JPH01226397A - サンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形成した転写シートの素焼物へのスライド転写法 - Google Patents

サンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形成した転写シートの素焼物へのスライド転写法

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JPH01226397A
JPH01226397A JP5458088A JP5458088A JPH01226397A JP H01226397 A JPH01226397 A JP H01226397A JP 5458088 A JP5458088 A JP 5458088A JP 5458088 A JP5458088 A JP 5458088A JP H01226397 A JPH01226397 A JP H01226397A
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Yuji Hasegawa
勇二 長谷川
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SANGOO KK
Sango Co Ltd
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SANGOO KK
Sango Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はサンドブラスト・マスク層又は下絵付楔41層
をスクリーン印刷により形成した転写シートの素焼物え
のスライド転写法に係り、吸水性が大きいためスライド
転写が不可能とされた素焼物の表面にサンドブラスト・
マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形成
した転写シートによってスライド転写を施すようにする
ものである。
(従来の技術) 食器皿等の中間製品である素焼体は、重さの20%以上
の重さの水を吸う特性を備えているのが通常であって、
前記を体積に換算すれば素焼物の吸水率は極めて大きい
。このためスクリーン印刷により製造された転写シート
の模様層をスライド手段により滑らせて素焼物の指定位
置にスライド移動することは全く不可能である。このた
め転写シートのサンドブラスト・マスク層、下絵付模様
層等をスライド手段により転写することが採算的に有利
であるに拘わらず、スライド転写が不能であるため、素
焼物表面の指定位置にスライド転写する方法は開発され
ていない。
(本発明が解決しようとする問題点) 素焼物表面にサンドブラスト・マスク層、または下絵付
模様層をスライド転写することは、前項に述べたように
不可能である。このためスクリーン印刷によりSl!造
された転写シートのサンドブラスト・マスク層、又は下
絵付模様層は微細なデテールを有し、かつ量産できるか
ら、有利なことが判っているに拘わらず使用されていな
い。本発明は前記の転写シートを使用するため、素焼物
の吸水性に打勝ってスライド転写できる方法を開発する
ことを課題とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は前項に述べた課題を解決することを目的とし、
吸水性のはげしい素焼物表面に、スライド転写されるマ
スク層、模様層に素焼物の吸水性を及ばせないようにす
るため、不乾性溶3¥寸に溶解した粘性溶液からなる塗
布膜を形成する工程に上り従来のスライド転写法には全
く用いられていない不乾性で滑り性がよい膜を設け、水
吸収性台シートの水溶性糊料層上にスクリーン印刷法に
よりサンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層を印刷
し、さらに剥離性カバーコートを設けた転写シートを水
に漬け、過剰の付着水分を除いてカバーコートと共に台
シートからスライド法により分離したマスク層又は下絵
付模様層を、素焼物の前記塗布膜上でスライドして指定
位置に移動する工程を以て素焼物の吸水性に煩わされな
いでスライド移動を施し、そのあとでゴム系スキーノに
より塗布膜を可及的に除去して、さらにカバーコートを
剥離してマスク層又は下絵付模様層を素焼物表面に安定
させる工程を結合したことを特徴とするサンドブラスト
・マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形
成した転写シートの素焼物−のスライド転写法に係るも
のである。
(作用) 本発明は転写シールの模様層と該模様層を支持するカバ
ーコート層のスライド移動を不可能にしている素焼物表
面に、可溶性の溶剤で溶解した粘性溶液を塗布した塗布
膜を形成する工程により、次工程で施す転写シートのサ
ンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層とカバーコー
トを、吸水性がはげしい素焼物の物性に影響されること
なくスライド移動させることができるようにする。
また、転写シートの前記のマスク層又は下絵付模様層と
カバーコートとは水付着により滑り移動を可能にしてい
るものであるが、この層はスライド法により転写シート
の水吸収性シートから分離して素焼物表面にある指定位
置までのスライド移動を、前記した塗布膜上で甘うもの
であって、従来のスライド表面にスライド移動ができる
釉を焼付けた皿などの生地に対するスライド転写と同様
な技法により施すことができる。しかして素焼物の表面
の塗布膜は、前記のように指定位置にスライド移動した
あとで、スキージにより可及的に除去してマスク層又は
下絵付模様層を素焼物表面に密着する転写を施すもので
、そのとき僅かに残って滑り性を生じない塗布膜を介在
させて、安定がよい転写を生じさせ、サンディング・マ
スク層を転写した場合にはサンディング加工による素焼
物表面の立体彫刻模様を形成し、また下絵付模様層を転
写した場合の800℃付近の仮焼に全く支障を生じさせ
ない。
(実施例) 第1工程 不乾性の溶剤であるエチレングリコールかグリセリンの
各単体若しくは等1混合物にデキストリン、又は7ノリ
からなる水溶性糊性物30〜60重量%を混合して練り
合わせて:14製した不乾性の糊性溶液を、皿生地等の
素焼物1の表面に噴霧などにより塗布し、塗布厚30〜
50μ前後の塗布膜2を形成する(第1図)。
第2工程 第2図に示すように水吸水性シート11の水溶性糊料M
