JPH0122686B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0122686B2 JPH0122686B2 JP63051399A JP5139988A JPH0122686B2 JP H0122686 B2 JPH0122686 B2 JP H0122686B2 JP 63051399 A JP63051399 A JP 63051399A JP 5139988 A JP5139988 A JP 5139988A JP H0122686 B2 JPH0122686 B2 JP H0122686B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- insulated conductive
- drain wire
- drain
- outer periphery
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はシールド付電線の製造方法に関し、特
に、シールド効果およびクロストークの特性に優
れたシールド付電線を簡単に製造することができ
るシールド付電線の製造方法に関する。
に、シールド効果およびクロストークの特性に優
れたシールド付電線を簡単に製造することができ
るシールド付電線の製造方法に関する。
従来のシールド付電線として、例えば、第4図
に示すものがあり、導体1を有し長手方向に所定
間隔をもつて並行配置した複数本の絶縁導線2の
一方の側に導電性被覆3で被覆されたドレインワ
イヤ1′を1本配置して、これら絶縁導線2と導
電性被覆3の外周をシールド用導電箔4で覆い、
更にその外周をシース5で被覆している。
に示すものがあり、導体1を有し長手方向に所定
間隔をもつて並行配置した複数本の絶縁導線2の
一方の側に導電性被覆3で被覆されたドレインワ
イヤ1′を1本配置して、これら絶縁導線2と導
電性被覆3の外周をシールド用導電箔4で覆い、
更にその外周をシース5で被覆している。
以上の構成において、ドレインワイヤ1′、導
電性被覆3、シールド用導電箔4はアース電位に
保持され、すべての絶縁導線2の外周面がシール
ド用導電箔4で被覆されているため、外部からの
雑音を防ぐとともに絶縁導線2相互のクロストー
クを防止することができる。
電性被覆3、シールド用導電箔4はアース電位に
保持され、すべての絶縁導線2の外周面がシール
ド用導電箔4で被覆されているため、外部からの
雑音を防ぐとともに絶縁導線2相互のクロストー
クを防止することができる。
しかし、第4図に示すシールド付電線にあつて
は、ドレインワイヤ1′は片側に設けられている
ため、各絶縁導線2間のクロストローク特性に問
題があり、絶縁導線2および導電性被覆3とシー
ルド用導電箔4の接触、更には、導電箔4同志の
ブリツジ部4aにおける接触が悪くその間に空隙
が生ずるため、各絶縁導線2のシールド特性が不
安定であるという問題があつた。
は、ドレインワイヤ1′は片側に設けられている
ため、各絶縁導線2間のクロストローク特性に問
題があり、絶縁導線2および導電性被覆3とシー
ルド用導電箔4の接触、更には、導電箔4同志の
ブリツジ部4aにおける接触が悪くその間に空隙
が生ずるため、各絶縁導線2のシールド特性が不
安定であるという問題があつた。
そこで、本出願人は導電箔4のブリツジ部4a
における接触を良好にするため、ブリツジ部4a
に打ち抜き孔を形成し、その打ち抜き孔を介して
シースを連通一体化させたシールド付電線を提供
した(実公昭62―40331号)。
における接触を良好にするため、ブリツジ部4a
に打ち抜き孔を形成し、その打ち抜き孔を介して
シースを連通一体化させたシールド付電線を提供
した(実公昭62―40331号)。
そのシールド付電線はクロストーク特性を改善
するため、絶縁導線の間にドレインワイヤが配置
されている。また、絶縁導線とドレインワイヤの
外周に金属とプラスチツクのラミネートテープが
設けられており、そのブリツジ部に打ち抜きが形
成され、その打ち抜き孔を介してシースが連通一
体化されている。
するため、絶縁導線の間にドレインワイヤが配置
されている。また、絶縁導線とドレインワイヤの
外周に金属とプラスチツクのラミネートテープが
設けられており、そのブリツジ部に打ち抜きが形
成され、その打ち抜き孔を介してシースが連通一
体化されている。
しかし、このシールド付電線を製造する場合に
は、打ち抜き孔がブリツジ部に適確に位置するこ
と、また、ラミネートテープの金属面と絶縁導線
およびドレインワイヤの間に空隙が生じないよう
にすることが重要である。例えば、ラミネートテ
ープを縦沿えする前にラミネートテープに打ち抜
き孔を形成すると、打ち抜き孔をブリツジ部に適
確に位置させる制御が困難になり、縦沿え後に形
