JPH01223080A - 車両の操舵装置 - Google Patents

車両の操舵装置

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JPH01223080A
JPH01223080A JP63047257A JP4725788A JPH01223080A JP H01223080 A JPH01223080 A JP H01223080A JP 63047257 A JP63047257 A JP 63047257A JP 4725788 A JP4725788 A JP 4725788A JP H01223080 A JPH01223080 A JP H01223080A
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JP
Japan
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displacement
steering
valve
hydraulic
power cylinder
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Pending
Application number
JP63047257A
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English (en)
Inventor
Hirotaka Kanazawa
金沢 啓隆
Yoichi Takeda
洋一 武田
Yukio Noguchi
幸男 野口
Isamu Chikuma
竹間 勇
Satoru Shimada
悟 島田
Kazuo Chikaraishi
一穂 力石
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NSK Ltd
Mazda Motor Corp
Original Assignee
NSK Ltd
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH01223080A publication Critical patent/JPH01223080A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1536Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles provided with hydraulic assistance

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、油圧切換バルブによってコントロールされる
油圧パワーシリンダを備え、この油圧パワーシリンダの
油圧力を利用して操舵を行なう操舵装置であって、例え
ば4輪操舵車における後輪の操舵装置の如く操舵比、即
ちハンドルの操舵量に対する車輪の操舵量の比を変更可
能な操舵比可変手段を備えて成る車両の操舵装置に関す
る。
(従来の技術) 上記の如き操舵比可変手段を有すると共に油圧切換バル
ブによってコントロールされる油圧パワーシリンダの油
圧力を利用して操舵を行なう車両の操舵装置として、従
来例えば特開昭62−37283号公報に記載されてい
る様な4輪操舵における後輪操舵装置が知られている。
この操舵装置の概要を第17図に示す。図示の如く、こ
の操舵装置においては、ハンドル1の操舵(回転)によ
って前輪操舵ロッド2が車幅方向にストローク変位して
前輪3が操舵され、また上記ハンドル1の操舵は前輪操
舵ロッド2および伝達シャフト4を介して操舵比可変手
段5に入力される。
操舵比可変手段5は出力変位部材5aを有し、該出力変
位部材5aは上記入力されたハンドル1の操舵量に対応
して車幅方向にストローク変位せしめられ、ハンドル1
の操舵量に対する出力変位部材5aの変位量の比(この
比は以下の説明から理解されるようにハンドルの操舵量
に対する後輪の操舵量の比に対応するので、この比も操
舵比と称す)はステッピングモータ6の回転量に応じて
変化するように構成されている。この例においては、ス
テッピングモータ6の回転量は車速センサ7から出力さ
れる車速信号に基づき制御回路8によって適宜に制御さ
れ、かつそのステッピングモータ6の実際の回転量は操
舵比センサ9によって検出され、その検出信号によって
フィードバックill Mされるように構成されている
なお、上記ハンドル1の操舵量、出力変位部材5aの変
位量およびステッピングモータ6の回転量は、それぞれ
操舵、変位、回転の絶対量のみならずそれらの方向をも
(+) 、 (−)として含む量である。
上記操舵比可変手段5における出力変位部材5aの変位
は油圧切換バルブ10のバルブ部材であるスプール10
aに伝達され、該油圧切換バルブIOはこのスプールl
oaの変位によって油圧パワーシリンダ11に適宜油圧
を供給し、油圧パワーシリンダ11の油圧力によって後
輪操舵ロッド12を上記出力変位部材5aの変位量に対
応した量だけ車幅方向に変位せしめて後輪13を操舵す
るように構成されている。
つまり、上記油圧切換バルブ10はスプールlOaがバ
ルブハウジング10b内で車幅方向に変位可能に収容さ
れ、バルブハウジングtabは後輪操舵ロッド12と共
に車幅方向に変位すべく該ロッド12に固着され、上記
スプールlOaが図示の中立位置から例えば右方に変位
するとオイルポンプ14から油圧が油圧パワーシリンダ
の左油室11aに供給され、後輪操舵ロッド12に固着
されたピストン11bを介して該ロッド12が右方へ変
位し、これに伴なってバルブハウジング10bも右方へ
変位し該ハウジングtabに対する上記スプールlog
の位置が略中立位置(厳密には以下に述べるバランス位
置)に戻ったら油圧パワーシリンダ11への油圧の供給
は停止され、その状態からさらにスプールlogが右方
向に変位せしめられたら上記と同様にして後輪操舵ロッ
ド12はそのスプール10aの変位量だけ右方に変位せ
しめられる。もちろん、スプールlOaが左方に変位せ
しめられたら油圧パワーシリンダの右油室lieに油圧
が供給され、該スプールlOaの左方変位量だけ後輪操
舵ロッド12は左方へ変位せしめられる。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、上記従来の操舵装置においては、油圧切換バ
ルブtp部分が大きく、かつ重くなり、操舵装置全体の
小型化および軽量化を阻害しているという問題がある。
即ち、上記油圧切換バルブ10においては、バルブハウ
ジングtabには該ハウジングtabを後輪操舵ロッド
12に固着するための連結部toeが一体的に設けられ
