JPH01226626A - 印刷機排紙部の台車入替装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、印刷機の排紙部に関し、特に、コンベアによ
って連続的に流れて（る印刷後のシート（以下刷本とい
う）を、昇降可能な台車畳上に乗せた台車上に堆積させ
る形式の印刷機排紙部において、刷本満載台車と空台車
を自動入替えする装置に関する。

〔従来の技術〕 従来より、印刷機から連続的に排出される刷本を。

昇降可能な台車畳上に保持した台車上に堆積させ、刷本
堆積に連れてその台車を下降させる形式の排紙部が知ら
れている。この形式の排紙部において１台車上に刷本が
−ａＩｌｉになると１作業者の手作業により、連続的に
流れてくる刷本を一時的に止めて瀬切りし、その瀬切り
にタイミングを合わせて１台車上方の刷本受位置に串を
入れ、その串で瀬切り終了後に流れてくる刷本を一時的
に仮受けし、その間に台車受を下降させ、満載台車を手
作業で台車受から排出し、且つ新たな空台車を挿入する
という作業を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、かかる従来の装置では１次のような問題があっ
た。すなわち。

＋１１　　瀬切りから台車を入れ替えるまでの一連の作
業が手作業で行われており、約２０分間に１回と頻度も
高く、また９通常側本にはナンバーが入っており、所定
の位置で区分ける為にナンバーを確認する必要があり。

煩雑である。

し）定期的に人手による入替を行うため、オペレータが
機械から離れられず、無人運転ができない。

本発明はかかる問題点を解決せんとするもので、自動的
に刷本満載台車と空台車を入替えることの可能な印刷機
排紙部の台車入替装置を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成すべくなされた本発明は、印刷機排紙部
にコンベアによって連続的に流れてくる刷本を昇降可能
な台車畳上に乗せた台車上に堆積させる印刷機排紙部に
おいて、前記コンベアによって連続的に流れてくる刷本
を一時的に停止させる瀬切り装置と、前記コンベアから
排出される刷本を前記台車受の上方で一時的に仮受けす
る位置に串を入れ、且つその串を刷本堆積に支障のない
位置に退避させる串入れ、串抜き装置と、前記台車受が
下降位置にある時、その台車受から台車を排出する台車
排出装置と、空台車を空台車挿入位置に保持する空台車
保持装置と、前記空台車挿入位置に対応する位置に待機
する前記台車受に対して。

前記空台車を挿入させる空台車挿入装置とを有する印刷
機排紙部の台車入替装置を要旨とする。

〔実施例〕

以下１図面に示す本発明の好適な実施例を説明する。

第１図は本発明の一実施例になる台車入替装置を備えた
印刷機排紙部の概略側断面図、第２図はその正面図であ
る。同図において、ｌは印刷機から排出される刷本２を
連続的に搬送するコンベア、３はコンベア１から排出さ
れる刷本２を堆積させる位置にある台車、４はこの台車
３を保持して昇降する台車受である。

６は、コンベアｌの後端に配置され、コンベア１によっ
て連続的に流れてくる刷本を一時的に停止させる瀬切り
装置、７は、コンベア１から排出される刷本を前記台車
受４の上方で一時的に仮受けする位置に串８を入れ、且
つその串を刷本堆積に支障のない位置に退避させる串入
れ、串抜き装置、９は９台車受４が下降位置にある時、
その台車受４から台車３を排出する台車排出装置、１０
は、所定の台車挿入位置に待機する台車受４に対して、
空台車３ａを挿入させる空台車挿入装置、１１は、多数
の空台車３ａを保持し、その一つを空台車挿入位置に移
動させる空台車保持装置である。以下、これらの各装置
の詳細を説明する。

第３図は瀬切・り装置６を示す概略斜視図である。瀬切
り装置６は、コンベア１上方の所定の位置に取付けるた
めの固定板１３を有し、この固定板１３に一対の支持部
材１４が固定され、支軸１５を保持している。

この支軸１５には一対の連結棒１６が回動可能に保持さ
れる。連結棒１６は先端に瀬切り板１７を保持すると共
に、中央位置に長大１８を形成している。固定板１３は
更にガイドロッド１９を介して運動伝達体２０を上下動
可能に保持しており、且つその運動伝達体２０を上下動
させるエアシリンダ２１も保持している。

また、運動伝達体２０には運動伝達軸２２が取付けられ
ており、この運動伝達軸２２は長大１８に挿入されてい
る０以上の構成により、エアシリンダ２１が運動伝達体
２０を上下動させると、それに応じて運動伝達軸２２も
上下動し、その軸２２が連結棒１６の長穴１８の中で上
下動するため、連結棒１６が支軸１５を中心として移動
し、連結棒１６の先端に取付けられた瀬切り板１７が矢
印Ａ、Ｂ方向に移動する。かくして。

