JPH01223627A - 複合磁気記録媒体 - Google Patents
複合磁気記録媒体Info
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- JPH01223627A JPH01223627A JP4938588A JP4938588A JPH01223627A JP H01223627 A JPH01223627 A JP H01223627A JP 4938588 A JP4938588 A JP 4938588A JP 4938588 A JP4938588 A JP 4938588A JP H01223627 A JPH01223627 A JP H01223627A
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- magnetic material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は磁気記録媒体、特にテレフォンカード、オレン
ジカード等のプリペイドカードとして使用される磁気カ
ードであって、偽造防止または情報の漏洩を防止する機
能を有する磁気カードの低保磁力の軟磁性材料から成る
保護層に関する。
ジカード等のプリペイドカードとして使用される磁気カ
ードであって、偽造防止または情報の漏洩を防止する機
能を有する磁気カードの低保磁力の軟磁性材料から成る
保護層に関する。
(従来技術)
従来の偽造防止機能付磁気カードは第1図(a)(b)
で示されるような断面を有している。
で示されるような断面を有している。
第1図(a)において、1は基板であり、記録用の下地
磁性層2の上下両面に低保磁力の軟磁性材料から成る保
護層3が設けられている。第1図(b)は記録用の下地
磁性層2の上面に低保磁力の軟磁性材料から成る保護層
3が設けられたものである。上記保護層3は、磁性金属
粉末。
磁性層2の上下両面に低保磁力の軟磁性材料から成る保
護層3が設けられている。第1図(b)は記録用の下地
磁性層2の上面に低保磁力の軟磁性材料から成る保護層
3が設けられたものである。上記保護層3は、磁性金属
粉末。
分散材、結合材、および溶剤を混練してペースト状にし
、それをシート状に塗布して乾燥することによって製造
されている。上記保護層3の磁性金属粉末(以下磁性粉
という)として従来使用されていたものは、 Fe−A
l−Siを主化学成分とするセンダスト系およびFe−
Niを主化学成分とするパーマロイ系の2種類に分類す
るとかできる。センダスト系の磁性粉を保護層の材料と
して使用したものとしては、実開昭60−127623
゜へ\ イ系の磁性粉を保RANの材料として使用したものとし
ては、特開昭61−280022が開示されており、セ
ンダスト系あるいはパーマロイ系の磁性粉を保護層とし
て使用したものとしては実開昭56−51136.実開
昭57−67251が開示されている。
、それをシート状に塗布して乾燥することによって製造
されている。上記保護層3の磁性金属粉末(以下磁性粉
という)として従来使用されていたものは、 Fe−A
l−Siを主化学成分とするセンダスト系およびFe−
Niを主化学成分とするパーマロイ系の2種類に分類す
るとかできる。センダスト系の磁性粉を保護層の材料と
して使用したものとしては、実開昭60−127623
゜へ\ イ系の磁性粉を保RANの材料として使用したものとし
ては、特開昭61−280022が開示されており、セ
ンダスト系あるいはパーマロイ系の磁性粉を保護層とし
て使用したものとしては実開昭56−51136.実開
昭57−67251が開示されている。
また、特開昭62−238305 、実開昭57−67
25+1には磁性粉の形状を偏平状とする旨の開示があ
る。
25+1には磁性粉の形状を偏平状とする旨の開示があ
る。
(本発明が解決しようとする課題)
しかしながら、 Fe−Niを主化学成分とするパーマ
ロイ系の磁性粉は着火温度が低いため自然着火したり、
爆発する危険があり、またFe−Al−Siを主化学成
分とするセンダスト系の磁性粉は加工性が悪いため、好
ましい形状の磁性粉を得るためには、極めて長い加工時
間を必要とした。
ロイ系の磁性粉は着火温度が低いため自然着火したり、
爆発する危険があり、またFe−Al−Siを主化学成
分とするセンダスト系の磁性粉は加工性が悪いため、好
ましい形状の磁性粉を得るためには、極めて長い加工時
間を必要とした。
磁性粉の形状については1球状とした場合磁束が透過し
やすいので、このような形状を有する磁性粉を保護層に
