JPH01226821A - テトラサイクリンの剤形 - Google Patents

テトラサイクリンの剤形

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JPH01226821A
JPH01226821A JP1023629A JP2362989A JPH01226821A JP H01226821 A JPH01226821 A JP H01226821A JP 1023629 A JP1023629 A JP 1023629A JP 2362989 A JP2362989 A JP 2362989A JP H01226821 A JPH01226821 A JP H01226821A
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pharmaceutical composition
core element
acidic
coating
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Mario Morella Argerro
アルジェロ・マリオ・モレラ
Christopher Fischer Mark
マーク・クリストファー・フィッシャー
Doyer Mark
マーク・ドゥヤー
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Fh Holding & Co Ltd
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    • A61K9/5078Microcapsules having a gas, liquid or semi-solid filling; Solid microparticles or pellets surrounded by a distinct coating layer, e.g. coated microspheres, coated drug crystals having two or more different coatings optionally including drug-containing subcoatings with drug-free core

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は薬剤組成物、特に抗生物質を含有する薬剤組成
物、およびその製法に関する。
(従来の技術) 先行技術においてはテトラサイクリン系抗生物質を含む
多数の既知の抗生物質に伴う胃腸関係副作用の発生率が
高いことは知られている。これらの副作用には特に空腹
時に摂取した場合の吐気および消化不良が含まれる。他
の副作用には運動失調、めまい(lightheade
adness、 dizzinessまたはνerti
go)に至る中枢神経系の反応が含まれる。先行技術に
おいては胃内での溶解を避けることによって副作用を減
少させるために腸溶コーチングを施すことが知られては
いるが、このような腸溶コーチングは抗生物質の適切な
吸収を妨げる可能性がある。従ってこれらの不都合な反
応に対して少なくとも部分的な保護を与える製品が得ら
れれば、この群の他の製剤すべてに勝る利点を与えるで
あろう。
(発明が解決しようとする課題) 従って本発明の目的は、先行技術に関連する難点のうち
lまたは2以上を克服するか、または少なくとも緩和す
ることである。
(課題を解決するための手段) 従って本発明による第1の観点においては、少なくとも
1種のテトラサイクリン系抗生物質を含む少なくとも1
種の有効成分を含有するコアー要素;および 酸性pHで部分的に可溶性であり、使用に際して等量の
少なくとも1種の上記有効成分をコーチングされていな
い形で含有するカプセル剤または錠剤との生物学的同等
性“bioequivalence’″を与えるのに必
要な最小溶解プロフィルと等しいか、またはより以上の
溶解プロフィルをペレット組成物に関して示す、上記コ
アー要素のためのコアーコーチング を含有する薬剤組成物が提供される。
第1溶解プロフィルは胃のpHに近似するpH水準にお
いて測定される。少なくとも第2の溶解プロフィルが小
腸の少なくともl地点のpHに近(以するpH水準にお
いて測定される。酸性pHは胃を模倣したものであり、
弱酸性ないし塩基性のpHは小腸を模倣したものである
ここで用いる“酸性pH”とは、約1〜4のpHを意味
する。ここで用いる“弱酸性ないし塩基性のpll”と
は約4.5〜7.5のpHを意味する。
胃のp)]を模倣するためには、約1.2のpHを使用
できる。
小腸上端のpnを模倣するためには約5.0〜6.0、
好ましくは5.5のpHを使用できる。
ここで用いる“生物学的同等性”とは、有効成分の血中
濃度一対一時間のプロットから得た曲線下面積(are
a under the curve 、 AUC)お
よび最高血中濃度(C□、)がヘルスオーソリティー(
Hea l thAuthorities)により指示
された一定の必要条件内にあることを意味する。たとえ
ば、達成される血中薬物濃度は速効性製品と比較して被
験動物の80%以上において±20%である。
ここで用いる″溶解プロフィル”とは、放出された有効
成分の%を時間の関数としてプロットしたものを意味す
る。溶解プロフィルは標準試験USPXXI 1985