成すると打ち抜き力によつてラミネートテープが
変形するので絶縁導線およびドレインワイヤとの
密着度が低下する。
は、打ち抜き孔がブリツジ部に適確に位置するこ
と、また、ラミネートテープの金属面と絶縁導線
およびドレインワイヤの間に空隙が生じないよう
にすることが重要である。例えば、ラミネートテ
ープを縦沿えする前にラミネートテープに打ち抜
き孔を形成すると、打ち抜き孔をブリツジ部に適
確に位置させる制御が困難になり、縦沿え後に形
成すると打ち抜き力によつてラミネートテープが
変形するので絶縁導線およびドレインワイヤとの
密着度が低下する。
従つて、本発明の目的は前記公告公報によつて
提案された種類のシールド付電線を製造するとき
に打ち抜き孔を適確にブリツジ部に位置させるこ
とができ、かつ、ラミネートテープの金属面と絶
縁導線およびドレインワイヤの密着度が優れてい
るシールド付電線の製造方法を提供することであ
る。
提案された種類のシールド付電線を製造するとき
に打ち抜き孔を適確にブリツジ部に位置させるこ
とができ、かつ、ラミネートテープの金属面と絶
縁導線およびドレインワイヤの密着度が優れてい
るシールド付電線の製造方法を提供することであ
る。
本発明は以上述べた目的を実現するため、絶縁
導線の間にドレインワイヤを配置し、その外周に
プラスチツク面を外側にして金属とプラスチツク
のラミネートテープを施して絞り込み、一対のロ
ーラによつてラミネートテープの外周から絶縁導
線およびドレインワイヤを挾持してラミネートテ
ープのブリツジ部に打ち抜き孔を形成し、その打
ち抜き孔を介してシースを連通一体化するシール
ド付電線の製造方法を提供する。
導線の間にドレインワイヤを配置し、その外周に
プラスチツク面を外側にして金属とプラスチツク
のラミネートテープを施して絞り込み、一対のロ
ーラによつてラミネートテープの外周から絶縁導
線およびドレインワイヤを挾持してラミネートテ
ープのブリツジ部に打ち抜き孔を形成し、その打
ち抜き孔を介してシースを連通一体化するシール
ド付電線の製造方法を提供する。
即ち、本発明のシールド付電線の製造方法を以
下の工程を有する。
下の工程を有する。
(1) 絶縁導線およびドレインワイヤを送り出す工
程 導体の外周に絶縁体を被覆した絶縁導線と、導
体の外周に導電層を被覆したドレインワイヤを送
り出す。ドレインワイヤは絶縁導線の間に位置
し、両者の外径は同一であることが好ましい。
程 導体の外周に絶縁体を被覆した絶縁導線と、導
体の外周に導電層を被覆したドレインワイヤを送
り出す。ドレインワイヤは絶縁導線の間に位置
し、両者の外径は同一であることが好ましい。
(2) ラミネートテープを供給する工程
プラスチツクと金属箔をラミネートしたラミネ
ートテープを並列配置した絶縁導線とドレインワ
イヤの外周に縦沿えする。この場合、内部にテー
パ穴を有する絞りダイスに前記絶縁導線等ととも
にラミネートテープを通し、徐々に絞り込んで絶
縁導線とドレインワイヤの外周に密着させる。絞
りダイスの内部形状によつてブリツジ部も密着さ
せる。
ートテープを並列配置した絶縁導線とドレインワ
イヤの外周に縦沿えする。この場合、内部にテー
パ穴を有する絞りダイスに前記絶縁導線等ととも
にラミネートテープを通し、徐々に絞り込んで絶
縁導線とドレインワイヤの外周に密着させる。絞
りダイスの内部形状によつてブリツジ部も密着さ
せる。
(3) 打ち抜き孔を形成する工程
縦沿えされたラミネートテープのブリツジ部に
所定の間隔で打ち抜き孔を形成する。打ち抜き孔
の形成は、例えば、突起刃と溝を有する打抜ロー
ラと、突起刃に対応する凹所と溝に対応する溝を
有する受けローラによつて行われる。打抜ローラ
の溝は受けローラの溝と協働してラミネートテー
プの外周から絶縁導線およびドレインワイヤを挾
持し、かつ、ガイドするものであり、並列配置さ
れる所定の間隔に等しい間隔で設けられており、
また、突起刃は各溝の間に周方向に所定の間隔で
設けられている。
所定の間隔で打ち抜き孔を形成する。打ち抜き孔
の形成は、例えば、突起刃と溝を有する打抜ロー
ラと、突起刃に対応する凹所と溝に対応する溝を
有する受けローラによつて行われる。打抜ローラ
の溝は受けローラの溝と協働してラミネートテー
プの外周から絶縁導線およびドレインワイヤを挾
持し、かつ、ガイドするものであり、並列配置さ
れる所定の間隔に等しい間隔で設けられており、
また、突起刃は各溝の間に周方向に所定の間隔で
設けられている。
(4) シースを押出す工程
ブリツジ部に打ち抜き孔を形成されたラミネー
トの外周にシースを押出すと、打ち抜き孔を介し
てシースが連通一体化される。このため、ラミネ
ートテープがブリツジ部において密着してその間
に空隙が発生することはない。
トの外周にシースを押出すと、打ち抜き孔を介し