塗布した場合、下地磁性層を保護する効果(以下シール
ド効果という)があまり期待できない。さらに偏平形状
を有する磁性粉の場合、該偏平粉の長径が磁気ヘッドの
間隙以上の長さであれば、下地磁性層を完全に遮蔽する
ことになるので、磁気ヘッドで磁束の検出ができない。
やすいので、このような形状を有する磁性粉を保護層に
塗布した場合、下地磁性層を保護する効果(以下シール
ド効果という)があまり期待できない。さらに偏平形状
を有する磁性粉の場合、該偏平粉の長径が磁気ヘッドの
間隙以上の長さであれば、下地磁性層を完全に遮蔽する
ことになるので、磁気ヘッドで磁束の検出ができない。
本発明は上記せるような安全面の問題もなく。
加工性に優れ、且つシールド効果も優れた低保磁力の軟
磁性材料から成る保護層を有する複合磁気記録媒体を提
供しようとするものである。
磁性材料から成る保護層を有する複合磁気記録媒体を提
供しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために本発明に係る複合磁気記録媒
体は。
体は。
基板上に情報の磁気記録用の下地磁性層と。
該下地磁性層の片面あるいは両面に磁気情報の漏洩防止
用の低保磁力の軟磁性材料から成る保護層を有した複合
磁気記録媒体であって。
用の低保磁力の軟磁性材料から成る保護層を有した複合
磁気記録媒体であって。
前記保護層には、 Cr=0.5〜20重量%、Si=
0.5〜9重是%、 Al=0.5〜15重世%のいず
れか1種を含み、長径が磁気ヘッドの間隙以下の長さを
有する偏平磁性鉄粉が塗布されていることを特徴とする
。
0.5〜9重是%、 Al=0.5〜15重世%のいず
れか1種を含み、長径が磁気ヘッドの間隙以下の長さを
有する偏平磁性鉄粉が塗布されていることを特徴とする
。
(作用)
上記のように構成される本発明に係る複合磁気記録媒体
は、以下のように作用する。
は、以下のように作用する。
粉末磁性材料を偏平化するためには、一般にミル、アト
ライター等が用いられ、それぞれ湿式法および乾式法で
加工される。粉末磁性材料を偏平化すれば表面積が増大
し、また非酸化部が表面に露出し、みかけの活性度が上
がり、酸化することにより、容易に着火したり場合によ
っては爆発することもある。
ライター等が用いられ、それぞれ湿式法および乾式法で
加工される。粉末磁性材料を偏平化すれば表面積が増大
し、また非酸化部が表面に露出し、みかけの活性度が上
がり、酸化することにより、容易に着火したり場合によ
っては爆発することもある。
湿式法で粉砕を行っても乾燥工程を必要とし。
乾燥後に大気に暴露すれば、上記と同様に、低温で着火
しやすく場合によっては爆発することもある。着火した
ものは強度に酸化されているために、磁性がなくなり磁
性材として使えない。
しやすく場合によっては爆発することもある。着火した
ものは強度に酸化されているために、磁性がなくなり磁
性材として使えない。
パーマロイ系のFe−5ONiの場合、上記せるような
大気中の着火温度は約100″Cであり、取扱う上で問
題が多い。しかしながら、 Cr、 Si、またはAl
を本発明のように−含んだ磁性鉄粉を用いることにより
、大気中の着火温度を高(することができ、安全面の問
題を解消することができる。
大気中の着火温度は約100″Cであり、取扱う上で問
題が多い。しかしながら、 Cr、 Si、またはAl
を本発明のように−含んだ磁性鉄粉を用いることにより
、大気中の着火温度を高(することができ、安全面の問
題を解消することができる。
加工性は一般に以下のような方法で評価されている。す
なわち、対象材料をミルによって粉砕してできた粉末の
長径/厚みの比(アスペクト比ともいう)が10となる
加工時間τ1゜の長短で加工性が評価される。従って、
加工時間τ1゜が短いほど加工性が良いことを示す。上
記センダスト系のFe−6Al−10Siの場合、加工
時間τ1゜が約8時間であり非常に長い。しかしながら
。
なわち、対象材料をミルによって粉砕してできた粉末の
長径/厚みの比(アスペクト比ともいう)が10となる
加工時間τ1゜の長短で加工性が評価される。従って、
加工時間τ1゜が短いほど加工性が良いことを示す。上
記センダスト系のFe−6Al−10Siの場合、加工
時間τ1゜が約8時間であり非常に長い。しかしながら
。
Cr、 Si、またはAlを本発明の特許請求の範囲の
上限値以下で含んだ磁性鉄粉の加工時間τ1゜は。
上限値以下で含んだ磁性鉄粉の加工時間τ1゜は。
上記時間より短くなる。
すなわち、 Cr、 Si、またはAlを0.5重量%
