JPH01226871A - モノおよびビスペルオキシケタールの製造方法 - Google Patents

モノおよびビスペルオキシケタールの製造方法

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JPH01226871A
JPH01226871A JP5250988A JP5250988A JPH01226871A JP H01226871 A JPH01226871 A JP H01226871A JP 5250988 A JP5250988 A JP 5250988A JP 5250988 A JP5250988 A JP 5250988A JP H01226871 A JPH01226871 A JP H01226871A
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隆 杉浦
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はペルオキシケタールの改良された製造方法に関
し特にモノペルオキシケタールおよびビスペルオキシケ
タールをそれぞれ選択的に高収率で安全に製造する方法
に関する。
(従来の技術) モノペルオキシケタールおよびビスペルオキシケタール
は重合開始剤、硬化剤および架橋剤として工業的に有用
な物質であり、今まで種々な製造方法が提案されている
。モノペルオキシケタールの製造方法については、酸性
触媒を用いてビニルエーテルとヒドロペルオキシドとを
反応させる方法(米国特許第2776319号明細書)
、触媒を用いないで置換ビニルエーテルとヒドロペルオ
キシドとを反応させる方法(米国特許第3576826
号明細書)および酸性触媒を用いてアセトンジメチルア
セタールとヒドロルベルオキシドとの交換反応をさせる
方法(前記米国特許明細書に記載)がある。
ビスペルオキシケタールの製造については、通常、酸性
触媒の存在下にケトンとヒドロペルオキシドとを反応さ
せる方法(特開昭49−110617号公報)が−船釣
であるが、酸性触媒を用いてアセトンジメチルアセター
ルとヒドロペルオキシドとを反応させる方法(米国特許
第3576826項明細書に記載)も知られている。ま
た、酸性触媒に不安定なビトロペルオキシドを用いる場
合には、はじめに酸性触媒に安定なビスペルオキシケタ
ールを製造し、次いでヒドロペルオキシドとの交換反応
によって、酸性触媒に不安定なヒドロペルオキシドのモ
ノおよびビスペルオキシケタールを製造する方法(英国
特許第1120354号明細書)も知られている。さら
にまた、アルデヒドとペルオキシドの反応によってモノ
ペルオキシアセクールを(ケミカルベリヒテ(Chem
、 Ber、 )、第94巻第2457頁1961年)
、またはビスペルオキシアセクールを合成する方法(ケ
ミカルベリヒテ(Chem、 Ber、 )、第94巻
第2932頁1961年)も知られている。
(発明が解決しようとする課題) ビニルエーテルとヒドロペルオキシドとの反応によって
モノペルオキシケタールを得る方法は、原料に用いるビ
ニルエーテルをケクールの脱アルコール反応によって製
造しなければならず、製造工程が一つ増えるために経済
的に好ましくない。
また、ケトンとヒドロペルオキシドからビスペルオキシ
ケタールを得る方法は、多量の強酸性触媒を使用しない
と反応が効率よく進まないため、酸分解を受けやすいヒ
ドロペルオキシドを使用する場合には、収率よく目的と
するビスペルオキシケタールを得ることができない。ケ
トンのジメチルアセクールとヒドロペルオキシドとの交
換反応は、比較的弱い酸性触媒を用いても反応は進行す
るが、モノペルオキシケクールを得ようとするとビス体
が副生じ、ビスペルオキシケクールを得ようと長時間反
応を継続あるいは酸濃度を高めなければならず、このた
めヒドロペルオキシドの分解が起こり、各々のペルオキ
シケタールを高純度で収率よく得ることができない。
さらにアルデヒドから得られたペルオキシケタールは、
アルカリおよびラジカル活性種に対して不安定であるた
め重合開始剤、硬化剤および架橋剤として好ましくない
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、前述の欠点を解決するため鋭意研究を重
ねた結果、酸性触媒存在下でのケトンのアセタールと第
三級アルキルヒドロペルオキシドの交換反応によるモノ
ペルオキシケクールまたはビスペルオキシケクールの製
造方法において特定の極性溶媒を用いると高純度でかつ
収率よく前記ペルオキシドの得られることを見出し本発
明を完の存在下で、例えば一般式 (式中、R1,R2およびR3は水素または炭素数1な
いし3のアルキル基を、R4は炭素数1ないし5のアル
キル基を示す。) で示されるケトンのアセタールと、例えば一般式 (式中、R5は炭素数1ないし3のアルキル基を示し、
