JPH01226186A - 積層型圧電素子 - Google Patents

積層型圧電素子

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JPH01226186A
JPH01226186A JP63053118A JP5311888A JPH01226186A JP H01226186 A JPH01226186 A JP H01226186A JP 63053118 A JP63053118 A JP 63053118A JP 5311888 A JP5311888 A JP 5311888A JP H01226186 A JPH01226186 A JP H01226186A
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JP
Japan
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layer
piezoelectric material
protective layer
piezoelectric
strain
Prior art date
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Pending
Application number
JP63053118A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinori Kawamura
幸則 河村
Hiroshi Kawanami
博 河南
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63053118A priority Critical patent/JPH01226186A/ja
Publication of JPH01226186A publication Critical patent/JPH01226186A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/50Piezoelectric or electrostrictive devices having a stacked or multilayer structure

Landscapes

  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、電界により圧電材料に誘起される伸縮歪を
利用してアクチュエータとして用いられる積層型圧電素
子に関する。
【従来の技術】
この種の積層型圧電素子は、例えば特開昭60−868
80号公報に記載されているが、第4図に改めて従来の
積層型圧電素子を示す。この積層型圧電素子は、ジルコ
ンチタン酸鉛、ニッケルニオブ酸鉛などの圧電材料層1
0と、金属膜よりなる電極層11A、IIBとが交互に
積層された積層体の両端に電極層11Aを介して圧電材
料からなる保護層13を設けて構成され、電極層11A
及びIIBには一層置きに外部リード12A及び12B
が電気的に接続されている。 ここで、外部リード12A、12Bに異なる極性電圧が
印加されると、圧電材料層10内に生じた電界でこの圧
電材料層10に圧電縦効果による伸び歪が積層方向に生
じ、各層の歪は相加されて積層体全体として伸び歪S1
が生じる。
【発明が解決しようとする課題】
一方、各圧電材料層10にはこの電界により同時に、圧
電横効果による積層方向と直角方向の収縮歪S2が生じ
る。この収縮歪S2は、積層体の両端の保護M13がな
ければどの部分でも均一になるはずのものであるが、保
護層13内には電界の発生がな(縦横いずれの効果によ
る歪も発生しないため、保護層13に近い圧電材料層1
0の収縮歪S2が最も抑制されることになる。 この状態を第5図に破線で示す。すなわち、収縮歪S2
は保護層13と圧電材料層10との境界面に近いほど小
さくなっている。この保護層13による収縮歪S2の抑
制は、保護層13と圧電材料層10との間に機械的なせ
ん断心力(σ1.σ2)集中を発生させ、両者の境界面
での割れなどの機械的な破壊の原因となる。 しかし保護層13は、積層型圧電素子をアクチュエータ
として使用する場合に、外部との絶縁を保ち、また他の
部分への取付部として利用されるなど必要不可欠のもの
であり、これをなくすことはできない。したがって、こ
の保護層13によるせん断心力集中は、従来の積層型圧
電素子における大きな問題点となっている。 この発明は、機械的な破壊の原因となる保護層と圧電材
料層との境界面近傍のせん断心力集中を緩和し、寿命信
頼性の高い積層型圧電素子を提供することを目的とする
ものである。
【課題を解決するための手段】
この発明は、圧電材料層と電極層とが交互に積層された
積層体の両端に電極層を介して圧電材料からなる保護層
が設けられ、前記電極層間に電圧が印加されることによ
り前記圧電材料層が伸縮する積層型圧電素子において、
横効果電圧歪定数が比較的小さい圧電材料からなる応力
緩和層を保護層に隣接させて設けるものである。
【作 用】
この発明によれば、保護層に隣接する応力緩和層は横効