を以上添加することにより着火温度を100°C以上に
することができるが、多量に加えると加工性を損なうの
で2本発明の特許請求の範囲の上限値以下に抑えること
により、加工性への悪影響もなく、むしろ、センダスト
系より加工性の向上を図ることができる。
を以上添加することにより着火温度を100°C以上に
することができるが、多量に加えると加工性を損なうの
で2本発明の特許請求の範囲の上限値以下に抑えること
により、加工性への悪影響もなく、むしろ、センダスト
系より加工性の向上を図ることができる。
また磁性粉の形状を本発明のような特徴を有\する偏平
形状とすることにより、磁束の透過もなくシールド効果
の優れた保護層を得ることができる。
形状とすることにより、磁束の透過もなくシールド効果
の優れた保護層を得ることができる。
(実施例)
本発明に係る複合磁気記録媒体の実t6例について、以
下に説明する。
下に説明する。
供試材の化学成分としては、 Crの重量%(残部Fe
および不可避的不純物)は0%、1%、4%、10%、
20%と変化させ、 Siの重量%(残部Feおよび不
可避的不純物)は0%、1%、3%、7%、9%と変化
させ、 Alの重量%(残部Feおよび不可避的不純物
)は0%、1%、3%、5%、10%、15%と変化さ
せた。上記のように重量%を変化させたCr、Si、A
lの各々について、平均粒径約10μmのFe−Cr、
Fe−3i、 Fe−Alのアトマイズ粉を用いて湿
式ボールミルで加工を行った後に、加工時間τ、。を測
定し、その後真空炉で乾燥を行ってから大気中の着火温
度Ttを測定し、ペースト状にした金属粉末と溶剤をド
クターブレード法で20μmの厚さにし、乾燥固化した
状態で磁界のへ強さとして40000eを与えた後、第
2図に示すようなり−H履歴曲線で、保磁力Hcを測定
した。湿式ボールミルの仕様は、ボール充填率65%、
容12000cc、回転数150ORPMである。(な
お乾燥後の状態で、金属粉末は保護層の約40%の体積
を占めた。)軟磁性を要求されるものについては、この
保磁力Hcは低いほどよい。
および不可避的不純物)は0%、1%、4%、10%、
20%と変化させ、 Siの重量%(残部Feおよび不
可避的不純物)は0%、1%、3%、7%、9%と変化
させ、 Alの重量%(残部Feおよび不可避的不純物
)は0%、1%、3%、5%、10%、15%と変化さ
せた。上記のように重量%を変化させたCr、Si、A
lの各々について、平均粒径約10μmのFe−Cr、
Fe−3i、 Fe−Alのアトマイズ粉を用いて湿
式ボールミルで加工を行った後に、加工時間τ、。を測
定し、その後真空炉で乾燥を行ってから大気中の着火温
度Ttを測定し、ペースト状にした金属粉末と溶剤をド
クターブレード法で20μmの厚さにし、乾燥固化した
状態で磁界のへ強さとして40000eを与えた後、第
2図に示すようなり−H履歴曲線で、保磁力Hcを測定
した。湿式ボールミルの仕様は、ボール充填率65%、
容12000cc、回転数150ORPMである。(な
お乾燥後の状態で、金属粉末は保護層の約40%の体積
を占めた。)軟磁性を要求されるものについては、この
保磁力Hcは低いほどよい。
第3図〜第11図は以上の実験結果を示す図である。な
お、比較のためFe−5ONiのパーマロイ。
お、比較のためFe−5ONiのパーマロイ。
Fe−6Al−10Siのセンダストを供試材として同
工程で製造したものについての、大気中の着火温度T1
.加工時間τ1゜および保磁力HcO値も同図に併記し
た。
工程で製造したものについての、大気中の着火温度T1
.加工時間τ1゜および保磁力HcO値も同図に併記し
た。
Cr量と大気中の着火温度T、との関係を示す第3図、
Si量と大気中の着火温度T、との関係を示す第4図
、Aliと大気中の着火温度Ttとの関係を示す第5図
においてそれぞれ示されているように、 Cr量、 S
i量、 Al量を0.5重量%以上とすることで、大気
中の着火温度T、を100°C以上とすることができる
。
Si量と大気中の着火温度T、との関係を示す第4図
、Aliと大気中の着火温度Ttとの関係を示す第5図
においてそれぞれ示されているように、 Cr量、 S
i量、 Al量を0.5重量%以上とすることで、大気
中の着火温度T、を100°C以上とすることができる
。
Criと加工時間τ1゜との関係を示す第6図。
Si量と加工時間τ、。との関係を示す第7図、 Al
量と加工時間τ1゜との関係を示す第8図においてそれ
ぞれ示されているように、 Cr量を20重量%以下、
Si量を9重量%以下、 Al量を15重量%以下と