さらに、R6およびR7は、分離している場合には、R
6は炭素数1ないし3のアルキル基で、R7は炭素数1
ないし10のアルキル基、シクロアルキル基またはアリ
ール基を示し、結合している場合には、シクロアルカン
構造を示す。) で示される第三級アルキルヒドロペルオキシドとの交換
反応による、例えば一般式 (式中、R1,R2,R3,R4,R5,R6およびR
7は前述と同じ。) で示されるモノペルオキシケターノベまたは、例えば一
般式 (式中、R’、 R2,R3,R’、 R5,R6およ
びR7は前述と同じ。) で示されるビスペルオキシケクールの製造方法において
、下記の一般式(I)ないしくI’V)(式中、R8は
水素またはメチル基を示し、R9およびRID は、水
素原子、炭素数1ないし4のアルキル基またはフェニル
基を示し、nは1ないし10の整数である。) (R” 0) 3P=O(II ) (式中、R11は炭素数1ないし4のアルキル基または
フェニル基を示す)。
(R ” ) 2S=O            ( 
I)(式中、R12 は炭素数1ないし4のアルキル基
またはフェニル基またはベンジル基を示す。)式中、R
13は水素またはメチル基を示す。)で示される極性溶
媒を用いることを特徴とするものである。
本発明に使用される酸触媒としては、硫酸、塩酸、リン
酸などの無機酸、およびI)−)/レエンスルホン酸、
トリフルオロ酢酸などの有機酸があり、シリカ、アルミ
ナ、酸性白土のような無機固体酸も利用できる。前記酸
性触媒の使用量は、反応基質であるケトンのアセタール
が非常に反応性が高いため、ケトンのアセタール1モル
に対して0.3モル以下で十分であり、このましくは0
.旧モルないし0.3モルの範囲内である。
本発明では、反応によって生成するアルコールを反応混
合物よりたえず除去することにより、反応を円滑に行な
うことができる。除去方法としては周知の方法、例えば
窒素のような不活性ガスを反応系に吹き込んでアルコー
ルを留出させるか、あるいは減圧下で反応を行ないアル
コールを留出させることができる。
従って、本発明に使用される極性溶媒は、前記アルコー
ルの除去方法によって、同時に留出しないものが望まし
いため、150℃/760mmHg以上の沸点を有する
ものが好ましい。
本発明に用いられるケトンのアセタールは、公知の方法
すなわち、酸性触媒存在下における相当するケトンとア
ルコールとの反応によって得られ、減圧下で反応を行な
うことができるため、特に−殺伐(V)で示されるケト
ンのアセタールが好ましい。具体的には、例えば、シク
ロヘキサノン、3、5.5−トリメチルシクロヘキサノ
ンのジメチル、ジエチル、ジプロピル、ジブチルまたは
ジペンチルアセタールがある。
本発明に用いられる第三級アルキルヒドロペルオキシド
の具体例としては、例えば、1.1−ジメチルエチルヒ
ドロペルオキシド、1.1−ジメチルプロピルヒドロペ
ルオキシド、1.1−ジメチルブチルヒドロペルオキシ
ド、1.l、2−)ジメチルプロピルヒドロペルオキシ
ド、1.1,3.3−テトラメチルブチルヒドロペルオ
キシド、1−メチル−1−フェニルエチルヒドロペルオ
キシド、ビナンヒドロペルオキシド、p−メンタンヒド
ロペルオキシドおよび1−メチル−(p−イソプロピル
フェニル)エチルヒドロペルオキシドがある。
本発明の方法によって得られるモノペルオキシケタール
の具体例としては、例えば、■−メトキシー1−(I,
1〜ジメチルエチルペルオキシ)シクロヘキサン、1〜
メトキシ−1−(I,1−ジメチルプロピルペルオキシ
)シクロヘキサン、1−メトキシ−1−(I,1−ジメ
チルブチルペルオキシ)シクロヘキサン、l−メトキシ
−1−(I,1,2−) ’Jメチルプロピルペルオキ
シ)シクロヘキサン、1−メトキシ−1−(I,1,3
,3−テトラメチルブチルペルオキシ)シクロヘキサン
、1−メトナシ−1−(ピナンペルオキシ)シクロヘキ
サン、1−メトキシ−1−(I)−メンタンペルオキシ
)シクロヘキサン、1−メトキシ−1−(I−メチル−
1−フェニルエチルペルオキシ)シクロヘキサン、■−
ブトキンー1−(I,1−ジメチルエチルペルオキシ)
シクロヘキサン、1−ブトキシ−1−(I,1,3,3
−テトラメチルブチルペルオキシ)シクロヘキサン、1
−メトキシ−1−(I゜1−ジメチルエチルペルオキシ
)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1−メト
キン−1−<1.1.3.3−テトラメチルブチルペル
オキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサン、1
−ブトキシ−1−(p−メンタンペルオキシ)−3,3
,5−)リメチルシクロヘキサン、■−ブトキシー1−
(ピナンペルオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロ
へキサン、1−ブトキシ−1−(I−メチル−1−フェ
ニルエチルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサンなどがある。またビスペルオキシケクールの
具体例としては、例えば、1,1−ビス(I,1−ジメ
チルエチルペルオキシ)シクロヘキサン、1,1−ビス
(I,1−ジメチルプロピルペルオキシ)シクロヘキサ
ン、1,1−ビス(I,l−ジメチルブチルペルオキシ
)シクロヘキサン、1.1−ビス(I,1,2−トリメ
チルプロピルペルオキシ)シクロヘキサン、1.1−ビ
ス(I,l、 3.3−テトラメチルブチルペルオキシ
)シクロヘキサン、1,1−ビス(ピナンペルオキシ)
シクロヘキサン、1.1−ビス(p−メンタンペルオキ
シ)シクロヘキサン、1,1−ビス(I−メチル−1−
フェニルエチルペルオキシ)シクロヘキサン、1.1−
ビス(I,1−ジメチルエチルペルオキシ)−3,3,
5−)リメチルシクロヘキサン、1.■−ビス(I,1
−ジメチルプロピルペルオキシ)−3,3,5−トリメ
チルシクロヘキサン、1.l−ビス(I,1−ジメチル
ブチルペルオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘ
キサン、1.1−ビス(I−メチル−1−フェニルエチ
ルペルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ンなどがある。
本発明に用いられる酸性溶媒の具体例としては、前記一
般式(I)で示される化合物としては、エチレングリコ
ール、エチレングリコールモノメチルエーテ/lz、エ
チレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコ
ールモノブチルエーテル、エチレングリコールジエチル
エーテ/に、エチレングリコールモノフェニルエーテノ
ペジエチレングリコールモノメチルエーテノペジエチレ
ングリコールモノエチルエーテノベジエチレングリコー
ルモノブチルエーテ7Li、ジエチレングリコールジメ
チルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテノ
ペジエチレングリコールジブチルエーテノベトリエチレ
ングリコール、トリエチレングリコールモノエチルエー
テル、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコ
ール、プロピレングリコ−/ベプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエ
ーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、プ
ロピレングリコールモノプロピルエーテル、フロピレン
ゲリコールモノイソプロピルエーテル、プロピレングリ
コールモノフェニルエーテル、ジプロピレングリコーノ
ベジプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプ
ロピレングリコールモノメチルエーテル、ポリプロピレ
ングリコールなどを、前記一般式(n)で示される化合
物としては、リン酸トリエチノペ リン酸トリブチノペ
 リ酸トリフェニルなどを、前記一般式(I)で示され
る化合物としては、ジメチルスルホキシド、ジエチルス
ルホキシド、ジプロピルスルホキシド、ジブチルスルホ
キシド、ジフェニルスルホキシド、ジベンジルスルホキ
シドなどを、前記一般式(IV)で示される化合物とし
ては、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチ
ルアセトアミドなどを挙げることができる。
前記極性溶媒は使用に際し、単独で用いてもまた2種以
上併用してもよい。
また極性溶媒の使用量は、使用する酸性触媒の0.5な
いし30倍のモル当量が好ましく、0.5倍のモル当量
未満では、ペルオキシケタールおよび/または第三級ヒ
ドロペルオキシドの酸分解を十分に抑制することが困難
でかつペルオキシケタールの収率を十分に高めることが
できないこと、ならびにモノペルオキシケタールおよび
ビスペルオキシケタールの混合物となり、そのため高純
度のペルオキシケタールを得ることが困難となる。また
30倍のモル当量を超えると、ペルオキシケタールの生
成反応が大幅に遅れ経済的に不利となり好ましくない。
本発明の製造方法では、ケトンのアセタールと第三級ア
ルキルヒドロペルオキシドとの交換反応によるモノペル
オキシケタールおよびビスペルオキシケタールの生成が
逐次的に起こるため、反応基質のモル比および反応時間
を適当に選択することにより、両者をそれぞれ選択的に
高純度で得ることができる。
本発明に反応基質として用いられるケトンのアセクール
に対する第三級アルキルヒドロペルオキシドのモル比は
、モノペルオキシケタールの製造を目的とする場合には
