JPH01224074A - 板状ワークの塗装乾燥装置 - Google Patents

板状ワークの塗装乾燥装置

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JPH01224074A
JPH01224074A JP5210788A JP5210788A JPH01224074A JP H01224074 A JPH01224074 A JP H01224074A JP 5210788 A JP5210788 A JP 5210788A JP 5210788 A JP5210788 A JP 5210788A JP H01224074 A JPH01224074 A JP H01224074A
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drying
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一連作業によって多品目に亘るワークに能率
よく塗装を施しかつ乾燥しうる板状ワークの塗装乾燥装
置に関する。
〔従来の技術〕
例えば建築物においては、内壁の他、外壁をも板状体を
用いて形成することが行われつつある。
例えばこのような外壁を形成する板状体、即ち外装板に
は、建築物の見映えを高めかつ耐久性を高めるべく塗装
を施すことが多い。又建築物に用いられる板状体は、多
量に使用される以上、能率よく安価に生産できしかも品
質を安定させることが肝要となる。
しかし、このような板状体は一般に寸法、表面形状等の
異なる多品種に亘りて形成されるため、その塗装は、従
来、ロフトごとに1つの工程を行う所謂バッジシステム
によって行われていた。さらに塗装には、有機、無機の
塗剤が使い分けされるが、従来、塗剤に応じて異なる乾
S装置を用いていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のこのようなバッジシステムのもの
では、生産能率に劣るとともに、生産ロフトごとの品質
のばらつきが生じがちである。又有機塗剤用、無機塗剤
用として夫々別異の乾燥装置を用いるものは汎用性に欠
ける。
本発明は、一連の作業ラインによって多品種の板状ワー
クに能率よく塗装でき、生産性を高め品質を安定化する
とともに、しかも塗装後において、換気しつつ加温、乾
燥可能とすることによって、無機塗剤とともに有機塗剤
をも、ともに乾燥可能とすることにより前記課題を解決
しうるワークの塗装乾燥装置の捷供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、積重ねられた板状のワークを貯留するストッ
ク台と、ストック台で貯留されたワークを上から順次取
出す移載装置と、該移載装置により取出されたワークが
移載される第1の搬送コンベヤと、該第1の搬送コンベ
ヤにより搬入されたワークを移送しつつ該移送されるワ
ークに噴Qt3装を施す塗布具を用いた第1の塗装装置
と、該第1の塗装装置により噴霧塗装されたワークを搬
送する受取りかつ移送するとともに該移送の間、遠赤外
線によってかつ換気しつつ加温乾燥する第1の乾燥装置
と、該第1の乾燥装置により加温乾燥されたワークを受
取り移送しつつ冷却する第1の冷却装置と、該第1の冷
却装置により冷却されたワークを搬送する第2の搬送コ
ンベヤと、該第2の搬送コンベヤにより搬送されたワー
クを移送しつつカラー塗装を施すロールコータを用いた
第2の塗装装置と、該第2の塗装装置により塗装された
ワークを搬送する第3の搬送コンベヤと、該第3の搬送
コンベヤにより搬入されるワークを移送の間、遠赤外線
によってかつ換気しつつ加温乾燥する第2の乾燥装置と
、該第2の乾燥装置により加温乾燥されたワークを受取
り移送しつつ冷却する第2の冷却装置と、該第2の冷却
装置により冷却されたワークを搬送する第4の搬送コン
ベヤと、該第4の搬送コンベヤにより搬入されたワーク
を移送しつつクリアー塗装する第3の塗装装置と、該第
3の塗装装置により塗装されたワークを受取りかつ移送
するとともに、移送の間、遠赤外線によってかつ換気し