ならびに第3および第5補充により測定できる(試験7
11)。プロフィルは選ばれる試験条件により特色づけ
られる。従って溶解プロフィルはあらかじめ選ばれたシ
ャフト(shaft)速度および溶解媒質のpHにおい
て得られる。
好ましくはペレット状薬剤組成物は、PH1,2におい
て1時間で10%以上溶解し、pos、sにおいて30
分後に50%以上溶解する溶解プロフィルを与える。
より好ましくは溶解プロフィルはpH,2において好ま
しくは20分間で20〜75%および/または1時間で
50%以上が溶解し、pH5,5において30分後に7
5%以上が溶解するものである。
毒性および/または他の副作用を避けるために、ρ旧、
2における熔解プロフィルは次表により定められるもの
を越えないことが好ましい。
薬剤組成物はマルチペレットカプセル封入形、打錠ペレ
ット(tabletted pellets) 、また
は錠剤の形であってもよい。
従って本発明の他の観点においては、 少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を含む少
なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;および 酸性pHで部分的に可溶性であり、使用に際して等量の
少なくとも1種の有効成分をコーチングされていない形
で含有するカプセル剤または錠剤との生物学的同等性を
与えるのに必要な最小溶解プロフィルと等しいか、また
はより以上の溶解プロフィルをペレット組成物に関して
示す、上記コアー要素のためのコアーコーチング を含有するペレット多数を含む製剤が提供される。
上記薬剤組成物中の有効成分は酸性pH1たとえば処置
される患者の胃内で遭遇するpHにおいては低速度で放
出されるので、胃内における抗生物質濃度を最小限に抑
えることによって、先行技術において遭遇する抗生物質
の副作用は最小限に抑えられることが理解されるであろ
う。しかし弱酸性ないし塩基性の環境、たとえば上部小
腸において遭遇するpHにおいてはコーチングおよびコ
アー要素共に高速度で溶解するので、有効治療水準が速
やかに達成される。この様式で、患者の血流中における
テトラサイクリン系抗生物質の最高濃度は低下するが、
有効治療水準は維持される。
さらにコアーコーチングは酸性pH1たとえば患者の胃
内で遭遇するρ■においては部分的に溶解するので、有
効成分の分散または放出はペレット組成物が小腸環境に
入った時点で速やかに起こるであろう。
有効成分は腸溶性のコアーコーチング組成物を速やかに
溶解するのに十分なほどアルカリ性でない胃腸管領域に
おいてすら、吸収される状態になる。
従って他の観点においては、 少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を含む少
なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;および 酸性pHで部分的に可溶性である、上記コアー要素のた
めのコアーコーチング を含有し、小腸内に進入したのち実質的に直ちに、実質
的に完全に有効成分が吸収される状態となる薬剤組成物
が提供される。
従って有効成分は患者の幽門括約筋の実質的に直後の吸
収領域において吸収される状態となる。
この吸収領域は一般に約1.0〜6.0、好ましくは1
.2および5,5のpHを特色とする。
従って本発明の好ましい観点においては、少なくとも1
種のテトラサイクリン系抗生物質を含めて少なくとも1
種の有効成分を含有するコアー要素;および 酸性pHでは制御された低速度の放出を生じ、弱酸性な
いし塩基性のpHでは高速度で溶解するハイブリッドコ
アーコーチング を含有する薬剤組成物が提供される。
ハイブリッドコアーコーチングは 酸性では実質的に不溶性であり、弱酸性ないし塩基性の
poでは少なくとも部分的に可溶性であるポリマー少な
くとも1種; 酸性pHで少なくとも部分的に可溶性である成分少なく
とも1種 を含有しうる。
ハイブリッドコアーコーチングの溶解速度は、少なくと
も1種の部分溶解性成分の量、酸性pHで実質的に不溶
性である少なくとも1種のポリマー、およびコーチング
の厚さに依存するであろう、−船釣なコアーコーチング
は約5〜200μ、好ましくは約25−であろう、従っ
て吸収速度はハイブリッドコアーコーチングの厚さおよ
び/または組成を変更することにより変更しうろことが
理解されるであろう。
最小溶解プロフィールを達成するためのコーチングの成
分および透過性成分の最小量ならびに最大厚が確立され
ると、コーチングの組成および/または厚さを目的に応
じて調整することは単に剤層の選択による。
本発明による薬剤組成物はコーチングされたコアー要素
を多数含有しうる。薬剤組成物は好ましくはペレット状
である。
薬剤組成物は適切ないかなる単位剤形で提供することも
できる。カプセル封入形のものまたは打錠ペレットを使
用しうる。従って、カプセル封入されたペレット状薬剤
組成物は、使用に際し、コーチングされていない形の有
効成分を含有する市販のカプセル剤または錠剤と実質的
に生物学的同等性を示す血中プロフィルを被処置患者に
おいて与える。
理論により拘束されるのは望まないが、本発明による薬
剤組成物が通常の錠剤またはカプセル剤に比べて胃粘膜
潰瘍形成の危険性を高めないのは主として、胃腸管内の
いかなる地点においてもいかなる一時点においても溶存