てシースが連通一体化される。このため、ラミネ
ートテープがブリツジ部において密着してその間
に空隙が発生することはない。
以下、本発明のシールド付電線の製造方法を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示
す。導体21の外周に絶縁体22を被覆してなる
複数本の絶縁導線23と、ドレインワイヤ用導体
24の外周に導電層25を被覆してなるドレイン
ワイヤ26をそれぞれのボビン50,51より並
列的に供給し、それらを覆うようにアルミ箔とポ
リエステルのラミネートテープよりなるシールド
用導電箔27をボビン52よりポリエステル面を
外側にして供給する。絶縁導線23、ドレインワ
イヤ26および導電箔27は先に行くほど口径が
狭くなるテーパ状の絞り穴(図示せず)を有する
絞りダイス35に案内されて成形される。絞りダ
イス35によつて成形された後、その後段に配置
された打抜ローラ40と受けローラ53の間に移
送され、これら一対のローラの周面間で挟まれて
打ち抜き穴29を形成する。すなわち、打抜ロー
ラ40はその周面上に各導線およびドレインワイ
ヤ26と整合する形状の溝41と突起刃42を有
し、また、受けローラ53の周面上には、溝41
と対応する溝(図示せず)と、突起刃42を受け
る凹所53aが形成される。打抜ローラ40は矢
印方向に回転して、シールド用導電箔27のブリ
ツジ部28に打ち抜き孔29を所定の間隔で連続
的に打抜く。この打ち抜き孔29が形成された
後、押出機54によつてシース層用の樹脂を被覆
すると打ち抜き孔29内をこの樹脂が充填し、こ
の打ち抜き孔29内で連通一体化したシース層を
有するシールド付電線が得られ、ドラム55に巻
き取られる。
す。導体21の外周に絶縁体22を被覆してなる
複数本の絶縁導線23と、ドレインワイヤ用導体
24の外周に導電層25を被覆してなるドレイン
ワイヤ26をそれぞれのボビン50,51より並
列的に供給し、それらを覆うようにアルミ箔とポ
リエステルのラミネートテープよりなるシールド
用導電箔27をボビン52よりポリエステル面を
外側にして供給する。絶縁導線23、ドレインワ
イヤ26および導電箔27は先に行くほど口径が
狭くなるテーパ状の絞り穴(図示せず)を有する
絞りダイス35に案内されて成形される。絞りダ
イス35によつて成形された後、その後段に配置
された打抜ローラ40と受けローラ53の間に移
送され、これら一対のローラの周面間で挟まれて
打ち抜き穴29を形成する。すなわち、打抜ロー
ラ40はその周面上に各導線およびドレインワイ
ヤ26と整合する形状の溝41と突起刃42を有
し、また、受けローラ53の周面上には、溝41
と対応する溝(図示せず)と、突起刃42を受け
る凹所53aが形成される。打抜ローラ40は矢
印方向に回転して、シールド用導電箔27のブリ
ツジ部28に打ち抜き孔29を所定の間隔で連続
的に打抜く。この打ち抜き孔29が形成された
後、押出機54によつてシース層用の樹脂を被覆
すると打ち抜き孔29内をこの樹脂が充填し、こ
の打ち抜き孔29内で連通一体化したシース層を
有するシールド付電線が得られ、ドラム55に巻
き取られる。
第3図イ,ロはそれぞれ本発明によつて製造さ
れたシールド付電線の平面図および断面図を示し
たものである。このシールド付電線は複数の絶縁
導線23とその間に配設されたドレインワイヤ2
6とを備えており、絶縁導線23はそれぞれ導体
21とこの導体21を被覆する絶縁体22とから
なり、ドレインワイヤ26はドレインワイヤ用導
体24と、この導体24を被覆する導電層25と
からなる。導電層25は、例えば、導電性プラス
チツクにより作られる。絶縁導線23とドレイン
ワイヤ26の外周全面は、帯状のシールド用導電
箔27により被覆され、さらにこの導電箔27の
外周面全体はシース層30により被覆される。こ
の導電箔27は、例えば、アルミニウム箔上にポ
リエステルテープを被覆したラミネートテープに
より作られ、シース層30は熱可塑性プラスチツ
ク(例えば、塩化ビニル)を材料としている。絶
縁導線23およびドレインワイヤ26間の導電箔
27のブリツジ部28にはその長手方向に沿つて
所定形状の打ち抜き孔29を形成し(シース層3
0の一部がこの打ち抜き孔29内を充填)、シー
ス層30はこの打ち抜き孔29を介して連通一体
化されている。
れたシールド付電線の平面図および断面図を示し
たものである。このシールド付電線は複数の絶縁
導線23とその間に配設されたドレインワイヤ2
6とを備えており、絶縁導線23はそれぞれ導体
21とこの導体21を被覆する絶縁体22とから
なり、ドレインワイヤ26はドレインワイヤ用導
体24と、この導体24を被覆する導電層25と
からなる。導電層25は、例えば、導電性プラス
チツクにより作られる。絶縁導線23とドレイン