エアシリンダ２１によって瀬切り板１７を刷本搬送中の
コンベア１上に矢印Ａ方向に降下させることによって、
刷本を一時的に停止させ瀬切りすることができる。

串入れ、串抜き装置７は、第４図に示すように、複数本
の串８を保持したコ字状の車枠２４と、その両側外面に
取付けられたガイド２５と、このガイド２５の上下面を
はさみ、水平に移動可能に保持するガイドローラ２６．
２７と、車枠２４の両側内面に取付けられたラック２８
と、このラック２８に噛み合うピニオン２９と、ピニオ
ン２９を回転駆動する串入れ串抜き用モータ３０とを有
している。なお、モータ３０は車枠２４の片側にのみ設
けられており５反対側のピニオン２９にはモータ３０の
回転が図示しない伝達機構で伝えられるようになってい
る。この構成により、モータ３０の往復回転で、串８を
水平に、矢印Ｃ，Ｄ方向に往復動させることができる。

第５図は台車受４に乗せた刷本満載台車３を排出するた
めの台車排出装置９を概略的に示す斜視図であり。

図中３２は台車受４を昇降させるチェーン、３３はその
チェーン３２を巻き上げるモータである０台車排出装置
９は９台車受４に保持された台車３の両側にそれぞれ配
置された第一排出具３５と９台車排出路をはさんだ両側
に配置された第二排出具３６．第三排出具３７を有して
おり、各排出具３５，３６．３７は、それぞれ押付ロー
ラ３９，４０．４１．それを回転駆動する台車排出用モ
ータ４２，４３．４４．これらを保持したブラケット４
５．４６．４７．　　このブラケットを矢印Ｅ、Ｆで示
す方向に往復動させるエアシリンダ４８．４９．５０等
を備えている。なお、第二排出具３６には、押付ローラ
４０の両側に回転自在な補助ローラ５１が設けられてい
る。

上記構成の台車排出装置９は次のように作動する。

まず、刷本満載台車３を乗せた台車受４が下降し１台車
３が床に接する位置をリミット（図示せず）で検知し、
その位置で停止する０次に１台車３の排出路に障害物が
ないかセンサ（図示せず）で検知し、排出ＯＫの信号が
出たら、各排出具３５．３６．３７のエアシリンダ４８
，４９．５０が作動して各ブラケット４５゜４６．４７
を矢印Ｅ方向に移動させる。これにより。

第一排出具３５の押付ローラ３９は台車３の側縁に押付
けられる０次に台車排出用モータ４２．４３．４４が一
斉に回転し、各押付ローラ３９，４０．４１を回転させ
る。これにより１台車３は押付ローラ３９によって矢印
Ｇ方向に排出され９次いで二番目の押付ローラ４０及び
三番目の押付ローラ４１に次々と係合し排出される。な
お、補助ローラ５１は１台車３を矢印Ｇ方向に排出する
際に１台車３が回転しないように。

即ち矢印Ｇ方向に真直ぐ排出されるように取付けである
０台車３が所定位置まで排出されると、それをセンサ（
図示せず）で検知し９台車排出用モータ４２〜４４を停
止し、且つエアシリンダ４８〜５０によってブラケット
４５〜４７を矢印Ｆ方向に後退させ９次の刷本満載台車
排出に備える。一方９台車受４は空台車を受は取る位置
に上昇する。

第６図は、所定の台車挿入位置に待機する台車受４に対
して空台車３ａを挿入させる空台車挿入装置１０を示す
概略斜視図である。空台車挿入装置１０は、空台車３ａ
の両側に配置された空台車挿入具５２を有し。

各空台車挿入具５２は、押付ローラ５３と、それを回転
駆動する空台車挿入用モータ５４と、押付ローラ５３の
両側に配置された回転自在な補助ローラ５５と。

これらを保持したブラケット５６と、このブラケット５
６を矢印で示す方向に往復動させるエアシリンダ５７等
を備えている。なお、第６図では図示を省略しているが
、空台車挿入具５２の右方に、押付ローラ、それを回転
駆動するモータ、これらを保持したブラケット、ブラケ
ットを往復動させるエアシリンダ等からなる同様な構造
の空台車挿入具５８（第１図参照）が設けられている。