薬物の濃度が低いためであると仮定される。ペレットは
カプセル外殻の溶解(カプセル剤)または錠剤の崩解(
錠剤)によってその剤層から放出されると、それらが薬
物を放出するのに伴って胃腸管全体に分散する。
従って上記のペレット化剤層は通常の錠剤またはカプセ
ル剤から予測される高い局在濃度の薬物を生じることは
ない。
本発明の第1の観点による薬剤組成物には前記のコアー
要素が含まれる。コアー要素中の有効成分は少なくとも
1種のテトラサイクリン系抗生物質を含有する。テトラ
サイクリン系抗生物質はテトラサイクリン、クロルテト
ラサイクリン、デメクロサイクリン、メタサイクリン、
オキシテトラサイクリンおよびミノマイシンから選ぶこ
とができる。ミノマイシンが好ましい、ミノマイシンと
1種または2種以上の抗生物質の混合物が好ましい。
好ましい観点において、本発明による薬剤組成物のコア
ー要素は、有効量の テトラサイクリン系抗生物質少なくとも111 ;コア
ーシード少なくとも1種:および 結合剤少なくとも1種 を含有しろる。
この種のコアー要素は、たとえば球体形成(sp−he
ronisation)法によりペレット状薬剤組成物
を形成する場合に好ましい。
別形態においては、本発明による薬剤組成物のコアー要
素は、有効量の テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種;結合剤少
なくとも1種;および 充填剤少なくとも1種 を含有しうる。
この種のコアー要素は、たとえば押出し法によりペレッ
ト状薬剤組成物を形成する場合に好ましい。
薬剤組成物がコーチング錠の形をとる他の別形態におい
ては、コアー要素は錠剤の形をとってもよい。従ってコ
アー要素は テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種;滑剤少な
くとも1種;および 充填剤少なくとも1種 を含有しうる。
この形態によるコアー要素はさらに崩解剤を少なくとも
1種含有しうる。
少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質は適切な
いかなる有効量においても存在しうる。
テトラサイクリン系抗生物質はコアー要素の全重量に対
し約5〜95重量%、好ましくは約20〜75重量%の
量で存在しうる。結合剤はコアー要素の全重量に対し約
0〜45重量%、好ましくは0.1〜20重量%の量で
存在しうる。
結合剤は適切ないかなる種類のものであってもよい、適
切な結合剤はポリビニルピロリドン(ポビドン)、ヒド
ロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチル
セルロース、メチルセルロースおよびヒドロキシエチル
セルロース、糖、オよびそれらの混合物から選ぶことが
できる。結合剤は造粒溶液(granulating 
5olution)の形で供給することができる。水性
または有機溶剤を含有しうる。メタノール、エタノール
、またはそれらの混合物が溶剤として使用できる。
コアーシードが存在する場合、これは適切ないかなる有
効量で存在してもよい、コアーシードの寸法および量は
実質的には含有される有効成分の量に応じて変更しうる
。従ってコアーシードはコアー要素の全重量に対し約5
.0〜95重量%、好ましくは25〜80重景%の範囲
にある。コアーシードは直径的500〜2000−の最
終コアー要素を与える直径のものであってよい。
コアーシードは適切ないかなる形状であってもよい。球
状塘を使用しうる。
適切な充填剤は不溶性物質、たとえば二酸化ケイ素、タ
ルク、アルミナ、デンプン、カオリン、ボラクリリン(
polacrilin)カリウム、粉末セルロースおよ
び微晶質セルロースならびにそれらの混合物から選ぶこ
とができる。可溶性充填剤はマンニトール、ショ糖、乳
糖、グルコース、塩化ナトリウム、ソルビトールおよび
それらの混合物から選ぶことができる。コアー要素が錠
剤の形である場合、乳糖および/またはデンプンなどの
充填剤が用意される。
滑剤および崩解剤が存在する場合には、これらは錠剤の
製造においてそれ自体既知のもののいずれからも選択で
きる。滑剤としてはタルク、ステアリン酸マグネシウム
またはステアリン酸を使用しうる。崩解剤としては微晶
質セルロースまたはポラクリリンカリウムを使用しうる
さらに好ましい観点においては、本発明のこの観点によ
るコアー要素はさらに他のキャリヤーまたは賦形剤、安
定剤、溶解促進剤、ならびに着色剤を含有しうる。
溶解促進剤が含有されていてもよい、ポリエチレングリ
コールを溶解促進剤として使用できる。
用いられる好ましいポリエチレングリコールはポリエチ
レングリコール4000およびポリエチレングリコール
6000から選ばれる。
充填剤はコアー要素の全重量に対し約0〜75重量%、
好ましくは1〜40重量%の量で存在しうる。
ポリエチレングリコールが存在する場合、これはコアー
要素の全重量に対し約1〜50重量%の量で存在しうる
代表的なコアー配合物は下記の量で調製される。
毬潜シ盈良汰 として) (溶 剤)  水       押出しに十分な量本発
明のこの観点による薬剤組成物はさらにハイブリッドコ
アーコーチングを含む。ハイブリッドコアーコーチング
は胃の酸性環境内における溶解を低下させるが除くわけ
ではなく、上部腸管の環境で速やかに溶解することは理