ワイヤ26の外周全面は、帯状のシールド用導電
箔27により被覆され、さらにこの導電箔27の
外周面全体はシース層30により被覆される。こ
の導電箔27は、例えば、アルミニウム箔上にポ
リエステルテープを被覆したラミネートテープに
より作られ、シース層30は熱可塑性プラスチツ
ク(例えば、塩化ビニル)を材料としている。絶
縁導線23およびドレインワイヤ26間の導電箔
27のブリツジ部28にはその長手方向に沿つて
所定形状の打ち抜き孔29を形成し(シース層3
0の一部がこの打ち抜き孔29内を充填)、シー
ス層30はこの打ち抜き孔29を介して連通一体
化されている。
以上の構成において、ドレインワイヤ26に導
体24を被覆するプラスチツクの導電層25を設
けているので、ワンタツチ圧接コネクタとの接続
において他の絶縁導線23の接続状態と同じよう
にコネクタ端子で導電層25を突き破りドレイン
ワイヤ26を保持することができる。また、ドレ
インワイヤ26とシールド用導電箔27との間の
密着が良くなり、また、ドレインワイヤ26と絶
縁導線23の径が同じにできるため、シース層3
0および導電箔27を一括剥離してもドレインワ
イヤ26が動くことがなくなり、ドレインワイヤ
26が切断面からとび出して各導体のむき出し長
が不均一となることがない。更に導電箔27のブ
リツジ部28には打ち抜き孔29が設けられシー
ス層30が充填されるため、導電箔27による絶
縁導線23とドレインワイヤ26の保持力と密着
性が向上する。
体24を被覆するプラスチツクの導電層25を設
けているので、ワンタツチ圧接コネクタとの接続
において他の絶縁導線23の接続状態と同じよう
にコネクタ端子で導電層25を突き破りドレイン
ワイヤ26を保持することができる。また、ドレ
インワイヤ26とシールド用導電箔27との間の
密着が良くなり、また、ドレインワイヤ26と絶
縁導線23の径が同じにできるため、シース層3
0および導電箔27を一括剥離してもドレインワ
イヤ26が動くことがなくなり、ドレインワイヤ
26が切断面からとび出して各導体のむき出し長
が不均一となることがない。更に導電箔27のブ
リツジ部28には打ち抜き孔29が設けられシー
ス層30が充填されるため、導電箔27による絶
縁導線23とドレインワイヤ26の保持力と密着
性が向上する。
本発明によると、以上述べたシールド付電線を
打抜ロールを付設するだけで簡単に製造すること
ができる。
打抜ロールを付設するだけで簡単に製造すること
ができる。
以上説明した通り、本発明のシールド付電線の
製造方法によると、絶縁導線の間にドレインワイ
ヤを配置し、その外周にプラスチツク面を外側に
して金属とプラスチツクのラミネートテープを施
して絞り込むことによつて絶縁導線およびドレイ
ンワイヤの外形になるように形成し、かつ、絶縁
導線とドレインワイヤの間にブリツジ部を形成
し、ラミネートテープの外周から一対のローラに
よつて絶縁導線およびドレインワイヤを挾持した
状態でブリツジ部に打ち抜き孔を形成し、その打
ち抜き孔を介してシースを連通一体化したため、
打ち抜き孔をブリツジ部に適確に位置させること
ができ、また、打ち抜き孔の形成時にラミネート
テープの金属面と絶縁導線およびドレインワイヤ
の密着度が低下するのを防ぐことができる。
製造方法によると、絶縁導線の間にドレインワイ
ヤを配置し、その外周にプラスチツク面を外側に
して金属とプラスチツクのラミネートテープを施
して絞り込むことによつて絶縁導線およびドレイ
ンワイヤの外形になるように形成し、かつ、絶縁
導線とドレインワイヤの間にブリツジ部を形成
し、ラミネートテープの外周から一対のローラに
よつて絶縁導線およびドレインワイヤを挾持した
状態でブリツジ部に打ち抜き孔を形成し、その打
ち抜き孔を介してシースを連通一体化したため、
打ち抜き孔をブリツジ部に適確に位置させること
ができ、また、打ち抜き孔の形成時にラミネート
テープの金属面と絶縁導線およびドレインワイヤ
の密着度が低下するのを防ぐことができる。
第1図および第2図は本発明の一実施例を示す
説明図。第3図イ,ロは本発明によつて製造され
たシールド付電線の平面図および断面図。第4図
は従来のシールド付電線を示す説明図。 符号の説明、1……導体、1′……ドレインワ
イヤ、2……絶縁導線、3……導電層、4……シ
ールド箔、5……シース層、11,21……導
体、12,22……絶縁体、13,23……絶縁
導線、14,26……ドレインワイヤ、17,2
7……シールド用導電箔、18,28……ブリツ
ジ部、19,29……打ち抜き孔、20,30…
…シース層、24……ドレインワイヤ用導体、2
5……導電層、35……絞りダイス、40……打
抜ローラ、41……溝、42……突起刃、50,
51……供給ボビン、52……ラミネートテープ
供給ボビン、53……受けローラ、54……押出