(乾燥)12上にスクリーン印刷によりサンドブラスト
・マスク層又は下絵付模様層13を印刷し、さらに剥離
性をもつカバーコート14を設けた転写シート15を水
に浸けて水溶性糊料層12を膨潤し、過剰の付着水分を
除いてから、マスク層又は模様層13と該層の支持フィ
ルムを構成するカバーコート14とを水吸水性シート1
1から公知のスライド法により分離して素焼物1の塗布
膜2上にスライド移動する。このとき通常は素焼物1の
指定位置にマスク層又は模様層13を正確に移すことは
ほとんどできないが、塗布11i2の粘性によりスライ
ドさせて指定位置に移動できる(第3図)。
前記においてマスク113をスクリーン印刷により成形
するときは旭化成製造のA P R!Jl脂をインキに
使用し、その厚さを30μ〜50μ程度にする。
前記のインキは紫外線硬化性である。
下絵付模様層13をスクリーン印刷により形成する場合
には絵付用インキを使用する。
第3工程 マスク層または模様層13を塗布膜2上で素焼物1の指
定位置に前記のようにスライド移動してから、ゴム系ス
キージによりカバーコート14の上から押えながら擦っ
て塗布膜2を素焼物1の表面から可及的に除去し、マス
ク層又は模様層13を素焼物1の表面に安定させる転写
を生じさせ(第4図)、それからカバーコート14を除
去する(15図)。
第4工程 転写がサンドブラスト・マスク層13であるときは、該
マスクN13上及びその外周部にサンドブラスト21を
施し、マスク層13のもつ模様を保護膜とし立体模様1
6を形成し、特にマスク層の輪郭部17の外周はサンド
ブラスト21により平滑に研削して16図の立体模様製
品とする(第5.6図)。
転写が下絵付模様N13であるときは、素焼物1を炉内
で800℃、70分〜300分の仮焼を施し、塗布gI
2、カバーコート14の残留物を焼きつくして前記の模
様層13を素焼物1に焼付け、そのあとで透明釉を施し
て本焼の温度に加熱して下絵付製品とする。
(効果) 本発明はスライド転写が不可能な素焼物の表面に、不乾
性溶剤により溶解した糊性溶液の塗布膜を形成する前置
的な工程を設けているから、スライド転写用に印刷して
製造した転写シートのサンドブラスト・マスク層若しく
は下絵付模様層の素焼物表面の指定位置へのスライド移
動を容易にすると共に、前記の塗布膜は不乾性であるか
ら、塗布工程と、スライド移動工程との間に時間を置く
ことができて、スライド移動の段取りを容易にできる。
また前記の塗布膜は転写の正道から見れば一種の不純物
的存在であるが、指定位置へのスライド移動後、ゴム系
のスキージにより大部分を可及的に除去して、前記の移
動後に水溶性糊料層12の糊性により指定位置から滑ら
せないものであるから、その除去の工程により、転写と
転写位置確保とを生じ、大量のスライド移動を工業的に
施すことができて、素焼物のサンドブラスト法による立
体彫刻、若しくは素焼物の肌に対する上絵付のスライド
手段による施工ができる等、従来にない効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明方法を図示するものであって、第1図
は塗布膜を施した素焼物の一例を示した斜視図、tjS
2図は転写シート15の断面図、#IJ3図はスライド
移動を示した断面図、#fJ4図はスキージにより塗布
膜を可及的に除去した状態を示した断面図、第5図はカ
バーコートの除去を示し・た断面図、第6図はサンドブ
ラスト法により立体模様を形成した素焼物の一例を示し
た斜視図である。 1→素焼物 2→塗布膜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)吸水性を持つ素焼物表面に、不乾性の溶剤により溶
    解した粘性溶液の塗布膜を形成する工程と、水吸収性シ
    ートの水溶性糊料層上にスクリーン印刷によりサンドブ
    ラスト・マスク層又は下絵付模様層を印刷し、さらに剥
    離性カバーコートを設けた転写シートを水に漬け、過剰
    の付着水分を除いてカバーコートと共に台シートからス
    ライド法により分離したマスク層又は下絵付模様層を素
    焼物の前記塗布膜上で指定位置にスライド移動する工程
    と、 そのあとでゴム系スキージにより塗布膜を素焼物表面か
    ら可及的に除去してマスク層又は下絵付模様層を素焼物
    表面に安定させることを特徴とする サンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層をスクリー
    ン印刷により形成した転写シートの素焼物へのスライド
    転写法。
JP5458088A 1988-03-08 1988-03-08 サンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形成した転写シートの素焼物へのスライド転写法 Granted JPH01226397A (ja)

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JP5458088A JPH01226397A (ja) 1988-03-08 1988-03-08 サンドブラスト・マスク層又は下絵付模様層をスクリーン印刷により形成した転写シートの素焼物へのスライド転写法

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Publications (2)

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JPH01226397A true JPH01226397A (ja) 1989-09-11
JPH0464520B2 JPH0464520B2 (ja) 1992-10-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013035250A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Yukobo Co Ltd 表意文字入り製品の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013035250A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Yukobo Co Ltd 表意文字入り製品の製造方法

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