解されるであ°ろ腸溶ポリマーは酸性pHでは実質的に
不溶性であるが、小腸において過通する弱酸性ないし塩
基性のpHでは速やかに溶解するであろう。
この少なくとも部分的に酸可溶性の成分は胃の酸性環境
で速やかに溶解するであろう。
好ましくはハイブリッドコアーコーチングはハイブリッ
ドコアーコーチング−充填剤を除く−の全重量に対し約
15〜85重量%の、腸溶性ポリマーである酢酸フタル
酸セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフ
タレート、ポリビニルアセテートフタレート、メタクリ
ル酸コポリマータイプA5メタクリル酸ニアクリル酸メ
チルエステルコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセ
ルロースアセテートスクシネート、セラフク、セルロー
スアセテートトリメリテート、またはそれらの混合物か
ら選ばれる酸不溶性ポリマー少なくとも1種;ならびに ハイブリッドコアーコーチング−充填剤を除く−の全重
量に対し約1〜85重量%、好ましくは1〜50重量%
の、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセ
ルロース、糖、およびそれらの混合物から選ばれる少な
くとも部分的に酸可溶性の成分 を含有する。
ハイブリッドコアーコーチングはさらに可塑剤少なくと
も1種;および所望により充填剤少なくとも1種 を含有しうる。
この少なくとも1種の可塑剤はフタル酸ジエチル、トリ
エチルシトレート、トリエチルアセチルシトレート、ト
リアセチン、トリブチルシトレート、ポリエチレングリ
コール、グリセリンなどから選ぶことができる。
可塑剤は適切ないかなる有効量でも存在しうる。
ハイブリッドコアーコーチングの全重量に対し0〜約5
0重量%、好ましくは1〜30重量%の量が適切である
ことが認められた。
有意に水溶性である可塑剤はハイブリッドコアーコーチ
ング中で部分的に酸可溶性の成分として挙動しうること
を留意すべきである。
好ましいハイブリッドコアーコーチングは下記ものちを
含有する。
(腸溶ポリマー)ヒドロキシプロピルメチルセルロース
フタレート  50−80% (酸可溶性ポリマー)ポリビニルピロリドン 10−4
0%(可塑剤)    トリエチルシトレート  1−
30%前記のようにハイブリッドコアーコーチングはさ
らに少なくとも1種の充填剤を含有しうる。この少なく
とも1種の充填剤はコアー要素の調製につき先に挙げた
不溶性充填剤から選ぶことができる。
充填剤は適切ないかなる量で存在してもよい。
コアーコーチングの全重量に対し0〜約75重贋%、好
ましくは0〜約50重量%の量が適切であることが認め
られた。
ハイブリッドコアーコーチング組成物は溶液、分散液ま
たは懸濁液の形で供給することができる。
溶剤はハイブリッドコアーコーチング組成物の全重量に
対し約25〜97重量%の量で存在しうる。
腸溶性ポリマーに対する溶剤は水性溶剤であってよい、
腸溶性ポリマーに対する溶剤は水、メタノール、エタノ
ール、塩化メチレンおよびそれらの混合物から選ぶこと
ができる。
ハイブリッドコアーコーチングの代表的組成物(溶剤の
量を蒸発させたのち)は以下のものである。
コーチングに対するχ ^、pl(1,2で不溶性のもの(腸溶性)  30−
80%酸可溶性            10−60%
可塑剤             1−30%を8剤 
 バイブリフトコアーコーチング溶液に対し    8
5−97%B、腸溶性の水性再分散ポリマーについては
上記配合物Aは以下のとおりになる。
pH1,2で不溶性のポリマー(腸溶性) 30−80
%酸可溶性             10−60%可
塑剤              1−30%溶剤 (
水)バイブリフトコアー7−チング溶、液に対し  7
5−97%フィルムの形成を確実にするのに十分な可塑
剤を添加する0本発明の他の観点においては、テトラサ
イクリン系抗生物質少なくとも1種を含む有効成分、 コアーシード少なくとも1種、および 結合剤少なくとも1種 を用意し; コアーシードを有効成分および結合剤でコーチングする
ことよりなる、コアー要素の製法が提供される。
好ましい形態においては、この少なくとも1種の結合剤
は造粒溶液中において供給される。この形態の場合、コ
ーチング工程は球体形成法として行うことができる0球
体形成法にはコアーシードを有効成分と接触させ、同時
にこれに造粒溶液を添加することが含まれる。球体成形
は球体成形機により行うことができる。
本発明の他の観点においては、本発明方法はさらに有効
成分および結合剤を溶剤中の溶液またはスラリーとして
調製し、コアーシードに溶液またはスラリーを吹付ける
ことを含みうるゆ吹付は工程は流動床室において行うこ
とができる。
本発明のさらに他の観点においては、コアー要素の製法
には、 テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種、結合剤少
なくとも1種、および 有効量の溶剤 を用意し; これらの成分を混合し; そしてこれらの成分を押出し工程、次いでマルメライザ
−(■arumeriser)によるマルメライゼーン
ヨンにより処理する ことが含まれる。
溶剤は水性もしくは有機溶剤、またはそれらの混合物で
ある。溶剤は成分を押出しうるのに有効な量で存在する
