JPH01225476A - 液体培養用培養器具 - Google Patents
液体培養用培養器具Info
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- JPH01225476A JPH01225476A JP5122988A JP5122988A JPH01225476A JP H01225476 A JPH01225476 A JP H01225476A JP 5122988 A JP5122988 A JP 5122988A JP 5122988 A JP5122988 A JP 5122988A JP H01225476 A JPH01225476 A JP H01225476A
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Landscapes
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は微生物などの液体培養に使用される培a器具に
関する。更に詳細には、本発明は微生物などを自動機械
により液体培養するのに適した培養器具に関する。
関する。更に詳細には、本発明は微生物などを自動機械
により液体培養するのに適した培養器具に関する。
[従来の技術]
微生物の培養法には固体培地を用いた平面培養や斜面培
養法に加えて、液体培地を使用する液体培養法がある。
養法に加えて、液体培地を使用する液体培養法がある。
液体培養法は微生物の生態や生理を観察したり、発酵液
の化学的分析を行う場合、および菌体を多量に得ようと
する場合に実施される。液体培養法には、試験管または
培養瓶を使用する静置培養法あるいは、往復振とう培養
機または回転振とう培養機で培養液の通気または攪拌を
行う振とう培養法などがある。
の化学的分析を行う場合、および菌体を多量に得ようと
する場合に実施される。液体培養法には、試験管または
培養瓶を使用する静置培養法あるいは、往復振とう培養
機または回転振とう培養機で培養液の通気または攪拌を
行う振とう培養法などがある。
[発明が解決しようとする課題]
従来は有望そうな特定の菌のコロニーを白金耳で採取し
、液体培地に接種した後、培養器で培養していた。これ
ら一連の作業は全て人手によって行われ、面倒で効率の
良くない作業である。
、液体培地に接種した後、培養器で培養していた。これ
ら一連の作業は全て人手によって行われ、面倒で効率の
良くない作業である。
液体培養の場合、培養器具として、試験管、三角フラス
コ、平底フラスコあるいは坂ロフラスコなどが使用され
る。これらは全て形状が異なるため、取扱方法も一様で
はない。その結果、液体培養法における移植作業を機械
で自動化する試みはなかなか成功しなかった。
コ、平底フラスコあるいは坂ロフラスコなどが使用され
る。これらは全て形状が異なるため、取扱方法も一様で
はない。その結果、液体培養法における移植作業を機械
で自動化する試みはなかなか成功しなかった。
従って、本発明の目的は液体培養法における移植作業を
機械で自動的に行うために使用される培養器具を提供す
ることである。
機械で自動的に行うために使用される培養器具を提供す
ることである。
[課題を解決するための手段]
前記の問題点を解決し、あわせて本発明の目的を達成す
るための手段として、この発明は、瓶治具ホルダ、瓶治
具および蓋とからなる液体培養用の培養器具であって、
前記瓶治具ホルダは、長方形の基板の長手方向中心線を
挟んで対称に瓶治具固定部が複数個設けられており、前
記長手方向中心線の両端部には金属製板バネが垂直に設
けられていて、該金属製板バネは上端付近が外方に向け
て折り曲げられ、次いで斜め内側上方へ向けて折り曲げ
られていて、該基板の一方の短辺の両端部は角切りされ
てオリエンテーションフラットを形成しており;前記瓶
治具は前記瓶治具ホルダの瓶治具固定部に嵌着され;前
記蓋は、長方形の基板の下面の長手方向中心線を挟んで
対称に瓶治具開口部封止手段が瓶治具固定部と同数個設
けられており、前記長手方向中心線の両端部には前記金
属製板バネとの係合用突起が設けられていて、前記瓶治
具開口部封止手段はスポンジ部材ををしていて、該スポ
ンジ部材は瓶治具の開口部に当接され、瓶治具開口部封
止手段が配設されている基板部分には貫通孔が穿設され
ており、該基板の一方の短辺の両端部は角切りされてオ
リエンテーシぼンフラットを形成していることを特徴と
する液体培養用培養器具を提供する。