つつ加温乾燥する第3の乾燥装置と、該第3の乾燥装置
によって乾燥されたワークを搬送する第5の搬送コンベ
ヤと、該第5の搬送コンベヤにより搬送されたワークを
積重ねる積載装置とからなる板状ワークの塗装乾燥装置
である。
〔作用〕
本発明の装置は、移載装置によってストック台上で積重
ねられるワークを第1の搬送コンベヤに取出すとともに
、該第1の搬送コンベヤにより搬入されるワークに第1
の塗装装置によって下塗り塗装を行う、第1の塗装装置
では、噴霧塗装を施す塗布具を用いることにより、例え
ばタイル模様、レンガ模様、斑模様等表面に凹凸部を有
するワークの凹部にも能率よく塗膜を形成しうる。さら
に第1の塗装装置から搬出されるワークは、第1の乾燥
装置に搬入される。該第1の乾燥装置は、ワークを移送
しつつ乾燥する。しかも熱風加熱によって発生する遠赤
外線を用いてかつ換気しつつ乾燥するため、有機、無機
溶剤を用いる塗剤においても、安全にかつ能率よく乾燥
作業を行う、文筆1の乾燥装置で乾燥されたワークは、
第1の冷却装置に搬入され、温度を低下するとともに、
第2の搬送コンベヤを通って第2の塗装装置に移送され
る。第2の塗装装置はロールコータを用いており、ワー
ク表面にローラ塗装を能率よ(施しうる。
さらにワークは第3の搬送コンベヤをへて第2の乾燥装
置に搬入される。該第2の乾燥装置においても、前記第
1の乾燥装置と同様に、遠赤外線を用いて換気しつつ乾
燥する。又乾燥されたワークは第2の冷却装置、第4の
搬送コンベヤをへて第3の塗装装置へ搬入される。第3
の塗装装置は、噴霧塗装を施す塗布具を用−いており、
いわゆるクリアー塗装を行いワーク表面の耐久性を増し
かつ表面を滑らかにすることによって、はこり等の付着
を防止させる。さらにワークは第3の乾燥装置に搬入さ
れる。該第3の乾燥装置においても前記第1、第2の乾
燥装置と同様に、換気しつつ乾燥し、従って有機溶剤を
用いるときにも安全に乾燥する。又乾燥されたワークは
第6の搬送コンベヤをへて積載装置に移送され、積載さ
れることによって、ワークの塗装乾燥処理を完了できる
さらに第1の搬送コンベヤと第1の塗装装置との間にプ
レヒート装置を設けることによって、ワーク表面を乾燥
させ、防腐効果を塗装精度の向上とを計りうる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
第1図において、本発明の装置1は、ストック台2と、
移載装置3と、第1の搬送コンベヤ4と、第1の塗装装
置5と、第1の乾燥装置7と、第1の冷却装置8と、第
2の搬送コンベヤ9と、第2の塗装装置10と、第3の
搬送コンベヤ11と、第2の乾燥装置12と、第2の冷
却装置6と、第4の搬送コンベヤ13と、第3の塗装装
置14と、第3の乾燥装置15と、第5の搬送コンベヤ
16と、積載装置17とを具えており、又本例では第3
の搬送コンベヤ11と、第4の搬送コンベヤ13には、
検査装置18.19が設けられ、文筆3の乾燥装置15
の下流側には、冷却装置20が第5の搬送コンベヤ16
との間に設けられる。文筆3の搬送コンベヤ11には、
ワークWを直角に方向を返して移送する1つの向変え装
置23が、文筆4の搬送コンベヤ13には2つの向変え
装置21.22が設けられる。
なお第2図は、装置1によってワークWに施される処理
の概略を示すものであり、該ワークWには、前記第1の
塗装装置5により下塗り塗装が施されたのち、第1の乾
燥装置7により乾燥されかつ第1の冷却装置8により冷
却される。又冷却後において、第2の塗装装置10によ
りカラー塗装が施された後、第2の乾燥装置12により
乾燥される。さらに第2の冷却装置6により冷却した後
、第3の塗装装置14によりクリアー塗装が施されると
ともに第3の乾燥装置15により乾燥され、又本例では
冷却装置20を用いて冷却される。なお第2図において
、()内の数字は、各処理を施す装置を示している。
前記ストック台2は、第3図に示すように、本例では、
昇降可能な上板31を具えるいわゆるテーブルリフター
であって、その上面には、ローラコンベヤ32が設けら
れ、又本例では、複数のストック台2−・−が並置され