ており、またこのバルブハウジンクlObは後輪操舵ロ
ッド12と一体となって後輪操舵ロッドの変位量だけ、
例えば図示の中立位置から左右−(車幅方向)に±LO
mm程度変位する構成となっているので、連結部toe
分だけ大きくかつ重くなり、またハウジングlObの車
幅方向変位分だけの変位許容スペースを周囲に確保しな
ければならず、従ってこの油圧切換バルブ10によって
操舵装置全体が大型化かつ重量化しているという問題が
ある。
また、上記従来の操舵装置においては、油圧切換バルブ
のバルブハウジングlObと後輪操舵ロッド12とは連
結部10cを介して連結する必要があり、油圧パワーシ
リンダ11部においては後輪操舵ロッド12はシリンダ
ハウジングlid内に収容されているのでそこに上記連
結部LOcを連結することができず、従って上記連結部
10cは油圧パワーシリンダ11部から軸方向にずれた
位置において後輪操舵ロッド12に連結しなければなら
ず、その為油圧切換バルブIOは図示の如く油圧パワー
シリンダt’tとは後輪操舵ロッド12の軸方向にずれ
た位置に配置しなければならない。よって、その配置位
置をずらさなければならないことによる装置の大型化お
よび油路形成の複雑化等の問題を有している。
本発明の目的は、上記事情に鑑み、油圧切換バルブ関連
部分の構造を改良し、装置全体を著るしく小型化、軽量
化すると共に油路形成の容易化を図ることのできる車両
の操舵装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明に係る車両の操舵装置は、上記目的を達成するた
めに、 操舵比可変手段の出力変位部材の変位を油圧切換バルブ
のバルブ部材に伝達する変位伝達手段を備え、該バルブ
部材の変位により油圧パワーシリンダの油圧力を利用し
て操舵ロッドを変位させる車両の操舵装置であって、 上記変位伝達手段が、上記出力変位部材とバルブ部材と
操舵ロッドとに係合し、上記出力変位部材の変位によっ
て上記バルブ部材を所定方向に変位させる方向に作動せ
しめられると共に、該バルブ部材の変位により生じる上
記操舵口、ラドの変位によって上記バルブ部材を上記所
定方向と反対の方向に変位させる方向に作動せしめられ
、もって上記出力変位部材の変位によって上記操舵ロッ
ドは変位させるが上記バルブ部材は殆んど変位させない
ように構成され、 かつ上記油圧切換バルブと油圧パワーシリンダとが対向
して配設され、それらのバルブとシリンダ双方のハウジ
ングが操舵装置のケースによって形成されると共にそれ
らのバルブとシリンダとを連通ずる油路が上記操舵装置
のケースに形成されていることを特徴とする。
なお、本発明に係る車両の操舵装置は、上記操舵ロッド
が上記油圧パワーシリンダの油圧力のみで変位せしめら
れるいわゆるフルパワータイプのものと上記操舵ロッド
が上記油圧パワーシリンダの油圧力でアシストされて変
位せしめられるいわゆるアシストタイプのものの双方に
適用可能なものである。なお、上記アシストタイプの場
合はバルブ部材の変位によって生じる油圧パワーシリン
ダの油圧力は操舵ロッドを変位させるためのアシスト力
であり、従って操舵ロッドはこのバルブ部材の変位のみ
によって変位するものではないが、少なくともその操舵
ロッドの変位はバルブ部材の変位による油圧アシスト力
にもよるものであり、従ってかかる意味から上記「バル
ブ部材の変位により生じる上記操舵ロッドの変位」とい
う表現は上記アシストタイプをも含む意味と解すべきも
のである。
(作  用) 上記構成において、今市力変位部材が変位し、それによ
り変位伝達手段が作動せしめられ、該変位伝達手段の作
動によりバルブ部材が中立位置より一方向に所定量変位
せしめられたと仮定する。
この場合、まずバルブ部材が中立位置からバランス位置
(両位置の間はいわゆるバルブ不感帯であり、勿論1そ
の間隔は極めて僅かである。また、バランス位置とは、
バルブ部材がその位置にあるときセンタリングバネによ
る力やタイヤ反力等の操舵ロッドに作用する外力とバラ
ンスするだけの油圧力を油圧パワーシリンダに生じさせ
る位置を意味する)に変位せしめられるまでは上記操舵
ロッドは変位しない。
続いて、出力変位部材の変位によってバルブ部材が上記
バランス位置を越えて一方向に変位せしめられると、そ
のバルブ部材の変位によって油圧パワーシリンダには上
記操舵ロッドに作用する外力に打ち勝つ油圧力が生じ、
その油圧力によって操舵ロッドが変位せしめられる。こ
の操舵ロッドの変位は、上述の如く、上記バルブ部材を
上記とは反対の方向(他方向)に変位させる方向に上記
変位伝達手段を作動させるものであり、従って上記操舵
ロッドはこの変位伝達手段を介して上記バルブ部材をバ
ランス位置に戻すまで変位し、そこで停止する。この状
態からさらに出力変位部材が変位してバルブ部材が再び
バランス位置を越えて一方向に変位せしめられると、そ
れによって油圧パワーシリンダを介して操舵ロッドが変
位せしめられ、該操舵ロッドの変位によって上述の如く
バルブ部材が再びバランス位置に戻され、これを繰り返
すことにより出力変位部材の変位方向および変位量に応
じて操舵ロッドが変位せしめられ、車輪の操舵が行なわ
れる。
即ち、上記構成によれば、出力変位部材の変位に追従し
て操舵ロッドは変位せしめられるが、バルブ部材は中立
位置から極く微小回腸ったバランス位置まで変位するの
みであり、従って殆んど変位しないものである。なお、
上記バランス位置は外力の大きさによって変わり、例え
ば操舵ロッドの変位量が大きくなるとそれに応じてセン
タリングバネが撓み、それによって上記センタリングバ
ネによる力(外力)が大きくなるのでその分バランス位
置は中立位置からより隔たる方向に移動するが、その移
動量は勿論出力変位部材の変位量等に比べれば極めて小
さいものである。
従って、上記構成によれば、バルブハウジングは何ら変
位せず、またバルブ部材も中立位置から両方向にバラン
ス位置までの住かの量しか変位しないので、従来の様に
バルブハウジングを操舵ロッドに連結する連結部は不要
であると共に油圧切換バルブの変位許容スペースを確保
しておく必要もなく、よって操舵装置の小型化および軽
量化を達成できる。
また、上述の様に本発明における油圧切換バルブのバル
ブハウジングは不動であり、従って該ハウジングを操舵
装置のケース自体で形成することができると共に該ハウ
ジングを操舵ロッドに固着する必要もないので油圧切換
バルブを油圧パワーシリンダに対向する位置に配置する
ことができる。
従って、上記の様に油圧切換バルブと油圧パワーシリン
ダとを対向させて配置し、またそれらのハウジングをケ
ース自体によって形成し、かつ両者を結ぶ油路もケース
に直接形成し、そうすることによって装置の小型化を図
る共に油路形成の容易化が図られる。
