JPH0122680Y2 - - Google Patents

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JPH0122680Y2
JPH0122680Y2 JP7043984U JP7043984U JPH0122680Y2 JP H0122680 Y2 JPH0122680 Y2 JP H0122680Y2 JP 7043984 U JP7043984 U JP 7043984U JP 7043984 U JP7043984 U JP 7043984U JP H0122680 Y2 JPH0122680 Y2 JP H0122680Y2
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JP
Japan
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ice
blade
tip
pipe body
curved surface
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JP7043984U
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JPS60182077U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は氷壁の登攀に用いる、すなわち、氷壁
に喰い込ませロープの支えとして使用するアイ
ス・スクリユーに関するものである。。
〔従来技術〕
第4〜5図と共に従来のアイス・スクリユーに
ついて説明する。図において、1はチタンの鋼材
を利用したパイプ本体にして、中間部より一端に
向つて螺線状の羽根1aが形成されると共に先端
に刃部1bが形成されている。この刃部1bは4
個から構成されていて、傾斜部1b1と垂直部1b2
とからなつていて、先端が鋭角状となつている。
そして、前記の羽根1aは、この刃部1bまで形
成されている。また、パイプ本体1の中間部より
他端は単なる円筒状に形成されると共に基端には
平坦面1c1を有する膨出部1cが形成されると共
にさらに先端には抜け止め部1dが形成されてい
る。2は前記膨出部1cに嵌挿される孔2aが形
成されたハンドルにして、その先端にロープ通し
用の紐3が挿通されている。
次に前記したアイス・スクリユーの氷壁への喰
い込ませ方について説明するに、氷壁面に対しパ
イプ本体1が垂直な状態になるように押し付ける
と共にパイプ本体1をネジ方向に回転させる。こ
れにより刃部1bが氷壁に喰い込み孔を開けると
共に羽根1aが氷壁に螺合される。従つて、羽根
1aがねじ込まれた後はハンドル2の先端の紐3
を持つてパイプ本体1をネジ方向に回転すること
により、パイプ本体1は前進し氷壁内に入り込ん
で固定される。
〔従来技術の欠点〕
ところで、前記したアイス・スクリユーの刃部
1bは、傾斜部1b1と垂直部1b2とより構成され
ると共に垂直部1b2のカツト面1b3とパイプ本体
1の中心点とが平行となつていず、回転方向に対
して外側に向つている状態に形成されている。従
つて、垂直部1b2と回転方向とが一致せず、また
カツト面1b3がフラツトなことから、氷を押し出
すだけで粉砕しないので、氷への喰い込みが悪
く、相当な力を必要とし状況の困難な状態での使
用には不向きであつた。さらに、刃部1bの先端
が鋭角状であることから、破損し易い等の問題も
あつた。
〔考案の目的〕
本考案は叙上の欠点を是正せんとするもので、
その目的とするところは、軽い力で容易に喰い込
ませることができると共に氷が割れるようなこと
がなく、確実に氷壁に固定し得るアイス・スクリ
ユーを提供するにある。
〔考案の構成および作用〕
刃部の先端を中心に向つてカーブを与えると共
に垂直部もカツトして彎曲させたことにより、刃
部の先端でとらえた氷を粉砕しパイプ内に送り込
むようにしたことを特徴とするものである。
〔考案の実施例〕
第1〜第3図が本考案の実施例であり、要部で
ある中心部より刃部側のみ示してある。従つて基
部側は従来例である第4〜5図と同一なので省略
する。
本考案にあつては、刃部1bの形状を変えたこ
とを特徴とする。すなわち、従来例と相違する点
は先端を平坦面1b4とし、かつ垂直部をカツトし
彎曲面1b5となし、さらに刃先を中心に向つてカ
ーブ面1b6としたことである。そして、この刃部
1bの4個中、3個に羽根1aが残るように刃部
1bを形成する。
而して、前記した刃部1bを有するアイス・ス
クリユーを氷壁面に垂直に当てネジ方向に回転す
ると、刃先のカーブ面1b6が氷を削り取ると共に
彎曲面1b5において削り取つた氷を抱き込むよう
にして氷を粉砕し、パイプ本体1内に送り込む。
これにより氷が割れずに喰い込むものである。ま
た、刃部1bの3個所に羽根1aが形成されてい
るので、最先端の羽根1a1が氷内に喰い込むこと
により、螺線溝を形成して行くので、以下の羽根
1aはこの螺線溝にガイドされて順次氷内に喰い
込むことになる。
なお、羽根1aのピツチは約7mmが適当であ
り、これ以下では回す回数が増え不便であると共
に羽根1aの数が増えた分だけ支持力が落ち、ま
たこれ以上では羽根の角度が先端に向つて鋭角に
なり、大きな力がかかり、入りずらいばかりか氷
を破壊することになる。
〔考案の効果〕
本考案は前記したように、パイプ本体の刃部先
端を平坦面になすと共に刃先を中心に向つてカツ
トしてカーブ面となし、かつこの刃先から垂直部
をカツトとし彎曲面としたことにより、氷壁への
喰い込みをそれ程の力を必要とせずに行えると共
に削り取られた氷はパイプ本体内に送り込まれ外
部に排出されるので、氷が割れずに氷壁内に入り
込むものである。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案に係るアイス・スクリユー
の一実施例を示し、第1図は要部の正面図、第2
図は同上の平面図、第3図は刃部の1つを示す斜
視図、第4,5図は従来例を示し、第4図は正面
図、第5図は平面図である。 1……パイプ本体、1a……羽根、1b……刃
部、1b4……平坦面、1b5……彎曲面、1b6……
カーブ面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ本体の先端に形成する刃部先端を平坦面
    になすと共に該平坦面の回転方向側である刃先を
    中心に向つてカツトしてカーブ面となし、かつこ
    の刃先から垂直部をカツトして彎曲面としたこと
    を特徴とするアイス・スクリユー。
JP7043984U 1984-05-16 1984-05-16 アイス・スクリユ− Granted JPS60182077U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043984U JPS60182077U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 アイス・スクリユ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043984U JPS60182077U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 アイス・スクリユ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60182077U JPS60182077U (ja) 1985-12-03
JPH0122680Y2 true JPH0122680Y2 (ja) 1989-07-07

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ID=30607020

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7043984U Granted JPS60182077U (ja) 1984-05-16 1984-05-16 アイス・スクリユ−

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JP (1) JPS60182077U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2983080B1 (fr) * 2011-11-29 2014-02-14 Zedel Broche a glace pour former un point d'amarrage amovible comprenant une reserve d'affutage a la base de chaque dent

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Publication number Publication date
JPS60182077U (ja) 1985-12-03

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