調製されたコアー要素を次いで乾燥工程により処理する
。乾燥工程は流動床または乾燥炉内で行うことができる
本発明のさらに他の観点においては、 酸性p1(では実質的に不溶性であるが、弱酸性ないし
塩基性のpHでは少なくとも部分的に可溶性であるポリ
マー少なくとも1種; 酸性pHで少なくとも部分的に可溶性である成分少なく
とも1種 の溶液または分散液を含有するハイブリッドコアーコー
チング組成物、 および流動床反応器 を用意し; コアー要素を流動床反応器に導入し;そして底部または
上部に配置されるスプレーノズルを用いてペレットのコ
ーチングを行う ことを含む、前記薬剤組成物の製法が提供される。
底部スプレーノズルは流動床の基底部に上方に向けて配
置され一方上部スプレーノズルは流動床内容物の上方に
下方に向けて配置される。
本発明のさらに他の観点においては、コアー要素の製法
は 少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質、少なく
とも1種の滑沢剤、 少なくとも1種の充填剤、および 少なくとも1種の崩解剤 を用意し; これらの成分を混合し;そして これらの成分を直接圧縮工程により処理することを含む
本発明のさらに他の観点においては、 酸性pHでは実質的に不溶性であるが弱酸性pHでは少
なくとも部分的に可溶性であるポリマー少なくとも1種
、 酸性p8で少なくとも部分的に可溶性である成分少なく
とも1種 の溶液または分散液を含有するパイプリッドコアーコー
チング組成物;ならびに パンコーター を用意し; 錠剤をパンコーターに導入し;そして ハイブリッドコアーコーチングをパンに吹込みまたは注
入して錠剤をコーチングする ことを含む、上記によるコーチング錠の製法が提供され
る。
上記のペレット状または錠剤状薬剤組成物は先行技術に
おいて採用されるのと同様な投与方式で投与できる。た
とえばミノマイシンについては、マルチペレットカプセ
ル封入形または錠剤形のものを市販の剤層、たとえば商
品名ミノシン(Mino−cin)で市販されているも
のと同じ頻度で、たとえば200■ののち12時間毎に
100■を投与することができる。
本発明の他の観点においては、患者に有効量の上記薬剤
ペレット組成物を投与することを含む、その処置を必要
とする患者における細菌感染の処置法が提供される。
本発明のこの観点による細菌感染の処置法は、前記のよ
うに先行技術に伴う副作用の減少という利点を与えるこ
とが理解されるであろう、これらの副作用には嘔気、め
まいおよび中枢神経系不整が含まれる。
本発明を以下の実施例によってより詳細に記述する。し
かし以下の記述は例示にすぎず、上記に詳述した本発明
の一般性を制限するものではない点を理解すべきである
実施例1 下記の配合をもつペレット組成物AおよびBを以下の方
法に従って調製した。
人 ユヱニ■底璽 ノンパレイユ(non pareil)シードコアー 
        :150■塩酸ミノサイクリン   
     :123■ポビドンUSP        
     :  20agハイブト・ ゛コアーコーチ
ング ヒドロキシプロピルメチル セルロースフタレート     =30  ■ジエチル
フタレート        :2.5■旦 ユヱニ■戒立 ノンパレイユシードコアー     : 150mg塩
酸ミノサイタリン        :123■ポビドン
LISP             :  20■ハイ
ブト ′コアーコーチング ヒドロキシプロピルメチル セルロースフタレート       二6 ■ジエチル
フタレート         :1,5■ヒドロキシプ
ロピルメチルセルロース:1.5 mg上記のシュガー
シード(ノンパレイユ)をスフェロナイザー(sphe
ronizer)に入れ、有効成分および不活性成分の
乾燥混合物でコーチングし、その間これに伴って結合剤
成分の溶液を添加した。
次いでこうして得られた湿潤コアーを流動床乾燥器に1
時間入れ、そして底部スプレーコーチング流動床装置に
入れた0次いでノ1イブリッドコアーコーチング組成物
を底部スプレーノズルから流動床内へ供給した。
次いでこうして形成された湿潤ペレットを乾燥させた。
実施例2 上記のペレ7)組成物AおよびB、ならびに比較のため
に市販のテトラサイクリンカプセル剤につき、試験法u
sPXXl 1985ならびにその第3および第5補充
(試験711)により溶解試験を行った。
市販のテトラサイクリンカプセル剤はミノサイタリン粉
末を含有し、商品名“ミノシン”で市販されているもの
であった。あらかじめ脱泡し、37°Cに平衡化した水
性媒質に試料を溶解した。媒質は酵素を含まなイUSP
 pH1,2媒質、またはpH5,57タル酸塩緩衝液
であった。既知容量の試料を指示された間隔で指示に従
って浴から取出し、適切なアッセイ処理を行った。放出
されたミノサイクリン(g)を時間の関数としてプロッ
トし、溶解プロフィルとした。
試験はPH1,2およびpH5,5で行われた。
試料を入れたかごを約5Or、p、a+、で回転させ、
水性媒質を約37°Cに保持した。
結果を第1〜5表、ならびに第1〜3B図に示す。
ペレット組成物Aのハイブリッドコーチングは腸溶コー
チングとしての機能を示し、pH,2で1時間以上にわ
たって溶解が認められなかった。
第一」−一表 ペレ・・    Aの0″−゛−H5,5で悄(3試料
の平均データ) 20  32.79   (0,63)    99.
