JPH01223576A

JPH01223576A - 指紋画像処理装置

Info

Publication number: JPH01223576A
Application number: JP63050191A
Authority: JP
Inventors: Masahiro Takeda; 昌弘竹田
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1988-03-03
Filing date: 1988-03-03
Publication date: 1989-09-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）この発明は、例えば指紋によって取引者の正否を判別す
る自動入出金機に適用される指紋画像処理装置に関する
。

（従来の技術）一般に、銀行等における現金の取引や、クレジットカー
ドによる買物等においては、取引者が正当な権利が与え
られた本人自身であるか否かを確認する必要がある。

従来、この種の確認は、カード、印鑑、暗証番号等を使
用して行われていた。しかし、カード、印鑑の場合、紛
失や盗難が生ずることがあり、暗証番号の場合は、暗証
番号を忘れることがあるという不都合を有している。

・そこで、近時、個人の身体的な特徴を用いた認証方式
が有力と考えられるようになってきた。なかでも、指紋
は個人性が著しいといわれ、個人認証の手段として有力
なものである。

第５図は、従来の指紋画像処理装置を示すものである。

即ち、プリズム１１の表面に指１２の腹面を当接し、こ
の指１２にプリズム１１を介して光源１３によって光を
照射し、指１２から反射される指紋に対応する光を、例
えばＣＣＤカメラ１４によって受光することにより、電
気信号に変換している。前記光源１３から照射された光
のうち、指紋の凹部に当たった光は、全反射してカメラ
１４に入射され、凸部に当たった光は拡散してカメラ１
４には一部しか入射されない。したがって、カメラ１４
からは、指紋の凹凸に対応してコントラストが生じた指
紋画像信号が出力される。この状態において、指紋の入
力者がスイッチ１５を押すと、ＣＰＵ１６の制御によっ
てカメラ１４から出力されている指紋画像信号がＡ／Ｄ
変換回路１７に入力され、ディジタル信号に変換される
。このディジタル信号化された指紋画像信号は、画像メ
モリ１８に記憶され、この後、例えばＩＣカードの読取
書込装置１９を介して、ＩＣカード２０のメモリ２１に
に予め記憶されている指紋画像と照合が取られる。

ところで、上記プリズムを使用した全反射法による入力
の場合、指紋の凸部において、光が拡散するための条件
として、凸部が汗によって十分プリズム１１の表面に密
着している必要がある。

このため、乾いた指をプリズム１１に当接した場合は、
最初指紋画像のフン、トラストが非常に低く、認証用に
使用するためには、画質が不十分なものである。しかし
、指をプリズム１１に当接しているうちに発汗作用によ
って、指紋がプリズム１１の表面に密着して次第に指紋
画像のコントラストが向上し、適当な時間が経過すると
、認証に十分な画質を得ることができる。

しかし、上記従来の装置では、指紋を入力する者によっ
て、現在指紋画像がどのような状態になっているのか認
識することができないものであり、スイッチを押して指
紋画像を入力するに最適なタイミングを知ることができ
ないものであった。

（発明が解決しようとする課題）この発明は、指紋画像の最適入力タイミングを、入力者
が知ることができないという課題を解決するものであり
、その目的とするところは、指紋画像の最適入力タイミ
ングを容易に知ることが可能な指紋画像処理装置を提供
しようとするものである。

［発明の構成コ（課題を解決するための手段）この発明は、指を当接する当接手段と、この当接手段を
介して前記指に光を照射する光源と、前記指からの反射
光を撮像する撮像手段と、この撮像手段の出力信号を表
示する表示手段と、前記撮像手段の出力信号を処理する
処理手段と、この処理手段に対する前記撮像手段の出力
信号の入力を指示する指示手段とから構成されている。