るための手段として、この発明は、瓶治具ホルダ、瓶治
具および蓋とからなる液体培養用の培養器具であって、
前記瓶治具ホルダは、長方形の基板の長手方向中心線を
挟んで対称に瓶治具固定部が複数個設けられており、前
記長手方向中心線の両端部には金属製板バネが垂直に設
けられていて、該金属製板バネは上端付近が外方に向け
て折り曲げられ、次いで斜め内側上方へ向けて折り曲げ
られていて、該基板の一方の短辺の両端部は角切りされ
てオリエンテーションフラットを形成しており;前記瓶
治具は前記瓶治具ホルダの瓶治具固定部に嵌着され;前
記蓋は、長方形の基板の下面の長手方向中心線を挟んで
対称に瓶治具開口部封止手段が瓶治具固定部と同数個設
けられており、前記長手方向中心線の両端部には前記金
属製板バネとの係合用突起が設けられていて、前記瓶治
具開口部封止手段はスポンジ部材ををしていて、該スポ
ンジ部材は瓶治具の開口部に当接され、瓶治具開口部封
止手段が配設されている基板部分には貫通孔が穿設され
ており、該基板の一方の短辺の両端部は角切りされてオ
リエンテーシぼンフラットを形成していることを特徴と
する液体培養用培養器具を提供する。
[作用コ
前記のように、従来の液体培養に使用されるフラスコ類
は形状が特異なためにコンベヤ等で搬送したり、位置決
めすることが困難であった。そのため、液体培養法にお
ける移植作業を機械で自動的に実施する試みは成功しな
かった。
は形状が特異なためにコンベヤ等で搬送したり、位置決
めすることが困難であった。そのため、液体培養法にお
ける移植作業を機械で自動的に実施する試みは成功しな
かった。
しかし、本発明の培養器具によれば、フラスコ類に相当
する瓶治具をホルダに固定することができる。従って、
瓶治具はホルダにより移送または搬送することができる
。また、瓶治具ホルダおよび蓋には方向性を示すオリフ
ラが設けられているので、ホルダを位置決めすれば、瓶
治具も位置決めされたことになる。かくして、本発明の
培養器具を使用すれば、液体培養法における移植作業を
機械で自動的に行うことができる。
する瓶治具をホルダに固定することができる。従って、
瓶治具はホルダにより移送または搬送することができる
。また、瓶治具ホルダおよび蓋には方向性を示すオリフ
ラが設けられているので、ホルダを位置決めすれば、瓶
治具も位置決めされたことになる。かくして、本発明の
培養器具を使用すれば、液体培養法における移植作業を
機械で自動的に行うことができる。
また、瓶治具ホルダの板バネに蓋の突起を係合させると
、蓋基板の下面に定着されたスポンジが瓶治具の開口部
に当接し、瓶治具を封止する。
、蓋基板の下面に定着されたスポンジが瓶治具の開口部
に当接し、瓶治具を封止する。
スポンジには弾力性があるので、瓶治具ホルダの板バネ
に蓋の突起を嵌着させた時に、瓶治具の開口部がスポン
ジに押接されるようにすれば、蓋がガタついたりするこ
とはない。従って、本発明め培養器具は振とう培養に使
用することも可能となる。
に蓋の突起を嵌着させた時に、瓶治具の開口部がスポン
ジに押接されるようにすれば、蓋がガタついたりするこ
とはない。従って、本発明め培養器具は振とう培養に使
用することも可能となる。
[実施例]
以下、図面を参照しながら本発明の培養器具の一例につ
いて更に詳細に説明する。
いて更に詳細に説明する。
本発明の培養器具lは基本的に(1)瓶治具ホルダ;(
2)瓶治具;(3)蓋の三要素からなる。
2)瓶治具;(3)蓋の三要素からなる。
第1図は瓶治具ホルダ10の平面図である。第2図は第
1図における■−■線に沿った断面図である。
1図における■−■線に沿った断面図である。
瓶治具ホルダ10は長方形の基板12の長手方向中心線
を挟んで対称に、その上面14に瓶治具固定部20を合
計6個有する。瓶治具固定部の数は8個に限定されるも
のではなく、何個でもよい。
を挟んで対称に、その上面14に瓶治具固定部20を合
計6個有する。瓶治具固定部の数は8個に限定されるも
のではなく、何個でもよい。
瓶治具固定部20は基板12の上面14から、瓶治具(
後記)よりも低い高さの円筒状の台壁22が立設されて
いる。円筒の底部は第2図に示されているように貫通孔
を有していてもよいし、あるいは、有していなくてもよ
い。貫通孔があれば、瓶治具を基板12の下面側から押
し出すことができ好都合な場合もある。瓶治具固定部2
0の形状は使用される瓶治具の形状に依存する。
後記)よりも低い高さの円筒状の台壁22が立設されて
