JPH01226203A - 振幅変調雑音発生装置 - Google Patents

振幅変調雑音発生装置

Info

Publication number
JPH01226203A
JPH01226203A JP5139188A JP5139188A JPH01226203A JP H01226203 A JPH01226203 A JP H01226203A JP 5139188 A JP5139188 A JP 5139188A JP 5139188 A JP5139188 A JP 5139188A JP H01226203 A JPH01226203 A JP H01226203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
amplitude
noise
modulation
low frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5139188A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Tawara
田原 靖彦
Toru Miyajima
徹 宮島
Takayoshi Hirata
平田 能睦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP5139188A priority Critical patent/JPH01226203A/ja
Publication of JPH01226203A publication Critical patent/JPH01226203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplitude Modulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オフィスにおけるOA機器騒音、会話、電話
騒音などのマスキング、ホテル、集合住宅などにおける
隣接住戸騒音のマスキング、知的作業における緊張感の
除去に好適な振幅変調雑音発生装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、作業者の気分転換や能率向上を目的としていわゆ
る「環境音楽」と呼ばれるものが一部で用いられ、また
、オフィスにおけるOA機器騒音、会話、電話騒音など
のマスキング、ホテル、集合住宅などにおける隣接住戸
騒音のマスキングを目的として定常雑音が用いられてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、「環境音楽」では、時間の経過とともにその音
楽的要素、例えばメロディ−やリズム等の意味情報が強
く意識されるようになり、やがて不快となって用いられ
なくなるケースが多い。さらに「環境音楽」は一般的に
、物理的媒体(磁気テープ等)を介して繰り返し再生さ
れることになるため、その周期を人間が感じ取り、かえ
って逆効果となることが少なくない。そこで、「環境音
楽」のなかにはメロディ−やリズムをできるだけ強調し
ないように作られているものもあるが、人間がある意図
で創作したものであるために、意味情報であるメロディ
−やリズムの抑制には自ら限度が生じる。
また、環境音楽の欠点を補うものとして、意味情報を持
たない定常雑音の利用が考えられているが、この定常雑
音は、たとえ小音量で再生されて、も、マクロ的な変動
が少ないため、時間がたつにつれ、やがてうるさく感じ
られるようになる。つまり、単調すぎるという欠点があ
る。
付加的な環境音としての「環境音楽」 (音楽−般)と
定常雑音を用いたときの両者の利点と欠点をまとめると
下表のようになる。
この中で、1/fゆらぎ特性とは「ゆらぎの大きさがゆ
らぎの周波数に逆比例する特性」ということができる。
″ゆらぎ”とは、ある物理量が時間の経過と共に変動す
ることをさし、音に関する変動の物理量としては音響パ
ワー(音量感)と周゛波数(音の高低感)の2者が特に
重要とされている。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、長時
間開いても不快感を与えず精神的なくつろぎを与えるこ
とができる振幅変調雑音発生装置の提供を目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明の振幅変調雑音発生装置は、音響信号
から低周波振幅信号を取り出す手段、定常雑音を発生す
る手段、及び低周波振幅信号で定常雑音を振幅変調する
変調手段を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の振幅変調雑音発注装置では、音響信号から取り
出される低周波振幅信号で定常雑音を振幅変調するので
、環境音楽と定常雑音の両者の利点を効果的に結び付け
、これまでにない新しい人工環境音の創造が可能となる
。その結果、音量が音楽的変動を有するノイズを発生ず
ることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつつ実施例を説明する。
第1図は本発明に係る振幅変調雑音発生装置の1実施例
構成を示す図、第2図は振幅変調雑音発生装置の動作を
説明するための波形図、第3図は掛算器の調整機能を説
明するだめの波形図である。
図中、1は実効値回路、2はローパスフィルタ、3.5
と7はアッテネータ、4は雑音発生器、6は掛算器(変
調器)を示す□。
第1図において、実効値回路1は、音響信号から振幅信
号を取り出すものであり、雑音発生器4は、ホワイトノ
イズやピンクノイズ等、各種雑音を発生ずるものである
。掛算器6は、音響信号から取り出した振幅信号で雑音
を振幅変調する変調手段である。
次に上記構成の振幅変調雑音発生装置の動作を第2図に
より説明する。
入力端子に加えられた音響信号aは、実効値回路Iによ
ってRMS信号(実効値信号)に変換され、ローパスフ
ィルタ2によって帯域制限されて必要とする低周波信号
が取り出される。この低周波信号は、アソテ不一り3で
適当な振幅に調整され、変調信号すとして掛算器6に入
力される。−方、雑音発生器4で発生したランダム雑音
も、アッテネータ5で適当な振幅に調整され、被変調信
号Cとして掛算器6に入力される。掛算器6において、
ランダム雑音は、低周波の変調信号によって振幅変調さ
れ、アッテネータ5で適当な振幅に調整されて環境音信
号dとして出力される。掛算器6では、第3図に示すよ
うに変調信号のオフセソトレヘルあるいは変調深度を調
整することができ、この調整により任意の振幅変調度を
持つ信号を得ることができる。
以上の構成により、メロディ−は無いが音楽信号の振幅
のゆらぎに対応するような振幅変化を持つ振幅変調雑音
を発生ずることができ、この振幅変調雑音を電力増幅器
で増幅して音として発生させることにより、従来の「環
境音楽」などには見られない効果を有する「環境音」を
得ることができる。
1/fゆらぎ”の発生メカニズムについては多くの謎が
残されているが、経験上、快適な音は“1/fゆらぎ”
特性を持っており、不快な騒音等のゆらぎ特性は“l/
fゆらぎ”特性から外れた特性を持つことが明らかにさ
れている。従って、“” 1/fゆらぎ”の性質を持っ
た無意味雑音を何らかの方法で作り出せば、その音は音
環境の快適性制御などに大きな可能性を持つことが期待
される。本発明は、この発想を実現するために、振幅変
調の技術を用いたものである。即ち、被変調信号に定常
雑音、変調信号に音楽などから取り出した“1/fゆら
ぎ゛特性を持つ低周波(数Hz以下)の信号を使えば、
音量の変化は“1/fゆらぎ”特性を持ち、かつメロデ
ィやリズム等の意味情報を持たない新たな付加環境音を
作ることが可能となる。
本発明の振幅変調雑音発生装置によって得られる環境音
の特徴は、変調信号を取り出す音楽をi々選定すること
により、それに応じた振幅変化特性(ゆらぎ特性)を得
ることができ、音楽によっては生理的に馴染みの良いも
のとすることができることである。例えば、バッハの「
プランデンブルグ協奏曲第1番」を変調信号に用いて得
られた変調雑音の振幅のゆらぎ特性は、第4図(alの
ようになるが、その特性は生理的に馴染みがよいとされ
る1/f特性となっていることがわかる。第4図(bl
は、同様の方法でロック音楽(マドンナ)を変調信号に
用い□た場合の変調雑音の振幅のゆらぎ特性であるが、
この特性は1/f特性から外れるとともにアバレが大き
く刺激的であることを示している。
1.  なお1、本発明は、上記の実施例に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記の
実施例では、音響信号を実効値回路に入力するように構
成したが、実効値回路に代えて音響信号を二乗する回路
とローパスフィルタを採用してもよい。また、変調信号
に音楽信号を用い、被変゛調音に雑音を用いたが、被変
調音に雑音以外の種々の音を用いたり、変調信号を取り
出す音源に音楽以外のもの、例えば波や風に代表される
自然の音、人間の生体活動に伴って発生する心音、血流
音等、或いはざわめき、交通騒音等の環境騒音、自然言
語、その他を用いることによって、これまでに得られな
かった特殊な効果音を持つ環境音を創造することもでき
る。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、音量
が音楽的変動を有する、従来の人為的な環境音等では得
られなかったようなノイズを発生することができ、長期
間開いても不快にならない環境音を人工的に得ることが
できる。この人工環境音は、1/fゆらぎの性質を持っ
た無意味雑音となるので、騒音のマスキングと共に精神
的なくつろぎを与えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1回は本発明に係る振幅変調雑音発生装置の1実施例
構成を示す図、第2図は振幅変調雑音発生装置の動作を
説明するための波形図、第3図は掛算器の調整機能を説
明するための波形図、第4図は音楽信号を変調信号に用
いた変動雑音のゆらぎ特性の例を示す図である。 1・・・実効値回路、2・・・ローパスフィルタ、3.
5と7・・・アッテネータ、4・・・雑音発生器、6・
・・掛算器。 出 願 人  清水建設株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)音響信号から低周波振幅信号を取り出す手段、定
    常雑音を発生する手段、及び低周波振幅信号で定常雑音
    を振幅変調する変調手段を備えたことを特徴とする振幅
    変調雑音発生装置。
  2. (2)低周波振幅信号を取り出す手段は、実効値回路と
    フィルタにより構成したことを特徴とする請求項1記載
    の振幅変調雑音発生装置。
JP5139188A 1988-03-04 1988-03-04 振幅変調雑音発生装置 Pending JPH01226203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139188A JPH01226203A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 振幅変調雑音発生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5139188A JPH01226203A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 振幅変調雑音発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01226203A true JPH01226203A (ja) 1989-09-08