、0.5ないし1.5であることが望ましい。前記モル
比が1.5を超えると設備が大型となり、また未反応ヒ
ドロペルオキシドの回収設備などの諸経費がかかり、さ
らにビスペルオキシケタールが副生ずるため、ペルオキ
シケタールの分離が困難になることから望ましくない。
また前記モル比が0.5未満では収率が下がるので望ま
しくない。同様の理由で、ビスペルオキシケタールの製
造を目的とする場合には、前記モル比は、2ないし3で
あることが望ましい。
本発明における反応温度は−10ないし70℃であり、
低すぎると反応が遅くなり、高すぎるとペルオキシドの
分解が起こるため、好ましくは5ないし50℃の温度範
囲である。
本発明の製造方法は、回分式または連続式のいずれの製
造方法でも行なうことができ、また反応後は水洗浄、ア
ルカリ洗浄、蒸留、再結晶などの公知の方法によってペ
ルオキシケタールを精製することができる。
(発明の効果) 本発明の方法は、前述のように構成されているため、以
下に述べるいくつかの利点を有するものである。第一は
、酸性触媒を特定な極性溶媒中に存在させ円滑な触媒作
用が発現できるようにしているため、高純度および高収
率でモノペルオキシケタールを、またペルオキシドの分
解を伴わないでビスペルオキシケタールを得ることがで
きる。
第二は、用いた極性溶媒は、反応終了後水またはアルカ
リ水により洗浄することにより容易に除去することがで
きるため、ペルオキシケタールの精製が簡単である。第
三は、少量の酸性触媒でペルオキシケタールの製造がで
きるため、経済的に有利であるばかりでなく、酸に不安
定なヒドロペルオキシドを用いるペルオキシケタールの
製造にも利用できるなどである。
次に、本発明の実施例および比較例を示すが、本発明は
、これによって限定されるものではない。
実施例1 〔1−メトキシ−1−(I,1−ジメチルエチルペルオ
キシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド16.4gとp−)ルエンスルホ
ン酸1.2gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール28.9gと1,1−ジメチルエ
チルヒドロペルオキシド18.5gの混合液を滴下した
。この時の酸濃度は、Q、1mol/ kg反応混合液
であった。撹拌下に20℃で3時間かけて反応を完結さ
せた。反応混合液に20m1の石油エーテルを加え、1
0艷の水で、次いで50m1の5%Na叶水溶液で、さ
らに20rnlの水で3回洗浄し、無水硫酸ナトリウム
で乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、純度89%の1〜
メトキシ−1−(I,1−ジメチルエチルペルオキシ)
/クロヘキサン26.1g(収率57%)を得た。この
ものをlmmHgにおいて40〜45℃で蒸留すること
により、純度99%の前記ペルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量7.88%(理論活性酸素量7.91%、元
素分析C:64.54%、7:11.00%(計算値C
:65.31%、)I:10.96%)、屈折率nD”
:1.4423 、IRスペクトルニ11l100a’
 (OMe) 、NMRスペクトル: δ3.33 (
s、 −0−CH5゜3H)、δ1.30 (S、 −
C(CH3) s、 9H)  。
実施例2 〔1−メトキシ−1−(I,1−ジメチルプロピルペル
オキシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド15.9gとp−)ルエンスルホ
ン酸1.2gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール29.1g と1.1−ジメチル
プロピルヒドロペルオキシド21.1gの混合液を滴下
した。この時の酸濃度は、Q、1mol/ kg反応混
合液であった。以下実施例1と同様に行なった結果、純
度86%の1−メトキシ−1−(I,1−ジメチルプロ
ピルペルオキシ)シクロヘキサン33.8g(収率67
%)を得た。このものを0.1wHgにおいて43〜4
5℃で蒸留することにより、純度98%の前記ペルオキ
シケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびN i、+ R
スペクトルにより行い、その構造を次のデータに基づい
て確8忍した。
活性酸素量7.22%(理論活性酸素量7.40%)、
元素分析C:65.35%、H:11.20%(計算値
C:66.63%、H:11.18%)、屈折率no”
1.4477 、IRスペクトル:1100cr ’ 
(0−Me) 、NMRスペクトル: δ3.3 (s
、 −OCH3゜3日)、δ1.20 (S、 −C(
C)13) 2−、6H) 、δ0.90 (t、 C