いる。円筒の底部は第2図に示されているように貫通孔
を有していてもよいし、あるいは、有していなくてもよ
い。貫通孔があれば、瓶治具を基板12の下面側から押
し出すことができ好都合な場合もある。瓶治具固定部2
0の形状は使用される瓶治具の形状に依存する。
基板12の外周縁は背の低い側壁16により取り囲まれ
ている。この側壁16と前記瓶治具固定部の円筒状台壁
22との間にリブ18が設けられている。
ている。この側壁16と前記瓶治具固定部の円筒状台壁
22との間にリブ18が設けられている。
基板12の長手方向中心線上にN(後記)支持用の支柱
24aおよび24bが基板上面から立設されている。支
柱24aおよび24bは根元部が太く、先端寄りが細い
、先端部は平面である。この支柱24aおよび24bを
保護するために、支柱の根元部に基板12の長手方向側
壁からリブ26が配設されている。この支柱根元部から
は隣接する瓶治具固定部の円筒状台壁22へもリブ28
が更に配設されている。支柱の内部は中空状である。
24aおよび24bが基板上面から立設されている。支
柱24aおよび24bは根元部が太く、先端寄りが細い
、先端部は平面である。この支柱24aおよび24bを
保護するために、支柱の根元部に基板12の長手方向側
壁からリブ26が配設されている。この支柱根元部から
は隣接する瓶治具固定部の円筒状台壁22へもリブ28
が更に配設されている。支柱の内部は中空状である。
基板12の長手方向中心線の両端部には金属製板バネ3
0aおよび30bが固設されている。板バネ30aは基
板12の短辺側側壁から内方へ凹陥して立設された保持
溝32aの両端部に嵌着固定されている。板バネ30a
の基部はL字形に折り曲げられていて、終端部の折り返
し辺は基板12の下面の溝34a内へ挿入されている。
0aおよび30bが固設されている。板バネ30aは基
板12の短辺側側壁から内方へ凹陥して立設された保持
溝32aの両端部に嵌着固定されている。板バネ30a
の基部はL字形に折り曲げられていて、終端部の折り返
し辺は基板12の下面の溝34a内へ挿入されている。
かくして、板バネ30aは保持溝32aの内側面に押接
され、嵌着固定される。この保持溝32aもリブ34で
補強されている。板バネ30aの上端寄り部分を外方へ
折り曲げ、次いでやや内方へ向けて傾斜面が形成される
ように曲げることにより爪部36aを形成している。板
バネ30bは板バネ30aと全く同様に配設されている
。
され、嵌着固定される。この保持溝32aもリブ34で
補強されている。板バネ30aの上端寄り部分を外方へ
折り曲げ、次いでやや内方へ向けて傾斜面が形成される
ように曲げることにより爪部36aを形成している。板
バネ30bは板バネ30aと全く同様に配設されている
。
基板12の両短辺のうちの何れか一方の辺の両端部は角
切りされて、オリニーテンシロンフラット(通称、オリ
フラ)38aと38bを形成している。このオリフラは
瓶治具ホルダ10を位置決めしたり、瓶治具の配列順序
を特定するのに極めて有効である。
切りされて、オリニーテンシロンフラット(通称、オリ
フラ)38aと38bを形成している。このオリフラは
瓶治具ホルダ10を位置決めしたり、瓶治具の配列順序
を特定するのに極めて有効である。
第3図は蓋を下面側から見た状態の斜視図である。第4
図は蓋の基板の下面に配設された瓶治具開口部封止手段
の部分拡大図である。
図は蓋の基板の下面に配設された瓶治具開口部封止手段
の部分拡大図である。
第3図に示されるように、蓋40は基本的に、前記瓶治
具ホルダ10の基板12および立設側壁16により形成
される外形と大体同じ外形をしている。サイズの点でも
大体同じである。
具ホルダ10の基板12および立設側壁16により形成
される外形と大体同じ外形をしている。サイズの点でも
大体同じである。
蓋40の基板42の下面44側には、前記瓶治具ホルダ
の瓶治具固定部の位置に対応する位置に、瓶治具開口部
封止手段50が6個配設されている。
の瓶治具固定部の位置に対応する位置に、瓶治具開口部
封止手段50が6個配設されている。
瓶治具開口部封止手段50は、基板42の下面44から
垂下する内側円環52と、該円環内に収納されるスポン
ジ部材54と、前記円環の外周に嵌着される有孔キャッ
プ56とからなる。内側円環52の基板中央部分には基
板上面に達する貫通孔58が穿設されている。また、有
孔キャップ56の孔部60は、瓶治具(後記)の開口部