Family

ID=12885641

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5139188A Pending JPH01226203A (ja) 1988-03-04 1988-03-04 振幅変調雑音発生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01226203A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TW381403B (en) Apparatus and method for bass enhancement
US6577739B1 (en) Apparatus and methods for proportional audio compression and frequency shifting
US8873763B2 (en) Perception enhancement for low-frequency sound components
US6816599B2 (en) Ear level device for synthesizing music
Houtsma et al. Auditory demonstrations
US20090028352A1 (en) Signal process for the derivation of improved dtm dynamic tinnitus mitigation sound
US8213636B2 (en) Method and a system for reconstituting low frequencies in audio signal
JPH01502873A (ja) 真空管増幅器相当の半導体装置
Ferguson et al. Using psychoacoustical models for information sonification
GB2235349A (en) Sound profile generator
JPH01226203A (ja) 振幅変調雑音発生装置
JP2004070267A (ja) 音響装置および音響発生方法
Griesinger Impulse response measurements using all-pass deconvolution
JP2926099B2 (ja) 自然音再生装置
JP2766880B2 (ja) 周波数ゆらぎ音発生装置
JPH0727390B2 (ja) 音環境制御方法および装置
JP2832202B2 (ja) 自然音再生装置
JP5925493B2 (ja) 会話保護システム及び会話保護方法
JPH07140979A (ja) 過渡識別高調波発生器
Häkkilä et al. Dynamic auditory cues for event importance level
RU2284584C1 (ru) Способ передачи слушателю акустического сигнала и устройство для его осуществления
JPH0728467B2 (ja) 騒音マスキング装置
JP2920296B2 (ja) 定常自然音再生装置
JPS59920Y2 (ja) 美容マツサ−ジ装置
JPH02134164A (ja) 音環境制御方法