H2−CH,。
3)1)。
実施例3 〔l−メトキシ−1−(I,1−ジメチルブチルペルオ
キシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド16.0g とp−トルエンスル
ホン酸1.3gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサ
ノンジメチルアセクール28.8gと1.1−ジメチル
ブチルヒドロペルオキシド23.8gの混合液を滴下し
た。この時の酸濃度は0.1mol/ kg反応混合液
であった。以下実施例1と同様に行なった結果、純度8
1%の1−メトキシ−1−(I,1−ジメチルブチルペ
ルオキシ)シクロヘキサン39.0g(収率69%)を
得た。このものを0.1m+nHgにおいて47〜50
℃で蒸留することにより、純度97%の前記ペルオキシ
ケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量6.74% (理論活性酸素量6.95%)
、元素分析C:66.52%、)l:11.25%(計
算値C:67,79%。
H:11.38%)、屈折率no”:1.4486 、
IRスペクトル+ 1100cm−’(−0−Me) 
、NMRスペクトル: δ3.3(S、 −0−CH3
,3H)、61.25 (S、 −C(CH3) 2−
+ 611) 、  60.95(t、 C112−C
I−13,38)。
実施例4 〔1−メトキシ−1−(I,1,3,3−テトラメチル
ブチルペルオキシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド16.1gとp−)ルエンスルホ
ン酸1.4gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール28.9g と1.1.3.3−
テトラメチルブチルヒドロペルオキシド30.2gの混
合液を滴下した。この時の酸濃度は、0.1mol/ 
kg反応混合液であった。以下実施例1と同様に行なっ
た結果、純度79%の1−メトキシ−1−(I,1,3
,3−テトラメチルブチルペルオキシ)シクロヘキサン
40.0g(収率69%)を得た。このものを0.lm
mHgにおいて33〜35℃で未反応物を留去すること
により純度90%の前記ペルオキシケタールを得た。さ
らにこのものをヘキサンを移動相としたシリカゲルカラ
ムクロマトで精製することにより、純度92%の前記ペ
ルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量5.71% (理論活性酸素量6,19%)
、元素分析C:68.69%、H:11.81%(計算
値C:69.70%。
11:11.70%)、屈折率no”:1.4537 
、IRスペクトル:1100 cm ’(−0−Me)
 、NMRスペクトル: δ3.3(s、 −0−CH
3,38) 、δ1.30 (S、 −C(CH3) 
2−、6H) 、  δ1.00(s、−C(CH3)
 3.9H)   。
実施例5 1”l−メ)+シー1−(I−メチル−1−フェニルエ
チルペルオキシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド16.2gとp−)ルエンスルホ
ン酸1.4gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール29.0gと1−メチル−1−フ
ェニルエチルヒドロペルオキシド27.2gの混合液を
滴下した。この時の酸濃度は、Q、1mol/ kg反
応混合液であった。以下実施例1と同様に行なった結果
、純度74%の1−メトキシ−1−(I−メチル−1−
フェニルエチルペルオキシ)シクロヘキサン39.5g
(収率55%)を得た。このものをヘキサンを移動相と
したシリカゲルカラムクロマトで精製することにより、
純度97%の前記ペルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量5.87% (理論活性酸素量6.05%)
、元素分析Cニア2.25%、 H:9.32%(計算
値Cニア2.69%。
)1:9.15%)、屈折率no”+1.5087 、
IRスペクトル:1100 cm−’(−0−Me) 
、Nl、IRスペクトル: 63.2(S、 −0−C
H3,3)l) 、  δ7.3−7.6 (ph−、
5H)  。
実施例6 〔1−メトキシ−1−(I,1−ジメチルブチルペルオ
キシ)−3,3,5−) IJメチルシクロヘキサンの
製造〕ジメチルスルホキシド20.7g とp−)ルエ
ンスルホン酸1.6gの混合液を20℃に保ち、3.3
.5−)リメチルシクロへキサノンジメチルアセクール
37.3gと1.1〜ジメチルブチルヒドロペルオキシ
ド23.8gの混合液を滴下した。この時の酸濃度は、