る。
これによって、パレットP上に積重ねられたワークWを
貯留するとともに上板31の昇降によって、最上段のワ
ークWの高さを一定化しうる。
前記移載装置3は、第3、第4図に示すように、ストッ
ク台2−と第1の搬送コンベヤ4とを跨がり設けたフレ
ーム36の上端のレール37をシリンダを用いて移動す
る台車に、昇降枠38を上下動自在に取付け、又この昇
降枠38に複数の吸着器39・・−を下向きに配設して
おり、該吸着器39によってストック台2上で貯留され
たワークWを上から順次取出し、第1の搬送コンベヤ4
上に移載できる。
なお移載を便宜とするための、ストック台2のローラコ
ンベヤ32によって、ワークWはパレットPとともにl
+[次フレーム36内に移し替えでき、又パレットPは
、ストック台2と第1の搬送コンベヤ4との間に設けた
パレット搬出用の搬出コンベヤ40を用いて排出する。
又前記吸着器39は、その上面に設ける支軸41を、前
記昇降枠38に形成した水平片42に抜は止め不能かつ
上下動可能に装着し、かつ前記水平片42との間にバネ
43を介在させる。従って前記昇降枠38の下降ととも
に水平片42はバネ43を介して該吸着器39をワーク
Wに押付ける。
その結果、ワークWに作用する衝撃を吸収するとともに
、バネ43によって、ワークW表面に凹凸部等が存在す
るときにもパッド39Aが該凹部Qに侵入し確実に吸着
できる。なお押下げ量は、検知器44によって検出する
。なお図中45は真空装置に通じる接続金具である。
第1の搬送コンベヤ4は、ローラコンベヤからなり、前
記移載装置3により移載されたワークWを第1の塗装装
置5に搬入する。
該第1の塗装装置5は、第5〜7図に示すように、箱体
95に、その人口96、出口97を通りワークWを搬送
する移送装置99と、噴n塗装を行なうスプレーガン1
00を用いた塗布具101とを設けている。移送装置9
9は、多条のチェーンを用いたチェーンコンベヤであっ
て、箱体95の内部に、途切れ部102を形成するべり
、搬送方向に分割した2つのチェーンコンベヤ103.
104を用いている。チェーンコンベヤ103.104
は、前記途切れ部102を隔てて配した鎖車105.1
06と、夫々人口96の外側、出口97の外側に配する
鎖車107.108間にチェーン98を巻装している。
なおスプレーガン100は途切れ部102上方に配され
、又途切れ部102には、チェーンコンベヤ103.1
04間に受皿105を設けている。
なおチェーン98は、第7図に詳示するごとく、該チェ
ーンの一方の側面に外方に張出す張出し片111を設は
該張出し片111に、上端に上面球状をなすボタン状の
膨出部112を有する支片113を立上げており、前記
膨出部112によってワークWを支持する。又チェーン
98には、他方の側面を覆う立片114と、その上端に
形成されチェーンを跨る方向にのびる横片115とを有
するカバー116を設けている。なおりバー116は、
鎖車105.106から、夫々入口96、出口97の内
面にのびかつ該鎖車105.106のボス部とともに該
鎖車105.106を支持する回転軸をも覆う覆体11
8に固定されることによって、塗装による塗剤のチェー
ン98への付着を防止する。
なお塗布具101の前記スプレーガン100は、例えば
エヤーレススプレーガンであって濃密に塗剤を噴霧でき
る。又塗布具101は、移送装置99を横切る方向に往
復動する適宜のレシプロケータ119に取付けられるこ
とによってその往復動とともに、例えば凹凸部を有する
ワークW表面にも均一な下塗り被膜を形成しうる。
なお前記スプレーガン100としては、エアースプレー
ガンも好適に使用でき、又下塗り用塗剤としでは、防食
性、充填効果等を有するものの他、以後の第2の塗装装
置10によるカラー塗装用着色塗剤の密着性を高める親
和効果を有するもの、さらには該着色塗剤と同一のもの
、又はその色違いのものなど有機又は無機の種々の塗剤
が使用される。なお本例では、第1の搬送コンベヤ4と
第1の塗装装置5との間に、該第1の塗装装置5に搬入
されるワークWを予め加温乾燥することにより、ワーク