(実 施 例) 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。
第1図は本発明に係る車両の操舵装置の一実施例の要部
を示す斜視概略図である。
この実施例は前述の如き4輪操舵における後輪操舵装置
に本発明を適用したものであり、操舵比可変手段20と
、油圧切換バルブ22と、後輪操舵ロッド24と、変位
伝達手段2Bと、油圧パワーシリンダ54とを備えて成
る。
上記操舵比可変手段20には前記従来例の場合と同様の
構成によってハンドルの操舵(回転)が入力せしめられ
る。即ち、図示しないハンドルの操舵によって前輪操舵
ロッドが車幅方向に変位せしめられ、該ロッドの変位に
よって前輪が操舵されると共に該ロッドの変位は伝達シ
ャフト28を介して該シャフト2Bの回転として操舵比
可変手段20に入力せしめられる。
この操舵比可変手段20は、上記入力されるハンドルの
操舵に対応して変位する出力変位部材30を有し、かつ
操舵比、即ち上記ハンドルの操舵量に対する上記出力変
位部材の変位量(この場合の操舵量および変位量も絶対
量のみならず方向も(+)。
(−)として含む量である)の比を変更可能なものであ
り、具体的には上記伝達シャフト28の後端に設けられ
たピニオン28aと歯合して該ピニオン28aの回転軸
線9,1と直交する車幅方向に延びる回転軸練込2を中
心として回転するベベルギヤ32を有し、該ベベルギヤ
32にはその回転中心からオフセットした位置にロッド
支持孔32aが形成され、このロッド支持孔32a内に
連結ロッド34がベベルギヤ32に対して回動自在でか
つロッド34の軸方向に摺動自在に挿通されている。
上記ロッド34の一端34aはボールジヨイントを介し
て上記出力変位部材30に連結されている。出力変位部
材30は支持部材36によって支持されかつ車幅方向に
延びる軸線Q、3方向にのみ摺動可能にガイドされてい
る。また、上記ロッド34の他端34bはボールジヨイ
ントを介して振子アーム38の一端に連結され、この振
子アーム88は、その他端が該アーム38と直角な方向
に延びる揺動軸40に開管されてこの揺動軸40の軸線
9Jaを中心として回転自在に構成されている。なお、
この揺動軸40の軸線化4と上記ベベルギヤ32の回転
軸線化2と上記出力変位部材30の摺動可能方向に延び
る軸線fLsとは全て車幅方向に延びる一本の直線上に
位置するように構成されている。上記揺動軸40は揺動
ギヤ42に固設され、揺動ギヤ42はステッピングモー
タ44によって回転せしめられるウオーム46と歯合す
るギヤ部42aを有し、ウオーム48の回転によって振
子アーム38の軸線9J5と一致する軸線Q、6を有す
る中心軸42bを中心にして回転せしめられる。
上記ハンドルの操舵は伝達シャフト28からピニオン2
8aを介してベベルギヤ32に伝達され、このベベルギ
ヤ32の回転によって出力変位部材30が車幅方向にス
トローク変位する。そして、ハンドルの操舵量が一定で
あるとベベルギヤ32の回転角も一定であるが、その場
合でも揺動軸40が軸線Q、5゜免6を中心として回転
して傾くとその傾き角度によって出力変位部材30のス
トローク変位の絶対量および方向が変化する。即ち、揺
動軸40が傾くとハンドルの操舵量に対する出力変位部
材30のストローク変位量の比、つまり操舵比が変化す
る。なお、この場合のハンドルの操舵量および出力変位
部材30の変位量も、共に絶対量のみならずその方向も
(+) 、 (−)として含むものである。
この点について、上記操舵比可変手段の平面概略図であ
る第2図を参照しながら詳細に説明する。
まず、揺動軸40が車幅方向(図中左右方向)に延びて
その軸線がベベルギヤ32の回転軸線と同一直線上に位
置する時を考える。この時に、ベベルギヤ32が回転さ
れると、第2図においてベベルギヤ32の回転軸線と重
なって位置する連結ロッド34は一端34aを頂点とし
て該連結ロッド34を稜線とする円錐面上を移動し、振
子アーム38はこの円錐の底面上を回転する。このため
、ベベルギヤ32が回転しても、一端34aは移動しな
い。すなわち、この時にはハンドルを操舵しても前輪は
転舵されるが後輪は転舵されない状態になる。この状態
からステッピングモータ44を回転させて、図示の如く
揺動軸40を反時計回りに“θ“だけ傾けると、振子ア
ーム38の回転面も上記円錐の底面に対して“θ2だけ
傾く。このため、例えば、ベベルギヤ32を回転させ、
第2図において連結ロッド34とベベルギヤ32の回転
軸線とのなす角がα1となるようにすると、連結ロッド
34の他端34bは34b′ の位置に距f4 d l
だけ移動し、このため一端34aも34a′の位置にほ
ぼ同距離だけ左方に向けて移動する。この移動により出
力変位部材30が同様に左方に向けて変位せしめられる
。また、ベベルギヤ32が反対方向に回転して連結ロッ
ド34とベベルギヤ32の回転軸線とのなす角がα2と
なるようにすると、連結ロッドの他端34bは34b′
の位置に距離d2だけ移動し、このため一端34aも3
4a′の位置にほぼ同距離だけ右方に向けて移動する。
そして、上記距離d1+’2は、ハンドルの操舵量が同
じであり従ってベベルギヤ32の回転量が同じであって
も、θの大きさによって変化する。従って、ハンドルの
操舵量に対する出力変位部材30の変位量の比である操
舵比は揺動軸40の傾きθの大きさに応じて変化させる
ことができる。さらに、揺動軸40は上記の如く反時計
回りに傾かせるのみならず時計回りにも傾かせることが
でき、この時にはベベルギヤ32の回転に対する連結ロ
ッド34の一端34aの移動方向が上記の場合と逆にな
る。これにより、ハンドルの操舵もしくは前輪に対し後
輪を同位相にも逆位相にも操舵させることができる。
上記操舵比は種々の要因に基づいて変更制御することが
でき、またその変更制御パターンも種々のものが考えら
れる。本実施例では車速に基づき、低速領域においては
後輪をハンドル操舵および前輪に対して逆位相に転舵さ
せて旋回性の向上を図り、高速領域では同位相に転舵さ
せて走行安定性の向上を図るように、第3図に示す様な
パターンで制御される。なお、この場合ハンドル操舵と
前輪操舵は常に同位相である。この制御は、従来例のと
ころで説明した様に制御回路(図示せず)に上記操舵比
制御パターンを記憶させ、この制御回路に車速センサ(
図示せず)から車速信号を入力し、この車速信号と操舵
比制御パターンとによって求められる操舵比を実現すべ
く制御回路によって上記ステッピングモータ44を所定
方向に所定量回転させることにより行なわれ、かつこの
ステッピングモータ44の回転によって設定されている
実際の操舵比を揺動ギヤの中心軸42bの回転角度から
操舵比検出センサ(図示せず)によって検出し、その検
出信号を上記制御回路に入力してフィードバック制御す