外径よりも大きく、内側円環の内径よりも小さな直径を
有する。貫通孔58.連通気泡型スポンジ54およびキ
ャップ孔部60の存在により、瓶治具内部を好気性雰囲
気に維持することができる。
垂下する内側円環52と、該円環内に収納されるスポン
ジ部材54と、前記円環の外周に嵌着される有孔キャッ
プ56とからなる。内側円環52の基板中央部分には基
板上面に達する貫通孔58が穿設されている。また、有
孔キャップ56の孔部60は、瓶治具(後記)の開口部
外径よりも大きく、内側円環の内径よりも小さな直径を
有する。貫通孔58.連通気泡型スポンジ54およびキ
ャップ孔部60の存在により、瓶治具内部を好気性雰囲
気に維持することができる。
蓋基板42の下面長手方向中心線上で、前記瓶治具ホル
ダの支柱24aおよび24bに対応する位置に、受は穴
62aおよび82bが配設されている。受は穴62aお
よび82bは基板42の外周縁から垂下する側壁46の
高さと大体同じ高さを有する。受は穴82aの内部に支
柱24aの上部が遊嵌し、受は六〇2bの内部に支柱2
4bの上部が遊嵌する。
ダの支柱24aおよび24bに対応する位置に、受は穴
62aおよび82bが配設されている。受は穴62aお
よび82bは基板42の外周縁から垂下する側壁46の
高さと大体同じ高さを有する。受は穴82aの内部に支
柱24aの上部が遊嵌し、受は六〇2bの内部に支柱2
4bの上部が遊嵌する。
側壁46′および受は穴82.a、62bを保護するた
めに基板下面から垂下するリブ64が縦、横に配設され
ている。
めに基板下面から垂下するリブ64が縦、横に配設され
ている。
蓋基板42の下面長手方向中心線の両端部に、前記側壁
46から更に垂下した突起88aおよび66bが配設さ
れている。突起88aは前記瓶治具ホルダ10の金属製
板バネ30aの爪部36aに係合し、突起66bは爪部
38bに係合する。
46から更に垂下した突起88aおよび66bが配設さ
れている。突起88aは前記瓶治具ホルダ10の金属製
板バネ30aの爪部36aに係合し、突起66bは爪部
38bに係合する。
蓋基板42の両短辺の内の何れか一方の短辺の両端部は
角切りされてオリニーテンションフラット(通称、オリ
フラ)68aと68bを形成している。このオリフラは
瓶治具ホルダ10に施蓋するために蓋40を位置決めし
たり、あるいは、施蓋後に瓶治具ホルダ10を含む培養
器具全体を位置決めするのに役立つ。
角切りされてオリニーテンションフラット(通称、オリ
フラ)68aと68bを形成している。このオリフラは
瓶治具ホルダ10に施蓋するために蓋40を位置決めし
たり、あるいは、施蓋後に瓶治具ホルダ10を含む培養
器具全体を位置決めするのに役立つ。
第5図は本発明の培養器具の部分切欠き平面図である。
第6図は第5図におけるVl−Vl線に沿った断面図で
あり、第7図は第5図におけるA矢視図である。
あり、第7図は第5図におけるA矢視図である。
第5図および第6図から明らかなように、瓶治具ホルダ
10の瓶治具固定部20内に瓶治具70が嵌着され、瓶
治具70の上部から蓋40が施蓋され、蓋の突起86a
と68bが瓶治具ホルダ10の板バネの爪38aおよび
38bにそれぞれ係合し、本発明の培養器具を構成して
いる。
10の瓶治具固定部20内に瓶治具70が嵌着され、瓶
治具70の上部から蓋40が施蓋され、蓋の突起86a
と68bが瓶治具ホルダ10の板バネの爪38aおよび
38bにそれぞれ係合し、本発明の培養器具を構成して
いる。
第6図に示されるように、瓶治具70は円筒形をした容
器であり、上端部寄りに傾斜肩部72が形成され、開口
部74の直径は胴部76の直径よりも小さい。図示され
た形状以外の瓶治具も当然使用できる。瓶治具の高さ、
容量などは目的に応じて適宜選択できる。瓶治具70の
胴部76の外径は瓶治具ホルダ10の瓶治具固定部20
の内径とほぼ等しいか、極僅かに小さい。かくして、瓶
治具70を瓶治具固定部20の内部に嵌着させることが
できる。瓶治具70の内部には液体培地78が所定量充
填されている。
器であり、上端部寄りに傾斜肩部72が形成され、開口
部74の直径は胴部76の直径よりも小さい。図示され
た形状以外の瓶治具も当然使用できる。瓶治具の高さ、
容量などは目的に応じて適宜選択できる。瓶治具70の
胴部76の外径は瓶治具ホルダ10の瓶治具固定部20
の内径とほぼ等しいか、極僅かに小さい。かくして、瓶
治具70を瓶治具固定部20の内部に嵌着させることが
できる。瓶治具70の内部には液体培地78が所定量充