0.1mol/ kg反応混合液であった。以下実施例
1と同様に行なった結果、純度75%の1−メトキシ−
1−(I,1−ジメチルブチルペルオキシ)−3,3,
5−)リメチルシクロヘキサン50.3g(収率68%
)を得た。このものを0゜005 mmHgにおいて6
8〜72℃で蒸留することにより、純度96%の前記ペ
ルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素ff15.64% (理論活性酸素量5.87
%)、元素分析C:69.87%、II:12.11%
(計算値Cニア0.54%。
H:11.84%)、屈折率no”:1.4490 、
IRスペクトル+1100 cr’(−0−Me) 、
NMRxベクトル: δ3.3(S、 −0−CH3,
3H) 、δ1.27 (S、 −C(CH3) 2−
、6H) 、  δ1.2−〇、 90(>C(C)1
3) 2. >C)I−CH3,CH2−CH2−CH
3,16H)  。
実施例7 (I,1−ビス(I,1−ジメチルプロピルペルオキシ
)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド12.4gとp−)ルエンスルホ
ン酸6.7gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール21.7gと、1.1−ジメチル
プロピルヒドロペルオキシド49.7gの混合液を滴下
した。この時の酸濃度は、Q、4mol/ kg反応混
合液であった。撹拌下に20℃で減圧(5−20mmH
g)  L、7時間かけて反応を完結させた。反応液に
50rn1の石油エーテルを加え、50mfの水で、次
いで50−の5%NaOH水溶液で、さらに50m1の
水で3回洗浄し、無水硫酸す) IJウムで乾燥した。
減圧下に溶媒を留去した結果、純度96%の1,1−ビ
ス(L l−ジメチルプロピルペルオキシ)シクロヘキ
サン42.0g(収率92%)を得た。このものをエチ
ルエーテルとメタノールに溶解しドライアイスで冷却し
再結晶精製することによって、純度97%の前記ペルオ
キシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることのIg!2は、
活性酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペ
クトルにより行い、その構造を次のデータに基づいてv
i認した。
活性酸素量10.79%(理論活性酸素量11.09%
)、元素分析C:66.42%、H:11.28%(計
算値C:66.63%。
H:11.18%)、屈折率nD20,1.44g2 
、IRスペクトル:940cm−’(−0−0−) 、
NMRスペクトル; δ1.20 (S。
−C(CH3)2−.12H)、  δ0.90 (t
、 −CH2−CH3,611)。
実施例8 (I,1−ビス(I,1−ジメチルブチルペルオキシ)
シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド12.3gと叶トルエンスルホン
酸7.2gの混合液を20℃に保ち、シクロヘキサノン
ジメチルアセクール21.7g と、■−ジメチルブチ
ルヒドロペルオキシド54.1gの混合液を滴下した。
この時の酸濃度は、0.4mol/ kg反応混合液で
あった。以下実施例6と同様に行なった結果、純度93
%の1.1−ビス(I,1−(ジメチルブチルペルオキ
シ)シクロヘキサン46.4g(収率90%)を得た。
このものを実施例6と同様に再結晶精製することによっ
て、純度97%の前記ペルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素l、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量9.83% (理論活性酸素110.11%
)、元素分析C:67.86%、It:11.72%(
計算値C:68.31%。
H:11.46%)、屈折率no”:1.4496 、
IRスヘクトル:940cm ’(−0−0−) 、N
MRスペクトル: δ1.22 (S。
−C(CH3)2−.12H)、  δ0.92 (t
、 −CH2−CH3,6H)。
実施例9 〔1,1−ビス(I,1,3,3−テトラメチルブチル
ペルオキシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド8.0gとp−)ルエンスルホン
酸5.4gの混合液を20℃に保ち、シクロヘキサノン
ジメチルアセタール14.5g と、1.1.3.3−
テトラメチルブチルヒドロペルオキシド45.2gの混
合液を滴下した。この時の酸濃度は、Q、4mol/ 
kg反応混合液であった。以下実施例6と同様に行なっ
た結果、純度91%の1.1−ビス(I,1,3,3−
テトラメチルブチルペルオキシ)シクロヘキサン36.