12  (0,38)30  33.35   (1,
02)   100.78  (1,49)40  3
3.29   (1,06)   100.61  (
1,56)第一1−表 ペレ・・    Bの°″′−゛−旧、で1(3試料の
平均データ) 20  17.78   (0,75)   34.7
1   (1,62)30  26.17   (0,
89)   51.23   (2,15)40  3
3.10   (1,10)   64.79   (
2,66)50  38.65   (1,23)  
 75.67   (3,09)60  42.45 
  (1,24)   83.09   (3,13)
男−」し−衷 (3試料の平均データ) (6試料の平均データ) 男−」L−表 (6試料の平均) 実施例3 ■床拭襞 ヒトにおける最初の試みとして、吸収部位における情報
を得るためにペレット組成物AおよびBを配合した。
このために、組成物Aは胃内では溶解せず、小腸内でき
わめて速やかに溶解するように配合された。
ペレット組成物Bは胃内でのミノサイクリンの溶解が制
?■されるように調製された。胃内における溶解を制御
するとは、pHが普通は1.2〜5.5付近にある幽門
括約筋の直後の領域でミノサイクリンが出現することを
意味する。絶食した胃のpHを模倣するためにはpH,
2を選んだ、 PH5,5以上での溶解はペレット組成
物Aについて測定されたものと実質的に同様であった。
且上及友ザi梧泉 組成物AおよびBの生物学的利用率を、粉末状で配合さ
れた塩酸ミノサイクリンのカプセル剤と比較した(塩酸
ミノサイクリン粉末は酸性条件下ではきわめて可溶性で
ある)。
組成物Bは塩酸ミノサイクリンカプセル剤の生物学的利
用率に比較的近似していた。
制御に関する専門家は製品を生物学的同等性−標準品と
同じ速度および程度の吸収−によって比較する。たとえ
ば程度については被験品は標準品の80%未満であって
はならない。
健康な成人ボランティア(女性6人、男性12人)につ
いての1回投与、平衡化、三方交叉試験により、絶食状
態で投与した3種の配合物におけるミノサイクリンの生
物学的利用率を比較した。
2種の被験品は、前記により調製された、ミノサイクリ
ン塩基100■に相当する塩酸ミノサイクリンの変形放
出型(modified−release)ベレントを
含むペレット組成物Aカプセル剤およびBカプセル剤で
あった。標準品はミノサイクリン塩基100■に相当す
る塩酸ミノサイクリンを含むレダリーミノマイシン(M
ino鴎ycin 、登録商標)カプセル剤であった。
この試験は各期間を1週間の間隔で隔てた3期間に分け
られた。被験者を体重によって無作為に3等分し、次い
でA、BまたはCいずれかの投与方式に配分した。投与
方式シーケンスは3方式シーケンスを用いる3×3ラテ
ン方格に従った。投与方式A、BおよびCは以下のとお
りであった。
方式A:(2X100■)のAカプセル剤を180 d
の水と共に1同経口量として、12時間の一夜絶食後に
投与した。
五式旦:(2X100■)のBカプセル剤を180dの
水と共に1同経口量として、12時間の一夜絶食後に投
与した。
方式Ω:  (2x 100 m)のミノマイシンカプ
セル剤を180’ dの水と共に1同経口量として、1
2時間の一夜絶食後に投与した。
方式A、BおよびCにつき、各用量の投与の0゜0.5
.1.0.1.5.2.0.2.5.3.0.3.5.
4.0.6.0゜8.0.10.0および12.0時間
後に留1静脈カテーテルから血液試料(6ad)を採取
した。投与の24.0゜28.0.32.0.34.0
および48.0時間後にさらに静脈穿刺法により血液試
料を採取した。
被験者5についての生物学的利用率データは説明不能で
あり、異常な性質のものである点を考慮して、このデー
タは統計学的分析から除外し、残り17人の被験者から
得たデータについてのみ考察した。
AUGデータ(第6表参照)を調べると、2種の被験配
合物(AおよびBカプセル剤)間にはごくわずかではあ
るが重要な差が示された。これらの製品は双方とも標準
品(ミノマイシンカプセル剤)と比較して有意に低い生
物学的利用率を示した。
Aカプセル剤についての生物学的利用率の平均相対値は
82.8±13.5%であり、一方Bカプセル剤につい
ては吸収の程度は88.3±8.1%であった。
標準品は被験品(Aカプセル剤)より有意に高いミノサ
イタリン平均C1□値を与えたが、Bカプセル剤および
標準品については平均C1□値間に統計学的に有意の差
は認められなかった。
3種の製品についての平均t、A、(iには、Aカプセ
ル剤が若干め被験者において2時間まで遅滞期間を示し
たが、有意差は認められなかった。
最終濃度時間データの対数線形回帰から計算された平均
消去半減期は各処理について有意差がなかった。得られ
た半減期の値は文献中にミノサイクリンについて報告さ
れた値に匹敵するものであった。
従って被験品、Bカプセル剤が好ましい配合物である。
これは遅滞期間を示さず、Aカプセル剤よりわずかに高
い生物学的利用率の平均相対値、および測定濃度値の平
均最大値を示すが、これは統計学的に有意ではないから
である。
AUCo−0゜(■、h/L)−無限時間までの曲線上
面積;0時間から測定可能な最終濃 度までを台形公式により計算 し、一定量(測定された最終 濃度を消去速度定数で除去し たもの)を加えることにより 無限時間まで外挿した。
We(h−’)      −消去速度定数:血清中濃
度−対一時間プロフィルの少なく とも最後4回の測定データ点 に調整した対数線形回帰直線 の勾配として計算した、見掛 けの−次消去速度定数。
El/□(h)     −消去半限期: 0.693
/消去速度定数。
C,、、(■/L)    −血清中濃度の最高測定値
;血清中濃度一対一時間データ点 を視覚的に調べることにより 求めた。
t、、、(h)     =血清中濃度の最高測定値に
達するまでの時間;血清中濃度 一対一時間データ点を視覚的 に調べることにより求めた。
F%      =生物学的利用率相対値;%として示
す。
ペレット&ll成物Aにつき得られた溶解プロフィルは
、標準品(ミノマイシンカプセル剤)との実質的な生物