るように構成されている。
上記油圧切換バルブ22は、バルブハウジング50と該
ハウジング50内に該ハウジング50に対して上記出力
変位部材30の軸線9,3と平行な軸線z7方向に変位
可能に収容されたバルブ部材であるスプール52とから
成る。スプール52は以下に詳しく説明する変位伝達手
段2Bを介して出力変位部材30および後輪操舵ロッド
24によって変位せしめられる。
このスプール52の変位によって油圧パワーシリンダ5
4への油圧の供給が制御される、つまり図示のバルブハ
ウジング50に対する中立位置から一方向、例えば右方
向に変位すると油圧パワーシリンダの一方である右油室
56へ油圧が供給され、他方向である左方向に変位する
と油圧パワーシリンダの他方である左油室58へ油圧が
供給される。
上記後輪操舵ロッド24は上記出力変位部材30の軸線
9J3と平行な車幅方向に延び、かつその方向に変位し
て図示しないタイロッド、ナックルアームを介して左右
両端に連結された図示しない後輪を操舵するものであり
、上記変位は油圧パワーシリンダ54の油圧力によって
行なわれる。また、この後輪操舵ロッド24にはセンタ
リングバネBOが設けられており、油圧切換バルブ22
や油圧パワーシリンダ54の油圧系に破損や故障が生じ
て油圧パワーシリンダ54における油圧が消失した場合
やこの後輪操舵装置の機械系に破損や故障が生じそれに
よって上記油圧系をドレンに開放して油圧パワーシリン
ダ54における油圧を消失させた場合に、このセンタリ
ングバネ60によって後輪操舵ロッド24を中立位置つ
まり後輪が操舵されず直進状態にある位置に位置決めし
、いわゆるフェイルセーフを図るように構成されている
上記油圧パワーシリンダ54は油圧力によって後輪操舵
ロッド24を車幅方向に変位させるものであり、本実施
例ではピストンB2が直接後輪操舵ロッド24に固設さ
れ、このピストン62の左右には左右の油室58.56
を形成するシール部材64.66が配設されている。こ
のシール部材64.86は油圧パワーシリンダのハウジ
ングB8に固定されかつ後輪操舵ロッド24とは摺動可
能である。
上記変位伝達手段26は、出力変位部材30とスプール
52と後輪操舵ロッド24とに係合し、上記出力変位部
材30の変位によって上記スプール52を所定方向に変
位させる方向に作動せしめられると共に、該スプール5
2の変位により生じる上記後輪操舵ロッド24の変位に
よって上記スプール52を上記と反対の方向に変位させ
る方向に作動せしめられる様に構成されて成るものであ
る。
本実施例における変位伝達手段26は、第1図に示す様
に縦レバーと横レバーとから成る十字レバーから成り、
縦レバーの一端Aが出力変位部材30に、他端Bが後輪
操舵ロッド24に、横レバーの一端Cが車体に固設され
た後輪操舵装置のケース70に、他端りが上記スプール
52に係合されている。
上記係合端A、  B、 Dはそれぞれ出力変位部材3
0、後輪操舵ロッド24およびスプール52に対して軸
線方向には移動不可能に、その他の方向には移動可能に
かつ回転可能に係合せしめられ1係合端Cはボールジヨ
イントによって回転は可能にかつ移動は不可能に係合さ
れている。
次に第4A〜4C図を参照しながらこの操舵装置の作動
原理を説明する。
第4A図は第1図に示す様にスプール52および後輪操
舵ロッドz4が共に中立位置にある状態を示す断面概略
図であり、この状態から出力変位部材30が右方向に変
位したとする。すると、十字レバー2GのA端は出力変
位部材と共に右方向に変位し、A端の変位時に後輪操舵
ロッド24にはタイヤ反力やセンタリングバネ60によ
る反力が作用しているのでこのB端は軸方向に不動であ
り、かつC端もケースに取り付けられて不動であるので
、この十字レバー2BはC端およびB端を結ぶ直線を中
心として第4B図に示す様に傾き、つまり十字レバー2
6はスプール52を所定方向である右方向に変位させる
方向に作動せしめられ、D端によってスプール52を右
方向に変位させる。
上記m4A図に示す中立状態においてはバルブハウジン
グ50とスプール52とのタンク戻り油路間隙はパワー
シリンダ54の左右の油室5L5B側両方共免0であっ
たが、この様にしてスプール52が中立位置から右方向
に変位すると右油室56側の上記タンク戻り油路間隙は
狭くなると共;こ左油室58側のそれは広くなり、従っ
て右油室5Bの油圧は増大し、左油室58の油圧は減少
し、油圧パワーシリンダ54には後輪操舵ロッド24を
左方向に押す油圧力が生じる。この後輪操舵ロッド24
を左方向に押す油圧力は上記スプール52の右方向変位
の増大に応じて増大する。
そして、上記スプール52が第4A図に示す中立位置か
ら第4B図に示すバランス位置まで9,1だけ右方向に
変位せしめられると、右油室56側のタンク戻り油路間
隙はQ、z −9,o−Q、sまで狭くなり、左油室5
8側のそれは免3−Q=o +免lまで広くなり、それ
によって生じる油圧パワーシリンダ54の上記油圧力が
後輪操舵ロッド24に作用する外力(センタリングバネ
力やタイヤ反力等)とバランスして釣り合う。
この第4B図に示す状態からスプール52がさらに右方
向に変位せしめられると、上記右油室56側のタンク戻
り油路間隙は上記z2よりもさらに狭くなると共に上記
左油室58側のそれは上記見、よりもさらに広(なり、
それによって上記油圧パワーシリンダ54に生じる油圧
力は上記後輪操舵ロッド24に作用する外力よりも大と
なり、後輪操舵ロッド24は該油圧力によって左方向に
変位せしめられる。
そして、この後輪操舵ロッド24が左方に変位せしめら
れると、十字レバーのB端はこの操舵ロッド24と共に
左方に変位せしめられ、その時出力変位部材30にはハ
ンドル操舵力や前輪のタイヤ反力等が作用しているので
A端は不動であり、またC端も不動であるので、この十
字レバー2BはA端、C端を結ぶ直線を中心にして第4
C図に示す様に傾き、つまり十字レバー2Bはスプール
52を上記と反対の方向である左方向に変位させる方向
に作動せしめられ、D端によってスプール52を左方に
変位させ、スプール52がこの第4C図に示す様にバラ
ンス位置に戻ったら後輪操舵ロッド24の変位が停止す
る。
この状態からさらに出力変位部材30が右方へ変位して
スプール52が右方へ変位すると上記と同様にして後輪
操舵ロッド24が左方へ変位し、スプール52がバラン
ス位置に戻った所で停止し、この作動をくり返すことに
より出力変位部材30の変位量に対応した量だけ後輪操
舵ロッド24が変位し、その変位量に応じて後輪が操舵
される。なお、上記バランス位置は、前述の様に外力の
大きさによって変わり、例えば後輪操舵ロッド24が上
述の如く左方向に変位するとそれに応じてセンタリング
バネ60が撓み、それによってセンタリングバネによる