Wの腐食防止及び塗装精度を高める予熱ランプL等を具
えるプレヒート装置35が配置される。
又下塗り塗装されたワークWは、第1の乾燥装置7によ
って乾燥される。
第1の乾燥装置7は、第8図に示すように、縦長の箱体
71の前後を欠切した入ロア2.73を通りワークWを
移送する移送装置74を設けている。
又前記箱体71には、バーナ76により発生する熱風を
循環する熱風路77と、ファン79によって換気する換
気路80とが設けられる。
前記バーナ76は、本例では、前記箱体71から突出す
る副箱体81内にも取付けられる。又バーナ76には、
その炎を導くガイド筒82を具えるとともに、該ガイド
筒82を囲むダクト83は、前記箱体71内で、移送装
置74に沿って設けられた折返し部85に通じ、又折返
し部85の出口は、ダクト83の一部に設けた折曲げ部
87の開口に配するファン88によって、ダクト83の
後端連通部89からダクト83内に還流できる。又前記
熱風路77は、移送装置74の上下に設けられるととも
に、折返し部85の移送装置74に向く面には、加熱に
より遠赤外線を発生する遠赤外線板90が設けられる。
これによって、バーナ76の熱風はダクト84、折返し
部85を通り循環し、かつ遠赤外線板90から生じる遠
赤外線によってワークWを加熱、乾燥しうる。なお前記
遠赤外線vi90とワークWとの間には間隙を隔てると
ともに、前記換気路80は、例えば入口側に設けた前記
ファン79の送気によって、出口側の排気口91から、
加熱乾燥に伴い生じろ溶媒を換気により排出できる。
なお第1の乾燥装置7には、適宜のセンサS・−を設け
てバーナ76の燃焼量、熱ffl循環量を制御装置93
を用いて制御することによって、ワークWの板面温度は
40〜200℃程度の範囲で制御できる。又移送装置7
4の速度制御によって、ワークWの炉内に滞在する滞在
時間を3〜30分に調整でき、このように広範囲に調整
しうろことにより、各種の塗剤を用いて塗装されるワー
クWの加熱乾燥をなしうる。又換気路80を具えること
より、蒸発した溶媒を直ちに排出でき、無機、有機を問
わず、塗剤が塗布されるワークWの乾燥のために使用し
うる。
乾燥されたワークWは前記第1の冷却装置8により冷却
され、又冷却装置8は、適宜のファンF等を用いて、移
送しつつ冷却するとともに、冷却されたワークWは、第
2の搬送コンベヤ9に移され、該搬送コンベヤ9がワー
クWを第2の塗装装置10に搬出する。
該第2の塗装装210は、第9図に略示するごとく、い
わゆるロールコータ46の上流側に矯正装置47を設け
ている。ロールコータ46は、供給される塗剤を貯める
塗剤だまり49に浸漬した送りローラ50、中間ローラ
51をへて塗装ローラ52に塗剤を供給し、ワークWが
、該塗装ローラ52とその下方の受はローラ53との間
を通過することによって、その上面にカラー塗装を行う
又矯正装置47は、両端部に先細のテーパ部を設けた下
ローラ54と、シリンダによって押し下げできかつ前記
テーパ部の上方に位置した押えリング56を有する上ロ
ーラとからなる。又矯正装置47は、第9図に左方で示
す、ワークWの両端部に生じがちな反りWAを、前記押
えリング56の押し下げにより矯正しつつロールコータ
46に送給することによって、精度のよい塗装が可能と
なる。又このロールコータ46は、着色した有機、又は
無機の塗剤を塗布する。なお矯正装置47には、上ロー
ラの前後にワークWを検知する検知器57を位置変え自
在に設ける。
又ワークWは第3の搬送コンベヤ11を用いて搬出する
第3の搬送コンベヤ11は、ローラコンベヤからなりか
つ検査装置18が設けられる。
検査装置18は、第10.11図に示すように、コンベ
ヤ11のローラ61を受ける両側の支枠62.62を、
ワークWの長さよりも小さな間隔を隔てて切欠くととも
に、該切欠部には、一方の支枠62の外側に位置して一
端を枢支したアーム63.63が嵌没できる。なおアー
ム63は、その他端を継ぎ板64により連結するととも
に、該継ぎ板64にシリンダ65を取付けることにより
、その伸長によって第11図に示すごとくはねあげでき
る。なおアーム63は、倒置状態ではその上面は、第3