この空台車挿入装置ｌＯによる空台車挿入動作は次のよ
うに行われる。すなわち、まず、挿入路に障害物がない
ことセンサ（図示せず）で検知し５次いで各空台車挿入
具５２．５８のエアシリンダ５７が動作してブラケット
５６を矢印Ｈ方向（第６図参照）に移動させる。これに
より、空台車挿入具５８の押付ローラが挿入位置に保持
されている空台車３ａの側縁をはさみつける。この状態
で冬空台車挿入具のモータ５４が作動して押付ローラ５
３を回転させ、空台車３ａを矢印Ｊ方向に移動させて１
台車受４上に挿入させる。補助ローラ５５はこの時、空
台車３ａがずれないように案内する。空台車３ａが台車
光４上の所定位置に挿入されると、それをセンサ（図示
せず）で検知し、各空台車挿入具のエアシリンダ５７が
ブラケット５６を矢印１方向に後退させ、且つモータ５
４を停止させて次の空台車挿入動作に備える。

第７図は空台車保持装置１１及びその動作を説明する概
略斜視図である。空台車保持装置１１は、空台車の両側
に、上下に配置された回転軸６０．６１と、各回転軸に
取付けられたチェーンホイール６２．６３と。

このチェーンホイール６２．６３に掛けられた無端状チ
ェーン６４と、チェーン６４に取付けられた複数の空台
車受金具６５と、空台車移動用モータ６６と、このモー
タ６６の回転を回転軸６０に伝達するギア６７゜６８等
を備えている。空台車３ａはその両端を空台車受金具６
５に乗せることにより、保持されており、また、モータ
６６によってチェーン６４を移動させることにより、上
下動可能である。

ここで、前記した串入れ、串抜き装置７（第４図参照）
のガイドローラ２６，２７．　ピニオン２９．モータ３
０等は、空台車保持装置１１に隣接して、且つ空台車３
ａの上下動に支障のない位置に配置されており。

更にモータ３０によって串８（及び小枠２４）を矢印り
方向に後退させた時、その串８が第７図１ｃＩに示すよ
うに、空台車３ａに重なる位置に収容されるようになっ
ている。第７図（ａ）に示す串８の位置は待機位置であ
り、串８は、この位置より第７図山）に示すように。

矢印Ｃ方向に移動可能である。第７図（′ｂ）に示す位
置が。

刷本を仮受する位置であり、この位置に串８が前進する
と、空台車３ａは串８よりも低い位置に即ち第７図（′
ｂ）に示す位置に移動可能となる。第７図〜）において
−番下に位置する空台車３ａの位置が空台車挿入位置で
あり、この時、串８は、一番下の空台車とその次の空台
車の中間に位置している。このため、第７図１ｃＩに示
すように、一番下の空台車３ａを台車光（図示せず）に
挿入した後、串８を後退させることが可能であり。

串８上に仮受けした刷本２を挿入された空台車３ａ上に
移すことができる。

以上の構成になる印刷機排紙部の台車入替装置について
、以下、全体的な動作を第８図を参照して説明する。

（Ｍｌ　　第８図（ａ）において１台車受４に保持され
た台車３上に刷本２が堆積されている。この時５図示し
たように串８及び空台車３ａは、刷本堆積に支障のない
位置に待機している。

台車３上の刷本が満載となると９台車入替装置信号によ
り、瀬切り装置６が作動し、瀬切り板１７が矢印Ａ方向
に降下し、コンベアｌ上の刷本２を一時的に停止させ、
瀬切りを行う。

山）第８図（ｂｌにおいて、瀬切りによって作られた刷
本の隙間に、タイミングを取って串８が挿入される。

串８が入ると同時に瀬切り板１７が矢印Ｂ方向に上昇し
、瀬切りが解除される。このため、今まで瀬切られてい
た刷本は串８の上に流れる。また、串が入った時点で、
空台車３ａを保持したチェーン６４（第７図参照）が移
動して最下の空台車３ａを、串８よりも低い空台車挿入
位置に移動させる。

（Ｃ）　　第８図（Ｃ１において１台車受４が上昇し、
それに保持した台車３上の刷本２の上部を串８に押付け
、刷本上部の刷本間に入っているエアを抜く、これによ
り、刷本間が滑りにくくなり、刷本満載台車３の排出時
に刷本上部がずれて落ちることが防止される。