力(外力)が大きくなるのでその分バランス位置は第4
B図に示す位置から右方へ移動する。しかしながら、勿
論このバランス位置の移動量は極めて小さいものであり
、例えば本実施例では後輪操舵ロッド24は最大限中立
位置から左右に±lOm程度変位せしめられるものであ
るが、その最大限変位せしめられた時点のバランス位置
は第4A図に示す中立位置から約±1mm程度しか離れ
ていないものである。
上記出力変位部材30が左方に変位した場合には十字レ
バー26、スプール52および後輪操舵ロッド24の動
きが上記の場合と逆になるだけであり、作動原理は同様
であるので説明は省略する。
上記作動説明から理解される様に、この操舵装置におい
ては油圧切換バルブ22のバルブハウジング50は不動
であり、従って該ハウジング50は従来の様に後輪操舵
ロッド24に固定するための連結部等を必要としない。
また、スプール52は出力変位部材30によって変位せ
しめられるが、そのスプール52は中立位置から上記バ
ランス位置まで変位せしめられると共にそのバランス位
置を越えて変位せしめられたら直ちに後輪操舵ロッド2
4が変位してバランス位置に戻され、この作動を繰り返
すものであるので、結局スプール52の動きは最大限中
立位置から左右方向に上記バランス位置まで、例えば中
立位置から左右に±1#lIl程度しか変位しない。
従って、上記構成の操舵装置においては、油圧切換バル
ブのハウジング50が不動であることにより従来の如き
該ハウジング50を操舵ロッド24に連結する連結部が
不要であり、その分小型化、軽量化を達成することがで
き、またスプールも最大限中立位置から左右にバランス
位置までしか変位しないので、その変位量は極めて小さ
く、よって従来の様に中立位置から例えば士LOmmと
いう大きな変位許容スペースを確保しておく必要はなく
、その分小型化を達成することができる。
なお、上記構成の油圧切換バルブや変位伝達手段を用い
て成る操舵装置においても、従来の操舵装置の場合と同
様に後輪操舵ロッドに作用する外力の変化に対して所定
の操舵状態を維持することができる。例えば、第4C図
に示す如き操舵状態(勿論この操舵状態においては後輪
操舵ロッド24に作用する外力と油圧パワーシリンダに
より生じている油圧力とは釣り合っている)において、
例えば図中右方向の新たな外力Fが後輪から後輪操舵ロ
ッド24に作用し、該ロッド24が右方に変位したとす
る。すると、十字レバー2BはA端を基準としてD端を
右方に変位させる方向に傾き(作動し)、それによって
スプール52が右方へ変位し、油圧パワーシリンダの右
油室5B内の油圧が増大すると共に左油室58内の油圧
が減少し、その結果後輪操舵ロッド24を元の位置に戻
す作用がなされる。つまり、外力の変化による後輪操舵
ロッド24の変位に応じて油圧パワーシリンダ54の油
圧力が該ロッド24を反対方向に変位させるべく自動的
に補正され、従って上記出力変位部材30やハンドルに
は何らの変化を生じさせることなく所定の操舵状態が自
動的に維持される。
また、上記油圧切換バルブ22と油圧パワーシリ・ンダ
54とは第1図に示すように後輪操舵ロッド24の軸方
向にずれることなく互いに対向して配設され、該油圧切
換バルブ22と油圧パワーシリンダ54のハウジング5
0.li8は図中斜線が施されている操舵装置のケース
70によって形成され、つまり油圧切換バルブ22は上
記ケース70に形成した長孔内にスプール52を嵌挿す
ることによって形成されると共に油圧パワーシリンダ5
4もケース70に形成した長孔内にシール部材84.8
8および後輪操舵ロッド24と一体になったピストン8
2を嵌挿することによって形成され、さらに上記油圧切
換バルブ22と油圧パワーシリンダ54とを連通ずる油
路もこのケース70内に穴を明ける等によって形成され
ている。
前述の様に油圧切換バルブのハウジング50は不動であ
り、従って該ハウジング50を操舵装置のケース70自
体で形成することができると共に該ハウジング50を後
輪操舵ロッド24に固着する必要もないので該油圧切換
バルブ22を油圧パワーシリシダ54に対向させて配設
することができる。従って、上記の様に油圧゛切換バル
ブ22と油圧パワーシリンダ54とを対向させて配置し
、それらのハウジング50.68をケース70自体で形
成し、かつそれらを連通させる油路もケース70自体に
直接形成し、そうすることによって操舵装置の小型化お
よび油路形成の容易化が図られている。
次に、より具体的な実施例について第5図〜第7図を参
照しながら説明する。第5図は断面図、第6図および第
7図は第5図のV[−Vl線、■−■線断面図である。
この実施例の基本的構成は第1図に示す実施例と同様で
あるので、同様の構成部材には同じ番号を付し、詳しい
説明は省略する。
この実施例においては、図示の様に、後輪操舵装置のケ
ース70が設けられ、このケース70は図示しない車体
に固設されており、ケース7G内に操舵比可変手段20
、油圧切換バルブ22、後輪操舵ロッド24、変位伝達
手段26および油圧パワーシリンダ54が組み込まれ、
かつ油圧切換バルブ22と油圧パワーシリンダ54とは
対向させて配設されている。
上記油圧切換バルブ22はケース70内に孔を形成して
その中にスプール52を配設して成り、従ってバルブハ
ウジング50はケース70自体で形成されている。また
、上記後輪操舵ロッド24もケース70に形成した孔内
に配設され、かつ油圧パワーシリンダ54もそのシリン
ダハウジング68はケース70自体によって形成されて
いる。さらに、油圧切換バルブ22と油圧パワーシリン
ダ54とを連通ずる油路もケース70内に直接形成され
ている。
上記スプール52は上述の様に中立位置から例えば±1
#程度のバランス位置までの極めて小さい量しか変位せ
ず、従って油圧切換バルブ22は第7図に示す様にその
ハウジング50内でスプール52が中立位置からバラン
ス位置までの極めて小さい量のみ変位可能に構成されて
おり、その様に構成することによって油圧切換バルブ2
2部分の小型化が図られている。
上記変位伝達手段である十字レバー2Gは、特に第6図
に示す様に縦レバー26aと横レバー2[ibとが別部
材であり、それらを十字形になるように結合して成るも
のである。結合は縦レバー2Gaの穴部に横レバー2[
ibを嵌挿することによって行なわれ、その嵌挿は両レ
バー28a、 28bが完全に固定されるものであって
も良いし、縦レバー26aに対して横レバー26bがそ
の軸回りに回転可能かつ軸方向に移動可能であっても良
い。
また、上記十字レバー2Bは、両レバー28a、2ab
の結合点をEとした場合、第6図に示す様にAE<EB
となるように設定されている。レバー長に1よりもレバ
ー長nの方を太き(することにより、出力変位部材30