することで、 Fe−6Al−10Si のセンダスト
より加工時間τ1゜を短縮できる。
量と加工時間τ1゜との関係を示す第8図においてそれ
ぞれ示されているように、 Cr量を20重量%以下、
Si量を9重量%以下、 Al量を15重量%以下と
することで、 Fe−6Al−10Si のセンダスト
より加工時間τ1゜を短縮できる。
Cr量と保磁力との関係を示す第9図において示されて
いるように、 Cr量を20重量%以下とすることで保
磁力Hcが1000e以下となり、 Fe−5ONiの
パーマロイあるいはFe−6Al−10Siのセンダス
ト相当の保磁力の軟磁性材料を得ることができる。また
Si量と保磁力との関係を示す第10図およびAl景と
保磁力との関係を示す第11図において示されているよ
うに、それぞれSi量を9重量%以下、 Al量を15
重量%以下とすることでFe−5ONiのパーマロイよ
り保磁力の低い軟磁性材を得ることができる。
いるように、 Cr量を20重量%以下とすることで保
磁力Hcが1000e以下となり、 Fe−5ONiの
パーマロイあるいはFe−6Al−10Siのセンダス
ト相当の保磁力の軟磁性材料を得ることができる。また
Si量と保磁力との関係を示す第10図およびAl景と
保磁力との関係を示す第11図において示されているよ
うに、それぞれSi量を9重量%以下、 Al量を15
重量%以下とすることでFe−5ONiのパーマロイよ
り保磁力の低い軟磁性材を得ることができる。
またRuを5重量%以下、 Tiを5重量%以下添加す
れば本発明の効果はさらに増大する。
れば本発明の効果はさらに増大する。
なお、製鋼過程における溶解原料、製鋼作業において必
要不可欠の素材、ルツボ、耐火物等から不可避的に溶鋼
に混入するものは本発明の効果に悪影響を与えることは
ない。
要不可欠の素材、ルツボ、耐火物等から不可避的に溶鋼
に混入するものは本発明の効果に悪影響を与えることは
ない。
(効果)
1)本発明のように、 Cr、 SiまたはAlのいず
れかを0.5重量%以上添加した磁性鉄粉の大気中での
着火温度は100°C以上とすることができ。
れかを0.5重量%以上添加した磁性鉄粉の大気中での
着火温度は100°C以上とすることができ。
安全面からの問題もない磁性材を得ることができる。
2)Cr、 SiまたはAlのいずれかを本発明の特許
請求の範囲の上限内で添加することにより、センダスト
以上の加工性を有する磁性材を得ることができる。
請求の範囲の上限内で添加することにより、センダスト
以上の加工性を有する磁性材を得ることができる。
3) Crを本発明の特許請求の範囲内で添加すること
により、 Fe−5ONiのパーマロイ相当の保磁力の
軟磁性材を得ることができる。
により、 Fe−5ONiのパーマロイ相当の保磁力の
軟磁性材を得ることができる。
4)SiまたはAlを本発明の特許請求の範囲内で添加
することにより、 Fe−5ONiのパーマロイより保
磁力の低い軟磁性材を得ることができる。
することにより、 Fe−5ONiのパーマロイより保
磁力の低い軟磁性材を得ることができる。
5)磁性粉の形状゛を偏平とし、長径を磁気ヘッドの間
隙以下の長さとすることにより、シールド効果の優れた
保護層を得ることができる。
隙以下の長さとすることにより、シールド効果の優れた
保護層を得ることができる。
以上9本発明によれば、安全面の問題もなく加工性に優
れると共に、シールド効果の優れた複合磁気記録媒体を
提供することができる。
れると共に、シールド効果の優れた複合磁気記録媒体を
提供することができる。
第1図(a)は従来の偽造防止機能付磁気カードの断面
図であり、保護層が下地磁性層の上下両面にある。第1
図(b)は従来の偽造防止機能付磁気カードの断面図で
あり、保護層が下地磁性層の上面にある。第2図は従来
および本発明による保護層単独での磁気特性の調査例を
示す図である。第3図はCr’tJと大気中の着火温度
Tfの関係を示す図である。第4図はSiiと大気中の
着火温度T、の関係を示す図である。 第5図はAliと大気中の着火温度T、の関係を示す図
である。第6図はCr量と加工時間τ1゜の関係を示す
図である。第7図はSiilと加工時間τ1゜の関係を
示す図である。第8図はAl量と加工時間τ1゜の関係
を示す図である。第9図はCr量と保磁力H8の関係を
示す図である。第10図はSi量と保磁力Hcの関係を
示す図である。第11図はAllと保磁力Hcの関係を
示す図である。
図であり、保護層が下地磁性層の上下両面にある。第1
図(b)は従来の偽造防止機能付磁気カードの断面図で