の搬送コンベヤ11の搬送面下方に位置することにより
、ワークWを自在に通過できる。
又検知装置66により検知しかつ必要により、ローラ6
1駆動用の゛電動機67を停止させ・るとともに、前記
シリンダ65を伸長させることによってワークWを選択
してはねあげでき、カラー塗装の仕上がり状態を適宜検
査する。又アーム63のはねあげ状態では、その下面と
前記搬送面との間にワークWを通過する間隙を形成でき
、従って検査の間、ワークWは自在に搬送し続けうる。
なおローラ61は、その一端に設ける鎖車69を、前記
電動機67により周回するチェーン70に噛合させるこ
とによって、斉一して夫々回転しうる。
前記向変え装置23は、ローラコンベヤに連なる縦動部
と、チェーンを用いた横行部とを具える。
なお縦動部のローラコンベヤは昇降可能に形成され、か
つ下降によってワークWを横行部に移載でき、又この第
3の搬送コンベヤ11によって移送されるワークWを第
2の乾燥装置12に搬入する。
文筆2の乾燥装置12は前記第1の乾燥装置5と略同構
成をなし、前記カラー塗装されたワークWを遠赤外線に
よってかつ換気しつつ加温乾燥するとともに、乾燥され
たワークWは、前記第1の冷却装置8と略同構成の第2
の冷却装置6をへてさらに第4の搬送装置13を用いて
第3の塗装装置14に搬送する。
なお第4の搬送装置13は前記向き変え装置23と同構
成の向変え装置21.22を具え、従ってワークWをU
字に折り返して搬送するとともに、その縦動部には前記
検査装置18と同構成の検査装置19が介在する。
文筆3の塗装装置14は、前記第1の塗装装置5と略同
構成をなし、ワークWに均一にクリアー用の塗剤を噴霧
しカラー塗装された表面を被覆することにより、その耐
久性を高めるとともに、汚れを防ぐ。
又該第3の塗装装置14により塗装されたワークWは、
前記第1の乾燥装置7と略同構成の第3の乾燥装置15
によって乾燥されかつ冷却装置20をへて第5の搬送コ
ンベヤ16上に取出された後、積載装置17により搬出
される。なお積載装置17は、前記移載装置3とほぼ同
構成をなし、かつ移載装置3と逆動作することによって
、パレット搬入装置24により搬入されるパレットP上
にワークWを積上げうる。このように、装置1は、一連
のラインによって塗装、乾燥を行いかつ積載しうる。
なお装置1は、所望する最大寸法のワークWに塗装、乾
燥をしうるごとく各コンベヤ及び装置の寸法が設定され
、又それ以下の小寸法のワークW1に塗装、乾燥を行う
場合には、例えば第12図に示すように多数個の孔部を
均一に透設したいわゆるパンチングボード等からなる!
3!置治具120を用い小寸法のワークW1−を位置ず
れ不能に保持しつつ投入することが好ましい。なお該i
置治具120は、乾燥炉中及びそれ以後におけるワーク
Wl−の上下面温度が略等しくなるごとく、その孔部に
よる開口率を高めしかも比熱の低い例えばアルミ材等の
もので形成することがワークIW−の反り、乾燥むら等
の防止の上で好ましい。
〔発明の効果〕
本発明の板状ワークの塗装乾燥装置は、上述の通り構成
されているので、一連作業によって、板状のワークに塗
装を施すことができ、品質の安定化と生産性の向上とに
役立ち、又コストを低減する。文筆1の塗装装置により
下塗り塗装を、第2の塗装装置によりカラー塗装を行な
うため、例えば凹凸面を有するワークにも高度の保護及
び美装効果が得られ、又下塗り塗装とカラー塗装とを色
替えする時には凹部と凸部との配色を違えることができ
るなど種々の要求に応じた変化のある塗装が可能となり
その汎用性を高めうる。さらに第3の塗装装置によりク
リアー塗装を行うため、見映えの向上と同時に耐久性を
高めかつ汚れ等を防止しうるワークを生産しうる。しか
も第1、第2、第3の乾燥装置は、遠赤外線を用いてし
かも換気しつつ乾燥を行うため、有機溶剤を用いるとき
にも安全な作業がなしえ、従って無機、有機の塗剤を問
わずに使用することができる。さらに第1、第2の乾燥
装置の下流側には第1、第2の冷却装置を配しているた
め、第2、第3の塗装を速い時期に一連に行うことがで
き、塗装作業を能率化できる。