のストローク変位よりも後輪操舵ロッド24のストロー
ク変位を大きくすることができる。
即ち、十字レバー26の作動を概念的にかつ誇張して示
す第8図に示す様に、十字レバー2Bが実線で示すバラ
ンス位置にある状態から、出力変位部材によりA端がA
′位置まで右方に距離S1だけ変位せしめられると、該
十字レバー2Bは2点鎖線で示す状態となり、D端はD
′位置まで右方に距離S2だけ変位せしめられ、それに
伴なってスプールもS2だけ右方に変位せしめられる。
すると、後輪操舵ロッドはこのスプールをバランス位置
(このバランス位置と上記最初のバランス位置とは前述
の如く厳密には同一ではないが、両位置の差はここで論
じる出力変位部材や後輪操舵ロッドの変位量に比べると
十分に小さいので、第8図では両位置は同一として表わ
している。)に戻すまで左方に変位する、即ち第8図に
おいて一点鎖線で示す様にB端がB′位置まで距MS3
だけ変位する。この場合、St  : S3−AE :
 EBであり、従ってAEよりもEBを大きくすること
によって小さいSlで大きなS3を得ることができる。
この様にして出力変位部材30のストローク変位よりも
後輪操舵ロッド24のストローク変位を大きくする構成
を採用することにより、所定の後輪操舵ロッド24のス
トローク変位を得るに必要な出力変位部材30の変位量
を小さくすることができ、そうであれば操舵比可変手段
20の出力変位量は小さくて良いので該操舵比可変手段
20を小型化することができる、例えば図示タイプの操
舵比可変手段においてはベベルギヤ32の径を小さくで
きる等の利点が得られる。
また、上記十字レバー26は横レバー28bから成る伝
達変位増大機構を有している。即ち、上記十字レバー2
Gは、一端Cがケース70にボールジヨイントの如きも
ので変位不能にかつ回動可能に支持され、途中のE点で
縦レバー28aに連結され、他端りがスプールに結合さ
れ、かつ [百   σ5 となるように設定された横レバー28bから成る伝達変
位増大機構を有し、該機構によって操舵比可変手段20
の出力変位Slを増大してスプール52に伝達する、即
ちスプール52の変位S2はS2〉Slとなるように構
成されている。
一般に、油圧切換バルブにはバルブ部材とハウジングと
の間に相対変位があってもバルブが作動しない不感帯(
上記中立位置からバランス位置までの間)が存在し、従
って出力変位部材30がある程度変位した後後輪操舵ロ
ッド24が変位を始めるという作動遅れが生じる。しか
るに、本実施例においては上記の如き伝達変位増大機構
によってス−ブール52の変位速度は出力変位部材30
の変位をそのままスプールに伝達した場合よりも速くな
り、その分不感帯をクリアする時間が短くなり、作動遅
れを低減することができる。
また、上記第5図に示す実施例においては、出力変位部
材30に伝達変位吸収機構が設けられている。
第9図は伝達変位吸収機構の一例を備えた出力変位部材
30の断面図である。この出力変位部材3゜は伝達変位
吸収機構そのものであり、ケース7oと一体である支持
部材3Bによって軸方向に変位可能に支持された軸部材
74と筒部材76とを備え、軸部 −材74はボールジ
ヨイントを介して前記連結ロッド34に連結されると共
に軸方向に変1位可能に上記筒部材7B内に嵌合せしめ
られ、上記筒部材7Bは変位伝達手段26のA端と係合
する係合部78aを有する第1筒部分76bと該第1筒
部分76bに螺合した第2筒部分78eとロックナツト
76dとから成っている。また、筒部材7Bの内部には
大径穴部78eが形成され、軸部材74には軸方向外側
への移動を段部とリテーナとで規制されたバネ座74a
、74bと両バネ座74a、74b間に配設されたバネ
74cとが設けられ、両バネ座74a、74bは図示の
如くバネ74cによって軸方向外側に押され、軸部材7
4の段部およびリテーナに当接すると共に筒部材の大径
穴部7Beの軸方向両端の段部に当接せしめられている
従って、連結ロッド34によって軸部材74に軸方向の
変位が伝達された場合、通常は軸部材74からバネ座7
4a、74b 、バネ74c1筒部材の大径穴部76e
の段部を介して筒部材76に伝達され、この筒部材76
から係合部76aに係合された変位伝達手段2BのA端
に伝達される。しかしながら、変位伝達手段2BのA端
の動きが規制され、それによって軸部材74の変位時に
所定値に設定されたバネ74cのバネ力以上の負荷が筒
部材7Bに作用した場合には、該軸部材74の変位はこ
のバネ74cの収縮によって吸収され、筒部材7Bには
伝達されない。
本実施例における操舵装置においては、前述の様にフェ
イルセーフを図るためのセンタリングバネBOが設けら
れ、フェイル時には油圧パワーシリンダの油圧を抜きこ
のセンタリングバネ60で数百Ktの力で後輪操舵ロッ
ド24を中立位置に位置決めするように構成され、また
油圧切換バルブ22においてはスプール52は中立位置
から±IIIII11程度しか動けないように構成され
、さらにハンドルから操舵比可変手段20を介してスプ
ール52までは機械的な操舵伝達系によって連結されて
いる。従って、フェイル時には、ハンドル操舵によって
スプール52は変位せしめられるが後輪操舵ロッド24
は変位せず、よってスプール52は後輪操舵ロッド24
によってバランス位置に戻されず、その結果ハンドルの
さらなる操舵によってスプール52は±11111程度
の変位許容量を越えて変位せしめられることとなり、よ
って操舵比可変手段20、変位伝達手段26等の上記機
械的操舵伝達系もしくは油圧切換バルブ22が過負荷に
より破損する等の問題が生じる。
上記伝達変位吸収機構は、かかる問題を解決するため油
圧切換バルブ22までの操舵伝達系の途中において所定
値以上の過負荷が生じた場合に伝達すべき変位を吸収し
、それによって上記操舵伝達系もしくは油圧切換バルブ
の破損等を防止するものである。
また、上記第5図に示す実施例にお゛いては、第6図に
示す様に、後輪操舵ロッド24には軸線方向に延びる長
溝78が形成され、該長溝78にケース70に螺合した
ネジ80の先端を嵌合させ、そうすることによって後輪
操舵ロッド24の軸線方向の変位は許容すると共に軸線
回りの回転は防止するように構成されている。また、出
力変位部材30もケ、−スフ0の内面との間で平面摺動
するようにして軸線方向の変位は許容すると共に軸線回
りの回転は防止するように構成されている。
また、上記第5図に示す実施例においては、変位伝達手
段である十字レバー2BのA、B、D端は球状に形成さ
れ、それらの球状A、B、D端は出力変位部材30、後
輪操舵ロッド24およびスプール52に対してそれらに
形成された軸線方向に直角な結合点Eに向かう穴内に嵌
合させることによって軸線方向には移動不能に、結合点