あり、保護層が下地磁性層の上面にある。第2図は従来
および本発明による保護層単独での磁気特性の調査例を
示す図である。第3図はCr’tJと大気中の着火温度
Tfの関係を示す図である。第4図はSiiと大気中の
着火温度T、の関係を示す図である。 第5図はAliと大気中の着火温度T、の関係を示す図
である。第6図はCr量と加工時間τ1゜の関係を示す
図である。第7図はSiilと加工時間τ1゜の関係を
示す図である。第8図はAl量と加工時間τ1゜の関係
を示す図である。第9図はCr量と保磁力H8の関係を
示す図である。第10図はSi量と保磁力Hcの関係を
示す図である。第11図はAllと保磁力Hcの関係を
示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 基板上に情報の磁気記録用の下地磁性層と、該下地磁性
層の片面あるいは両面に磁気情報の漏洩防止用の低保磁
力の軟磁性材料から成る保護層を有した複合磁気記録媒
体であって、 前記保護層には、Cr=0.5〜20重量%、Si=0
.5〜9重量%、Al=0.5〜15重量%のいずれか
1種を含み、長径が磁気ヘッドの間隙以下の長さを有す
る偏平磁性鉄粉が塗布されていることを特徴とする複合
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4938588A JPH01223627A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 複合磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4938588A JPH01223627A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 複合磁気記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01223627A true JPH01223627A (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=12829551
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4938588A Pending JPH01223627A (ja) | 1988-03-02 | 1988-03-02 | 複合磁気記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01223627A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5207841A (en) * | 1990-04-12 | 1993-05-04 | Tdk Corporation | Soft magnetic powder and magnetic shield composition |
EP0854669B1 (en) * | 1997-01-20 | 2003-03-26 | Daido Steel Company Limited | Soft magnetic alloy powder for electromagnetic and magnetic shield, and shielding members containing the same |
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1988
- 1988-03-02 JP JP4938588A patent/JPH01223627A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5207841A (en) * | 1990-04-12 | 1993-05-04 | Tdk Corporation | Soft magnetic powder and magnetic shield composition |
EP0854669B1 (en) * | 1997-01-20 | 2003-03-26 | Daido Steel Company Limited | Soft magnetic alloy powder for electromagnetic and magnetic shield, and shielding members containing the same |
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