又プレヒート装置を設けた場合には、塗装に先がけワー
ク表面を加温乾燥でき、湿気によるワークの腐蝕及び塗
装むら、塗剤の変色、塗剤の剥離等の塗装精度の低下を
防止することにより、より高品質かつ均一な塗装製品を
生産しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例を示す平面図、第2図
は本装置によって塗装、乾燥される工程を略示する斜視
図、第3図はストック台、移載装置を例示する正面図、
第4図は移載装置で用いる吸着器を例示する斜視図、第
5〜6図は第1の塗装装置を示す断面図、第7図は第1
の塗装装置で用いられる移送装置の一部を拡大して示す
斜視図、第8図は第1の乾燥装置を例示する断面図、第
9図は第2の塗装装置を例示する斜視図、第1O図は検
査装置を例示する斜視図、第11図はその作用を示す正
面図、第12図は載置治具を例示する斜視図である。 2−・ストック台、  3−・−移載装置、4〜第1の
搬送コンベヤ、  5−第1の塗装装置、6−第2の冷
却装置、 7−・−・第1の乾燥装置、8−第1の冷却
装置、  9−第2の搬送コンベヤ、1〇−第2の塗装
装置、 11−第3の搬送コンベヤ、 12−第2の乾燥装置、 13−第4の搬送コンベヤ、 14−第3の塗装装置、  15−第3の乾燥装置、1
6−第5の搬送コンベヤ、  17−積載装置、18−
検査装置、 21.22.23−向変え装置、 35−プレヒート装置、   39・−吸@器、46−
ロールコータ、    7ローバーナー、77、−熱風
路、8〇−換気路、9〇−遠赤外yA板、100− ス
プレーガン、  101−・塗布具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、積重ねられた板状のワークを貯留するストック台と
    、ストック台で貯留されたワークを上から順次取出す移
    載装置と、該移載装置により取出されたワークが移載さ
    れる第1の搬送コンベヤと、該第1の搬送コンベヤによ
    り搬入されたワークを移送しつつ該移送されるワークに
    噴霧塗装を施す塗布具を用いた第1の塗装装置と、該第
    1の塗装装置により噴霧塗装されたワークを受取りかつ
    移送するとともに移送の間、遠赤外線によってかつ換気
    しつつ加温乾燥する第1の乾燥装置と、該第1の乾燥装
    置により加温乾燥されたワークを受取り移送しつつ冷却
    する第1の冷却装置と、該第1の冷却装置により冷却さ
    れたワークを搬送する第2の搬送コンベヤと、該第2の
    搬送コンベヤにより搬入されたワークを移送しつつカラ
    ー塗装を施すロールコータを用いた第2の塗装装置と、
    該第2の塗装装置により塗装されたワークを搬送する第
    3の搬送コンベヤと、該第3の搬送コンベヤにより搬入
    されるワークを移送の間、遠赤外線によってかつ換気し
    つつ加温乾燥する第2の乾燥装置と、該第2の乾燥装置
    により加温乾燥されたワークを受取り移送しつつ冷却す
    る第2の冷却装置と、該第2の冷却装置により冷却され
    たワークを搬送する第4の搬送コンベヤと、該第4の搬
    送コンベヤにより搬入されたワークを移送しつつクリア
    ー塗装する第3の塗装装置と、該第3の塗装装置により
    塗装されたワークを受取りかつ移送するとともに移送の
    間、遠赤外線によってかつ換気しつつ加温乾燥する第3
    の乾燥装置と、該第3の乾燥装置によって乾燥されたワ
    ークを搬送する第5の搬送コンベヤと、該第5の搬送コ
    ンベヤにより搬送されたワークを積重ねる積載装置とか
    らなる板状ワークの塗装乾燥装置。 2 前記第1の搬送コンベヤと第1の乾燥装置との間に
    ワークを乾燥するプレヒート装置を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の板状ワークの塗装乾燥装置。
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