Eに向かう方向には移動可能に、かつ回動可能に係合せ
しめられている。
かかる十字レバー2Bは、上記の如き係合態様の他、例
えばA、 B、 D端をC端と同様のボールジヨイント
として回動のみ可能に各部材30.24および52に係
合させ、かつ縦横レバー26a、26bを例えばテレス
コープ式として伸縮自在に構成しても良い。
また、第10図に示す様に、出力変位部材3oおよび後
輪操舵ロッド24にそれぞれ2枚の鍔82(両部材30
.24共に1枚の鍔しか図示せず)を固設し、その2枚
の鍔82間に十字レバー26の球状A、B端をそれらの
両側がそれぞれ2枚の鍔82に当接する様に係合させて
も良い。この係合態様は前記した第1図および第4図に
示すものと同じである。
さらに、第11図および第11図中の矢印X■力方向ら
見た第12図に示す様に、出力変位部材30および後輪
操舵ロッド24にそれぞれ2枚の鍔82を設け、この2
枚の鍔82間に2枚の鍔82と両側面が当接して平面摺
動する摺接片84を設け、この摺接片84に対してボー
ルジヨイント形式で球状端A、Bを係合させても良い。
また、上記第5図に示す実施例における十字レバー2B
は縦レバー2[iaと横レバー26bとを組合せて成る
分割型であったが、第10図に示す様に両レバー26a
と2Gbとを一体的に形成した一体型の十字レバーであ
っても良い。
変位伝達手段26は上記の如き十字レバーの他、第13
図に示す様に1字レバーであっても良い。この1字レバ
ー26は横レバー28bの一端Cをケース70に他端り
を油圧切換バルブのスプール52に係合させると共に、
この横レバー28bの途中に縦レバー2Baとの結合点
Eを設定し該結合点Eにおいて縦レバー26aの一端を
横レバー26bに結合し、他端Bを後輪操舵ロッド24
に係合し、間に出力変位部材30との係合部Aを設定し
て成るものである。
上記係合端もしくは係合部A、  B、 C,Dの係合
態様は第11.12図の場合と同様である。
変位伝達手段2Bをこの様に形成し、かつそれに合わせ
てスプール52と後輪操舵ロッド24との間に出力変位
部材30を位置させれば、該出力変位部材30の変位を
縦レバー26aおよび横レバー26bの双方で増大して
スプール52に伝達することができ、上記油圧切換バル
ブの不感帯による作動遅れをより有効に減少させること
ができる。また、上記した各実施例においてはいずれも
出力変位部材30に対して後輪操舵ロッド24の変位方
向を反対にすることによりスプール52をバランス位置
に戻していたが、この実施例においては出力変位部材3
0に対して後輪操舵ロッド24を同一方向に変位させて
スプール52をバランス位置に戻すことができる。
また、上記各実施例における変位伝達手段26はいずれ
もケース70に変位不能にかつ回動可能に支持された支
持点(C端)を有しているが、その様な支持点を有しな
いタイプの変位伝達手段も採用可能である。
第14図および第15図はその様なケースへの支持点を
有しない変位伝達手段26の例を示す斜視概略図である
第14図に示す変位伝達手段26は1本の縦レバーのみ
から成り、該縦レバーの一端Aを出力変位部材30に、
他端Bを後輪操舵ロッド24に係合させ、間のD点をス
プール52に係合させて成るものである。
なお、このタイプの場合には変位伝達手段であるレバー
がケースに支持されないので、該レバーが出力変位部材
30や後輪操舵ロッド24から離脱するのを防止する必
要があり、そのためには例えば第14図においてA端も
しくはB端をボールジヨイント形式で係合させれば良い
。あるいはA端およびB端をボールジヨイント形式で係
合させ、レバー自体をテレスコープ式に伸縮自在として
も良い。
第15図は同じくケース支持点を有しない変位伝達手段
の一例を示す図であり、この変位伝達手段26は第14
図のものに比べて縦レバー26aのA端とB端との間に
横レバー2Bbを固設し、この横レバー26bの一端り
にスプール52を係合させたものである。変位伝達手段
26の離脱防止に関しては上記第14図に示す例の場合
と同様であるが、本実施例の場合には、さらに出力変位
部材80もしくは後輪操舵ロッド24の変位に応じてス
プール52が正しく追従して変位するように、例えば縦
レバー28aの矢印G方向の回転を阻止する手段を設け
る等の適当な対策を施す必要がある。
本発明に係る車両の操舵装置における変位伝達手段は、
上記したレバータイプの他、さらに第18図に示す様な
ものも採用可能である。
第16因に示す変位伝達手段26は歯車を利用して成る
歯車タイプのものであり、出力変位部材30と後輪操舵
ロッド24とにラック部88.90を形成し、両ラック
部88.90間に歯車92を歯合させ、該歯車92の中
心にレバー94を挿通し、該レバー94の一端Cをケー
ス70に変位不能にかつ回動可能にボールジヨイントで
支持し、他端りを第5図の場合と同様の態様で油圧切換
バルブのスプール52に係合させて成るものである。
この例においては、金山力変位部材30が図中右方向に
変位したとすると、後輪操舵ロッド24には前述の如く
タイヤ反力等が作用して該ロッド24は不動であるので
、歯車92が時計方向に回転しながら出力変位部材30
の変位量だけ右方向に変位する。
すると、レバー94はC端を支点として傾き、D端は右
方向に変位してスプール52を中立位置からバランス位
置を越えて右方向に変位させる。このスプール52の右
方向変位によって油圧パワーシリンダ54の右油室5B
に油圧が供給され、左油室58の油圧は排出され、それ
によって後輪操舵ロッド24は図中左方へ変位せしめら
れる。そして、この後輪操舵ロッド24が左方へ変位す
ると、出力変位部材30には前述の如く操舵力による反
力等が作用して該部材30は不動であるので、歯車92
は時計方向に回転しながら左方に変位し、それによって
レバー94のD端も左方に変位し、スプール52はバラ
ンス位置に戻るまで変位せしめられる。従って、この作
動をくり返すことにより、上記レバータイプの変位伝達
手段の場合と同様にスプール52は中立位置からバラン
ス位置までのほんの僅かの変位を行なうのみで出力変位
部材30の変位に対応した後輪操舵ロッド24の変位を
得ることができる。
なお、上記した第13図〜第16図に示すいずれの変位
伝達手段2Bを用いて成る場合も、第1図に示す実施例
と同様に油圧切換バルブ22と油圧パワーシリンダ54
とは対向配置され、それらのハウジング50.68はケ
ース70自体で形成されると共にそれら22.54を連
通する油路もケース70に直接形成されるものである。
本発明に係る車両の操舵装置は、その要旨を越えない範
囲において種々の変更態様を取ることができる。
例えば、上記実施例は本発明を4輪操舵車の後輪操舵装
置に適用したものであるが、前輪とは無関係に後輪を操