（作用）この発明は、当接手段に当接されている指に光源によっ
て光を照射し、指から反射された指紋に対応する光を撮
像手段によって撮像し、この撮像手段から出力される指
紋画像を表示手段に表示し、指紋画像の状態を指紋の入
力者に認識可能とすることにより、指紋画像の入力を指
示する指示手段の操作タイミングを最適化可能としてい
る。

（実施例）以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第２図は、この発明が適用される自動入出金機を示すも
のである。この自動入出金機本体３１には、通帳挿入部
３２、ＩＣカード挿入部３３、現金出入口３４、入金や
払出し等の各種動作モードを設定するモード設定キー３
５ａや、数値情報を入力するテンキー３５ｂからなる操
作パネル３５、モード設定キー３５によって設定された
動作モードに対応する案内等が表示される第１の表示部
３６が設けられている。

さら゛に、この自動入出金機本体１には、操作者が指紋
を入力する場合、指を当接する当接手段としての、プリ
ズム３７の表面が露出されている。

また、前記第１の表示部３６の近傍には、入力された指
紋画像を表示する第２の表示部３８が設けられるととも
に、この指紋画像の入力を指示するスイッチ３９が設け
られている。

第１図は、第２図の回路構成を示すものであり、第１図
と同一部分には同一符号を付す。

第１図において、プリズム３７の近傍には、プリズム３
７の表面に光を照射する光源４０が設けられるとともに
、プリズム３７の表面に当接された指からの反射光を受
光し、指紋画像を撮像する例えばＣＣＤカメラ４１が設
けられている。このカメラ４１から出力される指紋画像
は、前記第２の表示部３８に供給され表示される。

第３図は、第２の表示部３８を示すものである。

この第２の表示部３８の表示画面には、中心を示すマー
ク３８ａ〜３８ｄが設けられている。

また、ＣＰＵ４２は、自動入出金機本体１全体の制御を
行うものであり、このＣＰＵ４２には、前記操作パネル
３５、第１の表示部３６、スイッチ３９、および通帳挿
入部３２に挿入された通帳を処理する図示せぬ処理装置
、現金出入口３４に入出力される現金を処理する図示せ
ぬ処理装置等が接続されるとともに、前記ＩＣカード挿
入部３３に装着されたＩＣカード４３と情報の授受を行
うＩＣカード読取書込装置４４が接続され、さらに、前
記カメラ４１から出力される指紋画像をディジタル信号
に変換するＡ／Ｄ変換回路４５、このＡ／Ｄ変換回路４
５の出力を記憶する画像メモリ４６が接続されている。

上記構成において、ＩＣカードを使用して現金を払出す
場合の動作を、第４図を参照して説明する。この場合、
ＩＣカードには既にこのＩＣカードの所有者の指紋が記
憶されているものとする。

先ず、ＣＰＵ４２では、モード設定キー３５ａの払出し
キーが操作されたか否かが判別される（ステップ５ＴＩ
）。この結果、払出し以外のキーが操作された場合は、
その操作された処理モードに制御が移行される（ステッ
プ５Ｔ２）。また、払出しキーが操作されたものと判別
された場合は、第１の表示部３６にＩＣカード挿入口３
３にＩＣカード４３の装着を促すとともに、テンキー３
５ｂによる暗証番号の入力を促し、これに対応して暗証
番号が入力されると、この暗証番号とｔＣカード４３に
記憶されている暗証番号の照合が取られる（ステップ５
Ｔ３）。この結果、暗証番号が不一致の場合は、ステッ
プＳＴ４において、暗証番号の再入力が促され、再びス
テップＳＴ３において照合が行われる。不一致回数が所
定値に達した場合、例えば図示せぬエラー処理が行われ
る。