なお１台車受４の上昇は、刷本の上面をセンサ（図示せ
ず）で検知してストップされる。

（ｄｌ　　第８図（ｄｌにおいて、エア抜きを行った後
、刷本満載台車３が床に接触するまで５台車受４が下降
する。

ｔｅ＋　　第８図１ｅｔにおいて１台車排出装置９（第
５図参照）によって、刷本満載台車３が台車光４から外
に排出される。

（ｆｌ　　第８図（ｆｌにおいて、刷本満載台車３の排
出後１台車受４が空台車挿入位置まで上昇する。

ｔｇ＋　　第８図（蜀において、挿入位置で待機してい
た空台車３ａが空台車挿入装置１０　（第６図参照）に
よって１台車受４上に挿入される。

ｔｈ）　　第８図（ｈｌにおいて、空台車３ａ挿入後に
、串８が抜かれる。これにより、今まで串８上に仮受け
されていた刷本２が台車３ａ上に移される。以下、この
台車３ａ上にコンベアｌからの刷本が堆積される。

以上で１回の台車入替動作が終了する。以下同様の動作
を繰り返すことにより、自動的に次々と台車入替動作を
行うことができる。なお、空台車は、適当な時期に作業
者が、空台車保持装置１１のおいている段に補充すれば
よい。

〔発明の効果〕

以上に説明したように５本発明装置によれば、一連の作
業を自動化したため、オペレータの負荷を大幅に軽減で
き、また、印刷機からタイミングをとり、所定の位置で
区分ける様にした為、ナンバーをｆｌ認する必要がな（
なり１更に１人手の操作を無くしたため、無人運転が可
能になる等の優れた効果を有している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になる台車入替装置を備えた
印刷機排紙部の概略側面図、第２図はその正面図。 第３図は瀬切り装置６の概略斜視図、第４図は串入れ。 串抜き装置７の概略斜視図、第５図は台車排出装置９の
概略斜視図、第６図は空台車挿入装置１０の概略斜視図
、第７図（ａｌ、　（ｂｌ、　（ｅ）は空台車保持装置
１１及び串８の動作を説明する概略斜視図、第８図（ａ
）〜（Ｎは、上記台車入替装置の全体的な動作を説明す
る概略側面図である。 １−コンベア５２・−刷本、３−・−台車、３ａ・・・
空台車。 ４・−・台車受、６・−・瀬切り装置、７−・−串入れ
、串抜き装置、８・・−串、９・・−台車排出装置、１
０−空台車挿入装置、１１−空台車保持装置。 代理人　弁理士　乗　松　恭　三 第１図 牙２図 ７３　二 片４５ 牙６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）印刷機排紙部にコンベアによって連続的に流れて
   くる刷本を昇降可能な台車受上に乗せた台車上に堆積さ
   せる印刷機排紙部において、 前記コンベアによって連続的に流れてくる刷本を一時的
   に停止させる瀬切り装置と、 前記コンベアから排出される刷本を前記台車受の上方で
   一時的に仮受けする位置に串を入れ、且つその串を刷本
   堆積に支障のない位置に退避させる串入れ、串抜き装置
   と、 前記台車受が下降位置にある時、その台車受から台車を
   排出する台車排出装置と、 空台車を空台車挿入位置に保持する空台車保持装置と、 前記空台車挿入位置に対応する位置に待機する前記台車
   受に対して、前記空台車を挿入させる空台車挿入装置と
   、 を有する印刷機排紙部の台車入替装置。
2. （２）印刷機排紙部にコンベアによって連続的に流れて
   くる刷本を昇降可能な台車受上に乗せた台車上に堆積さ
   せる印刷機排紙部において、 前記コンベアによって連続的に流れてくる刷本を一時的
   に停止させる瀬切り装置と、 前記コンベアから排出される刷本を前記台車受の上方で
   一時的に仮受けする位置に串を入れ、且つその串を刷本
   堆積に支障のない位置に退避させる串入れ、串抜き装置
   と、 前記台車受が下降位置にある時、その台車受から台車を
   排出する台車排出装置であって、前記台車の排出路をは
   さんで両側に配置され、台車側縁に接触可能な押付ロー
   ラと、この押付ローラを回転駆動するモータと、前記押
   付ローラを台車側縁に押付けるシリンダ機構とを有する
   台車排出装置と、 複数の空台車を保持し、各空台車を順次空台車挿入位置
   に移動させる空台車保持装置と、 前記空台車挿入位置に対応する位置に待機する前記台車
   受に対して、前記空台車を挿入させる空台車挿入装置で
   あって、前記空台車の挿入路をはさんで両側に配置され
   、空台車側縁に接触可能な押付ローラと、この押付ロー
   ラを回転駆動するモータと、前記押付ローラを空台車側
   縁に押付けるシリンダ機構とを有する空台車挿入装置と
   、 を有する印刷機排紙部の台車入替装置。