舵する後輪操舵装置にもあるいは後輪とは無関係に前輪
を操舵する前輪操舵装置にも適用可能である。
また、油圧切換バルブもバルブハウジングに対してスプ
ールの如きバルブ部材が中立位置から変位することによ
って油圧を供給し、その変位方向によって油圧パワーシ
リンダへの油圧の供給を切−り換えることのできるもの
であればどの様なものでも良く、そのバルブ部材の中立
位置からの変位もストローク変位であっても回転変位で
あってもあるいはさらに他の態様の変位であっても良い
また、出力変位部材の変位は実施例ではストローク変位
であったが、油圧切換バルブの形態等によっては回転変
位等その他の変位であっても良い。
また、変位伝達手段も、要するに、上述の如く出力変位
部材と油圧切換バルブのバルブ部材と操舵ロッドとに係
合し、出力変位部材の変位によってバルブ部材を所定方
向に変位させる方向に作動せしめられると共に、該バル
ブ部材の変位により生じる操舵ロッドの変位によってバ
ルブ部材を上記と反対の方向に変位させる方向に作動せ
しめられ、もって上記出力変位部材の変位によって上記
操舵ロッドは変位させるが上記バルブ部材は殆んど変位
させないように構成されたものであればどの様なもので
も良い。
また、操舵比可変手段も、ハンドルの操舵量に対する出
力変位部材の変位量もしくは変位方向および変位量を変
更可能なものであればどの様なものでも良い。
(発明の効果) 以上説明した様に、本発明に係る車両の操舵装置は、操
舵比可変手段の出力変位部材と油圧切換バルブのバルブ
部材と操舵ロッドとに係合する変位伝達手段を備え、該
変位伝達手段は、出力変位部材の変位によってバルブ部
材を所定方向に変位させる方向に作動せしめられると共
に、該バルブ部材の変位により生じる操舵ロッドの変位
によってバルブ部材を上記と反対の方向に変位させる方
向に作動せしめられ、もって上記出力変位部材の変位に
よって上記操舵ロッドは変位させるが上記バルブ部材は
殆んど変位させない様に構成されている。
従って、本発明においては、油圧切換バルブのハウジン
グは何ら変位せず、またバルブ部材も中立位置から両方
向にバランス位置までの僅かの量しか変位しないので、
従来の様にバルブハウジングを操舵ロッドに連結する連
結部は不要であり、その分油圧切換バルブの軽量化、小
型化を図ることができ、さらに油圧切換バルブのハウジ
ングやスプールの大きな変位許容スペースを確保してお
く必要もなく、油圧切換バルブ周辺部の小型化が可能で
あり、よって操舵装置の著るしい小型化、軽量化を達成
することができる。
また、上述の様に油圧切換バルブのハウジングは不動で
あり、従って該ハウジングを操舵装置のケース自体で形
成することができると共に該ハウジングを操舵ロッドに
固着する必要もないので該油圧切換バルブを油圧パワー
シリンダに対向させて配設することができる。従って、
上記の様に油圧切換バルブと油圧パワーシリンダとを対
向させて配置し、それらのハウジングをケース自体で形
成し、かつそれらを連通させる油路もケース自体に直接
形成し、そうすることによって操舵装置の小型化および
油路形成の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両の操舵装置の一実施例の要部
を示す斜視概略図、 第2図は第1図に示す実施例の操舵比可変手段の作動原
理を示す図、 第3図は操舵比の制御パターンの一例を示す図、第4A
〜40図は第1図に示す実施例における変位伝達手段、
出力変位部材、油圧切換バルブおよび操舵ロッドの作動
を説明するための図、第5図は他の実施例の要部を詳し
く示す断面図、第6図、第7図は第5図におけるVl−
Vl線および■−■線断面図、 第8図は第5図に示す実施例の変位伝達手段の動きを示
す斜視図、 第9図は第5図に示す実施例に設けられた伝達変位吸収
機構の一例を示す断面図、 第10図は他の実施例を示す第6図と同様の断面図、 第11図は他の実施例を示す第6図と同様の断面図、 第12図は第11図に示す実施例の要部を矢印X■力方
向ら見た図、 第13図は他の実施例を示す第6図と同様の断面図、 第14図は他の実施例を示す第1図と同様の斜視概略図
、 第15図は他の実施例の要部を示す斜視概略図、第16
図は他の実施例を示す第1図と同様の斜視概略図、 第17図は従来の車両の操舵装置の一例を示す部分断面
概略図である。 20・・・操舵比可変手段 22・・・油圧切換バルブ 24・・・操舵ロッド 2G・・・変位伝達手段 30・・・操舵比可変手段の出力変位部材50・・・油
圧切換バルブのハウジング52・・・油圧切換バルブの
バルブ部材54・・・油圧パワーシリンダ 68・・・油圧パワーシリンダのハウジング70・・・
操舵装置のケース 第°図    第8図 第7図 第10図   第11図 第12図    第13図 第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 変位することによって車輪を操舵する操舵ロッドと、 該操舵ロッドを油圧力によって変位させる油圧パワーシ
    リンダと、 バルブハウジングと該バルブハウジング内に該バルブハ
    ウジングに対して変位可能に配設されたバルブ部材とを
    備え、該バルブハウジングに対するバルブ部材の中立位
    置から一方向への変位によって上記油圧パワーシリンダ
    の一方に油圧を供給すると共に他方向への変位によって
    油圧パワーシリンダの他方に油圧を供給するよう作動す
    る油圧切換バルブと、ハンドルの操舵に対応して変位す
    る出力変位部材を有し、上記ハンドルの操舵量に対する
    上記出力変位部材の変位量の比を変更可能な操舵比可変
    手段と、 上記操舵比可変手段の出力変位部材と上記油圧切換バル
    ブのバルブ部材と上記操舵ロッドとに係合し、上記出力
    変位部材の変位によって上記バルブ部材を所定方向に変
    位させる方向に作動せしめられると共に、該バルブ部材
    の変位により生じる上記操舵ロッドの変位によって上記
    バルブ部材を上記と反対の方向に変位させる方向に作動
    せしめられ、もって上記出力変位部材の変位によって上
    記操舵ロッドは変位させるが上記バルブ部材は殆んど変
    位させない様に構成された変位伝達手段とを備え、 上記油圧切換バルブと油圧パワーシリンダとは対向する
    位置に配設され、該油圧切換バルブと油圧パワーシリン
    ダのハウジングはそれぞれ操舵装置のケースによって形
    成され、かつ該油圧切換バルブと油圧パワーシリンダと
    を連通する油路は上記操舵装置のケースに形成されてい
    ることを特徴とする車両の操舵装置。
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