果電圧歪定数が比較的小さく設定されているため、圧電
材料層とおなし電界が作用しても横効果による収縮歪は
抑制され、保護層との境界面近傍に生じる廿ん断心力集
中が緩和される。
【実施例】
以下、第1図〜第3図に基づいてこの発明の詳細な説明
する。 第1図はこの発明の実施例の積層型圧電素子の断面を示
すものである。この積層型圧電素子は、圧電材料層20
.20Aと、電極層21A、21Bとが交互に積層され
た積層体の両端に電極層21Aを介して圧電材料からな
る保護層23を設けて構成され、電極層21A、21B
には一層置きに外部リード22A、22Bが電気的に接
続されている。ここで、保護層23に隣接する圧電材料
層2OAは、圧電材料層20と同種の材料であるが横効
果電圧歪定数が圧電材料層20より小さい値を有する応
力緩和層として構成されている。 第2図は、この実施例に用いた圧電材料の組成と横効果
電圧歪定数d31との関係を示したものである。圧電材
料の組成は、zpbTio3・(0,5−r)pbZr
o3・0.5pb(Ni+zaNbzz3) 03で、
Xにより成分割合が異なる。第2図から分かる通り、こ
の圧電材料の横効果電圧歪定数d31の値は、Xの値を
僅かに変えるだけで大きく変化する。 この実施例においては、圧電材料層20の組成をx−0
,35付近く横効果電圧歪定数d3+=320 X10
− ’ ” m / v )とし、応力緩和層2OAの
組成をr=0.45付近く横効果電圧歪定数d:++a
 =160 X10− ’ 2m / v )とした。 なお、圧電材料層の厚さはとこでも同じで、外部リード
21A、21B間に直流電圧を印加すると、圧電材料層
20と応力緩和層2OAには共に同じ強さの電界が発生
する。 このように構成された積層型圧電素子は、電界が加わる
と、圧電縦効果により積層方向に伸び歪SIが生じ、積
層方向と直角の方向に横効果により収縮歪S2が生じる
(第1図)。保護層23は変形しないため、保護層23
近傍の圧電材料N20Aの収縮歪は抑制されるが、この
圧電材料層20Aは応力緩和層として横効果電圧歪定数
が他の圧電材料層20の約1/2になっているため、同
じ電界が加わっても抑制される収縮歪は約1/2となる
。したがって、保護層23と応力緩和層20Aとの境界
面近傍のせん断心力集中は緩和されることになる。 第3図はせん断心力の解析結果を示すもので、第3図(
A)は積層型圧電素子の中心から半径方向に向かう距離
1(++o)に対するせん断心力(×10’ N/rf
)の計算値を示し、第3図(B)はその解析モデルを示
す。これは、直径10Mm 、厚さ0゜5mmの圧電材
料層30を8層、その両端に同形状の応力緩和層30A
を各1層、さらにその両側に直径10胴、厚さ4論の保
護層33を各1層積層した積層型圧電素子の1/4モデ
ルを考え、保護層33と応力緩和層30Aとの間に生じ
るせん断心力を有限要素法で解析したものである。 この結果によれば、応力緩和層を挿入しない場合(d3
+A=d:++)は、最大せん断心力は2.6310’
N/%であるが、応力緩和層を挿入した場合(d31A
 = 1/2dx+)には、最大せん断心力は約1/2
となり、せん断心力が緩和されることが分かる。 上述実施例では保護層に隣接する圧電材料層は1層のみ
横効果電圧歪定数を小さくしたが、特にINに限る必要
はなく、さらに多(の層について横効果電圧歪定数を変
化させることにより、より滑らかに応力の緩和を行うこ
とが可能である。 【発明の効果] この発明によれば、保護層に隣接する圧電材料層の収縮
歪が小さ(なるため保護層と圧電材料層との境界面に生
じるせん断心力集中が軽減され、積層型圧電素子の寿命
信頼性が向上する。また、挿入する応力緩和層は形状が
他の層と同じであるため、製作の工数も従来と変わりが
ないという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の縦断面図、第2図は第1図
の積層型圧電素子に用いた圧電材料の組成による横効果
電圧歪定数d31の変化を示す線図、第3図はこの発明
の積層型圧電素子の保護層と応力緩和層との間に生じる
せん断心力の解析例を示す説明図、第4図は従来例の縦
断面図、第5図は第4図の積層型圧電素子に電界を加え
た際の歪を示す説明図である。 20:圧電材料層、20A:応力緩和層、21A、21
B:電極層、23:保護層。 s1 第1 図 X M2 図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)圧電材料層と電極層とが交互に積層された積層体の
    両端に電極層を介して圧電材料からなる保護層が設けら
    れ、前記電極層間に電圧が印加されることにより前記圧
    電材料層が伸縮する積層型圧電素子において、横効果電
    圧歪定数が比較的小さい圧電材料からなる応力緩和層を
    保護層に隣接させて設けたことを特徴とする積層型圧電
    素子。
JP63053118A 1988-03-07 1988-03-07 積層型圧電素子 Pending JPH01226186A (ja)

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