学的同等性を得るのに必要な最小溶解性よりわずかに低
いと思われる。
ペレット組成物Bにつき得られた溶解プロフィルは、標
準品(ミノマイシンカプセル剤)との実質的な生物学的
同等性を得るのに必要な最小溶解性よりわずかに高いと
思われる。
従って前記の本発明によるペレント状薬剤組成物に関す
る最小溶解プロフィルを定めるために、コアーコーチン
グの組成はAまたはBの間でわずかに変更された。たと
えばミノマイシンとの生物学的同等性を改良するために
は少なくとも部分的に不溶性の成分および/または不溶
性成分の量を増加させることができる。標準品との生物
学的同等性を改良するために、コアーコーチングの組成
を変更することもできる。
最後に、ここに示した本発明の精神から逸脱することな
く他の種々の修正および/または変更をなしうる七解す
べきである。
【図面の簡単な説明】
製剤につき行った溶解試験の結果を示すグラフである。 (外4名) 図面の11=IJc、内容に変更なし)放t々牟た ン
ノサ4クリソA 々ゾり稍f; ミLす47リソZ 放言、さ)INr=  ミノ寸イクリノχ@′r4づぎ
トh 返ノ゛す゛イアリソ2放出)劉らミノ寸イク1)
ン乙

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を含
    む少なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;お
    よび 酸性pHで部分的に可溶性であり、使用に際して等量の
    少なくとも1種の上記有効成分をコーチングされていな
    い形で含有するカプセル剤または錠剤との生物学的同等
    性を与えるのに必要な最小溶解プロフィルと等しいか、
    またはより以上の溶解プロフィルをペレット組成物に関
    して示す、上記コアー要素のためのコアーコーチング を含有する薬剤組成物。 2、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質がテ
    トラサイクリン、クロルテトラサイクリン、デメクロサ
    イクリン、メタサイクリン、オキシテトラサイクリン、
    ミノサイクリンおよびそれらの混合物から選ばれる、請
    求項1に記載の薬剤組成物。 3、第1溶解プロフィルが胃のpHに近似するpH水準
    において測定され、第2溶解プロフィルが小腸内の少な
    くとも1地点におけるpHに近似するpH水準において
    測定され; 薬剤組成物に関する第1および第2溶解プロフィルそれ
    ぞれが、少なくとも1種の上記有効成分をコーチングさ
    れていない形で含有するカプセル剤または錠剤との実質
    的な生物学的同等性を与えるのに必要な最小溶解性と等
    しいか、またはより以上である、 請求項1に記載の薬剤組成物。 4、ペレット組成物が使用に際しpH1.2において1
    時間で10%以上溶解し、pH5.5において30分後
    に50%以上、溶解する全溶解性を示す、請求項2に記
    載の薬剤組成物。 5、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を含
    む少なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;お
    よび 酸性pHで部分的に可溶性である、上記コアー要素のた
    めのコアーコーチング を含有し、小腸内に進入したのち実質的に直ちに、実質
    的に完全に有効成分が吸収される状態となる薬剤組成物
    。 6、コアーコーチングが酸性pHにおいては制御された
    低速度の放出を与え、弱酸性ないし塩基性のpHにおい
    てはより高速度の放出を可能にするハイブリッドコアー
    コーチングである、 請求項5に記載の薬剤組成物。 7、ハイブリッドコアーコーチングが 酸性pHにおいては実質的に不溶性であり、弱酸性ない
    し塩基性のpHにおいては少なくとも部分的に可溶性で
    あるポリマー少なくとも1種; 酸性pHにおいて少なくとも分的に可溶性である成分少
    なくとも1種 を含有する、請求項6に記載の薬剤組成物。 8、テトラサイクリン系抗生物質がテトラサイクリン、
    クロルテトラサイクリン、デメクロサイクリン、メタサ
    イクリン、オキシテトラサイクリン、ミノサイクリンお
    よびそれらの混合物から選ばれる、請求項7に記載の薬
    剤組成物。 9、コアー要素がペレット、打錠ペレットまたは錠剤で
    ある、請求項7に記載の薬剤組成物。 10、テトラサイクリン系抗生物質がミノサイクリンを
    含む、請求項8に記載の薬剤組成物。 11、コアー要素が有効量の テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種;コアーシ
    ード少なくとも1種;および 結合剤少なくとも1種 を含有する、請求項7に記載の薬剤組成物。 12、コアー要素が有効量の テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種;結合剤少
    なくとも1種;および 充填剤少なくとも1種 を含有する、請求項7に記載の薬剤組成物。 13、コアー要素が テトラサイクリン系抗生物質少なくとも1種;滑沢剤少
    なくとも1種;および 充填剤少なくとも1種 を含有する、請求項7に記載の薬剤組成物。 14、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質が
    コアー要素の全重量に対し約5〜95重量%の量で存在
    し;そして 少なくとも1種のコアーシードがコアー要素の全重量に
    対し約5.0〜95重量%の量で存在する、請求項11
    に記載の薬剤組成物。 15、コアー要素が ミノサイクリン粉末25−94% 糖シード5−74% ヒドロキシプロピルセルロース0.1−20%の配合を
    有する、請求項14に記載の薬剤組成物。 16、コアー要素が ミノサイクリン粉末25−94% 糖シード5−74% ポビドン0.1−20% の配合を有する、請求項14に記載の薬剤組成物。 17、コアー要素が ミノサイクリン粉末25−94% 微晶質セルロース1−40% ヒドロキシプロピルセルロース1.0−10%の配合を