填されている。
板バネ30a、30bの上端部は傾斜面になっているの
で、蓋40を押し下げるだけで、蓋40の突起66a、
8E3bを板バネの爪38a、 3E3bに係合させる
ことができる。板バネを内側に押しやれば簡単に係合を
解くことができる。
で、蓋40を押し下げるだけで、蓋40の突起66a、
8E3bを板バネの爪38a、 3E3bに係合させる
ことができる。板バネを内側に押しやれば簡単に係合を
解くことができる。
第7図に示されるように、瓶治具ホルダ10のオリフラ
38a、38bと蓋40のオリフラ68a y 68
bとを同一方向にむけて、蓋40を瓶治具ホルダ10に
係合させることが好ましい。
38a、38bと蓋40のオリフラ68a y 68
bとを同一方向にむけて、蓋40を瓶治具ホルダ10に
係合させることが好ましい。
本発明の培養器具は板バネ以外は全てプラスチック類か
ら構成できる。例えば、瓶治具ホルダ10および蓋40
はポリカーボネートから構成し、瓶治具70はポリプロ
ピレンから構成できる。
ら構成できる。例えば、瓶治具ホルダ10および蓋40
はポリカーボネートから構成し、瓶治具70はポリプロ
ピレンから構成できる。
本発明の培養器具を用いて液体培地への微生物の移植を
自動化するには、例えば、各種の菌のコロニーが混在し
た状態で繁殖しているソースシャーレの培地から、所定
の色のコロニーを選別し、選別に応じたコロニーを自動
的かつ連続的に順次採取して本発明の培養器具の瓶治具
中の液体培地に順次移植することにより実施できる。
自動化するには、例えば、各種の菌のコロニーが混在し
た状態で繁殖しているソースシャーレの培地から、所定
の色のコロニーを選別し、選別に応じたコロニーを自動
的かつ連続的に順次採取して本発明の培養器具の瓶治具
中の液体培地に順次移植することにより実施できる。
この場合のコロニーの採取、移植は、ソースシャーレと
瓶治具との間を移動チる移植アームに移植針を保持させ
ることにより行われる。
瓶治具との間を移動チる移植アームに移植針を保持させ
ることにより行われる。
移植の際のコンタミを避けるために、移植針は採取コロ
ニーが変わるたびに新たなものに交換する。このため、
鉄線のような細くて柔軟な金属線を予め所定の長さに切
断することにより使い捨て移植針とする。鉄線は安価な
ので、使い捨てにしてもさほどコストアップにはならな
い。
ニーが変わるたびに新たなものに交換する。このため、
鉄線のような細くて柔軟な金属線を予め所定の長さに切
断することにより使い捨て移植針とする。鉄線は安価な
ので、使い捨てにしてもさほどコストアップにはならな
い。
コロニーを鉄線で鈎菌し、これを瓶治具中の液体培地に
浸漬させるか、あるいは、該鉄線を液体培地中に投入ま
たは沈没させる。全ての瓶治具に移植が完了したら、瓶
治具固定用トレーの板バネに蓋部の突起を係合させ、瓶
治具の開口部を覆う。
浸漬させるか、あるいは、該鉄線を液体培地中に投入ま
たは沈没させる。全ての瓶治具に移植が完了したら、瓶
治具固定用トレーの板バネに蓋部の突起を係合させ、瓶
治具の開口部を覆う。
液体培地は移植の直前に瓶治具内に充填することもでき
るし、または予め瓶治具内に充填したおくこともできる
。
るし、または予め瓶治具内に充填したおくこともできる
。
コロニーが繁殖しているソースシャーレおよび本発明の
培養器具はコンベヤ等で搬送し、移植作業を実施する場
所まで来たら、ソースシャーレおよび本発明の培養器具
を位置決めし、移植を行う。
培養器具はコンベヤ等で搬送し、移植作業を実施する場
所まで来たら、ソースシャーレおよび本発明の培養器具
を位置決めし、移植を行う。
本発明の培養器具の蓋は移植前に予め除去しておくこと
もできるし、位置決め後で移植直前に除去することもで
きる。移植終了後に再び蓋を施蓋する。
もできるし、位置決め後で移植直前に除去することもで
きる。移植終了後に再び蓋を施蓋する。
[発明の効果]
以」−説明したように、本発明の培養器具によれば、従
来の試験管やフラスコ類に相当する瓶治具をホルダに固
定することができる。瓶治具ホルダおよび蓋には方向性
を示すオリフラが設けられているので、ホルダを位置決
めすれば、瓶治具も位置決めされたことになる。かくし
て、本発明の培養器具を使用すれば、手間のかかる液体
培養法を自動機械で、無人状態でも実施することが可能
となる。
来の試験管やフラスコ類に相当する瓶治具をホルダに固
定することができる。瓶治具ホルダおよび蓋には方向性