2g(収率88%)を得た。このものをシリカゲルカラ
ムクロマトにより精製することによって、純度92%の
前記ペルオキシケタールを得た。
本発明のペルオキシケタールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびN ’、! R
スペクトルにより行い、その構造を次のデータに基づい
て確認した。
活性酸素17.90% (理論活性酸素量8.59%)
、元素分析Cニア0.55%、H:11.89%(計算
値Cニア0.92%。
H:11.90%)、屈折率no”:1.4593 、
IRスペクトル:940cm−’(−0−0−) 、N
MRスペクトル: δ1.32(S、−C(CH3)2
−、 12H)、  δ1.01(S、 −C(CH,
) 、、 18H)。
実施例10 CL 1−ビス−(I−メチル−1−フェニルエチルペ
ルオキシ)シクロヘキサンの製造〕 ジメチルスルホキシド8.0gとp−)ルエンスルホン
酸5.5gの混合液を20℃に保ち、シクロへキサノン
ジメチルアセクール14.4g と、1−メチル−1−
フェニルエチルヒドロペルオキシド47.9gの混合液
を滴下した。この時の酸濃度は、0.4mol/ kg
反応混合液であった。以下実施例6と同様に行なった結
L i[82%の1.1−ビス(I−メチル−1−フェ
ニルエチルペルオキシ)シクロヘキサン38.4g(収
率82%)を得た。このものを実施例6と同様に再結晶
することによって、純度96%の前記ベルオキシケクー
ルを得た。
本発明のベルオキシケクールであることの確認は、活性
酸素量、元素分析、屈折率、IRおよびNMRスペクト
ルにより行い、その構造を次のデータに基づいて確認し
た。
活性酸素量8.03% (理論活性酸素量8.32%)
、元素分析Cニア4.59%、 H:8.43%(計算
値Cニア4.97%。
H:8.39%)、屈折率nD”:1.5344 、I
Rスペクトル:940cm−’(−0−0−) 、16
00 cm−’(−Ph) 、NMRxベクトル: 6
7、3−7.6 (C−Ph、 l0H) 、δ1.6
2 (S、 −C([:H3) 2−。
12H)。
実施例11ないし16 (I,1−ビス−(I−メチル−1−フェニルエチルペ
ルオキシ)シクロヘキサンの製造における酸の影響〕所
定量のp−)ルエンスルホン酸および硫酸にジメチルス
ルホキシド0.8gを加えた溶液を20℃に保ち、シク
ロへキサノンジメチルアセクール0.01モルト1−メ
チルー1−フェニルエチルヒドロペルオキシド0.03
モルの混合液を滴下した。この時の濃度はp−トルエン
スルホン酸を使用した系においては二〇、2ないし0.
6mol/ kg反応混合液で硫酸を使用した系におい
ては、0.1ないし0.4mol/ kg反応混合液で
あった。減圧下(5−20mmHg)において7時間反
応を継続し、5mt’の5%炭酸水素す) IJウム溶
液で洗浄し、次いで25社の水で洗浄した。無水硫酸ナ
トリウムで乾燥し、液体クロマトグラフィーによって1
.1−ビス(I−メチル−1−フェニルエチルペルオキ
シ)シクロヘキサンの収率と1−メトキシ−1−(I−
メチル−1−フェニルエチルペルオキシ)シクロヘキサ
ンの含有量を求めた。結果は実施例11ないし16とし
て表−1に示した。
表−1・反応結果 酸濃度:mol/kg反応混合液 [1)  :l−メトキシ−1−(I−メチル−1−フ
ェニルエチルペルオキシ)シクロヘキサン 比較例1[1,1−ビス(I−メチル−1−フェニルエ
チルペルオキシ)シクロヘキサン製造における非極性溶
媒の利用〕 ジメチルスルホキシドの代わりに硫酸43mgを含むエ
チルエーテル0.4gを用いる以外実施例14と同様に
行ったところ、滴下終了後数分で激しく分解し、内容物
は飛散した。従って、本発明の極性溶媒は、高収率でか
つ安全に環式ベルオキシケクールを製造する場合に優れ
た効果を有することがわかる。
実施例17ないし22〔環式モノペルオキシケクールの
製造における酸の影響〕 所定量のp−トルエンスルホン酸にジメチルスルホキシ
ド1.6gを加えた溶液を20℃に保ち、シクロへキサ
ノンジメチルアセタール0.02モルと実施例17ない
し19の場合は、1−メチル−1〜フエニルエチルヒド
ロペルオキシドまたは実施例20ないし22の場合は、
1.1,3.3−テトラメチルブチルヒドロペルオキシ
ド0.02モルの混合液を滴下した。この時の酸濃度は
0.1ないしQ、4mol/ kg反応混合液であった
。3時間反応を継続し、以下実施例11と同様に行い実
施例17ないし19の場合は、液体クロマトグラフィー
により、実施例20ないし22の場合は、ガスクロマト
グラフィーにより、環式モノベルオキシケクールの収率
および環式ビスペルオキシケタ−ルの含有量を求めた。
結果は実施例17ないし22として表−2に示した。