    有する、請求項12に記載の薬剤組成物。 18、ハイブリッドコアーコーチングが ハイブリッドコアーコーチング(充填剤を除く)の全重
    量に対し約15〜85重量%の、酢酸フタル酸セルロー
    ス、ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート、
    ポリビニルアセテートフタレート、メタクリル酸コポリ
    マータイプA、メタクリル酸:アクリル酸メチルエステ
    ルコポリマー、ヒドロキシプロピルメチルセルロースア
    セテートスクシネート、セラック、セルロースアセテー
    トトリメリテート、またはそれらの混合物から選ばれる
    酸不溶性ポリマー少なくとも1種;ならびに ハイブリッドコアーコーチング(充填剤を除く)の全重
    量に対し約1〜60重量%の、ポリビニルピロリドンヒ
    ドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチ
    ルセルロース、メチルセルロース、糖、およびそれらの
    混合物から選ばれる少なくとも部分的に酸可溶性の成分 を含有する、請求項7に記載のペレット状薬剤組成物。 19、ハイブリッドコアーコーチングがさらにハイブリ
    ッドコアーコーチング(充填剤を除く)の全重量に対し
    0〜約50重量%の、フタル酸ジエチル、トリエチルシ
    トレート、トリエチルアセチルシトレート、トリアセチ
    ン、トリブチルシトレート、ポリエチレングリコール、
    およびグリセリンから選ばれる可塑剤少なくとも1種;
    ならびにハイブリッドコアーコーチングの全重量に対し
    0〜約75重量%の、二酸化ケイ素、タルク、アルミナ
    、デンプン、カルシウム、カリウム、粉末セルロース、
    微晶質セルロース、およびそれらの混合物から選ばれる
    充填剤少なくとも1種 を含有する、請求項18に記載の薬剤組成物。 20、ハイブリッドコアーコーチングが ヒドロキシプロピルメチルセルロースフタレート50−
    80%ポリビニルピロリドン10−40% ジエチルフタレート1−30% の配合を有する、請求項19に記載の薬剤組成物。 21、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を
    含む少なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素; 酸性pHで部分的に可溶性であり、使用に際して等量の
    少なくとも1種の有効成分をコーチングされていない形
    で含有するカプセル剤または錠剤との実質的な生物学的
    同等性を与えるのに必要な最小溶解プロフィルと等しい
    か、またはより以上の溶解プロフィルをペレット組成物
    に関して示す、上記コアー要素のためのコアーコーチン
    グ を含有する複数のペレットを含む製剤。 22、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を
    含む少なくとも1種の有効成分; 少なくとも1種のコアーシード; 造粒溶液中の結合剤少なくとも1種を用意し;球体形成
    法においてコアーシードを有効成分と接触させ、同時に
    これに結合剤溶液を添加してコアー要素を形成する ことを含む、薬剤組成物の製法。 23、さらに 酸性pHでは実質的に不溶性であり、弱酸性ないし塩基
    性のpHでは少なくとも部分的に可溶性であるポリマー
    少なくとも1種;および酸性pHで少なくとも部分的に
    可溶性である成分少なくとも1種の溶液または分散液を
    含有するハイブリッドコアーコーチング組成物;ならび
    に 流動床反応器 を用意し; コアー要素を流動床反応器に導入し;そしてハイブリッ
    ドコアーコーチング組成物をコアー要素に吹付ける ことを含む、請求項22に記載の方法。 24、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を
    含む少なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;
    および 高度に酸性のpHで部分的に可溶性であり、使用に際し
    て少なくとも1種の上記有効成分をコーチングされてい
    ない形で含有するカプセル剤または錠剤との実質的な生
    物学的同等性を与えるのに必要な最小溶解性と等しいか
    、またはより以上の溶解プロフィルをペレットに関して
    示す、上記コアー要素のためのコアーコーチング を含有する薬剤組成物の有効量を患者に投与することを
    含む、その処置を必要とする患者における細菌感染の処
    置法。 25、薬剤組成物が、 少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質を含む少
    なくとも1種の有効成分を含有するコアー要素;および 酸性pHで部分的に可溶性である、上記コアー要素のた
    めのコアーコーチング を含有し;小腸に進入したのち実質的に直ちに、実質的
    に完全に有効成分が吸収される状態となる、請求項24
    に記載の方法。 26、少なくとも1種のテトラサイクリン系抗生物質が
    テトラサイクリン、クロルテトラサイクリン、デメクロ
    サイクリン、メタサイクリン、オキシテトラサイクリン
    、ミノサイクリン、およびそれらの混合物から選ばれる
    、請求項25に記載の方法。
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JP2010522240A (ja) * 2007-03-23 2010-07-01 モレキュラー リサーチ センター インコーポレイテッド 炎症を処置するための組成物および方法

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