を示すオリフラが設けられているので、ホルダを位置決
めすれば、瓶治具も位置決めされたことになる。かくし
て、本発明の培養器具を使用すれば、手間のかかる液体
培養法を自動機械で、無人状態でも実施することが可能
となる。
また、瓶治具ホルダの板バネに蓋の突起を係合させると
、蓋基板の下面に定着されたスポンジが瓶治具の開口部
に当接し、瓶治具を封止する。スポンジが定着された蓋
基板面に空気孔を穿設しておけば、瓶治具内を好気性雰
囲気に維持することができる。
、蓋基板の下面に定着されたスポンジが瓶治具の開口部
に当接し、瓶治具を封止する。スポンジが定着された蓋
基板面に空気孔を穿設しておけば、瓶治具内を好気性雰
囲気に維持することができる。
スポンジには弾力性があるので、瓶治具ホルダの板バネ
に蓋の突起を嵌着させた時に、瓶治具の開口部がスポン
ジに押接されるようにすれば、蓋がガタついたりするこ
とはない。従って、本発明の培養器具は振とう培養に使
用することも可能となる。
に蓋の突起を嵌着させた時に、瓶治具の開口部がスポン
ジに押接されるようにすれば、蓋がガタついたりするこ
とはない。従って、本発明の培養器具は振とう培養に使
用することも可能となる。
瓶治具ホルダの底面は平坦なので、本発明の培養器具は
コンベヤ等の搬送手段で移送するのにきわめて好都合で
ある。また、蓋の上面も平坦なので、本発明の培養器具
は多数個積み重ねてストックすることができ、取扱上極
めて便利であるばかりか、培養器内のスペースも有効に
活用できる。
コンベヤ等の搬送手段で移送するのにきわめて好都合で
ある。また、蓋の上面も平坦なので、本発明の培養器具
は多数個積み重ねてストックすることができ、取扱上極
めて便利であるばかりか、培養器内のスペースも有効に
活用できる。
瓶治具およびスポンジは一度使用すると汚染されてしま
うので再使用できないが、瓶治具ホルダおよびスポンジ
以外の蓋構成部材は再使用可能なので、本発明の培養器
具は多量の移植作業を行うのに極めて経済的である。
うので再使用できないが、瓶治具ホルダおよびスポンジ
以外の蓋構成部材は再使用可能なので、本発明の培養器
具は多量の移植作業を行うのに極めて経済的である。
第1図は瓶治具ホルダの平面図、第2図は第1図におけ
る■−■線に沿った断面図、第3図は蓋を下面側から見
た状態の斜視図、第4図は蓋の基板の下面に配設された
瓶治具開口部封止手段の部分拡大図、第5図は本発明の
培養器具の部分切欠き平面図、第6図は第5図における
VI−VI線に沿った断面図、第7図は第5図における
A矢視図である。 1・・・本発明の培養器具、10・・・瓶治具ホルダ。 12・・・瓶治具ホルダ基板、14・・・基板上面。 16・・・基板側壁、20・・・瓶治具固定部、30a
および30b・・・金属製板バネ、36aおよび36b
・・・板バネ爪部、40・・・蓋、42・・・蓋基板。 44・・・蓋下面、46・・・蓋垂下側壁、50・・・
瓶治具開口部封止手段、52−・・内側垂下円環、54
・・・スポンジ、56・・・有孔キャップ、58・・・
基板貫通孔。
る■−■線に沿った断面図、第3図は蓋を下面側から見
た状態の斜視図、第4図は蓋の基板の下面に配設された
瓶治具開口部封止手段の部分拡大図、第5図は本発明の
培養器具の部分切欠き平面図、第6図は第5図における
VI−VI線に沿った断面図、第7図は第5図における
A矢視図である。 1・・・本発明の培養器具、10・・・瓶治具ホルダ。 12・・・瓶治具ホルダ基板、14・・・基板上面。 16・・・基板側壁、20・・・瓶治具固定部、30a
および30b・・・金属製板バネ、36aおよび36b
・・・板バネ爪部、40・・・蓋、42・・・蓋基板。 44・・・蓋下面、46・・・蓋垂下側壁、50・・・
瓶治具開口部封止手段、52−・・内側垂下円環、54
・・・スポンジ、56・・・有孔キャップ、58・・・
基板貫通孔。
Claims (3)
- (1)瓶治具ホルダ、瓶治具および蓋とからなる液体培
養用の培養器具であって、前記瓶治具ホルダは、長方形
の基板の長手方向中心線を挟んで対称に瓶治具固定部が
複数個設けられており、前記長手方向中心線の両端部に
は金属製板バネが垂直に設けられていて、該金属製板バ
ネは上端付近が外方に向けて折り曲げられ、次いで斜め
内側上方へ向けて折り曲げられていて、該基板の一方の
短辺の両端部は角切りされてオリエンテーションフラッ
トを形成しており;前記瓶治具は前記瓶治具ホルダの瓶
治具固定部に嵌着され;前記蓋は、長方形の基板の下面