表−2・反応結果 酸濃度:mol/kg反応混合液 〔2〕 :相当する環式ビスペルオキシケクール実施例
23ないし29〔極性溶媒の効果〕所定lのp−トルエ
ンスルホン酸にエチレングリコーノペジプロビルグリコ
ール、ポリエチレングリコール(400) 、エチレン
グリコールモノフェニルエーテノヘジエチレングリコー
ルジブチルエーテル、リン酸トリブチルあるいは、N、
N−ジメチルアセトアミド0.8gを加えた溶液を20
℃に保ち、シクロへキサノンジメチルアセクール0.0
1モルと1−メチル−1−フェニルエチルヒドロペルオ
キシド0.03モルの混合液を滴下した。この時の酸濃
度は、Q、4mol/ kg反応混合液であった。以下
実施例11に準じて行い液体クロマトグラフィーによっ
て環式ビスペルオキシケクール収率を求めた。結果は実
施例23ないし29として表−3に示した。
表−3・合成結果 実施例30ないし36および比較例2〔極性溶媒の効果
〕 所定量の叶トルエンスルホン酸にエチレングリコーノベ
ジプロピレングリコーノベポリエチレングリコール(4
00) 、エチレングリコールモノフェニルエーテル、
シエチレンクリコールシフチルエ−チル、リン酸トリブ
チル、N、N−ジメチルアセトアミドあるいはアセトン
1.6gを加えた溶液を20℃に保チ、シクロへキサノ
ンジメチルアセクール0゜0.2モルト1−メチルー1
−フェニルエチルヒドロペルオキシド0.02モルの混
合液を滴下した。この時の酸濃度は、0.l+nol/
 kg反応混合液であった。以下実施例17に準じて行
い液体クロマトグラフィーによって環式モノペルオキシ
ケクールの収率を求めた。結果は実施例30ないし36
および比較例2として表−4に示した。
表−4・合成結果 表4の結果から、本発明の特定な極性溶媒が特に優れて
いることがわかる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ケトンのアセタールと第三級アルキルヒドロペルオ
    キシドとを酸性触媒の存在下に反応させ、モノおよび/
    またはビスペルオキシケタールを製造する際に、下記の
    一般式( I )ないし(IV) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、R^8は水素またはメチル基を示し、R^9お
    よびR^1^0は、水素原子、炭素数1ないし4のアル
    キル基またはフェニル基を示し、nは1ないし10の整
    数である。) (R^1^1O)_3P=0(II) (式中、R^1^1は炭素数1ないし4のアルキル基ま
    たはフェニル基を示す。) (R^1^2)_2S=0(III) (式中、R^1^2は炭素数1ないし4のアルキル基ま
    たはフェニル基またはベンジル基を示す。)(CH_3
    )_2N−C−R^1^3(IV)(式中、R^1^3は
    水素またはメチル基を示す。)で示される極性溶媒から
    なる群から選ばれた1種または2種以上の混合物を存在
    させることを特徴とする前記ペルオキシケタールの製造
    方法。 2、ケトンのアセタールが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、R^1、R^2およびR^3水素または炭素数
    1ないし3のアルキル基を、R^4は炭素数1ないし5
    のアルキル基を示す。) であり第三級アルキルヒドロペルオキシド が一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VI) (式中、R^5は炭素数1ないし3のアルキル基を示し
    、さらに、R^6およびR^7は、分離している場合に
    は、R^6は炭素数1ないし3のアルキル基で、R^7
    は炭素数1ないし10のアルキル基、シクロアルキル基
    またはアリール基を示し、結合している場合には、シク
    ロアルカン構造を示す。) であり、モノペルオキシケタールが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VII) (式中、R^1、R^2、R^3、R^4、R^5、R
    ^6およびR^7は前述と同じ。) であり、ならびにビスペルオキシケタールが一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼(VIII) (式中、R^1、R^2、R^3、R^5、R^6およ
    びR^7は前述と同じ。) である特許請求の範囲第1項記載のペルオキシケタール
    の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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