機、55……巻取ドラム。
説明図。第3図イ,ロは本発明によつて製造され
たシールド付電線の平面図および断面図。第4図
は従来のシールド付電線を示す説明図。 符号の説明、1……導体、1′……ドレインワ
イヤ、2……絶縁導線、3……導電層、4……シ
ールド箔、5……シース層、11,21……導
体、12,22……絶縁体、13,23……絶縁
導線、14,26……ドレインワイヤ、17,2
7……シールド用導電箔、18,28……ブリツ
ジ部、19,29……打ち抜き孔、20,30…
…シース層、24……ドレインワイヤ用導体、2
5……導電層、35……絞りダイス、40……打
抜ローラ、41……溝、42……突起刃、50,
51……供給ボビン、52……ラミネートテープ
供給ボビン、53……受けローラ、54……押出
機、55……巻取ドラム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の絶縁導線、および前記絶縁導線の外径
と同一の外径を有するドレインワイヤを、前記ド
レインワイヤが前記絶縁導線の間に位置するよう
にして送り出し、 前記絶縁導線および前記ドレインワイヤの外周
に金属とプラスチツクのラミネートテープを前記
プラスチツクが外側になるようにして縦沿えし、 縦沿えされた前記ラミネートテープを絞り込ん
で前記絶縁導線および前記ドレインワイヤの外形
になるように成形することにより前記絶縁導線お
よび前記ドレインワイヤの間にブリツジ部を形成
し、 成形された前記ラミネートテープの外周から一
対のローラによつて前記絶縁導線および前記ドレ
インワイヤを挾持し、かつ、前記一対のローラの
一方に設けられた突起刃によつて前記ブリツジ部
に所定の間隔で打ち抜き孔を形成し、 前記打ち抜き孔を形成された前記ラミネートテ
ープの外周にプラスチツクを押し出すことにより
前記打ち抜き孔をプラスチツクによつて充填し、
かつ、前記ラミネートテープの外周に設けられた
シース層を前記打ち抜き孔に充填された前記プラ
スチツクによつて連通一体化することを特徴とす
るシールド付電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139988A JPS63239712A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | シールド付電線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5139988A JPS63239712A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | シールド付電線の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63239712A JPS63239712A (ja) | 1988-10-05 |
JPH0122686B2 true JPH0122686B2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=12885866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5139988A Granted JPS63239712A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | シールド付電線の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63239712A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0622085B2 (ja) * | 1988-09-01 | 1994-03-23 | 日立電線株式会社 | 圧接接続用シールド線の製造方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240331U (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-10 |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5139988A patent/JPS63239712A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6240331U (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63239712A (ja) | 1988-10-05 |
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