の長手方向中心線を挟んで対称に瓶治具開口部封止手段
が瓶治具固定部と同数個設けられており、前記長手方向
中心線の両端部には前記金属製板バネとの係合用突起が
設けられていて、前記瓶治具開口部封止手段はスポンジ
部材を有していて、該スポンジ部材は瓶治具の開口部に
当接され、瓶治具開口部封止手段が配設されている基板
部分には貫通孔が穿設されており、該基板の一方の短辺
の両端部は角切りされてオリエンテーションフラットを
形成していることを特徴とする液体培養用培養器具。 - (2)瓶治具ホルダの基板上面の長手方向中心線上に対
称に中空状の支柱が二本立設されており、蓋の基板下面
の長手方向中心線上で、前記支柱に対応する位置に支柱
受け穴が垂下配設されていて、前記支柱の先端部分が前
記受け穴内に遊嵌されることを特徴とする請求項(1)
記載の液体培養用培養器具。 - (3)プラスチック製である請求項(1)記載の液体培
養用培養器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5122988A JPH01225476A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 液体培養用培養器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5122988A JPH01225476A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 液体培養用培養器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01225476A true JPH01225476A (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=12881118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5122988A Pending JPH01225476A (ja) | 1988-03-04 | 1988-03-04 | 液体培養用培養器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01225476A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009232861A (ja) * | 2009-07-13 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | 細胞培養装置 |
JP2010075200A (ja) * | 2009-11-30 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | 細胞培養装置 |
US8163541B2 (en) | 2006-12-15 | 2012-04-24 | Hitachi, Ltd. | Cell culture apparatus and control method thereof |
US8216831B2 (en) | 2007-11-27 | 2012-07-10 | Hitachi, Ltd. | Cell culture device |
-
1988
- 1988-03-04 JP JP5122988A patent/JPH01225476A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8163541B2 (en) | 2006-12-15 | 2012-04-24 | Hitachi, Ltd. | Cell culture apparatus and control method thereof |
US8216831B2 (en) | 2007-11-27 | 2012-07-10 | Hitachi, Ltd. | Cell culture device |
JP2009232861A (ja) * | 2009-07-13 | 2009-10-15 | Hitachi Ltd | 細胞培養装置 |
JP2010075200A (ja) * | 2009-11-30 | 2010-04-08 | Hitachi Ltd | 細胞培養装置 |
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