また、暗証番号が一致した場合は、指紋照合の案内が第
１の表示部３６に表示され、これに従って、プリズム３
７の表面に指を当接すると、光源４０が点灯され、カメ
ラ４１によってプリズム３７の表面に当接されている指
の指紋が撮像される。このカメラ４１によって撮像され
た指紋画像は、第２の表示部３８に表示される（ステッ
プ５Ｔ５）。この第２の表示部３８に表示されている指
紋画像は、指が乾いている最初のうちは、コントラスト
が弱いが、指からの発汗に従って、次第にコントラスト
が十分なものとなってくる。これを第２の表示部３８の
画像を目視しながら確認する。また、これとともに第２
の表示部３８に設けられているマーク３８ａ〜３８ｄを
目印として、指の傾きや中心位置を、指を動かして自分
で調整す、る。

以上の確認ができた状態において、スイッチ３９を操作
する（ステップ５Ｔ６）。すると、カメラ４１から出力
される指紋画像がＡ／Ｄ変換回路４５に入力され、ディ
ジタル信号に変換される。

この変換出力は画像メモリ４６に記憶され（ステップ５
Ｔ７）、この画像メモリ４６に記憶された指紋画像と、
ＩＣカード４３のメモリ４３ａに予め記憶されている指
紋画像とが照合される（ステップ５Ｔ８）。この結果、
これらが不一致の場合は、再入力処理が行われ（ステッ
プ５Ｔ９）　、−致している場合は、通常の支払処理が
開始される（ステップ５ＴＩＯ）。

上記実施例によれば、カメラ４１によって撮像された指
紋画像を第２の表示部３８に表示し、現在入力しようと
している指紋画像の状態を入力者が目視できるようにし
ている。したがって、従来のように、指紋画像のコント
ラストが弱い状態や、指紋の中心位置がずれていたり、
傾いた状態で入力することを回避することができるため
、確実に指紋を入力することが可能であり、指紋照合処
理を確実、且つ短時間に行うことができるものである。

また、第２の表示部３８の表示画面には、中心を示すマ
ーク３８ａ〜３８ｄを設けているため、指の当接位置や
、傾きを調整する場合便利なものである。

尚、上記実施例では、指紋照合を行う場合の入力処理に
ついて説明したが、これに限定されるものではなく、例
えばＩＣカードに指紋画像を登録する場合にも、入力す
べき指紋画像を表示部に表示し、この指紋画像が所要の
コントラストとなった状態でＩＣカードに登録するよう
にすれば、正確な登録情報を作成することが可能である
。

また、上記実施例では、第１、第２の表示部を別途設け
たが、これに限定されるものではなく、第１、第２の表
示部を１つの表示部によって兼用することも可能である
。

その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。

［発明の効果〕以上、詳述したようにこの発明によれば、当接手段に当
接されている指に光源によって光を照射し、指から反射
された指紋に対応する光を撮像手段によって撮像し、こ
の撮像手段から出力される指紋画像を表示手段に表示し
、指紋画像の状態を指紋の入力者に認識可能とすること
により、指紋画像の入力を指示する指示手段の操作タイ
ミングを最適化することが可能な指紋画像処理装置を提
供できる。

【図面の簡単な説明】第１図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第２図
はこの発明が適用される自動入出金機を示す構成図、第
３図は第２の表示部を示す平面図、第４図は第１図の動
作を説明するために示す図、第５図は従来の指紋画像処
理装置の構成を示す図である。１・・・自動入出金機、３６・・・第１の表示部、３７
・・・プリズム、３８・・・第２の表示部、３９・・・
スイッチ、４０・・・光源、４１・・・カメラ、４２・
・・ＣＰＵ、４３・・・ＩＣカード、４４・・・ＩＣカ
ード読取書込装置。出願人代理人　　弁理士　鈴江武彦第２図３８ａ　　３８第３図第４図２゛１第５図

Claims

【特許請求の範囲】指を当接する当接手段と、この当接手段を介して前記指に光を照射する光源と、前記指からの反射光を撮像する撮像手段と、この撮像手
段の出力信号を表示する表示手段と、前記撮像手段の出
力信号を処理する処理手段と、この処理手段に対する前
記撮像手段の出力信号の入力を指示する指示手段と、を具備したことを特徴とする指紋画像処理装置。