子の第1部分を、締結手段を閉じ
    ることにより締結する段階と、 (b)前記締結手段を移動させることにより、前記端子
    と前記穴との間隔を縮める段階と、 (c)折曲手段を移動させることにより、前記締結手段
    の移動中に、前記端子の第2非締結部分を、前記折曲手
    段で折曲する手段と、 (d)前記折曲されたコネクタ端子の端部を前記穴に挿
    入したら、前記締結手段の移動を終結する手段 とからなることを特徴とする折曲コネクタ端子を基板の
    穴に挿入する方法。
  2. (2)締結手段と折曲手段とを、第1方向に並進移動さ
    せることを特徴とする請求項(1)記載の方法。
  3. (3)第1方向が、基板の平面に対して、ほぼ直交して
    いることを特徴とする請求項(2)記載の方法。
  4. (4)折曲手段と締結手段とを、第1時期中に、同時に
    第1方向に移動させるとともに、それぞれ、第1ストロ
    ーク長さ、および第2ストローク長さだけ移動させるこ
    とを特徴とする請求項(2)記載の方法。
  5. (5)第1および第2ストローク長さが、互いに異なる
    ことを特徴とする請求項(4)記載の方法。
  6. (6)折曲手段を、第1時期の第1間隔中に、締結手段
    の移動速度より速い速度で移動させ、前記第1時期の第
    2間隔中に、前記移動速度より遅い速度で移動させるこ
    とを特徴とする請求項(4)記載の方法。
  7. (7)第1間隔中に、コネクタ端子を折曲することを特
    徴とする請求項(6)記載の方法。
  8. (8)折曲手段と締結手段とを、第2時期中に、第1方
    向の反対の第2方向に移動させることと特徴とする請求
    項(4)記載の方法。
  9. (9)締結手段の移動終結後、前記締結手段を開放して
    、コネクタ端子第1部分の締結を解く段階、および前記
    締結手段と折曲手段とを、第1方向の反対の第2方向に
    、同時に並進移動させる段階を含むことを特徴とする請
    求項(2)記載の方法。
  10. (10)締結手段の第2方向並進中に、開状態の前記締
    結手段にコネクタ端子を送り込む段階、および前記締結
    手段を閉じることにより、前記端子を締結する段階を含
    むことを特徴とする請求項(9)記載の方法。
  11. (11)基板の穴に折曲コネクタ端子を挿入する方法で
    あって、 (a)予め切欠部を設けたピンワイヤの端部を、所定位
    置に送り込む段階と、 (b)前記ワイヤ端子から、コネクタ端子を剪断する段
    階と、 (c)締結手段を閉じることにより、前記端子の第1部
    分を締結する段階と、 (d)前記締結手段を移動させることにより、前記端子
    と前記穴との間隔を縮める段階と、 (e)折曲手段を移動させることにより、前記締結手段
    の移動中に、前記端子の第2非締結部分を前記折曲手段
    で折曲する段階と、 (f)前記折曲端子端部を前記穴に挿入したら、前記締
    結手段の移動を終結する段階 とからなることを特徴とする折曲コネクタ端子を基板の
    穴に挿入する方法。
  12. (12)コネクタ端子を折曲し、折曲端子を基板の穴に
    挿入する装置であって、 (a)前記コネクタ端子の第1部分を締結する手段、(
    b)前記締結手段を移動させることにより、前記端子と
    穴との間隔を縮める手段、 (c)前記コネクタ端子の第2非締結部分を折曲する手
    段、 (d)前記折曲手段を移動させることにより、前記締結
    手段の移動中に、前記端子の第2部分を前記折曲手段で
    折曲する手段 を備え、前記折曲されたコネクタ端子端部を、前記穴に
    挿入すると、前記締結手段移動手段が、前記締結手段の
    移動を終結させるように構成されていることを特徴とす
    る装置。
JP63-85525A 1987-04-29 1988-04-08 折曲コネクタ端子を基板の穴に挿入する方法及びその装置 Pending JPH012278A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/043,940 US4807357A (en) 1987-04-29 1987-04-29 Method and apparatus for bending and inserting pin in one sequential operation
US043,940 1987-04-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642278A JPS642278A (en) 1989-01-06
JPH012278A true JPH012278A (ja) 1989-01-06

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